65 In Vitro Veritas
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― B2階 倉庫方面 ―
[まず地下二階に向かったのは、一つの決意を秘めてから。
そう、あのオリジナルの女を壊したヤニクの鋏を取りにいこうと。
滑り込んだ倉庫内。でも、その鋏を実際手にとって、思ったのは…。
きっと、これだけじゃ、壊れない…という反面とても冷静な判断。]
絞めるもの……
[鋏のほか、探って、麻紐を見つけると、それを適度な長さに鋏で切った。
それをポケットに入れて……。]
――……名前よく知らないけど、
赤毛のオリジナル、さん
[ドナルドは食べ物をもった袋をいくつか持っていただろうか。
そのドナルドを中央のコントロールルームに誘う。
話があるんだ、と…。]
その目、手術、どうしますか?
[そう、尋ねたとき、赤毛のオリジナルはどのような反応をしただろうか。
ただ、それまでの話など知らないから、手術はするだろうと思った。その映像のように、赤毛は手術台に縛られて殺されるだろうと…。
だから、少しでも躊躇って、こちらから目線を外したとき、その無防備な首に手を伸ばした、そう、それは、まるで抱きつくような形にもみえたかもしれない。
飴色の髪がその顔を擽り、青灰の瞳はその隻眼を見つめただろう。]
貴方は、確か、すごい人、なんだよね?
ボールを投げる人?
ユウメイジン?
[オリジナルの能力が優れている。
そのうえ、自分らから奪うのだ、彼らは……
すべてを。]
――……赤毛は、いいやつなんだ。
だから、貴方が壊れきってしまえば、
[きっと戸惑っているその首に器用に麻紐を巻く。
ガラスの吹き竿を一日回し続けるその節だった手は、
躊躇いなく、その柔らかい首の肉を締め付けた。]
[大きな身体は、それでも、抵抗にこちらの背と髪を掴んだ。
その握力は、やはり強く、首が後ろに折れるけれど…手は離さない。
目を閉じ、必死に締め付け続ける、と、どれくらいの時間が経ったか、その身体は痙攣を繰り返してから、静かになる。]
――……はなせ
[その手が髪を掴んだままだったのを無理やり引きはがして…。壊れたその身体から離れた。]
― コントロールルーム ―
[そして、コントロールルームの隅、ドナルドの壊れた身体が横たわる。
首を絞めた麻紐はそのままに、見開いた目はこちらを見ているようだったので、閉じさせてから…。]
――…これで赤毛は、もう、傷つかない。
[そして、ゆっくりと息をしたとき、背中が痛んだ。
それはペナルティ。
誰かが見ればわかるだろう。その太いドナルドの拳が背中に血がにじむ傷を作っていること。
もちろん、今は、服に隠れて、
見た目にはわからない。]
食べ物……。
[その手にいくつかあった食べ物をいれた袋に気が付いたのはそのあと、
それは大事なものだと、判断し、コントロールルームの机に置いた。
空腹であったかもしれないけど、とても食べる気にはなれなかった。
そして、背中の痛みに眉を寄せながら、コントロールルームから出ていく。**]
/*
ドナルドキリング、wikiのコメント欄に状況だけ残しました。
ニック……
[そして、ニックの姿をみつけたなら、
近寄って囁くだろう。
赤毛のオリジナルを壊しておいたよ、と。**]
……テンソウソウチ。
人数、多いから駄目だって言ってた。
でも。
大きいヨルは壊した。
片目の赤さんもコーダが壊してくれた。
エビエヤニクも、僕が壊した。
なら。
あと何人か壊せば。帰れるんじゃないのかな。
[それは気付いても、誰もが口にしなかった事実]
[テンソウソウチのこと。
自分もわかっていた。
だけど、あえて言ってなかった。]
――…… そうだな。
[赤毛のオリジナルを壊したこと、後悔はしていない。
たぶんそれは、今、赤毛がそのために自分の目を抉っていると知っても…。
オリジナルから受ける圧倒的な劣等感よりは、
いい、と…。]
赤毛……ッ
なん で……。
[それは、目玉、であると、
認識して、
声にならない悲鳴をあげた。]
[せっかく、お前が無事であるようにと、
お前の目は、お前だけの!!
そう叫びたくなったが、息が詰まって、言葉も詰まった。]
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