181 巫蠱ノ匣
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ふひ、ふひひ!人狼になど……くれてやるものかヨ!
(0) 2014/06/18(Wed) 00時頃
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――そこに、誰にも言えない秘密があった。
(#0) 2014/06/18(Wed) 00時頃
―6月某日―
[梅雨明け、空気はまだ少し重い。
降り注ぐ日差しが、アスファルトを焼く。
学校も、小さなデパートも、小山も、流れる河川もある。
都会とも田舎とも言い切れない小さな町に、そのアパートはあった。
家族世帯から、学生の一人暮らしまで、幅広い層が根付いたその場所に、あなたは暮らしている。
何気ない日々を送る中、それでもあなたには、胸に秘める【何か】があった。]
(#1) 2014/06/18(Wed) 00時頃
[――カコン]
(#2) 2014/06/18(Wed) 00時頃
[小さな音を立て、あなたの部屋のポストに【それ】は投函された。
消印のない、差出人不明の手紙は、あなたの意識を捉えて離さない。]
(#3) 2014/06/18(Wed) 00時頃
/*
【プロローグ】
日常パートです。
あなたの部屋のポストに、不思議な手紙が投函されました。
手紙の内容は、あなたが人に告げていないはずの秘密に触れており、
誘いでも、脅迫でも、どんな形にしろ、【7月初日、アパート最寄りの青南駅近く、人通りの少ないどこか】へ出向くよう促しています。
(詳細な場所、時間帯は各個人で設定して下さい。自分の秘密、そして【招待】の名目と合わせて、動きやすいようにどうぞ)
その指定の場所に出向き、突如気を失うまでがプロローグとなっております。
20日0時の村開始までに、ここまでのロールを回すようお願いします。
@手紙を確認するA指定の場所へ向かい、意識を失う
この2点の描写させあれば、後は日常を描写するなり、お好きに行動して下さい。
(メモ履歴より、随時メモの確認もお願いします)
(#4) 2014/06/18(Wed) 00時頃
|
―同日、どこか遠い場所にて―
――プツン、
[ただ広く、何もない、白い空間に【ソレ】は設置された。 起動音のような小さな音と裏腹に、画面は未だ暗く、何かを映し出すことはない。]
(1) 2014/06/18(Wed) 00時頃
|
/*
お待たせ致しました。
どうぞご入村下さい。
(#5) 2014/06/18(Wed) 00時頃
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― 陽光の下、自宅までの道すがら ―
[熱い。照りつける日差しが肌を焼く。 梅雨明け故か、湿気が多く蒸し暑い。 コツコツとヒールをアスファルトへ打ちつけながら、 頬を伝う汗を拭ってため息ひとつ。]
あっつぅ…………。
[自室のポストへと投函されたそれを女が手に取るまで、 あと――*]
(2) 2014/06/18(Wed) 00時半頃
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――アパートの一室
[携帯電話の微かな振動で目を覚ます。 日は既に高く、カーテン越しにも日光が眩しい。]
……あー、ミーコ?
[電話越しの賑やかな声は、脈絡もなく、海へ行こうと笑い声を立てた。 是とも非とも取れる曖昧な返事を返し、通話を切る。部屋はひどく蒸し暑い。]
クーラー……
[枕元に無造作に置かれたリモコンを手に取り、冷房の電源をつける。節約という概念はない。 部屋が冷気で満たされる頃、ようやく体を起こし、郵便物を確認しに、玄関へと向かった*]
(3) 2014/06/18(Wed) 00時半頃
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―自宅前、廊下―
あぁん、もう。サイアク。
[煌びやかなグロスの乗った唇を尖らせる。 いくら仕事とはいえ、人間には好き嫌い、相性というものが存在する。 そういう視点で言えば、今回の相手は酷いものだった。 胃がむかむかするような不快感を、ため息と共に吐き出す。
こんな時には、甘いものを食べに行くに限るわね。 そう小さく呟きながら、ヒールを鳴らして廊下を歩く。
数日ぶりの自宅の扉に鍵を差し込み、投函された手紙に気付く。 ラブレターにしては、酷く無機質なそれ。 首を傾げつつ、それを手にした女は、程なくして扉の向こうへと消えた**]
(4) 2014/06/18(Wed) 00時半頃
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――コンビニ――
らっしゃーせー。
[青色のユニフォームに身を包んで、 レジ打ちをする女にやる気は見受けられない。 ただ、淡々と過ぎ行く日常。
高卒で即フリーターなんて、卒業校の汚名だ。 女に将来を見定め、努力するなんて根性はなかった。 同じクラスには流されるように大学に進学した者もいたが 家族に見捨てられている女に、そんな道はなく。
ああ、毎日が、つまらない―――*]
(5) 2014/06/18(Wed) 00時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 00時半頃
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――自室→外
[ポストに手を差し込み、一通の封筒を取り出す。親からでも、DMでもないらしい。 珍しいこともあるものだ。差出人の記名がないことを確認し、無造作にコーヒーテーブルの上にそれを放った。]
イマドキ、カミソリレター、っつーこともねーだろ。 ……あーあ、きみわりい。めんどくせ。
[残念なことに、そんな嫌がらせを受ける心当たりならば、両手で足りない程にはある。 小さく舌を打って、外出の支度に取り掛かる。無性に遊び相手が欲しい気分だった。 適当に、一日を潰す相手を引っ掛けることができれば、それでいい。 近々"心当たり"が増えかねない考えを抱きながら、扉を開き、日の差す世界へと**]
(6) 2014/06/18(Wed) 01時頃
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― アパート・自室前 ―
[自宅へと戻る最中、 アパートの廊下にほのかに残る甘い香り。 隣の部屋の住人>>4が帰ってきているのかもしれない。
そんな事を思いながら、 鍵を探して肩にかけていた鞄を漁っていれば、 ドアの開く音>>6]
あれ、良樹クンじゃん。やっほー。 今からお出かけ?外あっついから気をつけなよね。
[歳の近いご近所さんに挨拶がてら声をかけながら、 やっと探し当てた鍵を慣れた手つきで鍵穴へ**]
(7) 2014/06/18(Wed) 01時半頃
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――アパート――
[ 死んだように、惰眠を貪る。 その姿は、まさに生気のない死人の如く。
部屋は、茹だるような外の気温とは対照的で。 まるで、冷凍庫――いや、霊安室のようだった。
そんな部屋で、彼は目を、ゆるやかに開ける。 ]
……昼。
[ 一言、感情の籠らない声。 歯車を巻かれた人形のように起き上がる。 ]
……久々にこんなに寝たな。
[ 小さく欠伸をしながら――、ポストへ手を。 それは宛名の無い封筒。小首を傾げながら。 白い、機能性だけを重視したミニテーブルの上へ放り投げた ]
(8) 2014/06/18(Wed) 02時頃
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愛人 スージーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(愛人 スージーは村を出ました)
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―自宅―
[鏡に写った自分の顔に投げキッスをする。 今日もメイクは絶好調だ。
ケーキバイキングにでも行こうかしら。 そんなことを考えながら、テーブルに置いたブランド物のポーチを再び掛けなおす。
その隣に置かれた手紙には、ふ、と小さな笑いを零す。 開封済みのそれを、ぐしゃりと握り潰して、ゴミ箱へと投げ捨てた。
――粋な真似、してくれるじゃない。
内心で小さく呟き、自宅の戸を開いた**]
(9) 2014/06/18(Wed) 02時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 02時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 02時頃
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[バイトの上がりの時間。 青いユニフォームを脱いで、職場のラックにかけると 小豆色のジャージをどうしようか迷う。 外は梅雨の後の晴天で、暑いだろうと思い、腰に巻いた。
夜勤も日勤もこなす自分は、生活パターンがめちゃくちゃだ。 ある意味過酷なバイトだが、生活のためだから仕方がない。]
お疲れ様っしたー。お先失礼しまーす。
[これからシフトに入る同僚に挨拶し、 コンビニの裏手に駐めた原チャに跨って。
風を切るように、アパートへの帰路を走る。]
(10) 2014/06/18(Wed) 03時頃
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――アパート――
[原チャを駐車場に置いて、とてて、と部屋へ駆け上がる。]
おっと。
[扉を開いて、一応ポストもチェックしないと。 ぱかりと開けたポストには差出人のないシンプルな封書。]
――?
[何かの悪戯だろうかと思いつつ、それを手に 無造作にスニーカーを脱いで部屋の中へ。]
あっちぃ。
[働いてきたばかりなのもあり、扇風機を最強にして 暫し、あー。と間抜けな声を上げながら脱力した。]
(11) 2014/06/18(Wed) 03時頃
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[Tシャツの中に空気を入れるように 襟首をばさばさと広げて、漸く一息ついた。 ポケットから取り出した小箱から一本。煙草を取り出し銜える。何年も吸っているように慣れた手つきで火を点けてから、手紙を改めて見やる。]
なんだろ、これ。
[わざわざ鋏を使ったりしない。中身が無事ならいいのだ。 ビリッと荒く封書を破ると、中の手紙に目を通し]
―――――ッ……?
[口が開いて煙草が落ちるところだった。
なんで?なんで? 家族にも相談してすらいない内容を 何故この手紙の差出人は知っている? あるとすれば相手の男だが、縁はとっくに切ったはずだ。]
(12) 2014/06/18(Wed) 03時頃
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はは…――悪い夢。
[思い出したくもない。 水子が出した手紙かもしれないなんて妄想が広がって ぞっとした。]
……。
[疲労感と、過去の出来事を示す手紙に 気怠く眉を寄せた。手紙を静かに仕舞う。 なかったことには、できないんだろう。]
脅されてるとしてもお金なんかないし…… あぁもう……。
[中高生の頃にヤンチャしたつけだ。 手紙は戸棚の中に押し込んで、鬱々とした気持ちのまま シャワーを浴びて仮眠を取ろう――**]
(13) 2014/06/18(Wed) 03時半頃
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水嶋サン?
[声の主>>7を確認し、こまめに整えた片眉を吊り上げてその名を呼ぶ。 口うるさい主婦や大家ではないことに安堵し、小さく笑みを漏らした。]
今帰り?このクソ暑いのにご苦労サマ。学生も大変だね。
[確か大学に通っているんだよなと、彼女の隙のないファッションを見ながら思う。 足の引き攣りそうなハイヒールに、視線は存外近い。
大学。きっともう自分が通うことはないだろう。 口調に微かに混ざった負のニュアンスを彼女が感じ取ったかは、…の知る所ではない。]
そっちこそ、部屋ン中蒸し風呂になってると思うから、気ィ付けて。さっさと冷房付けなよ。
[先ほど起床した時に感じた室温と湿度を思い出し、そう告げてその場を去った。]
(14) 2014/06/18(Wed) 07時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 09時半頃
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[言葉の裏に隠れた負の感情に気付くことはあっても、それに触れる事はしない。 触れてはいけない話題というものがあると学んだのは、大学デビューを果たしてからだった。]
1コマ目の講義とか、眠くてたまんないよ。
[何も勘付いてないと言うように陽気に笑いながら鍵を回せば、カチリと錠が開く音。]
うっわあ、考えたくない……あんまし冷房使いたくないんだけどなぁ……。 じゃーね、いってらっしゃい。
[良樹の言葉に眉を顰める。 バイトもしているし仕送りもあるとはいえ、節約は大事だ。調子に乗ってしまったら、来月の食事がもやし炒めのフルコース。 それだけは避けたいと考えながら、立ち去る彼の背に見送りの言葉を投げかけた。
開いた扉の隙間から感じる熱気。 ええいままよと扉を勢いよく引いた瞬間、ポストからカタンと小さな音**]
(15) 2014/06/18(Wed) 11時頃
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[ひとりでケーキバイキングなど、自分にとって日常茶飯事。 それでも、あの場において、ひとりで訪れる者に対して向けられるのは、好奇の目。 自分に関しては、女性にしては高すぎる身長、それを助長するような高いヒールも、大きな要因なのかもしれないが。
何にせよ、気分転換のはずの場所で、奇異の視線にさらされるのは気分が悪い。 久々に、誰か、誘ってみようか。
そんなことを考えていた自分の視界に映ったのは、どこかへ向かうひとりの青年の姿>>6]
(16) 2014/06/18(Wed) 11時半頃
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誰かと思ったら、良樹のボウヤじゃない。 今日はどちらへ?
[年齢は変わらないだろうが、自分の目線ほどの身長の彼をからかうように、くすりと笑った。
彼の傍らに、いつも引き連れている『お友達』の姿はない。 一人だなんて珍しい、と、笑みをこぼす。 返答によっては、彼を誘ってみるのもいいかもしれない、と考えながら、彼の返答を待った**]
(17) 2014/06/18(Wed) 11時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 11時半頃
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――夢――
『円香は良い学校に行って、良いお仕事に就くのよ』 『素敵な人を見つけて結婚して』 『いつか可愛い孫の顔を見せてね』
[繰り返される母の愛情は、裏返しの自己愛。 自分に似て学のある子に、父親のように素敵な結婚相手を エリート社会で出会った夫婦の子どもである円香には プレッシャーが唯々降り注いだ。]
……、はい
[母親の従順な子猫であることに疲れながらも クラスで一番の成績を常にキープし続けた小学生時代。 糸が切れたのは、円香が生まれて10年以上の月日を経て 母が二人目の子を身篭ったからだった。]
(18) 2014/06/18(Wed) 11時半頃
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[悠希と名付けられた男の子。 両親の愛が、弟ばかりに向けられるまで 時間はかからなかった。]
……
[初めて家出をした先は理容院。 お小遣いの千円札を二枚差し出して 男の子みたいにしてください! そう言って髪をばっさりと切った。
良い子の自分を捨ててしまいたかった。]
(19) 2014/06/18(Wed) 11時半頃
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[中学に入ってから、非行に走った理由を 両親は理解していない。 愛情が注がれない、子どもなりの反抗期。 それすら受け入れてくれれば、違ったのに。
両親の期待は、小さい悠希へと移ろった。 円香への愛情など、リセットされてしまったように。 子猫が捨てられ、野良猫になり、野良の男に抱かれるようになるのも、侭、自然なこと。*]
(20) 2014/06/18(Wed) 11時半頃
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――自室――
くぁ…… あっづ
[下着にTシャツというだらしない姿でベッドで呻きを漏らす。 扇風機は首振り機能を付けていれば 身体が冷えすぎることもない。 むしろエアコンを断固としてつけないこの部屋では 篭った熱気を循環させるだけの無意味なものかもしれない。]
……
[薄く見遣った時計。 仮眠に入って大して時間も経っていない。]
夏になったら死ぬかもしれないなぁ。
[8月の炎天下にエアコン無し。想像しただけで憂鬱だ。死にはしないだろうが熱中症の危険はある。]
ねっちゅーしょーは……水分を摂って……あぁ、あっづ
(21) 2014/06/18(Wed) 12時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 12時頃
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ーー自室ーー
[ 放り投げた封筒を摘み上げ、暫く。流石にファンだとしても自宅を暴かれるような事は今迄無かったはず。 ]
( 今時、不幸の手紙なんて流行らないし )
[ 一息ついた後に、華奢な指で棚からカッターを取り出して中身を開封する。不幸の手紙よりも、もっとタチの悪いーーソレを。 ]
ーー……ははッ…!
[ 目を通して、黒曜の様な瞳を丸くした後、顔を掌で掴み、上を向かせる。ぐしゃり、と髪を掴むのと同時に、そのステキな『招待状』を握り潰す。その行動とは裏腹に口元から漏れ出すのは、笑み。 ]
(22) 2014/06/18(Wed) 13時頃
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…オーケイ、何のつもりか知らないけど。 ーーー僕への挑戦状?
…ああ、全くもって最高に不愉快ーー、 いや、最高に愉快なのかも、ね。
[ 匿名で綴られ、家族しか知り得ない自らの秘密ーーと言っても社会的な面から伏せているだけで罪悪などは一切無いのだけれどーーを知ったような文面。
その手紙に這いずり回る蟲のような嫌悪を抱きながらも、その瞳は何処か好奇にも輝いていた。 ]
(23) 2014/06/18(Wed) 13時頃
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[例の手紙を仕舞った戸棚に一寸目を遣ったが、 どうこうなるものでもない。 指定された日時に、そこに向かうしかないだろう。 あのことは――誰にも知られたくないのだから。]
……何で、今更――ほんっと、やんなる。
[深々と嘆息を漏らした後、ジャージの下を履いて 買い物にでも行こうかとしたいところで スマホが鳴った。]
(24) 2014/06/18(Wed) 13時頃
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コマエサン?
[妙に住人らに会う日だと感想を抱きながら、敬称までを一区切りに発音する。]
ボウヤって年じゃねぇって、
[ねぇよ、バァカ。友人らにするように、品が良いとは言えない言葉を口にしかけて、思い留まる。 それとも、彼女が指しているのはこの身長差のことかもしれないと気付き、小さく顔を顰めて。 少し見上げる形で、彼女と向き合う。しっかりとコーティングされた睫毛が重く見える。]
ノープラン。家にいたい気分じゃねーの。そういう時あんでしょ。
[行きずりの相手を探そうと、なんて、そこまで言及する必要はないだろう。 空白の予定を晒して、アンタは?と言葉をそのまま返す。 目前の威圧感さえある立ち姿。自分が小さいわけではない。相手が馬鹿でかいのだ。 そんな言い訳を胸の内に吐きながらも、返事を待った。]
(25) 2014/06/18(Wed) 13時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 13時頃
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[高校時代の友人からの電話。]
はぁい、どした?
[なんでも近所でケーキバイキングをやっているらしい。行きたいけど一人じゃ行きづらいから一緒に来て、という話だった。]
んー。ちょっと待って。
[スマホを耳に当てたまま、財布をチェック。 数千円でストレス解消になるなら、たまにはいいか。]
オッケ。行く行く。 どこ?あぁ、はいはい、あそこね。じゃ現地で。
[楽しみーと電話の向こうの友人の声に喜色が滲むのを聞いて、円香の表情にも少し笑みが灯る。あんな手紙のこと、一時でも忘れられればいい、と。 そうと決まれば、まずは着替え。アンサンブルに、ストレートジーンズ。ペンダントは十字架を模したもので、バイトで禁止されているピアスも今は堂々とつけられる。マニキュアまでは流石に時間がなくて出来ないから、軽く爪磨きで光沢を出しておく。それからばたばた化粧をして、カジュアルなショルダーバッグを手に部屋を飛び出した。]
(26) 2014/06/18(Wed) 13時半頃
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[部屋を出ると、スニーカーがコンクリの廊下を蹴って 靴音を響かせる。 アパートの住人の姿が見えれば>>17>>25]
あ、駒江さんと千秋さん。 こんちゃー。
[この春からアパートに入ったばかりの自分は 駒江のことは背が高くて綺麗な女性としか思っていない。 駒江――あるいは二人のこれからの行先など知るよしもなく お出かけしてきまーす。と元気に行って、アパートの裏手の駐輪場へ駆けた。]
(27) 2014/06/18(Wed) 13時半頃
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[不機嫌そうに顔をしかめる彼>>25に、くすくす笑う。 僅かにこちらを見上げるその表情は、不本意だと言わんばかり。 全く、本当にからかいがいのあるボウヤだ。
彼が暇を持て余しているらしいことを聞き、予定を問われれば、手間が省けたわ、と笑む]
アタシは今からケーキバイキング。 暇ならボウヤもどうかしら?奢ってあげるわよ。
[冗談めかした様子で、あからさまに、彼を釣り上げるための餌を撒く。 どう?と小さく首を傾げて、彼の様子を伺った]
(28) 2014/06/18(Wed) 14時頃
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[そんな時通りがかった、年よりも少し幼く見える少女>>27 頭一つ以上違うのもあって、自分からは子供のようにすら見える。 そんな彼女に挨拶をされれば、微笑む]
こんにちは、円香ちゃん。 気を付けていってらっしゃいな。
[それは、まるで子供を見送る母親のような口ぶり。 小さく手を振って、彼女の背を見送った]
(29) 2014/06/18(Wed) 14時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 14時半頃
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別に――
[金に困っているわけではない。 そう言いかけて、また口を噤む。 借りを作るのは嫌いだが、何かを与えられるのは嫌いではない。 彼女はどうだろうか。人間性を知りなどしないが、粘着質にも見えない。 ならば、もらえるものは受けておけと、薄く笑って口を開く。]
いーね、恵んでよ、オネーサン。
[これで気が紛れなければ、夜にでも誰かを呼び出してやればいい。 答えながら、一歩近付く。また少し高くなった相手の目を見上げて、にっこりと笑んだ。]
(30) 2014/06/18(Wed) 15時頃
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[何かを推し量るような眼差し>>30に、首を傾げた。 そんなに遠慮することないのに、と僅かに目を細める。
恩赦だの見返りだの、そんなちっぽけなもの、どうでもいい。 これも、野良猫に餌をやるようなもの。 相手に何かの行為を求めちゃいない。
そう、アタシが期待しているのは、ただ、ひとつ―――]
(31) 2014/06/18(Wed) 16時頃
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[暫くして、漸く返ってきた肯定>>30に、ふふ、と小さく笑う。 徐に彼の手を取り、エスコートするかのように歩き出す]
素直なボウヤは好きよ。 じゃあ、行きましょうか。
[そう告げて、自分の車へ彼を乗せ、アクセルを踏みしめた]
(32) 2014/06/18(Wed) 16時頃
|
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―某所・ケーキバイキング店―
[程なくして、目的の場所に辿り着く。 煌びやかな内装、甘い香りが漂う店内に、彼は何を思うだろうか。 彼のその反応と、可愛らしく彩られたケーキを眺めて、…は、にっこり、微笑んだ]
どうぞ、召し上がれ。 食べ放題なんだから、沢山食べなきゃ損よ?
[彼がためらっているようであれば、そう、促して**]
(33) 2014/06/18(Wed) 16時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 16時半頃
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――ケーキバイキング店――
[店の近くに原チャを駐車し、店の方で手を振る友人の方へ]
チャコ、ごめん、遅くなった。 二段階右折って面倒だよね。
[え、あれやってんの!?と聞かれ、 やらない……?と恐る恐る問うては笑った。 そうして二人で店内へ。]
……あれ?
[友人に一言断って、見知った二人の人物の傍へ近づいた。]
駒江さんと、千秋さん?? 奇遇ですね!
[こんなところで、と笑みを浮かべ、あれ?とまた首を傾ぐ]
デートですか……?じゃあお邪魔しない方がいいのかな?
(34) 2014/06/18(Wed) 16時半頃
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|
[円香ー?と呼ぶ声に慌てて]
あっ。友達待たせてるので、また後で!
[話も手短に駒江と千秋に頭を下げ、 チャコの元へ。誰?と問われれば]
ん、同じアパートの人。 奇遇ですねってお話してきただけだよ。
(35) 2014/06/18(Wed) 16時半頃
|
|
……ん?
[友人の視線は明らかに千秋の方へ。 そりゃイケメンさんだし、目を惹かれるのはわかるけども。]
だーめ、ほら、女性連れでしょ?
[バカ、目立ってる。と友人を引っ張って テーブル席につくと、早速ケーキを前に取りに勇むのだった**]
(36) 2014/06/18(Wed) 16時半頃
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― アパート・自室前 ―
[仕事を終えて戻ってきて、欠伸を噛み殺しながら部屋の前へとやってきた。 鍵をごそごそと探り、見つけたそれを鍵穴へと差してカチリと回す。]
ん、なんだろう。
[ぱさりと何かが落ちる音にゆるりと首を傾げて。 扉を開けて足元を見れば封筒が一つ落ちていた。
屈んでそれを手に取って。 それから無造作に封を開けて中身を見て、そして。]
……馬鹿にしやがって。
[小さく毒づいてその手紙を破り捨てようとして、手を止めた。 人には知られたくない秘密が書いてあるそれをそのままにしておくのは嫌だ。 それでも手を止めたのは。]
(37) 2014/06/18(Wed) 17時半頃
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|
脅迫って感じでもねぇんだよなぁ。 何を考えてやがる。
[記された場所と日時。 これが示すものはなにか、それについて部屋の中で一人ぼんやりと考えている**]
(38) 2014/06/18(Wed) 17時半頃
|
愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 18時半頃
|
[手を引かれるままに、従って。 またも口にされる"ボウヤ"の一言に、思わず眉を寄せかけて、取り繕う。 いっそ、呆れるような心持ちだった。 何度その恩恵に預かれど、良い歳をした男をこどものように甘やかす女の心情は理解できない。 きっと、この女もそういった類のー多くは歳上の女性に多いー趣味でも持っているのだろうと、短絡的な予測を立て、素直に、ただ従順にその後を付いて歩いていく。]
(39) 2014/06/18(Wed) 19時半頃
|
|
ーケーキバイキングにてー
ハイハイ、そんじゃ、いただきます。
[促し>>33を受け、食器を手にする。]
コマエサン、甘いもの好きなの?なんか慣れてんね。
[女って、こういうとこ好きだよな、という軽口は飲み込んで。 どこか見覚えのある内装に誰かと以前も来たのだなと、曖昧な記憶が戻る。 ケーキの隊列と甘い香りに現実感を半ば失いかけるが、甘い物自体は苦手ではない。]
(40) 2014/06/18(Wed) 19時半頃
|
|
[ケーキを取りに行くか、声をかけようとしたその時、向かってくる小柄な影>>34に、数秒。そして思い出す。 アパートの住人。確か、コンビニでも見かけた覚えがある。 かけられた質問に答えながら、記憶を辿る。]
んー、コマエサン、これってデートなの?
[体感としては、何かのごっこ遊びのような気分だが。 少し首を傾げて、目配せを送る。定義は彼女に丸投げして、再び飯村に顔を向けた。]
飯村サンはお友達と?
[少し後ろに立つ女性の姿に目を留めて、笑んで見せる。 楽しんで、と声をかけて視線を戻そうと思ったが、彼女の連れの視線>>36に笑って手を振って見せた。]
……俺たちもケーキ取りに行きます?
[作った口調と愛想笑いが抜けないまま、そう声をかけて席を立った。]
(41) 2014/06/18(Wed) 19時半頃
|
|
―アパート:自宅前―
うあー、疲れたのです…
[ぱたぱたと手で仰ぎ、そよ風を顔に送る。 補習という名の個人授業を終えて、照り付ける日差しの中やっとの思いで帰宅した。 ガチャリと鍵を開けると、蒸し暑い熱気がむあっと襲い来る。]
きゃー!暑いのですっ!
[ぴゃっと肩を竦め、思わず扉から飛び退いた。 しかしいつまでもそうしている訳にはいかない。 さっと玄関にスクールバッグと買い物袋、差出人不明の封筒を床に放り投げて、窓に突進していった。]
(42) 2014/06/18(Wed) 20時頃
|
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[窓を全開にして、空気の循環を作り出す。 風はお世辞にも冷たいとは言えなかったが、体感涼しくは感じるのでいいだろう。 エアコンは懐に優しくないので8月までは付けないつもりだった。 扇風機のスイッチをぱちりと入れて、室内の熱気を外に出そうとする。]
これ、誰からなのでしょう?
[部屋の換気が一段落ついたところで、玄関に置いた封筒を取り上げる。ぺりりと糊付けされた部分を剥がし、手紙を取り出した。]
(43) 2014/06/18(Wed) 20時半頃
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――――っ!
[ひゅっ、と声にならない悲鳴が漏れる。 顔面は蒼白で、手紙を持つ手が震えた。
楽しかった夢が、覚める時が来たのだと知る。]
(44) 2014/06/18(Wed) 20時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 20時半頃
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― 自宅 ―
[未だ窓すら開けていない室内はひどく蒸し暑い。 靴を脱ぎ散らかして奥へと進む女の片手には、 消印の無い封筒。
暫くした後、ようやく涼しくなった部屋の中で、 女は怪しげな封筒と対峙していた。]
誰かのイタズラ? 大学のヤツらには家の場所教えてないし……。
[直接投函されたであろうそれに、良い予感はしない。 しかし、確認せずに捨てるというのも後味が悪く、 暫く悩んだものの、慎重に封筒を開く事にした。]
(45) 2014/06/18(Wed) 20時半頃
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なん、 ―――― ッ!!
[薄ぺらな紙に並ぶ文字の羅列を目で追うと同時に、 化粧をしている筈の女の顔は青白く変わりゆく。
――何故。 両親ですら知らない自分の秘密。 ――誰が、どうして。 混乱を極めた女の脳内には、そればかりが浮かんでは消え。
クーラーの効いている室内がとても寒く感じて、 けれど、頬からは冷たい汗が流れ落ちる。]
は、 ぁ…………っ!!
[たった一枚の紙切れでも、女を動揺させるには十分だった。 冷えたフローリングにぺたんと崩れ落ち、 紙切れは、女の震える手で勢いよく引き裂かれた*]
(46) 2014/06/18(Wed) 20時半頃
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―→外―
[ その後、一読して待ち合わせ云々を記憶した後、引き裂いてごみ箱へ投げ込む。まだ日時には早く、そう言えばなんとなく空腹を感じる。元々小食であり、食べる気が起きなかった。外に出るか、と身仕度を整える。
――僕の中では、罠だとしても行くことが決定事項だった。気味の悪い手紙、こんなことをしてくるヤツにただ興味があったから。 ]
……暑…、
[しかし、丸一日食べなければ空腹というものも感じるもので。どちらにせよ外に出なければいけないのだけれど、思わず開けた瞬間の外気との差に手を引込めそうになる。
今日は講義が休講、仕事もオフ。その儘家に居たいとも思うけれど、傘立てに手を伸ばし、日傘を手に取り、外へ。肌が弱いせいで直接日光に当てられるのは厳しいのだ。 ]
(47) 2014/06/18(Wed) 20時半頃
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………ごはん、つくらなきゃ、なのです。
[震える手で手紙を折り畳んで、封筒に戻した。 玄関へのろのろと歩いていき、食材の入ったレジ袋を持ち上げる。その中からいくつか食材を料理台に置いて、残りを冷蔵庫に仕舞った。
ぼんやりとした状態は続き、料理に身が入らない。 作るスピードも普段より遅かった。 指こそ切らなかったものの、野菜の切り方はバラバラだ。
そんなこんなで完成した料理を見て、一言。]
(48) 2014/06/18(Wed) 20時半頃
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あ、作りすぎちゃいました。
[買ってきた野菜を潤沢に使い込んだマリネは、どう見ても1人分の分量では無かった。 どうしようかと首を捻って、隣人の存在を思い出す。]
そうだ、お裾分けするのです!
[沈んだ気持ちを晴らすように声を張り上げた。 料理に手間取っていた頃、今のように作り過ぎたことが何度もあった。その都度料理を隣人の元へ運んで行ったものだ。 作り過ぎたマリネとトマトソースの冷製パスタをタッパに詰めて、隣の巡田の部屋をノックした。]
(49) 2014/06/18(Wed) 20時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 20時半頃
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[ノックの音にびくりと肩が震える。]
だ、誰だ…!?
[扉越しにそう声を掛けて、手に持っていた封筒をどうしようと部屋の中で視線が巡る。 適当な引き出しにそれを突っ込んでから扉を開けた。 だから神宮を迎えるまで妙に間があっただろう。]
ああ、なんだ神宮か。 またなんか作りすぎたのか?
[何時もなら挨拶代りの口説き文句の一つでも出て来るのに。 動揺していたせいで普通に出迎えるだけ。 彼女の料理は美味しい、差し入れは大歓迎だ。 でも今は、少しだけタイミングが悪くて。 だから態度は少々硬かったかもしれない。]
(50) 2014/06/18(Wed) 21時頃
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[ノックをして暫く経った後、漸く巡田がドアから顔を覗かせる。 ドアを開けるまでに妙な間があり、普段より余裕の無い様子が 見て取れた。どうしたのだろう。]
(ひょっとして、さっきまでお風呂に入ってたのです?)
[それならば間の悪いときに来てしまったなと、 当たらからずも遠からずのことを考える。]
…はいっ、また作り過ぎちゃったのです! 今日はマリネと冷たいトマトパスタなのです!
[じんぐう。 今までずっと呼ばれている名だが、それでもその名を呼ばれる時は少し憂鬱になる。かと言って名前で呼ぶよう強要することも出来ないから、やり過ごすしかない。 何でもないように装って、手に持った2つのタッパを差し出した。]
(51) 2014/06/18(Wed) 21時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 21時頃
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― 自室 ―
ふぁ……あ、づ……。
[ボロアパート。 煎餅布団のシーツが肌に張り付く気持ち悪さに、男は目を覚ます。 伸び放題の黒髪をわしゃと書きながら、身体を起こし、骨ばった右手を伸ばしガサゴソ。 探り当てた黒縁眼鏡を掛け、時計に視線をやった。]
うへ……15時間も寝てたかぁ。 ま、ここんとこ睡眠足りてなかったしなー。
[言いながら今度は煙草に手を伸ばすも、箱は空っぽ。 忌々しげにくしゃ、と握り締める。]
(52) 2014/06/18(Wed) 21時頃
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ちぃ……そうや切れてたんだっけか。 あ゙ー……。
[正直だるい。 おまけに外はもっと暑いだろう、けども。 寝起きの体がニコチンを欲してる。 首筋に手を当て、こきりと肩を鳴らして、しばし考える。]
……買いに行くか。
[ニコチンへの欲求は耐え難く。 手早くTシャツと短パン、そしてキャップを身に付け外へと向かう。]
(53) 2014/06/18(Wed) 21時頃
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― それから、数十分後 ―
[不機嫌な表情でスポーツバッグを取り出す。 きつく結ばれた唇に、 先ほどまで施されていたグロスの存在は無い。
服装はいつものような洒落たものではなくジャージで、 長い髪は後ろの高い位置で纏められている。 化粧も全て落として、ノーメイク。すっぴん。 この格好をしている時には、決まって近所のジムに向かう。 思い切り体を動かして汗を流し、先ほどの事を忘れてしまおう。 そう考えての事だった。]
……帰りにタバコ買ってかなきゃ。
[本当は煙草を吸って落ち着こうと思っていたのだけれど、 丁度煙草が切れていたことも、 女をジムへと足を向けさせる理由のひとつになった。]
(54) 2014/06/18(Wed) 21時半頃
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[残念ながら風呂上りではない。 よくよく見れば髪の毛は濡れた様子もないし、服装も仕事帰りそのままでよれている。 だがそんな事は些細な事だ。 怪しまれてなければそれでいい。]
毎度悪いな。 あんたの飯上手いから差し入れは大歓迎、嬉しいよ。
[何時もの調子で笑顔すら見せて言ってみせる。 そこに不自然さがあったかどうか。]
(55) 2014/06/18(Wed) 21時半頃
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[差し出されたタッパを受け取って。]
よかったら上がってく…なんて言いたいとこだけどさ。 散らかってんだよなぁ。 部屋にあげんのはまた今度、ね?
[まるで誘うように言うと唇に笑みを乗せた。 男女が同じ部屋に二人きり、しかも自分はホストである。 神宮とてそこまで迂闊な事はしないだろう。 誘いに乗れば勿論据え膳は食うが、そうなってほしくない気持ちもあった。 仕事は仕事、彼女とはただの隣人として付き合う事が望ましいのだから。]
(56) 2014/06/18(Wed) 21時半頃
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[サンダルの、どこかマヌケにも思える足音とともに歩いてく。 どこかの部屋の玄関先で誰かが話していたが、それを気に止めることもなく無言で通り過ぎる。
男にとっては人付き合いなど基本煩わしいだけのもの、挨拶の必要性も感じられない。
それよりも今一番大事なのはニコチンへの欲求を満たすこと。
ああそうだ。 冷蔵庫もろくなものが入ってなかった。 何か適当に買って帰るか、そんなことを考えながら、男はコンビニ目指して歩いてく。]
[玄関先のポストに投函されている手紙のことなど、未だ男は*知る由もなく*。]
(57) 2014/06/18(Wed) 21時半頃
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― アパート・廊下 ―
あっつ……!!
[外へ出た瞬間、吹き込んでくる熱気に眉を寄せる。 ジムに行こうと考えた事を一瞬で後悔した。 とはいえ、家に居たくないというのも事実で、 一瞬たじろいだ後、足を踏み出す事となったが。]
あ、昴クンじゃん。キミもお出かけ?
[>>47玄関を出たところで、 同じように外に出るところだったように見える青年を見かけ、 挨拶がてらひらりと手を振る。
大学に居る時と格好が全く違うものだから、 一瞬、女が誰だか分からない可能性も無きにしも非ず。]
(58) 2014/06/18(Wed) 22時頃
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[蒼白い顔を照らすのは、薄暗い室内の中の唯一の光源たるモニタ。]
……はぁ。
[ため息とともに眉間を揉み、電源を落とした。]
(59) 2014/06/18(Wed) 22時頃
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ー自宅・部屋の中ー
なんだかなー・・・やる気の起きなくなる気温だな
[男は、気だるげにフローリングの上を右へ左へと転がりながら、やがてピタリと動きを止めた。そこから上を見上げる。 窓の隙間から飛び込んでくるみずみずしい蒼と目を刺すような刺激に目を細めた。]
お日さんは元気だねェ 俺は暑さでバテ気味だよ
[誰に言うでもなく独りごちて、びたりとフローリングに大の字になった。]
(60) 2014/06/18(Wed) 22時頃
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[髪が濡れているかどうか>>55までは考えが及ばず。 自分の中で勝手に結論付け、その仮定のまま話を続けた。]
いえいえーこちらこそいつもお世話になってるのです。 そう言ってもらえると嬉しいのですっ!
[普段と同じような笑顔を浮かべた巡田に、 ぱあっと表情を明るくして答える。 彼の表情の不自然さは、見つけられなかった。]
(61) 2014/06/18(Wed) 22時頃
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私もまだお洗濯物が残ってるから、 また今度誘ってほしいのですー
[いつもの誘い文句>>56に笑って返す。 上がっていけと言われても、流石に大人の男性の部屋に上がる勇気は無かったが。]
使い終わったタッパは、いつもと同じく ビニール袋に入れてドアノブに掛けておいて欲しいのです。 じゃあお掃除頑張ってください、なのです!
[タッパの返却方法と別れの言葉を告げた。 散らかった部屋は嘘も方便、だったのだろうが便乗しておく。 お裾分けのミッションを終え、更に余っているマリネを夕飯用として冷蔵庫に仕舞おうと自室に戻った**]
(62) 2014/06/18(Wed) 22時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 22時頃
/*
お集まり頂きありがとうございます。
無事フルメンとなりましたので、予定通り6/20 0:00に村を開始させて頂きます。
>>#4の通り、明日中に
@手紙を確認するA指定の場所へ向かい、意識を失う
以上2点の描写をお願い致します。
詳細は過去の村建て発言にて。また、併せてメモ履歴もご覧頂きますようご協力下さい。
それでは、暫くの間、よろしくお願い致します。
(#6) 2014/06/18(Wed) 22時半頃
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まぁね。甘いものは好きよ。 ここのケーキ、美味しいしね。
[>>40問いかけには、ありきたりな答えを返す。
嘘はついていない。甘いものは心を癒してくれる。 特に、この店のケーキは格別だ。 舌でとろけるようなあの甘味の前では、どんなしがらみも些細なこと、そう思えるのだから。
―――それでも、『あの味』とは、ほど遠いけれど。 ふふ、と口元を押さえて、小さく笑った]
(63) 2014/06/18(Wed) 22時半頃
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[こちらの冗談めいた誘い文句>>62に笑顔で返す神宮は可愛らしい。 店に来る化粧臭い女どもとは違って、それが眩しく。 まるで遠い存在のように感じる時がある。]
あー…俺も洗濯しないといけねぇんだった。 じゃあまたな。
[帰るという神宮にひらりと手を振って見送り。 扉を締めるとガチャリと鍵を締める。
あの、手紙がまだあるからどうにも落ち着かなくて。 折角貰ったマリネと冷製パスタの味も分からない。 ちゃんと味わう事が出来たならば、酸味の中に甘みと塩気がバランスよく配合されていてとても美味しいと感じただろうに。]
(64) 2014/06/18(Wed) 22時半頃
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[静かになった室内で溜息を落す。 手紙を隠した引き出しを開けて再度目を通す。
ああ、何故この差出人は自分の秘密を知っているのだろう。 ずっと隠していた。 虐めていた仲間は他にもいたからいつかは漏れてもおかしくはない秘密だけど。]
…消印はなし、か。
[今は遠く離れた地にいて。 家族とすら連絡を取っていない、それなのに何故。 不安と苛立ちが胸中を渦巻き落ち着かない中、再度溜息を落すとベッドにごろりと寝転ぶのだった**]
(65) 2014/06/18(Wed) 22時半頃
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[ 茹だるような暑さが纏わりつく。 それでも人前では平然とした態度を取ろうと、表面は涼しげなもの。人に弱味を魅せるということは耐え難いことだった。
玄関先にあった黒いサングラスを軽い変装代わりも兼ねて掛けては、伸ばした髪を多少なりとも涼しくしようと一つに束ねてから、一歩を踏み出す。>>58其処ですぐ傍から、聞き覚えのある声を聞けば、そちらへと視線を向けた。]
……ああ、水嶋さん…?
[ 思わず疑問形になったのは、大学の時と違う風貌に一瞬自信を無くしたから。ただ、その面影と声で個人を特定して、振られた手には軽く会釈を。 ]
ええ、何か食べに行こうかと思って。 水嶋さんも何処か出られるところ…、ですよね。
(66) 2014/06/18(Wed) 22時半頃
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[そうして、声をかけられ振り向けば、先程顔を合わせた少女の姿>>34 成程、彼女もここへ来ていたのか]
円香ちゃんもここ、来てたのね。 お友達と一緒?
[彼女の背後から、友人らしき子が、彼女の名前を呼ぶ。 この場所に溶け込める彼女らの姿に、僅かに羨望の眼差しを送った]
……デート、かしら。そう見える?
[呟きには、目の前の彼に倣って疑問符を返す。 大方、自分と同じような感情なのだろう。 ただの慣れ合い、ごっこ遊び。 行きずりの野良猫、野良犬に餌をやるような、そんな感覚。 そこに好意の類は存在するのだろうか。
曖昧な答えを返し、慌ただしく頭を下げる彼女>>35に、お友達が呼んでるわよ、と促した]
(67) 2014/06/18(Wed) 22時半頃
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[分厚いカーテンをびったりと閉めた室内は、異様な光景。 部屋の隅にあるソファーの周りには、毛布や衣類が積みあがっており、どうやらそこが寝床らしい。 反対側の壁に向かった机上にはパソコンと、無造作に重ねてある何冊かの本。 その背表紙に書かれた「ヴェスパタイン」の文字が、彼の名乗る作家としての名義だった。
そしてそこから壁面に視線を上げれば、壁一面に貼られた正視に堪えぬ写真、写真、写真。 どれもこれも切り裂かれ引き裂かれ虚ろな目でこちらを見ている。
いや、その中に紛れたいくつかは、とても精密に描かれた鉛筆画だった。]
(68) 2014/06/18(Wed) 22時半頃
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[こんな暑い盛りなのに、相変わらず暑苦しい長袖のまま、財布とスマホだけをポケットに放り込んで、ふらりと部屋を後にする。
住人の姿を見かけて、無言のまま小さく会釈した。]
(69) 2014/06/18(Wed) 23時頃
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可愛いコはいつでも大歓迎よ。 また、ゆっくりお話しましょう?
[ぱたぱたと友人の元に戻っていく彼女の背に、そう投げかけ。 ふふと笑いを零した]
……可愛いわねぇ。 アタシの若い頃そっくり。
[なんて、外見とは不釣り合いな言葉を呟き、席を立つ。 そうして、連れの青年に声をかけられれば、行きましょ、と青年を促す。 かつかつ、ヒールを鳴らして、並び立つケーキに向き合えば、漂ってくるのは、食欲をそそる甘い香り。 胃袋が、きゅうと音を立てた。
山のようにケーキを皿によそい、全て胃袋に収める自分の姿に、彼が何を思ったか。 …がそれを気にすることは、終始なかった*]
(70) 2014/06/18(Wed) 23時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 23時頃
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そうそう、水嶋……って、あ、やだ、恥ずかしい! 今からジムに行くところでさ。変な格好見せちゃったゴメン。
[>>66自分の名を確認するかのような言葉に、 いまの自身の格好を思い出してあたふたと。 早口で、言い訳のように説明をする。 いつもと全く違う姿を見られるのは、少し恥ずかしい。]
外、日差しが強いから気をつけた方が良いよ。 昴クン色白だし、日焼けしたら大変そう。
[彼の手にしている日傘>>47を見れば、 余計なお世話だったかと苦笑を浮かべ。]
(71) 2014/06/18(Wed) 23時頃
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そうだ、実家からスイカが丸々いっこ届いたんだけど、 昴クン、スイカって食べる? アタシ一人じゃさすがに食べ切れなさそうでさ。
[ふと思い出したように、言葉を紡ぐ。 隣人におすそ分けをしようかと思ったのだが、 気付いたときにはまた家を出ていってしまったようだったから。
もし彼が頷くようなら、また後で、 スイカを切り分けてからおすそ分けするつもりでいる。]
(72) 2014/06/18(Wed) 23時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/06/18(Wed) 23時頃
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[飯村に対する妙に年を食ったような言動>>70に、再び違和感を覚え――やはり、掴み所のない相手である。 年齢といい、体格といい、派手な見た目と、今この場に自分といることといい、 あまりにどこか"遠い"感覚に、童話に出てくる魔女か何かのようだと、ぼんやりとした感想を抱く。
そして、気付けばカツカツと硬質な足音をフロアに響かせ、そして全てを食べ尽くしてしまいそうな勢いで洋菓子を頬張る彼女の姿>>70に、 先ほどの印象はあながち間違ってはいないのかもしれない。そんなことを思いながら、彼女に比べると随分少量に盛られたカラフルなケーキの山を少しずつ切り崩した*]
(73) 2014/06/18(Wed) 23時頃
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ああ、成る程。 だからいつもと格好が違ったんですね。 僕のことはお気になさらず。 でも、女の人は化粧なんてしなくても綺麗だと思いますよ。
[ >>71あたふたとする彼女に、サングラスの奥の瞳は見えないだろうけれど。口角を上げれば気取る事も無く、さらっと気障ったらしい台詞を。 ]
……御心配ありがとうございます。 確かに、この熱気だと直ぐ焼けてしまいそうだ。
[ 実際の所は、焼けるどころじゃないのだけれど。 特にアルビノのことについて伏せてる訳じゃないけれど、別に公に話す事でも無いので、苦笑に乗っかるようにして微笑を携えたまま、誤魔化す。 ]
スイカ?…ええ、食べますけど…、いいのかな。
[ 貰えるものは貰って置く主義なので、お裾分けして貰えるならば有り難くもらう所存。果物は嫌いでない、寧ろ好きな部類でもあるから。そう言えば、分類的にはスイカは野菜だとか聞いたことはあるけれど――、僕としては果物の認識。 ]
(74) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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―自宅へ―
……ゴチソーサマでした。
[他者を圧倒するような食べっぷりを披露した彼女の食指が漸く止まった頃、 そして、別れ際にもう一度、ご馳走になったことに対して簡単な礼を口にする。
それでも退屈なら、また誰か別の人間と――だなんて。 あんな、現実かさえ疑うような光景を目にした後で、そんな気力は残っていなかった。 正直な所、未だにあの体の何処にあれだけの量のケーキが収納されたのか、理解できないままでいるのだ。
今日はもう早い所寝てしまおう。そんな考えを抱きながら、部屋の鍵を回す。 扉を開いた途端漏れだす冷気に、ああ、冷房を切り忘れていたのだと気付いた。]
あー……きもち、
[機械によって調整された室温に安堵の息を漏らし、そのままソファに倒れこむ。 体が重い。もうこのまま眠ってしまおうか。一度閉じた瞼を薄く開く。]
(75) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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―自室―
[ローテーブルの上、無造作に放られたままの白い封筒が、やけに目についた。]
(カミソリか、髪の毛か、それとも、)
[そんな怨念の篭った中身を想像してから、そう時間は経っていない。 それも忘れたように、何かに誘われるように、それに手を伸ばす。封を開ける。 刃物も、相手の痕跡も、何もなかった。ただ、一通の手紙を取り出し、そのまま目を通す。 そして、]
(76) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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……なんだよ、この、
[クソッタレ。声にならず消えた言葉と共に、…の顔から表情が抜け落ちる。 能面のような顔で、ただ文面を再読する。]
今更、
[親もよく知る幼馴染との間にあったこと。 関係のない仲間内でエピソードとして披露したことはあれど、その実態と詳細を知る人物は、…と幼馴染当人の他、いないはずだった。 少なくとも、家族や本人と関わる可能性のある人間には、一言だって漏らしてはいない。]
(77) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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……っざけんなよ、
[――のことで、相談があります。 差出人の名はない。両親の知る所となったなら、こんな回りくどい方法はまず取られないだろう。 相手方の親だってそうだ。つまり、それは。]
あの、馬鹿。
[アイツだ。あの女か、本人じゃないにしろ、その関係者だ。]
(納得したと、言ったじゃないか)
[今更、何をする気だ。俺から一体、何を奪う気でいるのか。]
(78) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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[馬鹿でも分かる。このことを親に知られた日には、仕送りを打ち切られる所か――縁を切られることだって免れない。 けれど、それだけは、なんとか回避しなければならないのだ。 今何不自由なく与えられているものを取り上げられて、どうやって生きていく? どうやって――考えたくもない。]
……っは、
[無意識に止めていた息を吐く。苛立ちに任せて、手紙を壁に投げつける。 力なくひらひらと舞ったそれに余計に腹が立って、腹いせとばかりに壁を一度蹴り飛ばした。 無性に気分が悪い。どうしようもなく、怒りが――否、どうしようもなく怖かった**]
(79) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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あはは、有難う。 男の人にそう言ってもらえると嬉しいな。
[>>74例えそれがお世辞であったとしても、 嬉しい言葉である事には違いない。 からからと笑いながら、ほんのり赤くなった頬を片手で仰ぐ。]
まだ夏がこれからって、考えたくないよね。 あ、スイカの方は気にしないで! 食べきれずに腐らせちゃうの、もったいないし!
夜頃なら昴クン、家に居る? 昴クンが居る時間帯に、スイカ切り分けて持ってくよ。
[気にしないでと言う様に、顔を仰いでいた手がひらりと揺れる。 何かと食べ物を仕送りしてくれるのはありがたいけれど、 毎回食べ切れない量を送ってくるのは止めて欲しいものだ。]
(80) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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|
あ、引きとめちゃってごめんね!それじゃ、また後で!
[彼の返答を聞いてから、手をパタパタと振って立ち去ろうとする。 やはり誰かと話をすると気が紛れるものだな、 なんて考えながら*]
(81) 2014/06/18(Wed) 23時半頃
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ヴェスパタインは、階段降りてコンビニへ
2014/06/18(Wed) 23時半頃
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―自宅前―
付き合ってくれてありがとね、ボウヤ。 また遊びましょ。
―――今度はちゃんと、いっぱい食べなさいよ?
[>>75彼との別れ際には、手を振って見送る。 カップルとでも思われたのか、奇異の視線を向けられることも少なく、食欲もある程度は満たされた。 なかなか満ち足りた時間を過ごせただろう。
何より、良樹“ボウヤ”と共に食事が出来たのは、いい経験だった。 子供扱いをすれば、時折除く不満そうな色。 口には出さずとも、自分に対して疑念に似た感情を抱いているらしいことも、おぼろげながら伝わってきて。
ああ、もう、本当に。 からかいがいのある“ボウヤ”だ]
(82) 2014/06/19(Thu) 00時半頃
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[そんなことを考えながら、背を向けて廊下を歩いていく彼の姿を見送る。 何かを吟味するようなその視線は、さながら獲物を狙う蛇のよう。 暫くして、笑みを湛えて、くるりと背を向けた。
彼も、未だ、程遠い。もっと、もっと―――
化粧で象られたその顔に、人のよさそうな笑みを貼り付けて。 かつ、かつ、とヒールの音を鳴らしながら、部屋へと歩き始めた**]
(83) 2014/06/19(Thu) 00時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/19(Thu) 00時半頃
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― ジムへの道中 ―
[照りつける日差しの中を行く。 昴クンのように、自分も日傘を持ってこればよかった。 日焼け止めだけでは、やはり少々心もとない。
ふう、と漏らしたため息が重たいのは、 暑さ故か、それとも――**]
(84) 2014/06/19(Thu) 01時頃
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地下鉄道 フランクがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(地下鉄道 フランクは村を出ました)
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― コンビニ ―
[店内をぐるりと見て回り、ビールや食料や日用雑貨など手当たり次第カゴに入れていく。 けども、雑誌売り場には一瞥を投げるのみ。立ち止まりすらしない。
カゴをレジに持っていき、赤マルボロをカートン買いして、店を出れば。 早速赤マルボロの封を開け、1本口に*咥えた。*]
(85) 2014/06/19(Thu) 01時半頃
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[だらしなく寝そべっていた男は身を起こすと、本棚らしき棚の方へと歩いて行った。手に取ったのは1冊のアルバム。]
・・・・・・ああ、あの頃が懐かしい。
[口元に僅かな笑みを称えながらパラパラとアルバムのページを捲っていく。目を細め、愛おしげにその写真を見つめる彼の姿は、傍から見れば家族の思い出に微笑む好青年、そんなところだろうか。]
・・・・・・暑いのは嫌だけど、なんか冷たいもの欲しいし、コンビニでも行くかな。
[アルバムを閉じて本棚にしまい、それから冷蔵庫の方に向かう。 空っぽの冷凍庫を見て、アイスはそういやこの前食べ切ったんだっけ、と思い出しながら財布と携帯をズボンの後ろポケットに突っ込んで、サンダルに足を入れて外へと出る。 眩しい日差しが目と肌を焼く感覚がした。]
(86) 2014/06/19(Thu) 08時頃
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―自宅―
[甘い香りの漂う室内。 ソファーに腰を下ろして、リモコンを手に取る。 小さな駆動音を立てて吐き出される冷気に、ほぅとため息をついた。
夏は、好きではない。 肌は焼ける。汗でメイクが落ちる。何より、食欲を削られる。 こんな厄介な季節、はやく過ぎ去ればいいのに。
深いため息をついて、ソファーに寝そべる。 レースのカーテンが、風に揺れるのをぼんやりと眺めた]
(87) 2014/06/19(Thu) 09時頃
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[ふと、傍らのゴミ箱に入れられた、くしゃくしゃの白い封筒に視線が止まった。 無意識に、再び手を伸ばす。 皺だらけになったそれを伸ばして、再び目を通した。
それの差出人は、見間違えようもない―――“あの人”。 自分が、かつて、■した、彼からの手紙。
ありえない。 ふん、と鼻で笑いとばす。 彼が生きているはずがない。 こんな見え透いた罠を送りつけて、送り主は、一体何がしたいというのか]
(88) 2014/06/19(Thu) 09時頃
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[ただ、気になるのは、その中のひとつの文章。 簡素、かつ、挑戦的なその一文。 ―――『あなたの舌を、唸らせてみせましょう』
姿すらも変えて探し求めても、辿り着けていない、『あの味』。 それを超えるものが、本当に―――?
思案する。見え透いた罠と、抑えきれない欲の狭間で、揺れる。 だが、それも数秒の事。にぃ、と歯を見せて笑った。
―――乗ってやろうじゃない。 ねぇ? “お父さん”
普段の女性らしい色は微塵もない、その瞳。 それは、さながら、獲物を見つけた“肉食獣”のもの*]
(89) 2014/06/19(Thu) 09時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/19(Thu) 09時頃
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[全身黒ずくめの上、ご丁寧にもフードを目深に被った姿は、割とかなり不審者だ。 行きつけのコンビニの、飲料の冷蔵庫の取っ手に手をかけて、ぼんやり立ち尽くしている。]
(90) 2014/06/19(Thu) 10時頃
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ーコンビニー
やっぱコンビニは涼しいのな
[ドアを開けると来客を告げるベルといらっしゃいませ、と声をかける店員の声。 軽く挨拶してからアイスの置いてあるコーナーへと足を向ける。]
さて、どれにするか──……!?
[アイスコーナーに歩いていく途中、人影を見かけた>>90のだが、全身黒ずくめな上にフードを被っているようだ。 その人物には失礼だが、こちらから見て、どう考えてもその姿は不審者に見える。なにか犯罪のようなものを犯されても困るので、話しかけようと近づいた。]
…すいません、ここで何をしてるんですか?
[先程の独り言から声のトーンを少し上げ、尋ねかける。もしこちらを向いたなら、その顔に見覚えはあっただろうか。]
(91) 2014/06/19(Thu) 10時半頃
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……うん?
[かけられた声にワンテンポ遅れて振り向く。]
いや、その…グレープフルーツとパインソーダ、どっちにしようかな、って。
[低いがか細い声が、答えになってるようななってないような言葉を返す]
(92) 2014/06/19(Thu) 10時半頃
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[こちらを向いたその姿は、男性だった。どうやら飲み物を選ぶのに迷ってたらしい。安心したような、何かすっきりしないような。]
ああ、そうだったんですか、それは失礼。 少し不審に見えてしまって・・・
[軽く謝罪を述べ、彼の見ていた方を見る。確かその飲み物はどっちも美味しかった気がする。]
暑いですし、さっぱりしたいならグレープフルーツの方がお勧めだと思いますよ。
[店員でも無いのにそんなことを言って軽く微笑みかける。]
(93) 2014/06/19(Thu) 12時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/06/19(Thu) 14時頃
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いえ、本当のことを言ったまでですから。
[ >>80からからと笑う様ににこり、と柔らかな微笑を携えた儘。外面は仮面の様に。内面を見せないように好青年を装うのみ。 ]
ありがとうございます。 確かに、腐らせるのは勿体無いなあ。 じゃあ、有難く。
今日はオフですし…、夜なら居るはずです。
[ ふと、あの呼び出しの手紙の日時を思い出した。けれど、彼女が来る前には戻って来られるだろうと甘い見通しを立てながら。
>>81引き止めた事に謝る彼女には、『大丈夫ですよ』とこの暑さの中の立ち話には内心ウンザリだったものの、表には出さず。
ぱたぱたと去る後姿には小さく手を振った後、アパートの階段を降りて黒い日傘をさせば、コンクリートの上を歩く。]
(94) 2014/06/19(Thu) 14時頃
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……ああ、そうだね。御親切に、ありがとう。
[目を合わせぬまま冷蔵庫を開けて、十数秒ほど冷気に気持ち良さそうに目を細める。 グレープフルーツのを三本手にして…]
……あれ、君……ええと、何処かで? 御近所さん、かな?
[ようやく、見覚えがあると気付いた様子。 充血気味の眼差しを、ゆっくりとまたたいた。]
(95) 2014/06/19(Thu) 14時頃
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ー⇨コンビニー
……あれ、
(今日、臨時休業…、止めて欲しい)
[ 行き着けのイタリア料理店。眼前には臨時休業のお知らせ。 正直暑い中これ以上彷徨いたくないな、と大人しくコンビニへ。 しかしこの日差しの下で黒い傘に、黒い長袖長ズボン。
これでサングラスとカラコンを取れば、あの『招待状』ーー手紙に書かれた『吸血鬼』という言葉は強ち間違ってない、と自嘲する。
実際、紫外線をあまり浴びる訳にも行かないから黒い服と日傘、日焼け止めにサングラスは欠かせないのだけれど。仕事の時も夏は屋外にはあまり居られない。
店員の声を聞きながら、自動ドアをくぐる。 >>93>>95さすれば、二人の姿が見えただろうか。]
(96) 2014/06/19(Thu) 14時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/06/19(Thu) 15時頃
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どういたしまして。店員でも無いのにすみません。
[目の前の彼が扉を開けば、漏れ出した冷気が足元に伝ってくる。ひんやりとしたその冷気はとても心地よかった。
その後、こちらを見た彼が自分の顔に気が付いたようだ。>>95ああ、何処かで見覚えがある顔だと思っていたがなるほど、彼は確か近所に住んでいたはずだ。]
ああ、こんにちは。ご近所さんでしたよね。 道理で見たことある顔だったんですね。
[そう言って軽く挨拶をしていると、入り口の方から新たな人影>>96がやって来たが、その服装に驚いた。 またしても黒い服に身を包んだ人物。暑く無いのだろうかと思うが、もしやこれが今の流行りなのだろうか。]
(97) 2014/06/19(Thu) 16時頃
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―自室―
[巡田と別れた後、残ったマリネにラップを掛ける。 早く仕舞ってしまおうと冷蔵庫を開くと、買ったと思っていたものが無いことに気付いた。]
あれ……お豆腐買い忘れちゃったのです?
[今日の夕飯は麻婆豆腐にしようと思っていたので、肝心の豆腐が無いと困る。 諦めて夕飯のメニューを変える選択肢もあったが、今日は麻婆豆腐の気分だった。 うーんと暫く唸って、決める。]
よし、買いに行くのです!
[このアパートからスーパーまで然程遠くない。またあの直射日光の中を歩くのは気が滅入るが、夕飯の為だ。 小さい赤色のバッグに財布と携帯、鍵を入れて自室を出た。]
(98) 2014/06/19(Thu) 17時頃
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―スーパー―
ふー…疲れたのです。
[目当ての豆腐を無事手に入れて、一休みしようとベンチに座る。 手元には、耳慣れない果物の味のする期間限定のアイス。 外はまだ刺すような日差しが道を照りつけている。 日光が和らいでから帰ろうと、時間潰しも兼ねて買っていた。]
あっ、これ微妙なのです……
[美味しいとも不味いとも言えない独特の味に眉を下げる。 やはり定番の物を買うべきだったかと思いながら、スプーンでまた一口掬った。 暫くはその場で涼んでいただろう**]
(99) 2014/06/19(Thu) 17時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/06/19(Thu) 17時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/06/19(Thu) 17時頃
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――回想・ケーキバイキング店――
[駒江に掛けられる言葉にへらっと笑い>>67]
そうなんです、友達に誘われて。 たまには贅沢してもいいかなって。
[デートかしら。と曖昧な言葉には小首を傾ぐ]
んー、えっと、お似合い、だとは思うんですが。 ともあれ、お互い食べまくりましょ!
[男女が二人連れであっても、それが全てデートと言うものではないことくらいはわかる。千秋も、デートなの?なんて首を傾げているから、深く言及はせずに。 自分たちの席に戻ったところで友人が嬉しそうに両手を胸元で組み合わせている様子、視線の先を見れば千秋が友人に手を振ってくれていた>>41]
んもー。千秋さんも優しいんだから……
[やれやれと苦笑いを浮かべつつ、暫しケーキの大群に奮闘するのであった*]
(100) 2014/06/19(Thu) 19時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/06/19(Thu) 19時半頃
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[ケーキバイキングが終われば、友人ともこれからどこ行く?という気分ではなく、店の前で別れる]
また誘ってね。じゃ、おつかれー。
[軽く手を振って、原チャに跨る。ケーキは別腹と言うわけではないが、今晩の食事はやっぱり用意しなければならないなと。普段は働き先のコンビニで買い求めることも多いのだが、なんせケーキバイキングの出費が痛いので、今日はスーパーに行くことにした。]
何にしようかなー。
[料理と言っても簡単なものしか作らない。手の込んだものは材料費もかかってくるからだ。 そのまま少し走り、スーパーの駐輪場に滑り込めば、財布を手に店内へ。 いつものジャージ姿ではなく、アンサンブルにジーンズという若者らしい服装で少しおばさまたちの群れから浮きながら、本日の目玉の野菜やタイムセールのお肉をカゴに入れ、レジへ。]
(101) 2014/06/19(Thu) 19時半頃
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――スーパー――
あれ?
[店の隅に設置されているベンチで、見知った姿を見止めて。 ビニール袋を手に下げて、のんびりと歩み寄る>>99]
彩里。やっほ。 何食べてんの?
[同じアパートで妹のように懐いてくれている少女。歳はそう変わらないのに、なんだか随分年下のように感じる。といっても他の人から見れば、円香も彩里も大差ないかもしれないが。 ベンチの隣に腰を下ろし]
一口ください。
[へらーっと笑みを浮かべて、彩里の手の中のアイスを強請る。]
(102) 2014/06/19(Thu) 19時半頃
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― ジムへ ―
[ジムへと向かう途中に見覚えのある男性>>85とすれ違えば、 挨拶代わりに小さく頭を下げる。
以前、アパートの廊下ですれ違った際に挨拶した事があった。 あまり良い反応はもらえなかった記憶があるから、 以降は頭を下げる程度に留めているけれど。]
………… 七月初日、か。
[ひとりで道を歩いていれば、 あの手紙に書かれた内容>>#4を思い出してしまう。 スポーツバッグの肩紐を強く握り締め、下唇を噛む。
気を紛らわそうとするかのように、歩く速度は速く。 されど手紙の内容は、脳内にこびり付いたまま*]
(103) 2014/06/19(Thu) 20時半頃
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円香おねーちゃん! 今日はかわいい恰好してるのですね!
[声を掛けられ>>102其方を向いた。 姉のように慕っている女性の姿を捉えた途端に、ぱああと目に見えて表情を明るくする。 いつもと違う服装に気が付けば、 興味津々といったように目を輝かせた。]
新発売のアイスなのです! でも人を選ぶ味だったのです……
[一口を乞う円香に、この味の微妙さを表情で伝えようとする。 それでも求められたならば、一口分を掬って差し出しただろう。]
(104) 2014/06/19(Thu) 20時半頃
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ん。可愛い?……ありがと。 友達に誘われてお出かけの帰りだから。 た、たまには女の子らしい格好、しないと!
[少し照れたように、はにかんで彩里に返す。]
彩里はいつも可愛いぞー?
[明るい表情の彩里につられるように気持ちが明るくなった。 ぽんぽん、と頭を軽く撫でてから 差し出されたアイスをじっと見つめて、ぱくり。]
―――。
う、これは
[僅かに身体が震える。舌でとろけていくアイスの味は]
うまっ!なにこれ、超美味しくない?
(105) 2014/06/19(Thu) 21時頃
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……ん。
[納得したように頷き、手元に抱いていたボトルの一本を彼に手渡した。 お礼のつもりなのか、…店内だし、お会計前だが。
しばし見つめる。視線が彼の首筋を掻っ切るように過ぎり、心臓、急所と動いて、逸らされた。
そのままチーカマとフルーツどっちゃりゼリーを手にしてお会計。 黒ずくめ一号と二号の邂逅は、淡々と会釈だけで済ませて出て行こうとする。
見覚えはあるはずだが、交流は深くない。改名後の名前も知らぬため、そうだと名乗られなければ同じ血を引くものだとは気がつかなかった。]
(106) 2014/06/19(Thu) 21時半頃
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― 三十分とちょっとの後 ―
[気を紛らわすためにジムに行った筈なのに、 何をするにしても頭に浮かぶのは手紙の事ばかり。 あーあ、とため息をつきながら、 ジムに備え付けられているシャワーで汗を流した後、 とぼとぼとジムを後にする。
結局、運動していたのは三十分程。 釈然としない表情を浮かべたまま、 煙草と、今晩の夕飯の食材を求めてスーパーへと足を向ける。]
……夕飯、何にしよ。
[夕飯を作ることすら億劫だ。重いため息。]
(107) 2014/06/19(Thu) 21時半頃
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― スーパー ―
[もう、出来合いのもので済ませてしまおうか。 でもスーパーの惣菜って苦手なものが多いんだよね、と、 スーパー内のフードコートに足を運ぶ。 たまにはファーストフードもいいだろう。 少し、自分を甘やかしてみる。]
後は煙草……は、自販機でいっか。
[スーパーのレジを見れば、結構人が並んでいる。 煙草を買うだけならばコンビニや自販機でも問題ないし、 あれに並ぶのは面倒くさい。
ファーストフードの紙袋を手にして店を出ようとした頃、 アイスを食べている彼女達は、まだそこに居ただろうか。]
(108) 2014/06/19(Thu) 22時頃
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[忌々しい手紙を暫くじっと見つめていたが。 やがて台所へと移動してガスコンロの火を着けて燃やしてしまった。 その際に指先を火傷したが気にしない。
場所も時刻も記憶した。 これでも商売柄覚える事は得意だ。 客の趣味から持ち物、仕草まで覚えて対処する必要があるからで。]
………、
[行くべきかどうか悩んでいても仕方ない。 放置して誰かにバラされては困る。 ここまで平穏に暮らしてきたのだ、それを壊されたくなどない。]
(109) 2014/06/19(Thu) 22時頃
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ああ、ありがと・・・う?
[お会計前のドリンクを一本、手渡される。 当人からするとそれはお礼のつもりなのだろうか。まぁ自分自身もこの飲み物が嫌いなわけでも無かったのでそのまま受取って手に持った。
それから暫く、彼の視線がこちらを向いていて、一体どうしたのだろうかと小さく首を傾げながら、やがて別のコーナーに向かっていく彼を目で追った。 その間にもしかしたらもう1人の黒ずくめの彼と目があったかもしれない。合えば軽く会釈をして。
それからアイスコーナーに向かい、ダブルソーダバーを箱買いして、受け取ったグレープフルーツジュースと共に袋に入れてコンビニを後にする。]
(110) 2014/06/19(Thu) 22時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/19(Thu) 22時頃
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[彩里には、要らないなら貰うよ?なんて意地汚いことを言いながら他愛なく最近のアイスのことなど話していて]
あれ
[また見知った姿に、瞬いた>>108 ぱたぱたと手を振って]
ルイちゃん。
[年齢的には上なのだが、相手がまだ学生という認識からか、ちゃん付けで呼ぶ。]
今日のご飯はファストフード? 太っちゃうよ。
[悪戯に笑いながらそんな冷やかしをして。]
(111) 2014/06/19(Thu) 22時頃
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おめかしした恰好もかわいいけど、 いつもの円香おねーちゃんもかわいくて好きなのですっ!
[大人しく撫でられる手に目を細めて、頬を緩める。 アイスを差し出せば、僅かに体が揺れる>>105のが見えて。 じっ、と反応を伺った。]
…ええっ!? びみょくないのです?
[完全に予想外の反応に、目を丸くする。 残ったアイスを見つめて、美味しいなら全部食べてもいいのですよ?とカップを差し出した。 ふいと目線を上げると、ご近所さん>>106の姿が見える。]
あ、ルイさん! こんにちはーなのです!
[大きく手を振って挨拶した。]
(112) 2014/06/19(Thu) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/06/19(Thu) 22時頃
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や、二人ともお買い物?
[>>111>>112仲良くアイスを食べている二人に声をかける。 振られた手にぱたりと手を振り返し、肩を竦め。]
たまのゼータクってやつよ。 ジム行って運動もしてるから大丈夫だって……たぶん。
[円香の冷やかしがぐさりと胸を突く。 大した量じゃないし大丈夫だと自分に言い聞かせて。]
(113) 2014/06/19(Thu) 22時頃
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ヴェスパタインは、コンビニ袋片手に階段上る。とんとんとんとん。
2014/06/19(Thu) 22時頃
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あ、そうそう。二人ともスイカ好き? 実家からもらったんだけど、一人じゃ食べ切れないんだよね。
[先ほど昴にも問うた事を、彼女たちにも問う。 四等分すれば丁度一人分くらいのサイズだったと思い出して、 それならばと思い出したのだ。
同じアパートに住んでいる、自分よりも年下の女の子たち。 面倒見が良い方であるからか、 こうして彼女達におすそ分けをする事も少なくない。]
食べれるなら、貰ってくれると嬉しいんだけど。
[初成りスイカだよ、と笑ってみせる。]
(114) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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[行くと決めたからにはそれなりの準備はいるだろう。 取り敢えずは神宮にタッパを返さなければとそれを洗い出す。
洗いながらふと相談しようかと脳裏に浮かんだのは同じアパートに住む知人の顔。 とても綺麗な顔をしているが中身は男。 現状一番気心の知れた相手ではあるが。]
………言えるわけねぇ。
[過去に虐めぬいた相手が死んだ。 自殺だった。 幸いと言うべきか遺書などなかったから虐めについて表沙汰にはならなかったが。 それでも噂は広まって、そして家族は崩壊して。 今はもう独りだ。 元いた町に帰る事すら出来ない。]
(115) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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おいしいよ?普通に。 あーでも確かに、人を選ぶ味ではあるかな。
[私は好きだな。と舌鼓を打っていると、 残りもくれるという言葉に>>112、ぱっと表情を明るくして] 彩里はいい子だねぇ。今度別のアイス奢ってあげる。
[そう言って残りのアイスを両手を翳し恭しく頂戴した。]
ぜーたくがファストフードなんて悲しいよ? でも気持ちはわかる。たまに無性に食べたくなるよね。
ジム行ってるんだ?そっか、道理でスタイルいいよね。
[羨ましい。と見つめていると、スイカの話になり>>114]
スイカ!食べたい!そっかぁ、もう夏だねぇ。
[しみじみ言い、其方も有り難く頂戴しますとしつこく恭しい。]
(116) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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[気心の知れた相手とは言え安易に相談など出来るはずもない。 やはり一人で示された場所に行くべきだろう。 そう決めた頃にはタッパも洗い終わって。 それを袋に入れると部屋を出て。]
…ごちそうさん。
[小さく呟くと神宮の部屋のドアノブへとタッパの入った袋を引っ掛けた。 その足でそのまま買い物をするべくコンビニへと向かって歩き出す。 その途中でコンビニ袋を片手にした上嶋とすれ違っただろうか。 擦れ違ったならば軽く会釈くらいはしただろう。]
(117) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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えへへー楽しみなのですっ!
[奢ってあげる>>116との言葉に、また今度こうやって 彼女と一緒にアイスが食べれるかも、と思うと嬉しくなる。 初成りだというスイカの話には、思わず口元がほころんだ。]
好きなのですっ! すごく欲しいのです!
[ぴょいぴょいと体を縦に揺らして手を高く上げる。 今日の夕飯のデザートに食べようと、期待に胸が膨らんだ。]
(118) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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[すれ違った人影に、小さく会釈。目深に被ったフードからの視線は、彼の動脈を幾つも裂いていた。]
(119) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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夕飯作らないで良いって事だけでも、 アタシにとってはゼータクなの。
[>>116そんな事言われたら悲しくなってくる。気がする。 仕返しにぷに、と円香の頬を人差し指でつついておいた。]
うん、身体動かしてないと落ち着かなくて。運動好きだし。
[運動神経も悪くないほうだと自負している。 男相手に喧嘩したことも――……、そこまで思い出すも、 手紙の事が脳裏に過ぎり、ふるりと頭を振る。 これ以上、思い出さないようにしなければ。]
(120) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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お、それならスイカ切ったら持ってくね。
[>>118ぴょこぴょことしている彩里に表情を綻ばせ、 その頭を撫でようと手を伸ばす。 こうして喜んでもらえると、こちらも嬉しくなるものだ。]
それにしても、まだ初夏だってのに暑いよねー。参っちゃう。 二人ともちゃんと水分取るのよ? 部屋の中でぶっ倒れたりしないようにね?
[一人暮らしというのは、こういうときに不便だ。 自宅で倒れてしまっても、誰も気付いてくれない。 心配だからこその言葉であるが、 口うるさいと取られてしまったかもしれない。]
(121) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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………―――――っ、
[妙に鋭い視線>>119にぞくりと肌が粟立つ。 擦れ違った男が脳内何を描いていたのかなんて分からない。 それでも不気味さだけは伝わってきた。
そっと腕を撫でると足早にアパートを後にして。 目指す先はコンビニだ。]
(122) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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……っと、そろそろいい時間だし、 買い物も終わったからアタシは帰ろうかな。
[携帯の時計を覗けば、 スーパーを訪れてから約30分程経過していた。 そろそろ日差しも弱くなってくる頃だろう。
二人はどうするかと問うように視線をむけてみるが、さて。]
(123) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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まあね、それはひとり暮らしで痛感するよね。 うあ、ぁぅぅー。
[ゼータクを論じるルイにくすくすと笑っていると、頬をつつかれて間抜けな声が漏れる。]
運動かぁ。見習わなきゃな。 たまには歩くか……
[仕事と手抜き気味の家事の往復ではどうしても、運動不足に陥りやすい。こうしてふにっとされてしまう頬も少し気にしているのだ。]
じゃあ、後でルイちゃんの部屋に行けばいいかな? スイカ楽しみー。
[にこーっとわらって、カップのアイスを食べてしまえば、 ゴミ箱へぽいして、ベンチから立ち上がる。]
(124) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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部屋の中で腐ってたら、弔ってね。
[もう倒れるじゃない、腐っている前提である。 ルイの言葉に頷いて]
ん、帰ろっか。 あー、私原付だから一緒にってわけにいかないけど。
[スーパーの袋を手に、ふと二人の顔を見て]
…… なんか、たのしいね。
[ご近所さんとこうして近所で会って ただおすそ分けがどうのと話しただけなのに 何故だかそれがひどく尊いことのように思えた。 ふる、と頭を振って]
……ううん。なんでもない。
[じゃあ後でねーと手を振って、駐輪場へ歩いていく。*]
(125) 2014/06/19(Thu) 22時半頃
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―自室―
……ックソが。
[物に当たった所で苛立ちが解消される気配はなかったが、 感情のままに、もう一度壁を蹴りつける。荒く息を吐いて、キッチンへ。 目的の酒は冷蔵庫にはなかった。タイミングの悪さに、余計に怒りがこみ上げる。]
(誰かの家に押しかけるか、それとも――)
[こんな状態で友人らに合えば、面白がって詮索されるのは分かりきっていた。女に構う気分でもない。 結局、最寄りのコンビニへと向かう。 手紙のある部屋に留まりたくない。という気持には気付かない振り。 後ろ手に乱暴に閉めたドアが、大きな音を立てた。]
(126) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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[ >>97視線を此方に受けた気もするが、この既に暑さを訴え始めた初夏に黒ずくめの長袖のながら、多少奇異の目に晒される事になるのは慣れていた。
気にすることも無く、店内に踏み込んだ後で、自分より更にフードまで着込んだ徹底ぶりの彼を見れば人の事を言えないのにも関わらず怪訝そうにするけれど――、アパートの『あの人』だと気づけば身体を一瞬強張らせながらも悟られないように会釈を返す。 ]
(―――……本当、なんでこんな所に本家の者が…) (恐らく、気付かれては居ないのだろうけれど、)
[ ――彼が自分同様に問題を起こしたものだとは知らず。サングラスの奥。更にカラコンの奥のその瞳に抱くのは――敵愾心。
もっとも、流石に表に出す訳も無く、周囲からは普通に見えただろう。>>110先程こちらを見ていた彼にも会釈をした後に適当に冷製パスタの類や飲料類を買い込み、レジへ。その後にまたアパートへと戻ってゆく*]
(127) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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[郵便受けには、見慣れぬ差出人の手紙。 自室に入りつつ封を開けて中を……
指先からひらりと落ちる写真。 蒼ざめた表情は凍り付いた。 **]
(128) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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―コンビニ―
[酔えるならばそれで良い。 値段や銘柄も確認せず、アルコールコーナーの缶を乱雑に買い物カゴに放り込んでいく。 あからさまに不機嫌な…が、店内の隣人らに気付くこともなく、そのままレジへと並ぶ。]
(129) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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ありがとなのです! スイカ楽しみにしてるのですー!
[伸ばされた手>>121に撫でられる。 こうして誰かに頭を撫でてもらうのは好きだった。]
うううー気をつけるのです…
[去年は水分補給を怠って熱中症になりかけた。 幸い大事には至らなかったが、今年はしっかり水分補給!とひっそり肝に銘じておく。]
(130) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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― コンビニ ―
[適当に水やら食事を手に取る。 目的の場所では何があるか分からない。 分からないが遠足でもあるまいし一食分もあれば十分だろう。 今は神宮のおかげで腹も一杯であるし。
レジを見れば見知った顔がいた>>129 確か同じアパートの住人のはずで。 しかし不機嫌そうな彼に声をかける事もなく隣のレジに並び清算を済ませた。 昨今では隣近所ですら顔を知らない、挨拶すらしないのも当たり前になってきている。 あちらの機嫌が悪そうなのにわざわざ声をかける事はしなくてもいいだろう。
荷物を受け取るとそのまま自室へと戻るべく歩き出した。]
(131) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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―アパート前―
ふふ、ご馳走様。美味しかったわぁ。
[車に乗った彼―自分を贔屓にしてくれる常連客に、感謝の言葉を告げる。 数時間前に夕食を共にしたいと呼び出され、共に少し早めの食事を摂って、今に至る。 わざわざ自宅まで送ってくれた彼に、頭を下げて、歩き出そうとして]
……って、あぁ、そうね。
[思い出したように彼の元へ駆け戻る。 運転席に乗った彼の首に腕をからめ、ちゅ、と唇を重ねた。 軽いバードキス。そうして、感謝の気持ちを告げれば、あっさりと車を離れる]
今度は、もっと食べましょうね?
[一度だけ振り向いて、いつかのボウヤへ告げたのと同じセリフを彼にも。 初めて会った時よりも、少し肉付きのよくなった体に、満足そうな笑みを浮かべて、去る車に手を振った]
(132) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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[ルイの言葉>>123に時間を確認すると、 ここに来てから大分経っていた。]
私もそろそろ帰るのです。 …はい、今日は楽しかったのです!
[ふと円香から零れた呟き>>125に、頷く。 なんだか元気のない様子に、少し心配になった。 駐輪場へと向かう彼女に手を振って、 もしよかったら一緒に帰ります?とルイに声を掛けた。]
(133) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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― 回想・道の上 ―
[照り返しのキツいアスファルトの上。 見覚えのある女が>>103が、軽く頭を下げすれ違う。 けども、男はやはり挨拶することもなく通り過ぎる。 最初に挨拶された際に、露骨に嫌な顔をしたのに、それでも律儀なことだと思いながら。
己の存在など、認識されない方が都合がいい。 周囲に認識されてしまえば、またいつマスコミがたどり着くかわからないのだから。
前の場所は1年半、さて今回はどれくらい持つだろか? うだる暑さの中、男はそんなことをぼんやり考えていた。]
(134) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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あれ、あの姿ってもしかして・・・
[コンビニを出る直前に見かけた姿>>129に見覚えがあった。確かアパートの住人だったはずだ。どこの部屋だったか。 しかし、彼はこちらに気付いている様子が全く無かったので、声を掛けるタイミングもなく、そのまま見送ってしまった。
それからコンビニを後にして、帰路に着く。 入れ違いで入って行った彼>>131の方をちらりと見やった。確か彼も同じアパートの住人だったはずだ。
それから暑い日差しを背に浴びながら、アパートへの道をただひたすらに歩いて行った。]
(135) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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[>>124円香の気の抜けるような声に、くすくすと笑う。 つついた頬は、ふにふにと心地よい。]
そうそう、近場に行くときは歩きなさいな。 ガソリンの節約にもなるしね。
や、大丈夫。アタシが夜頃に持ってくよ。 ほかにもお裾分けしに行く予定があるから。
[>>130くしゃくしゃと彩里の頭を撫で回しながら、 スイカを届けに行く事を告げておく。 昴クンにお裾分けしに行く時に、 ついでに渡して回ればいいだろう。 彼女たちの予定次第ではあるけれども。]
(136) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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シャレにならない事言わないの。
[>>125彼女が言うと冗談に聞こえない。 人差し指が円香の額を軽く弾いて笑う。]
……ん?
[円香の呟いた言葉。 賑わってきたスーパー内では上手く聞き取る事ができず、 何か言いたかったのだろうかと首を傾げ。]
うん、円香チャンは気をつけて帰るのよ。事故らないよーに。
[また後で、と円香に手を振った後、 彩里の提案>>133にひとつ頷いた。]
(137) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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― アパート ―
[やたら暑苦しい格好をした>>90のがコンビニに入っていくのを横目で見ながら、男は煙草を灰皿に押し付ける。 ニコチンのおかげで幾分すっきりした頭で、胡散臭いと思いながらも。 自分も暑苦しくないだけで胡散臭さでは変わらないかと、苦笑いひとつこぼしてコンビニを後にする。
ほどなく、またすれ違う暑苦しい格好の人物>>96に、今時の流行りだろうかと思いながら、アパートへと。]
(138) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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[自室へと戻ると適当なバッグに着替え一式やらなんや詰め込んで。 ガスコンロに残った燃えカスへと目をやる。]
…場所は、……と。
[ぶつぶつと呟きながら場所と時刻の確認をする。 そろそろ行かねば間に合わないだろう。
その場所に誰がいるのか。 呼び出した目的は何なのか。 そして自分そこで何をしたいのか。
何もかも分からない。 分からないままに、それでも焦りと不安を抱えたまま部屋を出て目的の場所へ。]
(139) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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アタシ達も帰ろっか……あ、ちょっと自販機寄っていい?
[彩里に一言断ってから、 スーパーの出口付近にある煙草の自販機に駆け寄る。 急いで目的のものを1箱購入すれば、 直ぐに彩里の元へと戻り。]
夜はまだ、涼しい方なんだけどねー。
[日中よりも気温は下がってきているようで、 肌を撫でる空気は未だ生暖かいものの、 茹だるような暑さではない。
これくらいの暑さならまだいいんだけどな、と、 小さくつぶやいた。]
(140) 2014/06/19(Thu) 23時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/06/19(Thu) 23時半頃
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大丈夫なのですよー
[そう頷いて、自販機へと駆け寄るルイを見送る。 煙草って大人なカンジでかっこいいな、なんて ぼんやり思いながら彼女を待った。]
夜はひんやりとした風が気持ちいいのですけど、 この前油断して窓開けっ放しにしたら風邪引いちゃったのです…
[えへへ、なんて誤魔化すようにひとつ笑う。 通り抜ける風は、まだ冷たくはなかった。 小さく呟かれた言葉>>140には同意して。 話している内にアパートへと着いただろうか。]
(141) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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――七月初日・夕刻――
[本格的に暑い日々が続く。部屋も蒸し蒸ししていた。 あの手紙が届いた日から、卓上カレンダーの日付を 一日一日、ペンで消す日課が加わっていた。
何事もありませんように、と。 心臓のあたりに手を当てて。
薄化粧はしたけれど、格好はいつものジャージ姿。 ふっと息を吐いて、部屋を後にする。]
(142) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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― アパート ―
[何日か放置していたポストには、宅配ピザや分譲住宅のチラシでいっぱいになっていた。 男は面倒くさそうにがさりとまとめてポストから取り出せば。 はらり、シンプルな封筒が廊下に落ちた。 富良野久遠様
はっきり書かれた自身の名前が見えた。]
………なんだこりゃ。
[まだ越して数ヶ月、ここに住む住人の名前が富良野久遠だと認識している人物も少ないはず。 ましてや郵送ではなく、直接の投函。
胸が妙にざわつくのを感じながら男はそれを手に取り、自室へと。]
(143) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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―アパート―
[ >>138視線を感じれば、特に何を思うでも無く会釈のみで。 特に自分から話しかけるようなことはしなかった。 話しかけられば対応する程度、そんなくらいの対応。
日傘を折り畳んで、また冷房の効いた部屋に滑り込む。
その儘買って来たものを細々と食して、その日は水嶋さんがスイカを持ってくるようならそれを待つつもりで。ふと、捨てたゴミ箱の中の手紙の切れ端に一瞬視線を向けながら。 ]
(―――七月、か…、)
[手紙の主の目的は分からないまま――、それでも気味の悪さや不快感。けれど、それよりも叩きつけられた挑戦状のように思えて。何処か、何が起こるのだろうと期待のようなものさえ抱いている。そんな自分が、居た。]
(144) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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―コンビニ→アパート―
[店員の些細なミスにも苛立ちを隠さず、用さえ済めば真っ直ぐアパートへと戻る。 流し込むように酒を飲み、意識が遠のく頃には、本当に幼馴染本人が相談という名目で慰めを求めてくるだけなのではないか……などと甘い考えが首をもたげていた。 手紙は床に投げ捨てられたまま、男はソファで眠りに付く。]
(145) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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["近場に行くときは歩きなさいな"――
そんな忠告をルイに受けたのは何日前か。 けれど結局原付の鍵を手にしている自分に苦笑する。
出来るだけ早く帰ってきたい。そんな心情の表れ。 戸棚に仕舞っていた手紙に指定されていた場所へ 原付を走らせる。
青南駅の近くの、駐輪場。 誰が待っているというのか――。]
(146) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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彩里チャンは、アタシみたいにならないよーにね。 煙草なんて金がかかるし健康に害は出るしで、 良い事なんて早々無いんだから。
[>>141自分の事を棚に上げて、彩里の頭をもいちど撫でる。 高校時代から吸い始めた煙草は、最早手放せない。 とはいえ、一日数本で済んでいる事を考えれば、 まだマシな方だと思ってしまうのだけれども。]
あはは、もう風邪引かないように気をつけるんだよ。 毛布をちゃんとかぶって寝るとか。
[なんとも彼女らしいとくすくす笑う。 もうそろそろ夜も蒸し暑くなってくるとはいえ、 自分も油断は出来ない等と話していれば、 丁度アパートにたどり着く頃合か*]
(147) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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[出向こうとして、日付を勘違いしてた事を思い出した。 手紙を燃やしてしまったから確認する事は出来ないが。]
…まだ、先じゃねぇか。 何焦ってんだ俺は。
[じりじりとした焦燥感が胸中を焼くようで。 不安にぎゅっと手を握りしめた。]
(148) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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[円香や彩里たちとのやりとりは、 沈んだ気持ちを浮かび上がらせるには十分だった。 やはり誰かと話していた方が、心が軽くなる。
けれど、どれだけ心が軽くなっても、 誰にも告げたことの無い自分の罪は重く圧し掛かったまま。
―― Xデーは、刻一刻と迫りくる*]
(149) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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[荷物を置き、煙草を一本咥えて火をつけてから、乱暴に封筒の端を破る。]
[飛び込んできた文字に、世界が凍りついた気がした。 我に返ったのは、煙草の灰がぽとりと落ちた頃。]
………タチ悪ぃな、糞が。
[短くなった煙草を乱暴に灰皿に押し付け、もう一本煙草を取り出して目を閉じれば。 兄が犯行の際に撮った映像がまぶたの裏に蘇って、思わず頭を振る。]
俺、は……。
[ずくり、体の中心が熱を孕んだ気がした。]
(150) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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――青南駅近く・駐輪場――
[立体になった駐輪場は、奥まった場所にある。 中まで原付でゆっくりと走り、駐める。 犇めき合うように自転車やバイクが並んでおり 更に、その奥へと歩く。]
……誰も、いない?
[空が茜に染まる頃、という曖昧な時間指定。 もし何もないならそれに越したことはないのだ。 そう、ただの悪戯。 しかしあのことを知っている人なんて殆どいないはず。]
……。
[ポケットから取り出した煙草に火をつけた。 じわり、赤くなり、色を失っていく。
――]
(151) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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―7月初日―
[纏うのは、真紅の薔薇を想わせる、煌びやかな衣装。 少し短めのスカートからは、すらりとした脚が覗く。
極上の料理を、最高の装いを。 何時もより少し派手に化粧を施せば、姿見に映る自分の姿に、にんまりと笑んだ]
……さて、何が出るのかしらね。
[差出人―父を名乗る人物は、何を用意してくれるというのか。 ちろり、舌舐めずりをひとつ。
真っ赤なヒールを鳴らして、玄関の戸を開く。 目指すは、指定された―――]
(152) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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あう、肝に銘じるのです。
[視線だけで考えを見透かされたようで、ドキリとする。 でもお酒は飲んでみたいな、と逸る気持ちは溢れた。]
風邪は辛かったので気を付けるのです!
[声を上げて笑うルイ>>147に びしり、と敬礼するようなポーズで応える。 アパートに着くとルイに別れを告げ、 ドアノブに掛けてあったタッパ>>117を回収し自室に戻った*]
(153) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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[何本目かの、煙草を吸った頃 ふっと頭が重くなる。]
……あ、れ、
[くらりくらり、頭の中が揺れる。 ヤニクラとは比べ物にならない、酷い感覚。]
ッ、う
[手の中から煙草が落ちる。 ころころと転がっていく、白い筒状のもの。 それから数秒後に、
途切れる意識と共に、 円香の身体もまた、
冷たいコンクリに崩れ落ちて―――**]
(154) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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―7月初日・昼―
[例の如く、日が高くなってから目を覚ます。 あの手紙を受け取ってから暫く、…はそれまでと変わらぬ日常を過ごしていた。 手紙自体は、読んだ翌日にゴミ箱に投げ入れた。 ふと芽生えた甘い期待と願望は消えることのないまま、 それでも普段なら忘れてしまうであろう些細な約束をその日まで記憶していたのは、胸に燻る恐怖と警戒心のせいだろうか。
Tシャツの上からカーディガンを肩にかけ、ハーフパンツに足を通す。 友人らに、学生のテンプレートのようだと揶揄さえもされた格好を選んだのは、 相手の立場―もっとも、肝心の幼馴染は既に大学を卒業し、社会人となっているのだが、…の記憶は最後に彼女に会った数年前で止まっていた―に合わせたつもりだったのかもしれない。]
(155) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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― 7月初日 ―
[指定された日は今日のはずで。 緊張に僅かに硬い表情のまま家を出る。
一応はホストであるこの身。 洒落たアクセを見につけ、服装もそれなりに整えて。 まるで女と遊びに行くような身形である。]
……いい女でもいればいいけどな。
[出迎える者は誰なのか。 秘密を知る者は誰なのか。 それを確認して自分はどうするというのだろう。
何も分からないままに目的の場所へと向かって脚は進んでいく。]
(156) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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……そんな、かかんねえだろ。
[話ならばすぐに切り上げるつもりだし、慰めを求められるようならば――。 悪い方の想像は、無意識に考えないようにと隅に追いやっていた。 冷房がオフになっているのを確認して、ドアに鍵をかけ、部屋を出る。 刺すような日差しの中、目指すは青南駅近くの古びた喫茶店。]
(157) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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[古い字体で書かれたあの手紙。 結局あの封筒は、触れるのも恐ろしくなって あのままずっと目の届かないところに置いたままだ。
束の間の逃避に浸っていたかった。 しかし、それでも内容は目に焼き付いていて。
『逃れられると思うな』
妹の死の真実と共に、添えられた一文。 逃げてきた筈の故郷が、妹が、役目が、私を縛り付ける。 結局お前は何処にも逃れられやしないのだと、囁きかける*]
(158) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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― 七月初日・まだ日は高く ―
[鞄の中には必要最低限のもの。 パンツスタイルなのは、動きやすいように。 片手には、閉じられた日傘。 あの頃のような金属バットはもう無いけれど、 少しでも、その代わりになるものを。
脳内に過ぎるのは、襲撃の二文字。 殴るか殴られるか。やられる前にやれ。 高校時代は、そうして生きてきた。]
やってやろうじゃない、かかってきなさいよ。
[自分を奮い立たせるように呟きながら、目的の場所へと*]
(159) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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|
――七月初日・夜――
……確か、今日、か。
[ 夜に人気の無い所に呼び出すとは、これまた如何にもという所ではあるけれど。度入りの黒いカラコンを嵌めてから、一応念のために度入りのサングラスを胸のポケットに。どうしても視力は白皮症のせいで良く無かったから。
其の儘、今度は黒ずくめから一点。 夜だから、と全身白を基調とした服装へと身を包む。
何も態々暑苦しい格好を好む訳でもない。ただ、腕を隠すように長袖のままだったけれど――、何となく、持っていた中で一番良いものを引き出して身に纏い。
帳の降りた街へ、一歩を踏み出す]
(160) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[指定されたのは青葉駅近くのとある場所。 ぼんやりとそこで立っていたら。]
……え、…あ……?
[まるで地面が揺れているようにぐらぐらと身体が揺れて。 掠れた声が僅かに漏れたと同時に意識は暗く――――**]
(161) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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―7月初日―
[とうとうこの日が来てしまったと、不安に掻き立てられる。 一体、何が起こるというのか。 何事もありませんようにと、誰にでもなく祈った。
しっかりと戸締りをして、暗い夜道を歩く。 こんな夜中に一人で歩くのは何年振りだろうか。 あの日のことを想起してしまい、顔を歪ませた。]
………怖い、の、です。
[指定されたのは夜の公園。 ひっそりと静まり返り、誰も居ない場所。 恐怖で体を震わせながら足を進めると、突然視界が反転した*]
(162) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[コンビニから帰り、郵便受けを何となしに開くと、無地の封筒が一通、入っていた。 差出人は不明、ただ宛先に自分の名前が記されていた。]
誰からだろう この手紙、とりあえず中を見よう
[そう思い中を開き、その内容に目を見開いた。]
え、なんでこのことを知ってるの 誰も、知らない、はずだったのに
[動揺しながら、足早に部屋に帰る。部屋の中でそれにもう一度目を通せば、中には日付と場所も書かれていた。ここにこの日に来い、そういうことだろう。]
(163) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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―青南駅・喫茶店付近―
[相手よりも先に待ち合わせ場所に出向いて相手を待つ。 そんな惨めな真似は真っ平だ、と…は思う。ましてや、相手が過去の女なら尚更。 そんな下らない見栄に則り、…は未だ喫茶店に足を踏み入れてはいなかった。 相手の姿を確認するため、息を潜めて喫茶店の入り口に視線を注ぐ。]
[ところで、生物に油断が生まれる瞬間の例には頻繁に、自らが何かを狙い定めている時、が挙げられる。]
(164) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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―某所:レストラン跡地―
[指定された場所は、既に廃屋と化したレストラン。 脳裏に、未だあどけない少年だったころの記憶が過る。 そういえば、初めて来たレストランが、この店だったっけ。
蝶よ花よと言わんばかりに、自分を可愛がってくれた父。 その過保護さが異常だと気付いた日。 それからずっと、 アタシ は満たされないでいる。
あぁ、早く、早く。 ――――■■を、食べたい]
(165) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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……ッ!
[自分の身に何が起こったのか。 それを…が理解することはなかった。 点滅する視界。地面が目前へと迫り――意識を失う間際、視界の端に探していた姿を見た気がした。 ――が、それもまた、…の都合の良い期待と願望の産物である*]
(166) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[恍惚とした表情で、開いたテーブル席に腰を下ろす。 差し込んでくる夕日が、紅いドレスと溶ける。
長らく放置されていたはずのその席は、不自然なまでに綺麗だ。 埃すら積もっていないその席に違和感を覚える間もなく、時間が訪れて。
―――ぐらり、意識が傾く]
え、
[間抜けなため息が漏れる。 力が入らない。なすすべなく、テーブルに突っ伏した。 何が、何が、一体。 疑問も、視界も、意識も、徐々にブラックアウトしていき―――
ぷつり、と、途切れた*]
(167) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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― 七月初日・青南駅周辺 ―
[人通りの少ない裏通り。 建築物によって日の光は遮られ、とても涼しく感じられる。 寧ろ、少し肌寒いと思えるほど。]
………………。
[手の中の日傘を強く握り締める。 鋭い瞳が周囲を見回して、されど怪しい人影は見つからない。 まだ向こうが顔を出すつもりは無いようだと、 ほんの一瞬、気を抜いた、その時の事。]
(168) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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― 7月初日・黄昏時 ―
[あの手紙を見てから。
男の中であの熱がずっと疼いている。 目を背けていた筈の、欲望の熱。
くだらない。 あんなのは悪戯だ。
そう言い聞かせながらも、それでも。 黄昏時、男はジーンズとTシャツにキャップを身に付け、腰に下げたシザーバックに煙草3箱と財布とスマフォを放り込んで。 あの手紙に書かれた場所へと男は向かう。
男が、ついぞ忘れてしまっていた感情。 "期待"と共に――。]
(169) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[ぐぅらりと、視界がゆれる。 熱中症になるほど外に居たわけでもないし、 体調が悪いわけでも無い、はずなのに。
ぐらり、立っていられない。 ぐらり、視界が霞む。
嗚――――、]
(170) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[ *暗転* ]
(171) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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ー話は飛び、7月初日・青南駅付近ー
ここに来たはいいが、どうすればいいんだ 何かあると思ったが、何も変わりはしないただの駅じゃないか
[辺りを見渡しても、何も変わったことはなかった。じゃあ、先月届いた、あの手紙は?いったい何だったのか?]
参ったな これじゃどうすればいいのかわからないじゃないか
[頭をかきながら、辺りを見渡した。やはり、何もない。どうしようか、頭を悩ませた、その刹那。]
・・・!?
[不意に、世界が回る感覚を覚えた。 何が起こった?それすらも分からないまま。
気が付けば、意識を失っていた。]
(172) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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――青南駅周辺・裏路地―
[暗い、闇の中を月下が照らす。 やはり日光の元より、闇の中の方が格段に動きやすい。 更に暗さを孕んだ裏路地へと一歩。
踏み入れた瞬間に、ぐらり、と視界が揺れて。]
―――ッ、
[思わず何が起きたか――理解の出来ない儘。 意識が暗転する。
その薄れる世界の隅で。 紅く。白い部屋を染め上げたあの時に経験した、あの暗転する世界を思い出しながら――、
―――視界は、黒に塗り潰された*]
(173) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[――気が付いたとき、 自分がいた場所は一体――*]
(174) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[指定の場所は駅へと向かう途中にある橋の下。
ああ、悪くない場所だ。 そんな風に思いながら男は煙草に火をつける。]
バカバカしいな……。 そんなこと、できる訳ねぇのに……。
暑さで頭いかれちまってんのかねぇ?
[はは、と乾いた笑いと共に、短くなった煙草を川へと放り投げようとして。 がくり、腕に力が入らない。
否、全身に力が入らない。
視界が灰色に染まっていき…。]
(175) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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