人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

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視点:




[其の狼は、咆哮する―――…]



[ ――その身は一匹の『狼』 ]


[その両足は疾風になる四肢。
 草原を駆け抜け、鹿を追い詰める風の様に。

 その両腕は鋭利に光る犬歯。
 鹿を屠り、害敵の肉を噛み切る牙の様に]

[それが『狼』の戦い方。
 騎士達全てが一匹の『狼』として獲物を引き裂く、赤騎士団の猛威]


[……僕は『騎士』には成れない。
 何故なら、僕は『狼』だから。

 だから微かに心の底で感じる。
 『狼』の不思議な縁、或いは運命かも知れない。
 でも、まだ今は僕の心は覚悟を決めていない。
 決めれていない。

 『狼』が咆える時は、それでも直ぐ其処まで来ているのに**]


[風がどんな想いを運ぼうとも、
狼の名を背負い、剣を交えれば、
どくりと高鳴る心臓は抑えられない。

血が身体全体に行き渡り、
瞳の奥が熱くなるのを感じた。]


…―――ッ!

[振り翳す剣は、狼の牙。]


【人】 飾り職 ミッシェル

[受け取ったスープに口を付ける。彼のスープの量は全くと言っていいほど減ってはいなかった。幼馴染に「肉をつけろ」と言われたがその言葉の先の真意はわからなかった。疑問視をした表情を彼に向けてはいたものの、すぐに別の話題へもっていかれる。>>0:286

その話題は『領主公女』]

 …公女様が?
 珍しいね。こんな時期に来るなんて。

[公女が砦内を出歩いているのは屡耳にはしていたが、緊張感が高まった時期に砦にいるということはそれなりに意味があるのだろう。]

(8) 2011/06/29(Wed) 17時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[公女の話が出るといつも彼は楽しそうに話す>>0:293。その度にむっとしている自分がいた。その感情は嫉妬に近いのかもしれないが、制御することが出来ない。]

 はい。あーん。

[彼から受け取ったスープを掬い、食べろと言わんばかりに口元へと持っていった。周囲から見ればなにをしているのだろうと思われる行動だが、これ以上彼の口から彼女の話は聞きたくなかった。
彼が食べれば再び掬い、今度は自らの口へ。食べなければそのスープを自分で食べただろう。]

(9) 2011/06/29(Wed) 17時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[何かを考えるように僅かに険しい表情をしたかと思えば彼のスープを半分程、手に付けた後すっと皿を彼に戻した。]

 返すよ。ヤニクだってお腹空いてるんでしょ?
 全部食べちゃうのはなんか悪いから。
 
[賭けは賭けでも全て食べてしまうのは気が引けた。食堂に来たのも彼に促されたからだ。それでも半分は食べた。具もそれなりに残してるつもりだ。]

 さて、そろそろ行こうかな。

[自らのお昼を食べると彼を待たずに席を立つ。機嫌が悪いのを察しされないように振舞ってはいたものの、女は態度に出やすい性格だった。ましてや相手は幼馴染。恐らく全て見透かされている。]

 じゃあまた後でね。今度は手加減しないでね。

[無理矢理笑って見せた。彼の返事を訊く前に女は逃げるように躯を翻して食堂を後にした。]

(10) 2011/06/29(Wed) 17時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 廊下 ―

 私、馬鹿みたい…
 ごめんね。ヤニク。

[歩きながら呟いた。いつもは我慢していたのだが、何故か我慢出来なかった。戦が来るのに公女のことを楽しそうに話す彼。ここで謝った所で彼には聴こえるわけないが呟かずにはいられなかった。

   自己嫌悪。

女は何もない天井を一度見上げるとふらふらと廊下を歩いた。**]

(11) 2011/06/29(Wed) 17時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/06/29(Wed) 17時頃


 ……公女さまにお目通りしたのは初めてですけど、
 お美しい方でしたねぇ。
 ご公務にも真面目でいらっしゃるし、
 ヤニクさんが尊敬するのも分かる気がします。

[のほほんと胸中に述べた。
 こうして遠くから声が聞こえるのを知ったのは、
 いつの事だったか。

 面と向かって会った時と違って、
 こちらの姿が見えない分気が楽だ、と彼は言うので、
 成程そういうものかと思い、今では便利に使っていた]



[鳴り響く咆哮に呼応する様に、其の雌の狼があげた咆哮は
 
                何処か悲しみに満ちたような咆哮で。]
 



[其の狼は、何処にその悲しみに満ちた牙を向けて良いのかわからずに。
ただ、悲しみの声をあげる。**]
    


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/06/29(Wed) 20時頃



[  其の狼の、全てを受け止めるため。]
 



俺たちに許されたのは、鳴くことだけだろ。
 


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/06/29(Wed) 22時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 剣術訓練所 ―

[頭を冷やす為にやって来た場所。
ここは藁の人形などが所狭しと置いてあり、人に見立てて切ることが出来た。]

 ……………っ!!

[女は全ての不安をぬぐい去るかのように切り捨てた。
その姿は一心不乱という言葉が相応しい姿だろう。]

(51) 2011/06/29(Wed) 23時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/06/29(Wed) 23時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[戦に使う剣を片手に女はステップを踏みながら切っていく。
それは彼女独特の剣術。「舞っている」と言った方が言葉はしっくりと来る。]

 ……はぁはぁ。
 これではまだダメ。こんなんじゃ…私はまだお荷物。

[一向に上達しない剣術に弓術。女である以上、力の差はあるにせよ技術の面では負けたくはなかった。
特にイアン・レッドフィールドには。
次第に苛立ちは募っていくばかりだった。]

(54) 2011/06/29(Wed) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[静かな場所から突然名前を呼ばれて躯が硬直した。>>55]

 はっ…はい!

[剣を降ろし振り返ると、ヴェスパタインの姿があった。
女は反射的に左手を挙げ、敬礼の姿を見せた。]

 何かご用でしょうか?

(56) 2011/06/29(Wed) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 は…
 私には何を仰っているのか…

[心情を見透かされた。
目の前の男の質問は図星だった。隠すように答えてみたが動揺は隠し切れていない。
持っていた剣に力を込めると視線を僅かに外した。]

(60) 2011/06/30(Thu) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[男の視線は鋭く、その場から一歩も動けなかった。]

 私の敵…

[一瞬目を伏せて考えた。数秒の沈黙の後、女は答える。]

 私の敵は…これから起こるであろう戦の敵兵。
 いいえ。男…敵兵だろうと味方だろうと男には負けたくないんです。
 私は…戦でお荷物になりたくないんです。

[女は半ば強引に騎士団に入団した。
だがペラジーのように看護も出来ない。イアンのように剣術も上手くない、かと言ってヤニクのように弓術も実力のない自分が許せなかった。女は苦痛に顔を歪めた。]

(65) 2011/06/30(Thu) 00時頃

[食器を片付けていると、聞こえてきた声。]

 へぇ、お姫様に会ったのか。
 お元気そうだったか?

[先程直接会った時とは違って、嬉しそうなどこか羨ましそうな声で話し掛ける。

初めてこの声が聞こえた時、しかも相手がムパムピスだと知った時は驚いたが、姿――主に服装を見なくて会話出来るのは、逃げ出しそうになる衝動がない分、気が楽だった。
彼自身を嫌っているわけではない為、話しやすくたまにこうやって話すのは楽しいとも思っていた。]


 うーん……元気そう、とは言えない雰囲気でした。
 ここのような、前線近くの環境には、
 慣れてらっしゃらないと思いますし……
 ご公務も重なって、お疲れなのかも知れないですね。

[羨ましげなヤニクの声に、自分が見聞きしたことを伝える。
 赤騎士団長の後継について心配されていた事や、
 戦争が近いことに心を痛めていた様子など]

 ヤニクさんは、まだ公女さまにはお会いしていませんか。
 砦の中を視察していらしたようですから、
 いずれお会いする事もあるかと思いますよ。

[彼女が言っていた(ような気がした)
 会いたい、という言葉のことは、
 自分でもどう受け止めたらいいか分からず、心にしまう]



 あぁ、その通りだ―――…。

[目の前の同胞の囁きに、上手く働いていない頭のままに、本能で頷いた。]
 


【人】 飾り職 ミッシェル

 い…いえっ!!そんなつもりで言ったわけでは…

[言い換えされた言葉に慌てて首を振り]

 そうゆうつもりではありません。
 今のままで満足していたらこの先、何も成長は見込めないから…
 ここに入団したからには誇りを持って…自信を持って戦いたいのです。

(72) 2011/06/30(Thu) 00時半頃


 そうなのか?
 まぁ、もうすぐ戦が始まるのだろうから、仕方がないが。

[まだ直接公女の姿を見ていないため、ムパムピスの言葉に少し眉を顰める。]

 視察されている、か。
 直接お会いしたいが、話すのは無理だろうな……。

[普通に話していた様子の彼に、ぼそりと呟いた。

彼が伝えずにいることは、こうして話していても聞こえるはずはなく。
ただ、直接公女を見かけたときに、逃げ出さないようにしなければ、と考えていた。]


【人】 飾り職 ミッシェル

 私は自身の実力に満足していません。
 それでもあなたにそう言って頂けるのは強縮です。

[瞳を見つめられれば表情は苦悶に浮かぶ]
 
 お恥ずかしい話ですが、今の私にはどうしていいかわからないのです。

(84) 2011/06/30(Thu) 01時頃

 そうですよね……もうすぐ、というか、
 今日明日にでも、という気がして胸騒ぎがするんです。
 いえ、ただ、何となく。
 公女さまも、できれば安全な所に行かれた方が
 いいように思うんです。……気にしすぎでしょうか。

[話すのは無理か、と聞いて首を傾げたが、
 声だけなので仕種は伝わるわけなかった。
 頭の中だけの会話なのに体まで動くのは癖らしい]

 公女さまは、騎士団の皆さんにも、
 気さくにお声を掛けておいでのようでしたよ。

[暗に、ヤニクも言葉を交わす機会があるのでは、と伝える]


【人】 飾り職 ミッシェル

 ……………はい。

[男の言葉、瞳は女の悩んでいたことを打ち砕いた。悩んでいたことが小さく感じた。]
 
 やはりあなたはすごいですね。
 私の目に狂いはなかった。

 今ので目が覚めました。
 所属する団は違いますが…あなたのような上官について行きたかったです。

[片手で持っていた剣を鞘に収め、諦めたように笑顔で答えた。]

(97) 2011/06/30(Thu) 01時半頃



―――… 俺に、ついて来てくれるか?

  



 雰囲気的にはいつ始まってもおかしくないだろうな。
 ……お姫様の身が危なくなるってのは怖いが、そうならないように――守りたい。

[近くにいれば士気も高まる。しかし、危険もより近くになる。
そうならない内に戦が終われば良いが、と願う。

が、続いた言葉にピクリと固まる。
言葉を交わす機会があるかもしれないと暗に言われ、動揺した。]

 いや、ほら、なんだ。
 お前ももし神様とかに話し掛けられたら緊張するだろ。
 そんな感じだ。

[神様と比較するなどおかしいかもしれないが、上手い例えが出来なかった。]


【人】 飾り職 ミッシェル

[「女」であることは時に自身を苦しめた。時には蔑ろにされるなんてこともあった。黙って話を聞いていたが]

 手合わせ…ですか?
望むところです。

[納めた剣を再び引き抜き、切っ先を男に向けて構えた。
迷いはなく、真っ直ぐとした表情で**]

(108) 2011/06/30(Thu) 02時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 02時頃


[咳払いをひとつ、 その後]


…聞こえるか、ベネット。

お前が団長をやらないってんなら、俺がやる。
けど、俺一人じゃ駄目なんだ。


お前の力が、必要なんだ。


[お互いの、足りない部分を補い合えば―――]


副団長に、なって欲しい。



[目の前に佇む同胞の声には、しばらくの沈黙を。
墓地で言葉を交わしたもう一人の同胞が、何と返事をするのだろうかと。

息を殺す様に、耳をたてた。]
 


 やはり、そうなのですね。
 こう言ってしまうと重荷を載せてしまうようで、
 心苦しいのですが……

 頼りにしています。

[戦う力がないことは、時々恨めしかった。
 今更剣を取っても本当の足手纏いだろう、自分は。
 代わりに、騎士達が志を果たし、守るべきものを守れるよう、
 せめて祈りたいと思いを新たにする。

 一転、急に動揺する心の声にきょとりとして]

 神様にですか? それは確かに、そうかも……
 厳粛といいますか、畏まってしまう感じなんですねぇ。

[公女殿下を前に、カチコチに緊張するヤニクの姿を
 ついつい思い浮かべて、微笑ましかった**]



 重荷だなんて考えたことはないからな。
 守りたいと思うものがあるから騎士団に入ったんだ。
 それにお前はお前で、俺たちの分まで祈ってくれるんだろう?

[精神的に彼を頼っている者もいるだろう。
祈りは力になる。
それは彼から聞いたか、それともトラウマを埋め込んでくれた老神父が言っていたかは覚えてはいない。
しかし、それだけ伝えると。]

 ……笑っても良いが、誰にも言うなよ。

[少し拗ねたようにそう告げた。]



 何をやらないとダメなのか。
 そんな事位解ってるよ……。

[僕は、騎士団の人間だ。赤の狼だ。
 でも、僕はそれ以上に父さんの子で。
 それは、僕の様な適任はそう居ないと言う事]


[イアンに…。僕よりもずっと団長として適任に思えてしまう彼の存在に。
 甘えてしまっている]

 ……最低だ……僕……


[もし彼が今この騎士団に居なければ。
 僕以外に適任も居ない騎士団で、僕は言えなかったと思う。

 『泣き言』を]



僕たちに許されたのは、鳴く事だけなのに。
 


[『「弱さ」とは「恐れ」のヴェールに包まれる』。
 赤騎士団の僕ですら何度も聞いた、セドリック副団長の言葉をこんな時に思い出す]

 ……言わなかったのは…。
 …父さんが何も言わなかったのは…。

 僕の、僕達の事。
 信頼してくれていたからだと思うのに。

[それは、『弱さ』が無ければ、『恐れ』も無いと言う事。
 ―『恐れ』があると言う事そのものが、『弱さ』の証明だと言う事]


 ――くそっ……!

[見張り台の欄干はギリリ、と軋む。
 まるで弱い狼の鳴き声みたいに、軋む音が虚空に融ける]

 最低だ…。

[もう解っている。だから僕はそれを認める。
 何て事ない。
 僕はただ、その重責を恐れて居るだけだ]


[ 守りたい――! ]

[彼方の平原に揺れる、大きく蠢く獣の姿を前に。
 この砦を、この騎士団を、この場所を守りたいと心も体も叫んでるのに。

 ただ最後に、『弱さ』だけが振り切れない]


[朝を重ねる程に重く響いてくる、父親の偉大さ。
 比例する様に高まる、期待と言う団長の重責]

 僕が弱いから…!

[そんな時に、父さんを超える程の剣の腕を持っていた『彼』が居て。
 いっそ彼に全て任せてしまいたい。重責を受け止めきる自信がない。
 だから今も僕は…]


[父さんから、団長から、重責から、恐れから、弱さから――]

 逃げてる。

[一粒に零れた涙だけは、同胞に響いてしまったか]


[やがて狼の咆哮が。同胞の覚悟が響く]

 僕が副団長に……?
 僕の力が、必要なの……?

[その返答を待っているのは、彼一人だけでは無い。
 狼としての同胞皆が、その意志を確かめる様に耳を立てている]


僕は―― 副団長になるよ。


[同胞の言葉に、彼が団長に成ると言う言葉に。
 受け入れる僕自信を、不甲斐無いと自嘲してしまう。]

…これが今の 僕に出来る精一杯なんだ。

[お互いの足りない部分を補えば。
 ただ一人だけの物では無い重責なら。
 ―やっぱり、僕はイアンに甘えている…]



[それでも、翠の瞳に宿った青年の意志は。

 漸く覚悟を決めた、狼としての咆哮となった**]
 


【人】 飾り職 ミッシェル

[仕舞えと言われれば大人しく剣を締まった。自身の勘違いに頬は僅かに赤らんだ。]

 あ…すみません。私の勘違いですね。
 わかりました。また次の機会にお願いします。

[「次なんてあるのだろうか」と言う不安は拭い去れなかった。
この状況下で次なんて−
敬礼をすると女は男を見送った**]

(135) 2011/06/30(Thu) 08時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 09時頃


 はい。それは、もちろん。

[騎士達が戦に赴く時は、彼らの武運を祈るのが役目だ。
 命尽きる者を看取ることもだが、今は脇によけて。
 守るために騎士になった、と言うヤニクの毅然さは、
 憧れのような感覚で受け止められた]

 ……大丈夫ですよ。もちろん他言無用ですとも。

[ヤニクさんは公女殿下を敬愛する余り、
 思わず逃げ出したくなるほど緊張してしまうそうです。
 ――仮に人に言っても、そう悪し様には思われない、
 寧ろ神父個人の感覚では好ましく思われる気もしたが、
 本人の意向のことなので頷いた**]


[びり、と肌を緊張させる様な不穏な空気を震わせる同胞の咆哮。
その咆哮を聞いた狼は、す、と緋色の眼を開いた。]



 お前を、主と認めよう。

 


【人】 飾り職 ミッシェル

― 厩舎 ―

[無性に愛馬に逢いたくなった。この砦には多種多様な馬がいるが全て一人の青年が面倒を見てくれていた。]

 アモネス。元気にしてた?
 毛並みも顔つきも万全だね。

[アモネスと呼ばれた女の愛馬。古代の言葉で「風」という意味の馬は雪のように真っ白な毛の色。白毛と呼ばれる種類だった。白毛が生まれることは非常に稀。それは騎士団に女性が入団するこの稀な自分と重なりあった。]

 フィリップの言うこと訊いてちゃんと良い子にしてた?

[返事をするかのように愛馬は女へ顔をすりよせ甘える仕草。女も応えるように愛馬の顔に自身の額を当てて静かに目を閉じた。]

(139) 2011/06/30(Thu) 16時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[自らの考え、思いを心の中で整理を行う。その心の引き出しは子供が無造作にいれたおもちゃ箱のように汚かった。
ヴェスパタインの言葉が頭を過る。

          「逃げるな。」]

(140) 2011/06/30(Thu) 16時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 私は知らないうちに逃げていたのかもね。
 自分の気持ちにも…戦いの恐怖からも…
 もうすぐ本格的な戦が始まる。
 そのうちお前も私と一緒に出兵だよ。
 
 私はこのままではいけない。変わらなくてはいけない。
 ―――――もう逃げない。

[顔を離し、優しい瞳で愛馬を見つめ撫でた。緊張の糸が切れたかのように思いを吐き出し落ち着いたのか、汚かったおもちゃ箱も綺麗に整理された。
思いを告げる女の瞳に迷いはもうない。]

(141) 2011/06/30(Thu) 16時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 16時頃


[一瞬、涙が混じった同胞の叫びが聞こえた。
しかし、その後に響いた咆哮は確かに   ]


お前の覚悟、受け取った。


[これで、
誰にも文句は言わせない。]




[緋色が再び開けば、誓いの言葉が耳に届く。]


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 19時頃



お互い、腹は括れてるかな?

 



はは、 今更だな?
 


[ミーティングに参加する前。
彼がわざわざ言いふらす奴ではないと思ってはいたが、それでも口止めしたのは気恥ずかしさから。
他言無用と言っていたその返事に、安心したように息を吐いてその時はそのままその話題は続けなかったが。

そしてそのままミーティングに参加し、告げられた命令。]

 ……休眠命令が出た。
 明日にも本格的に戦が始まるだろうな。

 お前さんも休める内に休んでおけ。……始まったら、いつ休めるか分からないしな。

[自騎士団の参謀を探す前、ムパムピスにそう伝える。
彼が休めなくなる可能性、それは祈る以外のことで忙しくなってしまう可能性。
そんなことが無いようにと思いたいが、どうなるかはわからないのだ。]


【人】 飾り職 ミッシェル

[聞き慣れた声。そこには砦内では唯一と言って良いほどの心を許した友人>>150]

 まぁな。あまり会えないと拗ねそうだから。

[冗談っぽく笑って見せた。不穏な空気はここに来てから感じていた。愛馬が甘えてきたのもそのせいだろう。]

 戦は必ず来る。
 それも…カウントダウンは始まっているだろう。
 大丈夫。ペラジーを悲しませることはしない。
 
[真っ直ぐ瞳を見つめて答えた。その女の瞳の奥には何を隠しているのだろう。]

(181) 2011/06/30(Thu) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 赤騎士団の団長?
 ついに決まったのか。

[言葉短めに答える返事。彼女の言うように団長不在はあってはならないこと。団長が誰なのか女には大凡の検討は付いていた。]

 どんな奴でも上官は上官だ。
 逆らうつもりはないが…

[頭に浮かぶのは最も苦手な男の顔。一瞬だけ表情が曇ったがその表情もすぐに笑顔になった。]

 団長も大変だからな。私はその気持ちを少しでも軽減させるくらいの働きはしたい。
 ペラジー。戦が始まれば私達、騎士が世話になると思うけど…よろしくな。

(182) 2011/06/30(Thu) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[友人との会話に新たな人影が。>>168]

 フィリップか。
 いつもアモネスの面倒を見てくれてありがとう。
 …いや、私達騎士団の馬達の面倒を見てくれて感謝する。
 騎士団を代表…とまではいかないが礼を言う。
 本当にありがとう。

[愛馬に触れながら感謝の言葉を告げた。女にとって愛馬を預けることは家族を預けると言うこと。その家族を預けるフィリップには全面の信頼を預けていた。]

(183) 2011/06/30(Thu) 23時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 23時頃


― 夜:赤騎士団執務室 ―

 …俺、偵察に行ってくる。

[普段は任務以外の時には団長の傍を離れずいるが、今日ばかりはイアンとベネットが団長と副団長に任命されたばかりとあって。
ここに居ると煩わしそうだと、そっと部屋を抜け出した。]


[……ムパムピスに休息命令の知らせをもたらしたのは、
 他でもないヤニクの心の声だった]

 休眠命令……

[繰り返し述べた声は、茫然として響いたかも知れない]

 わ、分かりました。知らせて下さってありがとうございます。
 ……いよいよなんですね。

[覚悟していたつもりだが、臆病な自分にはやはり怖いもの。
 俄か緊張に喉を鳴らして、頷いた]


 ――あっ、オスカーさん。

[普段任務以外の時は、父親に……今はイアンの傍に着くオスカーだが、今晩ばかりはさすがに色々と煩わしそうだからか。
 偵察にと部屋を抜け出すオスカーを直前に呼び止めて]


 …気を付けて。

[特段理由も無かったが、その言葉だけ投げかけて]


[茫然としたような声の響きに、小さく息を吐く。
安心させるように、己自身に言い聞かせるように、呟いた。]

 お前の役割は、仲間の不安を少しでも和らげることなんだろ。
 不安がってたらダメだろうが。
 お前の不安は俺たちが、射落としてやる。

 その代わり、祈っていてくれ。俺たちの勝利を、さ。

[それは領主公女の願いとは逆のことだとは知らない。

ただ、純粋に勝利を望む。
それが、彼女たちを守ることだと信じているが為に。]


【人】 飾り職 ミッシェル

[慌てる少年の言動が可愛くてくすりと笑う。>>187]

 普段中々言えないからな。
 私達騎士が存分に戦えるのもペラジーやフィリップ達がいるからこそなんだ。
 これでも心から感謝しているんだぞ?

[感謝の言葉は青年だけではなく、友人にも向けられた言葉。
当たり前のようになってしまった個々の役割。
それでも女は忘れてはいなかった。自分達は様々な人が支えてくれるからこそ存分に戦えると言うことを。]

(198) 2011/06/30(Thu) 23時半頃

[諭すような声に、はっとして]

 そ、そうですよね。私がふらふらしていたらいけません。
 ……ありがとうございます。

[揺るぎない声に接することは気を落ち着かせた。
 強張った肩を回して緊張を解く]

 ええ、分かっていますよ。
 ヤニクさんをはじめ、皆さんのご武運をお祈りします。

[言って、戦争を嘆いていた公女殿下の事を思い出した。
 とうとう今にも開戦という状況になり、
 彼女の心痛はいかばかりだろうかと]


[オスカーが席を立つのを見れば、何事かと目を向けるが
偵察に行くのだと分かれば]


…ちゃんと帰って来いよ。


[気をつけて、なんて言ってやらなかった。
彼女は自分の傍につくのが本来の役目であるはずだから、
それ以外の場所で何かあっては困る、とばかりに。]


【人】 飾り職 ミッシェル

 私は強くなどない。強い者はまだまだ沢山いるから…
 私なんて大勢いる団員の一人でしかない。

[正直に答える自分の実力。女としては強いかもしれないが男の中に混じっては胸を張って強いと言える程の実力はなかった。]

 苦笑いをするな。覚悟はしているんだから。

[友人は何かを察した表情で答えた。粗方なんでも話して来た彼女に取っては女の考えはお見通しなのだろう。]

(205) 2011/06/30(Thu) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 ペラジーの薬は染みる。ものすごく染みる。
 おまけに飲み薬も出したくなるくらい苦い。
 だが良薬は口に苦し…だ。

[からかうように言葉を並べた。だが最後は片眼を瞑り、人差し指立を自身の口に当て笑ってみせた。それは決して馬鹿にしているわけではなく、彼女の薬を褒めているから。]

(207) 2011/06/30(Thu) 23時半頃

 ……見方解る?

[ヴェスパタインが部屋を辞した直後。
 唸りながら書類と戦っているイアンを見兼ねて、彼の元まで歩み寄って書類を覗き込む]

 ………つまり砦の配備には常に両騎士団から二つの隊が付いてる。
 後、この隊も予備兵力として砦に駐留。
 実質動かせるのは残りの隊、て意味だね。

[しかし図も文字の羅列も多少読み辛く記されて居て。
 他にも解らない所があれば、彼なりに丁寧に説明するか]


 俺は大丈夫だ。
 それよりもお前たちの方が頑張れだ。

[山積みになった書類をオスカーもまた、目にしていたから。]

 …頑張れベネット。

[果たして書類相手にイアンが戦力になるのかどうか、怪しいもんだと思いきり思っていた。]
 


【人】 飾り職 ミッシェル

 なんだ…オスカーがここに来るなんて随分と珍しいな。

[正直な感想を述べるといつもの敬礼をして見せた。イアンとベネットの事を聞くと一瞬動きが止まり瞳を閉じると僅かに鼻で笑った]

 あぁ…やはりそうなったか。

[想像していた通りだった。団長はイアン。覚悟をしていただけに衝撃は少ない。正式に決定をされれば自身は上官の命令に従うのみだった。]

(212) 2011/07/01(Fri) 00時頃

[ベネットから声をかけられれば
眉間に皺をこれでもかと寄せた顔でそちらを向く。
説明を受ければ、あーあーと相槌なのか奇声なのか
分からないような声を上げて]

分かった、分かった、つまり
こっちはどーんと構えてるから、
こいつらがざーーっと行けば問題ないって事だな。

[人差し指でどんどん、と紙をつつきながら
ベネットの言葉を一つずつ理解していく。]

くっそ、簡潔に一枚にまとめてくれよな…

[今彼にとって倒すべきは、
敵国じゃなく、この山積みの書類なのだった。]



[オスカーが出ていく際に、何故自分への声援は無かったのか
疑問に思っていたが、彼がその意味を理解することはなかっただろう。

それからしばらくすれば、唸り声が執務室に響き渡っていた。]


 …――― 俺にも後でその書類見せろ。

[風にのって届いてくる主の声を聞き、暫く沈黙…、いや、唖然として。
戦場においても、オスカーはイアンの傍につき従い伝令や偵察、場合によっては戦闘もこなさなくてはならない。

彼だけに任せておくのはあまりにも不安だった。]


【人】 飾り職 ミッシェル

[友人と少年の言葉はありがたかった>>206>>209]

 ありがとう。そういって貰えると嬉しいよ。
 これから大変になるが…頑張ろうな。

[口元は緩んでいるが表情は真剣そのものだった。]

(218) 2011/07/01(Fri) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 あ…いや…なんだ…
 ありがとう。

[友人の言葉は真っ直ぐに正直で女は頬を赤らめて照れた。普段言われることがないからどうして良いかわからなかった。>>215]
 
 ははっ。確かにペラジーの言うとおりだ。
 でもな、我々も怪我をしたくてしているわけじゃないからそこは勘弁してくれな。

[尤もな意見に声を出して笑った。
だが同時に思う。この楽しい空間がいつまでも続けば良いと…]

(221) 2011/07/01(Fri) 00時頃

[―― トントン、と顔を指を書類に突き入れる様に次第に僕も説明しだす]


 ……イアン! ここ三千六百って書いてる!
 あぁもうまだ半分以上あるんだよ!?

[…何故僕だけに声援を送られたのか
 イアンの唸り声を音楽に、その意味は嫌と言う程理解した。

 ―この戦が終わった後、どうなるんだろう、と]



 ああ、お前が祈るのなら神様もきっと勝利を与えてくれるだろうな。
 期待してる。

[彼が何を考えているのかまでは伝わってこないが、それでも空気を明るくする為にそう言って笑う。]

 俺たちが前線に行っている間、お姫様のことも気にかけてくれ。


【人】 飾り職 ミッシェル

[オスカーの話もわかる。>>216
この状況下では今、決めなければならないことは頭では理解していたが、心の何処かでやはり認めたくはなかった。]

 まぁな。そんなもたもたしてられないのもわかるが…

[伝書鳩の話をされれば驚きの表情へと変わる。]

 鳩…?あの噂は本当だったのか。
 今から行くのか?

(224) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

[間違いを指摘されると、その顔を一層歪ませて]


…げっ。

無理無理無理、これ朝までとか死ぬ。
何だ、参謀室長殿は俺を決戦の前に殺す気なのか?

[へらへらと皮肉を言ってみるが、
そんなもので現実は変わらない。
しばらくは睨みあいをしていたが、痺れを切らせば]


…ちっと外、出てくる。
ベネット副団長、少しの間よろしくな!

[わざとらしく副団長なんて呼んでみたりして。
半ばベネットに押しつけるように、書類を渡すと
きっと彼の制止の声も聞かず、執務室を飛び出した。]


【人】 飾り職 ミッシェル

[少年の声は明るく、無意識に心が軽くなった。>>226]

 あぁ。皆、生きて帰ろう。
 パーティーも良いな。その時は私が料理に腕を振るおう。
 結構得意なんだ。

[誰にも言ったことはない料理の特技。振る舞える時が来れば良いなと心から願った。]

(231) 2011/07/01(Fri) 00時半頃


 …――― 居る、な。

[スゥ、と血の様な緋の眼を細めて。
自然と、口角が上がったのは、其の身体に流れる狼の血の所為か。]
 


【人】 飾り職 ミッシェル

[オスカーが馬を連れて出て行けば女はしばらく考えて愛馬の手綱を持った]

 すまない。私も行ってくる。

[二人に告げるとオスカーを追いかけるように足早に厩舎を後にした。]

(236) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

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