人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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視点:


[森に近い、村外れの粗末な小屋の中。月光を浴びながら、一人の女が糸を紡ぐ。

時に、銀色の光が注ぎ込む窓辺から――。


森から村へと続く小途を、慈しむように眺めながら]


 あの人の生まれた村を静かに見守ってきたわ。
 あの人の愛した村を、私も愛してきたわ。


 でも――。

 もし、村が悲しみのうちに滅びるようなら――。
 どうすれば、いいと思う?

[誰ともなく問いかけて]





[そんな事は起きないで――


   そう、願いながらも。]


.


愛する人の死を告げられるのは、辛い、わ。

自分の命が天に召す神様の御手により、刈られるよりも辛いこと、よ。
魂が千切られるような、痛みと悲しみに晒される、の。



埋めきれない空白を、疵を、魂に深く残すの。
それを埋めることなんてできるものでは無いわ。


 あの人が愛したこの村が悲しみにくれるのなら――。
 あの人の愛したこの村の人々が、身近な人を、村の人を失い。

 魂に喪失という残酷な疵を受けるのなら。

 私の手でできる事を――。

 し て、あげる――。

[例え、自らの手を赤く染めたとしても――

丸い銀の円盤を、静かに眺めながら心の奥で思って。]


【人】 歌い手 コリーン

――回想――

[>>0:429 ギリアンの塒からゆるりと出でる。

まだ急げば、夕闇から夜の幄へと村が変じる前に、村外れの自宅には辿り着けるかと思案しつつ。]

 ――…?!

[不意に、背から響く足音が耳に届く。セシルの気をつけての声が耳に残っていたので。僅かに身構えつつも、誰かしら?と振り向こうとした時。

女のくびれた腰に、だっこちゃんのように手が回されて――。]

(7) 2010/07/03(Sat) 02時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 02時頃


【人】 歌い手 コリーン

[唐突な事だったので、声も出ずに暫くなされるまま。
鼓動が、どうしてとの疑問に跳ねるように鳴るも。

先程ギリアンの塒で見たその細やかな手には記憶があって。]

 アイリスさん?

[枯れてなんて、いない。
アイリスにそう告げられると何処かこそばゆくて。]

 ありがとう。
 貴方も、気をつけて、ね。

[歳の事を気にした私の事を逆に慰めてくれたのかな、と思うと、嬉しくて。
追い抜くように走ってゆくアイリスを見送った。]

(10) 2010/07/03(Sat) 02時頃

【人】 歌い手 コリーン

[>>11 ギリアンの塒で体内に取り入れた酒精で、白い肌を夕焼けに染めたように、仄かに桜色に染めた女は、ミッシェルが傍に駆け寄り、お出かけと笑顔で手を振るのをみれば、やんわりと首を左右に振って]

 これから、戻るところ、かしら。

 ギリアンさんの所で、ね。
 アイリスさんやセシルさん達と一緒にすこし話していたのよ。

[主に、アイリスの愚痴大会だったけれども――。
彼女の笑顔に、柔らかな酒精の乗った艶のある声で告げる。]

(12) 2010/07/03(Sat) 02時頃

【人】 歌い手 コリーン

 珍しい、わよね。
 ギリアンさんも驚いていたみたい。

 若い人が墓場を訪れるなんて滅多にないでしょうし。

[ギリアンの驚いた顔はなかなか見れるもので無いので、その表情を思い出しつつ、珍しいには同意するように頷く。
ただ、何か納得したかのようなミッシェルの様子に、不思議そうにその瞳を見つめる。
 
酔ってると首を傾げる様に、はにかむように身体の匂いを嗅ぐような仕草をして。]

 大丈夫、よ。
 ほら、それに私の家――。

 村はずれだから、ミッシェルさんの帰りも遅くなるわ。そうなったら、逆に悪いもの。

[その気遣いに嬉しいと謂うように目を細めて]

(17) 2010/07/03(Sat) 02時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 そう、なの。
 アイリスさんをサイラスさんが――そう。

 私と別れたのも、すこし前の事だから……まだ追いつくとは思うけど――。

 でも、もうこんな時刻だから。
 そのまま家に向かったのかも知れないわね。

[>>24 ミッシェルの言葉を反芻するように語りつつ。
アイリスの様子を思って、多少心配そうな声で語る。]

(35) 2010/07/03(Sat) 03時頃

【人】 歌い手 コリーン

 お酒といってもね、すこし嗜んだ程度なのよ。
 途中で倒れる程は飲んでいない、はずだから。

[お酒の色が肌に出やすいのは、体質もあるのだろう。

村はずれだから心配と、眉を寄せて語るミッシェルに。
心配してくれてありがとうと、足元はふらついていないから大丈夫と言うように、柔らかに微笑んで。]

 ええ、また今度機会があったら、是非――。
 ミッシェルさんに歌を聞いてもらうの、好きなのよ。

[笑顔で手を振り別れるミッシェルに、女も笑顔で手を振り返し。

ミッシェルがアイリスと出会えるか、アイリスの無事を祈りつつ、村外れの小屋を目指して歩み始めた――**]

(38) 2010/07/03(Sat) 03時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 03時頃


 初めて目を覚ましたときにあったのは、
 幸せそうな笑顔と自分の泣き声でした。


 子どもの頭を撫ぜる親はどうしてあんなにも幸せそうなんでしょう。


 もうこれ以上は無い、と思える平凡。
 当たり前のことが当たり前にある奇跡。

 理解したらもう失っているもの。


 病気になった、と聞きました。
 詳しいことは分かりません。
 誰が病気になったのでしょうか。
 パパとママじゃありませんように。
 せめて私でありますように。


 パパもママも隠れて出てきません。
 必死に探し回るかくれんぼ。
 外は雨が降っていました。
 雨はいつも通りに音を奏でていました。


 パパとママは死んだらしい。
 嘘だ。


 何度も呼びました。
 パパ。
 ママ。
 隠れてないで出てきてよ。
 私は自分を偽って、平気な笑顔を作っていました。


 その日初めて、私は本当に、
 パパとママの為に泣きました。
 自分を騙すのをやめた途端、涙が溢れて止まりませんでした。


 パパとママはびょういんで
 なんにちも、苦しんだ末に逝ったのだそうです。
 そんなの聞きたくなかった。


 墓前に立つと涙が溢れます。
 どうして苦しんで逝ってしまったんだろう。
 どうして楽に逝けなかったんだろう。
 何を責めたらいいかわからない。


 パパとママがいない毎日が目まぐるしく過ぎていきます。
 私はいつしかパパとママがいないことが当たり前になりました。
 私は私だ。


 いつしか、私は、この記憶を封じて生きてきました。
 だけど今、鮮明に思い出せます。
 ソフィア、と呼んで呉れた優しい声。
 パパとママを蝕んだ病気。
 最後に頭を撫でて貰った刻。


 すべてはしあわせで
 すべてはふしあわせな
 おもいでです。


 わたしに できることは
 くるしまずに いかせてあげること。


 こんなときなのに、不謹慎だけど
 どうか、わらってください。**


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 12時半頃


【人】 歌い手 コリーン

――昨夜・村はずれの小屋――

[ミッシェルと別れて、自宅へと辿りついた頃にはすっかりと夜の幄に辺りは包まれていた。]

 何かしら――…。

[でも、その闇に覆われた暗い道をぼんやりとランタンの火を燈した何かが近づいてくるのに、気が付けば。
心がざわめく、こんな時間にこの街へと続く道をランタンを燈した誰かが通り過ぎる事など滅多にない事だから。

そのランタンの灯火が運んできた報せは>>#2]

 そう、病が――。

[街の生まれでない女に、今から街に戻れば、治療もと言われたけど――。
翡色の瞳を揺らしながら、それは丁重に断り、知らせてくれた自警団の人に謝しながら、その姿を見送った。]

(148) 2010/07/03(Sat) 12時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 お母さんも、私の可愛い弟も――。
 病に連れて行かれた、わね。

[街にいた頃、母親は流行り病で亡くなり、父親は最初から知らなかった。
あとの家族は小さな弟だけ。

生きるために糸を紡ぐ生活は今と変わらなかったけど。
小さな弟に食わせるためは、街で生活するためには、それだけで足りるものでなく。
夜の街にも立っていた。

でも、14の時にその小さな弟も流行り病で死んでしまった。
あっけないほどに簡単に。

そんな生活をしている頃に出逢ったのが、あの人だった。]

(149) 2010/07/03(Sat) 12時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[とても澄んだ瞳をしていた、あの人。

吸い込まれるような綺麗な瞳だった。
汚れた都会の街に生まれた者には無いような、光を湛えていた。

最初は唯のお客だったけれども。
あの人が唯のお客から、恋しい人へと変わるのは早かった。

寝物語には、よくこの村の事を話してくれた。
とても優しい目をして。

街に住んでいた自分でも、やがてその村に実際に住んでいるかのような感覚になるくらいだった。]

(150) 2010/07/03(Sat) 12時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[あの人は、何時か一緒に村に住みたいね、と何度も囁くようになった。

冗談でしょ?と大人の女を演じて幾度告げただろう。
素直になりきれない酷い、女だった。

そう、この人は唯のお客と割り切ろうとしていた。
自らの汚れた身体を知っていたから。

自分の気持ちを押し殺して。
自分だけ全てを分ったような、卑怯な真似をして――。

最後に、真摯に一緒に村で過ごそうと愛を告げる彼にも。
拒絶の言葉を返して――。]

(152) 2010/07/03(Sat) 12時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[暫くして、彼の死の噂を人づてに聞いた。

私がこの仕事から足を洗えるだけのお金を造って。
大人の男になって、迎えにくると――。
戦に出たらしかった。

彼をそんな危険な場所に追いやったと知って――。
永遠に彼を失った事を知って――。

自分の愚かさに泣いて暮らした。
泣きつかれて、いくら悲しんでも戻ってくれない、逢えない彼を偲んで。

深い喪失の哀しみから逃れるように。
一抹の希望は、噂は噂であって――と。
あの人が優しい目で語ってくれたこの村で――、あの人を待って過ごす事にした。]

(154) 2010/07/03(Sat) 13時頃

【人】 歌い手 コリーン

[でも――
あの人の生まれた愛しい村が死に絶えてゆく事を知った。

視線は窓辺から、銀の月を見遣る。
月の光が反射して、翡色の複雑な虹彩はいつしか真っ赤な緋色に、哀しく変わって]

 ねえ……
 あなたが生まれた村が――…。


 悲しみに暮れるのなら……。
 残される哀しみを、引き裂かれるのを、できるだけ味あわせたくはない、の。

 だから――。

[この村を看取る覚悟で――。]

(158) 2010/07/03(Sat) 13時頃

歌い手 コリーンは、店番 ソフィアをふと思う。リンダとあれから逢っていないけど、リンダと親しかったピッパとソフィア。

2010/07/03(Sat) 13時頃


【人】 歌い手 コリーン

――墓場――

[何処か、ざわめくものを感じる。
リンダの昨日の何かを隠すような明るい様を思い出し。

死に関するような厭な予感に肌に漣が走って、気が付くと墓場へと足を向けていた。]

 ソフィアさんに、ラドルフさん?
 もしかして、もう既に――…
 誰か――…

[何処か物悲しい雰囲気の二人に出くわせば、軽く会釈して。

埋葬を終えたばかりの墓標をみて、予感が予感で無くなった事を知り、言葉が途切れた]

(163) 2010/07/03(Sat) 13時頃

【人】 歌い手 コリーン

 そう、リンダさんが――…。

[>>165 >>166二人から、事情を知れば。
深い掠れるような声で]

 彼女は、笑って綺麗に逝けたのね……。
 死に村が包まれるのを見る事もなく、幸せに――。

[リンダの墓標に、冥福を祈るように瞳を閉じて]

(169) 2010/07/03(Sat) 13時半頃

【人】 歌い手 コリーン

>>171

 そう、羨ましいくらい、に――…。

[その最後を知っているような、その言葉が耳に届けば。
閉じていた翡色がソフィアに向けられる。]

 残される側は――。

 いつも辛い、ものよね。
 それを見ずに逝けたのなら、ほんとうに幸せだと、思うわ。

[自らの経験から、絞るように。
残された側である、ソフィアを癒すように呟いて]

(175) 2010/07/03(Sat) 13時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[ソフィアがラルフに告げる言葉には肯定するように。
瞳をラルフにそっと向けて]

 人がいなくなる空白は――。
 何によっても、埋める事ができない、のよ。

 あなたの代わりなんて、いない、の。

 教会を清めてくれたり――…。
 この村で誰かがしてくれないと、できない事。

 毎日、それをしてくれる人の代わりなんて。
 いない、もの。

 自信をもってとは、私はソフィアさんのように謂わないけど――。あなたも、この村に欠かす事の出来ない人だと、知って?

[そう、ラルフに柔らかに語りかけながらも>>179 ペラジーの姿が、よろめく姿が目に止まれば。

翡色の瞳が、僅かに緋色に染まり、暫くはその姿を瞳に宿すだろう――**]

(185) 2010/07/03(Sat) 14時頃

 ねえ、あなたは何を望む?

 あなたの大切な人が――。
 死から逃れる事のできない、その日に遭遇したら。
 共に行く事を望む、かしら?

 それとも、その人を看取って――。
 短くとも、その死を悼んであげたい?

[共に生きる選択は、病の蔓延を告げられたこの村では、ほぼ難しいけれど。

自らに出来る、ことを。死の馨を纏わせた女は、そっとソフィアに告げて――**]




 これは私の進化の過程の一頁です。

 


 生まれてから、23年。
 私は初めて自分の足で立っている感覚に気づきました。


 ねぇパパ、ねぇママ。
 私は恋をしたんだよ。


 一人で息をするのがつらいから、
 あの人と一緒に呼吸をしたいと思う。


 手が生えました。
 人に触れたいと思う手です。

 すっと伸ばすと、あの人に触れられそうだった。
 なのに何故だろう。

 この手はあの人を包みたいのに、
 傷つけるナイフに変わってしまうんです。


 触れれば触れるほどに傷を付けて、
 あの人を殺してしまいそうだ。

 じゃあナイフを放つその前に
 あの人を殺してしまおうか。
 それがあの人の心を傷つけずに済む方法じゃない?


 そんなの厭だ。


 一層、二人息絶えて。
 何もかもを失ってしまうべきなのでしょうか。

 だけど、私は進化する。
 私はまだ、進んでいく。

 あの人を失っても、私は未だ終わらない。


 
 だから 私は生きたい。


【人】 歌い手 コリーン

[>>188 女から、何処か怯えたように駆け出すペラジー。

病気は余所者が持ち込む事が多いので、そう思われたのかと――。
彼女が怯えた理由を知らずして。翡色の虹彩が哀しげに揺れる。>>189のラルフの声を聞けば。]

 私に怯えていた、みたい。
 病気って余所者が持ち込むでしょ?だから、かも、ね。

[哀しげに微笑して。気まずそうに歩き出すラルフを見送ってから。女と同じ余所者の、墓場の手入れを黙々とするギリアンにそっと寄る。]

 ギリアンさんは、此処から出てゆかないの?

[ぽつり、言葉を投げる]

(203) 2010/07/03(Sat) 17時半頃


 そう、あなたは生きたい、のね。

[その言葉を聞けば、それ以上は今は語る事無く。
静かに、彼女の進化を、歩む道を見守る事を決めた。]


【人】 歌い手 コリーン

[シンプルに返された問いに、そうね、と頷く。
ペラジーに怯えられた後だけに、普通に会話してくれる彼に感謝しつつ。]

 でも、どうして――。
 この村に来たのか、聞いてもいいかしら?

 謂いたくなければ、いいの。

 わたし――…。
 教会で出会うくらいでしか、ギリアンさんのこと知らなくて。

[死をイメージさせるこの村の墓場は、あの人の死を具現化させそうで、今まで避けてきただけに、すまなさそうな表情で]

(208) 2010/07/03(Sat) 18時頃

【人】 歌い手 コリーン

[すこしばかりそっぽを向くのには、何か謂えない事もあるのかと微かに心を痛めたけど、続く言葉を聞いて――。]

 そう、私もね。
 知り合いから、此処の村の住みやすさを聞いてね。

 この村に来たのよ。

[一緒ね、と仄かに笑み。]

 村が、こんな事態になってしまった事を知ったら。
 その知り合いの人は――、

 戻って来たいと思うかしら。。

[遠くを見ながら、哀しげに呟いた]

(216) 2010/07/03(Sat) 18時半頃

歌い手 コリーンは、流浪者 ペラジーを見れば、大丈夫というように、柔らかく笑み。

2010/07/03(Sat) 18時半頃


 だけれど、

 もしも、


 "その時" が 在るならば

 私など切り捨てて下さい。


 それも、私の、願いです――――


【人】 歌い手 コリーン

[>>214 何処か普段と違うような躊躇いを秘めつつも、何時もの口調で声をかけてくれたペラジーを見れば。
この死病――が蔓延する村。
まだ歳若い彼女、不安になるものと、改めて思って]

 大丈夫よ、ペラジーさんが不安になる気持ちも――
 十分に分るから。

 だから、気にしないでいいのよ。

[謝意の言葉には、ゆるり首を振って、慈しむように微笑]

(217) 2010/07/03(Sat) 18時半頃

 ”その時”

 あなたがどの道を選択するにしても。
 あなたが何を望むにしても――…。

 私が、その時に生きていられたら――…。


 あなたの希望に添うように、するわ。


【人】 歌い手 コリーン

>>218
 本当に良い処だから――…。
 どうして、なのって……。

 出来うるなら、この村の人々が受ける悲しみが小さなものになれば、いいのだけれど……。

[村の最後を悼むように、哀しそうな翡色でペラジーを見詰めてから、その口ごもるような雰囲気に]

 何か、私の顔についているかしら?

[不躾に見詰め続けるペラジーに小首を傾げる。
関わるものに死を振りまいて来た女の身に纏う死の馨が、匂うのだろう、か。]

(223) 2010/07/03(Sat) 19時頃

【人】 歌い手 コリーン

 そう、最後に居たい場所は……。
 その人は、そう謂っていたの。

[>>219 何時か聞いた懐かしいフレーズが、
声と共に頭の中を駆け巡って。]

 何時か、近いうちにその人の事を聞かせて――…。
 ねっ、お願い……

[心にざわめく気持ちを抑えきれずに。
真っ直ぐに、ギリアンの瞳を見詰めて――**]

(224) 2010/07/03(Sat) 19時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 19時頃


ヴェス。
愚図ってても、死んじゃうんだろうけど。



私には、何もできないよ。
セシ兄は、私のこと、見てないもん。


私は、ヴェスみたいに。

まっすぐに気持ちを伝えることなんて、出来ない。


どうすればいいか、わかんないもん。


だから 諦めるのか?

だったら 厚意に あぐらでもかいてればいいさ。
言葉じゃなくても 出来ることくらいあるんじゃないのか?

モラトリアムは 長くないぜ


─…っ

[心で呟いたことに、返事が返ってくるとは思わなかったから驚いたものの。
何故、と思わなかった自分もいて。]


…諦めたく、ない。

私のこと、見てなくても、子供扱いでも。
セシ兄に、笑ってて欲しい。

…ありがとね、ヴェス。

ヴェスも。諦めないんだね。


さて――

[聞こえるということ、伝わるということ。一呼吸の間にどうでも良くなって]

どうだかな。
願っても動いても叶わないことは あるからな。
要は 自己満足出来るかどうか それだけだ。

だから――礼を言われる筋合いはない。

[いつものようにざくりと切り捨てて]

まぁ――脈はなくもないんじゃないか?

[皮肉るように言って話を打ち切った]


うん、それでも。
ありがとう、ヴェス。

脈?
─…ないよ、絶対。

セシ兄があのひとのこと、忘れるわけないじゃない。

[もう話す気はないだろうヴェスに、それでも礼を言って。
儚い笑みをたたえたまま、彼の言葉を否定した。]


【人】 歌い手 コリーン

――回想――

>>228
 そう、ね。
 神様は慈悲を与えては下さらない、わね。

 常に、私達から奪っていくわ。
 大切な何か、を……。

[何かが欠けたような声で、そう告げるも、
続く、ペラジーの下手な口説き言葉を聞けば]

 ペラジーさんみたいな若い綺麗な子が――…。
 口説く相手は違う、でしょ?

[大人をからかうものではなくてよ、と謂うような口調だったけれども。
その言い訳に乗ってあげた。]

(315) 2010/07/04(Sun) 01時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[>>227 ギリアンの態度はあからさまに不自然で。
あの人の事を知っているような態度。

でも、いいと告げられれば、彼を真摯に見詰めていた女の表情は、微かに和らぎ。]

 ありがとう――…。
 ギリアンさん。

 今は、まだ忙しいでしょうし……。
 また、時間を見てお邪魔させてもらっても、いいかしら。

[リンダの埋葬の後でもあり。
>>228でギリアンに続きを促してくれたペラジーに感謝しつつ。

そうギリアンに告げれば、一度墓場から辞去した]

(316) 2010/07/04(Sun) 01時半頃

【人】 歌い手 コリーン

――酒屋――

[病の事が知れ渡る前、平常な日に交わしたささやかな約束。
甘露を飲ませてやるとのゴドウィンの言葉を思い出して――…。

足はゴドウィンの酒屋へと向かっていた。

この村に惹かれ戻って来た、と彼は謂ってはいたものの。
出てゆく可能性もある。交わした言葉が果たされずに消えるのは切ない想いもあって。]

 ゴドウィンさん――…

[酒屋では>>273 店先のテーブルで茶を啜る姿が見えて]

 もし、お邪魔じゃなかったら――…。
 お茶を、飲ませていただけない、かしら?

[柔らかな声で、そう告げた]

(335) 2010/07/04(Sun) 02時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[>>338 逃げ遅れたの言葉。
でも、その冗談のような何処か場を和ませるような言葉を聞けば。]

 お茶で歓迎して呉れるって謂って貰ったでしょ。
 ゴドウィンさんが逃げ遅れていて、助かったわ。

[冗談と知れるようにくすり笑みつつ。薦められるままに腰を降ろす。]

(344) 2010/07/04(Sun) 03時頃

【人】 歌い手 コリーン

[既に、村を出ると決めた人々は、この時間にはもう村から出て行ったのだろう。
酒屋前の通りも、周囲の家々も、今までの日常とかけ離れた静かな佇まいとなっていて。

そんな周囲をすこし見渡してから]

 こんな大変な時だから、余計にかも知れないわね。

 甘露をご馳走になるの言葉を果たせて――…
 ほんとうに良かったわ。

[しみじみと、噛み締めるように語って。]

 そう、お酒が入っていても大丈夫、よ。
 お薦めのを頂こう、かしら?

[一興の言葉に、微笑みながら頷いて]

(346) 2010/07/04(Sun) 03時頃

【人】 歌い手 コリーン

[>>350 木のカップの紅茶にブランデーが注がれれたものが差し出されれば。ブランデーと紅茶の馨が絡み合った芳香が鼻腔を甘く擽る。

砂糖や蜂蜜などとは違う、芳醇な甘味を一口味わってから。
美味しいわね、と笑みを零し。]

 そうね、もっとパニックになるものよね。
 得体の知れない死病がこの村で、なんて話ですもの。

 見えてくるものよね。
 良さとか――、いろいろなものが。

 あなたも、そのうちの一人なの、よ?

[こんな時に冗談で迎えたあなたも胆が据わっている、わね、と告げつつ。]

 でも、病や他の何かで――。
 もっと身近な人に死者がでれば、変わる人もいるのかしら。

[ふと漏れる呟き。]

(355) 2010/07/04(Sun) 03時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 私も症状はまだ出て居ないわ。
 だから、その時に……どうなるのかについてまだ分らない、わ。

 でも、こうして気軽に話し合えるあなたを含めて――。
 村の知り合いに症状が出たら――…、それを看取る人を含めて、ね。

 私のできる事を、辛い想いをする前に。
 ――…してあげたいとは思っているの。

 安らかに、せめて逝くのであれば逝って欲しい、から。

[そのできる事は語らぬまま、何処か哀しげな色を瞳に湛えて。]

 しんみりした最期は、あなたには似合わないもの、ね。
 でも、涙を流す人はいると、思うわよ?

[言葉は一転して、笑むように。

残されたブランデーを含んだ紅茶を飲み干せば。
酒精の影響か艶ある声で、美味しかったわ、と礼を述べてその場を辞した――**]

(361) 2010/07/04(Sun) 04時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 04時頃



 私は何を誤っているのだろう。
 


 好きなのに、こんなにも大切なのに
 私の言葉はナイフになってしまうんです。

 器用な恋愛なんて出来なくて。
 いつもいつも、付き合った人を捨ててきた罰なのでしょうか。


 甘い誘惑でもなく、
 快楽でもなく、

 もっともっと純粋なものが私には分からない。


 腫れ物に触るように接するなんて誠意が無い。

 私は正直です。何処までも正直です。

 そう、私が正直になればなるほど、嫌われてしまう。



 もう、一層―――死んでしまいたい。
 


 そんな、絶望感に、苛まれています。

 だけど、私にとってピッパという人はとても大切で。

 大嫌いな私が死んでも泣いてなんて呉れないかもしれないけれど

 それでも…――


 もしも、万が一
 
 ピッパさんが私を亡くしたことで悲しむこと

 その可能性がある、限りは

 私は、未だ、死ねない。



 私は……

 私は、

 何を、誤っているんだろう。
 


 パパ、ママ。
 はじめての恋で、めげそうです。

 だけれどパパとママが病に苦しみながらも
 最期まで必死に生き抜いたことを忘れない。

 私も苦しみながら、もがきながら、
 大切な人の幸せを――**


[何処からか響く声が、砕け壊れた魂に響く。]

 あなたは、立派よ?
 逃げなかったんですもの――。

 真っ直ぐに向かったんでしょ。

 思うところを、気持ちを伝えるため、に。


 私は逃げた、卑怯にも、自分の気持ちを隠して逃げたの。
 好きだったの、愛していたのに。



 怖かった、から。


 逃げた結果――。





 生まれたのは、別れ。

 あの頃に戻って、自分を変えたいと。

 何度後悔の涙を流したかしれない、わ。



 そして、私の死は直ぐ其処まで迫っている。
 私の心は壊れたまま――




 10年以上も
 深い深い疵を負った心の底で。

 ――時を止めたまま眠っている。


 でも、あなたは――。
 勇気をもって、想いを告げたの。

 
 最期まで生き抜くために――。

 最期の時を後悔しない、ために。


 それは――…。
 とても、大切なこと。



 あなたが、生きた証、よ。


 あなたの想いが届いて、――…。
 少しでも、あなたのために。

 大切な人が心を動かしてくれる事を。

 私も祈る、わ。






 あなたは私の鏡のような存在だから――…。


.


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 14時頃


【人】 歌い手 コリーン

――回想・酒屋――

[>>373 ゴドウィンの其の物言いは、彼らしい人生観を現しているようで。]

 あなた――
 らしい、わね。

[ただ、そう漏らす。

続く、アンタはの言葉を聞けば。
穏やかな微笑みを浮かべて]

(394) 2010/07/04(Sun) 14時頃

【人】 歌い手 コリーン


 身の振り方、ね。
 それは、もう決まっているわ。

 この村から離れず、この村と土となって――。
 眠るの。

[でも、噂が噂であってくれれば、との想いはずっとあって。
ギリアンは何かを知っているようだったのを思い。]


 でも……。
 最期に、逢えれば――。


[逢えなくても、最期の時までに。
あの人の事をすこしでも聞けるのなら。

儚い願いを、呟いて――**]

(395) 2010/07/04(Sun) 14時頃


 あは、
 あははは、
 あははははは!!
 
 ―――、っ

 あははははははははははははははは!!!
 


【人】 歌い手 コリーン

――酒屋→――

[ゴドウィンの酒屋を辞した後――。

選んだ道は、これでいいの?
それとも?

――を繰り替えしながら、石畳の道を一人昏い表情で歩んでいれば。
遠くに見えるはこの静かな村には似合わない濛々たる黒煙。]

 火事――…?

[村の中心部からはやや離れた場所に見える。
晴れた空を隠すように煙る黒は、痛々しく胸を焦がす。]

(414) 2010/07/04(Sun) 19時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[既に、家主が居ないのか中には人気は無いものの。
黒々と渦巻く煙と、弾けるような赤い火。火の熱は周囲を威圧するようで。

その前に膝を付き蹲るギリアンと、何処からか聞こえる狂気に満ちた声。]

 ギリア ンさん……。

[頭を抱えて痛みを堪える、痛々しい姿。
その傍に駆け寄れば、不安に掠れた声で。]

 だ、大丈夫――。

 まって、て。
 今、水を持ってくるから。

[火事により火傷をしたのではとの思いが沸き。
燃えさかる家から程遠くない場所に見えた小さな井戸を見据えながら――**]

(415) 2010/07/04(Sun) 19時半頃

[サイモンがあげた狂気の哂い声――。

でも、女の耳には、
それとは別の、狂ったような女の哂い声も届いた気がして――]

 ――…。

[周囲を見渡しても、女の姿は見えない。

何処か痛々しく感じる女の哂い声が、ただ耳に残った――**]


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 19時半頃


【人】 歌い手 コリーン

 ほんとう、に?

[我に返ったように、反応したギリアン。

みれば確かに火傷を、今、負ったようには見えず。

彼が、いま、何を思い出しているかは分らぬものの。

再度、その顔を覆う様に、不安なのは、消え去らずに。]

 でも、一体……
 どう、して――。

 誰が、こんなことを……、

[ギリアンが火をつけたとは考えられなくて。]

(417) 2010/07/04(Sun) 20時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 21時頃


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 21時半頃


【人】 歌い手 コリーン

>>423
 サイモンさん、が――…。

[ギリアンから、その名を聞けば。
先程、微かに聞こえた狂気に満ちた叫びは、サイモンの叫びと知って。]

 此処にいては、危険――。
 村のみんなにも知らせないと、……。

[黒煙に紛れて降りかかる火の粉は此処までは届かなかったものの、火の勢いは未だ収まりそうになくて]

(425) 2010/07/04(Sun) 21時半頃

歌い手 コリーンは、墓堀 ギリアンの背を撫ぜるようにしながら、動けそう?と尋ねて。

2010/07/04(Sun) 21時半頃


【人】 歌い手 コリーン

 暴れて――。


 この村から離れることもできずに――…。
 でも、死病の恐怖に耐える事もできず。

 自暴自棄になってしまったの、ね。

[寂しげに囁き]

 ええ、村の中心部や森の辺りじゃなくて……。
 ほんとうに、よかったわ。

 これ以上は燃え広がりそうには無いもの。
 それだけが、救いね。

[ありがとうと、呟くギリアンには柔らかに笑み。
ギリアンが立ち上がるようなら、その場を去ろうと共に立ち上がる。

僅かに隣接する家々も、既に空き家のように人気はなく。]

(428) 2010/07/04(Sun) 21時半頃

【人】 歌い手 コリーン

>>430
 村から出て行った人達は、もうみんな出て行ったみたい、ね。
 それでも、まだ在る程度の人は村に残るみたい。

 それほどは多くないみたいだけど。
 
[村の中心へと続く道を歩みながら、ぽつり、ぽつりと語り。
病気で死んでいった人も、もう出ているかも知れないけれど、それを今確かめる術はなく。]

 明日、教会で聞かせて。
 時間は、ギリアンさん――あなたの都合のいい時に。

[>>384 の事を、二人でいるいま静かに告げて。

メインストリートにたどり着く頃には、日が翳り始めただろうか。
それでも、後ろを振り向けば、朱の空に未だに黒煙は立ち昇り続けている――**]

(437) 2010/07/04(Sun) 22時半頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 22時半頃


 鏡…―――

[ぽつ、と呟く。
 彼女の言葉に対しての、感想が、喉元で引っ掛かる]

 貴女は、

 つらかった、でしょう。

 ぶつけようの無い、想いを抱えるのは

 とても残酷だわ――


 ある妊婦が、隣の魔女の家のラプンツェルという果実を
 食べたくて仕方なくて、
 夫は「ラプンツェルを食べさせなければ死んでしまう」と
 魔女に乞いました。


 魔女は生まれてくる子と引き換えに、
 ラプンツェルを好きなだけ食べて良い、と言いました。
 そして生まれてきた子は、魔女に浚われてしまいました。


 子はラプンツェルと名付けられ、
 外に出られないように、塔の上で育てられました。
 魔女はラプンツェルの長い髪を伝って、塔に登り
 それが魔女とラプンツェルの会う唯一の方法でした。


 ある青年が、ラプンツェルの髪を伝い、塔に登りました。
 二人は一目見て、互いに惹かれ合い、何度も逢瀬を重ねました。
 口付け、身体に触れ、深みを知る。
 背徳的な逢瀬。


 ラプンツェルが子どもを孕んだと、知り、
 魔女は怒り狂って、ラプンツェルを塔から追い出し
 遠く遠くへとやりました。


 青年はラプンツェルの行方が分からず、
 絶望して塔から身を投げ
 失明してしまいました。


 それから暫しの時が経ち、
 ラプンツェルは、双子の男女と一緒に暮らしていました。


 青年は、ラプンツェルと再会し、
 ラプンツェルの流した涙によって、
 青年の目は奇跡的に再び光を取り戻しました。


 そうして二人は、しあわせに、なりました。
 めでたし、めでたし。



 ……とってつけたようなハッピーエンドね。
 世界はそんな風に幸せに巡る筈が無いのに。

 ラプンツェルが子を孕んで
 青年が失明して
 かなしいかなしいおしまいにすればいいのに。


 貴女も、そう。

 姿を消して、
 互いの居場所も分からずに、
 絶望して、
 後悔して、

 ……世界の全てがハッピーエンドになるわけがないのだわ。





 そうと分かっていても
 無慈悲な世界に生きても、
 それでも、

 幸せを願うのが、人なのでしょうね。
 此の物語を幸せに終わらせた、著者のように――。


[残響が掠める哄笑には、唯]

 ―――…。

[瞳に陰りを落とし、その眸を細めるだけ]


 幸せな、終りは――
 望んでも手に入れられないわ。
 
 それを望んでも、得られるのはほんの一握りの人だけ。
 多くの人にとっては、それは儚い願い。

 いいえ、一握りの人にとっても、他の人からみれば幸せなだけで――。

 本当は幸せではないのかもしれない、わね。


 でも、縋ってしまう。


 最期だから、特に――。

 幸せな終りを……。


 幸せなんてものは
 憧れる為に在るのかしら。

[ぱちり、と、瞬きをした]

 縋ってしまう、か。
 そうね。

 ……そう。

 なんだかんだ、言っても、
 それを望んでしまうのね――


【人】 歌い手 コリーン

――広場――

[村のメインストリートに出て、広場へとギリアンと下る。途中、馬を駆るペラジーとであっただろうか。

もし、出会ったのなら、共に来たのかもしれない。
もしくは、火事の現場へと向かった一団とであっただろう、か。]

 そう、サイモンさんがね……。

[その姿は見なかったものの、狂気に満ちた響きは耳に残っていて、翡色の瞳を揺らしながら告げる。]

 だから、彼を見つけたら、気をつけて。

 何をするのか、分らないから……。

[黒煙の事を、未だに残る村の人々や自警団の人に問われれば、震えるようにそう告げて]

(479) 2010/07/05(Mon) 01時頃

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