180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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あぁん?
うっせぇガキがやたら静かかと思ったらそんなことか。
いいからずっと黙っとけ。
どうせ、テメェ、我慢できず、ピーチクパーチクしゃべんだろ?
[気だるそうに男は答える。]
『”アレ』の模造品《イミテーション》の欠片……?
ゼロの探していた”アレ”だな?
お前、どこでそんなものを、
いや……、それより、
[なんだ?何故、”そんなこと”が分かるのか?
浮かんだ疑問は自分自身へと向けられたもの]
……。
[沈黙。やがて再び声が響いた]
お前も、望むのか…?
[何と言わない、ひどく曖昧な問いが向けられた]
――……こら。
私に殺される話はどうすんのよ。
[消えゆく気配には淡々と。]
それは超越者か、館の主《ゲームマスター》の手によってか。
はたまた全くの別の愉快犯か。
何者かの手により『欠片』はばら撒かれた。
"今は"譲って貰えるように交渉している。
[主が理解している事を当然のように返事を返し。]
く、ふふははは。
[曖昧な問いかけに最初に返るは哂い声。]
全ては――
我が主の思うが儘に。
悪意(わたし)は標の先へ意志を変えましょう。
[それが今の悪意の"最優先"。]
……今ならばまだ間に合うかも知れない。
我が帝國へ来い。
魂だけでも残っていれば、あるいは再生できる。
[そう、一度死んだ者達でも甦る。
それが帝國だったのだから。]
|
―館にて―
[――さて、その姿は館のとある場所にある。 金の粒子を足元に波紋とし、正装の男はとある者に樹を向けていた。 落とされた白い袋。ある娘の抱えていたものである。>>0:@12]
落し物とは、せっかちなことだ。 食料品か、――まあ、此処では傷むこともあるまいが。
[片手で抱える。 如何なる経緯で“それ”が“そこ”にあるのかは定かではない。あの娘が追われたのか、それとも其処に冷蔵庫があった、が ――別の世界>>@2>>55に繋がっていたことに驚いてとりあえず其処に荷物を置いただけか]
白銀の狼を連れていれば、 滅多なこともあるまい。 ――“不死鳥の娘”、は。
[と。豪奢な棚の上に荷物を避難させたのであった。]
(@17) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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──…、そうか。
[ちり。と、何かがポケットの奥で反応したようにも思う。
それはかの議事堂で得た欠片か。
もっともこれはまだ、”その世界の構成要素”を欠いたまま、本来の──欠片に本来の姿があればだが、未だ本来の姿ではない]
|
――“不死鳥の娘”も、本来は 招かれざる者であるはずだが、さて。
[口元に手を添える。笑みが浮かんでいた。]
(@18) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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嗚呼……
うるっ さい な。
[肉体消えて、魂も消える最期の瞬間に俺は言い返してやった]
ぐーすかぴーすか寝ぼけてたとおもったら…
いざ起きたら、きみも十分うる さ ……
[にぃ、と嗤ってやったつもりの声を、向けた]
ロビン、
[”名”を呼ぶ。哂い声に返す声は、むしろ静かで]
───”お前自身”の望みは。
[定義の”外”を敢えて問う]
……あは は おくそくで わるいけど。
扉かなにかに あたまからつっこんだ
きみが わるいて ことで。
[本当に、何故俺、殺されるんだろう。最期の憶測は
さて、正解したが、彼女の殺気を更に募らせた]
あはは…悪いけど それは…
NO THANK YOU-丁重にお断りするよ-
て ことで…
[最期に、魂だけでも、と彼なりの気遣いを見せたヨーランダに笑う。
元々、魂や肉体も虚像にすぎない俺だし。ゾンビになる気がふるりとしたので、それはいいかな、と冗談めかして笑って]
ふっ…… いしきのだんぺんでも のこるのなら
せいぜい みまもって おく よ
きみたちの たたかいの ゆく すえ ――…
[最期にそういい残し…反応はぷつりと 途切れる*]
…………。
[静かに名を呼ばれ、笑い声が失せ。
今度は迷いと思案を繰り返すように沈黙する。]
"私"自身には悪意《望み》はない。
私も模造品《イミテーション》だ。
最初に創造主《カミ》に愛された《悪意》に限りなく似せられた。
[だが、と言葉を切って。]
悪意としては苗木《セカイ》の延命を望もう。
間引きによる一瞬の破滅ではなく。
悪意による緩やかな死を。
……私はその苗木と共にしよう。
[破滅《死》を願い。
小鳥はくすくすと笑った。]
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― 食堂で ―
[>>308 夢の主が呼びかける。その、刹那。 ―― カシャン、 と 小さな陶器が擦れる音がする。
人数分の藍と金の美しい意匠が施された ティーカップとソーサーが各々の“前”に置かれた/或いは浮かんだ。
ふうわりと 甘い花のような えもいわれぬ紅茶の香りが漂った。
注ぐものもないのに 見る見るうちに、満たされる―――]
(@19) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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[そして。]
そうだな。兎の穴に落ちて もどってきたアリスのような顔をしていては 赤の女王に追いつかれよう。
[と。 いつの間に其処に居たのか。 ティーカップを傾けながら、 黄金の螺旋階段の主は 長い脚を組んで美しい猫足のチェアに座っていた。]
(@20) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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―食堂―
それは御前自身が分かっているのではないかね。
[謎かけのような様子は変わらずに、 眼を細めて愉快そうな表情を覗かせる。 花のような紅茶は、飲むものをゆるやかに癒すだろう。 黄金の螺旋階段の主――その、ささやかな気まぐれだ。
すらりと藍方石の眼を>>317もうひとりに、向けて。]
其れは光栄。
夢の主、御前も呼ばれていると聞いて 実に愉快だと思っていた。興味深い。
[ふ、と吐息を僅かに混ぜて笑う]
佳い夢は見れているかね?
(@21) 2014/06/10(Tue) 02時半頃
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―食堂>>324―
――そうか、其れは何より。 夢をわたり現実と夢を繋ぐものの特権であり枷と謂えようかな。
“螺旋階段”は常どおりだ、 何も変わりはない。
[世間話をするような、そんな波風のなさ、されどそれは紛れもなく“超越者”の言葉である。現実を夢として書き換える者もまた――
気づいたように声を上げた少女へ、 視線をすいと向けた。]
そういうことだ、お嬢さん《アリス》。 だから私はこう謂った。“銀の門を探すがいい”と。
見つかりそうかね、御前の“それ”は?
(@22) 2014/06/10(Tue) 03時頃
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― 食堂>>330―
なに、私にも面倒な制約《ルール》はある。 そう悲観するものでもない。
[頬杖をつくような格好で、少女を見る。]
立ち塞がるなれば、 ねじ伏せるのだろう? 御前自身の規律《ルール>>1:8》にしたがってな。
(@23) 2014/06/10(Tue) 03時頃
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お前が仮令、模造品《イミテーション》でも、
[落ちた沈黙に、同じく静かな沈黙が返っている。
黙って少し笑むような、やわらかで繊細な沈黙が]
僕からは、お前の《意思》があるように見える。
[だから聞いたのだと理由を置いて]
お前は、
[ふ、と。今度はセシルの方が沈黙した。
数瞬の間を挟んで、]
…。ならば間違いなく、Fatal End of Sagaを止めなければ。
[一瞬の破滅を望まない。それは愛着ではなかろうか。
そう、ロビンの言葉に聞いたと思った。
音にするには躊躇うほど繊細な、それも”想い”だ。
口を閉ざす。
そうして少しの間、小鳥の囀り《笑い声》を聞いていた**]
/*
ぴこーん。業務連絡と言うかなんと言うか。
流れ的にオスカー吊りのクリス襲撃なのかな なのかしら。
まあほら、私は襲撃できない子なんで基本的にそっちはお任せなんですけどね!!
グッドな感じでやってくれるよねきっとね。
それだけ残しておやすみなさい。
あ、オスカーはお疲れ様でした(たぶん)**
/*
てすてす
襲撃クリス、オスカー吊りでコミットしとく。
|
―食堂>>342―
そうかね。
[毅然と、ある種清廉にきっぱりと言い放つ少女の様子を見る眸はやはり愉快そうであった。彼女の内心知ってか知らずか、眼をそらすことはないままだ]
よい“信念《ありよう》”だ。 煌めく炎、或いは宝石のようなその心、折れぬを私は祝福する。
たとえその道が どんなに昏く荊にまみれていようとも。
[欠伸を咎めることもなく、 眠くなったという様を、頬杖ついたままで見守る態。>>344]
……“待つ”がよかろうと 私は考えるがね。夢の岸辺に揺蕩う綴り手よ。
[少女が眼を閉じてから、藍方石の双眸を夢見る蒼に向けたのだ。]
(@24) 2014/06/10(Tue) 10時半頃
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[>>347ふうわりと、ブランケットが少女を包むのを見、 くすりと小さく黄金の螺旋階段の主は笑う。]
実に紳士だ、悪くない。
[そうして、指先をくるりと小さく回すと 少女のそばに合ったティーカップはふわっと金色の輪郭を失い、現れたときと同じ唐突さで消えた。]
よい冒険《ゆめ》を。 お嬢さん《アリス》。
さて、紳士の夢渡《ウォーカー》、 よければもう一杯如何かな?
[――奇妙なお茶会めいた空間が*そこに在る*]
(@25) 2014/06/10(Tue) 10時半頃
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