人狼議事


78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 厭世家 サイモン

嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。

(0) 2012/01/27(Fri) 22時頃

天のお告げ (村建て人)

------------------------------------------
■その1
村立ては皆のモラルを信じています。
その先は言わなくても分かるな?

■その2
世界を救いたい人 VS 壊したい人 です。
後はお任せします。

■その3
ランダム希望は禁止です。
希望ない人はおまかせ希望にしてください。

■その4
リアルを大事にできない人間に世界は救えない。
もしくは壊せない。
 

(#0) 2012/01/27(Fri) 22時頃


天のお告げ (村建て人)

■ほんの少しの願い
プロローグを1日ぐらい取ることになりそうなんだ。
役職は決定していない、という前提で動いてもらうことになる。
初日は時間を長くするつもりでいるから、そこ、よろしく。


それでは、皆の健闘を祈ります…
------------------------------------------

(#1) 2012/01/27(Fri) 22時頃


村の設定が変更されました。


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 22時頃


聖歌隊員 レティーシャが参加しました。


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―

[そこは大仰な名前を持ちながら、実態はと言えば
 子供が遊び、親がそれを見守り、暇な老人たちが雑談を交わすような
 何の変哲も無い公園だ。]


[だが、一つだけ。
 他では見る事のできない、そこを『聖苑』たらしめている物がある。]


[広く開かれた土地、その中央――]


[太陽の光に晒されながら、僅かにも溶けぬ巨大な氷塊が鎮座し、]


[その中に、一人の娘が封じられていた。]

(1) 2012/01/27(Fri) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[この世界にあって《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》の伝説を
 知らぬ者は稀であろう。]


[かつて世界の危機に於いて、突如として現れ、救ったその娘――]


[《セイクリッド・レティーシャ》は、時を経ても変わらぬ姿のまま、]


[平穏で長閑な空気に溶け込み、今はただ*眠る。*]

(2) 2012/01/27(Fri) 22時頃

負傷兵 ヒューが参加しました。


【人】 負傷兵 ヒュー

………俺の気は決して      晴れない。

(3) 2012/01/27(Fri) 22時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 22時半頃


風来坊 ヴェラが参加しました。


【人】 風来坊 ヴェラ

ウルヴェレアがおきるまで、もうすぐ―――

(4) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

双生児 オスカーが参加しました。


【人】 双生児 オスカー

アルメヴィアがおきるまで、もうすぐ―――

(5) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

粉ひき ケヴィンが参加しました。


【人】 粉ひき ケヴィン

――円環世界・砂塵の獄――

[まさに灼熱。
 じりじりと照りつける陽光、砂を巻き上げる風。
 その見渡すかぎりの砂世界を歩く男と女。
 積み上がった背後の山が、揺れた。]



[ざん。
 血という名の水分で出来た人間。砂漠では貴重すぎる水源をひたとつけ狙う魔蟲が牙を向く寸前、男は背のだんびらをひと薙ぎ蟲の胴と頭を切り離す。
 べとついた緑の体液が、砂に染み込んだ。]

怪我は、ないか。

[問うのは、隣の女にむけて。]

(6) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

ー東方/紅京ー

[そこはこの世界の東部に位置する都市。
この円環の世界には方向は無用だが、便宜上決められている。
朱塗りの瓦、金色の龍が彫られた壁。華やかなる都市も今は昔。
今は土石流に飲まれて…………壊滅状態だ。]

やっぱりな……。こうなる運命だったんだ。

[黄色い東方風の衣服を身に付けた男。胸には太極図。
ひどく傷だらけだ。松葉杖をついて、功夫靴を引き摺る。
白い犬と黒い犬が瓦礫を掘っている。]

(7) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

新妻 カトリーナが参加しました。


【人】 新妻 カトリーナ

― 円環世界:砂塵の獄 ―

 はい…。

[ 足までを覆う、色褪せた深い茶のローブは砂埃にまみれている。
 顔を深く覆うフードの奥、赤茶の猫目がきょろりと動き、隣の大柄な男を見上げる。]

 ありがとうございました。

[ 砂漠の熱にやられ、吐く息はやや乱れている。
 喉が渇いているのか、張りの無い声を向けつつ小さく頭を垂れた。]

(8) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

村の設定が変更されました。


【人】 風来坊 ヴェラ

何故啼く……虚空(そら)の伽藍


眠り(しに)たく無いのか?

このお前を蝕む時を揺蕩うのか?


何故啼く……虚構(うつろ)の世界

(9) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

私はお前達を"無《 》"に還す事しか知らぬ


それは素敵な母の手に非ず

それは蒼空の簒奪者《かみ》にも似た手

それは素敵な箱庭の忌み物


なのに、お前は啼きながら私を求めるのか

(10) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[凍て付く虚しい風が吹き荒ぶ街並み。
それを憂う表情で見つめる者。

彼女は虚空(そら)に語り掛ける。
虚空(そら)は彼女に語り掛ける。

嘗て遥か過去にはあった素敵な温もりを忘れた風。
即ち。世界は声無き声を語り続けていた]

(11) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 22時半頃


奇跡の子 カリュクスが参加しました。


【人】 奇跡の子 カリュクス

Albert=Euricurz, Yineth=von=Brown

 運命分析理論大系 (1541年 初版)

 第14巻 8
 『アカシックレコード再書込可能性に関する言及』

(12) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

――(中略)――

さて、前章迄で、所謂《運命》と呼ばれるモノ――
この世界を不可視の網で覆う普遍律、アカシックレコード、
その抽出と復号鍵の実現方式について実践及び証明を行い、
歴史・民俗における事例についても僅かながら
(あくまで暗愚なる筆者の知り及ぶ範囲で)紹介させて頂いた。

ここで、真理の探究と言う志を共にする者――
つまり貴方がたはこう思われる筈だ。

逆はどうであるのかと。

例えば、審判の日において不可避の破滅が横たわるとき、
これを打ち消す事は果たして可能であるのかと。

(13) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

――(中略)――

この世界に存在する全元素中で最速を誇る、
プラズマ化Searoariumの共振速度が19.00871jx/nsである事から、
理論上最高の素子をもってしても、
アカシックレコード復元速度の想定下限値を突破するには
遠く及ばない、との結論に到達すると言えよう。

――それは世界に対する一つの解を呈示するものである。

 即ち

(14) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 
【いったん観測された運命は書き換える事が出来ない】
 

(15) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

村の設定が変更されました。


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 22時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

テリー、ドリー。誰か見つけたのか?
……………どうせ無駄だろうが。いつものことだ。

[名を呼ばれ、二匹の犬はわん!と振り返る。
くわえた「それ」を見て、傷だらけの男はため息をつく。
これは単なる【不運】な事故。それでしかない事態。]

いつものことだ。俺と関わるからだ。
だから、俺には構うなと言った。それなのに。

[男は犬に命じて「それ」を横たえ、青いシートを被せる。
見れば、青いシートがかけられた「それら」がいくつも。]

………もう慣れた。慣れているだけに

[彼は]

(16) 2012/01/27(Fri) 22時半頃

村の設定が変更されました。


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 23時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

俺の気は…………決して晴れない…。



                  対不起(すまない)



[名を趙飛雲《チョウ-ヒウン》という。]

(17) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[青いシートの海に黙って手をあわせる。
そして、辺りを見回して]

「あの人」もついに諦めたか。
それともまだ俺につきまとう気か。

俺にかかわってもいいことなんてひとつもありはしない。
ただ【不運】を極めて、ただそれだけだ、と。
そう何度も言っているのだが。「俺に構うな」と。

[包帯が一筋靡く。]

(18) 2012/01/27(Fri) 23時頃

村の設定が変更されました。


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 23時頃


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 23時頃


洗濯婦 セレストが参加しました。


【人】 洗濯婦 セレスト

『南の天に坐したる星を 人は 南極星《セレスト》と呼んだ。』

(19) 2012/01/27(Fri) 23時頃

教え子 シメオンが参加しました。


【人】 教え子 シメオン

『北の天に坐したる星を 人は 北極星《シメオン》と呼んだ。』

(20) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

『南極星は星の星命《テュケー》を吸う。』

(21) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

『北極星は星命力《テュケイリア》を生む。』

(22) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

『星命《テュケー》は、願い
 星命《テュケー》は、祈り
 星命《テュケー》は、生命《イノチ》』

(23) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

『星から願いの力である星命《テュケー》を吸いあげる南極星《セレスト》は、不幸の星《ディスティヒア》とも呼ばれる。』

(24) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

『星命力《テュケイリア》は、恵み
 星命力《テュケイリア》は、幸せ
 星命力《テュケイリア》は、生命力《ミライ》』

(25) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

『北極星《シメオン》が生み出す星命力《テュケイリア》は星を潤す。願いを叶える力ともされ、幸福の星《エウテキュア》とも呼ばれる。』

(26) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

『南極星は吸い上げた星命《テュケー》を、星動力《イリアコトン》へと変化させ

北極星は星動力《イリアコトン》を以って、星命力を生んで地上へと還元する。

この一連のサイクルは、星命流動《ティケイ・ストーム》と呼ばれ。

――世界を支える《力》の一つである。』

(27) 2012/01/27(Fri) 23時頃

流浪者 ペラジーが参加しました。


【人】 教え子 シメオン

『この世界の誰もが知る、天体論。>>27
だが、そこに記されるのはほんの一握りの事でしかない。

人々はどんな思いで星を見上げるのか。

宿命を背負った双子星は地上を見据え―――瞬く。』

(28) 2012/01/27(Fri) 23時頃

セレストは、陽光を映した金色の瞳で地上を見ている**

2012/01/27(Fri) 23時頃


【人】 流浪者 ペラジー

―砂漠の街 マスア・ナ―

[砂漠の都市、マスア・ナ。
砂の吹き荒ぶ街外れの廃屋付近。
そこに、人影が二つ…]

それじゃ…約束、忘れないでよ!

[傍らの『影』に向かい少女は念を押すと、白い外套を翻し、廃屋への窓へと駆け寄る。
そうして、まるで奇襲でもするかのように、窓からするりとその身を室内へと滑り込ませた]

(29) 2012/01/27(Fri) 23時頃

シメオンは、月光を映した銀色の瞳で地上を見ている**

2012/01/27(Fri) 23時頃


村娘 ラディスラヴァが参加しました。


【人】 村娘 ラディスラヴァ

[

 …ガラーン ゴローン――…



―…ガラーン ゴローン…



 聖堂を模した高い天井に、運命を告げる鐘の音が響き渡る。]



『―――…て』



(30) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

[白い壁、高い天井、影の無いその場所にステンドグラスのモザイクだけが色彩を帯びていた。
差し込む光は無く、唯広い伽藍堂は不可解な光で満たされている。
床上、縦横無尽に走る図形の線が燐光を放つ。

その中心に、少女は座っていた。
否―――少女というのは一見しての話であり、正確には性別というものは特定されていない。
少女の顔の上半分は、黒地に赤で大きな瞳をモチーフに描かれた布で瞳を完全に多い隠している。
少女の細い足首は、左側を黒い枷と鎖で繋がれている。
その背からしなやかに伸びるのは、一対の黒い翼。

少女は此処から一歩たりとも動いたことはない。
永い、永い時の中。
生み出された時から、ずっと、ずっと。
今までも、これからも―――その時が来るまで、ずぅっと。]

 ―――…。


『――…か、たす…―――』

(31) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

[白い繊手が喉に触れる。
声帯は震えていない。
声を出す方法を、知らない。
ふぁさりと、柔らかに漆黒が宙を凪いだ。
傍らの白猫が、小さく啼いた。




キィィー…ン




微かな耳鳴りのような祈りを、ただ静かに紡ぐ]

(32) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

[この世界では、運命を書き換えることはできない。

此処は、世界の中心たる太陽《God》を巡り、その光を受け仄かに輝く月《檻》の中。




黙示録《アポカリュプス》の使徒《人形》は、ただ何時来るとも知れぬ運命の日の為だけに、永久ともいえる時間をただ孤独に存在し続ける。
其れが彼女の運命だからだ。今までも、そして是からも。



―――…この世界では、運命を書き換えることはできない。]

(33) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―王立大学図書館―

[――ふるき、先人の言葉を紐解いて]

[吹き抜けの高い天井に届きそうな書架の森、
 高い脚立の天辺に座って、膝の上の頁をめくる。
 棚に頭を預ける視線は眠たげだ。]

(34) 2012/01/27(Fri) 23時頃

さすらい人 ヤニクが参加しました。


【人】 さすらい人 ヤニク

―砂漠の街 マスア・ナ―

[吹き荒れる砂嵐
風の音はどこか悲しい調べにも聞こえる
一際強い風に翻る2つの外套――]

ああ、君もな……!

[駆けだしたのは自分が先か、それとも少女か
ともあれ男は『正々堂々』と廃屋の入口を蹴破った]

(35) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

[そっと手を伸ばし、冷たい床に座り込んだまま白猫を柔らかな手つきでかき抱く。]

『エリクシエル…』

[そっと呼ぶ名に、猫が再び小さく啼く。
すり寄る仕草に応える。
しかしその猫すら、自分の力で生み出した分身に過ぎない。
だからきっと、神は他の天使たちと同じようには、彼女を造らなかった。
けれど、]

『―――…しい』

[長い年月の中]

『―――…だれか』

[ただのヒトガタの兵器として造られた使徒《人形》が、不幸にも自我と感情に目覚めてしまったのは]

(36) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

『―――――……わたしを こわして』




[本当に、きっと不幸な事故だったのだろう。
重厚な意匠の布地に覆われた両目で、己が創造主の居るであろう空―――青見えぬ塞がれた天井を仰ぎ見た。]

(37) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

「おい……あれ見ろよ」
「誰だ? 知り合い?」
「違うって! あれがあのカリュクス=ローリエットだろ?
 飛び級で7つも博士号取ったって言う……」
「あっ、あれが千年唯一の才覚《ワンオブミレニアム》!?」
「そうだよ、噂の天才少女!」
「へーっ、何か思ってたのと違うし。つか可愛くね?」

 …………。

「あ、こっち来る。なあ声かけて見ろよ」
「無理無理、軽くあしらわれるのがオチだって」

(38) 2012/01/27(Fri) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 誰が天才 "少 女" だコラァぁあああッッ!!!

[厚さがゆうに10cmはあろうかと言う書物を抱えた、
 白皙の―― 少年が。
 眠たげだった紅玉の眼差しを鋭く吊り上げて、
 タァン、と言う足音と共に跳んだ。

 両足を綺麗に揃えて、右の学生の顔面に着地。

 空中で一回転して再び床に降り。ゆらりと、視線は左へ]

「え、ちょ待っ……ごめんなs」

[――かくて、今日も2つの悲鳴が
 王立大学図書館の高い天井に吸い込まれた。]

(39) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―王立大学 ブラウン研究室―

「はははは! しっかし後を絶たないな、
 どうせまた1年坊の勘違いだろ?
 お前も毎度毎年よーやるわ」

 るせえ。大体僕の顔が女に見えるのか。

「いや見えるって」 「見えるわよ」 「見える」

[仏頂面でソファに仰向けに寝そべり本を読む姿が、
 異口同音の答えを聞いてガッと起き上がった]

 蹴るぞ!

「まーまー、落ち着けよ。
 "目指せクールでかっこいい男"が台無しだぞ?」

(40) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

村の設定が変更されました。


【人】 奇跡の子 カリュクス

 ……――ッチ。

「ほら、機嫌直しなさいな。冷蔵庫に
 『ティアラ』のプレミアムシュークリームあるわよ」

 !

[そして舌打ちひとつしたのも束の間、
 眠たげな眼をきらりと輝かせて論文を放り出すと、
 マグカップに湯を注いで紙箱の中の菓子に向かった。
 学友の視線を余所に包み紙をいそいそと取り出し、
 こんもり膨らんだ生地に、まふ、と齧り付く]

(……わかりやすいな……)
(わかりやすいわね……)

[カフェオレ片手にご満悦だ]

(41) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[視線を下に向ける。
 茶のローブ(>>8)を見下ろす男の体を覆うは生成のマント。頭までをもしっかり覆うそれは、陽の熱を遮る。
 金茶の瞳が猫目と合えば、すいと細まる。]

飲んでおけ。

[差し出す銀のスキットル。まだ冷たい水がたぷんと中で波打つ感触が手に伝わる。]

『そうだぜェ嬢ちゃん、女の子はおハダの潤いが大事ってやつでなァ!』

[マントの内側、男の胸元。
 黒く刻まれた刺青のなかで、平面の龍がくるり回る。
 けらけらと愉しげに笑う声は、男の仏頂面とは相反するもの。]

(42) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 23時半頃


【人】 双生児 オスカー

―― イェル=ゥラ自治区/クリダート学園 ――

おつかれ!

[俺は教室を飛び出した。
うっかり話し込みすぎて、バイトの時間に間に合わないかもしれない。]

やっば… やば…

[新聞配達は朝だけだ。
夕方からは本屋の店番。
多少暇なのがありがたい話で、その間に学園の宿題ができる。

グラウンドの横を通る時、運動部の掛け声が聞こえてきた。]

…… いいな。

[うらやましい、と素直に思う。
けど、俺にそんな余裕はない。]

(43) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

「あ、3個目は駄目よ、教授《センセイ》の分」

 えー、良いじゃん……
 どっちにしろ甘いもん嫌いだろ? あのおっさん。
 つか、こんな行列必至売り切れ御免の人気商品が
 何でここに置いてあるワケ?

「教授《センセイ》にお客さんが来たんだよ。そのお土産」

 ふーん……

「口拭きなさい」

 はあい。

[空になった2つの包み紙をまとめて握り潰すと、
 スナップをきかせてゴミ箱に放る。
 ぺろりと唇を舐めた]

(44) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ ――― いわゆる、天涯孤独な貧乏バイト学生の、俺には。]

(45) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

村娘 ラディスラヴァは、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 23時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[再びソファに寝そべる行儀悪さで論文に戻る。
 やがて、緩やかにまどろみが降りて来るまで。
 ぽてりとひじ掛けに預けた頭の耳元に、
 銀羽根の装飾が揺れて]

[ キィィー…ン ]

[耳鳴りのような、微かな祈り《ヒメイ》が夢を揺らす>>32

(46) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

村の設定が変更されました。


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 23時半頃


【人】 双生児 オスカー

あーあ、いいなー……

[俺の視線の先では、陸上部がランニング中。]



でかいおっぱい。
ゆれてらー……

[ガン見だ。
学年一のきょぬーが陸上部なのは、俺のためだと思う。]

って時間!!

[慌ててかけ出した。
制服の肩パーツに鞄を引っ掛け、ブーツを鳴らして走る。
今月うまくやりくりできれば、入学金がたまる計算だ。

俺の志望校、王立大学の入学金が。]

(47) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

『――この世界を売り飛ばさんとする者よ!』

(48) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[駆け巡る電磁的な波動を伝い、あるひとつの映像。
背景の総てが、色彩を感じられない無機質な黒。
その前には、同じく黒い統一感のある者達。
一様に、無骨な銃を手にしている。

レジスタンスだ。
電波を蹂躙《ジャック》した彼等の、これは声明。
正しく、テロリストと世界が認識する彼等の先頭。
鋭利な角が特徴的な、無機質な漆黒の仮面]

(49) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

『仰ぎ、懼れよ!

真の安心を求める命ある者の鉄拳を!

跪き、手放せ!

不死鳥になりたがっている世界に撃つ楔を!

虚無を、挫くな!』

(50) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

『澱んだ世界に再生を! 破壊の先の復活を!


世界は虚無の先に!

総てを還した未来こそ理想郷!
零のカオスに咲く華(セカイ)!
故にこそ咲かせるは『零ノ華』!

世界は虚無の果に!


澱んだ世界に鉄拳を! 新生の為の破壊を!』

(51) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[ヴェラ・トロフォスピラ――。

それが漆黒の仮面を被った、謎の女統領の名前。
『零ノ華』と自称するレジスタンス。
世界再生を謳い、悪辣な治世を破壊せん者。

あらゆる国に、再生を謳う彼女らの声が電波に流れる]

(52) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 23時半頃


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 23時半頃


村の設定が変更されました。


【人】 流浪者 ペラジー

―マスア・ナ郊外の廃屋 窃盗団アジト―

や! はぁ!

[そう広くはないアジトの廊下に響く少女の声。
その度に、細く白い光が走り、男の悲鳴やうめき声と共にどさりと重い物が地に崩れる音がする]

ま…ったく。
変に抵抗しないでよね。アンタ達が私に敵うわけないんだからさ。

[少女の動きに合わせ舞っていた外套が、ふわりと元に戻る。
彼女はため息をつくと、先ほどまで銀の軌跡を描いていたその両の手に握られた短剣を背中の鞘にしまうと振り返り、廊下でうめき声を上げている男たちを見下ろした。
…いずれも動くことは出来ないようだが、死んではいないようだ]

さーて…。

[ニッ、と笑みを浮かべ、奥の扉へと手をかける。
彼女は扉を勢いよく開け放つと、中に居た男をまっすぐ見据えた]

(53) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―窃盗団アジト 幹部の部屋―

ヤッホー、コソドロさん。アンタの懸賞金、もらいに来たよ。
抵抗しなければ痛くしないけど、どうす…!?

[男はあわてた様子で傍らにあった檻を開け放つ。
すると、その中から巨大のムカデのような化け物が飛び出し、少女に襲い掛かる。
少女はそれの突進をひらりと宙を舞ってかわし、舌打ちをひとつもらした。
―――短剣で相手をするには骨が折れそうな相手だ]

でも…コレだけ部屋が広ければコッチで……!

[少女の手が向かう先は、短剣の鞘のある腰ではなく、肩から伸びる長い柄。
右手でそれをぎゅっと掴むと、一気に引っ張る。
と同時に、再びこちらへと突進してきた化け物へと、引き抜いたソレを振り下ろした]

せぇぇぇっ!!

[ザン…!という重々しい音と共に、化け物の体を一筋の光が引き裂いた。
縦にバクリと割れた化け物の間から男が見たのは、身の丈ほどもある幅広の大剣を振りおろした少女の姿だった]

(54) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

…チェックメイト。

[頼みの綱であろう化け物を一刀の元に切り捨てられ愕然とする男を見据えると、少女は満足げな笑みを浮かべるのだった]

(55) 2012/01/27(Fri) 23時半頃

広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/27(Fri) 23時半頃


【人】 新妻 カトリーナ

ありがとうございます。

[差し出された銀は、強い陽光を受けて鋭い光を放つ。
フードの奥越しにでも猫目を細め、それを受け取ると小さく喉を鳴らし、口内を潤した。
渇き切った舌に感じる水は、僅かに甘みを感じさせ、女は頬を緩め、小さく息を吐いた。
水が喉を伝い、下へとおりてゆく感覚が心地よかった。]

肌、ですか…?

[愉快そうな声に小さく瞬き、ローブの下、汗まみれの腕に触れた。]

『街はまだなのぉ?このままじゃ私迄干からびるじゃない。』

[彼女の背後より生じた声は、ローブを纏う女の声より低く気怠げなもの。
彼女の背に広がる赤の鳥の紋、その翼が僅かに揺れた。

こちらは対象的に、酷く不機嫌な色をのせて。]

(56) 2012/01/28(Sat) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

あァ?

[奇跡的にその機能が損なわれなかったラジオ。
そこから流れる声>>48-52 はぁ、とため息。]

そんな顔真っ赤にしてご苦労なことだ。
勝手にやってくれ………俺は俺のことで精一杯だ。
どうせなら俺のことを何とかしてほしいものだな。

[黄色のローブをはためかせ、松葉杖でラジオのところまで行き
電源を落とす。白犬と黒犬は未だ瓦礫を掘っている。
東方は紅京に響くはその音ばかりだ。]

(57) 2012/01/28(Sat) 00時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 00時頃


村の設定が変更されました。


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 00時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[夢に、ふぁさりと翻る黒翼《ヴィジョン》
 微かな呼《コエ》は、今にも消え入りそうで――]

 (…………だれか)

[  ィン]

 (なきごえ ?)

[その顔が、想い出せない――――]

(58) 2012/01/28(Sat) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―アジトの外―

さ…てと。
コレで全員かなー。

[少女は自分が倒した団員全てを縄で拘束すると、アジトの外へと担ぎ出した。ついでに、目に付いた盗品らしきいくつかの宝物も運び出す。
数えたところ、賞金のかかっている団員は2名のようだ]

他は「アイツ」担当のほうにいたのかな…。
ま、今回は私の勝ちでしょ、コレは。

[自分の戦果を見渡し、満足げに頷く。
ほぼ同時に攻め込んだ彼のほうも、今ごろは片付いている頃だろうか?
と、先ほど最後に捕らえた幹部の一人が、彼女に向かって恨み言をわめき散らし始める。
うんざりした表情でそれらを聞き流していた彼女だったが、
『ガキが…正義の味方気取りか!』
そう彼が叫んだ瞬間、眉間をピクリとさせると、彼のあごを蹴り上げた]

(59) 2012/01/28(Sat) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

セイギのミカタァ?
冗談!
生憎だけどそんな窮屈なものになんか興味はないの。
私はねぇ…。

[ニッと不適な笑みを浮かべると、頭を覆っていたフードを脱いだ]

…悪の敵…エネミーオブヴァイスよ。

[月光に透ける髪が夜風に揺れ、月明かりが彼女の顔を照らし出していた]

(60) 2012/01/28(Sat) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 ………… っは!

[勢い込んで跳び起きる。
 分厚い論文が、ぼす、とブランケットの上に落ちた。
 左耳だけを飾る銀羽根のピアスが銀糸の髪に隠れる]

 あー

 夢、 ……か ?

(61) 2012/01/28(Sat) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[俺は、オスカー=アルドル。
おかしな聞き間違いなんかしたら殴るからな。ぐーで。

孤児院育ちで、今は寮住まいの、極普通の高校生。
バイトのために部活には入ってられないのが、今の一番の悩み。]


[……いや、違う。もう一つある。]


くっ……見えない…


[下校時間の今は、通りの人も多い。
人ごみに紛れてしまうと、俺は信号が見えない。
不幸なことに。]


[俺は、背が低かった。]

(62) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[銀のスキットル、水が喉を通るのを目に留めると、満足気にゆったりと頷いた。]

『そォそ、美人がもったいないぜェ』

[口数少なな男の代わり、刺青の中の龍はくるくるとよく喋る。
 言葉を龍に任せて、男は彼女の背の向こう、けだるい声に押されるように陽炎の向こうに細く揺らめく微かな影を見やった。]

もう、そう遠くない。

[二人と二匹、奇妙な旅は休憩地点を見つけたようだ。
 砂漠の街マスア・ナ。白い石造りの街の影が、ぼんやりと見える。]

(63) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 00時半頃


【人】 村娘 ラディスラヴァ

[  ィン]

『―――…エル?』

[ほんの一瞬、微かに、懐かしい波動が]

『―――…エリク、シエル…?』

[空間を揺らした。
彼女がただ一人、知る自分以外の―――…

彼女が知る”自分以外のもの”はそう多くない。
数多の世界を渡ると謂われた悪魔《メフィスト》すらも、彼女の元には訪れない―――…]

(64) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

手伝い クラリッサが参加しました。


【人】 手伝い クラリッサ

 ―― √トぶが如く

(65) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ―― √トぶが如く…




[そこは漆黒の――否]

(66) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―マスア・ナ郊外の廃屋 窃盗団アジト―

――ッガァアアアン!

[鍵付きのドアを蹴破った為かなり大きな音がしてしまった
同時に廃屋に入りこむ砂嵐
数人の男が、しまったという顔でこちらを振り返る]

やぁやぁ皆さん、お揃いですねぇ

[言いながら左の腰元に下げていたレイピアをスラリと抜く
柄に施された繊細な飾り模様が
ここ最近の中では気に入っているエモノだ]

このまま抵抗なく俺に捕まってくれる――
ような輩はいないんだろうな
手っ取り早く、お掃除しますか。

(67) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ―― √トぶが如く!




[遍く星々照らす光輝溢れし有限世界。即ち幽玄なる宇宙《ソト》]

(68) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[果てが視認出来るはずもないその空間において。燃え盛る火球が『彼』の世界へ向けて飛んでいた]


 ″。度こそだ兄弟
 ¢メっていろ、すぐにその星《おんな》から開放してやる


 ――ぎゃは。

(69) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ざっと見た所ただの人間ばかりだ
大物は此処にはいないらしい
真正面から入ったのだから、当然と言えば当然か
刹那、背後から品の無い大男が大剣を振りかざす
振り向きざま、その力を軽くいなして繰り出す一突きは
ヒトの動きを止めるスポットへと一瞬で滑り込む]

お、ラッキー!

[賞金首として見た事のある顔だ
生死問わず<デッド・オア・ライブ>であったはずだが
出来れば殺しは避けたい所
鈍い音を立てて床に伏す男を尻目に
視線は既に次のターゲットへと向いている]

さぁて、次々ぃ!

[ピッとレイピアが風を切る音と同時に
男は目測を付けたターゲットの懐へ――]

(70) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ぎゃはははははははは!!!




[一般的には、そんな火の玉の事を――流れ星と呼ぶのかもしれない**]

(71) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[程なく累々と積み上げられる悪党を横目で見やり、男は呟く]

全ては、正義神<ユースティティア>の名のもとに――

(72) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 00時半頃


【人】 風来坊 ヴェラ

―砂漠の街 マスア・ナ―

[銀月の光が降り注ぐ。
夜風が砂塵を巻く。

静まり返る夜の砂漠に響くのは鋼の音色]

涼やかな夜、気持ちいい風だな。

悪を断ち斬るのにこれほど相応しい夜は存在しない。

[静謐な夜に似つかわしく無い喧騒は足元から。
誰も気に留めない様な廃屋の屋根上。
そこには、漆黒の仮面が月光を跳ね返していた]

(73) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 00時半頃


歌い手 コリーンが参加しました。


【人】 歌い手 コリーン

― 円環世界・眠らない街 『ネオ=イルーナ』 ―

[イェル=ゥラ自治区の外れにあるそこは、
願えば願うほど、求めるものを手に入れられる―そんな噂が流れる
膨れ続ける人の想いを抱えた、眠らぬ街。

今この瞬間にも、どこかで夢を叶えた人がいるかもしれない。
欲望と羨望が入り混じる空気の中で、ぽつんと立ち止まっていた。]

(74) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

ペラジーは、不意に漂う誰かの気配に、かすかに眉を動かしたか

2012/01/28(Sat) 00時半頃


【人】 歌い手 コリーン

――――――。

[……だる。
口を開いたらそう言ってしまいそうなことも。

……疲れたし。
思わせぶりなため息の後にはそう言ってしまいそうなことも。

整えられた肌、彩られた唇、
緩やかにカーブを描く長い銀はきらめいて、
かきあげた指先にはゴールドに細かなレース柄の描かれた爪。
そして、黒い細身のロングドレスに包まれた身体。

どこをとっても悟られるようなことはなかったけれど。]

(75) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[集団が動き始めれば、ようやく信号が変わったんだなとわかる。
人の隙間をぬって、俺は本屋へ急いだ。]

……あ。

[ふと、空を見上げて]

(76) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[やがて喧騒と銀色の音色は収まる。
眼下で悪を積み上げる姿に口端を釣りあげ]

……あぁ。

[ふと、空を見上げて]

(77) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

――天空(そら)が眩しくて、北極星《シメオン》は見えないな

(78) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

――虚空(そら)が昏くて、南極星《セレスト》が輝いているな

(79) 2012/01/28(Sat) 00時半頃

広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 00時半頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 01時頃


【人】 新妻 カトリーナ

『美人って、この子の事?』

[ 背後からの囁きに、女は再度小さく息を吐いた。
 細い目、派手さの無い大人しい顔立ち。
 肉付きの良い身体は、スタイルが良いとは決して言えない。]

 そんな事無いです。
 さぁ、行きましょう。日が暮れてしまいます。

[ 幾度となく、既に言われ慣れてしまった言葉。
 振り払うかの様にスキットルのキャップを閉めると、隣の男にそれを差し出した。
 
 高い身長、顔を合わせるにはかなり首を傾けなくてはならない。
 少しだけ、苦笑するかの様な笑みを浮かべた顔は、深く被ったフード越しでも男から良く見えただろう。]

(80) 2012/01/28(Sat) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―盗賊団アジト―

案外、良いとこ無しだったな…

[スポットを突いているためそのままにしておいても
恐らく1日位は動くこともままならないだろうが
そこは様式美というもので伸した相手を縄で縛っておいた
賞金のかかっている団員は目測で2名ほどか]

当初の予定よりも少ないな…
残りはあちらだったのか?

[ふむ、と唸り今夜の勝敗の行方を思いながらアジトの外へと出る]

(81) 2012/01/28(Sat) 01時頃

新妻 カトリーナは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 01時頃


【人】 歌い手 コリーン

――――――っ!

[はっとして、伏せていた顔をあげる。
開かれた瞳は、神秘すら思わせる深い色。
眠らぬ街には訪れぬ―青い夜の色。]

おつかれさま…っ!
すごく…あいたかった。

[笑顔を向けたなら―今日の仕事が始まる。
ニセモノの笑顔と、イツワリの言葉で楽しいひと時をあげるだけの、
簡単で…そして、とても退屈な。]

(82) 2012/01/28(Sat) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 ――!

[眠たげだった紅玉の眼を見開いて。
 論文もブランケットもソファに放り出して、
 研究室のドアを開け放った]

 ………… 誰だ――

 だれか、いるのか?

[遠い気配。近い呼。でも、霞のように小さい。>>64
 聞き返す。]

(83) 2012/01/28(Sat) 01時頃

【人】 歌い手 コリーン

―――ちゅっ。

[身を寄せながら唇にゴールドの爪を当てて小さな投げキッス。
―天使のキス《テンプテーション》。

大抵の客はこれだけで、まんまと貢いでくれる。
あとは、笑っているだけでいいのだから。
親から受け継いだ力をこんな風に使うことに罪悪感はなかった。**]

(84) 2012/01/28(Sat) 01時頃

風来坊 ヴェラは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 01時頃


【人】 双生児 オスカー

……っと、行かなきゃ。

[いつまでも天空ばかり見てはいられない。
店へ向けて走って、俺はいつもの広場を通る―――**]

(85) 2012/01/28(Sat) 01時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 01時頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 01時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 01時頃


【人】 風来坊 ヴェラ

……さて、行くとしよう。

[いつまでも虚空ばかり見てもしかたない。
すくりと立ち上がり、その身は砂漠の空に躍る―――]

(86) 2012/01/28(Sat) 01時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―マスア・ナ郊外 窃盗団アジト外―

んー…むむ、む…。

[月明かりの元、自分の捕まえた団員と手配書を見比べる]

…アンタたち、思ったより大したことないのね…。

[もとより、組織の中に賞金のかかっている人間は極極一部ではあるが、それでもかなりの数の構成員を捕縛したのだ。
当たりくじの過半数は捕まえられたのでは、と思っていたのだが…。
結果は、高額の幹部が一人、後はお情け程度の賞金のかかった雑魚が一人だけだった]

後三、四人はいるはずだよね…しまったー、アイツの方が当たりかな…。

[未だ戻らぬ彼が攻め入ったのであろう正面玄関を見て苦々しげにつぶやいた]

(87) 2012/01/28(Sat) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―アジトの外―

[アジトの外に出る
相変わらず風が吹き荒れてはいるが
昏い夜空には南極星<<セレスト>>の輝きが見える
酒と煙草の匂いから解放された心地良さに息を思いきり肺に入れると
少し離れた場所から聞き覚えのある声が耳に入ってきた]

あちらも済んだか。

[てくてくと呑気に少女の方>>60へと歩み寄る]

やぁ、そっちも終わったみたいだな。
お疲れ様。

……2人、か。
足りないな。

[少女の足元に転がったアジトの団員を賞金首と照らし合わせ
僅かに苦々しく呟いた]

(88) 2012/01/28(Sat) 01時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

『エリクシエル…!』

[>>83 懐かしい声が。聞こえた気がした。

とっさにヒュウと息を吸い込んで、咽こむ。
喉元に手を当てる。

声の出し方が、思い出せなかった。
だから、思念のまま応える。

その貌に浮かぶのは、驚愕と歓喜。
猫が、自分が呼ばれたのかと思ってにゃあと小さく啼いた]

(89) 2012/01/28(Sat) 01時頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>88
あぁ、来た来た…。

[背後から聞こえてきた声に振り返る。
赤い外套を風になびかせ、相棒がゆっくりとこちらへと歩いてくるところだった。
足りない。そう呟く彼の言葉を曲解し、悔しげに表情をゆがめた。
その表情を悟られぬよう、月光から逃れるようにフードを被りなおし、表情を隠した]

ふん…随分時間がかかったみたいだけど…そっちはどうだったのよ。
…言っとくけどねぇ、こっちは…確かに賞金首は二人だけだけど、幹部が一人いるんだからね!

[表情を悟られまいとする彼女は、彼が浮かべる苦々しげな表情には未だ気づかないようだ]

(90) 2012/01/28(Sat) 01時半頃

ペラジーは、先ほどから時折する第三者の気配に、何処か落ち着かない様子だ

2012/01/28(Sat) 01時半頃


【人】 風来坊 ヴェラ

―マスア・ナ郊外 窃盗団アジト外―

[風が吹き荒れる廃屋の外に、軽やかな拍手が響く。
ただ二人で窃盗団を捕縛した、男女の前に。
やがて、砂漠の夜より尚昏い仮面姿の女性が現れる]


……実に見事な手際だ。

二人が共に躍る舞台《ダンスステージ》にて尚立つ敵は無し。

銀色のワルツ、秩序の使徒《アポストル・オーダー》。
……それとも。『悪の敵』の方が好みか?


[無機質な仮面を着けたその者は、黒のスーツ。
それも、まるでその豊満な肢体を見せ付ける事だけの為にあるような、身体のラインをこれでもかと強調してみせる物。
それでいて、嫌味がない。

仮面の奥から漏れる女性の声は、そして、若々しい物だった]

(91) 2012/01/28(Sat) 01時半頃

子守り パティが参加しました。


【人】 子守り パティ

―昔・???―

……もう、私の足が折れ、このままでは彼の者の足手まといになります。

『ですが、奥様……』

(92) 2012/01/28(Sat) 01時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 『エリクシエル』……?

[眉を寄せる。訝しげに。不審げに。呼? おかしい。
 どこからも聴こえない、どこからか聴こえて来る>>89

 う、 ッ

[額を押さえる。浮かび消える黒翼《ヴィジョン》
 白に浮かぶ黒点。割れる光。知らない]

 これは…… 誰だ、おまえ……

 誰だ、僕の頭の中で喋ってる奴!

[こんなのは知らない]

(93) 2012/01/28(Sat) 01時半頃

【人】 子守り パティ

この子さえ、この子さえ助けてもらえばこの世に心残りはありません。

[女は赤子を地面に置くと井戸に足をかける。]

(94) 2012/01/28(Sat) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[どこか悔しげに顔を歪ませる少女>>90に一度軽く頷き]

こちらも戦果は同じだ。
幹部クラスが1人、小物が一人の合計2人
……だから、問題なんだよ

[ざり、と砂を踏みしめもう一度、少女の獲物と自分の獲物を
手配書と交互に見比べた
そして確信に変わった答えを口にする]

頭数が、一人足りないんだ。

[2人で捕えた賞金首の手配書を外し
右手に一枚だけ残った手配書を相棒に差し出した]

よりによって、一番厄介な奴がな。

(95) 2012/01/28(Sat) 01時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>91
……ふぅん。
なーんか雑魚らしからぬ気配が何処かからすると思ったら…アンタ?

[見覚えのない仮面姿の漆黒の女性。
警戒するように鋭い視線を向け、その瞬間ひくりと眉間にシワを寄せた]

(お、大きい…!)

[月明かりに浮かぶ彼女の身体のラインを目にするや否や、少女の中の何かが『あの女は敵だ!』とわめき散らした気がした。
が、今はそんなことを考えている場合ではないと咳払いをひとつする]

銀色のワルツ…秩序の使徒? ソレ、私たちのこと?

[最低限の情報収集以外殆どしない少女にとって、自分がどう呼ばれているかなど知るはずもなく、そんな呼び名がついているのだろうかと興味深げに首をかしげた]

…まぁ、それにしても…悪の敵…んー、それに違いはないんだけどねー…やっぱりこう、もうちょっとスマートな名乗りの方がいいかな…。
ヴァイスハンター…ヴァイスイーター…うん、さっきのエネミーオブヴァイスはちょっとスマートじゃないよね…。

[目の前の女性や相方のことをそっちのけで、ぶつぶつと呟きながらそんなことを考え始める。が、どちらかに再び声をかけられれば、はっとして注意をそちらに戻すだろう]

(96) 2012/01/28(Sat) 01時半頃

ペラジーは、ヤニクの報告を聞いて、「そうなの?」と首をかしげた

2012/01/28(Sat) 01時半頃


【人】 子守り パティ

この子は、この地に平和をもたらす子であるのだから――

[これは、『東方』に伝わる悲運の女性のお話。この子がその後どうなったかは誰も知らない――]

(97) 2012/01/28(Sat) 01時半頃

【人】 子守り パティ

今度、生まれるときは、『幸せ』な生涯を送れますように――

(98) 2012/01/28(Sat) 01時半頃

子守り パティがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(子守り パティは村を出ました)


洗濯婦 ドロシーが参加しました。


【人】 洗濯婦 ドロシー

…………はっ。

(99) 2012/01/28(Sat) 01時半頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

『エリクシエル…、……たい』

[>>93 声は どうやら此方のことが解らないようだった。

構わない。

呼ぶ。呼び続ける。
誰だと聞かれても、名乗る名はもとよりなく、今呼んでいる名の人が呉れた名は、もう遠い昔、思い出せない。]

『…エリクシエル…』

『わたしを……はやく…壊(ころ)しに、きて…』

[   ィィン…

少女は呼ぶ。
はるか遠い過去に失った、己の対を。]

(100) 2012/01/28(Sat) 01時半頃

ヒューは、嫌な予感に背筋を震わせた。

2012/01/28(Sat) 01時半頃


【人】 粉ひき ケヴィン

[微かに聞こえる鳥の声や、否定の声(>>80)は気に止めない。
 誰が何を言っても龍の調子は変わらぬし、己の意識も揺らがない。]

そうだな。
夜は冷える。

[砂漠の夜は陽の温度が失われる。乾いた砂は氷のように冷え、一気に体温を奪うだろう。]

明るいうちに急ぐぞ。

[げえー、と悪態じみた声が胸元から聞こえても、そ知らぬ。
 己の身体にひっついたままで動いているのだ、聞いてやる義理はない。
 街につくころには陽も落ちそうだ、水も限りがある、と歩速を早める。
 時折、後ろを振り返りながら。]

(101) 2012/01/28(Sat) 02時頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 02時頃


【人】 洗濯婦 ドロシー

見つけたわ!!!やっぱりわたしってラッキー!!!

[中年の女は嬉々とした様子で青いシートの山には構わず包帯だらけの男の元へ駆け寄る。(>>7)]

流石にさっき土石流に巻き込まれたときは完全に見失ったかと思ったけどやっぱり普段の行いがいい人は違うわよね。

[どうやらあまりこの状況にも動じていない様子だ。]

(102) 2012/01/28(Sat) 02時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[同性が羨むその豊満を驕ったりはしない>>96
どころか、その所作は、無自覚にも見えるだろう]

そう。"アンタ"だ。

そして私の名前はお前達も知っている。

[自身の呼び名について考えている少女に一歩踏み出す。
世界でも類を見ない特徴的な仮面。

二人のどちらかが先に思い至るか。
『零ノ華』女統領である、その事実は説明の必要すら無い。
仮面の下からは、余裕の佇まい]

(103) 2012/01/28(Sat) 02時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

……阿姨(おばさん)。

[その声を聞いて、思わず天を仰いだ。
松葉杖を握る右腕から力が抜けて、くらっときている。]

もう俺には関わるな、と言ったではないか。
俺とつるんでも阿姨には何の得もない。
いつか「それ」尽きるぞ?俺の「これ」は底なしなんだ。

[白犬のテリー、黒犬のドリー。主たる飛雲の思惑とは裏腹に
彼らはこの女性になついているらしく、尻尾を振っている。
その様子すら、飛雲にとっては頭痛のタネであった。]

(104) 2012/01/28(Sat) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 な……何を言ってるんだ、おまえ…… 意味わかんねえ。

[無意識に、ほんの僅かに漏れ出る残像。>>100
 カリュクス《自分》が知らない筈の光景。
 ふるり、頭を振れば長い銀糸がさらりとなびく。

 遥か遠い前世《キオク》の――それは、塗り潰される紅

 恐怖に一瞬、全身が凍り付いたようになって、
 気付いた時にはひたすらに拒絶する言葉を吐き出していた]

 知らない…… お前なんか、知らない!

 勝手に僕の頭の中に話し掛けるな……!!

(105) 2012/01/28(Sat) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[報告に、首を傾げる相方に呆れたような溜息を洩らすも
新たに現れた影の存在に気を抜くような事はしない]

……どうやら、とんでもない大物のお出ましのようだ

[特徴的な昏い仮面に身体の線が目立つスーツ
今までに一度でも見た事があるならば忘れようはずもない
手にしていた手配書の人物よりも尚も上位の賞金首]

レジスタンス、『雫ノ華』統領…ヴェラ・トロフォスピラ。
君も、名前くらい聞いた事があるだろう?

[女統領から目を離さずに、横でぶつくさと小言を洩らす相方に問う]

(106) 2012/01/28(Sat) 02時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

阿姨とは失礼ね、アナタ。その包帯100倍くらいに増やされたいの、アナタ?

[中年の女は眉にしわを寄せて飛雲を睨みつける。]

まぁ、それはいいとしてよ。全然良くないけど。良くないですけれど。
今のアナタ、アレよ。昔、東方に伝わる言い伝えで、

(107) 2012/01/28(Sat) 02時頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>103
その仮面…。

[自分たちも名前を知っている相手…というと、そんなには多くない。
例外も居るが、昔からの知り合いか、そうでなければ余程の有名人か、だ]

零ノ華の頭…再生者《リヴァイバル》…ヴェラ・トロフォスピラ。
超一級の賞金首が、私たちに何か御用?

[彼女の肢体に対抗するかのように、なだらかな胸を精一杯張って張り合ってみせる。
仮面の女と同様落ち着いた少女の態度に、虚勢の色は、ない。
かといって、今夜の「狩り」は既に終えている。
相手が何もしてこなければ、捕まえようとしたりはしないだろう]

(108) 2012/01/28(Sat) 02時頃

ヒューは、ドロシーの視線に無気力でいる。

2012/01/28(Sat) 02時頃


【人】 洗濯婦 ドロシー

「天が落ち、地が崩れて身の置き所がなくなるかもしれない。」と心配して夜も眠ることができない、とある国の人と同じ。

[中年の女性はなつく犬を撫でつつも]

所謂杞憂ってヤツだわ、それは。無用の心配をしても何も始まらないじゃないの。そんな考えだからアナタ、ツキが逃げていくのよ。オホホホホホ。

[中年の女性はさほど気にしない様子で高笑いをあげている。]

(109) 2012/01/28(Sat) 02時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

『エリクシエル…』

[彼女は知らない。
どうして彼を失ったのか。
彼女は、何も知らない。
彼女の世界は、この聖堂のある月《檻》だけで完結している。]

『どうして…?』

『どうして ―――…突然いなくなってしまったの?』

『わたし―――…教えてもらって…―――ようになったのに』

(110) 2012/01/28(Sat) 02時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

[拒絶の声に、困惑と哀しみを返す。
しかし、それもすぐに消えて、何かを伝えようとする。]

『エリクシエル―――…運命の時が 来る。


            隕石《ニガヨモギ》が降る


   わたしは 7つの禍を―――』

[此処で声は、途切れた。
ゆらりと少女の体がかしぐ。
倒せ伏せた少女の傍で、猫が小さく丸まった**]

(111) 2012/01/28(Sat) 02時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

本当にその取り越し苦労ってヤツなら束の間でも、
俺は感じただろうな。「ツイてる」って。

[そう言いつつ、紅京の様子を手で示す。
絢爛であったろうオリエンタルな風景は土に飲み込まれている。
青いシートは―まぁ言わずともわかるだろう。]

ご覧の通りだ。どうせ俺はこんなもんだよ。
俺はツイてない。誰よりも……な。

俺の気は 決して      晴れない。

[女性の様子にため息をつく。そう、]

(112) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[趙飛雲が抱えるは―凶運《ナッシング》]

(113) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>106
そ、それくらい私でも覚えてるわよ…!

[問いかけてくる赤い影に、焦ったように小声で返す。
…思い出すまで一瞬間を要したと素直に認めるつもりは、毛頭ない様子だ]

[そうしながらも、目の前の大物から注意はそらさず、じっと彼女を見つめている]

(114) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 02時半頃


【人】 新妻 カトリーナ

[ 男の言葉に頷くと、女はまた砂に埋もれた足を前へと踏み出した。
 元々それほど筋力のある身体では無く、容易にその足は衝撃を加えれば流れる砂に、足を取られる。]

 …っ、と    と

[ 腕を広げてバランスをとりつつ、時折前を行く男が振り返れば、小さく頷いた。]

 空を飛べたら、楽なのにな…。

 『何いってんの。
  これくらい、いいダイエットでしょ。』

 …わかったわよぉ。

[ 小さな彼女の呟きに、いちいち厳しい反応を返してくる背中の鳥にむっとしつつ。
 砂漠の街、マスア・ナに着く頃には日も暮れていただろう。]

(115) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

たとえアナタがツイていようともいまいともアタシの強運があれば何も恐れることはありませんわ。

『鶏,鳴くものありと言えども既に変ずることなし.これを望むに木鶏に似たり.その徳全ったし.』

他の鶏がどんなに鳴いて挑んでも,全く動じる気配が無い、木彫りの鶏のように。アナタのその凶運、アタシの強運で全て、飲み込んでみせますわ。

[女性は飛雲に呼応するように、]

(116) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[二人が気付くそれを当然の事として受け止める。
砂塵が巻き上がる中、仮面の下で口端がふ、と緩む]

光栄だな。
だからこそ、私も本題に入り易いと言う物だ。

[攻撃の意志はない。ばかりか、凡そ、仮面の女は、武器のひとつも手にしていない。
ゆるりと両手を広げながら、更に一歩、吹き荒れる砂塵の中を踏む]

単刀直入に言おうか――

(117) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

お前達が欲しい。この華で世界を素敵にしないか?

(118) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[桃乐茜が抱えるは―強運《オール》]

(119) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

【人】 風来坊 ヴェラ

ウルヴェレアが近い。

お前達は世界でも指折りの実力者だ。
名だたる害悪を圧し折ってきた私が保障しよう。

ウルヴェレアが起きる前に。

私は、志を同じくする同志(とも)が欲しいのだよ。


[賞金首としての身分が言うには、余りに逸脱した誘い。
突拍子無い事を投げかけ、仮面の女は『悪の敵』の反応を窺う]

(120) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 02時半頃


ヴェラは、そして、『正義の味方』の反応もまた、窺う

2012/01/28(Sat) 02時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

 僕は違う……

[彼は知らない。
 どうして呼《コエ》が聴こえるのか。
 彼は、何も知らない。
 彼の世界はこの学舎のある王国《現世》だけで完結している。]

 知らない。

 僕は『エリなんとか』なんかじゃない。

 教えてもらう、事なんか何も――……

(121) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

阿姨の強運《オール》が俺の運を満たして「全」にするのか、
俺の凶運《ナッシング》が阿姨の運を喰らって「無」にするのか。

[そう、このふたりはどこまでも対極なのだ。
抱える「運」の質は天と地くらい違う。
乐茜から目を逸らして、瓦礫へと向かう。]

果たして木鶏は何れか。
ああ、俺と阿姨を足して二で割ったあたりが適正なんだろう。
嘆いても仕方ない。俺はどうせこんなもんなんだ。
別に―……俺の方が木鶏だったときに後悔しないなら
好きにすればいい。俺は俺のことで精一杯だ。

[このふたり―まさに「矛盾《コントラディクション》」]

(122) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[それでも、呼《コエ》は止む事を知らぬかに思われた、だが]

 ―― 《運命》

[それは]

 ニガヨモギ…… 7つの

[禍《黙示録》。呼《コエ》は、唐突に止んだ。
 微かな耳鳴りを残して。

 ――運命は、書き換える事が出来ない**]

(123) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

南極星《セレスト》と北極星《シメオン》ではどちらが「強い」んだろうな。

[そんなことを言いながら、テリーとドリーを呼び寄せる。
紅京の瓦礫探索はほぼ終わったらしい。
改めて並ぶ青シートに向かって手を合わせる。]

対不起(すまない)……生まれ変わったらもっとツイてるといいな。

[ふう、とため息。]

(124) 2012/01/28(Sat) 02時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

気をつけろ。

[呑まれかける身体、頷きが見えても手を差し伸べて支える。
 男の巨躯も自らの重みでずぶりと砂に沈むが、しっかと踏み込み、一歩一歩進む。
 駱駝には乗れぬ。互いの身体に潜むもう一つの生の気配に、下手に賢い動物は怯えてしまって動かない。
 故に、歩くのみなのだが。振り向き、歩みを確認するよりも確実な手を思いついた。]

少し、動くな。

[背に腰に伸ばしていた腕で傍に寄せる。
 脚を掬うように、軽々抱き上げた。]

『ヒュー! やるねえ旦那!』

うるさい。
夫婦(めおと)としての努めだろう。

[さあ、もうマスア・ナも遠くない**]

(125) 2012/01/28(Sat) 03時頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>117>>118>>120
随分急なお誘いね?

[そう、彼女の口から飛び出たのはあまりに唐突な勧誘だった。
少女はソレにぱちぱちと瞬きを数度繰り返し、苦笑を漏らす]

アンタみたいな有名人に褒めてもらって光栄だけど、そのお誘いはちょっと…。

[正義を自称する相棒が彼女をどう思うかは定かではないが、少女自身は別段、彼女の行いを批判するつもりはない。
むしろ、自身の思う『正義』をなすためにとる手段が破壊だというのなら、彼女は少女に近い基準で動いているのだろう。
それでも、彼女の誘いに二つ返事で乗るわけには行かない。
賞金稼ぎとしていくら名を馳せようとも、そう簡単に知られるわけには行かないもうひとつの姿を守り抜くために…。
自らの身体を文字通り刃と変じさせ、使用者に絶大な力を与える…稀少種族『幻想ノ刃《パンタシア》』…その稀少性ゆえ、隠れ里の外で己の正体をおいそれと明かすときは、慎重にならなければならない。
彼女の組織に組みするという事は、その秘密が危険に晒されるということだ]

(126) 2012/01/28(Sat) 03時頃

【人】 流浪者 ペラジー

…ウルヴェレアだかなんだか知らないけど、アンタに協力するメリットも感じないし、ね。

[ウルヴェレア…里の伝承で聞いたことがあるようにも思うのだが…勉強の嫌いだった少女がそれをはっきりと記憶しているはずもない]

(127) 2012/01/28(Sat) 03時頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 03時頃


【人】 洗濯婦 ドロシー

『窮すれば則ち変ず,変ずれば則ち通ず』

ピンチのときでも慌てずに情勢の変化を待てば良い事ですわ。

[ドロシーは飛雲の後へついていく。]

アナタのその『気』、アタシが晴らして見せますから。

[「矛盾《コントラディクション》」された二人の力は「反発《レパルション》」して。導かれた力は無限大《インフィニティー》]

(128) 2012/01/28(Sat) 03時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 03時頃


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 03時頃


洗濯婦 ドロシーは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 03時頃


ドロシーは、ヒューに合わせて手を*合わせた*

2012/01/28(Sat) 03時頃


【人】 風来坊 ヴェラ

[返答は、勿論だが芳しくはない。
だが"反応"は面白い。そう仮面の下で、唇が動く]

何か含みがある口振りだな?

罠かも知れないと?
賞金首の言葉等信用できない口か?
純粋に、お断りのお返事を言い淀む、可愛い性格かも知れないな。

……それとも。 何か事情でもあるのかな?

[敢えてその楽しそうな響きを持つ言葉は、傍らの青年へと向けられた]

(129) 2012/01/28(Sat) 03時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

ふん、やれるものなら今すぐにでも晴らして欲しいものだ。
好き好んでこんなんじゃないんだ。はぁ、憂鬱だ。

[無限大《インフィニティー》こそまさに未知数《アンノウン》。
このふたりの道行きにどんな化学反応が待っているか。
テリー、ドリーを連れてこの土砂の源―玉兎山を指差す。]

俺はあの山に向かう。間違っても人に会うと面倒だ。
俺の凶運《ナッシング》に巻き込まれて死なれでもしたら
目覚めが悪いだろ。面白過ぎて気が滅入る。

[そう告げて、歩き出す。松葉杖での歩みはひどく遅い。
そもそもこの手負いらしき状態で山道を行けるのか**]

一応言うが「俺に構うな」よ。
―……と言ってもついてくるんだろう。やれやれ、憂鬱だ。

(130) 2012/01/28(Sat) 03時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 03時半頃


【人】 風来坊 ヴェラ

………そう。

良い事を教えてあげよう。
お前達の取りこぼした獲物。

小さなネズミ穴から東に逃げて行ったぞ。速かったぞ。

[『正義の味方』の反応を見る合間に。
まるで、今思い出したとばかりに、廃屋の壁面に背中を預けて**]

砂の寝床から、東の廃墟にでも越すのだろうかな?

(131) 2012/01/28(Sat) 03時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

 すみません。

[ 差し伸べられた大きな手には、申し訳なさそうに少し肩を落とした。
 背を、腰を支えられ、先程よりも確実に一歩一歩と進んでゆく。
 徒歩でしか往けない旅路は女の身体にはつらいものであったが、音をあげる事無く、ここまで来た。
 けれど、それはとても短いものだったが。]

 はい?

[ 振り向いた男が動くなと言えば、怪訝そうな声で返事をしたが、身体が寄せられ、足を掬われると、そのままの姿勢で硬直した。]

(132) 2012/01/28(Sat) 03時半頃

風来坊 ヴェラは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 03時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

>>129
べ、つに…含みなんて…。

[ないけど、と呟きながら、視線をふいとそらす。
少女は隠し事はあまり得意なほうではない。
それを自覚しているからこそ、何かあると悟られてでも、それ以上を漏らさぬようにこういった態度をとるのだ]

両方よ。罠かもしれない上にアンタみたいな立場の人間の言葉だも…って、カワ、イ…!?
ちょ、アンタ今私のこと子ども扱いしなかった!?
コレでも、立派なオトナなんだからね!!

[女の「可愛い性格」という言葉が気に入らなかったのか、食って掛かる。
少女の言動は目の前の女性のものとはあまりに対照的だ]

別に事情なんかないですー、だ! 強いて言うなら、アンタのソレが気に入ら…ッ…。

[へそを曲げた少女はヴェラの言葉にあからさまに反発し、彼女の身体…主に胸部を指して気に入らないと吐き捨ててやろうかとも思ったのだが、それではまるで自分が彼女のプロポーションをやっかんでいるようではないかと、言い切る直前で思いとどまった。
…尤も、事実やっかんではいるのだが。

とにもかくにも、問いを向けられた赤い相棒がどのような反応をするかと、睨むようにそちらへと視線を向けた]

(133) 2012/01/28(Sat) 03時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

[ 男の胸の刺青から発せられる声と、頭の上から降ってくる声 >>125 が耳に入ると、目を見開いて口を動かし何事かを呟いた。]

 あの…、

「夫婦(めおと)の言葉に、うっすら赤面しつつ。
 大人しく抱きあげられたまま街へと着いただろう。**]

(134) 2012/01/28(Sat) 03時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 03時半頃


新妻 カトリーナは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 03時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[誘いをやんわりと断る相棒の返事>>126に共に頷き]

悪いが、俺からの返事もコイツと同じだ。
君の要望に応える事は出来ない。

[>>129向けられた視線を真正面に捕え]

事情……そうだな。

君がその仮面を取らないという事情があるのと同様に
俺達にもそれなりに事情、というものがある。

もちろん、先程君が言ったような事柄も申し出を断る理由の一つではあるけれどね。

[仮面の所為でヴェラの表情は読み取れないが
こちらの反応を楽しんでいるような様子が声のトーンで分かる
なるべく、こちらの心情を計られないように
勤めて落ち着いた姿勢で投げられた問いに答えた
『幻想ノ刃<<パンタシア>>』についてこの人物に明かすのは
得策ではないし、まざまざと危険に身を投げる程愚かではないつもりだ]

(135) 2012/01/28(Sat) 03時半頃

鳥使い フィリップが参加しました。


【人】 鳥使い フィリップ

―海の街 ドゥ・シアーラ―
[円環の世界ある海を臨む街。
1年を通しての気温が温帯であり、降雨量も少ない。
観光地として有名な街であるからこそ人の行き来も多くなる。
建物の屋根の下、日陰で涼むかのよう1人の男がそこにいた。
手元にある電子端末《デジ・プール》を指で操作していた。]


ん……?


[突如、端末の画面にノイズが走る。
程なく、そこに映し出されたのはレジスタンスの政権放送だった。
漆黒の仮面を被る女頭領をしばらく黙って見た。
海の色を映したかのような青は、その放送が終わると天を仰ぐ。
昼間であるこの時間、月はここからは見えなかった。
太陽の下、観光を楽しんでいる人々の声が耳に届く。
水着姿の女性が目の前を通ると小さく、口笛を鳴らした。]

(136) 2012/01/28(Sat) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[空から1羽の鳥が舞い降りてくる。
その鳥に手を伸ばすと、1通のメールが電子端末《デジ・プール》へと届いた。]


サンキュー、エル。


[そっと頭を撫でると、その鳥は闇へと姿を消した。
青の瞳がそれを優しく見送ると電子端末へと目を落とす。
仕事の依頼相手からのメール。]

…………。

[画面をフリックし、そして違うアイコンをタップする。
映し出された画面は黒い画面に浮かぶ文字。

男の力を願う者のみ辿り着くことができる1つの電子ページ。]

(137) 2012/01/28(Sat) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

Devil × Oath

願いを―――叶える力。
このページを見ている貴女には手にするチャンスがある。

代償は2つ。

1つは、貴女の時間。
大切な時間を、1日――、割いてくれるだけで構わない。


そしてもう1つは、その柔らかな唇に口付けを――。

金品は一切要求しない、それに価値はないから。
この出会いは運命に違いないから。

貴女が呼んでくれるのを待っている――。


連絡先:deviloath@xxxxxx.co.jpd

(138) 2012/01/28(Sat) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[その画面を暫く見つめた後、そっとまたフリックする。
次に開くのはこの世界の地図。
使役魔《エル》の持ってきた情報で発信源を確認すると端末を片付けはじめた。]

向こう、時間どれぐらいかな…。
いいか。とりあえず行ってからで…。

[ミッドナイトの空が、インディゴに染まるように。
その瞳の色がほんの少し変化したかと思えば。

男の姿は観光地から姿を消していた。]

(139) 2012/01/28(Sat) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―王立大学中庭―
[大きな鎌が空から落ちてくる。
その様はあまりに非常識であるが、男にとっては日常であった。
大鎌《サイス》は一方に大きめの刃を。
もう一方の先端には一回り小さめの刃を対につけてある。
S字を模しているかのようなその姿が大学の中庭に突き刺さった。

その落下より数秒遅れて。
黒いスーツに身を包んだ男が鎌の上に降りてくる。
インディゴの瞳はミッドナイトへその色を変え。

驚く少女に笑顔を向け、地面へ降りた。]

悪魔――と、誓約したいというのは貴女かな?

[少女の足元で膝をつき、そっとその右手に手を伸ばす。
ミッドナイトの瞳が少女の顔を見上げた。]

(140) 2012/01/28(Sat) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ



――――――――、

   "御使命"ありがとうございます。





 誓約のもと、力になりましょう。


[少女の指にそっと口付け落とし、もう1度見上げる。]

(141) 2012/01/28(Sat) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

レイディ――、貴女の願いを聞かせて?


[立ち上がり、長く綺麗な髪に触れる。
愛らしい口からその願いが紡がれるのを笑顔で待つ。]

(142) 2012/01/28(Sat) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[少女の願いが無くした宝物の捜索と分かると、笑みを再び向けた。]

必ず見つかるよ、レイディ。
ここで少し待ってて?

[程なくして少女のなくした片方にピアスを手渡せば依頼は完了となる。]

どういたしまして?
それじゃあ、約束のもの、もらっていいかな?
お母さんの形見だったんだよね、それ。

[少女の小さく頷く。
そして男は気付く、これは代償に警戒されているんだと。]

仕方ないね。

[男は優しく手を伸ばし、額にそっと唇を寄せる。]

(143) 2012/01/28(Sat) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[驚く少女に笑みを浮かべると、男は最初と同じように膝をついた。]




誓約は以上です、レイディ。
約束の口付けと1日は、頂きました。
今日はあまり無茶せず、ゆっくり休むといいですよ。
それから、また何かあったら、フィル――とおよび下さい。
またの"御使命"お待ちしております。

[呆然とする少女はこちらにお礼を告げ歩き出した。
立ちくらみがしたのか少し足元がよろけたのを心配そうに男は見る。]

(144) 2012/01/28(Sat) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

うまくいかないねー……。

[自分の親ならもっとうまくやったんだろうか。
そう思うと情けなく思えてきて溜息が漏れた。

大学内で注目を実は集めてしまっているとは気付かず、普通にベンチに腰掛けるのだった。**]

(145) 2012/01/28(Sat) 04時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 04時半頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 07時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[男は正義を信条に掲げている以上
必要以上の嘘はつかないように心掛けている
人に言わせれば、つまりは只の馬鹿正直なだけなのだが。
種族の事についてもそうだ
その為ヴェラへの質問に対する回答が相棒と些かすれ違ったが
まぁこれも良くある事だ

>>131 ヴェラの口からネズミの逃げた先を聞けば]

相変わらずちょこまかと。
東の廃墟……紅京の辺りか。

[覚えている限りではそれなりに活気溢れる華やかな街である
しかし華やかであればある程その影も大きいもので
原因不明の事故や災害が多い街であるとも聞く
悪党どもにしてみれば多少のリスクはあれど
混乱は大きな隠れ蓑となる
今から追いかけても、大凡間に合わないだろう]

(146) 2012/01/28(Sat) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

どうやら、今回は引き分けに終わりそうだ。

[相棒に向かって小さく溢し
余裕綽綽と壁に背を預けるヴェラに向き直る]

有力な情報、感謝する。
しかし君もここに長居すべきでは無いのではないかい?

[僅かに遠く、一層大きく砂塵を撒き散らし
獲物を運ぶための数台の砂上特急<<スクレイパー>>がこちらへと向かっていた**]

(147) 2012/01/28(Sat) 09時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 09時頃


【人】 粉ひき ケヴィン

――砂漠の街マスア・ナ――

やはり何か、足を手に入れるべきだったか。

[砂混じりの石畳、そっと女の体を降ろす。
 砂漠の街。資源乏しい砂世界の中で、豊かさを垣間見せるオアシス。
 故に交易も娯楽もここが中心となる。
 その裏側で、生きるための資源を奪う悪事と魔に晒されるのもまた、砂漠の街の砂漠の街たる点だ。
 月夜に冷えた今は、奴らの絶好の機。
 己のような傭兵稼業にとっても良機であるが、明るいうちに仕事を取れなければ食いっぱぐれだ。
 ふん、と一息、周囲をぐるり見る。]

(148) 2012/01/28(Sat) 12時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

『ま、遅かなったが、無事に着いてよ、結果オーライって奴だ。そォんなことより早く宿を見つけねェと、凍えて死んじまうぜェ! 俺っち旦那と生涯添い遂げる覚悟はできてっけど、野垂れ死にはカンベンだかんなァ! 死ぬときゃむちむちボインのねーちゃんの胸の中って決めてんだァ!』

安心しろ。その日は来ない。

[ぎーぎーと喚く胸元の龍を抑えつけて、夜の街へ踏み込む。
 この会話を聞くものがいれば、奇異の目で見られるのは避けられないだろう。
 慣れた視線を意ともせず、宿と仕事を探しに行くつもりで。
 砂漠の出でもないこの身、砂上特急<<スクレイパー>>には気づかないまま**]

(149) 2012/01/28(Sat) 12時頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 12時頃


村の設定が変更されました。


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 12時半頃


研修生 キリシマが参加しました。


【人】 研修生 キリシマ

泰野光一との“最初”の出会いはいつのことだったか。

(150) 2012/01/28(Sat) 12時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインが参加しました。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

桐島良平との“最初”の出会いはいつのことだったか。

(151) 2012/01/28(Sat) 12時半頃

【人】 研修生 キリシマ

僕の記憶が正確に働いているならば(転生時に曖昧になっている可能性がある)確か10万6733年前、白鳥の月二十四の日、玄曜日のことだったように思う。

其の頃僕は、唯一神に仕える第二級の天使であり、鮮やかな七枚七色の翼をはためかせていた。しかし、神の人への贔屓―――困難に遭う者への助けを是とし、僕らを人の元へと遣わせる神のやり方に、いささか疑問を抱いていた。人は、一人では立っていられない程に未熟な存在。そんな者たちに僕らの力を貸す意義はあるのだろうかと。未熟だからこそ導いてやらなければならないと神はいう。だが、構いすぎるのも問題だろう。放っておいて、死ぬ運命ならばそれを受け入れればいいのだ。僕は神への不満を天使でありながら抱えていたのだ。

そんな時だった…光一、いや、黄昏を纏う彼に出会ってしまったのは。
彼は僕の内にある疑問と不満を煽った。煽ったという言い方は正しくない、か。秘められていた僕の中にある真の声が、彼と共鳴を果たしたのだ。僕は内なる声に耳を澄まし、遂には神に反旗を翻すこととなる。僕に共感した仲間の天使はほんの数千、対する神の軍勢は万を超えていた。

(152) 2012/01/28(Sat) 12時半頃

【人】 研修生 キリシマ

戦いは三日三晩続いたものの、結果的に僕は破れ、地獄に住まう堕天使となった。

七色だった翼はもがれ、流れでた血がこの身を染めた。その色がまるで朝焼けのような美しさだったことから、僕は暁堕天使<ドンフォーレ・エンジェ・グランプリンス>と呼ばれるようになる。地獄で与えられた爵位は公爵。そして暁堕天使貴族となった僕は、人間どもに苦痛を与えることで彼らの行く末を導く存在となった。

そして僕は、10万年の時を過ごすのに飽きて、6733年前から転生を繰り返すようになった。地獄も、隅々まで廻ってしまえば、僕には狭すぎたんだ。この世界を、色んな立場になって色んな生き物に転生していくのは、なかなか面白くて僕は今も輪廻の輪で遊んでいる。何度転生したのか、数えるのも面倒になったが、現在は「桐島良平」という男子高校生として存在している。

僕が桐島家を選んだのは、僕を堕とす切欠となった死神が、隣の家で生を受けていたからだ。久しぶりに旧友と、あの頃のように暴れるのも悪くない。そんな気まぐれを起こしたんだ。人間たちにはお気の毒様、と言っておこう。僕らが組むことで10万6733年ぶりの恐怖をもたらされるのだから。

(153) 2012/01/28(Sat) 12時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

俺の記憶は正確だと思いたいが、ずいぶんと昔のことなので少し自信がない。あれは確か、10万6733年前、白鳥の月二十四の日、玄曜日のことだったように思う。

其の頃俺は、地獄の底辺で燻っていた。地位など俺にとってどうでもよかったが、良質の魂に出会う切欠が上のやつらより減るのは必至であり、それに不満を抱いていた。俺たち死神が良質と呼ぶ魂は、その存在が黒く穢れきっているものの事を指す。そういう魂を持っているやつらは、率先して上にやつらに”まわされる”のだ。下のやつらは出会えない故に地位をあげる機会さえ与えられない。こうして地位は絶対的なものになり、低質の魂を選る作業を繰り返すだけの日々を過ごさざるをえなかった。

そんな時だった…良平、いや、後に暁と呼ばれる彼と出会ってしまったのは。
出会った頃は天架ける虹を思わせる鮮やかな七枚羽を背負った彼は、天使であるにも関わらず俺の声と共鳴を果たしたのだ。あいつの内なる声は黒き炎を滾らせ、神への反逆に加勢することとなる。あいつに共感した仲間の天使に俺という死神の存在がばれる訳にはいかなかった。反逆軍の数はほんの数千。

(154) 2012/01/28(Sat) 12時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

その中にまぎれた俺の姿に神は気付いていただろう。結果的に反逆軍は敗れ、そのまま地獄に連れ帰った。その魂たちのなんと言う素晴らしい事か。

数千もの天使を一気に堕天させたとして俺の地位は上がった。溢れる黎<クロ>は混沌より深く。黄昏のように辺りに影を落とすことから、俺は「黄昏死神」と呼ばれるようになる。新たに与えられた爵位は公爵。そして黄昏死神公爵<ダスリム・リーパー・グランデューク>となった俺は、良質の魂に出会うのではなく、良質の魂を作る事に没頭する。次に生まれる時には苦痛を与える側として生まれるようにと。

そして俺は、10万年の時を繰り返す。いつの間にかあいつはいなくなっていたけれど、俺はただ、繰り返す。地獄が狭いなんて事はない。原石の宝庫だ。――もっといい場所がある事に気付くに遅れた事は不覚だったとしか言いようがない。より近い存在となり、より近くで彼らを見る。そして、よりよい魂になるように導くための術を、輪廻の中、転生を繰り返しながら磨いてきた。何度転生したのか、数えるのも面倒になったが、現在は「秦野光一」という男子高校生として存在している。

(155) 2012/01/28(Sat) 12時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

俺が秦野家を選んだのはただの偶然だったが、その偶然がこの地にとっては悪夢を呼び起こす。どうせいつもの気まぐれだろうが、術の切欠になったあの堕天使が、隣の家に生を受けたのだ。久しぶりに旧友と、あの頃のように暴れるのも悪くない。人間たちにはお気の毒様、と言っておこう。俺たちが組む事で、10万6733年ぶりの恐怖をもたらされるのだから。

(156) 2012/01/28(Sat) 12時半頃

【人】 研修生 キリシマ

[という脳内設定の男子高校生である]

(157) 2012/01/28(Sat) 12時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[という脳内設定の男子高校生である]

(158) 2012/01/28(Sat) 12時半頃

研修生 キリシマは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 12時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 13時頃


【人】 研修生 キリシマ

―― イェル=ゥラ自治区/クリダート学園 ――

お疲れ、またバイト?
引き止めちゃったかな……

[話し込んでいたオスカーが、慌てて教室を飛び出していくのを見送った。>>43

僕らも帰ろうかー、こうちゃん。
それとも、ロビーでお茶でも飲んでく?

[良平は、傍らに居る幼馴染の光一に話しかけた]

(159) 2012/01/28(Sat) 13時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― イェル=ゥラ自治区/クリダート学園 ――

おう、お疲れ!

[大きめに手を掲げ慌てて飛び出ていったオスカーを見送る。>>43]

あいつも毎日大変だよな
俺らも帰宅部だけど、理由が違うし

[帰ろうかと言う幼馴染に、「おー」と緩く頷く。>>159]

いいねー、りょうちゃん。
俺のど乾いた

[椅子から立ちながら鞄を机から持ち上げると肩の上に乗せるように背負った。]

(160) 2012/01/28(Sat) 13時頃

【人】 研修生 キリシマ

―― クリダート学園内/ロビー ――

[ここ、クリダート学園のロビーは、喫茶店の如く、パートのおばさま方が厨房で作ってくれる軽食や飲み物をソファに座って楽しむことができるシステムである。]

寒い日はココアに限るね……ん?

[ホットココアを手に、何気なく見ていたロビーのテレビ。
ザラ…と砂嵐が混じり、一つの映像が映し出される。
周囲では生徒たちもざわめきだして]

(161) 2012/01/28(Sat) 13時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― クリダート学園内/ロビー ――

[安価で気軽に利用できる事から人が居ない事の方が少ないが、部活動が活性化する時間帯は帰宅部がほぼ占領する事が出来る。]

いやいやコーヒーっしょ……ん?

[コーヒー(無糖)を手に、何気なく見ていたロビーのテレビ。
砂嵐の後に映し出された映像は、あらゆる国に流れただろうテロリズム。>>48>>50>>51
ざわめきだした生徒の中、チラッと良平の方を見る]

(162) 2012/01/28(Sat) 13時半頃

【人】 研修生 キリシマ

………………コウ、今の映像、見たね?

[ざわめく生徒たちの中、光一の方を見れば、視線がぶつかりあう]

それが奴らの選択か……
どうやら、彼女は僕たちとやる気らしい……

[声を落として、ココアの入ったマグカップを両手で握りしめた]

(163) 2012/01/28(Sat) 13時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ぶつかり合う視線。その視線の先の色が、違う色に見えた気がする。
視線は外さず静かに頷く。周りにはばれないように。]

ああ、解ってるさ、リョウ…
彼女なりの考えだろう……

[自分も声を落とすと、コーヒーカップを右手で握り締め、その腕に左手を置き、ここでようやくリョウから視線を外すと地面に落とした。]

ダークブレイズ・エリク・シエール…

[会話の後に呟く単語は、いわゆる”聞かれてはマズい話”を切り上げる時に使う二人にしか解らない合言葉である。]

(164) 2012/01/28(Sat) 14時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

そうだ。その返事は解っていた事。

[傍らで反発の姿勢を見せる少女>>133とは対照的に。
勤めて落ち着いた姿勢>>135は、それもそれで面白い]

だが、私は諦めた訳では無い。
次に逢う時、力の祝杯を交そうじゃあないか。
その刃を交えたら、私の本気も伝わるだろう?

……尤も、それもそう遠くない未来だろうが。

[遠く虚空に砂塵の撒き散らす音が鳴り響く。
砂漠の夜は長く。月光の向こうに存在する太陽へと、仮面は手を伸ばす]

(165) 2012/01/28(Sat) 14時頃

【人】 研修生 キリシマ

[どこか寂しげにも見える表情で、温くなってきたココアを一息に飲み干すと]

リ・トゥーシェル………

[二人の間でのみ交わされてきた合言葉に答えるのは、やはり二人にしかわからない言葉。了承したという意味を持つ挨拶を告げると、ロビーを後にする]

おばちゃーん、ココアごちそうさまでしたー。

[マグカップを返却口に返すのも忘れない*]

(166) 2012/01/28(Sat) 14時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

私が力(カオス)が欲しい。

世界を還る為の零(カオス)が。

未来の螺旋階段を走り抜ける者。
運命≪Lachisis≫の階は無情。
過去の螺旋階段に取り残した者。

世界を還る為の零(カオス)は。

私の前に未だ現れないのだ。

(167) 2012/01/28(Sat) 14時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

[コォッ
風が一際強く吹き荒び、砂嵐に仮面の姿が隠れ]

今夜の出会いは、続く未来のほんの序章に過ぎない。
また逢おう。

銀色の「武踏会」の招待状。
愉しみにしているよ。

[風が止み、再び視界が開かれた時。
ヴェラの姿は辺りのどこにも見つける事は適わない]

(168) 2012/01/28(Sat) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[返ってくるのは定型文のような挨拶。>>166
頷く事もせず、温くなってきたコーヒーを良平に遅れて一気に飲み干した。]

毎日ごくろーさまです
ごちそうさまー

[返却口に返した後、ざわつくロビーを軽く眺めた*]

(169) 2012/01/28(Sat) 14時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

―― 私は 総てを破壊(こわ)す力(カオス)を待っている**

(170) 2012/01/28(Sat) 14時頃

風来坊 ヴェラは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 14時頃


【人】 新妻 カトリーナ

― 砂漠の街マスア・ナ ―

 いえ、すみません。
 ありがとうございました。

[ 石畳の上に足をおろせば、じゃり、と硬い音が鳴る。
身に纏うローブの砂を丁寧に払い、ようやく深く被ったフードを降ろせば、浮かんだ汗は既に乾き、べたついた肌に冷たい夜風が触れた。

 あちこちから、聞こえる街のざわめきに、疲れていた気分も晴れたのだろうか、大きく一度背伸びし当たりを見渡した。]

(171) 2012/01/28(Sat) 14時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

 むちむちボイン、ですか…。

[ 男の胸から聞こえる声に、少し呆れた様に笑いつつも、雑踏の中へと身を躍らせてゆく。
 まだ、人の通りは多い。
 背の高い彼女の連れははぐれてしまう事があってもすぐに見つけることが出来るため、其処まではぐれることに注意を払うでもなく、賑やかな街を楽しむ様に歩みを進めてゆく。]

 『 ―――…、 』

[ 強く吹いた風 >>168 に、背中にピシリと僅かな痺れがはしる。]

(172) 2012/01/28(Sat) 14時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

 どうしたの?

[ 人ごみの中。
 問う声は自然と小声となる。]

 『 風にのって、何か変な気配が、ね―――… 』

[ 話す口調はいつもと変わらない。
 けれど、その声音は僅かに沈んでいる様な印象を受ける。]

 変な…?

[ 足を止めずに、周囲へ向けて注意深く目を配らせる。
 鳥の紋が反応したのは、風を操る彼女だからの事であろうか。**]

(173) 2012/01/28(Sat) 14時半頃

新妻 カトリーナは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 14時半頃


【人】 研修生 キリシマ

― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』(活動の一例)―

[暁堕天使公爵の化身である良平―リョウ―は、人々を恐怖に陥れる行動の一環として、日々、悪事を起こしている。主に、人々のいない時間帯にしかその力を発揮できないが…]

ハッ…………!

[白いロングコートを身に纏い、口元まで覆った長い緑のマフラーを翻し…人々の憩いの場である聖苑の、希望の灯を消し去ったり、清められた場所を穢したり。相方であり、旧友であるコウと極秘の活動を続けている。]


[彼らが深夜に公園に訪れた翌日は、街灯の電球が外されて地面に置いてあったり、ゴミ箱がひっくり返ったりしているのだった。**]

(174) 2012/01/28(Sat) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― イェル=ゥラ自治区 / クリダート学園(活動の一例)―

[黄昏死神公爵の化身である光一―コウ―は、人々を恐怖に陥れる行動の一環として、日々、悪事を起こしている。人々の居ない時間帯とはすなわち、黄昏から暁の時間帯。他の時間帯に力を発揮できない故にか、この時間帯は力がみなぎるようだった。]

フッ…………!

[黒いマントで身体を覆い、普段よりも長く煌く流れるような銀髪を靡かせ、人々が毎日通っている大事な場所である学園の、希望の花が育つのを阻害したり、設置されし安息を奪い去ったり。 相方であり、旧友であるリョウと極秘の活動を続けている。]


[彼らが深夜に学校に訪れた翌日は、花壇の石がなくなっていたり、置き傘が隠されたりしているのだった。**]

(175) 2012/01/28(Sat) 15時頃

研修生 キリシマは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 15時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 15時頃


【人】 歌い手 コリーン

― クラブ『Naughty Angel』―

[生演奏のピアノの音の上に、客とそれをもてなすキャストの声が乗って
店の中の空気を震わせている。

時にはHUGされ、時には腰を抱かれ、時にはキスをスルーして。
短い間隔であちこちから声がかかり、その度に黒いドレスがひらと舞う。]

超うっざ。なんなの、あのオッサン…マジSKY。
今度からアタシつけないでホシイんですけど。

[裏で一息つきながら、文句を言うが…。]

えぇ?もっと明るい色?
いやよ。なんでアタシまでキャピキャピしなきゃいけないの。
キャストが天使の設定だからって、
黒着ちゃいけない理由にならないないでしょ。

[通りかかった支配人にドレスの色を指摘されてふい、と顔を背ける。]

(176) 2012/01/28(Sat) 15時半頃

【人】 歌い手 コリーン

なんかー、やる気なくなっちゃった。
帰ろっかなぁー

[顔をしかめた支配人に向かって、にこっとしてウインク。
ふわりとした何かが彼を包んだかと思えば、笑顔で帰る事を了承してくれた。]

ふふっ、ア・リ・ガ・ト。
だから支配人さん、だぁーいすきっ。

[ぎゅっと抱きついて、見えないところでべー、と舌を出す。
支配人への魔法が解ける前に常連客へ挨拶をして周り、
昼なのか夜なのか、時の流れが止まったような街の中へと飛び出した。]

(177) 2012/01/28(Sat) 15時半頃

【人】 歌い手 コリーン

―『ネオ・イルーナ』の街角―

このまま帰っても…退屈。

[グラデーションで光る舗装をピンヒールで蹴った。
カツン、と硬い音。

空を、見上げた。
あふれるネオンで太陽も月も―見えはしない。
いつもどおりの、安っぽい空。

ふと、街角のスクリーンに砂嵐画が走り、映像が切り替わった。
なんだろう、と見れば黒い仮面>>49が目に入った。]

―――――?
―――――――――。

[周囲から動揺の声が上がるけれど、
鮮やかな唇から落ちる音はなく、うんざりしたような顔だけ。]

(178) 2012/01/28(Sat) 15時半頃

【人】 歌い手 コリーン

世界とかショージキ、キョーミないし。

[スクリーンを見上げている人々に背を向けてその場を後にしようとして…。]

――、え……あれっ?

[一瞬、何かが迫ってくるような感じがして、足下を見下ろした。
ぞわっとした感覚はそのまま残っている。
無意識に瞳の色がが深夜のそれからもっともっと澄んだ空へ変わる。]

―――なんか、くる?………とか。
やだ、超アリエなくない?

[はいはい、気のせい気のせい。
と…いうことにして、やっぱりその場を立ち去ろうとしたけれど。]

――、……っ、―。

[瞳の色が深夜の色に戻っても、さっきの予感が気になって
そこに立ち止まって足下を…地面を、見ている。**]

(179) 2012/01/28(Sat) 15時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

―王兎山への道―

………人と会いたくないときに限ってどうしてこうなるか。
変な集団に気に入られ、何故か客人扱いされていたのを
必死に逃げてきたというのに。あんまり人気者で滅入る。

[気がつけば背後に人の気配。どうも「追手」のような人らだ。
5人いる。趙飛雲と桃乐茜を追ってここまで来たようだ。]

それ以上俺に近づくな。それを越えると何が起きてもアンタらの責任だ。
―………そのまま回れ右してさっさと失せろ。

[そう言って女性と背中合わせになる。]

(180) 2012/01/28(Sat) 16時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 16時頃


【人】 流浪者 ペラジー

>>165>>167>>168>>170
今度は無視!?

[自分を他所に相方と話を進める女に、顔を赤くして一度地団駄を踏む。
乾いた砂がバフ、と舞い上がるが、吹き続ける風がそれらをすぐにさらって行った。
これ以上は口を挟むのも癪だと、少女はその後、彼女が消え去るまでずっと腕組をし、仏頂面で苛立たしげに片足のつま先をパタパタとさせていた。
一際強い風が吹き、砂埃が舞い上がる。
それがおさまると、仮面の姿はもはやどこにもなかった]

(181) 2012/01/28(Sat) 16時頃

【人】 流浪者 ペラジー

…ふん。
なぁにが、「次に逢う時、力の祝杯を交そうじゃあないか」、よ!
気取った言いかたしちゃってさ!
要するに、次は力づくだから覚悟しとけよって話でしょ!?
上等じゃないの、そっちがその気なら受けて立ってやるわよ。

[仮面の口調を真似つつ、不機嫌を隠そうともしない。
到着した砂上特急《スクレイパー》に捕縛した獲物を乱暴に、蹴りこむように乗せて行く。
そして、それとは対照的に、壊れぬよう、丁寧に、アジトから運び出した宝物の一部をこっそりと荷台に載せた。
…ちなみに、持ち主に返還するためではない。
少女は相方に見つからぬようこっそり積み込んだつもりではあるが、そこは付き合いの長い彼のことだ、とっくに気づいているかもしれない]

(182) 2012/01/28(Sat) 16時頃

【人】 流浪者 ペラジー

…まったく…。
『銀色の「武踏会」の招待状』?
『世界を還る為の零(カオス)』?
…なんなのよ、ホント…。

[そう呟いたきり、少女は町の中心部に戻るまでずっと不機嫌だった**]

(183) 2012/01/28(Sat) 16時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

ー玉兎山への山道ー

………客人。宜しいじゃございませんか。
客人がいる事を憂うなんて、贅沢な悩みです事。

[気がつけば背後に人の気配。どうも「追手」のようで。
5人いる。趙飛雲と桃茜を追ってここまで来たようだ。]

あら、お兄さん達。凶兆が見えますわ。
近づく度に大きな凶兆が。
これ以上、運を消費するのは、得策じゃなくて?

[そう言って飛雲と背中合わせになる。]

(184) 2012/01/28(Sat) 16時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[背中合わせになって、追手5人の様子を見やる。
無論、その言葉に従って立ち去るならここまで追っては来ない。
やれやれ、といったように首を振って。]

阿姨……どうせまた「俺は勝てない」がやってみるか。
俺は平穏に過ごしていたいのになぁ。

………やれやれ。

(185) 2012/01/28(Sat) 16時半頃

ヒューは、テリー、ドリーを近くに呼び寄せた。

2012/01/28(Sat) 16時半頃


【人】 洗濯婦 ドロシー

あら勝負事は『勝てない』って自分で決めたら勝てませんわよ?

[桃茜は身構える。]

(186) 2012/01/28(Sat) 16時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

………放馬過來(かかってこい)。

[そうしてやる気になった瞬間―]

(187) 2012/01/28(Sat) 16時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―王立大学 ブラウン研究室―

[謎の呼《コエ》が最後に言っていたのが気にかかる。
 それが、カリュクスが予想した通りの意味で、
 正規に観測された運命ならば大変な事になる――

 曲がりなりにも王国の最高学府、観測設備は揃う。
 だが準備にも期間は掛かるし、何より学術目的でなく
 私的な興味本位で貴重な設備の許可を取るには――]

 ――んあぁ、やめやめ!
 あんな奇妙な声の何を真に受けてるんだ、僕は……

 でも、何だか懐かしいような、……いや、気のせいだ。

[ぶんぶんと頭を振って、それらを思考から遠ざける。
 こんな日は帰って寝るに限る、そうに決まっている。
 バッグを肩に掛けると、足早に研究室を後にした]

(188) 2012/01/28(Sat) 17時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

………放馬過來(かかってきなさい)。

[そうしてやる気になった瞬間―]

(189) 2012/01/28(Sat) 17時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[桃茜は瞬座に懐からカードを取り出すと五枚カードを地面に捨てる。
指し示すカードは三施ニ(FullHouse)。]

……上出来ね。

(190) 2012/01/28(Sat) 17時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[強運《オール》と………]

(191) 2012/01/28(Sat) 17時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[飛雲はカードの残りから五枚カードを地面に捨てる。
三回やって三回ともブタ。]

……やっぱりな。

(192) 2012/01/28(Sat) 17時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[………凶運《ナッシング》で]

(193) 2012/01/28(Sat) 17時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[[無限大《インフィニティ》!!!!!]]

(194) 2012/01/28(Sat) 17時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[[無限大《インフィニティ》!!!]]

(195) 2012/01/28(Sat) 17時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―王立大学 中庭―

[帰宅しようと足早に通り過ぎようとした、その場所。
 ちょっと学生達がざわついているその先のベンチに、
 巨大な鎌と、ゆったりベンチに腰掛けるスーツ姿]

 ……なんだ、あれ

[周りの学生達は、一様に大鎌男から充分な距離を取って、
 チラ見したり、通り過ぎたりしている。
 うっかりしていた。
 気付いた時には、カリュクスの足は、ごまかしようもなく
 ぽっかり開いた無人のエアポケットに踏み込んでいる]

(196) 2012/01/28(Sat) 17時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

ミシ………ミシミシミシミシミシミシ…

[そのとき、何かが軋むような音が辺りに響き始める。]

バッタァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!

[何本もの松の木が追手5人の上に次々と倒れこんでくる。
これは単なる事故―……面喰って逃げることもできない。
哀れ、5人の男たちは松の木の下敷きになってしまう。
折れたところを見ると、虫に喰われたかで腐食している。
これは偶然であった。偶然今が倒れるときだったのだろう。]

(197) 2012/01/28(Sat) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

阿姨、だから言ったではないか。「俺は勝てない」って。
いつもだ。いつもこうだから、もう何も思わない。

―……俺の勝負はそもそも成立しない。

いつも何らかの横槍が入って。俺は「勝ったことがない」。

[やれやれ、といった風に下敷きになった追手たちを見る。
テリーとドリーに命じて彼らを引っ張り出させる。
そして、気絶したままそこに捨て置くことになるだろうか。]

阿姨にとっては幸運なことなのだろうけど。
これでも俺は拳法家なんでな。自分の腕を試したいのに。
ああ、憂鬱だ。また俺は「勝てなかった」。

[ゆるゆる、と首を振って]

(198) 2012/01/28(Sat) 17時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[ウルヴェレアの刻が迫る。>>4

[アルメヴィアが迫る。>>5

[それに呼応するかのように、役者たちは徐々に集い始めていた。]

[されど既に、宣告の鐘は鳴り響いている。>>30

[隕石《ニガヨモギ》はやがてこの世界に墜ちるだろう。>>71

(199) 2012/01/28(Sat) 17時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
[世界の命運は、変わらない。>>15
 

(200) 2012/01/28(Sat) 17時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[されど――]

[もしも、既に観測されたその運命に抗う者がいるとするなら。]

[その者こそ、真なる『勇者』なのだろう。]

[世界は今、新たな勇者を望んでいる。]

(201) 2012/01/28(Sat) 17時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[かつての勇者は今なお封印の中にあり何かを思う事は無い。]

[故にこれは、誰からも語られず、存在もしなかった注釈。]

["誰にも聞かれるはずの無い話"――この言葉で締め括ろう。]

(202) 2012/01/28(Sat) 17時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ


[ 『 ダークブレイズ・エリク・シエール 』 >>164 ]
 

(203) 2012/01/28(Sat) 17時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 17時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

俺の気は   決して         晴れない。



行こう、阿姨。あの盗人連中め、俺たちを客人扱いして。
ああ、何の誤解か今頃俺たちは賞金首にでもなっているか。
折角逃げて自分の国までやってきたというのに。滅入る。

[ため息をついて、さらに山道を上っていく。]

(204) 2012/01/28(Sat) 17時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―

[イェル=ゥラ自治区。
 この世界の中でも、確実に平和と言える土地だろう。
 原因不明の事故や災害が多い紅京や、窃盗団が跋扈する
 砂漠の街マスア・ナなどとは比較すべくも無い。
 比肩するとすれば海の街ドゥ・シアーラか。

 志ある学生が学べるだけの環境も整っており、少し外れに足を運べば
 眠らない街『ネオ=イルーナ』で遊びに興じる事もできる。
 信心深い者などは、「勇者様の加護のおかげ」とさえ言う。
 揺れるたわわな果実>>47にまで及んでいるかは定かではないが。

 中でも、この聖苑は人々の憩いの場として機能していた。
 地元の老人が、外された電球や倒されたゴミ箱を直している。
 不届き者の悪戯に怒りはしているが、鬼気迫るという程の
 ものでもない。]

(205) 2012/01/28(Sat) 18時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[そんな平穏な公園が、星命流動《ティケイ・ストーム》>>27の要所で
 ある事を識る者は、果たしてどれほど居るのだろう。]

[星を潤す星命力《テュケイリア》>>26を享け、他へと分かつ地点。
 それが、この『英雄の聖苑』だった。]

(206) 2012/01/28(Sat) 18時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

――砂漠の街マスア・ナ――

[喚く龍を抑えても、背中に大剣を負った男とそれに付き従う女の姿は目を引くようだ。
 少し遠巻きに見るような街人は、宿も仕事も望めなさそうか。
 そうする内、大分街の中ほどまで来たようで。
 同じくフード姿で砂漠の民らしき少年少女に、一歩近づく。]

おい。
あまり夜に出歩くものじゃない。

[単純に危険だろうというのがひとつ。
 あわよくば護衛でも、と一瞬よぎらない事もなかったのは、徐々に胸元の平面龍の思考が伝染ったせいか。
 声をかけた相手が、護衛よりむしろ同業のほうに近いなどと思い至らなかったのは、恐らく失態だった。]

(207) 2012/01/28(Sat) 21時半頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

[気を失っていた一羽の黒翼の天使が目覚める。
ゆらりと身を起こし、天を仰ぐ。

  キ―――…ィイン

其の福音《ユーアンゲリオン》(※)は、此れから起こる”運命”に深くかかわる者に普く降り注ぐ]


『審判の日は来たり

 円環を守る殻は破られ、人々は真なる宙《そら》を視るだろう…

 ―――…己が犯した罪と共に!』

[かくり
何かから解放されるように脱力する。
哀しむように、冷たい床に手をつき、頭を垂れた。
―――…運命は、書換えられない。

(※福音は単なるよい知らせではなく、神の祝福の音信(知らせ)を意味し、英語ではGoapel(ゴスペル)、God-spell、つまりGod-story「神の救いの物語」とでも訳せることばである。)]

(208) 2012/01/28(Sat) 21時半頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

[冷たい床の向こう―――地のはるか底、外界を想う。]

(…来てしまった)

[>>69 飛来する灼熱の火球が、彼女にははっきりと視える。]

(とうとう…この日が)

[永遠に来なければよいと思い始めたのは何時からか。
星《ニガヨモギ》が落ちたのならば、それは…

脚を繋ぐ黒く太い鎖に、そっと触れる。

それは、禍を告げる鬨の声―――…]

(209) 2012/01/28(Sat) 21時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

―東方/玉兎山の頂―

やっと着いた。阿姨、少し休もう。

[松葉杖をつきながら、玉兎山の頂までやってきた。
「玉兎」とは東方の伝承によれば所謂月の兎のことである。
この世界の形状により、山からはひどく広い範囲が見下ろせる。]

……はぁ、ったく。一体何だって言うんだ。
誰も彼も何故俺に関わろうとするんだ。
何時から俺はこんな人気者になったんだ?滅入るぞ、まったく。

[降り注いできた福音《ユーアンゲリオン》に顔をしかめて、
懐から煙草と燐寸を取り出し、火をつけた。
白煙がたなびく。包帯の下には黄色の東方服と大極図。]

(210) 2012/01/28(Sat) 22時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

俺を見放したのはアンタら《ツキ》じゃないか。
生まれてから今まで―……下ばかり向いて来たんだ。
宙《そら》の見方なんて知らないね。

[ひどく面白くなさそうに、煙草を吸う。
その目はすべてを諦めて、達観の頂に至ったかのよう。
切り株の上に煙草を擦りつけて、その火を消す。]

それに―……だ。俺は俺のことで忙しいんだよ。
上からドヤ顔で物言われるのも気に入らない。

対不起(すまない)、他をあたってくれや。
今の俺には宙《そら》なんざ見てる余裕はない。

[そう言って、もう一本煙草を取り出し咥える。]

(211) 2012/01/28(Sat) 22時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

―……………失せろ。

そして二度と俺に話しかけるな……浑蛋(バカヤロウ)。

[煙草に火をつけた。]

(212) 2012/01/28(Sat) 22時頃

ヒューは、苛立った様子で煙草を吸い続けている。

2012/01/28(Sat) 22時頃


ヒューは、テリー、ドリーを近くに呼び寄せた。

2012/01/28(Sat) 22時頃


村の設定が変更されました。


【人】 村娘 ラディスラヴァ

[彼女は知らない。
その声>>211>>212がどこから聞こえるのか、どうして聞こえるのか。
凡そ人生だとか世間だとか世界というもの全般に疎い彼女は、彼の語る内容も暴言もほとんど理解できない。
ただその類稀なる凶運を感じ取って]

『あなた、 …ああ

         …わたしと、おんなじね』

[こんな宿命を背負って造られた自分は、多分ツイてなかったのだと。
自我と感情を得てから、そう自分に言い聞かせるしかなかった終末の為だけに封じられ続ける天使は思っていたから。

相手に不快に思われるかもしれないなどと、彼女には察するようなコミュニケーション能力はないから、ぽつりとつぶやいた。]

(213) 2012/01/28(Sat) 22時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>207
んー…?

[学校の教師が、夜町で見かけた生徒にかけるかのような言葉に、少女はあからさまに不機嫌な音を漏らす]

…ふん。
大きなお世話。
子どもじゃあるまいし。
それともなに? この私が学生にでも見える? 子供に見えるって言いたいわけ?
ねぇ、オニイサン?

[間違いなく八つ当たりであろう怒気を含んだ言葉をはき、詰め寄る。
既に換金は終えていたのか、捕縛した窃盗団の姿はなく、彼女の身長や言動だけをみれば、子供扱いされても致し方ないだろう。
しかし、詰め寄った彼女の背に負われた…恐らく、彼自身にも馴染みのあるであろう得物を見れば、その印象もすこしは変わるだろうか?
よくよくみれば、少女はそれに加えて腰に二本の短剣、赤い外套の青年はレイピアを帯びていることがわかるだろう]

(214) 2012/01/28(Sat) 22時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

アンタに何がわかっ………

[苛立った様子で、立ち上がる。
握り潰した煙草が掌の中で煙をあげている。
主の様子を察知して、白犬と黒犬が唸る。]

………いや、やめたやめた。これは白昼夢だ。
幻聴に真剣に答えても無駄だ。馬鹿らしい。
どうせ俺はこんなもんだ。望まぬことばかり起こる。


俺の気は    決して      晴れない。

[テリーとドリーを留めて、切り株に腰かける。
苛立ちを抑えるようにまた煙草に火をつけた。
先ほどから何本吸っているのだろう。吸殻は山を為す。]

(215) 2012/01/28(Sat) 22時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 22時半頃


村娘 ラディスラヴァは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 22時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―

[氷中の英雄が福音《ユーアンゲリオン》>>208に応える事はない。]

[ただ、その時――]

(216) 2012/01/28(Sat) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ――― … ピシ ッ !

[これまで決して溶けも疵付きもしなかった氷塊に、
 一筋の線が入った。]

[それだけだ。]

[既に平穏な風景と溶け込んでしまっている『勇者』の異変に、
 辺りを歩く一般人たちが気付く事もない。]

[今は、まだ――]

(217) 2012/01/28(Sat) 22時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

子供には変わりなかろう。
が、危険というのは訂正する。

[詰め寄られて、すいと視線を更に下げる。
 ほぼ真下見下ろすようになれば、背に負う剣も見えるだろう。
 やはり見た目そのものは子供に思えたが、剣帯びる者は道楽でなければ相応の訳がある、というのが持論だった。
 ――過去の己のように。]

良い剣だ。
しかし、悪い出会いだ。

[八つ当たりのような少女の言葉に気押されて、少し弱ったように口開く。
 同業では宿と仕事の恩恵には預れそうにない。]

(218) 2012/01/28(Sat) 23時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

『あなたになにがわかる?』

[途中で途切れた言葉をなぞるように。
それは問いと言うよりは、言語コミュニケーションの未熟な幼子がするような鸚鵡返し。]

『あなたになにが、わかる』

[もう一度。
意味をかみ砕く様に]

『わたしに、なにがわかる?
 わたしは、だれのこともわからない
 わたしのこと(存在)は、だれもしらない』

[凡そ他者と呼べる全てを彼と共に失い、己の存在すらあやふやになった少女は、ただそう呟く。
自己の存在とは自分以外の存在があって初めて認識されるものである。

独り言のつもりで呟いて、こくりと頷いて、冷たい床を撫でた。]

(219) 2012/01/28(Sat) 23時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[不味ったな、と息つきかけた、その寸前のこと。]

(……おい、旦那ァ)

[人の手前、口開くのを避けるように、もごもごと龍が囁く。
 中空、天よりあまねく降る気配《福音》を察知したのはこちらも同じ。もしくは、ここにいる皆か。
 ほんの刹那、視界を宙《そら》へ向ける。]

――……。

[何を言うでもない。何を思うでもない。
 ただ、来たるは受けるのみ。]

(220) 2012/01/28(Sat) 23時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

[>>217 己の躰《うつわ》を通して放たれた神の福音《ユーアンゲリオン》は、かつての英雄の目覚めをも乞う。

それは神の意志か。
それとも

…を望む、―――…の、願いか]

(221) 2012/01/28(Sat) 23時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

………この幻聴頭がおかしいんじゃないか。

[何故か聞こえる声を振り払うように。
白煙を吐き出しながら、眼下に広がる円環の世界を見遣る。]

あの盗人たち、今頃酷い目にあっているだろうな。
俺と関わったんだから当たり前か。
やれやれ、どうせ俺の首にも賞金かかってるんだろ。
また会いたくもない奴が訪ねてくるのだろうな。

ああ、滅入る滅入る。俺はただ平穏に生きたいだけなのに。

[彼の視線は宙《そら》ではなく下を向いている。
上なんか見る気にはなれないようだ。]

(222) 2012/01/28(Sat) 23時頃

ヒューは、戯れにサイコロを振っている。何度やっても一二三しか出ない。

2012/01/28(Sat) 23時頃


【人】 流浪者 ペラジー

まったくホント今夜は…!

[善意の男性の声に相変わらず噛みついている少女。
彼女は名をペラジー=ミュートロギアといい、普段は赤い外套の青年、ヤニクと二人でバウンティハンターをしながら各地を旅している。
今までに高額な賞金首を多く捕まえてきた彼女たちは、一部では名も知られているようだが、ペラジーにとっては、大抵の場合、そう難しい仕事ではなかった。
というのも、彼女はただの人間ではないのだ。
彼女、ひいては彼女の相棒も、「幻想ノ刃」…パンタシアと呼ばれる稀少種族で、その身体能力は人間に比べて高く、かつ、彼らは己の身を武器へと変じさせることができ、その威力は強大。
そんな彼女らが二人で行動しているとなれば、大抵はなんとかなってしまうのだ。

正義感はあるものの、まっすぐな正義には否定的な彼女にとって、バウンティハンターはまさに天職なのだ。
そして、ご覧の通りその能力を持つにはまだ幼さの拭いきれない、自分に正直な言動…それを隠そうともしない性格。
これが彼女、ペラジー=ミュートロギアという人物だった]

(223) 2012/01/28(Sat) 23時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 23時頃


【人】 粉ひき ケヴィン

[宙《そら》向きの視線を、少女の声で下に戻す。]

すまない。
一晩宿でも、と思っていたところでな。
荒仕事しか持たない性分で、他に無く。

[苛立つような様子に、繕う言葉。
 この朴念人にしては随分よく口を回したほうだ。恐らく隣にいる女はそれをよく知っている。
 説明役を普段みな任せているようなものなのに今日に限ってよく話すのは、同じ剣帯びる者に対してのささやかな仲間意識があったかもしれぬ。
 目的を口にしたのは、一縷の望みかけて。]

(224) 2012/01/28(Sat) 23時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

……あら、大変。

[松の木が倒れて下敷きになった男たちには大げさに驚いた様子で。]

だから、言ったのに。凶兆が来てるって。

(225) 2012/01/28(Sat) 23時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 23時半頃


風来坊 ヴェラは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 23時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[未だ眠るその身にまで福音《ユーアンゲリオン》が放たれる>>221のは、
 ――決して偶然ではないのだろう。]

[黙示録《アポカリュプス》の使徒《人形》が運命の日の為に
 在る存在>>33であるのだとすれば、]

[『勇者』とは、かつてとある者-ヒト-が、運命に抗うべく造り上げた
 ――そのための、拙い機構-System-なのだから。]

(226) 2012/01/28(Sat) 23時半頃

【人】 研修生 キリシマ

― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―

[人気のない、夜の時間――黄昏から暁は、自分達の時間。
時折、自分たち以上に素行の悪い連中がたむろしている場合もあるが、その夜は静まり返った良い夜だった。活動には最も適していたと言えよう。

力を篭めて回せば横に回転する、まるで自転する惑星を表したかのような球体…普段は子どもらの遊具とされている物の頂上に、足を揃えてリョウは立つ]

……パイナップルの花言葉を知っているかい?
僕が誕生した日でもある12月20日の誕生花……
そう、「完全無欠」さ……この僕のようにね。
つまり僕はこの花の運命の元に生まれた………

[何度も繰り返し、鍛錬を続けてきた名乗りを語っている途中、何かが聞こえた気がして不意にやめる。>>208

(227) 2012/01/28(Sat) 23時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 23時半頃


【人】 洗濯婦 ドロシー

オホホ。確かにアナタに取っては不幸な事かもしれないけど。

[下敷きになった男たちには一瞥するだけで。]

運も、実力のうちというじゃない?
勝てばいいのよ、勝てば。オホホホホホ。

[桃茜は高らかに笑う。]

(228) 2012/01/28(Sat) 23時半頃

【人】 研修生 キリシマ

……こうちゃん、今何か聞こえなかった?

[つい素になって、傍らの幼なじみへと問いかける。
どうやら、幼なじみにも聞こえたようだが]

幽霊とかじゃないよね、まさかね。

[ヒュオオ…と冷たい風が緑のマフラーを靡かせていく]

………今夜は帰ろうか。
一日一邪悪をする為には、身体も大事にしなくてはならないよ。
僕らの仮初の器はとても脆い。
病魔<インフルエンザ>にでもやられたら事が事だ。

[腕を組みながら、地上を堂々と見下ろす様はまさに悪の徒。
しかし今夜は引き下がるが吉だと判断する。
旧友の同意を得られば、誤って落下せぬよう、注意しながら球体から降りていった。]

(229) 2012/01/28(Sat) 23時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

あら、お待ちになって!

[桃茜は大慌てで山の頂上に向かう飛雲を追いかける。]

(230) 2012/01/28(Sat) 23時半頃

【人】 研修生 キリシマ

……あれ?
こうちゃん、何か、変な感じしない?

[それは、帰路につこうとして氷塊の前を通った時に感じた、小さな違和感。一筋の皹は、難易度の高い間違い探しのよう。氷塊の前で首を傾げる>>217

気のせい……かな?

………… …………。

まさか、奴らがもう動き出しているというのか……?

[違和感の正体がわからないまま、呟いた]

(231) 2012/01/28(Sat) 23時半頃

研修生 キリシマは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 23時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ――― … ピシ ッ !  ピキリ… ピシシッ !!

(232) 2012/01/28(Sat) 23時半頃

研修生 キリシマは、メモを貼った。

2012/01/28(Sat) 23時半頃


【人】 新妻 カトリーナ

…!

[風から感じた気配を追う様に、配られていた視線は、聞こえた声に宙《そら》へと向けられた。
しかし、その言葉の意味を直ぐには理解する事は出来ずに。

身をよぎる悪寒に身体を震わせた。
悪い予感がする。



そう、確か、あの日も…]

(233) 2012/01/28(Sat) 23時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―

[良平と光一が氷塊の前に差し掛かった>>231、その時だ。]

[二つ目と三つ目。氷塊に皹が入る。]

[必然である――彼らもまた、此れから起こる”運命”に
 深くかかわる者なのだから。]

(234) 2012/01/29(Sun) 00時頃

【人】 研修生 キリシマ

ちょ……っ………!?

[広がる、破壊の音。>>232

わあっ、さすがにコレ壊したら犯罪に問われるっ……!

[自分たちが壊しているわけではないが、これまで積み上げてきたささやかな悪事の数々に多少の後ろめたさを感じている為に、責任追及を恐れた発言となる。

しかし、止めるすべはなく]

(235) 2012/01/29(Sun) 00時頃

鳥使い フィリップがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(鳥使い フィリップは村を出ました)


【人】 新妻 カトリーナ

[広がる、赤。
灼熱の風。
目の前に広がる景色が、明るく鮮やかな金の髪を掬う風が、急に姿を変えた様に、女には感じられ。

並び立つ男が、フードをかぶる少年、少女へと声をかける様へも、注意を向ける事がうまく出来ずにいた。]

(236) 2012/01/29(Sun) 00時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

― イェル=ゥラへの道程 ―

私とした事が。
今日というこの日が『予定日』である事を忘れていた。

[仮面の奥から苦笑が漏れたのは、奇しくも氷塊に罅が響いた時>>232]

やれやれ。
これ程早く事が運ばれるなぞ、私は知らん。

これは逸早く奴の表情を拝みに行かなければ。
風が追い付いて来るぞ。

[砂塵の吹き荒れる砂漠から。
仮面の姿はそして、また瞬間を境に消え失せた]

(237) 2012/01/29(Sun) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

――― ……、

[しん、と再び訪れる静寂。罅割れが止まったのだ。]

[氷の欠片が、いくつか二人の足元に落ちている。]

(238) 2012/01/29(Sun) 00時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

はぁ、はぁ……それにしてもこの坂随分と急よね……

[息を切らしながら山頂まで歩いていく桃茜。]

(239) 2012/01/29(Sun) 00時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 00時頃


【人】 洗濯婦 ドロシー

あっ、いたいた。
そんな所で何してら……

[山頂の様子が只ならぬ事に気づく桃茜。]

(240) 2012/01/29(Sun) 00時頃

【人】 新妻 カトリーナ

[少女が男に噛み付く声 >>223 に、彼女の意識は、清明なものへと返された。
会話に耳を傾けてみれば、好ましい雰囲気とは言い難い状況にある事はすぐに知れた。

謝罪の意と、宿をという言葉 >>224 に続いて、頭を下げた、が。
幻覚を見た所為か、身体が僅かに揺れた。]

(241) 2012/01/29(Sun) 00時頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 00時頃


【人】 歌い手 コリーン

― イェル=ゥラ自治区内 ―

[帰る前に、遠回りすることにした。
たまに、ぼーっとしたくて訪れるいつもの公園へ行こうと。
"ソレ">>208が降って来たのは、その最中のだった。]

――――っ、……ぇっ?

[審判の日は来たり―。
世界の崩壊を示唆するような言葉だった。]

――っ、からさ……。

誰だか知らないけど…。
そーゆーのはさ、アタシよりも…パパに言ってくんない?

[人を疑うことを知らず、自分を犠牲にすることも省みない、
まるで天使のような――いや、天使そのもののあの人に。]

(242) 2012/01/29(Sun) 00時頃

【人】 研修生 キリシマ

………………

[恐る恐る顔を上げると、まるで夢のような光景。
これまで《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》が封じられている氷塊に、傷がついたとかひび割れたとか、まして砕けたという話は耳にしたすらない。

にも関わらず、足元に氷の欠片が散らばっているのだ>>238

えっ……ええ〜〜〜〜〜。

[脳内設定が頭から飛んでしまう程度の焦り]

(243) 2012/01/29(Sun) 00時頃

鳥使い フィリップが参加しました。


【人】 鳥使い フィリップ

―王立大学 中庭―
[電子端末《デジ・プール》を支える反対の手で煙草を取り出す。
火をつけてから、また端末を覗き込んだ。]

明日の天気はー……。
うーん、星の落下に注意…なんじゃそりゃ…。

[注目されていることには気付いてない。
そして、ここが禁煙であることにも気付いていない。]

(244) 2012/01/29(Sun) 00時頃

【人】 歌い手 コリーン

[だってこんな世界、どうなろうと…関係ないし。
指に銀を巻き付けて毛先を弄りながらため息をついた。]

あ、ここでいい。

[シートのボタンを押して、降りることを告げる。
長い爪を器用に反らせて料金を払って、降りたのは―
《セイクリッド・レティーシャ》の眠る、 『英雄の聖苑』。

静まり返っているそこに、カツンとヒールの音が小さく響いた。]

(245) 2012/01/29(Sun) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―王立大学 中庭―

 変質者か。

[即断>>244

[砂漠地方や東国ではない。ここは、王都。
 良好な治安の恩恵は隣のイェル=ゥラ自治区にも及ぶ。
 その王都に坐す最高学府に物々しい凶器を抱えて来る奴が
 変質者じゃなければ何なのか、という]

 ……ッチ。

[一般の学生は周囲を取り巻いたり行きすぎるだけで、
 大鎌黒服の男に何かしようという気配は見せない。
 今日は厄日。携帯端末を取り出し指を滑らせる。

 ――勿論、変質者を通報するつもりで]

(246) 2012/01/29(Sun) 00時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 00時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

―― バキン ッ!!

[もう一つ皹。
 それは、ヒールが聖苑に踏み入った>>245のと同時。
 氷塊に異変が生じた事はもはや誰の目にも明らかだろう。]

(247) 2012/01/29(Sun) 00時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 00時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[しかし、発信ボタンに触れる指を留めたのは、
 運命に集う者達へ降り注ぐ福音《ユーアンゲリオン》>>208だった]

 ……また!

[きょろきょろと辺りを見回すが呼《コエ》の主の姿はない。
 それも当然か、きっとこれは幻聴、
 自分の頭の中だけ勝手に聞こえる変な幻聴――
 疲れてるんだろうか、と他所事に考えようとする]

(248) 2012/01/29(Sun) 00時頃

【人】 風来坊 ヴェラ

― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―

[ヒールが聖苑に踏み入る>>245と同時に響く破砕音>>247
嘗ての勇者と湛えられる者-ヒト-を封じ込めた氷塊に、異変が膨れ上がる。

――コゥ…。

そこに破壊の訪れを告げる風の音。
運命に深く関わる者を新たに迎える様に
辺りで風が意味も無く強まる]

(249) 2012/01/29(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

―回想:イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』―

不思議な氷だよなあ……

[広場にある、誰もが見慣れた光景。
「そういうもの」だって誰もが思ってるようだけど、そいつを見上げる時俺は、いつも不思議な感覚になる。

それでも日常では何気なく通りすぎるそこに、今日は何かを……]



       ――――― バイトの時間!!


[感じることはなかった。

結局ぜえぜえ言いながらバイト先の書店に到着。
かろうじて間に合ったから、つまりセーフってわけだ。あっぶね。*]

(250) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

風来坊 ヴェラは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 00時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―王立大学 中庭―
[携帯灰皿に煙草を捨て、立ち上がる。
見えぬ月を、ほんの少し見た後――。
青い瞳は少年の姿を捉える。(>>246)]

あ、このストラップかわいいねぇー。
何、少年、迷子?

[そうして端末を取り上げようとしたとき。
頭に響いたのは、福音《ユーアンゲリオン》。]

……関係あんの親父だろうに。
ハンパモンには……あー、いいや、別に。
ところで少年。迷子なの?

[無視されかけた問いを重ねながら通報防止に携帯端末を取り上げた。]

(251) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 歌い手 コリーン

― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―

[いつもは静かな場所なのに、このときだけは胸騒ぎがしていた。
きっと変な放送を見たり、嫌な予感がしたり…変な声が降ってきたり、
妙なことが立て続けにあったせいだろうと思っていたのだけど。

かすかに耳に届いた、異音>>247に怪訝そうにしながらそちら…、
そう、《セイクリッド・レティーシャ》の眠る氷塊の方へ。]

(252) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 歌い手 コリーン

アンタたち、ナニしてんのよ。

[氷塊の欠片が散らばっていて、そこに男子2人。
状況は彼らのしでかしたように見えた。]

どーでもいいけど…
ちょーっとイタズラしすぎじゃない?

[しょーもないガキだわ、と腰に手を当てた時…
風が強くなって>>249ドレスの裾を手で押さえた]

(253) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

……。

[僅か。傾ぎかける身体(>>241)に手を伸ばす。
 支える程ではないのかもしれなくとも、反射に近い動きで。]

大事ないか。

[目の前の少年少女に不調気取られぬよう、声音を落として問うた。]

(254) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 00時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

>>218>>224
子供じゃない! 19よ19!

[ぅー、と唸りながら男に反論する。
が、得物をほめられればそう悪い気はせず、多少怒気が和らいだ。
瞬間、不意に聞こえる何かの『声』>>208
しかし、ペラジーはそれを気にはしない。
正確には、気にはかけるがそれを態度に出すことはなかった。
特殊な種族故か、時折ナニモノかの声をきくことがあり、今回もその類だろうと思ったからだ]

…まぁ、いいや。それで、その危ない夜道を、女性連れでオニイサンはどこ行こうとしてるのよ?

[『声』から眼を離し、ため息をついて皮肉っぽく問いかける。
聞けば、宿を探しているようだ]

ふぅん…そういうことなら…あてがないわけじゃないかな。
私たち、さっき一仕事してきたところでね。
食事して、今から馴染みの換金所《ギルド》に戻るとこなんだけど…その奥に客室借りてるから、言えばもうひと部屋くらい都合してくれると思うよ?

[有料だろうけど。そう付け加え、男と、連れであろう女性を見つめた]

(255) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

空が、泣いているわ―――

[桃乐茜が山頂から空を見上げると、つぶやく。]

はるか昔に、将星が墜ったときと同じ、あの空――

[桃乐茜は空を見上げながらうわ言のように声を上げる。]

(256) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

―………ふん、泣きたいのはこっちだよ。畜生め。

[「空が泣いている」―その言葉を聞いて忌々しそうに。
不貞腐れたようにまた煙草に火をつける。]

(257) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

重ね合せ猫のユニタリ変換 (村建て人)は、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 00時半頃


【人】 研修生 キリシマ



[一般人に見つかった場合の対処マニュアルを頭の中に広げる。>>253

……まず、緑のマフラーが鼻の上までかかっており、顔が半分ほど隠れている状態なのを確かめた。]

フッ……僕らは確かに、この世界に舞い降りた悪の華……
それは否定しない。だが、これは僕らの仕業じゃない。
決して。太陽と月に誓って違う……

[堂々と腕を組み、重そうな犯罪行為は否定する。
強くなった風に、マフラーがなびいた>>249

(258) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[女に間違われなかった。
 初対面だと十中八九蹴りをくらわせるのを堪えるのに。
 まあそれは、いい>>251

 迷子じゃない、あーっ!

[取り上げられた端末に、
 ブサカワで人気のカミジャーストラップが揺れる]

 か、返せよ……!

[跳ねる。が、身長差はいかんともしがたい。
 瞼の重い紅眼が、涙目で青い瞳を睨み上げた]

(259) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 00時半頃


【人】 風来坊 ヴェラ

――円環の世界は漸く荒狂い始めたか。 運命≪Lachisis≫

(260) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 歌い手 コリーン

ハァ?
わっけわッかんないし…

[意味不明なことを言う男子>>258を、思いっきり怪訝そうに見て、
面倒だから通報しようかと、携帯端末をバッグから取り出した]

(261) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―

[意味も無く強まる風>>249――否。
 意味なら、あった。]

[風と同時に今一度氷が割れ、強風と共に氷片が舞い散る。
 それらが誰かに当たれば、気付くだろう。]

[氷の破片が、まるで、焼けた石のように灼-アツ-いことに。]

(262) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―

[自分達の支配する時間帯になると、気分は高揚してしまう。
静かなる黄昏が横たわる聖地にて、存在を感じる事が出来るのは旧友と自分のみ。]

―― 良い夜だ、そうまるで この俺<黄昏>のように

[大地を象徴するような大きな四角の枠組みは、惑星を象った球体のすぐ傍にある。その上に佇む旧友は暁。黄昏から暁に向け高度は下がっており、緩やかな時間の流れを感じさせるだろう。]

大地に佇む姿は水上に佇む姿と同じもの
思い出せコウホネの花
「崇高」の言葉を持つ運命花の元にある8月6日
その日に生を受けたのも運命

――― 崇高の意味を知っているかい?
何にも比較できない偉大さの事さ。そして…

[マントを静かに広げるとその中が見えそうになる。けれど中を見ても広がるのは黄昏<クロ>のみなのだけれど。
名乗り練習の途中、リョウと同じく何かを感じ言葉は途切れた。>>208]

(263) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


聞こえた
お前じゃないのか

[思わず視線を向けていた相手から返る言葉に、眉を寄せる。>>229]

まさか
もっとも、―― 出てもおかしくはない場所だが

何、幽霊に会えるのなら死神としては本望さ…

[そう呟くと、ふわり――と、黒いマントの裾を翻し仮初の大地より、真実の大地へと降り立った。タンッ…。片手と方ひざを地に付き、闇のようなマントが広がる。運動神経は良いようだった。]

一日一邪悪のために今日は一旦休養に入る…というのに、
反対はしないがね

器になにかあっても転生をするだけだが、
今この器は心地良い…

[球体の上で腕を組むリョウを見上げそういうと、彼もまた降りてきた。]

(264) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[そうして、差し掛かったのは、氷塊の前――]

(265) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

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