人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[遠くても、途切れても、月影の見えぬ所がないように
 声は意識を締め上げる。
 今、ここにいる守護隊員は絢矢だけだ。それだけは、]

 ――――っ……

[それだけは。]

 解っ、た。すぐ行く。

[応えてくれるリカルダに意識を集中する。


[――この名は鬼を刺す木であるから、尚鋭く。

 自覚しろ、名は呪詛より深く身に刻まれている。

 視界に姿を認めなければ、正しい矛先を自覚していれば、
 例え守れなくても、せめて誤らずに済む。]

 リッキィ、あと少しで。
 ……もう少しで行くから、待ってて。


【人】 営利政府 トレイル

[主が飛び退き出来た間合いを、ジャニスに詰めさせてはならない。>>98

 手首を踏む力が、案外弱かったのか。
 靴底の下で曲がった手は、斧の柄を離し、零瑠の足首にと指が絡む。]

ぐ、うぅっ

[みしりと足首に衝撃が走る。口から溢れるうめき声。>>104
 けれどこれは好機だ。身を崩すと見せ掛け、そのまま膝を打ち付ける。小太刀握る腕を振り抜く。

 彼女の手首に刃はどれ程かかったか。
 肉をたてずとも、目的は別。


 重い三日月斧を、出来るだけ遠くへと―――とばす。]

(112) 2014/02/20(Thu) 01時半頃

守護隊なんて――…。

そんなもの、何の役にも……

[白い外套たち。
 感傷も何もかも。過ぎた後に
 安吾の遺体を見て思うのは、白にはやはり赤が良く映えるということ。


 見回りと称しても、人の出入りに意識もせず、
 助けて――と、裾握る小さな紅葉手を払い、
 役に立たなかったのは―――…]


そうだな。永い事愉しませてくれたのはホリー。
次はお前達位か。

[ジャニスから飛び退いた直後、少し考えてから零瑠に返す。
ホリーと眷属達が仕えた時間の差は膨大だ。
だがその僅かな時間である眷属達が次に来ると言う位、
鬼達は始祖を恐れ諂っていただけなのだろう]

いや…一番永く愉しませてくれたのは。

[思い出す]

家畜達か。

[短い生の中、代を重ねて繁殖し、
芸術を残し抗って死んでいく]

確かに家畜は必要だ。

[呟いたそれは改めての認識だった]


[主の命が下る。広がる。

 まだ3人とも生きている。
 『家族』と会い、話し、何をしているのだろうか。

 零瑠の刃は安吾の血で濡れたのに。

 そういえば、真弓は明之進とリカルダを探していた。
 会えたのだろうか――…と、ふと思う。]


……待ってる。

[絢矢が来た。
明にーさんの言う「あと少し」を待ってる間に。

だからさっきも言ったことをもう一度繰り返して願いとする。
家族の何人かが久しぶりに揃ったその先に、どんなさびしい未来が待ってるとしても**]


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 02時頃


 ……いつまで生き残れば、充分生きた事になると思いますか?

[答えはないと知って問う。]

 僕がしているのは、甘い事と面白い事と、
 どっちに見えるでしょうね。

[夜襲に煙る空を見た。これが自由の色かと思うと、晴れない]

[自覚は在るかと己に問う。
 もし、リカルダが本当に、誰の願いも、幸せの最低限も、
 "生きて"というだけのことも嫌だ言う時が来たら、
 きっと自分は、それを赦すだろう。
 ――己は鬼を刺す木であって、
 人と鬼とが相容れないのを知ってしまっているから]


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 02時半頃


 …………時間がない。

[今からでも遅すぎるくらいだ。]

 僕はあのひとの所に行くよ。

[そう言って視線を向けるのは、始祖の気配のある方へ。
 これ以上、この連鎖を繰り返しては駄目だ。]

 リッキィは、どうしたい?

[絢矢とキャロライナの傍にいる事だって出来る。
 自分は寧ろ、そうして欲しかった――今でも本当に、
 満身創痍の絢矢を戦場に戻したくない。

 リカルダなら、彼女を引き留めて守ってくれるのでは、
 そんな勝手な期待があったのは、否定できないけれど**]


―――…。

[そっか。“始祖様”のところに行くんだ。
僕だって分かってる。“始祖様”を殺すのが、一番、最良に近いやり方だって]


僕は、――終わらせたい。

[戦って、誰かが死ぬ、その繰り返しを。
あるいは、罪にまみれた僕の生命を―――?]


【人】 営利政府 トレイル

―踏むは鬼か人か―

[地に着いたジャニスの、三日月斧の柄を握る右の手首に零瑠は踵を乗せて踏みつける。その足首を摑んだのは彼女の左手。]

こ、の、……ばか、ぢからっ!

[見上げてくる視線の内、紅が潜んで居るのか、主に似た―――そして、何故か懐かしい色を見付けてしまった。]


お、母、さ……


[口に出た言葉に驚き目を張るが、
 刃が肉を断つ感触にすぐに我に返る。

 ――似ているだけだ。

 鬱金の光、濃い闇、焦がれる熱、凍てつく冷。眼差しひとつに胸が鳴り、名を呼ぶ声に耳が鳴り。]

(148) 2014/02/20(Thu) 20時頃

  嗚呼、あなただけだ。


   俺の永久は、あなただけ……


      全ての支配者である名を持つ、



   あなた、だけ…………

 

 


【人】 営利政府 トレイル

ジャニスさんのことは、お姉さんだと……思っていたのに。

[言い直す。]

ねぇ。
本当にヒトではなくなってしまったのじゃあないの?

それでも、ジャニスさんでは……
あの方を越えることなんて、出来やしない。

[後ろに下がった主の、好機を探す。
 隙を作らせれば主の一撃があるだろう。]

(149) 2014/02/20(Thu) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

そんな目で、……俺を見る、なっ

[ジャニスの両脚を警戒しながら、痛みに喘ぐ。捻った上半身の、肩から落ちる赤雫はどれ程彼女を染めるか。

 ヒトから離れた力は周を思い起こさせる。

 これが聖水銀のせいだと言うのなら。
 始祖の血のせいだと言うのなら。

 子である身の、力ある濃紅を一部としたこの身の、何と不甲斐ない動きよ。]

(150) 2014/02/20(Thu) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

は、ぁっ!

[まだ戦える。そう、まだ。

幾度刃を突き立てれば、その腕は使い物にならなくなるだろうか。腕に腹に胸に首にと狙いを変え。

目を潰さんと、一閃。

ジャニスの左手が離れるのと、
零瑠の足が潰れるのとどちらが先か。*]

(151) 2014/02/20(Thu) 20時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 20時半頃


 うん。

 僕たちは、これ以上……――人に触れない方が良い。

[手を伸ばした所為で喪った、相似を知らずとも

 でも、今の絢矢とキャロ君を放ってもおけない。
 それにリッキィは、真弓ちゃんや零瑠君とは、
 たぶん戦えない。じゃない?

 ……と言うより、僕は、戦って欲しくない、かな。


……心地良い憎悪だな。

[家畜から憎悪を受ける事はあっても、所詮家畜。
この身に吹き付ける風よりも意識する事は無い。
鬼であっても同じだった。
もっとも、そこまだ憎悪を向ける鬼などいなかったが]

周、聴こえるぞ。
人でも鬼でも無くなった獣のお前の聲。

[気付けば夜明け。
家畜はその光に希望を見出すと言うが、
その光に照らされた獣>>+22はどんな姿なのだろう。
ピリリと肌を刺す殺意を感じながら、
目の届かない事が残念だと嗤った*]


[血統の異なる明之進に、周の声は聞こえないままだ。
 彼が今どうしているのか。零瑠と共にいるのか。
 解らないけど、無事を願ってしまうのと裏腹に、
 どこかで刺すような気配を感じる気がしていた]


人に、……、そっか。

[明にーさんの言うことはもっともだと思う。
僕らの間に絆がもたらされたとしてもそれはきっと、触れれば崩れ落ちていくほどもろいもので。

でも、だからって、触れれば崩れ落ちそうな絢矢の傍にいてあげられないのは、――苦しくて]


……僕だって、

[違う、これは強さで張り合えるかの問題じゃなくて。

同じ運命を歩んだ“家族”に刃を向けられるかどうかを訊かれてるんだ。

沈黙が肯定になっちゃうって思っても、
すぐにそれしか返せなくなる]


だが、お前だけは私の傍にいて良いと決めた。
その期待裏切るな。

[ホリーの力を得た真弓に実力では敵わぬだろうからこそ。
その忠義の心を見せろと、誘う様に笑みを投げた]


[結局、零にーさんが何を望んでるのかは訊けずじまい。
僕の耳に届いたのは、周にーさんが吸血鬼になったという結果だけ。


生きてて良かった。
みんなも同じ場所に連れて行きたかった。

こんなワガママを、にーさんはどう思うのかな。

声を、顔を、懐かしむ。けれど、そのどちらも、届かないんだ]


【人】 営利政府 トレイル

ひどいね、お姉さん。

俺が安吾さんに殺されていても、別段構いやしなかったみたいだ。

[幾ら小太刀を振るっても。
 ジャニスの腕を切り落とせない―――のなら。]


 ………っ!


[迷わず、己の脛を落とした。]

(189) 2014/02/20(Thu) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[後ろに跳び、十分な距離をあける。

 地面に触れた手が。白かった外套の、武器に当たった。
 小太刀が役に立たないのなら。
 対吸血鬼用の武器の方が傷を負わせるのではないか。]


さぁ、主はジャニスさんに飽いたようだよ?

(193) 2014/02/20(Thu) 23時半頃

[14の誕生日の日を思い出す。
 乾杯したのは『新しい家族』に。

 ホリーとの暮らしがどれ程長かったかは推し量ることしか出来ない。]

確かに、あなたが読んでいた本も、また家畜が――…人が、作り、形にして、継いできたものですね。

鬼にはないものを、あなたは愉しみとしてきた。

[他には心の内の。希望に絶望に後悔に反省に幸福に苦しみに哀しみに――色の変わる、心の。]


では、どうされます?

[必要と分かった家畜を。]


 あぁ、……あなたに、試して頂きたいものがあります。

きっと、美味しいですよ。

[本だけではなく、久しく口にしていない菓子も。料理も。*]


【人】 営利政府 トレイル

[昇り始める太陽の、その光を背に受ける。
 吸血鬼は陽光に弱いなど、そんな迷信は笑ってやろう。

 真弓の気配。対峙した時にもそうと知れたが、
 確かに彼女は――強い。

 別の褒美をと願った時には計画していたのだろう。
 こうなるように。


 けれど、強くなったからといって臆することはない。
 生きなければ、勝たなければ、ならないのだから。]

(203) 2014/02/21(Fri) 00時頃

えぇ、けして決して――裏切りはしません。
あなたの期待に沿いましょう。

[そう、主が零瑠に向かう笑みひとつあれば。

 気力は増し、士気高まるのだ。]


……お父様、
あなたの終わる時、
それはそう遠くないのですから、
どうぞ思い出してくださいね。

わたしがあなたの終わりを祈ることを。

[姉から受けて託した死の棘、
それこそが己の父に対する祈りのかたちだ]


[絢矢に寄り添うリカルダをちらりと見た。]

 ……もしもの時は、お願いしても、良い?

[人に触れてはいけない。
 その意味を、彼女は納得したから。
 多分、悲しい事だと思うけれど、通じる、と思った]


【人】 営利政府 トレイル

あの人は――何故食われたか、知っています?

[破れかけた外套は風に揺れ。>>192
 あの日の弟を思わせるやも知れない。]

……さぁ、でも真弓が居るんだ。
純血の血を取り込んだ彼女が、主を倒すかもしれない。

(210) 2014/02/21(Fri) 00時頃

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