人狼議事


52 薔薇恋獄

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視点:


【人】 墓守 ヨーランダ

―― バスの中 ――

[しばらく空けるという事もあり、諸々で昨夜寝たのは遅かった。
だからバスの中では、少しうつらうつらとしていて。
聞こえてくるオカルト話にも、さほど興味がない事もあり聞き流していたのだけれど]

『最後には原因不明の火事で屋敷は半壊……』

[聞こえてきたその言葉に激しく身を震わせ、意識が強制的に覚醒する。
一番後ろの座席で、更に右隣は空席なのでその様子に気付いたのは左隣の先輩くらいだっただろうか。
何か言われれば、適当に誤魔化して。動悸の止まらない胸元をこそりと押さえるだろう**]

(12) 2011/05/16(Mon) 00時半頃

[隣の席に、こっそり耳打ち]

なーおい。


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/16(Mon) 00時半頃


…はい?

[ビクッ、と反応したあと、耳打ちしてきた人に素直に耳を傾ける。]


― 少し先の話になるだろうか ―

[百瀬に猫耳をつけれたかどうかは置いて置き、怪談話が始まると瞬く紫の眼。
話は割と聴くような、ありふれたもののように思えた。]

 ………。

[けれど、人知れず難しい顔をするのは、全てが正しいかは別として、おそらく『本当に居る』ということが判ってしまったから。]

 『最近は、あまりなかったんだけどな』

[内心で呟く。

人付き合いが苦手な一部の理由。
眼が悪いのに、あまり眼鏡をかけたがらない訳。

どうにも眼の色を引き継いだ所為で、父親から受け継いでしまったらしい『霊感』とやらが発動中らしいと溜息を吐いた*]


んや、特によーじはないけどさ。
土橋とメアドこーかんしてなかったかなって思って。

いいー?
[携帯を取り出して、ちらり]


 ……だから、クトゥルフとか、やめよーって……

[出るとこで、そういうのは。
ほんとにやめて欲しい。

うつらうつら、寝言に近い声は、しかし真剣な呟きだった*]


あー、そうでしたね。

[連絡網はあってないようなものな気がしている。]

じゃぁ、これが俺のです。
[ごそごそと携帯を取り出すと、最上センパイとピロン☆とメアド交換したか。]


 お前も、当たりっぽく感じてるのか?

[寝言云う幼馴染に、ぼそっと返す。
2人して霊感があるらしいのは、昔から知っていることかはてさて*]


[赤外線で通信すると、部活メンツのフォルダに新規登録。
これで、交換してないのはあと誰だろう?まあいいか]

さんきゅー、じゃ土橋にもチロルあげよう。
イチゴ味スキっしょ?

[ごそごそと取り出して、ピンクの包み紙をころり]


…えぇ、ありがとうございます。

[否定出来ないので素直に受け取る。
飴は相変わらずどらえもんのように鞄に入っています。**]


[ 彼らの予想は、当たっている ]
[ 否、予想ではなく天性の力か ]

[ じきに、一行が辿り着く別荘 ]
[ その屋根の上に、座り黙す女 ]

[ 今は唯、口を閉ざし無表情で ]
[ *新たな客人を、見下ろすのみ* ]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― バスの中 ――

[胸元を押さえる。
苦しい。
熱い。
呼吸をする度に肺が焼かれる。
酸素を求めて喘げば喘ぐほど、苦しさは増していく]

[フラッシュバック]

[記憶の再生に飲まれかけた刹那。
隣からの声>>17に、引き戻される]

…………ぁ……
だ、いじょうぶ、です。
ちょっと……酔った、だけで。
薬、飲むほどじゃ……ないですから。

[笑う]

(44) 2011/05/16(Mon) 08時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[大丈夫。
今はただ、バスに乗ってるだけ。
何も怖いことなんて無い。
そうだ、これから楽しい合宿なのだから。
隣に座る先輩をちらと見やる。
さらにその向こうにも座る、姿も見えて。
そういえばあまり卓を囲んだ事が無い。
この合宿では、先輩達ともう少し遊んでみようか、とか。
後輩に、まだやったことのないゲームのインストをしようか、とか。
色々思いを馳せる。
そうすることで、現実にしがみつく]

(45) 2011/05/16(Mon) 08時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[だけど、ああ、そういえば。
部屋割りの話とかが、聞こえてきて。
出発前は、幼馴染と軽く話しなんてしてみたけれど。
未だに夢でうなされる事も多く、誰かと一緒に寝るなんて迷惑をかけるだけで。
だから何も言えず、言い出せず**]

(46) 2011/05/16(Mon) 08時頃

 …… すっごく、痛てぇし。

[普通の一軒家に住む、普通の家族。
だから、自分たちには見えない『何か』を連れて来て、家を文字通りお化け屋敷にしてしまった息子を、海外転勤をさいわいに置いていったのも、仕方のないことだと分かっている。

でも、見えて、聞こえるのだから、普通の人間と同じに、思い入れてしまっても仕方ないじゃないか。
気味悪がらせた両親には悪いと思っているが、そんな開き直りをしているから。
霊媒体質は、改善の兆しなど無く、ひどくなる一方。

居ると分かる話を聞いただけで、『彼女』の想いに反応してしまって、ずくずくと心臓が痛む。
眠気か痛みか、どちらのせいで意識がかすむのか、良く分からない。

重い瞼をこじ開けて、肩を貸してくれている幼馴染を見上げ。
いつもの笑みを浮かべようとして、――あまり上手くいきそうになかったから。
取り繕わず、あからさまにほっとした、弱いものを浮かべた]

 となり、蛍紫で良かった。


『なあ、ケイ。もしかして、みえてる?』

[幼馴染の視線が。
時折、自分以外目を向ける者の無いほうへ向けられていると気づいたのは、バスの座席よりも背の小さかったころ。
あの頃は、こんなに身長差がつくなんて思ってもいなかったと、すこし悔しい想いに息を吐いた]


そういや、土橋さ。


お前、好きな人って……居る?

[思い出したように落ち着いた声でぽつり、隣にだけ聞こえるように*]


[『恋』なんてしない。


人の心を縛るから。変えるから。狂わせるから。



―……ちり


なのに。
時折、苦しい。嬉しい。
言葉にできないもどかしさに襲われるのは、何故だろう…]


……はい?

[聞こえてきた言葉に6秒ほど固まる。
そして、淡く頬が朱に染まる。

それが何よりの解答になるか。]


 無理しなくていいんだぞ?

[無理に笑おうとする珀に手を伸ばす。
叶うなら慰めるように、その頭を撫でたかもしれず。
ほっとした様子に、安心させるように緩く微笑む。]

 まだ『見えて』は無いな。
 でも、居るだろうということは気配で判る。
 小さい頃は、そういうことも多かったが……。

[見えているか?という問いが、肉声であれば上記のようなことを囁いただろう。心の声であれば、多分意識しない小さな独り語。
蛍紫の能力は、成長するにつれ安定はしてきている。
感じない努力をしているから。

例えば、それは霊の存在を誰かと話さないこと。
相手にすると、霊が近寄ってしまうから。
例えば、それは眼鏡をかける時間を減らしていること。
かけると、見え過ぎてしまうから。

ただ、傍に居る幼馴染の存在がある故に、捨てきれていない。]


[甲斐――父親の家系は、元は死した者を相手とする生業としていた家系らしく。
近代になっても紫の眼を持つ子には多かれ少なかれそう言う力が引き継がれている。
ただ、随分と他の血が混じっているから、そもそも紫の眼が出ることも少なく、出たとしても能力的には落ちて行っているのが事実。系譜を辿れば、霊を払うような能力もあったようだが、蛍紫にもその父にも払う能力はない。そして、現代で生きるのに、それで困ることもない……のだが。]

 ………。

[まさか、身長差で溜息を吐かれているとは知らず。
霊媒体質らしい幼馴染を護りきれないことに、内心で溜息を吐くのだった。]


 無理は、しねえよ。

[ただでさえ、蘭香のことがある。
そんな時に、自分がどうかしてはいられない。
そうしたら、この妙なところで苦労を背負ってしまう幼馴染が、どれだけ大変かは、想像するまでもないから。

だからちゃんと、頼らせて貰っていると、撫でられるまま肩口に預けた頭の力を抜いた]

 ……蛍紫みたいに、離れてかなきゃいけねーんだろうけど……

[硝子に遮られていない紫の瞳へ、手を伸ばす。
目測であてられた指先が触れたのは、頬あたり。
するりと目元をなぞって、ぱたり、落ちる]


 ごめんな。

[見えざるものを、見ないように努力している幼馴染が。
それでも、こちら側から離れきれていないのは、逆方向へ進んでしまっている自分のせいもあるのだろう。

付き合いが良すぎると、茶化して笑い飛ばすことも出来ず。
ただ、落とした手を握りしめて、ぽつりと呟いた]


[今日は両手が空いていたから、よけられなければわしわしと髪を撫で回して。
意地悪くない方の笑顔を見せる]

俺さ、お前のならおーえん出来るわ。
根回し必要なら、言えよ。

[後輩の中でも、かなりお気に入りな方(弟として欲しいランキング)に土橋は入っているようだ*]


【人】 墓守 ヨーランダ

[前の席からかかる声に>>47青い顔で笑みを浮かべ]

ん……へーき、です。
心配かけて、すみません。
僕は……大丈夫、ですから。

[座席に背を預けたまま動かず。
平静を取り戻そうとしていれば、見慣れた鮮やかな鳥が飛んでくる]

……え?
蛍紫君が?

[少しだけ、ちくりとした痛み。
3人で同じ部屋になれない以上分かっていたことだけど、やっぱり寂しさ――のはずだ――を禁じえず。
継いで伝えられるのは、部屋をどうするかの問いで]

(72) 2011/05/16(Mon) 17時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

……僕も。楓馬君と紅子さんが一緒だと、嬉しいな。
でも……

[二つの反発する意思が心の中で鬩ぎあう。
部屋が同じになれば、自然と接触が増えるだろうから、その点では既に自分のことを知っている相手のほうが好ましい。
だけど同時に、自分の醜い姿を晒したくないという思いもあって]

[けれど。断れば、それはつまり……彼が、彼も、別の誰かと同じ部屋になるということで。
どうしてだろう、そう考えた瞬間。酷く胸が締め付けられて]

……うん。同じが、いい。
楓馬君に、そう伝えて。

[優しく、紅子さんの羽毛を撫でた]

(73) 2011/05/16(Mon) 17時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/16(Mon) 17時半頃


わっ

[バスの座席は狭い。
避けようと思っても避けきれなくて、わしわしと頭を撫でられる。]

必要なら、お願いします。

[数瞬、迷った末に頼んで、]

……応援したくない人でもいるんですか?

[思わず気になったことを聞いてしまう。]


じゃ、相手だーれ?

[にひひと笑みを漏らしてついでに情報収集]

えーだって。
ライバルには負けたくないぞ?

[居るのかどうかもわからないが、一応。
静谷の「トンビに攫われる」という言葉が聞こえての発想]


ヨーランダは、元々携帯を与えられていない。

2011/05/16(Mon) 20時頃


………百瀬。

[少し長い沈黙の中、紡いだのはクラスメイトの名。
気になっている、という点では静谷センパイもそうなのだが、
レベルが違うと思うので口にはしなかった。]


…………。

部屋変わろっか?というか、俺は夜織部と野久んとこ行く(のを勝手に決定した)から、使っていーよ。遊びに来てそのまま泊まってけば。

[おせっかいでもなんでもなく、するりと言葉が出る]

よくじゃれてるもんなあ、お前ら。


でも、大丈夫ですかね?
蓮端センパイ一人にして。

[相部屋の誘いをかけたセンパイを慮る。]

まぁ同じクラスですからね。


ほっといても石神井あたりが来るんじゃない?
それか、蓮端に言っておけばいいよ。夜部屋空けるんでって。「センパイも好きな部屋にお邪魔したらどーっすか?」
とか。

[二重三重に煽ってみる]

俺が蓮端にそれ言うと、不自然っしょ?


…ですか。

[センパイからの煽りにへにょり、と眉を下げる。]

とりあえず、後でそう声をかけてみます。


んーまあ。余計な事は言わないにしても。
「百瀬の部屋に行くんで夜そのまま泊まるかもしれません」
ぐらいは言うべきかなーと。

蓮端いーやつだから、心配しちゃうかも。
それか、一人でゆっくり寝れるって思うかもしんねーし。


…優しそうな人ですからねぇ。

とりあえず、行くならそう伝えておきます。

[もしかしたら、行かないかもしれないとかそんな。]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 到着後 ――

[時間が経つにつれ少しは落ち着いていくけれど。
目的地――以前火事があったという場所に近付くにつれ、心は揺れて。
結局始終顔色は良くなかっただろう。
降りる時、荷を持とうとすれば隣席の先輩が先に手にとり]

え、あっ……だ、大丈夫です。
荷物、色々入ってるのに。
先輩に持たせるわけには、いかない、です。

[慌てて、手を伸ばす**]

(100) 2011/05/16(Mon) 21時頃

 ……離れているように、みえるか?

[一瞬驚いたように見開く紫。
次に苦笑いの形に細くなれば、その下、頬に触れる温もり。

離れているように見えるのならば、距離感をつかめないからで。
多分、3人の中で1番幼馴染という枠に縋っているのは自分なのだという自覚があった。
思うのは、鞄の中にある織部から譲り受けた奨学金のガイド。

3人でルームシェアして、同じか近くの大学に……。

その願いは、まだ云えずにいるけれど。]

 謝る必要はないさ。

[結局、霊感をなかった振りできないのも、珀に縋るのを止めれないから。
落とされた手に、頭を支えていない方の手を伸ばす。
言葉にしない 謝るのは多分自分の方だ という思いを乗せて触れた。]


 ……居る。

[ぼそっと呟いた。

眼鏡をかけずとも、はっきりと見えたこの世の人ではない姿。
視線は、屋根の上に固定されている。
遠目に、視線があったと思ったのは気のせいだろうか。]

 挨拶すべきか、悩むな……。

[挨拶をするということは、存在を認めるということだから。
己の為というより、珀の為になるだろうかと、少し悩ましげな顔をした。]


 …… うん。

[バスの中で触れていた手を。
確かめるように、そっと伸ばし。

屋根の同じ一点を見つめる幼馴染に、ちいさく笑い]

 蛍紫は、関わりたくないんだろ。
 オレはどうせ、また放っておけねーから、挨拶もすることになるんだ、任せとけ。

[悩ましげに刻まれた眉間の皺を、横合いから、うにっと伸ばした]


[ 蛍紫と視線が合おうと ]
[ 女は表情一つ変えない ]

[ 楓馬を見ても同じこと ]

[ まだ女は新たな来客を ]
[ *ただ、見ているだけだ* ]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 到着後 ――

あ、いえ……
そう、大したものは入ってないですけど……

[壊れ物かと訊ねられる声>>102にはそう答え。
着替えと部室にあるゲームくらいしか、入っていない。
私物というものは持っていないに等しいから。
無理に奪い返すのも失礼だろうか、と言葉にあまえようとした時に、軽く背を叩かれ>>105]

えっ……あ、わっ……!?

[肩を抱かれた。
少し、恥ずかしくて。顔を逸らすけれど。
優しくされるのは嬉しくて。
しばらく、手を借りたまま]

(161) 2011/05/16(Mon) 23時半頃

[眉間の皺を伸ばされたなら、紫の眼を見開く。
そして、溜息を一つ吐いた。]

 ……お人よしめ。
 そうなったら、俺も放っておくわけにはいかないだろ。

 それに、なんだかな……。

[放っておいてはいけないような、そんな気がする。
そんな感覚的なものは、相変わらず上手く言葉に出来ず。
言葉途中で切れた。

ただ、視線あっても変わらぬ表情が気になって。
大概は、あえば良くも悪くも構って欲しそうにするのが常だから。]


【人】 墓守 ヨーランダ

[歩きながら、周囲のやり取りに気がついて。
思い出される、先日の出来事]

野久先輩……
ごめんなさい。
腰、僕のせいで……

[自分がもっと要領が良ければきちんと助けられたのに。
しゅんと自己嫌悪]

(164) 2011/05/16(Mon) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 別荘前 ――

[見上げる建物は、きちんと改装がしてあり火事の痕跡は無く。
安堵のため息をついたのを、近くにいた人間には気付かれただろうか]

(166) 2011/05/16(Mon) 23時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/16(Mon) 23時半頃


 ええ?
 お人よしは、好きで厄介ごとに首突っ込むオレに、付き合ってくれる蛍紫だろ。

[溜め息に、くすくす笑い]

 しかし、付き合うとなると、長くなりそ。
 どうしたいのか、とか。言う気なさそうだし。

[表情を変えず、身動きもせず。
何を求めるでなく、ただ其処に居る姿に――ずきり、また痛んだ胸を押さえた]


【人】 墓守 ヨーランダ

僕は……十分、良くしてもらってますから。

[囁かれる声>>169に力なく笑う。
甘え方。もう、すっかり忘れてしまった]

[そして、横からかけられる声に>>172]

いえ、その……
先輩が、腰痛めたの。
僕のせい、だから……

[申し訳無さそうに、そう告げる。
本人はあの時平気だと言っていたが、あの時のことが原因なのは見れば分かっていたから]

(180) 2011/05/16(Mon) 23時半頃

 ……お前がつっこまなきゃ、付き合わん。
 誰にでも、ではないから、俺はお人よしではないさ。

[照れ隠しなのか、ぎゅっと眉間に皺を寄せたての会話は、どのタイミングだったか。
ポツリと頬を雨が打つ。]

 雨が降っても、あのまま居るんだろうかな。

[屋敷に入る前、天……正確には屋根の上にいる幽霊を見上げて呟いた言葉は、珀が傍に居れば聴こえただろう。
どうこういいつつ、挨拶ついでに中に入れと言いに行くのだと、多分見とおされているか。]


【人】 墓守 ヨーランダ

安心、出来る人……

[脳裏に浮かぶ相手を、ゆるりと頭を振り追い払う。
現状で、十分幸せ。
これ以上を望んで、失うのが怖い。
初めから望まなければ……傷つく事もない。
卑怯な自己防衛**]

(195) 2011/05/17(Tue) 00時頃

 ん? 照れてやがんの。
 ……ありがと。

[同じくらい、ごめん、と思っているけれど。
感謝だけを口にして]

 ……だろーな。
 抜け駆けすんなよ?

[屋根上を案ずる声に、にやり笑い。
ぽん、と肩を叩いて出て行った]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 00時頃


 さぁ、それはどうだろうな。

[抜け駆けするなという言葉に、唇の端を持ち上げた。
意地悪な表情をするのは、照れを揶揄られた……というこれまた照れなのだが。
珀が火事の痕がないか下から見まわるついでに、話しかけるつもりならば、自分は上からと踵を返すのだった。]


― 2階廊下つきあたり ―

[誘われるように向かうのは、幽霊が座っていたらしき所に近い位置。案の定、寄った窓からその姿が見えて、溜息を吐く。]

 今日から、暫く世話になるものだ。
 騒がしくするだろうが、よろしく頼む。

[それでも気難しげに挨拶をするのは、結局放っておけないからで。
放っておいても、珀が無茶するのは目に見えていることもあった。]


 ……ずっとそこに居るつもりなのか?
 幽霊は濡れないのかもしれないが、見ている方が寒いんだが。

[苦言を言ってから、ごそごそと取り出し差し出す菓子。]

 これは土産だ。
 幽霊は食べれないかもしれないが、気は伝わるものだと父がいっていたからな。
 よければ貰ってくれ。
 あと、気が向いたら名前教えてもらえれば嬉しい。
 幽霊幽霊呼ぶのも、失礼だしな。

[珍しく長文を紡ぐと、相手の反応があろうがなかろうが、暫くじっと見詰めるのだった*]


[ 明確に自分に向けて発せられた声に、振り返る ]

『…………』

[ 苦言に眉を下げ、差し出された菓子を見つめる ]
[ それから蛍紫の顔を見て、再び菓子を見つめて ]

『……ありがとう』

[ 頭を下げて、小さな声で、蛍紫にお礼を言った ]


『あなたの言う通り、わたしは幽霊』
『変わった、人。わたしの姿を見て逃げなかったのは、あなたが初めて』
『ううん、もう一人、いたかしら。さっきわたしを下から見ていた』

[ 女はたどたどしく話す ]

『……ごめんなさい、人とお話したの久しぶりで上手く話せない』

[ 不器用な言葉を止めて ]

『わたしは、日向(ひなた)』
『――あなたは?』

[ *蛍紫に名前を、尋ねた* ]


[ やってきた調音に軽く視線を向ける ]

[ この人は、見えない ]

[ それだけ判れば十分と視線を外して ]

『……それ、くれるのは嬉しいけれど』
『あなたが変な人と思われる』

『持って帰って自分で食べて』
『お供え物って、そういうものだから』

[ *気持ちだけで、十分* ]


[一回りしてみたが、特に火事の痕らしきものは見つからなかった。
2階から見れば、また何か見つかるのかもしれないが、とりあえずは十分と、立ち止まり。

屋根を見上げれば、雨霞で定かではないが、窓辺に立っているのは見慣れた幼馴染の姿。
けれど彼女の姿は、そこから動いた様子は無かった]

 よっ!

[ぴっ、と挙げた手を、ひらひら振って笑う。
見えている、と示すように、真っ直ぐ彼女を見上げたまま]

 オレ、楓馬ってんだ。あんたは?

 これから、オレたちしばらく、此処にお邪魔してっから。
 何かして欲しいことあったら、言ってくれ。

 とりあえず、中入ろうぜ。聞いただろうけど、そいつもすっごく、気にしてんだ。


[見るからに寒そうだからさ、とジェスチャーし。
別荘の中へ戻ると、階段を駆け上がり、蛍紫の後ろから、ひょこっと顔を出す。
供えられた袋に、口元を和らげ]

 ほら。来いよ。

[あとで廊下掃除だな、と思いつつ、窓をいっぱいに開いて。
身を乗り出すと、彼女のほうへ手を思い切り伸ばした*]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 回想 ――

[炊事当番、と聞いて眉を寄せる。
料理は、得意だ。
けれどこれだけの人数。台所には複数で立つことになるだろう。
そして誰かが必ず…………火を使うだろう]

僕は……料理、出来ないから。
代わりに、掃除とかしますね。

(283) 2011/05/17(Tue) 06時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 回想 ――

[手を貸してくれた先輩らに礼を言い、部屋へ。
特に希望は無いので、相部屋をする幼馴染の希望にあわせるか余った部屋を使うのだろう。
その部屋から、薔薇庭園の様子は見えただろうか。
見てしまっただろうか。咲き誇る薔薇、しとしとと降る雨。そんな絵画のような光景の中、親しげに会話をする2人の姿]

[何故だろう、息が苦しい。
やはりまだ、火事があったというこの屋敷に緊張しているのかもしれない。
発作を起こさないように、周りに迷惑をかけないように気をつけないと**]

(284) 2011/05/17(Tue) 06時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 06時半頃


胸が苦しいのは。

きっと、僕が弱いから。


[ また、自分に向けて掛けられる声 ]
[ 今度は、下。手を振る楓馬を見る ]

『ふうま。変わった名前』
『わたしは、日向』

『……幽霊に暑いも寒いもないわ』
『あなたのほうこそ、寒そうよ』
『わたし、使用人だったけど。もう浴巾(タオル)一枚出してあげられないから』

[ 足りない言葉と、遠回りな気遣い ]
[ 見えなくなる姿に、忙しない人と ]
[ 溜息を吐いた頃に、楓馬は2階に ]


『あなた、昔から幽霊慣れしてるのかしら』

[ 手を伸ばす楓馬の手を握り返さないまま ]

『でも、あまり安易に触れようと思わないほうがいいわ』
『あぶないから』

[ 女は目を細める。根負けしたようだった ]

『そこまで言うなら入るわ』
『でも、助けは無用よ』

[ だけど手は拒む。決して掴むことはない ]
[ 女の姿は一度雨に溶けて、二人の後ろへ ]


[ 女の視線は蛍紫と楓馬の近い距離に ]

『……あなたたちは仲良し?』
『仲が良いのは、素敵なことね』

『どうか、その絆を見失わないで』
『わたしみたいに、ならないように』

[ もし、二人に引き止められなければ ]
[ *廊下の水滴に溶けて、女は姿を消す* ]


 変わってっかな?
 名付け親のじっちゃんが台湾のひとだったらしーから、そのせいかも。

[日向が応えてくれたのに、ほっとする。
お気遣いなく! と笑って駆け出した足は、廊下の窓まで濡れた足跡をぽつぽつと]

 うん、慣れてる。
 だけど心配されたのは久しぶり。日向、良いヤツだな。

[あぶないと言われても、にへらと嬉しそうに笑うだけ。
入る、と日向の姿が雨に溶け消え、廊下に現れてから、窓を閉じた]

 おう、仲良しだぜ!
 オレが迷惑かけてばっかの気もすっけど。

[付き合いの良い幼馴染の肩に手を伸ばし。
ぐいっと引き寄せたところで、自分が濡れていることを思い出して、悪ぃ、と慌てて手を離す]


 でも、……日向も、もう哀しいこと溜めこむな。
 怪談が本当でもウソでも、十分苦しかったんだろ。
 心残りがあるなら、果たせることなら、やってやるし…… だから、日向がイヤじゃないなら、日向とも仲良くなりたいよ、オレ。

[彼女に触れられることはなかった手を握りこみ。
また痛みだす胸元にあてて、息を吐いた。

眼差しは真っ直ぐのまま。
応えがどうあれ、消えるまで見つめていた]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 部屋 ――

[荷物の中から、着替えとゲームとを分けている間に。
同室で過ごす幼馴染が戻ってきた。
放たれる鳥はやはり外を飛びたいだろうに、と少し可哀想に思っていたら。
ひたり。触れられる感触]

………!?

[その冷たさと反比例するかのように、何故か顔が熱くなるのを感じた。
一瞬硬直するけれど、すぐに落ち着いて身を引いて]

大丈夫、だよ。
……顔は、痕、あるから。
あんまり触らない方が、いいよ。

[気持ち悪いでしょ、と笑う**]

(298) 2011/05/17(Tue) 12時頃

― 回想 ―

[じっと見詰めていれば、かえってくる応え。
たどたどしい話しぶりは、蛍紫にとっては親近感をうむものであったから、少し表情が緩む。]

 いや、俺も、上手く話せる性質ではないから、気にするな。

 ひなた……日に向かうと書くのでいいのか?
 俺は、けいし、紫の蛍をひっくり返して書く。

 もう一人は………。

[珀のことを告げようとすれば、後ろからかかる声に言葉が途切れた。
百瀬は直ぐに去って行ったが……。]

 そうだな。

[忠告に苦笑したあたりで、下から聴こえる珀の声。]


 もう一人は、自分から名乗りたいみたいだ。

[案の定、直ぐに聴こえる名乗りの声。
日向の反応にも苦笑を深めて、珀が来るのを待った。
そして、開かれる窓。]

 コイツがこんなだから、な。

[先程答えなかった、逃げないという言葉と仲が良いという言葉を、まとめて返す足らずな言葉を返しながら、日向が屋敷内に入るのを何処かほっとした様子で見守った。]


 しかし、まぁ、別件で迷惑をかけているのは、俺も一緒なんだが。

[引き寄せられる肩。けれど直ぐに離されることに、少し困った顔をしながら、そう付け足す。
窓が開け放たれた時、少し濡れてしまったから、今更だと。
心の底で思うけれど、その思いは言葉にはならないまま。

消え行く日向の背に、珀が語る言葉を唯聴いて]

 一応、一歩前進で良かった……んじゃないか。

 嗚呼、掃除は、任せてもいいか?
 俺、荷物おきっぱなしなんだ。

 そのまま置いてたら、多分鳴瀬先生に迷惑かけると思うから。

[日向の姿が完全に消えたところで、珀に願う。
おそらくは、否という返事ではなかった筈だ。]


[去る珀の背を、しかし、急いで追うように階下には降りず。
ゆるっと手を伸ばすは、供えという役割を終えたマーマレード。

ほんの少しの間、また窓から雨に打たれる景色を見やる。

その後、くるっと踵を返したのだった*]


[ 蛍紫の名乗りを聞いて ]
[ 少し困ったように言う ]

『……わたし、読み書きできないの』
『生まれた時からずっと、ここで働いていたから』

[ 学校には行ってないと ]
[ 漢字は覚えられないと ]

『でも、それで合っているわ』
『"ひにむかう"と書くと……教えてもらったから』

[ 誰からとは口にしない ]
[ その記憶は棘のように ]
[ 女自身を苦しめるから ]


『――怪談』
『わたしの正体を、知っているの』

[ 立ち去る前、楓馬を振り向いて問う ]
[ 無表情だった顔は少しだけ、険しく ]

『…………』
『…………』

[ ふわと、薔薇の香りが周囲に漂った ]
[ ごく僅か、気にならない程度の強さ ]

『……わたしに話しかけたら祟られると思わなかったの』
『変な人たち』

[ *そして、その纏った香りごと消えた* ]


 知ってんのかどうかは分かんね。
 だから、話す気になったら、教えて。

[目の前の日向と、怪談話と。
わずか険しさの籠もった表情を見れば、無関係とは思えないが、どれだけ事実なのかは分からないから。
軽く肩を竦めて、そう答え]

 えっ。あ、いや。蛍紫は祟ったらダメだから!

[ヘン、は否定しないけれど、祟りは否定しておいた。
最近はひとりで遭遇してたから、そういう危険が頭からすっぽ抜けていて。
ダメだからな! と仄かな香りと共に消える日向に、ぶんぶん手を振り]


 てか、こんなって何だよ、こんなって。
 心あたりはあり過ぎるけど。

 むしろ、なんか迷惑掛けられたこと、あったっけか。
 そっちは全然無え。

[一応前進なんかね、とこくり首を動かして。
任せろ、と階下へぱたぱた、走り降りて行ったのだった]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 部屋 ――

[引けばそのまま詰め寄られ。
頬を引き伸ばされた]

ふぇっ……!?

[続いてかけられる言葉は。こつりとあわされる額は。
とても、とても温かくて。
何故だか、無性に泣き出したくなった]

ふーま、くん……
――――。


[鼻腔をくすぐる薔薇の香りに浮かされて、唇から声が漏れる。
でも、最後の一言だけは。
言葉に乗せず、唇だけが動き。
自分で何を言ったのか、言おうとしたのか、わからないまま]

(323) 2011/05/17(Tue) 18時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 18時頃


 心当たりあるようだが、あえていうなら、
 今みたいに無防備に、幽霊に手差し出すようなところとかな。

[日向が去った後、ふっとわざと片方の唇の端だけ上げて笑ってやった。
迷惑関係は、笑みの種類を変えて、少し困ったようにして、何も言葉は紡がないまま、ぱたぱたと去る背を見詰めながら、一人考えること。

日向と珀の怪談関係の話には口を挟まなかったが。
日向が浮かべた表情や、少ない会話の中で知れたことを繋げていけば]

 ひにむかうと教えたのは、屋敷の持ち主の家族。
 怪談があっているなら、息子かな。

[学校へ行けたのはそれなりの身分がないといけない時代だったらしい。そうなれば、そうなのだろうと、独り語ちた。]

 私たちのようにならないように……か。

[思い出す言葉の1つに、少し首を傾げはするのだけれど。
そんな呟き達は、窓の外の雨音に全て打ち消されて流れていった*]


【人】 墓守 ヨーランダ

わ……っ!

[階下から響く声より、それに驚く幼馴染の姿にこちらも驚き]

ご飯、出来たみたいだね。
いこっか。さめちゃうと悪いし。

[言いながら階下へ]

[――無論初めて来たのだから、屋敷の構造なんて知らない。
だから、食事をする場所とキッチンが完全に隣接していて。
そしてその場所から――コンロが見えてしまうことも、知らない。

もし。降りた時に。

まだ、火を使っていたとしたら……――]

(363) 2011/05/17(Tue) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 大広間に向かう途中 ――

わ、蓮端先輩べたべたじゃないですか。
風邪、引いちゃいますよ。

[どうしたものかと思っていたら、幼馴染が先輩にタオルをぽふぽふしはじめ。
これで少しは大丈夫かなと安心すると同時に。
心の奥に湧き上がる、ちくりとした痛みは何なのだろうか]

(368) 2011/05/17(Tue) 22時頃

[勤勉な後輩の背後にすすっと近づいて、ナイショ話]

もー誘った?


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 道中→大広間 ――

駄目、ですよー。
蓮端先輩、あんまり丈夫じゃないじゃないですか。
せっかくの合宿なのに、風邪とか引いたら勿体無い。

[わしわしする幼馴染を止めることも無く、むしろ手を貸しすらしたかもしれない。
この先輩の名前は保健室の名簿でしょっちゅう目にする。
そんな常連さんが濡れたままとか、風邪を引く未来しか見えない]

[そんなやりとりをしつつ、食事の支度整う広間へ――

そんな、時]

(384) 2011/05/17(Tue) 22時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

――――!!!

[視界に入るのはキッチンの様子。
いい匂いの元である、カレーの入った鍋。
それの置かれているコンロ。
温めるために、つけられているのは……]

[ぐらりと世界が歪む]

[息が 出来ない]

[ヒュッ、と空気が漏れるような音だけを残し、胸元を押さえたまま倒れ伏した]

(385) 2011/05/17(Tue) 22時半頃

[背後に近づいた人をちらり、と見て。]

一応、誘いました。
あとは蓮端センパイに言うだけです。

[とりあえず、現状報告。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 22時半頃


[ 二人の前から去った後、女は別荘のあちこちを転々としていた ]

[ 台所で賑やかに料理をする面々 ]

[ ベッドで眠っている少年の寝顔 ]

[ 怪我人を手当てしている男の姿 ]

[ 庇の下でガラス球で遊ぶ者たち ]

[ 自ら猫の耳飾りをつける酔狂者 ]

[ たのしそうなひとたち、そんな風に女の唇が動いて目を細めた ]


[ 女が穏やかだったのは、ここにまだ恋人たちがいなかったから ]

『…………』
『…………』

[ 嫉妬する対象もいない、日頃より賑やかなだけと思っていたが ]

『……薔薇は、どんな具合かしら』
『今日も綺麗に咲いているかシら』

[ 薔薇の中、雨に濡れながら立っている男に女ははっと息を呑む ]


『――暁様』


[ 女は暫くその場に呆然と立ち尽くしていた ]
[ かつて女が愛した男と瓜二つなその相貌に ]

『暁様、暁様……!』

[ だけどその少年は、女の愛した男ではない ]
[ ましてや霊感を持たない生者と死者の間に ]
[ 伝えられる言葉など、あるはずもないのに ]

『暁様、わたしです、日向です……!』

[ 薔薇を綺麗だと呟く声まで、よく似ていた ]
[ 無邪気な笑顔も、愛した男と同じに見えた ]


[ だから、呼ぶ。なのに、何も、伝わらない ]


『ううっ…………!』

[ 行ってしまった少年を見送って、女は泣き崩れた ]
[ 楽しい思い出と悲しい思い出が、一気に溢れ出す ]

『うう、ううう……』
『……う、ウウ……』

[ 咲き乱れる薔薇の中、薔薇の香りが濃く強くなる ]

『……う……ぅ……』


[ 女が涙を流すたび、雨がどんどん強くなっていく ]
[ 女が声を漏らすたび、雲が不穏に厚くなっていく ]

[ そして ]

[ 女の姿は、ぐずりと雨に溶けるように崩れていく ]
[ ぐずり、ぐずぐず、ぐずぐず、ぐずり、化物へと ]

[ *変わる* ]


【人】 墓守 ヨーランダ

[熱い……熱い――!]

[見開いた目から涙がぼろぼろと零れる。
その視線は何も捉えず。脳裏に再生されるのは過去の記憶。
まともに息を吸うことが出来ず、苦しさから喉を掻く。
意識と関係なく痙攣する体は急速に体温を下げ。
もう、周りの声も、なにも、聞こえない]

[熱い……――]

(393) 2011/05/17(Tue) 23時頃

[ *誰かがそこに訪れた時には、女の姿はもう何処にもない* ]


[順調そうな様子に満足げにフフンと鼻を鳴らす]

枕はむこーに持ってくから持参しろよ?


【人】 墓守 ヨーランダ

あ、ああ、あぁぁ……!

[肺の空気を搾り出すように、音の羅列だけが漏れる。
抱きしめられる温もり。
呼びかけられる声。
全部、全部遠くて]

[あの 赤い悪魔が 全てを消していく]

(409) 2011/05/17(Tue) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[ぜぇぜぇと苦しげに喘ぐ。
ちりちりと皮膚が焼かれ、爛れる感覚。
家族の悲鳴が聞こえる恐怖。聞こえなくなる恐怖。
それらが一気に襲い掛かる。
それはとても、とてもリアルで]

[実際に触れられる感覚、聞こえる音。
もうどちらが現実か、把握する事が出来ない]

――…す……けて……っ

[震える手を弱弱しく伸ばす]

(416) 2011/05/17(Tue) 23時半頃

[なにもできない。

いや、しない方がいい。


だから。


おろり。

見やるだけ]


【人】 墓守 ヨーランダ

……っは、あ……はぁっ……
ふー、ま……くん……?

[震える手がそっと握り返されれば、そこからようやく少しずつ現実に引き戻されて。
苦しげな呼気はそのままだけれど、焦点のあっていなかった瞳が周りの景色を捉え始める。
支えられている感覚も、冷えた布の感触も。
少しずつ、認識できるようになっていく]

(429) 2011/05/17(Tue) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

楓馬君……楓馬君っ!

[此処に居る。
全てを失い、失う事を酷く恐れる蘭香にとってその言葉は何より安心できるもので。
震えた声をあげて縋りつく。
次第に落ち着きを取り戻していくだろう]

(440) 2011/05/18(Wed) 00時頃

…疲れた。

[そっと、センパイの近くによって呟いた。]


【人】 墓守 ヨーランダ

栖津井、せんせ……
……あ……僕……ごめん、なさい……

[ようやく自分が倒れたのだと知る。
申し訳無さそうに目を伏せて水を受け取った]

(447) 2011/05/18(Wed) 00時頃

[お疲れ様、と後輩の頭をナデナデ。ついでにチロルを一つ]

でも、百瀬と仲良くカレー作ったろ。
夕食も、何食えるか楽しみにしてるから。


 …… ひなた、っ……?

[ずきん。
幼馴染のことで頭がいっぱいで、気づいていなかったけれど。
落ち着いてくれば、いつも、霊の感情を汲み取ってしまうと痛む部分が、ずきずきと悲鳴をあげていた。

けれど、彼女の姿は周囲に見えず。
そっと胸元を押さえたまま、訝しげに眉を寄せた]


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ヨーランダ
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