129 【DOCOKANO-town】
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/07/09(Tue) 00時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/07/09(Tue) 00時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/07/09(Tue) 00時半頃
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― 朽ち果てた社 ―
[バーでの戦闘で残りHPは半分程に減っていた。 壁に打ち付けた体の節々が軋んで痛むが、動けなくはない。
満身創痍といった様子のセシルとは入れ違いになったか。>>6 風化した社の周りを枯れ木が立ち並ぶ荒んだ印象を与えるステージ内に、人の気配はなく。]
……? 誰かいると思ったんだけどな。
[入れ違いになったか、とステージ一覧を開き、南口ロータリー前へと移動したところでフランシスカの姿を見つけるだろう。]
(21) 2013/07/09(Tue) 00時半頃
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― 床彼駅南口ロータリー ―
[駅の改札からロータリーへと続く歩道の上につむじ風のエフェクトと共に降り立つように現れる。 フランシスカが噴水の縁に横たわるようにして咳き込んでいた。]
さっきは派手にやってくれたな? まともに喰らったらマジで死ぬとこだったじゃねーか。
[ジャラ、と音を立てて鎖鎌を構えながら声をかけると、フランシスカがこちらを振り向き、悪態をつきながら立ち上がる。 が、褐色のはずの顔色は見てとれる程悪く、その足取りはやや覚束ない。]
(45) 2013/07/09(Tue) 03時頃
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死ねって言われて素直にハイとか言うかよ!
[どう見ても手負いの状態のフランシスカに向かって助走をつけて跳躍し、勢いをつけて袈裟懸けに鎌を振り下ろす。 フランシスカがスカートの裾をはためかせてくるりと身を翻せば、鎌の刃はフランシスカの体を掠ったのみで。]
チッ…!
[こちらの攻撃に怯む事無く、フランシスカが舞うように蹴りを繰り出してくる。が、命中が落ちているのか、次々に繰り出される蹴りは微妙に狙いが甘い。 フランシスカが手足を振り回す度、傷口から流れる血が飛び散ってアスファルトに点々と赤黒い染みを作った。]
(46) 2013/07/09(Tue) 03時頃
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[フランシスカの連撃が止もうとしたその時。 ヴェラの体から赤いオーラのようなものが立ち上り、アスファルトを蹴ってフランシスカとの距離を一気に詰めた。 必殺技発動のモーション。]
『―――咲け。
紅く
美しく。』
[必殺技発動時に自動的に発せられるキャラ固有の台詞と共に、現実ではあり得ない速さで四方八方に鎌を振り回し、フランシスカの肌を、肉を切り裂いていく。 傷口から飛び散った赤が華のように咲いて、顔にかかった返り血が温かかった。 それを奇妙なほど冷静に自覚している。感覚と意識が剥離したかのように。]
(47) 2013/07/09(Tue) 03時頃
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[最後の一撃を浴びせた後、まるでスローモーションのようにフランシスカが後ろ側に倒れこんで、ばしゃんと水飛沫を上げながら噴水の中にその身を沈める。 褐色の体から流れ出る血があっという間に噴水の池を赤く染め上げた。]
―――っ、は… はぁっ……
[キャラのトランス状態が伝染しているのか。 興奮状態覚めやらぬ、といった様子で肩を上下させていたが、しばらくして呼吸が整ってくるとどこか茫洋とした顔つきでステージ移動メニューを開いて、バーの消滅と―――ミルフィの名のついた光点が消えている事、それにショッピングモールが消滅している事を知る。]
(48) 2013/07/09(Tue) 03時頃
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ミルフィ…? 間に合ったんじゃなかったのか…?
[無性に苛立って仕方がないのは、今ゲームが厳しい状況に追い込まれてるからなのか。 ギリッと奥歯を噛み締めて、ステージを移動する。**]
(49) 2013/07/09(Tue) 03時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/07/09(Tue) 03時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/07/10(Wed) 22時頃
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― 床彼大学1号棟屋上庭園 ―
[ステージ一覧を見てどのステージに行くか暫く思案した末、結局ホームへと戻った。 沙耶のいる、そしてミルフィの光点が消えた場所でもある児童公園も気にはなったが、他プレイヤーの光点の動きを見て、なんとなく今は大勢のプレイヤーが集まっているステージに行きたくなかったのだ。 少し休みたい、という気持ちがあった。
鈴虫が微かに鳴く音を聞きながら、月明かりが朧げに木々を照らす庭園を気怠そうに歩いて小さな噴水のところへ行き、池の水を両手で掬って血にまみれた顔を洗う。]
(494) 2013/07/10(Wed) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/07/10(Wed) 23時半頃
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[血が乾いてばりばりになった髪も濡らすと、緩く顔を振って水気を切り、深い溜息を吐く。
それから、最初にここで沙耶に会った時に彼女が腰掛けていたベンチに倒れこむようにして仰向けに寝転がり、空にぽっかり浮かぶ月を見上げてぼんやりと。]
(513) 2013/07/11(Thu) 00時頃
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