47 Gambit on board
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≪ イスカは。
痛みもないし、血も出ない。 ≫
幾ら切り刻もうと、叩き潰そうと。
程なくすれば、元通りに換えられた。
生命の片鱗すら、そこには無かった。
やがて。無駄なことだと、止めた。
血も通っているであろう、ナユタが。
それ以上に、どんな証を望むのか。
理解の範囲の外だった。
[己が気がつけばこちら側にいる、からだろうか?
何故なのかが、わからない。
彼らはどれ程話した、というのだろうか?]
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[思索に耽るは、そう長い時間ではなかったか。 ガーランド師団長の容態を確認してゆくことも考えたが]
……この顔が覗いては、休めぬだろうな。
[席を立ち、戸口へと向かう。 もういちど駐屯所へと戻る所存で、師団館を後にした]
(293) 2011/03/27(Sun) 22時頃
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痛みも血も無い…。
[キリシマの体を思い出す。
近づけば壊してしまうと危惧した体を。
それがどういう感覚なのか、理解は出来ない。]
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―第5師団駐屯所― [場を離れた後から、2名ほど増えていたが。 その場に留まり話が続いていることに、まずは眉根を寄せた。場は駐屯所の敷地内であったか、情報管理の視点からいえば話し合いは会議室が望ましい]
円卓よりも話は弾んでいるようであるが。
[常のように規則正しい足音が近づけば、 その視線の先は、やはりグレイシアを捕らえた]
(297) 2011/03/27(Sun) 22時半頃
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[完全に和平に反対する敵国がグレイシア
己は、さしずめ、
とりなすことも考える敵国の友好国か。]
[けれど、潔く和平決裂と戦うでもなく
とりなしに矛を収めるでもない
どちらつかずに、微か髪がこげるにおいが、する]
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[>>299 その傷跡に眼差しは一度狭められる]
――では私が共に。
空挺師団長の所在であれば察しはつく。 エンライ師団長と共にあの店におられるだろう。
(303) 2011/03/27(Sun) 22時半頃
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機械では、師団長には慣れない、か。
["兵器"とも同じ事なのかと、独り言。]
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しかし貴公は兵卒ではなく士官である。 机上で図面を描くことなしに、戦いは出来ぬだろう。
[>>302 さらりとイアンに苦言を返しつつ、 テオドールのいつにない渋面にもちらと眼差しは向いたか]
(313) 2011/03/27(Sun) 22時半頃
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無論、かまわぬが。
ガーランド師団長であれば、第二師団館にある。 来た道を戻るとは、急いて損をしたようだ。
[言いながらも先導するように、さっさと身を翻し。 その先をグレイヴが行く様子には一度眉根を寄せた]
(316) 2011/03/27(Sun) 22時半頃
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現状もまた戦と同じ。
描く図面は国家の未来という、 一人の士官の手には大分余るものではあるがな。
[>>318 白状された言葉には、 多少の努力を求めたいところではあったが。 先を急ぐがゆえに、それ以上の言葉は今は無く。 ただ道中、傍らにある彼にその言葉はむけられた]
――…グレイシア、 君はその意思の先に、どのように描かれた未来を見た。
[眼差しは一度彼の手首に落ちる、 言葉は第二皇子支持の意思について、示してはいたが]
(321) 2011/03/27(Sun) 23時頃
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≪ ……『機械』も、『兵器』、も。
使われるだけ。 ≫
≪ だから、泣く。
だから、叫ぶ。 ≫
零れた言葉、
こちらへ向けられたものではない、のは、判ったけれど。
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[「揺るがなくある15の師団」 その言葉にはほんのわずか、男が言葉を詰まらせたのに、 グレイシアが気づいたかは、わからない]
そうか。 だが、私は――……、
[言葉を返そうとして、グレイシアの口が閉ざされるに気付けば、その視線を先を追う。そしてゲイルの姿に、眉根を寄せた]
ガーランド師団長。
[休めと言うべきその言葉をしかし一度閉ざし、 両者を見定めるように一歩足を引いた]
(336) 2011/03/27(Sun) 23時半頃
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やっぱり貴方の言う事、よく分からない。
……。
ボクが泣かなければ、ってそういう事なのかな。
[ゲイルを泣き止ませるには泣いてなければいい、と言われたことを思い出す。]
ディーンは、テオドールの呆れ顔に、なぜ傍で監視してなかった、という無茶な感情の滲む視線
2011/03/27(Sun) 23時半頃
ディーンは、ついでにテオドールにベネットを手伝うように、的な視線をやった。
2011/03/27(Sun) 23時半頃
≪ 使われるだけだから、
自分で止めることが出来なくて
だから、壊れる。 ≫
≪ でも、きみは、
出来る、でしょ。 ≫
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マイコフ師団長を捕まえたいのであれば、 先を急いだほうがよかろうな。
……ご存知の通り、いささか自由の過ぎる方。 店を出た後はどちらに行かれるかわかったものではない。
[通信機が壊れていることにまでは、気は回っていなかったが。 果たしてゲイルは医務室に放り込まれてくれたのか。その状況を見ながら、ぽつり零した]
(351) 2011/03/28(Mon) 00時頃
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出来る、のかな。
[カタカタと鳴り出す金属物。
逸らしたものの傷つけたイワノフを見て。]
止めたい、とは思うね。
今は…。
≪ うん。 ≫
断言してから。
≪ すぐには、無理でも。
そのうちは。 ≫
≪ ゆくゆくは。 ≫
段々と適当なニュアンスになっていった。
……―――。
[どんどん確証なくなるのに、自分でも気づかぬほど僅か苦笑する気配。]
今度。
第9師団に制御装置の改良を依頼する。
帝都に居ても疲れないように。
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ガーランド師団長には是非、 士官学校からやり直すことをお勧めしたいものだな。
[>>358 テオドールの言葉に返した、というわけでもない呟き。 士官が己の命を軽率に扱うは、 最も男の眉間に皺を寄せさせる行為であった。
>>366 テオドールの問いにはこちらが向かおうと一言返す。 空挺師団の懇意にしている店だ、信用はあろう、と。 いささかの懸念は、エンライの精神状態、であったが]
(373) 2011/03/28(Mon) 00時半頃
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ディーンは、医務室へ向かう彼らを少し離れて同行し、医療班にきつく監視を申し付けた。
2011/03/28(Mon) 00時半頃
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[先導するは城下の一角、 店の扉に『CLOSE』の札は架かっているが、 中の灯りはついていた]
――失礼する。
[店の雰囲気とはかけ離れた重々しい声音と共に、 扉を開き、中へと足を踏み入れる]
――→『PJ』
(377) 2011/03/28(Mon) 00時半頃
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≪ そう。 ≫
≪ ………… ≫
やや、間をおいて。
≪ ミッシェルに、話しておく。 ≫
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―PJ― [足を踏み入れると同時に、激しい金属音。 それは一瞬で収まるものだったろうか、眼差しは狭められる]
――まだ落ち着いていないのかね。
[それだけ、言葉を返し。 カウンターを見やれば、店主の姿は見えない。 隠れているのだろう、一度大きく息を吐いた]
マイコフ師団長。 このような状態で、こちらにおられるのはよろしくないかと。
(393) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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[揺れる店内。
伺うように、マイコフへ視線を向けた。]
[ベネットの姿に、カウンターに置かれた通信機を見て、首をふる。
壊れたのだと。]
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[そしてナユタに向けて>>388言伝を述べる]
ああ、ブランフェルシー師団長よりの報告だ。 ガーランド師団長はひとまず無事である。 ……監視も強化しておいた、あれで一応問題なかろう。
[一度悩ましげにこめかみをおさえつつ]
喧嘩でもしているのかね? ブランフェルシー師団長は中に入ってくる気はないようだが。
[事情を知らず、そう添えられた言葉は、 まるで子供に向けるものだったが]
(398) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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そうだね。
磁気が残っていて。
キリシマ師団長に万が一があっても、困るから。
……ありがと。
[色々な事へと。]
[そして、君に何かあれば、あとは引き受ける、といったうように、真摯にその目を見てから、伏せる。]
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