人狼議事


54 CERが降り続く戦場

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視点:


[そう、喪われた力は、より強固な破壊の力となる。
その準備段階に入ったにすぎない。
天災の力はより強固に、その世界をも巻き込む。
世界を破滅に導く天災を呼ぶ力に…。

しかし、彼女はまだ、その事を知らない。]


アリス!(アリス!)
アリス!(アリス!)

アリス グギジョ!
(アリスってば!)

オオ オァウ…
(ああ もう…)
オーイゥヴィ ペパイギロエ ヴォ オェゴエ
(まるできこえてないみたいだ)


[どこからか声が聞こえる。
それはあなたのすぐ耳元に思えるけれど、耳元ではない。

あなたが居る場所とは少し離れた場所。

こひつじ ありす のすぐそばで。

彼女が腰につけている、おおきめのウサギのぬいぐるみキーホルダー。

それが動けないまま、”声”を出しているようだった。]


リイ ヴォイーポ
(ねえ誰か)
パラ パイ ト ペパイギイゥセガ ラ エロエ?
(この声が聞こえてる人 いないの?)

ヴォイーポ ”アリス”レ アヘイギボグギ!
(誰かアリスに教えてやって!)


ほう…今日は珍しいモノによく遭遇する…。

[不意に響いた声に目を細め、『声』を返す]

何か御用かな、お嬢さん?

[『記憶』たる彼の声は、至極冷静なものだった]


!!
オァヘポヘギ パラパイ ト ラ ペパイイゥ?!
(もしかして この声が聞こえる?!)
ペオェ ソ ヴォエ ヴォイー?!
(きみは誰だい?!)

ジャプ ソ アアェバウホン アェボ ピヴァ ロエ
(僕はお嬢さんじゃないけど)
ジャプ ラ ハジョ レソ アアェバウホン ト バ エイゥ!
(僕の傍にはお嬢さんがいるよ!)

リイ ”アリス” レ ジャプ ト ソロヘポピギイゥグギ バ グ
ゴイギ!
(ねえ アリスに僕が話しかけてるって、伝えてよ!)


ウウォオ パイーソオーゴ ソヴィ レ ボイォイーゴロオ
(うわあ コレはまた派手にやられたなあ)
”アリス” ヴォエアェバウジュ ポエ
(アリス、大丈夫かい)

…ペパイロエッヴォグゴ
(…聞こえないんだった)

[ウサギのぬいぐるみは、動けないまま呟き続ける。]


あぁ、聞こえるとも。
私か…そうだな、夢見人<ドリーマー>とでも名乗っておこう。

[彼女…もとい、彼の声にこたえる。
訂正の言葉に、特に気にした様子もないまま、形式上謝罪の言葉を述べた]

それは失礼した。
…なるほど、キミの要望は理解したが、生憎と聞き入れる理由がないな。
誰か他を…ん?

[取り付く島もなく断りを入れようとした刹那、彼を通して別の何かを感じ取る。
『彼女』の近くにいる、何かの存在だろうか?
男はそちらに興味を持つと、幾分楽しそうに言葉をつむいだ]

失礼、状況が変わったようだ。
待っていたまえ。
直に向かおう。
このまま『彼女』に語りかけても良いが、そちらに用ができたのでね。


”ドリーマー”!
(ドリーマー!)
ソソオ? ヴォポイォパハ パラパイ ト ラポ ペパイイゥ!
(ははあ? だからこそこの声が聞こえるのか!)

イェブウ ト ロエヴォグギ!
(理由がないだって!)
イェブウ ト ロエヴォグギ!?
(理由がないだって!?)

オーグゴプ オエポウォイォアゥ ソプアェバウ ロ ボグイォヴォ
(全く 相変わらず薄情な奴らだ)
オーイ レ ヴィオグゴ ”ドリーマー” オァ
(前に出会ったドリーマーも)
ピグペバプ ペバウイェバプ ヘギプイーロポグゴ!
(結局協力してくれなかった!)


ウン?
(うん?)
ロッヴォエ ペバウイェバプ ラ ヘギプイーイゥ?
(なんだい、協力してくれるの?)
ヴァウエウ パパイァトウォイェ ロッヴォエ
(どういう心変わりなんだい)

オボヘエロオ
(怪しいなあ)


「前に出会った」?
…なるほど、一応仕事はしているようだ。

[彼の言葉に一瞬不思議そうにつぶやくも、すぐに納得したのか、笑みを浮かべてうなずく]

彼らは基本的には観るだけだ。干渉することはほとんどない。
しかし、干渉するなと定めたわけではながね。
…あぁ、協力、というと御幣があるな。
他に用事ができたのでね、ついで、だ。
怪しむのは結構だが…


ペオェゴゲ ト ロレ ウァ ヘギイゥポソヘイォロエピヴァリ!
(君たちが何をしてるかは知らないけどね!)
アポチ ヴィ ”アリス” ソ エオーヴォ ポプヒエ ヘロエオーオー
(おかげでアリスは未だ覚醒しないまま)

オァウ ロッヴァオィ ヴォガ アオァグギ エイゥッヴォ
(もう何度目だと思っているんだ)

スウン?
(ふうん?)
グエヴィロイォ オーヴォ ログガプ ヴィペイゥポロ
(ついでならまだ納得できるかな)

ヴォグギ!
(だって!)
ヘッバウ バ ヴィペロエッヴォ!
(信用できないんだよ!)


ソボ!! (はや!!)


出前迅速落書き何とやら、と昔からいうだろう?
ゆっくりのほうがよかったなら、今から出直してこようか?


ハイェボハウヴォピヴァ…
(そりゃそうだけど…)

…エアェウォイゥ!
(…いじわる!)


オ!
(あ!)
エオー ”アリス” ト パグゲ ウァ バ オェゴ!
(今アリスがこっちを見たよ!)

ヴィオァ ペヴエギ プイーロエ
(でも気付いてくれない)
”アリス”!
(アリス!)
”アリス”〜!
(アリス〜!)

ペグガ オァウフパヘ ロレポ ト セグバウロッヴォ…
(きっともう少し何かが必要なんだ…)


流石にソコまでは面倒見切れないな。
後はキミの問題だ。
足りないとすれば…キミの言語能力じゃないかな?

[相も変わらず、困った様子の彼をばっさりと切り捨て、皮肉めいた笑みを浮かべた]


オァウ!
(もう!)
ジィグ レ オァップ ウァ エグゴウォピアェボ ラレ ロエ!
(別に文句を言ったわけじゃないのに!)
”アリス” レ シッロ パガ ウァ 言ウォロエヴィバ!
(アリスに変な事を言わないでよ!)

ヴィオァ オイェトガウ
(でも、ありがとう)

パイー ソ ペグガ セガグ ラ ペグポピ レ ログゴ
(これはきっと一つの切欠になった)
ペグポピ ト ゴイェロエラオァ ウォポグゴ
(切欠が足りないのも解った)

ヘッバウヴィペロエ ボグヴォピヴァ
(信用できないヤツだけど)
イーエ ソ バ エウ
(礼は言うよ)


ヘポゴロエ ヴォイァ!
(仕方ないだろ!)
ジャプ ソ パラパガジョ ヘポ ポイォ ソロヒロエッヴォ!
(僕はこの言葉しか話せないんだから!)

[ぬいぐるみは動けない。
だが、声色は感情豊かだ。]


ハウヴォバ!
(そうだよ!)
ジャプ ヴォバ!
(僕だよ!)

オオ アォッリン…
(ああ、残念…)

オァアア
(もおお)
”ドリーマー” ソ プゲ ト ロオ ウォイゥエ!
(ドリーマーは口が悪いなあ!)


!!

オイェトガウ グギ!
(ありがとうって!)
タオィッリ グギ!
(ごめんねって!)

”ドリーマー”!
(ドリーマー!)
オイェトガウ!!
(ありがとう!!)

ジャプ セボプリッヴィオァ ヒッリッヴィオァ エオーロイォ オーギハウ!
(僕、100年でも1000年でも、今なら待てそう!)


ロオーイ ロポグゴッヴォ?
(名前なかったんだ?)


今まで特に必要なかったからな。
皆思い思いに、呼びたいように呼んでいたし、私自身それで不便はなかった。
…しかし、今回はそうもいかないだろう。
どうしたものか…君も考えてくれ。伝言を頼まれてあげたんだ、そのくらいの謝礼はあってもいいだろう?
…そういえば、君の名前も聞いていなかったな?

[そんなことを言いながら、自分は自分で考え始める。
そして、3分ほどたったころ、不意にぽつりと]

そうだな…ユーモアのある名前などどうだろう。
ユニークな、馴染みやすい……『ユニーク』…ふむ…。
よし、決まった。もういいぞ。
ヤニク、と名乗ることにしよう。
いい名前だろう?


ロオイゥサヴァ…
(なあるほど…)
ロオーイ ロオーイ ポ
(名前 名前か)

ガポ ”ミラッジョ《蜃気楼》”?
(ミラッジョとか?)
ヴォオィポ
(だめか)

”ユーモア” アオァヘイァエ ”ユニーク”? ロイゥサヴァ
(ユーモア おもしろい ユニーク? なるほど)
”ヤニク”!
(ヤニク!)
ウン エエロオーイ!
(うん いい名前!)


ジャプ?
(僕?)

ジャプ ラ ロオーイ ソ ”アックアッツォーネ”!
(僕の名前はアックアッツォーネ!)
ヴァラヒポエ レ アエギオァ ”虹” ガ ”夕立” ソ
(どの世界においても、”虹”と”夕立は”)
セバウイェエグゴエ ロラホ
(表裏一体なのさ)



…リイ ”ヤニク”
(…ねえ ”ヤニク”)


ペオェ ソ ホグペ ジャプ ラ パガジョ ト リ ウォイゥエガエグゴ
(君はさっき僕の言葉が悪いと言ったね)

オァヘ バポグゴイォ
(もしよかったら)
ト ”アリス” ウォポイゥバウロ パガジョ ウァ ポ アヘイギプイーロエ…?
(アリスが解る様な言葉を教えてくれないか…?)


―― まずいな。
まさか、こんな早く『大統領』とコンタクトを取れるとは。

[ノイズ混じりの"声"は、誰かに届くだろうか**]


水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/03(Fri) 17時半頃


【人】 水商売 タバサ

―― 歴史は斯して謳われる ――

[3500年と少し前。初期の文明が芽生えた頃に女は生まれた。
 一般の歴史書でも書かれている通り、不明瞭な点の多い
 メソメニア文明が起きたと謂われる時代だ。

 メソメニアは、数多くの文明によって征服された。
 それら諸文明の中には、ミクシン、ビレン、アリンア、サーカイト(メイル王国の四つの都市のひとつ)文明、マメグミフ、そしてルカルマ古代王国がある。
 それらの文明から、少しだけ劣った場所。小さな部族の出身だ]

(148) 2011/06/03(Fri) 18時半頃

【人】 水商売 タバサ

[魔女になる前はイシュタルという神の名を貰っていた。
 愛の女神という意味だ。
 元々魔力の強い家系で育った少女は、
 血を継いで魔力の強い、一族の長の娘。
 部族の定めで、部族一強い者が長の娘と結婚するという決まり事に、名を上げる男も多数居た。]

(149) 2011/06/03(Fri) 18時半頃

【人】 水商売 タバサ

[そんな少女も、人並みに恋をした。
 人を想い、嘆息を零し、婚礼出来ぬ関係であることを悔やんだ。
 婚礼を迎えし齢十六。
 婚礼が出来ぬ事を悲嘆した二人は―――
 村から、逃避行を図った。

 其れは成功を収めたが、二人の生活は苦難の連続だった。
 それでも山奥で、二人自給自足し、想いを確かめながら
 数年が経った、そんなある日。]

(150) 2011/06/03(Fri) 18時半頃

【人】 水商売 タバサ


 《貴女には力が在る》

 《膨大な魔力が》

 《其れは世界をも革変するものと成るだろう》

 《魔女の契約を―――》


[天から落つる声に、答えない程、信仰が浅い訳ではない。
 だけど、魔女になっても変わらないと思っていた。
 想い人との生活も、この感情も。]

(151) 2011/06/03(Fri) 18時半頃

【人】 水商売 タバサ

[どうして選ばれたのか――――――

 契約を結んだが、その後に残ったのは残酷な現実だった。
 想い人を作ってはならない、人間に感情移入してはならない。
 不老不死として、永遠の命を生きること。
 魔女は神から与えられし力なのだ。
 よって代償を払うのは――当然の事だと。]

 ……。

[魔女になった最初は泣いてばかりいた。
 だけどそれも感情と共に次第に風化していった。
 もう想い人は生きていない。
 遠い、遠い昔に、老いて寿命を迎えてしまった。
 そして魔女は、その場に立ち会うことすら出来なかった。
 初めての恋は、終った。]

(152) 2011/06/03(Fri) 18時半頃

【人】 水商売 タバサ

―― 回想 ――

 そう……曖昧ね。

[起きているような起きていないような――セシルの返答に小首を傾げ。だが、Frontの米国大統領の演説は少なからず、干渉の少なかったFrontとRebirthを繋ぐものであり、それは動乱をも巻き起こすと予想できた。]

 ありがとう。先に行くわ。

[セシルに礼を述べ、魔方陣を描く]

(153) 2011/06/03(Fri) 18時半頃

【人】 水商売 タバサ

―― 《Front》 ――

[街角の人目のつかない場処に浮き上がった魔方陣から
 魔女と従者が姿を現す。

 魔女のカジュアルドレスの姿は此方側では何処かの令嬢の如く映るだろうか。とすれば従者はその召使か。
 一寸、浮いていると言えば浮いているが、臆することなく
 街中を闊歩する。]

(154) 2011/06/03(Fri) 18時半頃

タバサは、久々に来るFrontは更に文明が開花していて、感嘆しながら歩いている**

2011/06/03(Fri) 19時頃


水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/03(Fri) 19時頃


水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/03(Fri) 19時頃


ー 獣《ベースティア》と誓約《ユーラーティオー》と ―

[獣《ベースティア》がそこに現れたのがいつの事か判りはしない。

ただ獣《ベースティア》は、現れたその瞬間から日輪を屠り、月輪を千切り、存在するモノ全てに終焉《ポストレーレム》を与える事が許されていた。

だが獣《ベースティア》は気紛れにその力を見せるだけだった。

しかしその圧倒的な破滅の力の前に心折れ、希望を失う命の為に栄光《グロリア》は獣《ベースティア》と誓約《ユーラティオー》する]

「私の存在がある限り、万物全てに手出しをしない」

[代わりに与えられたのはこの欠けた《蝕》の場。
全ての世界の欠けた一部から作られたこの場は全ての世界に通じる事が出来る。

全てを見る事が出来る代わりに全てに拘わる事の出来ない誓約《ユーラティオー》
それを獣《ベースティア》は何故か受け入れた。

ただの気紛れかそれとも想うところがあったのか。
少なくとも栄光《グロリア》が潰えない限り、獣は動かない]


!!

ロッヴォ ソ オエグ!?
(なんだあいつは!?)


どうですか? 楽しんでますか?

[ククッと笑いながら何処からか響いて来たをからかう]

言っとくが俺を御し切れないならお前らから殺すからな。

もう一度聞く。

それでも俺を解放《リーベラティオー》するんだな?

[客相手にしていた軽快な口調ではない、真実の欠片を見せた口調だった]


皆殺しにしたくなるじゃないかぁ。

[内で気紛れに眠っていた凶悪な感情。だがそれはあくまで内に秘めたまま、表では笑みを絶やさない]


[はたまた気が付いていて、あえてその手を触れさせたのか。]

 (今の私には、誰も守る事が出来ない。)

[彼女は今は"まだ"ただの一匹の狼。
天災を操り、混沌を呼ぶ力に覚醒めるのは、まだまだ先の話。]



なるほど、アックアッツォーネか。
…アック、だな。

[長いな、と内心思った次の瞬間には勝手にはしょり、呼称を決めてしまう。
そして、アリスにも通じる言葉を教えてくれないかと頼まれ]

…語りかけるのではなく、自身の思考を対象に流し込む、という方法もなくはないが…自分のモノではない考えが浮かぶのだから、気分の良いモノではないだろうな。
他には……私が協力して、『言葉の記憶』をキミに纏わせる、という方法もなくはない。
そうすれば一時的にではあるが、人間と同じように喋れるはずだが…。

[そう言ってはいるものの、案を述べるヤニクの声は明らかに面倒くさそうだ]


……――勿論です。
解放《リーベラティオー》された貴殿でなければ、超上位種《エルダーロード》に対抗できませんからね。

[ 笑う声に、返すのは普段の通り淡々した口調。]

俺が楽しんでいるかどうかは、わかりませんがね。


【人】 水商売 タバサ

―― 終焉英雄学園・付近 ――

[学園の門の近くにえらく人が密集している。
 遠目にだが、先程の軍人や少女の姿も見えた。]

 ……何が始まるのかしら。
 否、何が始まっているのかしら。

[ひゅ、と右手で虚空に描いた魔方陣から、
 魔女のちいさな使い魔が現れる。
 フレデリカ《Frederica》、知見の属性を持つ使い魔である。
 小さな体躯で、人目につかない。
 巷で、小さいおじさんを見た、とか、
 そんな都市伝説は大体魔女の使い魔などが起因だと推測される。
 フレデリカを群衆の元に遣ると、暫し様子を見た]

(310) 2011/06/03(Fri) 22時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/03(Fri) 23時頃


”アック”…(アック)
ポ ”アック”(アックか)

ウン エエリ
(うん、いいね)
ハウ バ バッヴィ!
(そう呼んでよ!)

ヘパウ ウァ ゴエヘバウ レ ロトヘパオゥ
(思考を対象に流し込む)
ハ ハイーグギ ヴァウボイージョ エエッヴォエ…?
(そ それってどうやればいいんだい…?)


ハイーレヘギオァ…
(それにしても…)

ペバウ ソ ヴォロ ガッヴォセ
(今日はとんだ日だな)
グテポイォ レ グテ
(次から次に)

エボ ヴィオァ
(いや でも)
ポットイバウ レ ソ バグギ
(考えようによっては)
パウウン ロラポオァ
(幸運なのかも)


【人】 水商売 タバサ

―― 終焉英雄学園 ――

[やがてフレデリカが戻ってくると、
 人間には介せぬ言語で情報を得る。

 あそこが所謂学校であること
 何らかの干渉が起こっていること
 米国大統領が用意した要塞《フォートレス》が出来たこと]

 十分。
 出向いても問題無さそうね。

[アメーリアを従えて、学園の門の方へと。
 人々をゆったりと見渡すと、小首を傾ぎ、
 青紫のドレスの裾を掴んで恭しく礼をした。]

(345) 2011/06/03(Fri) 23時頃

なに、思考を流し込むといっても、やること自体は難しくない。
キミは恐らく今、彼女に『聞いて』もらおうと語りかけているはずだ。
聞くのは耳…心…しかし、言語があわなければソレはただのノイズでしかない。
ならば、『音』となる前の純粋な情報…思考を直接読み取らせればいい。

…つまりは、語りかける対象を耳や心ではなく、頭にすればいい。脳に、な。
しかし…さっきも言ったが、自分の考えていないはずのことが頭に浮かぶんだ。
『うわ、なにこれ、きも!』とか思われても、恨むなよ?

[…今の世の中、理解できないことがあると、若者はそういうのだろう?
などと付け加えながらも、ざっくりと説明する]


 − 回想 −

[真面目に答える若者の言葉には苦笑しつつ]

超上位種《エルダーロード》とかまた面白い連中が降りて来たもんだな。

平和を願うなら相討ちでも狙ってるかね。
超上位種《エルダーロード》を喰い殺したら…。
全力で俺を討たないと…終わるぞ?

[昂揚してくるのは内から湧き出る破壊と殺戮の衝動]


平和…?
本当に平和を望むならば、このような根回しはしませんよ。

[ 彼の"声"から伝わる衝動を感じて、溜息とも微笑ともつかない吐息が漏れた。]


【人】 水商売 タバサ

[次第に『雨』の雫がぽつぽつと落ち始める。
 雨は苦手だと謂うように、要塞の中に入っていった。

 >>373少年がインカムで誰かと通話しているのを見る。
 "忽ちこっちへ?" "こっちは… 残念ながら、安全とは"
 言語の端から、誰か転移したい人物が居るのだろうかと察す。
 それならば自分の魔方陣の出番なのだけれど、と
 少年をじっと見つめた。]

(380) 2011/06/03(Fri) 23時半頃

俺が望むのは、このセカイの、反転《Rebirth》――

その結末が、混沌でも、破壊でも、終焉でも一向に構わない。


【人】 水商売 タバサ

[ポーチュラカに名を呼ばれ>>378
 ひらりと手を振る。]

 ……怪我、しているの?

[要塞に入る前のこと。]

 この中に入って手当した方が――安全じゃない?

(385) 2011/06/03(Fri) 23時半頃

タバサは、ポーチュラカに、小首を傾げて、あきらと名乗った少年の言葉にも同意する。

2011/06/03(Fri) 23時半頃


タバサは、アリスを見て、一寸目を瞬かせる。

2011/06/03(Fri) 23時半頃


【人】 水商売 タバサ

[この子―――人間じゃない。

 それがアリスへの第一印象だった。
 見目は人間と言って可笑しくないが、
 魔女の勘、とでも謂うのだろうか。

 だとしたら何者なのか。考えども答えは出ないが、
 当人に問いかけることはしなかった。]

(387) 2011/06/03(Fri) 23時半頃

【人】 水商売 タバサ

[アリスと呼ばれているのを聞いて、名前を認識し]

 じろじろと見てごめんなさい。
 ……なんでもないわ。

[ゆる、と頭を振った後]

 アリスと謂うのね。
 私はタバサ・エフティヒア・カンパネラ。

[アリスがRebirthの存在を何処まで知っているか解らないから
 魔女だと名乗ることは止しておいた。]

(407) 2011/06/04(Sat) 00時頃

ロオイゥサヴァ
(なあるほど)

… ”アリス”!
(…アリス!)

…… ソッラウ ト ロエ
(……反応がない)
ヴォオィポオ
(ダメみたい)

オゥアゥポヘエ!
(むずかしい!)

オァウフパヘ パグ ウァ バ アヘイギ!
(もう少しコツを教えてよ!)


【人】 水商売 タバサ

[>>418 合衆国の大統領が此方へ来たがっている。]

 失礼

[インカムの通話に割り込む様に声を発した]

 私の魔方陣を使えば即座の移動も可能よ。

 唯―――貴方は合衆国の大統領。
 仮に、貴方に生命の危険が及んだら、
 だれが合衆国を治めるの?

 その危険を顧みて尚、此方へ来たいと謂うならば
 魔方陣を描いても好いけれどね。

 いかがなさる?

(428) 2011/06/04(Sat) 00時頃

【人】 水商売 タバサ

 ユウコで、アリス。
 そう。

[変わった愛称だな、と思う。
 有子、という漢字まで認識出来ていないから当然だろう。]

 ……そうね。これから動乱が始まるのなら
 貴女も既に巻き込まれているのかもしれないわね。
 同じく巻き込まれた者として、こちらこそ宜しく?

(438) 2011/06/04(Sat) 00時半頃

コツ…コツねぇ…。

…思いというのは、空気を媒体に伝わるものじゃない。
だから話しかける要領でやってもダメだ。
キミと彼女をつないでいるモノ…ソレを伝って、キミの「言葉」は初めて彼女に届く。
糸のない糸電話など、相手に声が届くはずもないだろう?

[そんな抽象的なアドバイスをする]


【人】 水商売 タバサ

 ――そう。
 貴方がそう判断するのならば、
 道を拓きましょう――――。

[大統領の言葉に頷いて、スカートの裾から魔法のように(魔法なのだが)取り出した長い鍵で踊るように魔方陣を描く。
 要塞の中にくるりと描かれた魔方陣からふわりと光が放たれると同時に、大統領の元にも同じ紋様が浮かび上がったことだろう。]

 さ、どうぞ。

[魔方陣は、物理学を凌駕した物質転移装置。
 魔女の力で言えば、その装置にエラーが起こる事も滅多にない。]

(445) 2011/06/04(Sat) 00時半頃

オオ オァウ ボボグパヘエ!
(あーもうややっこしい!)

イェプグ ソ ホ ウォポイゥッヴォピヴァ
(理屈はわかるんだけどさ)
ジャプ ソ パウエウ パウォアォ レソ ボ オゥエギロエ!
(僕はこういう小技には向いてないや!)

ヒグポプ アヘイギプイーゴ ラレ リ タオィン…
(せっかく教えてくれたのにごめんね…)


【人】 水商売 タバサ

 ようこそ、ご無事で。

[大統領に相応に――それでも素っ気ない言葉で彼を出迎え]

 今は特別大きな変化と謂えるものは
 異形が湧いているくらいかしら―――

[と、そこで耳にするアキラの言葉>>455]

 エルダーロード?
 この世界にという事は、まさか彼女が来ているの?
 ピッパ・ザ・シュートザムーン―――

[知っているらしかった]

(461) 2011/06/04(Sat) 00時半頃

なに、気にすることはない。
…今まで言ったことは、大体適当だ。

[しれっとそんな事を呟く。
嘘ではないが、それで本当にそんなことが可能になるかは定かではない]

…まぁ、何かの縁だ。
本当に困ったら言うといい、気が向けば力になろう。


【人】 水商売 タバサ

 アメリア。

[ぽつ、と従者の名を呼んだ。
 一歩引いた位置で黙していた従者は、はい。と応える]

 エルダーロードに関して何か感想は?

[そう促すように謂うと、アメーリアは一寸沈んだ表情を見せ
 やがて、小さく打ち震えた]

 「憎んでいないと謂えば、嘘になります」

 そうね。貴女の故郷を、《撃ち落とした者》だものね……。

(486) 2011/06/04(Sat) 01時頃

【人】 水商売 タバサ

[アメーリアはこの星の出身ではない。
 もっと遠い宇宙の在る朽ち掛けた星から、
 カプセルに入れられ地球に墜ちた存在である。

 魔女はそんな赤子を広い、育ててきた。
 今ではアメーリアも、齢十八を数える女性となった。

 アメーリアの元の星のことを調べた。
 そこでは自然災害が起こり、酷い争いが起こり、
 朽ちた星―――名をリリウム《Lilium》と謂う。]

(492) 2011/06/04(Sat) 01時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 01時半頃


【人】 水商売 タバサ

 せめて、私は
 アメリアの第二の故郷であるこの星を
 守る為に尽力しよう―――。

[それはエルダーロードとの対立の決意。
 或いは彼女が考えを変えて呉れるならそれは好いが
 己が考えを改める気は全く無い。]

(503) 2011/06/04(Sat) 01時半頃

イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
(ええええええええええええええええええええええええ)

ゲバグガ!(ちょっと!)
オァウ! パイーヴォポイォ ソ ”ドリーマー”!!
(もう! これだからドリーマーは!!)

ヘッバウヘゴ ジャプ ト ヴォグゴ ジョポ!!!
(信用した僕が馬鹿だった!)
オァウ ヘッバウ ロッギ ポイォ ヘロエッヴォ!
(もう信用なんてしないんだから!)


…ヴィオァ
(…でも)


サッガウ レ サッガウ レ パオーグゴイォ
(本当に、本当に、困ったら)
エウポオァ
(言うかも)

”ドリーマー”(ドリーマー)
オァヘ ペオェ レオァ パオーグゴパガ ト オイージョ
(もし君にも困った事があれば)
エウ ガ バ エエ
(言うと良いよ)

ジャプ オァ ヴィペイゥポテイェ ソ ゲポイォ レ ポイォ ロイゥ!
(僕も出来る限りはチカラになるから!)


(それにしても…)

(魔女に)
(裏世界《Rebirth》の住人)

(…… 栄光の影 か …)


【人】 水商売 タバサ

 エルダーロード……。
 何れは戦う時が来るのかしら。

[感情を感じさせぬ言語を独白の様に漏らし、
 徐に、床に魔方陣を描きはじめる]

 五年に一度の、メフィストフェレスの時が来るわ。

[魔女はぽつりとそう零す。
 アメーリアも理解しているように頷いた。]

 魔女会議。
 行ってくる。

[誰にとも無く、その場にいる人物に残し、魔女と従者は魔方陣の中に掻き消えた。]

(507) 2011/06/04(Sat) 02時頃

ポオェタイァヘ…!?(神殺し…?!)
ロレオァラ バ ロッヴォ(何者なんだよ)


【人】 水商売 タバサ

―― 魔女会議《メフィストフェレスの夜》 ――

 「あたしの統治下は人が皆頭が狂った様に可笑しくなって――」

 「此方は獣が猛獣化しています。被害が酷いです」

 「大きな焔が上がったの。何をしても消えない焔が」

 「殺し合い」「惨殺」「暴動」「自然災害」「人災」

[被害は随所で起こっているようだった。
 これが、世界の歪みだと謂うのか。]

 私の統治下ルフランは、知っての通り反芻す街だったけれど
 時が動き始めたわ。

 悪い方向にね……。

(521) 2011/06/04(Sat) 02時半頃

【人】 水商売 タバサ

 「打開策は」

 そう言えるか解らないけれど、
 一先ずFrontにエルダーロードが現れている。
 彼女を倒すことで或いは解決の方向に向かうのか―――

[しかしエルダーロードは外界からの接触者。
 この世界そのものを歪ませる原因とは違う気がして首を捻る]

 「その件は、貴女に任せます、エフィ」

 ……分かったわ。

(526) 2011/06/04(Sat) 02時半頃

【人】 水商売 タバサ


 「人間なんて皆殺してしまえば好いのに」

[くつくつと嗤う魔女は最も残虐であるとされるヘンリエッテ。
 魔女の性質は無邪気だが、その無邪気さが残酷な遊戯を呼ぶ]

 「人間を弄ぶのはお止めなさい」

[優しい朗らかな魔女、マルギット=ヘラ=エンゲルスが
 ヘンリエッテを制す様に謂う。

 魔女同士の性格や価値観の違いばかりは仕方ないと
 自分は諦観じみた心境でそれぞれのやりとりを眺めている。]

(530) 2011/06/04(Sat) 02時半頃

【人】 水商売 タバサ

[手を右側から真ん中に箱を移動させるように、よっこらせ、とジェスチャーと共に]

 で、話を戻すけれど、エルダーロードの対処策について。
 彼女はこの星を破壊しようとしているそう。
 何か良い案はないかしら。
 超上位種《エルダーロード》は私たちでも
 容易に太刀打ち出来る存在ではないことは承知の上で。

 「それならエルダーロードの住処を壊してやればいいじゃない。
  目には目をって」

 ……却下。

(539) 2011/06/04(Sat) 03時頃

【人】 水商売 タバサ

 「兎に角その件はエフィに…… そう謂えばエフィのエフティヒアは真命では無かったですね」

[はぐらかされた。
 完全にはぐらかされた。
 思いつつ、魔女の問に答える]

 確かに、生まれて授かった名でも、魔女になって授かった名でもないわ。エフティヒアは自ら名乗っているだけ。

 「ご自分で考えたのですか?」

 ……いいえ。過去のある人から、貰った名。

 「恋人か何か?」

 ……、え。

 「ああ、そうなんですね」

(544) 2011/06/04(Sat) 03時頃

【人】 水商売 タバサ


 そんなことはどうでもいいのよ。

[真ん中にある箱を、右に置くジェスチャー]

 兎角、エルダーロードは此方で何とかしましょう。
 それよりも世界規模の危機に関して。

 「誰かの干渉があると考えられるね」

 誰か?

 「……《混沌》を望む者」

(545) 2011/06/04(Sat) 03時頃

【人】 水商売 タバサ


 混沌を望む者―――

[復唱し、思案する。
 ポーチュラカの言語を思い出す。]

      ――――《救って》――――

[魔女達の視線が一同に此方へ集まる。
 若い魔女も居れば、老齢の魔女らしい魔女も居る。
 その視線が一斉に飛んでいくるのは一寸心地が悪く]

 いいえ……何でもないわ。
 それよりもメフィストフェレスの夜の頻度を
 一時的に増やさない?
 未だ、借りたい知恵がある。

[その言葉に面倒臭そうな魔女――ヘンリエッテだが――も居たが、概ねの魔女は賛同してくれた。]

 ありがとう。それでは解散ということで。

(552) 2011/06/04(Sat) 03時半頃

ポ ウッオィエ…
(運命か…)


リイ ”ドリーマー”?
(ねえ ドリーマー?)

ウッオィエ グギ リ ロッヴォイァウ…
(運命って、なんだろうね…)


【人】 水商売 タバサ

[メフィストフェレスの夜は、異なる次元で行われる。真闇に似た空間で、椅子とテーブルと、魔女達の姿だけが浮かび上がる何とも不可思議な光景だった。
 時空も歪んだ其処で行われる会議は、何年間の歳月を数えるかのようで、望めば一瞬で終わる。]

 アメリア、戻るわよ。エルダーロードの処へ。
 結局一任されたけれど――何とか、してみせる。
 人間だって、捨てたものじゃない。

[そう、あの場に居た人々を信じて。
 真闇に魔方陣を描けば、彼らからすれば魔女が数分後。
 エルダーロードが未だ猶予をかろうじて残す頃、
 魔女は再び、其処から姿を現すのだ。]

(556) 2011/06/04(Sat) 03時半頃

【人】 水商売 タバサ

―― 要塞 ――

[ものの数分で戻ってきた魔女と従者は、
 改めてエルダーロードに対しての警戒心を顕にしていた。]

 ……何か対策は進んだ?

[薄い表情と小首を傾ぐ所作で誰にともなく問いかける。
 アキラ、と呼ばれた少年がエルダーロードから名指しを受けていた。
 特別、彼に注視して、――そして彼の返答次第では、動く心算**]

(561) 2011/06/04(Sat) 04時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 04時頃


いきなりクライマックスが近付いているじゃないか。

[その場にいれない不服さを滲み出させたまま、呼び掛けた。
別に返事を期待している訳でも無理を言うつもりもない]

案外俺より先にお前さん達だけで倒せるんじゃないか?

そん時はお前さん達を殺して楽しむだけだがな。

[笑みのまま紡ぐのは物騒な台詞。
だが少しずつ満ちて来る破滅の気に呼応し始める己を止める事はしなかった]


[そして水鏡には映っていないが、確かに感じる天狼の気配には優しく気遣う様に]

カミと呼ばれた生き残りよ…。
満ちて来た俺の声なら離れていても届くはずだ。

[獣《ベースティア》は相手の恐怖の対象へと姿を変える時がある。その中に狼の姿があったせいか、それとも天狼と呼ばれるカミとも拘わりがあったせいか。

少なくとも天狼に呼び掛けるだけの縁は持っていたようだった]


気配から察すると完全に目覚めていないんだろ?

そこにいると巻き込まれるぞ?
それともわざと巻き込まれて、戦いの中で力を取り戻す算段か?
その方が手っ取り早いかもしれんが、危険だぞ。

俺はあまり無理を勧めんがな。

[力の無い天狼の気配を読み取ったのか、超上位種《エルダーロード》との戦いが始まれば巻き込まれる事を予想して気遣う。

力さえ取り戻せば、そう簡単には負けはしないと思っているが]

数少ない獣《ベースティア》と近しい存在だ。

あまり無茶するな。

[何の感情を起因とする気遣いなのか判らないが、天狼には他のものとは違う思いがあるようだった。
だがそれも気紛れで、明日には牙を奮うのかもしれないが、それは目覚めなければ判らなかった**]



”アリス”!


[そうして、どこからか聞こえてきた声に、不思議そうな顔をする。]

 うん、聞こえる。私には何の力もなくなっているのに…。
 なぜ?どうして聞こえるの?

[聞こえてきた声に対してそう答えるしかなくて]

 目覚めるって、何のことなの?
 戦いって、巻き込まれるって…私はただの狼だもの。
 無茶なんか……。

[覚えているのは父の言葉。
自然を操る一族でも、すべての自然現象を操る自分は特別だと。
父は絶望し、悲しみを隠せなかった。]

 『やはり、人間はその悪意を広げるか。
 すべての生きとし生ける者のためには、人間は増えすぎて、進化しすぎたのだろうな。
 わが娘よ、いずれお前はすべてを失い、力を持つだろう。
 人類の文明に混沌と乱世を呼び、自然界のバランスを保つのだ。』


[今も昔も変わらずその意味は分からない。]

 あなたは私が…私の父が言っていた言葉、伝えていた言葉がわかる?
 私が何をすべきなのか…。

[困った声は変わらぬまま、続けて、静かにアリスを見つめた。]

 だめよ…私はあーちゃんを置いて、逃げたりできない。
 ……うん、できないもの…。



(噛み殺し…?)

[何をだ?などとどうでも良いことを考えながらも]

 
運命か…強いて言うならばシナリオ…過ぎてしまえばただの夢<記憶>だ。
しかし、シナリオの中にはアドリブというものは描かれていない…結局のところ、運命と言うのはただの都合の良い言葉さ。
良いことがあれば、ソレを祭り上げるために運命だと言い、悪いことがあれば、それから逃げる言い訳に運命だからと片付ける。

…絶対的な『運命』など、ありはしないさ。
私はソレを何度も見てきた。
…まぁ、人々はソレを『奇跡』と呼ぶようだがね。


【人】 水商売 タバサ

―― 要塞 ――

 エルダーロード、か。

[悠長に外から張り上げられる声を聞き、
 ふらりと入り口に向かった]

 「マスター」

[アメーリアが止める様に謂う。
 しかし魔女は首を横に振った。]

 エルダーロードとの干渉は何らかの起爆剤となるでしょう。
 私はその戦いがあるのならば、退かないわけにはいかない。

(650) 2011/06/04(Sat) 13時頃

【人】 水商売 タバサ

 「それならば私が先に往きます。
  私の使命はマスターを守ること。
  マスターに害を為す者は、―――赦さない」

[アメーリアにしては珍しく感情的に
 蒼白の色の髪を振って、そう主張する。]

 アメリア。貴女は余りにも無力。
 エルダーロードとは格が違いすぎるの。
 私だって、其の力に敵うかも分からないのに。

 「でも――――」

(651) 2011/06/04(Sat) 13時頃

【人】 水商売 タバサ


 いいわ。一緒に来なさい。
 但し危険になったら直ぐに要塞の中に逃げること。
 足手まといにはならないで。

 「……はい」

[言って、要塞を飛び出した。]

(652) 2011/06/04(Sat) 13時頃

【人】 水商売 タバサ

―― 要塞前 ――

[魔女の方が先に飛び出したのに、
 気付けばアメリアが少年達と共に構えを取っていた。

 その、凛とした姿。
 蒼白の長い髪。
 己の従者の証である、アメジストのブレスレット。]

 時が流れるのは、本当に早い――

[先日まで幼子だったアメリアが、
 今はこんなにもしゃんとした背筋で自分を守ろうとして呉れる。]

(654) 2011/06/04(Sat) 13時頃

【人】 水商売 タバサ

―― 回想・いつかのルフランでの一時 ――

[魔女と従者は買出しに出ていた。
 そこで魔女はふと、アメリアの誕生日が近いことに気付く。]

 誕生日プレゼント、要る。

 「いえ、要りません」

 拒否権はないの、要るの。

 「はい……」

(656) 2011/06/04(Sat) 13時頃

【人】 水商売 タバサ

[入った雑貨屋で、色々と見繕っている内に
 豪奢な黒のリボンを見つけた。]

 これ、いいんじゃない。アメリアの蒼白に良く映える。

 「でも、派手すぎませんか」

 私の好みが聞けない?

 「で、でも。目立ちすぎるというか……」

[アメリアの反論は聞かずに、レジに持っていった]

 「嗚呼……」

(657) 2011/06/04(Sat) 13時頃

【人】 水商売 タバサ

[住処に戻り、リボンをつけろと執拗に迫る魔女。
 渋々つけてみる、従者。
 鏡を見る。]

 「や、やっぱり駄目です。目立ちすぎますよ」

 そう?似合うと思うけれど。

 「うぅ……」

[それから魔女は、アメリアがリボンを付けているところを見たことがない。余程気に入らなかったのだろうかと、軽く後悔もしたのだが、黒の大きなリボンをつけたアメリアは本当に可愛らしかったから。]

 また、いつか、つけてくれるわよね。

[魔女は薄笑を湛え、リボンを仕舞うアメリアの背を見ていた*]

(658) 2011/06/04(Sat) 13時頃

【人】 水商売 タバサ

[そんな感慨もひと時のこと。
 今からのことを考える。

 己が魔法や武器を使うか、或いは観測者《オブザーバー》になるか
 それは少年たちに、*懸っていて*]

(659) 2011/06/04(Sat) 13時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 13時半頃


ああ、まったくだ。
せっかちな奴が多くて困る。

[ 応じる声は平坦に。]

相手は超上位種《エルダーロード》です。
未知数の共闘相手がいた所で
問答無用で惑星を破壊されれば我々に生き延びる術はありますまい。

…すぐにでも貴殿を解放したいが、今はまだ、まずい。
他人に――とくに、《Rebirth》の魔女と、あいつに見られると面倒だ。


ところで――
貴殿の他に、獣《ベースティア》がいるのですか。

[ 彼が僅かに声色を変えたのを聞き、問うた。
天狼の声は、自分にはまだノイズのように聞こえるだけ。]


次々に目覚めが連鎖しているな…キミのところのお嬢さんも、そろそろなんじゃあないか?

キミの声は聞こえずとも、少しずつ目覚めに向かっているように見えるが?


水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 19時頃


【人】 水商売 タバサ

――学園・校庭――

[半ば観測者《オブザーバー》と化していたが
 その戦いはしかと瞳に焼き付けていた。
 破壊――構築――なんて無為なことだろうと思う。
 それでも人間は、魔女は、エルダーロードは戦うのだ。

 アキラの呼びかけ>>822に応えるように、宙に魔方陣を描く]

 闇鍵よ、彼女を施錠したまえ。

[ぶわりと魔女の周辺に現れた大量の闇鍵《ムーンレス・キー》は
 先端に鍵のついた鎖と化し、エルダーロードへと襲いかかる。
 鎖に囚われたならば、少しの時間稼ぎにはなるだろう。]

(832) 2011/06/04(Sat) 19時頃

【人】 水商売 タバサ

 その鎖はね、魔力が篭っているの。
 力づくでは解けないわ―――

[感情薄く、つむぐ言の葉の後で]

 ―――――今よ。

[それぞれアキラのサポートに回る面々がエルダーロードの足留めとなるだろう]

(847) 2011/06/04(Sat) 19時半頃

【人】 水商売 タバサ

 ちょっと、何してるの。

[魔女はエルダーロードを囚える鎖に魔力を送り続けながら
 冷静にアキラと槍真の行動に口を挟む]

 折角足留めしてるのに、貴方達が動かなきゃ意味ないじゃない。

(850) 2011/06/04(Sat) 19時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 19時半頃


【人】 水商売 タバサ

 っ……?

[槍真の元から>>862《闇》と"堕気"の奔流が現れ
 それは《闇》の茨と化して―――みるみる内に光を奪って行く。
 世界が、暗澹に包まれつつ、ある]

 何してるのよ……このままじゃこの世界は……

(864) 2011/06/04(Sat) 20時頃

タバサは、闇で目標を見失って、鎖が解ける。

2011/06/04(Sat) 20時頃


タバサは、従者 アメーリアの手をしかと握った。

2011/06/04(Sat) 20時頃


[見物しながらも、届く声には優しく、しかし揺ぎ無い「答え」を知っている者として答える]

何故俺の声が聞こえる、か?
お前さんがただの狼ではないからだ。
神々の栄光《グロリア》が潰えた時、俺は解放される。

それに呼応して、お前さんの力も内から解放されるだろうな。

人間達にカミと崇められながら、人間の負の力で死に絶える末路へと至った…その運命。

人間が憎いか?
憎ければ、目覚めと共に滅ぼすが良い。

人間が愛しければ…牙を剥くがいい。


【人】 水商売 タバサ

[状況を見届けると、気を失ったエルダーロードに近づく。
 彼女を囲むように魔方陣を描いた。]

 封印《sello》の魔方陣。

 と言っても、彼女そのものを封印するわけじゃなく
 少し魔方陣から出られなくなるだけ。

 ……。

[徐に何かを書き足し始めた]

 ……一応、治癒《scure》も。

(926) 2011/06/04(Sat) 21時半頃

[続けての問いにも]

命はバランスで成り立っている。
増え過ぎても減り過ぎても命の輪は途絶える。

判り易く言えば人間が増え過ぎて自然の理を崩している。

それを元に戻すにはある程度人間の数を減らし、人間が自然を大切にする気持ちを生みだすよう、恐怖と混乱を与えなければいけない。

その役目を担ってるのがお前さんだ。

ま、ピンとこないだろうがな。

だからお前さんが力を操れるようになった時、
人間が悪いと思えば思う存分その力を人間や文明に奮えばいい。

そう言う事だ。


ただし、人間を守りたいと思ったら…俺と戦え。

[もう一度繰り返す言葉は、その時が来れば究極の選択になるかもしれなかった。

だがどちらを選んでも、最終的には戦う事になるだろうとも予測している。

天狼は自然の理を守る為に力を奮う。

反して獣は、自然の理ごと破滅させる為だけに存在するのだから]


[ 自分の言葉の後、心の裡だけで呟く。]

それ(バランスの崩壊)こそが俺の目的では、あるが。


[そうして、陽達を再び見つめて]

 人間は…憎いわ。憎いけれど、優しい人もいるもの。
 牙を剥いたり、滅ぼしたりなんかしないわ。
 私は知ってるもの。憎しみで誰かを傷つけると、それは連鎖するもの。

[だから、自分は憎しみで誰かを傷つけない。
そう言いながらも、ただ某然と。]

 それでも、それが運命ならば、森を仲間達を守るために必要なら…例えば彼の力で森が滅びるなら、あーちゃんが悲しんでも…。

[思考は自らの使命に重なって。]


【人】 水商売 タバサ


 私は気まぐれで生かすし、気まぐれで殺すわ。

[軍人の言葉に飄々と返し、]

 そうね……彼女が目を覚まして、またこの星を潰す為に戦うというのなら、繰り返しが起こるだけ―――

 打開策はないかしら、ね。

(934) 2011/06/04(Sat) 21時半頃

 バランス…?人間が増え過ぎたせいで、世界のバランスが壊れてるの?

[少しばかり分かりやすい答えが出れば、納得して]

 それなら、話は簡単ね。つまり…


 余計な分を滅せばいいって事でしょ?


[天狼に掛けた声に反応したには]

なかなか面白い見物だな。
まぁ何とかなるだろうさ。

ああ、連中の前にいきなり獣の存在を見られるとまずいかい?
俺としてはどちらでも構わんがな。

[何処までも気紛れで真意を掴めるような発言はしない。
最も最終的に獣は破滅を与えるだけなのだから、そこに至る幾筋もの道を気ままに辿っているだけだ]


 私が守りたい人を攻撃するなら、その時は戦うわ。

[その声に静かに反応しつつも、どこか、懐かしい、優しい。
どちらと答えればいいかわからないが、戦いたくはないと、本能的に感じる。]

 だからお願い…私が守りたい人は壊さないで。


【人】 水商売 タバサ

[青年に促されたような気がして>>935
 くるくると長い鍵で魔方陣を描く。]

 これは私の魔力で回復するものだから、
 無尽蔵にあるとは思わないでね。

[そう釘をさしつつ連れてこられた少年は中に入れてやるだろう]

(938) 2011/06/04(Sat) 22時頃

いや、純粋な獣《ベースティア》はいない。

いるのは俺よりもっと心優しい狼だ。

最も人間共には俺と大差ないだろうな。

破壊と混乱と混沌を与えると言う意味では。

どっちみち人間には倒すべき相手とみるだろうな。

[キン、とグラスの淵を叩けば、水鏡が揺れて映像が途切れる]


[静かに、だがはっきりと告げられたには満足げに笑う]

そうだ。
人間が自然を畏れ、敬うようになればまた緑の森や青い湖、温かな木漏れ日が戻って来る。

お前さんはその為に力を奮うんだな。

[獣は理性があるが故に気紛れだった。力を持つ者を成長させて、それを見届けてから屠る事もしばしばあった。

天狼や、柊に言葉を掛けた事もそれ故かは判らない]


[情を持つ人間がいるのか、揺れるには]

その時は、全力で俺に牙を剥け。

[手を出さないとは約束しない。少なくとも今はまだ、気紛れな獣は約束する気はなかった]


 そうだとしても、あなたはきっと、バランスを崩す人間。


[聞こえて来た声には、さらに一度俯いて]

 そう…させてもらうわ…。

[その時には、自分はどちらを選ぶのだろうか?
友人か使命か、今はまだ選べず…。]


「俺」の格付け、後で頼むわ。

[ドナルドを見送った後、獣《ベースティア》は楽しそうに哂う。
目の前の出来事に意識を奪われて肝心のモノがすぐ傍にある事に気付かない。

それは仕方ないとは言え、とても滑稽だった]

早く超上位種《エルダーロード》も増えないもんかね。
八つ裂きにしたい奴が多いなら、更に楽しくなる。



ウッオィエ ソ ゴヴォ ラ ブオィ
(運命はただの夢)
ホフト ソ ”ドリーマー” ガ ヴォリ エグゴガパイァ
(さすがはドリーマーと言った所だね)

ペヒペ…
(奇跡…)

ロオイゥサヴァ
(なあるほど)


ハウ ポッゴッ レ エプ ガ リ エエピヴァ
(そう簡単にいくといいけどね)


― 終局後 ―

サイォ エポロポグゴ
(ほら 行かなかった)


そのようだ。


[食事と言う「干渉」が出来た事を改めて確認すると、まだゆらゆらと水面を揺らしているグラスの淵を叩く。

即座に静まり返り、映し出すのは栄光《グロリア》の過去。
小さな扉と呼ばれる少女。

成長したグロリアと誓約した為、ポチュラーカ自体が誓約の楔になる事はない。

だが多少なりとも獣を繋ぐ鎖である事は否定できず]

栄光《グロリア》はほっといても潰える。
だが、多少俺に影響を持つだろう過去の彼女も消すべきだ。

[解放された後の事をゆっくり考える。
超上位種《エルダーロード》を殺しに行くか、憂いを完全に断ち切る為に少女を殺すべきか]

どっちがいいかね…。

[悩ましい2択を思わず声に出していた]


アオァグギエイゥバイェ アゥグガ ボグポエ ロラポオァ
(思ってるよりずっと厄介なのかも)

”ドリーマー”オァ アグポイー
(ドリーマーもおつかれ)
オ グギ ”ヤニク” バッヴォサウ ト エエ?
(あ ヤニクって呼んだほうがいい?)


どちらでも好きにしろ。
それで…彼女の様子はどうだ?
周りが連鎖的に目覚めているが…彼女にはまだ『届かない』のか?


アェボオ バジェロイーギエイゥヘ ”ドリーマー” ヴィ ボ エエ
(じゃあ呼びなれてるしドリーマーで良いや)

[ハイーソ笑ウバウロ声色ヴォっゴ。]

ウウン(うーん)
エゲヴァ ガヴァエゴポガ アオァグゴッヴォ ロ ピヴァ
(一度届いたかと思ったんだけどな)

オガオァウ セガアヘ?
(後もう一押し?)

ロッヴォポ リ タオィン
(何だかすまないね)
ゴプホッ ペバウイェバプ ヘギ オァイォグギ
(たくさん協力してもらって)


[それは笑うような声色だった。]


【人】 水商売 タバサ

[術者は基本的に魔方陣から遠ざからない。
 怪我人と言えるか分からぬが、高所からクレーターに突っ込んだのだ。見た目は酷くなくとも、怪我のひとつふたつあるだろうと。
 そんな心積もりで、エルダーロードの傍に付き添っていた。

 目を覚ました彼女は、何処か様子が可笑しく。
 小首を傾いで様子を見ていたが
 白銀《アルゲントゥム》の皇女 運命《フォルトゥーナ》との言には
 少しだけ瞬いた。]

 ツェツィーリヤの出番ね……。

(1044) 2011/06/05(Sun) 01時頃

なに、気にするな。
舞台が始まり、彼女がキャストだとわかったから手を貸しているだけだ。
『役目』を果たす前にアリスの出番が終わってもつまらんからな。


”キャスト”


[喉を焼くほどの度数の酒を流し込みながら、先程の2択に更に悩む]

面倒だから栄光《グロリア》の関係者皆殺しにした方がいいか?

どうせ順番が違うだけで最終結果は同じなんだがな。

[どうすれば、一番面白くなるか延々考え込んでいた**]


【人】 水商売 タバサ

[腕を組んで、運命《フォルトゥーナ》を名乗るエルダーロードの話を聞いていた。]

 私の心配は、運命《フォルトゥーナ》の貴女が消えたとして
 またエルダーロードとして世界を滅ぼすんじゃないか。

 其処は、運命《フォルトゥーナ》の貴女は何とか出来ない?
 同じ身体に封じられていたなら、本体の方もコントロールできない?

 尤も、話を聴いているとエルダーロード如きに恐れている場合じゃないみたいだけれど―――

(1071) 2011/06/05(Sun) 01時頃

タバサは、ピッパに対して言葉に遠慮がないのは、運命《フォルトゥーナ》も同期のようなものだからだ。

2011/06/05(Sun) 01時半頃


ボプオィ ポ…
(役目 か…)

ガイェオイアゥ ”アリス” レソ 《虹》 ウァ ガ ホトヘギオァイォウォロエ
(とりあえずアリスには《プルウィウス・アルクス》を探してもらわないと)

ハウエイジョ
(そういえば)

”ドリーマー”(ドリーマー)
ペオェ ラ ソ ボプオィ?
(君の役目は?)


いっただろう?

[そう言うヤニクの声はどこか楽しげで]

ただの観劇者<ウォッチャー>さ。
私はただ全てを見、この舞台<夢>を記憶する。

…そうだ、キミの誤解をひとつ正しておこう。
キミが以前に出会ったと言う夢見人…それはドリーマーであって、ドリーマーではない。
正確には夢見人<ドリーマー>というものは存在しないのだよ。
私が勝手に名乗っているだけだ。

私は万物の記憶と夢から成るモノ…しかし、四六時中こうして存在しているわけではない。
私が『眠って』いる間に世界を見、私が存在(あ)るべき時に存在(あ)れるように機を見る…その為の監視者。
ソレがキミの出会った夢見人<ドリーマー>だろう。
わかりやすくいえば彼らは私の欠片…のようなモノだ。


【人】 水商売 タバサ

 なるほど。
 結局エルダーロードの女――名前知らないけれど
 彼女も混沌を望んでのことではない、と。

 ―――過信、か。

[自分達以上に力を持つものはない。
 エルダーロードの傲慢だと思ってしまえば其処までだが
 確かにエルダーロードの力は認めざるを得ない。]

 有難う、貴女に無理をしてもらう心算はないの。
 意見を聞かせて貰っただけで十分よ。

 運命《フォルトゥーナ》―――…

[懐かしい響きだ、と微笑んだ。
 疲弊した彼女に過去の記憶を辿る事は求めない。
 唯、一度だけ、一度だけ
 栄光《グロリア》と運命《フォルトゥーナ》と魔女たちで
 卓を囲んだことを、今も魔女だけが憶えている。] 

(1085) 2011/06/05(Sun) 01時半頃

【人】 水商売 タバサ

 運命《Μοίρα》―――か

[恋人と引き裂かれて自分が魔女になったのも
 不老不死として長い時を生きてきたのも
 全てが運命だったのだろうか]

 ……でも

[魔女は自ら何もしなかった。
 与えられるものを得て、此処まで生きてきた。
 だから説得力なんか、ないと思うけれど]

 運命を変えてみたいと――私は、思う。

(1094) 2011/06/05(Sun) 02時頃

【人】 水商売 タバサ


 「マスター」

[不意に一歩後ろに居たアメーリアに声を掛けられ振り返る]

 「断罪なさらないのですか?」

[エルダーロードに対する、言だろう。
 魔女はゆるりと首を振った]

 彼女も、混沌を望んでいるわけじゃない。
 良く知らぬ者《エトランジェ》を、殺める気は無いわ。

「でも、この女性(ひと)は―――」

 貴女の星を破壊した。だけどそれも、絶対悪だと言えたかしら。アメリアの生まれた星、Liliumは、死海と化し、腐食が他の星にまで及んでいた。その悪性の胞子を摘むことは決して悪いことではないの。

 ……アメリアの気持ちは分かるのだけどね。

(1109) 2011/06/05(Sun) 02時半頃

ロイゥサヴァ?(なるほど?)
リ ペアプ(記憶ね)

スウン(ふうん)
”ドリーマー” ソ ハッアォエ ヘロエ?
(ドリーマーは存在しない?)

[楽しげな声に、楽しげな声を返した]

アェボオ ペオェ ソ ロッヴォエ?
(じゃあ君はなんだい?)

ペオェ ト ハウ ロライゥパガ ソ (君がそう名乗る事は)
”ドリーマー” ラ ハッアォエ ウァ パウギエフイゥ パウエ
(ドリーマーの存在を肯定する行為)

ジョッジョグ ト ウオーイーゴ ヘゅッポッ ポイォ
(万物が生まれた瞬間から)
ペオェ ソ ペオェ ヴィオイェ ロッヴォバ ”ドリーマー”
(君は君であり、ドリーマーなんだよ)



オァグガオァ
(もっとも)

オグゴラ ソ ゴヘポレ ペオェ ラ ポピイォ ロッヴォイァウ リ ピヴァ
(会ったのは確かに君の欠片なんだろうけどね)


【人】 水商売 タバサ

 「ッ―――、マスターは」

[珍しくアメーリアが語調を荒くし、反論を続ける]

 「仮令ルフランが破壊されようとも、平常心で居られるのですか」

[その言葉には、苦い表情を微かに浮かべ、断言した]

 ――――居られるわ。

 あのね、アメリアとは、価値観が違うの。
 いいえ、感じ方とでも謂うのかしらね。
 私は長い時を生き過ぎて、感情が希薄なの。
 アメリアの様に感情豊かでは、なくなってしまったの。

 ルフランがどうでもいいと言っているのではないわ。
 確かにあそこは大事な場所だけれど、若し、失ったとしても、私の心はさして動かない。
 悲しいことね―――。

[告げれば、アメーリアも黙りこんでしまった]

(1116) 2011/06/05(Sun) 02時半頃

タバサは、オスカーの傍に落ち刺さった銀の刃に、視線を遣り、眼を眇める。

2011/06/05(Sun) 03時頃


【人】 水商売 タバサ

[エルダーロードに掛けた封印の魔方陣は、解いておいた。
 運命《フォルトゥーナ》の意識がいつまで続くか分からないが。

 運命《フォルトゥーナ》が潜在していた彼女に、絶対悪は押し付けられない。
 但し、殺す時は全力で――それは言葉を失うアメリアの為にも。]

(1119) 2011/06/05(Sun) 03時頃

そうだな…。
私がたまたまそう名乗り、たまたまそう言う名の存在が世界にできた…。
ドリーマーは存在しなかった、というのがより正確だな。

まぁ、そんなことはどうでもいいか。
私は私だ。

そして、キミのアリスがアリスである以上、いつかはキミの声も届くだろう。

[他のものには聞こえぬ声で語りかけながら、アリスにつれられていくアックを見送る]

…しかし、少女二人の水浴びを堂々と覗きか。
良い趣味だな。

[そんな冗談を言って、周りに見えない程度に手を振って見せる]


[アリスと同じ事を言うドリーマーに、きっと笑い声は届いただろう。]

ハウヴォリ!(そうだね!)
ペオェ ソ ペオェ (君は君)
”アリス” ソ ”アリス”(アリスはアリス)
ジャプ ソ ジャプ(僕は僕)

オァッヴォエ ロッギ セガグ オァ リ ロエ
(問題なんて一つもないね)

[軽く手を振られても、残念ながら返答はできなかった。]

オェアプイェ オイェトガウ
(見送りありがとう)

ロレ?(なに?)
オァヘポヘギ ペオェ ラ オェゴポグゴ?
(もしかして、君、見たかったの?)

[フフフと悪戯げな笑いを返す。]


まさか。
私を誰だと思ってる?
私は万物の記憶と夢から成され、全てを記憶するモノ…。

[だから、たまたまこうして男性の姿をしているだけでアリスを異性とは見てはいない。
故に覗くという行為に、なんら得もない…のだが]

そう、わざわざ覗かなくても、後で『夢』を見れば良い。

[実行する気もないことを、さも本気のように言ってみせた]


グオーイェ ラアォペ レ エオェ ウァ オェエヴォヒロエ アガパ ヴォ グギウォピ
(つまり覗きに意味を見出せない男だってわけ)
レ ポウォエハウ!
(可哀想に!)

[本気に聞こえる声に嘆くような声を返した。]

オーオ ジャプ オァ ジャプ ガソ エグギエイゥオァララ
(まあ 僕も僕とは言ってるものの)
ヒエジィグ ロッギエウ トエリッ ガソ オゥイッ リ ロッヴォピヴァ
(性別なんていう概念とは無縁なんだけどね)

ハオァハオァ エオー ソ ヴォヘ ルエツイゥオェ
(そもそも今はぬいぐるみだし)


【人】 水商売 タバサ

 え?ええ。

[呼ばれていたから一方的に名前は知っていた少年に声を掛けられ]

 槍真くんね。
 私はタバサ・エフティヒア・カンパネラ。

 Rebirthの方では名前の知れた魔女なの。
 魔力くらいしか取り柄がないけれどね。

 君は―――

[じっと少年を見ていると、なんだか背筋がぞわりとするような力を感じる。今は表面化していない、大きなちからが。]

(1122) 2011/06/05(Sun) 03時半頃

ゲロオェレ
(因みに)

ルエツイゥオェ ヴォガ ヴォエギリギプイーイゥ アッロラパ ト スイイゥピヴァ
(ぬいぐるみだと抱いて寝てくれる女の子が増えるけど)
オーグゴプ ガプヴォロッギ バ アオァグギエロエ
(全く得だなんて思っていないよ)


【人】 水商売 タバサ


 ごく普通の……。ね。

[何処か意味深に含ませながら
 槍真を見つめる視線を逸らし]

 君も、選ばれし者。
 ごく普通の高校生で在れるのは――何時までかしら。

 時が来たらまた会いましょう。

[魔女は軽く会釈をし、再会を約束する。
 ひらりと靡かせたスカートから箒を取り出した。
 自分と、従者を乗せた箒はゆぅたりと宙へ舞う。

 俯瞰する学園は矢張り大きく、しかし今はクレーターが目立つ。
 そんな光景を眺めながら、魔女と従者は箒で何処かへと*空を往く*]

(1125) 2011/06/05(Sun) 03時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/05(Sun) 03時半頃


[そうして、久しぶりにその姿になれば、妙な感覚を感じる。]

 なんか、力が戻ってきている。
 違う…いつもよりも力が流れている気がするわ。

[とはいえ、まだ扉に鍵がかかっているような感覚。
全てを解き放つには至らない。]


…ん?

…アック、そっちで…狼少女になにかあったのか?

[不意に、『夢』に変化があったように感じ、尋ねてみる。
そんな気配は感じないが…しかし、彼女が『カノジョ』になる必要に迫られて変化したのだとしたら…自分の知らないところで新たな章が幕開けしているのなら、見逃したくはない。
もっとも、アック自身シャワーにくっついて入っているわけではないだろうから、詳細な情報は期待していない]


ドリーマー ソ サッガウ レ ラ オェギイゥ?
(ドリーマーは本当に見てるの?)

… ト ”ホーライ・プレカーリー”
(…ホーリー・プレカーリーが)
”ヒト”ピエゴエ レ ログゴ ヴォリ オェゴエ
(ヒト形態になったみたいだね)

[アリスがシャワーを浴びるわけではなかったから。
実はくっついてシャワールームに入っているなんて言わないけど。]


それに俺がその獣《ベースティア》自身だしな。

[遥か昔の記憶が誰かから伝えられた伝承と共に思い出される。

カミと呼ばれるに相応しい力を持った者達が幾人も挑んで来た。

それらを悉く沈め、踏み締めるモノ全てに終焉を与えていた。

挑む者の数が徐々に少なくなり、最後に現れたのは栄光《グロリア》だった]

「私の話を少しだけ聞いて下さい」

[奇妙だった。今までの様に突然襲い掛かって来る事も無く、静かに輝く様な笑みを浮かべたまま話しかけて来る。

気紛れな獣はそれを面白いと取り、語る言葉に耳を傾けた]


《6666》の《言の葉》のかわりに。

どうぞ《干渉》しないで下さい。

《私》の《存在》において。


【人】 水商売 タバサ

―― Front・海上 ――

 海が鳴っているわ。

[ごうごう、ごうごう
 渦巻いて、暗澹の空の色を映す海は禍々しさを放っていた。

 箒に乗って俯瞰する世界は、
 少しずつ、何かが軋み始めていた。]

 アメーリア。この世界は終焉るのかしら。

[後ろから自分に捕まる従者に問いかける]

 「答えかねます……」

 そうよね。

(1143) 2011/06/05(Sun) 13時頃

[その言葉通り、栄光《グロリア》は6666の言の葉を紡ぎ続けた。

その中に《陽》を二つに分け、力を託す件もあったが、獣は黙ってそれを聞いていた。

そして《6666》の代償を聴き終えると]

《負》の言葉以外をこれほど長く貰ったのは初めてだな。

いいだろう、今はその勇気と知恵で俺に向かって来たことが気に入っている。

気分がいい。

今ならその願い聞き届けてやる。

[獣は調伏された訳でも、撤退した訳でもなく。

ただ栄光《グロリア》が気に入ったと言うだけで与えられた蝕《デーフェクトゥス》で《潜む》誓約をしたのだ。

全て獣の気紛れ。


一度くらい栄光《グロリア》と戦っても良かったけどな。

[獣はもう一度欠伸をしてそう呟いた**]


【人】 水商売 タバサ

 Θάλασσα Εμφάνιση Κακία
 〘海からいずる悪意〙

 Έχθρα Καθαρίστε
 〘その憎悪を浄化せよ〙

[鍵の形をした長いスティックから
 海へと魔力を送り込んでは見るが、
 何せ相手は広大な海原。
 凪ぐことは、ない。]

(1144) 2011/06/05(Sun) 13時頃

[うとうとする中で僅かに力を増した天狼を感じ取る]

少し力目覚めたか?
無理すんなよ。
今そこで暴れたら、他の連中に殺されるぞ。

まだそこまでの力は戻って来てないからな。

[あふっ、と欠伸ひとつして忠告だけはしておいた**]


【人】 水商売 タバサ

 昔、アーカイトも海の民によって滅ぼされたわ。
 ――――全てを飲み込む、海。

[言っている傍から、海の渦は勢いを増し]

 此の儘じゃ拙いわね。

[悠長に言っているが、非常事態だった。
 海は荒れ、大きな津波と成り、世界中がその水の壁から襲われることは、最早止められないだろう。]

(1145) 2011/06/05(Sun) 13時半頃

本当に見ていたら、「何かあったか」などと聞かないだろう?

[見てなどいないさ、と溜め息混じりに答え]

…なるほど、それが『もう一人の彼女』…か?
これで彼女のチカラがどうなるか…楽しみにさせてもらうとしようか。

[当の本人が今、着衣程度のことである種の危機に瀕しているとは思いもしない]


【人】 水商売 タバサ

[ザアアァァァァ――――]

[島という島は、水の壁に呑まれ沈んでいく。
 沿岸も、じわじわと浸蝕されゆく。]

 …―――

[せめて、"集いし者"達を守るべく、箒は方向転換する。
 終焉英雄学園がある方向へ向かう水の壁へ魔力を放った]

 Τείχος του νερού Κοπάζω
 〘大いなる水害に せめてもの凪を〙

(1146) 2011/06/05(Sun) 13時半頃

ハイー オァ ポ ハウ
(それもそうか)

[ドリーマーの言葉に、あっさりと笑うように肯定をした。]

ホギ ポロ ヴァウロイゥ
(さてどうなるかな)

パイー ト ”アリス” ラ ポプヒエ レオァ
グロトグギ プイーイゥガ ピヴァ エエ…
(これがアリスの覚醒にも繋がってくれると良いけど…)

ロ ”天狼”
(天狼か)

ジャプ ラ パガ ソ アジャイギロエ ピヴァ オェゴエヴォ
(僕のことは覚えてないみたいだけど)


水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/05(Sun) 13時半頃


【人】 水商売 タバサ

――終焉英雄学園近く・沿岸――

[箒で飛びながら魔力を送り続けるのは意外と消耗する。
 すとん、と海岸に降り立つと、水の壁と向かい合った。

 何かの違和感。
 水の壁は津波ではなく―――此処に襲い来る水の塊は
 何か思念を持っているかのようだった。]

 そういうことね。

[横に下りた髪を後ろに流し、鍵の形をしたスティックを握りしめる。
 程無くして、水の塊の中から現れたのは

 荒れ狂う巨大な鯰だった。]

(1147) 2011/06/05(Sun) 13時半頃

あ、そうだそうだ。

[うとうとしていたが、ふと《Rebirth》を望む者の存在を思い出し、起き上がると水鏡の淵を叩き呼び掛けた]

忘れてた。

超上位種《エルダーロード》が何か面白い事になってるぞ。
栄光《グロリア》の対となる運命《フォルトゥーナ》が出て来てる。

[楽しそうにそう告げて、何があったかと問われれば、見ていた事をそのまま教えるだろう**]


【人】 水商売 タバサ


 差し詰めこの辺りの海の主ってところ?

[スカートを翻してアメーリアに弓と矢を手渡し、
 己は召喚魔法で闇鍵《ムーンレス・キー》を呼び出す。]

 下手に近づいたら感電するわ。

[ヒュンッ――――
  ヒュンッ――――――

 二人の投擲武器が、鯰へと襲いかかる]

(1148) 2011/06/05(Sun) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

 水は焔に強く、焔は草に強く、草は水に強い。
 そして電気に対抗するのは、地属性。

[鯰は地鳴りを響かせ、海から女二人を襲う津波を呼び寄せる。]

 ια παράδειγμα κισσός, διαδίδοντας τις ρίζες από τα δέντρα
 〘蔦え、木々から広がる根の魔力よ〙

[投擲された闇鍵が一斉に芽吹き、一瞬で種から根と化して、大きな防御壁を作る。]

 Οι ρίζες θα ανατρέψουν το ηττημένο
 〘そして、根は敗者を蹂躙するだろう〙

(1149) 2011/06/05(Sun) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

[根は鯰に寄生し、そして水を吸い取るように、魔力をドレインする。]

 意外に魔力を蓄えているのね。

[それをじわじわと奪って行った。
 アメーリアが防御壁の間から弓矢でダメージを与えている。

 近辺の海はこの主さえ倒せば少しは凪ぐだろう。]

 一気に決めるわ。

(1150) 2011/06/05(Sun) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

[魔女は箒に跨り、遙か上空へと舞い上がる。
 防御壁を越え、溜めた魔力を一斉に鯰に放った]

 Χαμένη αθωότητα!
 〘ロスト・イノセンス〙

[草属性の魔法は鯰から水分を奪い
 一気にそれは萎み干乾びて、
 やがて、消失するように姿を掻き消した。]

(1151) 2011/06/05(Sun) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

[結界を解けば、弓矢を手にするアメーリアの元に戻り]

 ……やっぱりね。

[何か納得するように頷く]

 あの鯰。
 鯰ではなく、異形だわ。
 死体が消失したのが証拠ね。

 おそらくは元は唯の鯰だったんだろうけれど
 乗っ取られた、と謂うのが近いかしら。

 何にせよ、世界中で似通ったことが起こっているわね……。

(1152) 2011/06/05(Sun) 14時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/05(Sun) 14時半頃


/*
ちょっと相談です。
グロリアのキリングどうしましょう?
お二方がまだ表に出たくないのであれば、私は全然表に出れるので、キリングできますよと。
どちらかと言えば派手な力を持っているので、私がキリングすると漏れなくグロリアのいる側は世界が滅びます。(酷い)

ただ、私がやるなら今夜でなければきついなと思ったので、ちょっと相談しました。


/*
グロリア襲撃、お二人に強い希望がなければ俺が表出ますよ。
箱前に戻ったら設定周り諸々回収したいと思いつつ。


/*
私のほうは希望はないので、誰が表で戦っても問題ないです。
やりたい人がやればいいかなぁと。いなければ全然表に出ますの精神だったのでww


[聞こえる声に寝惚け眼を開いて]

俺は栄光《グロリア》が潰えない限り動けないって言った筈だが?

/*
お疲れ様です。
グロリアとの約束で明日以降じゃないと動けませんのでお願いします。変な設定つけてしまってごめんなさい(汗)

天国壊しちゃっていいんじゃないですか。
どのみち明日以降天国壊しに行こうかな、と思ってたので景気良く壊して下さい。
2人一緒に行くのも暗躍するのもどっちも楽しそうなのでお2人の好きな方でお願いします。


[そうして銃声や、ざわつく様を見つめながら、冷たい視線を送る。]

 ばかばかしい…今のままじゃ、皆の時間も終わるのに…。
 でも、このままだとこの世界は本当に終わってしまうわ。

[少しだけ考えて、それから仕方なさそうに溜息を吐いて]

 いっそ、世界を海で覆ってしまえばいいのかしら…。
 時間が掛かるけど、間違いなく世界の再生には通じるもの。

[まだ出口が狭い感覚が残る。]

 皆が死んでしまうのは哀しいけれど、それも仕方ないわよね。

[訪れるのは使命感。
全てのバランスを整えるために必要なのは、世界崩壊《リセット》]


[]

破壊と混乱と混沌を与える狼、ですか。
……その力は、多ければ多いほどいい。
《栄光》の玉座を破壊すれば、混沌の力はより一層濃くなるはず。
そうすれば、その狼ともこうやって通じる事ができるだろうか。

[天狼が人間の少女の姿になる所は、見ていなかった。]


[ 楽しそうな声が聞こえたのは、丁度王宮で状況を報告している時だった。]

運命《フォルトゥーナ》が?
一体、どういう事です?

[訝しげに問えば、彼の見ていた事を説明される。]

それは益々普通の人間の手に負えませんね。
貴殿への贄とすれば、最適かもしれませんが。


[ 寝ぼけた声に、頷きを返した。]

貴殿を《解放》する事――つまり、《栄光》に終焉を齎す事、が
俺と貴殿との《契約》です。

その為の準備も、もうすぐ整う。

《栄光》の力は既にセカイに影を落とし
《過去》もただ救いを求めて祈るのみ。
英雄がいくら集っても
セカイの崩壊を止めることはできない。


 ……暗い闇の世界は嫌いなの…。
 闇に満ちた世界なんかいらない……。


    ―――ねぇ………


 ―――壊してしまっても構わないわよね?


[水鏡さえ揺らし始める天狼の力の震えに感心しながら]

お前さんは狼だ。
自然の守護神…。

自然の本能の赴くままに。

己の力を使うがいい。

[陽気な酒場のマスターではない、獣《ベースティア》が低く笑った]


 そう…だよね…。
 自然の再生には破壊が必要だもの…。

 いっそ滅びてしまえばいいのよ…。


……―――……


(ドリーマー?)

[ふと何かを感じたのだろうか。]


っ。

[突然かけられた言葉に、微かに動揺が走る。
アックは意識に語りかけられる…だとすれば、今の「会話」も聞かれたかもしれない。
…『彼女』に対する危険を増やすわけにはいかない。
もし聞かれていたなら…キャストに手を出すのは気が進まないが、この手で…。
アックの声に返答せず、そんな事を考えていると]

―――やめて、ヤニク。

[『彼女』の声が…意図してアックにも届くように発された彼女の声がした]

…な…!
『記憶の雫<メモリア>』! キミはまだ懲りて…!

―――大丈夫よ。
 彼に害はないわ…私が言うのだから、間違いないでしょ?

それはそうだが…!
しかし、情報の漏洩元が増えるのは…!


―――もしそうなったとしても、貴方が守ってくれる。
 だから大丈夫…ね?

…ちっ…。

[呆れたような舌打ちが、意識のなかに響いた]


(やあ、君にも相棒が居たんだね
 いや、すみにおけない)

[いつもと同じ言語を使い、彼らの声に返す。]

(…………どうやら尻にしかれてるようだけど)

(はじめまして?
 ゛記憶の雫゛
 僕の事はしっているかな?)


[―― それが、自然の力、"天"の災厄を司る"狼"。

 ――― 天狼の彼女の本来の力の一部。]


!!!!!

゛アリス゛!!!!

[僅かに感じた覚醒の気配!
けれども、また

また僅か ゛届かない゛]


(ホーライ・プレカーリー…… 君は)


 ねぇ――上手に出来たかな…?…パパ…?

[姿なく届く声の主。
記憶が混乱している彼女に届くその獣の声は、父に似た声で…。
だから、その声に従うのは、とても心地よく…。]


[パパと呼ばれれば苦笑しか出来ないが、あながち間違いではない]

まぁ人間から見たら近い存在かな。

ああちゃんと自分の意志で力を動かせたんだな。
上出来上出来。

最初は哀しいかもしれんが、森の仲間達はいずれ感謝するだろう。

[全て崩壊した後に天狼が慈しんだモノが残るとは思っていない。
最終的に獣が全て滅ぼすから。

だが今はそれを伝えはしない。

利用する為ではなく、純粋に天狼が己の意志で動くように、応援するだけ。

対峙するその時まで]


 うん、大丈夫だよ。皆いつか死んじゃうもん。
 それが、少しだけ早くなっちゃっただけだよ。

[褒められると、嬉しそうにその言葉を続けて]

 そうだよね。世界が再生できなくなるほどに死んじゃってからじゃ遅いよね。
 今なら大丈夫だよ!ちゃんと世界が再生できるもん。

[壊れた笑いを続けるが、落ち着いたその時は更なる絶望が襲う。
それでも、今はただ嬉しそうに笑い、舞い踊る。]


…アック、もし『記憶の雫<メモリア>』が私の中にいると他言したら…そのときは…。

―――ヤニク!

…万が一のときの話だ!

―――そうはならないから、そんな話は必要ないわ!

…勝手にしろ!

―――…えぇ、はじめまして。
 貴方のことももちろん『記憶』してるわ、アックアッツォーネ。
 貴方のことも、アリスのことも…全ては『万物の記憶<ユニヴァース・メモリー>』(私)のなかに…

…メモリア、それは…!
キミは…! 何処まで…!! 無計画なんだ…!!!
私が何のために…!

[ヤニクが珍しく感情を表に出し、怒鳴りつける]


―――『万物の記憶<ユニヴァース・メモリー>』(私)を『記憶の雫<メモリア>』と呼び、『万物の夢<ユニヴァース・ドリーム>』(貴方)が『夢見人<ドリーマー>』と名乗っているのか、わかってるのか!
 でしょう?
 もう聞き飽きたわ…。

…!!!!
…ッ! …ッッ…ッ…!!

[結局全部言ってしまったらしい『彼女』に、ヤニクは言葉も出ないようだ。

…そう、夢見人<ドリーマー>とは仮の名(名前ではないが)であり、記憶の雫<メモリア>も同様だ。
夢見人<ドリーマー>としての彼は、大局に現れるヘンジンとして通っているが、本来の彼等の名…『万物の記録<ユニヴァース・レコード>』は、その実在をほとんど知られていない。
それ故の仮の名だったのだが…]


水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/06(Mon) 00時頃


[そう…つまりは、今までヤニクの語ったことはうそではないにせよ、本当ではなかった、ということだろう。
ただの観劇者などではなく、自分も役目と目的を持って『舞台』にいた。
大局をの間近に身を置き、己の…彼女の害になるようなことがあれば、即座に対応できるように視る…それが、ヤニクの役目]


【人】 水商売 タバサ

―― 終焉英雄学園近く・沿岸 ――

[地鳴りが酷くなる。
 海鳴りが酷くなる。]

 これ以上は手に負えないわ。

[押し寄せる津波に、匙を投げた魔女。
 箒でアメーリアを乗せて空へと舞う。

 大きな津波は沿岸から次第に学園へ迫っていく―――]

(1363) 2011/06/06(Mon) 00時頃

(やっ ば!?)

(二人とも!
 君たちの事を他言無用にするのはもちろん了解するよ
 君《記憶の雫》の知識を悪用されるのは僕にとっても本意じゃないし
 二人のやりとりも聞いてて楽しいしねっ)

(それでもってドリーマー
 先ほどの約束を覚えているかい?
 僕さ 今が
 本当に困ってる時なんだけど)

(つまり 何が 言いたいかというと)


(助けてえ!!!!)


怒りに震える事も嘆く事も悼む必要もないのにな。全て終わるのに。

[命があるから、形があるから、想いがあるから苦しむのだろう。

獣からすれば与える終焉は獣なりの慈悲かもしれなかった]


語りかけろアック!
今ならキミの『言葉』が聞こえるはずだ!!


【人】 水商売 タバサ

[箒で空から俯瞰していると、津波を消そうとする少年を見る>>1389]

 未だ、諦めないか。
 健気ね。

[箒に跨った儘、鍵の形状をしたスティックを取り出し、
 虚空に魔方陣を描く。]

 ……

[魔方陣は風呂の孔の様に、水を吸い込んでいく。
 此方も簡単な転移魔法。]

(1398) 2011/06/06(Mon) 00時半頃

【人】 水商売 タバサ

[闇雨が降り続く。こんな中を飛行していれば]

 シャワーを浴びたいわね、アメリア。

[呑気にそんな言葉を紡いで、水を吸い込んだ魔方陣の中に
 箒ごと突っ込んだ。

 《Front》から掻き消えた魔女は、何処へ行くのか。]

(1405) 2011/06/06(Mon) 00時半頃

始めたり止めたり、忙しいな。

[混乱する天狼の声が耳に届く。
獣としては救われようが崩壊しようが構わないのだが、不安定な泣き声はあまり心地良くは無い]

慌てるな、お前が悪いわけじゃない。
お前の大切なものはまだ生きているんだろう。
だったらそれを守ることだけに集中しろ。


タバサは、オスカーの顔がちらりと浮かぶ。この闇に鎖される世界で、彼は何を選ぶのか。

2011/06/06(Mon) 01時頃


いいか? お前は悪くない。

[一瞬誰が悪いか、と口に出そうとしたが、それでは天狼を操る事になる。

そこまでする気は無かった。

ただ泣き声をあやすだけ、言えるのはそれだけだった]


【人】 水商売 タバサ

[ザバァ]

―― 酒場《デーフェクトゥス》 ――

[魔女と従者は大量の水と共に酒場に現れた。
 迷惑極まりない話だ。店内は水浸しである。]

 あら

[転移先を間違えた、とばかりに小首を傾ぐ]

 ごめんなさいね?

[ゴドウィンに余り反省の色が見えない口調で謝罪し、
 箒を仕舞った]

(1425) 2011/06/06(Mon) 01時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/06(Mon) 01時頃


(ありがとうドリーマー!
 責任とるとる!
 これは借りだよっ!!)

……!!!
(今 か!)

(―――――…アリス………)


(アリス!!!)


[それは、横にいた男だけでなく、もう一人の声に対しても述べたもので。]

 だいじょうぶ。私は、私の守るもののために、今は集中するもの…。

[お前は悪くない。といわれた言葉には、少しだけ嬉しくなるが]

 こうすると決めたのは私だもの。
 使命を受け入れると決めてしまったのも私。
 でも、大切な人を守るって決めたのも私。

[真っ直ぐ言い放ち、それから…]

 だから、この世界は終わらせる。
 その罪はちゃんと背負うもの。


【人】 水商売 タバサ


 間違えちゃった。そうね、海水ね。

[ゴドウィンに返すのは、人差し指を頬に添える仕草]

 また吸水の魔法を使ってもいいけれど、
 そうしたらお酒まで一緒に吸い込んでしまうわ。

[アメーリアがせっせと海水に濡れたテーブルを布巾で拭いている]

(1450) 2011/06/06(Mon) 01時頃

[背負うと決めたその罪も、償いも、それはあまりに大きく重く。]

 でも…これが正しい…私の使命…。
 再び同じ事を繰り返さなければならない…。

[悲しみに似たような声を上げて、それでも真っ直ぐと]

 あーちゃんに嫌われちゃうだろうなぁ…。
 私、最後までやりきらないといけないのに…。

[思い出したのは使命と記憶。
そして、その力の全て…。]

 なんて…世界は簡単に滅ぶんだろう…。

[自分の力を持ってすれば、それがとても簡単なことだと、改めて知ってしまった**]


【人】 水商売 タバサ

 糸は私じゃないわ。

[腕に絡むが決して身動きの邪魔はしない己の糸を示して謂う。]

 魔力の糸じゃないわね。
 ……、それを超越した
 おそらくは《奇跡》の糸。

 ポーチュラカ、ね……

[栄光《グローリア》の面影を残す少女を思い、一寸の思案]

(1463) 2011/06/06(Mon) 01時半頃

[己を取り戻し、しかし悲しみに暮れる天狼の声]

そうだ、命は脆く儚い。
それを気付かず大切にしなかったから世界は滅びる。

ただそれだけだ。

[傍にいれば頭を撫でる位はしたかも知れないほど厳しく、そして穏やかな声を掛けた。

獣は気紛れに情をかけ、けれど敵になれば躊躇い無く牙を突き立てる]


【人】 水商売 タバサ

 そうね。
 お似合いよ。

[魔女にしては珍しく淡い笑を浮かべ謂う。]

 だけれど次第に糸の力が弱くなっているのを、感じる?

[無表情に戻り、腕に絡んだ糸にそっと触れた]

 小さな扉《ポーチュラカ》の力が弱くなっているということ――

(1474) 2011/06/06(Mon) 01時半頃

【人】 水商売 タバサ

 ええ、間違いなく。

[ドヤ顔のゴドウィンを流すようにさらっと言った後]

 そう―――非常事態ね。
 この糸に繋がる者が、世界を変える。
 尤もFrontは……、だけど。

 まだ何とかなるわ。
 根拠なんて無いけれどね。

 奇跡を起こす気がない?
 傍観者を望むということかしら。

[せっせと残りの汚れの掃除をするアメーリアの肩を叩きつつ]

(1490) 2011/06/06(Mon) 02時頃

【人】 水商売 タバサ

 成程。

[動けるようになる、と謂うゴドウィンに
 矢張り世界の――宇宙の理がずれて来ていることを思う。
 彼は此処に居て、彼だったのが当たり前だった。
 そんな彼が、動き出す―――]

 世界を再生はどうかしらね。
 一度滅んだものをすぐに再生させても、
 また同じことが起こるでしょう。

 貴方にとっての奇跡とは何なのかしらね―――

[魔女にとっても奇跡が何を意味するのか解らない。
 やがて魔女はアメーリアを連れ、魔方陣を描く。]

 今日は冷やかしでごめんなさいね。

[そうして、次なるステージへ―――]

(1497) 2011/06/06(Mon) 02時頃

俺にとっての奇跡? 簡単だ。滅びるものだ。

[エフィの問い掛けに応えたのは獣。
終焉を与えるべき片割れの世界が滅びたのは少し口惜しい気もする。

だがそんな事は些細な事。
終焉を与える存在がある限り、滅ぼすのが獣の役割]


―酒場で目が覚めた後―

あ…そうだ…!
アックアッツォーネ…!
…アック…!

[彼と…そしてアリスの安否が気にかかり語り掛ける。
しかし、アックに彼女の言葉は届くかもしれないが、アックの「言葉」は彼女に届かない。
彼女自身は、そういった会話手段…声にならない言葉を受信する手段を有していないのだ。
ヤニクの力の影響や何らかの形でアックの「声」が強まっていれば彼女にも聞くことはできるかもしれないし、同じ場所に飛ばされていたなら、直接的に『言葉の記憶』によって得た人と同じく、空気を伝わる声で語りかければ、もちろんそれは聞こえただろう]



訳:『彼女』のみでいる間は、『アック』の声を飛ばす力が強まっている等なければ、『彼女』には聞こえないかもしれません。
『言葉の記憶』で人語をしゃべれるようになっている(はず)なので、直接話しかけられればそれは当然聞くことができます。


思ったよりも早く、願いが叶いそうだな。

[言葉とは裏腹に声は冷たい。]


[冷たい声が届く]

まさかここまで表が崩壊、いや消滅するとは思ってなかったか?

[彼の望みは《Rebirth》だったはず。
最早そんな事を言っていられないような事態になっているとぼんやり思っていた]


ああ――最早セカイは反転《Rebirth》だけに留まらない。
宇宙は歪み、天は崩れ、全てが混ざり合う――

[小さな溜息]


暴れる必要性がないか…獣の存在を認めてもそう言えるかね。

[ククッと口元が歪む。

獣の姿を知ればどれだけの者が裏切り者と罵るだろうか、憎むだろうか、そして戦いを挑んで来るだろうか]

楽しみだな…。

[獣の見えぬ牙がギラリと光る]


混沌《Chaotic》――


[しかし、次に呟いた声は、僅かに高揚していた。]


【人】 水商売 タバサ


 [アメーリアとつないだ手]

 [世界の果てまで貴女と]

 [二人、扉を開いた先に、何が在るか―――?]


                       [*to be continued*]

(1510) 2011/06/06(Mon) 02時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2011/06/06(Mon) 02時半頃


[僅かに昂揚が耳に届く]

お前さんも魅入られた者だな。


[それは嘲りではなく称賛なのか。
問い掛けられても答えるつもりはなかった**]


……ここまで崩壊すれば、後は自滅を待ってもいいものだが。

《契約》は、果たされなければならない。
確実に。

全ての"混沌を望む獣"を《解放》する為に、《栄光》を手に掛ける。


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