人狼議事


20 Junky in the Paradise

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視点:


[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[快楽は貪る間だけの代物で余韻は直ぐに渇望へと代わる。
癒えぬ渇きに潤いを欲する咽喉を小さく鳴らす。
遠く聴こえるのは誘う堕天使と堕ちていく女王様の声]

 嗚呼―――…


【人】 女中 ノーリーン

 貴女……は……
 悪魔……?

[肌蹴た黒衣に黒髪の女は、天使の存在とも相まって、色欲に溺れる悪魔の姿と見えた。
 体の奥の疼きに震える女の唇は、女に容易く奪われる]

 嗚呼 私、堕ちてしまったのですね……

(6) 2010/07/08(Thu) 00時半頃

【人】 女中 ノーリーン

[男が腰を引く動きに内奥の痛みは薄れるも、入口に残る感覚がその先を誘う]

 ええ、大丈夫ですよ天使様――

[にい、と、唇の端を持ち上げ浮かべる歪な笑み]

 だから、貴方も堕ちて

[ずぷん、と、腰を一気に落とし男を呑み込む。
 ぶつんと膜が弾け大腿を朱が伝うが、女は痛みを忘れて蕩けた笑みを浮かべる]

 ああっ――気持ちいい、ですわ――

[仰け反る動きは男への刺激となるか]

(7) 2010/07/08(Thu) 00時半頃

【人】 女中 ノーリーン

 嗚呼 天使様と一緒――だなんて――

 お 堕ち 堕ちる……っ

[男のものを深く呑み込んだ腰は止まらない]

 あああっ

[跳ねたものが最奥の敏感な場所を擦る。
 その感覚を求めるように、女の身体は激しく上下した。
 汗に髪を貼り付かせ、乱れた姿にもはや気品の欠片もない]

 あっ う 悪魔が私を歓迎している……!

[歯を口中を顎を舐められて、女の舌は生気を吸い取る淫魔のよう。
 求めるように出した己の舌は空を切り、獣のように舌を垂らしたまま意識は頂点へ駆け昇っていく]

(12) 2010/07/08(Thu) 00時半頃

 ふふっ  アナタとアタシ
 天使と悪魔ですって

[スティーブンと自分を呼ばわる女王のつけた名称。
気に入ったのか笑み混じりに囁く声は項へと零れおちた]


[くたりと首が前に凭れる。耳元に囁かれる声]

 あ、
  … は。

 悪魔……の、ゆ、誘惑には、
 し 神父も、天使も、か、敵わ ない、もん、ね……

[荒い吐息混じりに、マーゴを見て笑う。]


 堕ちて、悪魔と、一緒に、
 いら れるなら
 幸せ、だし

 い、いいん、じゃ、ない か な


[言いながら、は…と、息を吐いて少し皮肉に笑う]


 ぼ 僕にと 、
 … とって… は……、…



[はあ。と、吐く息に紛れて、
 男が紡ぐ言葉は、最後まではっきりとは伝わらない。]


【人】 女中 ノーリーン

 あっ あ

[絞り上げるような激しい上下動に、男の作り出す律動が混じり、いつしか溶け消えた。
 揉みしだかれる胸からも、別種の快感が混じる]

 はっ あ あん

[だらしなく突き出した舌の上には、いつしかカラフルな粒が乗っていた。
 悪魔の暗示が、錠剤を上等の砂糖菓子に変えていく。
 それに染みるシロップは媚薬]

(19) 2010/07/08(Thu) 01時頃

【人】 女中 ノーリーン

 私は――女王――
 そうよ、堕ちても私は女王

[ごくりと喉に落とすと、快感の電撃が全身を駆け抜けていった。
 女は天を仰ぎ]

 ああああああっ
 堕ちる――っ

[天井が遠くなり、自身が地へと落下していく錯覚に囚われる。
 身体の中には、堕天使の精がどくどくと注ぎ込まれ。
 女がくずおれれば、それは隙間からどろりと流れて、床を白く染めた]

(20) 2010/07/08(Thu) 01時頃

 アナタは―――…

[珍しく言いよどむのは酩酊のせいか躊躇いのせいか。
向けられる笑みの気配は感じれど視界を流しはしない]

 堕ちてこなくてもイイのよ

[聴こえない言葉を聞き返す代わりに小さく囁いて、
冥い眼差しは定まらず辺りを彷徨う]

 天使と悪魔が喧嘩ばかりしてるのは
 きっとヒトがいるからね


【人】 女中 ノーリーン

[女の秘所から放出を終えたものが抜け落ちる。
 ぜいぜいと荒い息を吐きながら、男に倒れかかった形の体を両腕で支える]

 ――っふ。もちろ ん ですわ

[こちらもふらりと立ち上がる。
 臓腑と脳髄の熱さを感じながら――]

 我慢するより、こうする方がキモチイイのよっ

[立ち上がり掛ける白衣の男の腹部を突然蹴り付ける。
 抵抗されねば蹴倒す勢いの一撃]

 あっひゃはははははははっ!

[悪魔に与えられた薬が効いてきたか、女は体を仰け反らせ狂笑を上げた。
 腿には白濁と血が伝い、足元はまだおぼつかぬまま]

(26) 2010/07/08(Thu) 01時半頃

[マーゴと対するときと違い外されなかった眼を覆う硝子
 来なくていいは、来るなと言われているようで]


 …… ど、ど…どうして?
 ぼ、僕は……、……

[向ける眼差しと表情には、必要とされていないらしく感じた故の落胆と怯えが入り混じる。

 珍しく置かれた間から、男が得られたは不安だけ。
 ──その僅かな間に、本来何が含まれていたとしても。]


[──不安を孕む話題を続けるには、その男は臆病に過ぎて]


 そ…それは、

 ひ…ヒト、を
 獲り…あ、あう、か、から?

[変ったように感じる、天使と悪魔の話題の方に、
 話の興味の流れをすすめて、きょろきょろとあたりを見回した。]


【人】 女中 ノーリーン

 あっははは
 頭が高イのよ 身の程ヲ知りなサイ?

[無様にも尻餅をついた男に向かって、先程天使様と呼び諂っていたのも忘れたかの如く高慢な笑み。
 悪魔の暗示が効いたか、呂律の回らぬ声で言い放つ]

 コレで私が屈するト思ったナら大間違イですわ。
 次に跪くのは貴方の方ヨ?

[仰け反る男にぐぐっと顔を近付け、耳元で囁く。
 其処で興味を失ったか、高笑いを響かせ辺りを彷徨い出した]

(31) 2010/07/08(Thu) 02時頃

 …莫迦ね

[スティーブンの言葉に対してなのか、
続く言葉の解釈に対してなのか、
或いは女王様に蹴られる様に対してなのか、
食堂を出る前に囁いた短い一言]

[ Down ]
 [ Up ]
[ Down ]

[噛まずに飲み込んだ錠剤が徐々に溶けはじめる。
混濁する意識は形を定め切らず、
肩越しにスティーブンを顧みても焦点はあわない。
ただ蕩けそうな微笑みを浮かべて]

 アタシがホシイんでしょう?
 壊シテ見せて


 ヒトも世界も価値観も
 アタシもアナタも

 一緒に堕ちるくらいなら

                  天国へ連れてイッて

[ノーリーンから逃げ惑うスティーブンを助けもせず、
言い残せば大広間へとよろめく背は消えた]


【人】 女中 ノーリーン

[自分の蹴りで男が戻している事など知りもせず、次に女が足を止めたのは鮮やかな紅の前]

 まア 何かシら?
 まるでルビーの原石みタイ……

[紅色の断面をまじまじと見詰め、うっとりと微笑む。
 それがかつて己の主だったものだとは気付かない]

 ネエ 見て頂戴? とってモ綺麗ダわ……

[散らばる部品を気分の赴くまま手にとり眺めながら。
 傍らで恋人同士の会話に耽る少女に声を掛けた]

(36) 2010/07/08(Thu) 02時半頃

女中 ノーリーンは、双生児 ホリーが尚も会話に夢中なら、その場に座り込んだまま幻影に浸る**

2010/07/08(Thu) 02時半頃


女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 02時半頃


[みっともなく戻し俯いた顔の中、
 上目遣いの眼差しはゆるく背に靡く黒髪と声を追い
 向けられる笑みを見詰め]


 う、ぁ
  ん…ぐ

[口許を拭いながら残される言葉に
 眼には冥い光が灯る]



 さ、さ、サイ…サイモン。

 ねえ、

 マーゴ…
 …マーゴは、

 す、素敵、
 …素敵 だ だよね?

["サイモン"と、認識して話しかける相手の容貌が、
 たとえ彼とはかけ離れていたとしても、
 今話している相手が、どのような反応をしたとしても、
 スティーブンの中では、話しかけている相手が"サイモン"で]

 ぼ、僕…僕ね、





 か…彼女が、ほ、…欲しいんだ。

[従兄妹に断る話でもなかろうが、
 告白のように、そう、一方的に話しかける]

 そ、それで


[世間話とサイモンに語りかける言葉の文脈は繋がるようで繋がらない]

 壊れ、壊れて…こわ、壊れて……
 こわれ、壊れ てて。

 さ、サイモン…サイモンが、
 い、いると、
 マーゴが……そ、そこに、

 か、──かえ、帰っちゃう。

[友人に手向ける言葉に滲むは、一方的な不安から来る*恐怖*。]


 このヒトはサイモン?

[悪魔の囁きが従兄に齎したものは如何程か。
ポケットに潜ませていた"キャンディー"の殆どは彼の手に。
阿婆擦れが従兄へ差し出した無償の想いの重さ。

オーバードーズで血を吐いても不思議はないだろう量。
けれど渡した彼が本当に従兄であったのかすら定かではない。
転がる身がひとつでない事は恐らく確かなのだろうけれど]

 素敵―――…

[当のスティーブンの擁く不安や恐怖とは掛け離れて、
幸福感に微笑みさえ湛えて見詰める壊されたヒト。
スティーブンの奥に倒れるヒトを前に冥い瞳は揺れる]

 壊れてイクのもキレイ
 もっと―――…
                    もっと 見たい


[持ち合わせる破壊衝動は精神の高揚にも失せず、
酩酊は其れすらも幸福へと転換して容認してしまう。

従兄かも知れぬ者が壊れたと認識すれば死と繋がるも、
哀しむ想いは微塵も浮かばず嬉しそうですらある]

 スティーブン

[幸福感に彩られた呼ばわりは夢見心地で親しみすら滲む。
不安と恐怖の最中らしきスティーブンへ向ける微笑み]

 もっと―――…シテ…

[強請りは褥で囁く睦言に似た響きと熱を孕むも、
求めるコウイ自体は掛け離れて酷く血生臭い]

 其れともアタシに―――*シテホシイ*?



 そ……


 そう。

 さ──、サイモン、だよ。

[たとえ、問いに答える間が空いても、
 それを友人と信じる男は、
 己が思い込みのままに、肯定を返す。]


[悪魔と呼ばれて笑う彼女から、
 友人に渡される甘い砂糖の結晶。
 もしも、蹴散らそうとするなら、
 出来たかもしれないけれど]

 ……

[羨ましげに口を引き結び渡された飴を見遣りはしても、
 想いを託されたモノをサイモンから奪い取りはしない。]


[友人へのせめての義理立てなのか
 歓ぶ彼女の邪魔をしたくないだけなのか
 いつもの臆病風なのか、
 奪うことへの恐怖心からなのか
 それら全てなのか。

 蓋をされた感情の箱は、開けられないまま。
 ただ、マーゴからサイモンへと渡されたものは
 男の意思で荒らされることはない。]


[名を呼ばれて悪魔と称された娘を硝子越しに見遣る。
 天使と呼ばれても首を曲げるぎこちない動きは人形の様]

『もっと』…

[眼に見えない不安と入り混じる恐怖は、
 ──けれど、目に見える微笑に融かされる。]

 も、っと。

[途方に暮れたようだった表情は、
 ぎこちない愛想笑いに成り代わり、
 親しげな呼ばわりは──自然と頬を緩ます]

 ま、…マーゴが、望むな、なら。
 い、いくら、で、でも。

[手に力が篭れば、握る缶に残ったあぶくが
 だらだらと指の間を堕ちていく。]



 だ、…誰が、い、いい?
 誰が、み…みたい?

 女王さ、さまでも、
 異人さん、で、でも、
 女の子、でも、
 薬屋でも。神父さまで、でも。

 だ…誰でも、

[──壊せるよ。と、横に口を引っ張る歪な笑い。]


[そうして、逆の問いかけに、首を傾いで]

 ……だ…

[酩酊した目で黒髪の向こう側を
 見回す広間。]

 だ、誰が……

 ……だれが、


  気に入っ……、た?

["お気に入り"を尋ねる声。広間に蠢くものは、
 どれも──特別に為りかねない"自分以外"の恐怖。]


 アナタなら誰がキレイだと想う?

[主観的な自分の目に写る世界のままを愉しげに囁く。
スティーブンの笑みに歪む口許。
其れすらも今はとても幸福そうにすら見える]

 誰…?

[快楽ばかりを貪るから肉体や持ち主に対する執着は薄い。
頤に指を添え考える間は、
たのしい遊びのプランを練る子供のよう]

 そうね…

 女王様に噛み付いたイヌと遊んでみたいな
 今はサイラスに飼い慣らされてるけど

[割り込む程の興味もないのか言い残して、
向かった先は結局ヴェラの元ではなくヤニクの所。
其れすら喉の渇きからデカンタを求めて]


【人】 女中 ノーリーン

[部屋の空気にいつしか気化した薬液が混じる。
 それはパーティの参加者らの纏う香水のよう。
 "堕ちた"女王の許に集い踊るのは、堕落したかつての高貴なるものたち]

 ああ―― 素敵
 もっとイヤラシク踊って見せて? 今の私に相応しく――

[と、傍らから少女のような声が聞こえて]

 サイモンが? 万華鏡?
 うふふ、きっと派手に着飾っているのね。
 蝶の翅のようにひらひらと……

[つかまえた、と笑う少女に、女王は艶然と笑みを浮かべる]

 良かったわね? 逃がさないようにピンで止めるのよ。
 ひらひら出て行かないように捕まえるの……。

[手にしたルビーを床に並べる。
 ヒトの形には程遠くなっていくそれをうっとりと眺めた]

(64) 2010/07/08(Thu) 23時頃

【人】 女中 ノーリーン

[近いようにも遠いようにも感じられる場所で、ガンガンと鳴り響く音]

 あ っあ 穴を掘っているの?
 皆で地の底へ堕ちる道を?

[振り返れば音を立てているのは白衣の男とわかる]

 あっは 可哀想な堕天使さん
 自分が堕ちる穴を掘るなんて

 ああ でももう少し静かにして――
 頭 が 割れそう――

[鋭敏になった聴覚と意識が混濁した脳に、その音は刺激が強過ぎた。ふらふらとその場を離れる]

 これが罰? 堕落の罰?
 鎖が絡んでイタイイタイイタイ……

[神経に響く痛みを消したくて、目に付く場所に落ちていたものを口に放り込む。
 何を飲んだのか定かでないが、とにかく気分は紛れて、そのうち音も収まった]

(67) 2010/07/08(Thu) 23時半頃

女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 23時半頃


 サイ…ラスとか、
  へ、へクターとか……
 ほ、ホリーと、とか……

[お気に入りを尋ね危惧するように名を挙げるは
 マーゴが身体を与えた相手の名。
 けれど、彼女が持ち主に興味が無さそうであれば、
 軽く、ほっとしたように息を吐いた。]

 そ…そうだね。

 あ……、遊び相手な、なら。
 い、いいんじゃないかな。

[女王を押し倒したイヌを彼女が望むなら、
 去り際に同意するようにうん、と、頷く。
 気概のない男には、無邪気な子どもを窘めるも叱るもできず、
 ──嫌われることを恐れて、ただただ甘やかすだけ。]


 い、イヌと、な…仲良くしてる、
 薬屋、さ、さんの方で、でも。
 ぼ、僕は、い、…いいけど

[サイラスの事を口にするのは、デザート。の誘いかけに本能的な危機感でも感じているせいなのか。消極的な提案。]


 何、して──…遊ぶ、のが、いい?

[ヤニクに尋ねたのと──似た問いを、小声で尋ねる。]


【人】 女中 ノーリーン

 あはは 良かった、鎖はもう消えてしまったみたい。

[頭痛の原因が収まったのを、戒めが解けたと錯覚する]

 それにしても、重たい服。
 これじゃ万華鏡になって飛べないわ。

[女中服をもぞもぞと脱ぎ捨て、下着の上にシュミーズ1枚の姿となる。
 赤と白に汚れたショーツが、身動きの度ちらちらと覗いた]

 ふふっ さあさあ、もっと踊りましょう。
 あちらで楽しんでいるお嬢さんを見習って。

[視線の先には、サイモンと踊るホリーの姿]

 まあ――あのお相手の方もルビーがお好きなのね。
 私もルビーを探そうかしら。それとも紅のガーネット?

[幻の賓客たちをかわすようにフラフラとステップを踏んで、女王は彷徨う]

(76) 2010/07/09(Fri) 00時頃

 サイラス?

[同意を示したスティーブンから遠慮がちにされる提案。
不思議そうにスティーブンを見詰めるもあったろう]

 サイラスでもいいわよ
 でも…
 折角アナタを気に入って呉れてるみたいなのにイイの?

[スティーブンの本能的な危機感とは真逆の発想から、
逆に彼へ問うも相手を限定する程の執着はなく反対もせず]

 白の反対は赤らしいし
 赤く染めるのもきっとキレイ

 人肌は温かいけど
 内側はもっと温かいかな

[問い掛けに囁く声は内容と裏腹にうっとりと、
冥い瞳はスティーブンを捉えずに其の光景を想ういろ]


 デ、デザートには、アシがついてて
 食べごろを、は、はずすと、
 に 逃げるのは、あ あっという間だ だし

 た、食べられないままの方が、
 味を想像して楽しむ余地が、
 あ、あるってことも、な、ないかな。

[ぐじぐじと食べる機会と味について連想したような繰言。
 食べたがりが機会を逃して、食事と遊びの時間が逆転するなら食べられなくても構わない、との答え。]

 あ…赤、赤がイイ?

 あった、温か、温かい。
 う、内側に、触れるには、な、何がいるかな。

[うっとりとするマーゴを見上げて、
 男は、彼女の"遊び"についての必要を考える。] 


 遊ぶなら…

[ up ]
 [ up ]
[ up ]

 キモチイイコト
 タノシイコト

[高揚感と幸福感が溢れて、
囁く声は踊りだしそう]


【人】 女中 ノーリーン

 あら、美味しそうなお菓子ね。
 何処で見付けたのかしら?

[ホリーが手にした飴は極上の砂糖菓子と見え、興味を惹かれたか屈みこんで問い掛ける。
 と、その時響いた大声にさっと振り向いて]

 何事です?
 パーティで揉め事を起こす事は許しませんよ。

[虚空を掴む男に向かって問い掛けた]

(82) 2010/07/09(Fri) 01時頃

 若しかしてサイラスに食べられるのがコワイの?

[言い募る様子に余程に食べられたくないのかとも考え、
至る結論の声はけれど酩酊中だから嘲りは含まない]

 デザートになりたくないなら
 彼をデザートにしてしまえばイイじゃない
 遊びも食事も一緒に出来てお特だし

 其れにサイラスなら―――おいしいわ

[断定するのは自らが味わった彼を想い出すからで、
必要な物を問われると想い巡らせる]

 デザートを食べるのに必要なのはナイフとフォーク?
 スプーンもあれば完璧ね


【人】 女中 ノーリーン

[男はこっちの言葉には気付かぬ様子で、床に転がるルビーを拾いに行った。
 多幸感による笑いは下品に聞こえ、女王は顔を顰める]

 まあ、良いでしょう。
 今日は宴ですもの、それくらい寛大に許さなくては。

[しばらく何とはなしに男を見詰めていたが、彼が取り出したカラフルな立方体に目を丸くする]

 まあ――美しい。
 そんなたくさんの宝石、何処で手に入れたのかしら?

[幻の中できらきら輝くそれを手に入れたくて、彼に近付いて*いった*]

(91) 2010/07/09(Fri) 01時半頃

[駒を口に含めばアルコォルが口内から匂う。]


 …… こ…、怖く…は、な、ないけど

[もとより男同士を楽しんだ経験も趣向も無く、
 へクターに抱きすくめられるも嫌う痛みに通じる記憶。
 やわらかい方がいい、と、ぼそぼそと呟く否定。
返す答えには、誰にでも見透かせる強がりが滲む。]


 お、おい…しい?

[断定と示唆に、飴玉を舐めるように、
 ルークの駒を口の中で転がし、顔を上げて]


 た 食べられたらなくなっちゃうから、
 … 食べる方がいい、な。


 さっき、う、動いて、
 お、お腹も空いてきたし

 な ナイフに
 フォークに
 スプーンな、なら、

 ──キッチンに、なら、並んでるね

[腹がすいているのは事実なのか、空腹を宥めるように、口の中でルークの駒を転がしながら、地面に手をついて身体を起こした。]


 ふふっ
 怖くないなら食べて見せて?

[強がりの気配を感じてか愉しげに囁いて挑発するも、
趣向が違えば其れは難しいかと考えもする]

 そうよ
 とてもオイシイの

[囁きの終わる頃にはヤニクの口唇に吸いついたから、
行動を踏まえると誰を指しているのかすら判然としない]


 お腹がすいているなら丁度いいじゃない

[空腹の意味はどちらなのかも既に判然としないけれど、
シルバーの在り処を聴けばもう彼はデザートに想える]

 フォークで突いたらにじむの
 ナイフで裂いたらあふれるの
 スプーンで掬えばふるえるの

 アァ―――…きっと 素敵ね


 そ、そう、そうだね。

[キッチンにむけて歩きながら、
 こくりこくりと船を漕ぐように頷く。]

 食卓に上げるのは、い、イヌがいいかな、
 デザート、が、いい かかかな……

 裂いて咲いて
 突いて点いて
 掬って剥いて──

 お腹が、へ、へる……ね。

[かち。かちり。と口の中のルークを噛む。]


[ up ]
 [ up ]
[ up ]

[快楽と云うご馳走を前に多幸感は強まり、
既に判断力の欠片すら乏しい思考は明晰を極める錯覚。

ヤニクを蹴るを見ても罪悪感を擁かないのは元よりの性質。
けれど更に感じるものがあり冥い瞳の淵で睫毛が震える]

 ふふっ
 アナタが望むなら―――ヤニクでもいいのよ

[スティーブンの行動に嫉妬の気配を垣間見た心地なれど、
嫌悪と云う負の感情も今は沸かず彼の背に囁く]


[ 裂いて咲いて ]
[ 突いて点いて ]
[ 掬って剥いて──]

 嗚呼―――…

[スティーブンの囁く言の葉がふわふわと脳内で踊り、
この上なく上等なご馳走の気配に吐息が零れる]

 お腹が減ってるのはスティーブンじゃない
 アタシに訊かなくてもスキなヒトを食べてイイのに

 聴いてたらアタシまでお腹がすいてきちゃう


 オイシイのはサイラス
 オイシソウなのは犬
 今から味わうのはヤニク

 スキなヒトを食べるとイイわ
 アタシもスキに食べるから

[食べるの意は違えど阿婆擦れは気のむく侭に快楽を貪り、
執着せずも気紛れに誰かのあかを欲するかも知れず]

 …そう云えばホリーは怒ってるのかな
 叱られるのはイヤだわ

[ふと思い出した様に食べ損ねた、
少女の様な外見の持ち主の名を零した]


[ふらふらとした足取り、背中に掛けられる声に振り向いて
 ちらり蹴った事をとがめられはしないかと伺う貌を見せるも
 笑み色だけを認識すれば安堵の息を吐き]


 だ… 誰でもいい、よ。

[最初に彼女以外なら、と言ったとおりにか他に強い執着は見せない。]

 だって
 
 どうせ


 ひ、ひとり、ふたりじゃ、



 た、─── 足りないでしょ?

[サイモンでも足りず、もうひとりでも足りず、
 はじまったばかりの夜は、まだ長い。]


[ up ]
 [ up ]
[ up ]

 そう そうだわ

 ―――…足りない…

 全然、足りない

[サイモンが死んだ。
恐らくもうひとり死んだ。
あかは足りない]

 キレイなあかが見たいの

                 もっと―――…シテ…


 誰でもイイならアタシはサイラスを狙ってみようかな
 気が変わったら教えたげるからスティーブンも教えてね

[同じでなくとも構わず気が変わればまた伝えようと。
自らの次の思考と行動すら酩酊中では決まらないのだから]


[ up ]
 [ up ]
[ up ]

[死んだ?壊れた?そう認識をしている。
けれど見たのが誰かも明確に認識は出来なかったのに、
其処に本当に何かがあったのかなど判る筈もない。

其れでも破壊衝動はそう認識が出来るだけのものを求める。
負の感情など沸いてこない多幸感に蕩揺たいながら、
だからこそ余計に無邪気にホウカイとハカイの先を望む]

 サイモンはきっと還れたわ

[スティーブンが食堂へと向かい気配が遠退くと、
ヤニクにでもなく口の中で囁く声に滲んだのは安堵。
吐息は艶めき目の前のヤニクに*没頭していく*]


 デザートもいいけど……

 ワインで風味づけした炙り肉も、美味しいかな。


『もっと』

[去り際に聞いた囁きを想うように
 唇のみでそう呟いて

 ホリーは…、今は、怒っては、ない、
 み、みたいだったけど──

 私を食べて、って、
 き…、きこえたよ。

[それは、自分を指してではなくて、
 彼女の目に映る言葉を発しただけだけれど
 大広間に戻ってくれば、
 聞こえた事を聞こえたままに言う。]




 サイラス、か
 … ヤニク……か、な。

[教えてといわれた名前は
 ヤニクとマーゴの傍を通り抜けた際に、
 独り言の様に零される。]





 ……。今は、ヤニクの気分、かも、ね

[陰鬱さを奥に漂わせた黒い眼が、
 異国の青年に耽るマーゴを*見やった*]


[快楽を貪る最中にスティーブンの声は酷く遠く、
現実感を伴わぬまでも微かに聴こえた]

 『未だ、駄目』

[今ご馳走を奪われる事を拒んだ故の言葉は、
ヤニクだけでなくスティーブンにも無意識に向いていた。

奥深く陰鬱さを漂わせる視線に気付く事はなく、
同時に食べ終わったご馳走を如何されようと構う筈もない]


[―――私を食べて]

[ up ]
 [ up ]
[ up ]

[誰が?ホリーが。
誰の声?誰か]

 アァ…

[酒と血と体液と自らからは未だ微かに香水と様々な匂い。
空駆ける心地に裂く感触に繋がる裡に背筋が震える程の快楽。

聴こえる周囲の喧騒も声も遠く近く脳を直接攪拌する様。
貪り終えれば望み通り?食べにいこうと思い立つかも知れず]


 ―――嗚呼…

[酒と唾液と血に塗れあかく濡れた口唇から、
快楽に溺れず貪り蕩揺う吐息が*零れた*]


【人】 女中 ノーリーン

[カラフルな輝きに向ける、炯々と光る眼。
 受け取って当然という顔でそれに手を伸ばしたその時、怒声が響く]

 隠、し―― げふっ!

[男の拳が、筋力の限界を超えた速度で腹部に突き刺さった]

 う、げぇっ!!

[無様にも吐瀉物を撒き散らしながら、床に叩きつけられる]

 ひ、い

[恐怖に引き攣った顔で床をずるずると後退していると、指先が何かに触れた。
 硝子の感触があるそれを、咄嗟に振り上げ、男に向かって叩き付ける。
 手から離れて飛んで行ったそれは派手な音を立てて落ちたが、狙い通りの場所に当たったかどうかは定かではない。
 今は男から逃れる事が先決とばかり、シンシンと痛む脇腹を押えながら、よろめく足取りで駆け出した]

(123) 2010/07/09(Fri) 22時半頃

【人】 女中 ノーリーン

 く――う、裏切ったのですね、騎士。

[男の正体を、その刺青から認識する]

 か、隠した、ですって?
 泥棒が奪いに来るから仕方がないのに――
 そう、そうだわ あいつもきっと薄汚れた泥棒なのよ

[足が縺れ床に倒れる。
 シンシンとした痛みは体の奥深くから響いて来る]

 い ぎ いい――
 あの泥棒……死刑よ、死刑
 ああ何刑がいいかしら

[脂汗を浮かべて呻きながら、表情に浮かぶは残忍な笑み]

(124) 2010/07/09(Fri) 22時半頃

女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2010/07/09(Fri) 22時半頃


【人】 女中 ノーリーン

[ふらふらと彷徨う女の目に映る二人の男女。
 絡み合う様子には気付いていないのか、虚ろな目で見詰め]

 殺して、あいつをコロシテ!
 早く捕まエテ頂戴!

[情事に耽る二人から反応が返らずとも、元々目に入ってはいない様子で叫びながら通り過ぎる]

(128) 2010/07/09(Fri) 23時半頃

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注目:ノーリーン 解除する

処刑者 (3人)

ノーリーン
18回 (3d) 注目

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客席
背景

一括

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