人狼議事


180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


ラルフはか細く鳴き、こときれた。





   『流れ星に願いをかけると、それは叶うんだ』



 


―狂天使舞う血に濡れし浮遊城サンタジェロ・冒涜の大聖堂―

[人が神に祈りを捧げるその場所。
美しくも薄暗く――――闇に沈むその場所]

ほら、呼んでるぜ。
テメェらも知った顔なんじゃね?

[くつり笑えば響くのは喚ぶ聲。]


" 鬼さん、こちら

  手の鳴る方へ・・・♪  ”


[遊びに誘うかのような無邪気ででも残酷な聲。]



――――――・・・。

"死の焔に焼かレ果て、絶望ノ中へ消エるがいい!!!!!



   『   program 『死魔殺炎烈光』    』!!!!!!!!!!!!
       《ディアボリック デス バースト》



"

[記録に重ねるように男は叫ぶとボウガンのトリガーを引く。
矢が突き進むと同時、それは目の前の敵を穿つため進んでいく。]


       [    ガ  ギィイ   ン!!  ]


― 天高く悲痛を嘆く凶塔
        罪深き世界見下す上空《玉座》 ―

ああ、懐かしいな――――。
"ココ"はオレの記憶でもある。

[男が対峙するのは――――記憶と変わらぬ姿。]

 "”変えられる”。
 では、何故僕の運命は変わらない。
 世界は何故、創世と崩壊を繰り返す。

 壊した後に待っているのは”無”だ。
 僕は”Адам《最初の人間》”として玩具を新しく作るんだよ。


―――顕現せよ  ”Грозный《雷帝》”"

[金獅子の咆哮が大地を揺るがす。]


[描かれる、逆正三角形。
銀猫の心臓に描かれた、円、正三角形と合わさり、喪失言語《ロスト・ワード》で出来た魔方陣となった。
完成した崩壊の呪。
世界の留め金が、外れ逝く。]

 "世界に破滅《夜》は訪れた。

  我らは進む確かな道を。

  未来《朝》はすぐ其処に。

  今こそ覚醒めの時。"

[ボウガンを構えれば――――放たれる。]




      《 雷 帝 の 怒 り 》
 ―――ウゥウガァアアアアアアッ!!



[そんな彼の願いのためにも――――負けるワケにはいかない。]


ああ、こっちなんだ。
そうか悪意くんの記憶じゃないんだな。

[呼び起こされるのは邪神-ein-の記憶。]


"

―――――死ね!!

         ―――――死ね!!

   ―――――死ね!!

                 ―――――死ね!!


   ―――――みんな死んじゃえば良いのよォォォォ!!



       もう なにも  いらない"


[海賊はケラケラと笑いながらその記録を眺める。]




    ”ナイア・ラソテップ・アジタート”
―――情熱的に這い寄る混沌。"


[ヒステリックに叫ぶ聲とともに力が堕ちる。]


何もいらない、って思えるのすげぇよな。
望むのは終焉――――、皆殺し。

[ボウガンを己の肩に乗せれば世界は転ずる。]


/*  おいマジかwwwwwwwwwwww


/* おい、誰か、オスカー病院に連れてってあげてよ(真顔


―― ならば僕は 世界の裏真実を 暴く役目に徹しよう
                [時空の扉がまたひとつ開かれた]


                ―― ヴ  ゥ ゥ ... ン ......


                ―― ……  ス  タッ ……


……嘗ての神域戦争振りだな。この場所も変わらない。


……ヒーナさんが魔改造した場所は戻ってるか。結構格好良かったのに。


…… …… …… [ピルルルルル....] …… ……あ 通信だ。


…… ……はい。スバル先輩。こちら『アズール』です。


え、誰? ひどいなぁ、後輩の声で察してよ。

"あちら側の僕"の所為で正体隠してるんだから。
どうせなら、偽名を騙るなんて、ちょっとそれらしくて格好いいでしょう?


……それよりも、おつかれさまです先輩。
"神域侵食計画"の阻止は、ギリギリ辛うじて、成功の方向です。


観世神域《LED ZONE》は相変わらずの静けさです。
深淵魔域《BLUE ZONE》の様子はどうなってるの?


……ふむふむ。……ほうほう。それじゃあ今しばらくは大丈夫と


……じゃあ僕も早めに、彼女と話を交戦-つけ-てきます。

ヘマ踏んだ時のフォローは……
先輩、おねがい?

はーい。それじゃあ、切ります。
あ、今日の晩御飯、煮込み焼き英雄定職がいいn[プツッ......] …… ……


― ?????-Unknown Field- ―


[――――… 冥界の深遠からお越しの
       この漆黒を覗き見し、邪神諸君。 実にひさしぶりだ。


さて、漆黒の年代記、この戦争の始終を見届けた諸君達に

僕は問わねばならない事がひとつだけある。


全時空を震撼させたFatal End of Saga(絶対たる終焉) は…… ]






[ そもそも 何者の意志が 切欠であるかという 答えあわせだ ]





 


[よくよく考えてみたまえ。


本来、三千時空の各々の世界では
己が世界という大樹を自ら滅ぼさんとした者たちも多く集められた
然し、世界の悪戯は、彼らにこうして結果的にも三千世界を守らせた。

冥王ヘクター・クリュメヌスは勿論
彼の悪意、天帝胸赤鳥・極《カイザーロビン・イノセンス》など 
本来の世界では、明らかに、討ち果たされるべき世界の敵なのだ。


しかし 結果世界を護った彼らは、"FES"の切欠ではない]


[では、"彼ら"、紅蓮の闇に潜みし者達を改めてみよう


まず、僕は除外できるのはご理解いただけるだろう。
そもそも"ゼロ"、いや、多くの世界を結果混沌へ貶めた者達の動機は
世界を間引き、"アレ"を手にし、己が世界を護ろうとした結果の産物だ。


つまり、引き起こされた"FES"に対応した結果というわけだね。


これは、大異帝ヨーランダも、世界守護者《ヴェルト・ガードナー》ラルフも。
そして、嘗ての聖火の勇者、セイクリッド・レティーシャも大体同じだ

僕達は皆、結局は巻き込まれた"被害者兼加害者"というわけなんだ]


[ ……さあ 邪神諸君よ 君達はもう 真実を理解したね?? ]


……ひとり。唯ひとりだけ 明らかな例外が存在したんだ。


["僕"は、黒魔術に覆われた仮面を被りながら"その場所"を歩む。
カツ、カツ、カツ、赤き世界に足音は響き。
僕の足跡をなぞるように、リコリスの緋き花びらは"その世界"に舞い上がる。

ふわり。ふわぁり。幻想的に、神話的に、美しいリコリスよ]


"彼女"は 三千世界を 己が"神域"に侵食せんと試みた


                         [ぶわぁっ…]
[麗しき蒼炎を纏いて輝くは、彼の統皇剣。然し緋色ではない、蒼色。
緋色のリコリスが咲き荒れし、静かにして神聖なる女神の聖域に
蒼という侵入者が現れているのだ]


つまり"FES"は元々、"彼女"の意志が発端となったとしか考えられない。


[流石恐ろしきは法の神の代理人。神座を奪いし観世の神。
彼女を打倒出来る者は未だなく、神域の奥深くに彼女は存在する。
今回、希械の上に存在した、ホログラフ染みた存在ではない。
真実、赤き女神を冠せし真なる女神だ]


心せよ 神域には 絶対の女神が君臨せん

彼の女神 神聖にして流麗。
彼の女神 悲聖にして観世。

神たる赤き歌を奏でし究極存在にして。
神域に緋き彼岸の燦華を開けし歌姫-大いなるディーヴァ-

女神に抗うなかれ 女神に立ち向かうなかれ


"彼女"の名は 女神である


だけど"彼女"の隣に必ずいる"あの人"の姿があそこにはなかった。


[リコリスの花弁に包まれたその世界で、僕は像を撫でた。
嘗て、黄泉津平坂を開き、冥界を開き、神域を開いた
あらゆる時空をつなぐ、モアイ像の鼻を撫でていた]


心せよ 神の隣には 魔女が君臨せん

彼の魔女 人にして絶対。
彼の魔女 人にして究極。

人にして 神と立ち並ぶ至高存在にして。
神域を赦されし 神の資格者。

魔女に抗うなかれ 魔女に立ち向かうなかれ


"彼女"の名は 魔女である


― 第8世界(?) 観世神域性 聖†JKDS学園 ―



つまり今回の騒動を裏で操っていたのは"貴女達"だね?

正直。僕ひとりじゃとても敵わない。
魔女と女神に抗うなかれ。しかして我は彼女と戦うものなり。
ここで"神域派"に世界すべてを掌握されるわけにはいかない。



[そして僕、『アズール』……いや、仮初の名は既に不要……
『蒼舟・藍=オスカー』は。虚空。
RED=ZONEと化した学園世界の何もない空間に仮面を向ける]


レイテイシアも、夏穂理さんも、どちらも出てくるのかな……?


―――出てきて! そこで監視てるのはわかってるよ!!!*


/* スイカ割りしようか、粉々にしてよHERO。


/* スイカブレイk…… なんでもない


/* 仕方ねぇーなー、オレのノート貸してやんよ


/*いらねえよ


/*  遠慮すんなよ、王子!


ジョージは、クリストファーにノートを献上した。

bou 2014/06/21(Sat) 23時半頃


―最後の大地―
[鐘が鳴る――――――。
鼓膜を震わせる――――大きな大きな。]

"ガルガンチュアの鐘がこう高らかに鳴っておるぞ。
どうやら、世界の終焉とは今この瞬間よりであるらしいな。

…別れは済んだか?"

[記憶が語る――――。
それは閻羅王とよく似た声。
最も、この記録の王と目の前の人物が同じかなど。

海賊には一切――――関係などない。]

終焉はこの瞬間より、か。
なるほどねぇー。

[興味がなさそうに呟いた後。
この世界の記録に合わせてボウガンを構える。]


"永劫波動混沌嵐(エターナルフォース・ブリザード)!!"


[ボウガンが放った一撃。
口元を歪めながら笑う。]

"当然それは現世の生命、そしてエネルギーを須らく相殺し、駆逐する。そしてその力はあらゆる力をその対となって消滅させ、その力の行使された後は凍りついたように如何なる生命の痕跡も残さぬだろう。

俺が行使するのはその虚無の力…

故に我が永劫波動混沌嵐(エターナルフォース・ブリザード)はその領域内に如何なる生命、如何なる力が存在することをも許可しない!!"

らしいぜ。

[男がボウガンを己の肩へと乗せれば景色は元の庭園へと戻る。]


― 赤闇城/漆黒の間 ―

"今ここに、"物語"<セカイ>は"反転する"<ウラガエル>!!

妥当されるべき"運命"は、お前たちだ!

光の勇者たち、光の道標<<リュミエール・ギュスト>>!!

時間だ……、目覚めろ、世界よ!!"

[聞こえた音に男は笑いを零す。]

へぇー……興味深い世界かもなぁ。
"成長"しないから、ね。
まー、"成長"しないなら仕方ねぇよなぁ。

[男が指を差せばまた音が降る。]


"貴様らなんぞを相手に、僕は、

"諦めたりしない"!!

"時計回し"の"役割"<ロール>を、破棄する……!"

[諦めはしないという声に男はボウガンを構える。]




世界に安寧と静寂を。



世界に、La Jodaso Stiana<サヨナラ>を――!!




[この矢は運命を破断する――――!]




"dreadnought of JKDS school《超弩級ジャキディス学園》

――此処に降臨"


―學園長室《マスタールーム》―

なぁ、ここの学校の校歌知ってるか?
せっかくこの世界の記憶を辿るんだ。

どうぞ、お聞き下さい。

[男がボウガンを振ればスピーカーから流れ出した。]


 ― 聖†ジャキディス学園  校歌斉唱《コワイア》 ―


1.陽光降り注ぐ大地に
 我等の学び舎 鎮座する
 今 決意を受けて 立ち上がるは
 正義の誓いを持つ 我等

 心挫けそうな窮地の時には
 我等(アイツ)の笑顔を思い出せ

 我等は共にある仲間だから

 ジャキディス
 ジャキディス
 聖†ジャキディス学園


2.夕闇舞い降りる天空(そら)に
 我等の学び舎 眠りゆく
 今 友情(きずな)を繋ぎ 立ち上がるは
 正義の誓いを持つ 我等

 戦う運命の我が好敵手(とも)へには
 我等(アノヒ)の誓いを刻み込め

 我等は共にある仲間だから

 ジャキディス
 ジャキディス
 聖†ジャキディス学園


3.月光きらめかす海に
 我等の学び舎 浮かび上がる
 今 勝利を約束し 立ち上がるは
 正義の誓いを持つ 我等
 
 今も色あせぬ思い出(メモリア)は
 明日の英雄(おまえ)を強くする
 
 我等は共にある仲間だから

 ジャキディス
 ジャキディス
 聖†ジャキディス学園


[スピーカーからの音が止めば、ボウガンを構えた。]

"世界樹超越愛箱舟死超弩級天使システム……制御解放"

[そんな聲が聞こえた後、
炎熱の魔杖《レーヴァテイン》の幻影が踊る。
満足そうに笑った後、トリガーを引いた。]


神炎夢幻《ゴッドブレイズ・オブ・インフィニティ》


[炎熱の魔杖《レーヴァテイン》の連撃が戦士たちを襲う。]


 


 ―――― Tu rururu lala


               ralalan dada …



 


 


 ―――― Tu rururu lala


               ralalan dada …



[皇子たりえる者の歌声《コラール・オブ・プリンス》
創造主《カミ》の小鳥の歌声が共に鳴り響く。]





 ―――― Tu rururu lala


               ralalan dada …



[あらゆる遠くも遠き異界からもハミングは響く。
麗しき王子達の囀り《コラール・オブ・プリンス》に乗せて。
どこまでも。どこまでも…強き想いは重ねられていく!]


留守番 ジョージは、メモを貼った。

bou 2014/06/22(Sun) 23時頃


留守番 ジョージは、メモを貼った。

bou 2014/06/23(Mon) 02時半頃


おめでとうございます。


【人】 留守番 ジョージ

 ―死の炎灯る世界・シュトロニア―

[虚無へと帰る黒い泥を燃やす為。
死の炎が灯る炉となった世界。
炎と熱が支配する世界に 遠く遠く、鐘の音が響く>>64]

[燃える世界の真ん中に、小さな影が一つ]
[その影の周りには銀色の文字が、ちらちらと炎に中てられて煌めいていた]

(100) bou 2014/06/24(Tue) 01時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[佇む影は一つ。
―――だがそれぞれ抑揚の違う、同じ子供の声が二つ。
鐘の音に紛れて聞こえてくる]

《―――こんな音でフィナーレか。 つまらない》

《もっともっと、壊れて、嘆いて、狂って、亡くして……
 グチャグチャの混沌のままに消えてしまえばよかったのに》

《美しいもの程、壊れるときはなお美しい。
 それがニンゲンの感性だろうにね?》

《訳が分からないよ》


―――理解不能。
ボクには、キミの言っていることが分からない。

《おやおや。それは奇遇だなあ??
―――ボクももう、キミが考える事が分からなくなってしまった》

(102) bou 2014/06/24(Tue) 01時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[鐘の音に続くように、燃える世界に現れたのは白金色の僅かな光>>@13]

《―――…》

[小さな影はそれを見つめ。
―――やがて、周囲の銀の文字が一つの歌を綴り始めた]

(103) bou 2014/06/24(Tue) 01時半頃

【人】 留守番 ジョージ


《Ja, wer auch nur eine Seele》
              (そうだ、地上にただ一人だけでも)

《Sein nennt auf dem Erdenrund》 
      (心を分かち合う魂があると言える者も歓呼せよ)

《Und wer's nie gekonnt, der stehle》 
           (そしてそれがどうしてもできなかった者は)

《Weinend sich aus diesem Bund》 
            (この輪から泣く泣く立ち去るがよい)
 

(104) bou 2014/06/24(Tue) 01時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[銀の綴りが子供の声で歌い始めたのは、歓喜の歌だ。
ココロ《エラー》が歌っていた、戦争への喜びへと宛てた歌。

今奏でられたそれに、
かつての悪意と狂気が充てられているかを探る術など、
銀の文字を眺める、ココロを持たぬただの演算装置には分からなかった]

(105) bou 2014/06/24(Tue) 01時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[やがて歌い終わると、銀の文字は小さく罵倒するように呟いた]

《―――どこまでも、忌々しい》

《鐘の音(不協和音)が響いて、五月蠅いんだ》
《ボクは少し休むよ》


《――デバイスネーム「聖13天使の像の《核》」を
 休止状態へ移行》


[銀の文字に、ノイズが走り始める。
ちらちらと薄く消えていくそれを、小さな影はただ眺めているだけ]

(107) bou 2014/06/24(Tue) 01時半頃

【人】 留守番 ジョージ

《…キミが0と1で構成されただけの、
 ただの演算回路でしかない事に
 ボク《エラー》は、敬意を表してあげるよ》

《好きにするといいよ。
 この祭の鐘だって有限だ。その時が来るまでね》

《キミも分かっているでしょう?》

《銀の主はこの一連の災厄に対応する為、
ボクらに力がある時期…過去の時間軸から、ボクらを此処へ呼んだ。
―――ご丁寧に、未来の記憶メモリまで同期した上でね》

《ボクらが過去の存在である限り、
ボクらの「終わらないウタ」は、まだ終わっていない》

…………。

[鐘の音に掻き消されそうな銀の文字の声へ、小さな影は答える事は無く]
[ただ白金色の光の標へ、小さな足で歩み出した]

(108) bou 2014/06/24(Tue) 01時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[光の先へ 光の先へ。
歩めばより白金は強くなり。
やがて、歩んだ先に見えた開いた銀の内門が見えた]

[その門を抜ける一歩を踏み出したところで、]


《――――世界はきっと「彼ら」に縋る》


《―――世界に愛でられた「英雄達」が居る限り、
世界は再び 五線譜《戦場》の上に符号《駒》を置く。

きっとまた、戦い《ウタ》>>@11は 始まるよ》

(109) bou 2014/06/24(Tue) 01時半頃

【人】 留守番 ジョージ

《――その幕が再び上がるのが、楽しみだ。 …ねえ??》

(110) bou 2014/06/24(Tue) 01時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[―――それだけを告げて、銀の文字は掻き消えた]

[……門を抜けたその先。
淡い白金に染まる祝祭《Festival》の地へ、
子供は足を踏み入れた**]

(111) bou 2014/06/24(Tue) 01時半頃


 

 ―――― Tu rururu lala


               ralalan dada …


[小鳥は静かに歌うのみ。**]



お前は、…逝くのか?
 



……、…遅かれ早かれ。
 


……我が創造主《カミ》すらも。
もう私の苗木《セカイ》を見限っている。

それでも。
私は破滅《死》する苗木《セカイ》に最後の祝福を唄おう。

だが――。


一年か十年か、あるいは百年持つか。
全てが破滅《死》するまで。
ゆるやかにゆるやかに、枯れた世界は滅びる。

苗木《セカイ》からすれば短い時だが。
人は滅びに直面してもしぶとく足掻くが故に、私の想定以上に『延命』されるかもしれない。

[ふわりと翻るマントを真紅の翼へと変え、大きく広げる。]


破滅《死》までの短い猶予期間。
もはや、どうしようもない世界に悪意《種》を撒くよりは。

悪意を容れ。
悪意を信頼し。
悪意の標へとなると言い切った。

王の道《√》がどこへ行くのか見るのも、悪くはない。

[いつか忠誠を誓うが如くそうしたように。
赤い翼を胸元へと折り畳む。]


【人】 留守番 ジョージ

 ─ 銀の華揺れる光の庭にて ─

[光が足元を埋める、光の庭を
子供は色の無い目でゆっくりと見渡していた]

[その子供の背中に掛かる声>>133
―――そう時間も立って居ない筈なのに、
なぜか懐かしいと思えるその声の先へ、子供は振り向き]


――――――――――、

[そこに居るセシルとロビンの姿に色の無い目を向けた]

(144) bou 2014/06/24(Tue) 23時頃

【人】 留守番 ジョージ

[呼び声に応えるように、子供は足を進める]

[明確な「命令」も無い。
急ぐ必要も無い筈なのに、子供の足取りは少し早く。

銀の華を揺らして、主達の元へと辿り着いた]


…………帰還しました。

(145) bou 2014/06/24(Tue) 23時頃

【人】 留守番 ジョージ

…「遊ぶ」?

[礼に似た言葉>>134に僅かに首を傾げ。
途端、突きつけられた指と怒りを主張するセシルへ、
子供は色の無い目で一つ瞬きをして。
一度ロビンの方をちらりと見た。
主の意を掴みかね、無表情なりに説明を求めでもしてるように]

[続いた言葉>>135に子供はまた首を傾げ]

………“暇”?

[兵器に暇を与えるとは、つまり役目を終えたとでもいう事だろうか。意を掴みかねる事ばかりなのか。子供はおうむ返しに言葉を返す]

(146) bou 2014/06/24(Tue) 23時頃

【人】 留守番 ジョージ

[名前を呼ばれ、子供は目線をセシルの目へと合わせる]
[王たる堂々とした態度のセシルと比べて、意思の乏しい子供の瞳はまるで対極だ]

[主の言葉>>136へ、子供は一つ頷いて]

―――記憶データは、全て復元されました。
元の世界へ帰り、実行しなければならない事があります。

[抑揚の薄い声で返事をする]
[軽口めいて笑うセシルを、子供は数秒眺め。ソフィアへと、一度視線を移し]

[本心のような言葉を言うセシルへ、子供は数秒黙った後に]


―――了解しました。マスター。

[小さく、だが確実に頷いた]

(147) bou 2014/06/24(Tue) 23時頃

出航だ、テメェら――――――!!!


【人】 留守番 ジョージ

[もう一人の従者の名を呼ぶ声>>137に、子供はセシルからロビンへと視線を移す]
[二人のやりとりを色の無い目で眺め]


……………暇の間に、やらなくちゃいけない事ができた。

ボクは、暫くマスターの守護から離れる。
だからまた、マスターは貴方に任せる。

[かつて>>1:403とは逆の形で、子供は抑揚のない声で告げた]

(157) bou 2014/06/24(Tue) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

貴方なら任せられる。

――だけど、また。 "二人分"必要になったら。
その時は、ボクも応える。

[抑揚は薄くとも、当然のように告げられた言葉は
かつて子供にかけられた言葉>>457と、同じような意図を持って]

[そう言いながら、子供は銀のリコリスの海の中に身を屈め、
その銀線を描いて煌めく花弁の中から、子供はひとつの石
――子供の力の一部、「零色の輝石」《プリズマティック・ゼロ》を拾い上げた]

(158) bou 2014/06/24(Tue) 23時半頃

留守番 ジョージは、メモを貼った。

bou 2014/06/24(Tue) 23時半頃


【人】 留守番 ジョージ

[芝居がかった言葉>>167にも、
大袈裟に広げられた翼にも、無機質な瞳が動じる事も無く]

それが、マスターの命令《望み》に叶う物なら、従うまで。
……そういうもの。

[まるで子供が真似る、言葉遊びのように。
かつての言葉を倣って返し>>1:457]

[哂うロビン>>169へ、子供は一つ頷いた]

(170) bou 2014/06/25(Wed) 00時頃

【人】 留守番 ジョージ

……任せたよ。ロビン。

[兵器の同胞たちへ掛ける言葉と同じように。
子供は胸赤鳥の名前を呼んだ]

(171) bou 2014/06/25(Wed) 00時頃

【人】 留守番 ジョージ

[白金と銀の華の庭に、鐘が鳴り響き続ける]

……そろそろ、時間。

[やがて子供は空を見上げ、セシルとロビンの方へ向き直る]

――マスター。ロビン。

―――、

[そこで一度、言葉を切った。
言いかけた言葉はかつてと同じ「別れ」《La Jodaso Stiana》の言葉>>4:241だったが]

[子供は暫く黙った後、]


………………また いつか。

[やはり、無表情で色の無い目のまま。
「再会」の言葉を告げる。]

(172) bou 2014/06/25(Wed) 00時頃

【人】 留守番 ジョージ

[主達を背に、子供は一人白金の海の中を歩きだす。
子供の身体の周囲に、再び銀の文字が小さくちらついた]

《………ボクにかけられた銀の力を返上すれば、
 確かにこの世界は安定し、元に戻る》

《ボクらが来た、過去の世界にね》
《その対価に、銀の主から得た恩恵も無くす。
 未来や災厄に関する記憶データも、
 ココロ《エラー》を制御する術も》

《ボクらはまた、終わらないウタを歌う為に、
 同じ歴史を辿ることになる》
《キミには未来の記憶メモリもあるのに
 わざわざ死にに行くんだね》

[全世界に永遠に続く戦争を望んだ兵器。―――これから辿る未来の子供は、それを止める為に現れた若き希望達によって、撃ち滅ぼされている]

(177) bou 2014/06/25(Wed) 00時頃

【人】 留守番 ジョージ

[かつての戦いの記憶を思ってか。暫く、黙っていた子供はやがて抑揚の薄い声で銀の文字へと答えた]

兵器に「死」という概念は存在しない。
……それに その先の未来で、
ボクが完全に消えるわけじゃない。

ボクにはキミの方がわからない。

もう一度デバイスを起動させて、
銀の力を有すれば、世界の崩壊もココロ《エラー》の制御も
キミの目的は達成できるはず。

《……言ったでしょう?
 鐘の音(不協和音)に酔って、頭が痛いんだ》
《どうだっていい。好きにしなよ》


―――……理解不能。

《それはまた、奇遇だね》

(180) bou 2014/06/25(Wed) 00時頃

【人】 留守番 ジョージ

[子供は足元に広がる一輪の銀のリコリスを摘んで、小さくつぶやいた]

システムネーム「零色の輝石」《プリズマティック・ゼロ》、起動。

―――力を還元し、一部記憶の同期キーを作成。

[子供の声にこたえるように、手の上の花は形を変え。やがて小さな種の形に変化する]


《……おやおや。恩恵を持ち逃げする気?》

一部だけ。安定には問題ない範囲。
「マスターの国《セカイ》を見に行く」為には必要。

―――だから、内緒だよ。

《「マスターの命令には服従」。改訂三原則、か
 たかが0と1の集合体の癖に、ずるい真似をしたものだなあ?》

(181) bou 2014/06/25(Wed) 00時頃

【人】 留守番 ジョージ

[子供は手に残った種から、空へと顔を上げた]


…………ボクは、ボクの世界の未来にある『再生の道』を望む。


[子供の身体から銀の文字が離れ、空高くへ消えていく]
[空へ上る銀の煌めきを、子供が目で追う事も無く]

(182) bou 2014/06/25(Wed) 00時頃

【人】 留守番 ジョージ

 


―― こうして、また一つの世界の支柱は安定した ――


 

(183) bou 2014/06/25(Wed) 00時頃

【人】 留守番 ジョージ

―――プログラム、起動。

[ヴォン、と重々しい音を上げ。
銀の華が咲く光の庭に、紅い紅い月が昇る]

[子供は紅い扉が齎した空間の裂け目へ足を踏み入れた。

…その裂け目が消える前に一度だけ振り向いて。
ロビンとセシル。――アルフレッドの姿はそこにあるだろうか。

彼らへ向けて小さくゆるく。手を振って]


[扉は閉ざされ。 満月から、三日月へ。
まるで瞳を閉じるように、紅い月は静かに消えた]

(184) bou 2014/06/25(Wed) 00時頃

【人】 留守番 ジョージ





――――――――指定期間の記憶データを削除。

……デバイスネーム「聖13天使の像の《核》」、再起動。
 
 
 

(185) bou 2014/06/25(Wed) 00時頃

【人】 留守番 ジョージ

―狂天使舞う血に濡れし浮遊城サンタジェロ・冒涜の大聖堂―


[人が神に祈りを捧げるその場所。
美しくも薄暗く――――闇に沈むその場所で]

[兵器は静かに瞳を開ける]

(187) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ

……………

Freude trinken alle Wesen (全ての存在は)

An den Brusten der Natur; (自然の乳房から歓喜を飲み)

Alle Guten, alle Bosen (全ての善人もすべての悪人も)

Folgen ihrer Rosenspur. (薔薇の路を辿る)

(188) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[かつての色の灯らない目ではない。
狂気に塗れた瞳を、歓喜に細めた]


[やがて星を、世界を救うべく兵器の元へと乗り込んできた英雄達へ。兵器は浮かべた笑みをひどく狂気に歪ませた]

(189) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ

―――それじゃあ早速 遊びましょうか??
ボクも貴方がたと遊びたくて遊びたくて、ココロが疼いて仕方なかったんですよ!!

改めてようこそ!!終わらないウタ《戦い》の舞台へ!

貴方がたは選ばれたニンゲンです。
この星で、ボクと遊ぶ最後のニンゲン。


    さあ、死の宴の開幕だァァァァァアアッ!!!!!!


[壊れた大聖堂。響く狂った笑い声]
[若き希望と狂った悪意がぶつかり合い奏でられる最期のウタ《戦い》が、浮遊城サンタジェロを有する聖都アルビオン――『箱舟』を包む―――!!]


 [―――――to be continued…for DDBの爆ぜる戦場 9days]

(190) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ

 ―星を渡る船『箱舟』こと 空中城塞都市 アルビオン―

[―――ここはかつて、戦場になった都市。
かつて『聖戦』と呼ばれた戦争が、多くの命を奪い。
そして、世界の未来を賭けて、若い希望達が狂気の兵器と争いそれを打ち破った都市]

[―――そして、今は
星を渡り“龍脈”と呼ばれる星の命を分け与える、
宇宙を渡る船である]

[そのかつての都市の一角は花畑になっていた。
白月花《セレスティアル》※1と呼ばれる花が咲き誇る花畑の中。

―――命溢れる花畑の真ん中に、子供が一人]

[※1 白月花《セレスティアル》
古代から続く、花の一種。古代、旅人の生還は稀であった。
そこで月と星の女神たちの加護を願い、旅人は常咲き花《アマラントス》を携え、近しい者は白月花《セレスティアル》を戸口に飾って帰りを待った。2つの花が再び出会う日を願い、乙女たちは毎日戸口の花を取り替える]

(192) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

 


 ―――― …… rururu lala ……




[それは"誰"に向けたのか。
鳴り響く歌声は虚空へ、永遠に消えた。


          ――*悪意の小鳥 END*――]


【人】 留守番 ジョージ

[その白い花の海の中に、一輪だけ銀のリコリスが咲いていた]

[―――子供の世界で「夜光の絆」に導かれ、蒼い双王へと落ちて行った銀の星。あの輝きにも似た銀色。
―――否。この銀は、若さ故の強欲のような。
全てをその輝きの内に飲み込むような。意志の強い輝きを持っていた]

[導かれるように、白い花畑の中で揺れている銀を掴んだ瞬間]

[狂い、全てを壊しかけた記憶の全て。
―――そして、銀を廻る世界を救う戦いにあった記憶の全てが
零(ゼロ)へ戻った筈のメモリの奥で、銀の光と共に「何か」がちらついて]

(196) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ


――――――――――――、
……………………… 、  

[無表情だった子供の目が、僅かに見開かれた]

(197) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[糸の切れた人形ように動きを止めていた子供に、
遠く、美しいテノールの声が届く]
[その声に応えるように、子供は一度そちらへと振り向いて]

[―――やがて、小さな足で歩き出した]

[子供の小さな腕一杯に詰んでいた白い花束は、石碑へと。
―――子供の小さな手には、一輪の銀のリコリスだけが残った]

[そうして、赤い双王と華の乙女、不死鳥の魂。
戦う力を対価に得た、「家族」の元へ歩き出す]

(198) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[その者達と共に見たのは、
彼らが救いたいと望んだ目前に迫る灰色の星『インダストリアル・グレイ』と、宇宙に流れる無数の流れ星]

[その光は、蒼天の空に見た流れ星>>2:292にも似て]

[子供はその空を見上げた。
色の薄い目が、流星の光を反射する]

(199) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ



[  『流れ星に願いをかけると、それは叶うんだ』 >>*0 ]

 

(200) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[―――願いをかけるとすれば、何をかけよう]

[全てが終わって。
「落ち着いたらまた、”扉”を開いて、会いに行く」]

[ ―――いいや、それはきっと願いじゃなく ]

[ いつか成し遂げる命令《order》だ ]


[ 彼は、誇りに思う「マスター」なのだから ]

(201) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ


[いつか、そう遠くない未来に。
機械は夢を抱く。>>4:186

白と銀に輝く城の空に、紅い月が昇る日を]
 

(203) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ

 
[ あの時のように。
 その呼び声>>2:333に応えて、会いに行く日を**]

 

(204) bou 2014/06/25(Wed) 00時半頃

……お前が望むなら、

[やがて。一番最後に掛ける言葉は胸赤鳥へ。
もっとも近くにあった小鳥へと、目を向けて]

お前の望みならば、叶えてやろう。
それが僕が最初に決めた意義《ルール》だ。
王は王を望む者のためにある故に。………だが、


僕が、お前を失うことを望みたくない。


…。悪意は進化の種となる。
お前はそう言ったな?

ならば見るがいい。その行きつく先を。
僕がお前に見せてやる。


  ───お前が”見たかった”景色を、だ。
 


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