65 In Vitro Veritas
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[漸く、"赤毛"の手に乾いた血糊がついている>>271ことに気づいて、眉を顰める。]
オイ、それどォしたんだ?
[まさか、雪織ヨーランダの、と息を呑んだ。 自分のクローンが人殺しをしたとは、想像するのも厭だったが。 剣呑な想像は、余りにも邪気のなさそうな相手の様子に遮られる。]
いや、呼び名は別に……眼帯、が呼びやすいんならソレでもイイが。
[自分のクローンから"眼帯"と呼ばれると、どうにも、移植の現実をつきつけられるようなシュールな気分になるのだ。]
ま、岩瀬って呼ばれるコトが多いな。 そんで、聞きてェコトってのは?
(277) 2011/09/29(Thu) 21時頃
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寝てる人ォ……?
[雪織のことだろうか。瞬いた。 どうも、死体に触ったら血がついた、そういう話のようだが。 ああ、彼らは"死"の概念を知らないのかもしれない、と漸く思い至って。]
そっか、ホラ、ちィとこっち来い。
[コレで拭け、とバッグから取り出したスポーツタオルを赤毛に差し出した。]
もう乾いちまってンなら、洗ってソレで拭いとけ。 俺とおんなし顔したヤツが、血ィついたままってェのも、イイ気しねェし。
(287) 2011/09/29(Thu) 21時半頃
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[血に汚れたサインボールには、右目を眇める。 そういえば、彼に渡したあと、映像に動転してそのままになってしまっていた。]
あー、……ま、しゃァねェな。
[今は引退した選手のサインボール。お守り代わりにしていたから、残念だ、とは思う。 思うが、人死にが出ている状況で、ボールが汚れたことを怒っても仕方がない。
それよりも。]
……アンタ、野球、マジで知らねェの?
[岩瀬にとってそれは、相手が死を知らないことよりも、ずっとずっと重大な問題なのだった。]
(289) 2011/09/29(Thu) 21時半頃
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あーうん、運動。そりゃァ合ってる。 野球ってのは、だな。
[ルールを一から説明しようとして、ボールすら知らぬ様子の赤毛にそれを分からせるのは、大変骨が折れることだと気づく。 首の後ろに手をやって。]
ま、ざっくり言やァ、球ァ投げて、棒で打って、走る! そういうスポーツだ。
ソリテスに来たら、特等席に招待すんぜェ? すんげェ楽しいってコトだけは、俺が保証する! 俺もガキン頃、スタジアムが家だったらイイなってどんだけ思ったか。
[説明はあまりにもざっくり過ぎたが、観れば分かる!と胸を張って。 スタジアムの観客席に自分そっくりなクローンが座っていたらひと騒動は間違いないが、そこはまあ、誤魔化しようはいくらでもあるというもの。]
(298) 2011/09/29(Thu) 22時頃
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[どうして野球をするのかと赤毛に問われれば>>296、天井を仰いで。]
……なんで、だろうなァ。 俺にゃァ野球が楽しくて堪らなくて、ソレ無しの生活なんて、考えすら出来ねェから、かな。
[改めて、野球と関わることを止める自分を想像して、……それは自分じゃない、と思った。 翼を失った鳥だなんて陳腐な表現をしたら、口さがないチームメイトなんかは笑うだろうけれど。]
俺は、スタジアムにいるときだけは、何にも怖くねェような気がするんだ。 伸び伸びと、好きなコトが出来る。そんで、ソレをファンが見守っててくれる。 それ以上嬉しいこたァねェ、ってな。
[危ないと繰り返す相手には、肩を竦め。]
ま、目が駄目になったりするような怪我は、そんなに多いモンじゃねェ。 別に野球が危ねェ運動ってワケじゃねェよ。
[俺がヘマやらかしただけだ、と苦く笑った。]
(303) 2011/09/29(Thu) 22時半頃
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[これはいつの言葉だったか]
ねえ。
コーダは……誰かを、守る?
《その為に、誰かを、壊す?》
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[袋を持った黒田>>297が傍を通りかかれば、その葛藤などは知らず、声を掛ける。]
どうだ、食いモンか何か、見つかったか?
ま、助けが来るまで食いつなげれば、何とかなるだろうしよ。
[言葉を切ると、漸く焦ったような様子に気づき、首を捻った。]
(308) 2011/09/29(Thu) 22時半頃
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[自分のクローンに縋られて、困ったように赤銅色を見やった。]
あァ、野球するために絶対ェアンタの目ェ取らなきゃいけねェワケじゃねェ。 他の方法もあるらしいんだが、ただソレだと、今までのように上手く野球は出来ねェらしい。
[リンダの紹介状を、ポケットの上から触る。]
参ったな、眠りたくねェ……か。 ……そォだよなァ。
[はたと言葉を切って、瞬いた。泣きそうな彼の顔を覗き込む。]
球投げるの下手……って、アンタもキャッチボール、すんのか?
[キャッチボール、と言いながら、振りかぶって球を放るフォームをしてみせた。]
(316) 2011/09/29(Thu) 23時頃
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守るよ。
今一番、壊されそうなやつを。
あいつの目を……。
[赤毛の目のこと、思い出す。]
いまはな。
[それはまだ、牧野の話を聞く前の話]
[自分は、大きいヨルを壊した。
そしてヨルを取り戻した。
他の皆も、等しく大事で。
だから守る為に。
壊される前に。
壊すことは、厭わない]
[ただ、あの時壊すのに使った刃物は。
コーダが、どこかに仕舞ったから。
今度は、コーダがあれを使いたいのだろうかと。
そんなことを、考えて]
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[黒田から人数を問われて>>309、暫し首を捻ったが、指を折ってオリジナルの人数を数えて。]
ああ、14人で合ってんじゃねェかな。
[野球チーム二つには足りねェな、と小さくぼやく。 それから、乾パンの袋に視線を移して、眉を寄せた。]
……こんだけ、か。
[ともあれ、手伝おうと手を伸ばして、傍らの赤毛にも声を掛けた。]
ホラ、アンタにも手伝ってもらわねェとなんねェ、急いで手ェ洗ってこい。
(321) 2011/09/29(Thu) 23時半頃
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[この先、クローンと呼ばれる自分たちの中で、
一番最初に、あの映像のようになる者。
やっぱりそれは赤毛だろうと思う。
そして、移植できる人物もここにはいるらしい。
しかもそういう場所、であるらしい、ここは。]
赤毛のこと、守らなくちゃ…。
[赤毛は大きい、だから、オリジナルのその人も近寄ってはいないけれど、大きいのだろう。
その人を壊すためにはどうすればいいだろう。
ああ…。
そういえば、聴いたことがある。
クローンの中にもイタンシャがいたと。
自分の身体を壊すペナルティ、犯すものがいたと。
首にひもをつけて、ぶらさがったらしい。
そしたら、動かなくなって…
そんな年長者の話。]
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[赤毛が差し出した手作りの球>>330をじっと見る。そうか、とそれだけ零した。]
キャッチボール上手くならねェままで眠りたくねェ……か。 そォか、俺のクローンもキャッチボール、好きなんだなァ。
[しみじみと、深い溜息を吐きながら。 相手がどれだけの技量かは知らないが、やっぱりそれなりの上手さなのだろうか。
どこか会話が噛み合わないクローンたち。 それでも、キャッチボールをしたいと言う彼は、自分と何も変わらないではないかと、唇を噛んだ。
手を洗う場所を問われれば、暫らく考えて]
そォいや、来る途中、便所があっちにあった気ィすんぜェ。
[と、トイレの方を指差した。]
(339) 2011/09/30(Fri) 00時頃
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[黒田の言葉を聞けば>>328、乾パンの袋から、ざらざらと小分けのビニール袋に移す手をはたと止めて。]
七つってェのは、アレか。 クローンの分はナシで……っつゥ、コト? ん……、確かにそうすりゃァ、だいぶ楽にはなんだろな。
[眉を顰めた。決して多いとは言えない乾パンを眺める。 クローンたちは、電子戸籍にも登録されていない存在で、社会的に"人間"ではないのだろう。
けれども、眠りたくない、と言った赤毛の顔が浮かぶ。 そして、それ以上に気がかりなのは。]
もしそンで不満が募ったら、さっきみてェに……、
[雪織ヨーランダの訃報が思い出された。 あれが誰の手によるものかは分からないし、単にオリジナルとのいざこざかもしれない。けれども、物を知らぬクローンにだって、殺人をする能力はあるはずで。]
(344) 2011/09/30(Fri) 00時半頃
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[しばし、乾パンを分ける手を止める。
そこへ廊下の向こうから蝦江の声>>335が聞こえると、そちらに手を振った。 その傍にいるのは、彼のクローンだろうか。]
おゥ、こっちは食料見つけて、今、人数分に分けてるトコ。 これじゃァちィと足りねェんで、もうちょいどっかに残ってりゃイイんだがなァ。
[溜息をついた。]
(348) 2011/09/30(Fri) 00時半頃
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― 一人になったとき ―
[映像を思い出す。
そして、ニックの言葉も思い出す。
そう、壊す前に、壊す、そんな気持ちがないといけない。
オリジナルは、きっと、
それでも、何かあれば、クローンが死ぬのはしょうがない、と思うような気もするから。]
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[蛯江の感想>>357には頷いた。]
ン、まァ味の方は期待出来ねェだろうな、こういう非常食料ってのは。 時々、学校の非常訓練で食うようなヤツだろ。 ボソボソしてマズいアレ。
[緊急移転装置の動作訓練やら何やら、ふざけ半分にやった記憶が薄ぼんやりと。不真面目な生徒だったので、大半は記憶の彼方だが。]
こんだけだと、せいぜい五、六人が少し食いつなげる程度……ってトコか。 十何人だと、二日と持たずになくなっちまわァ。
[非常食料の大袋をがさがさと振ってみせ。沢山あるようでも、14人という人数はあまりに多い。]
(365) 2011/09/30(Fri) 01時頃
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[なんてきれいなんだろうか。]
[ああ、なぜ]
[自分は、彼じゃないのか。そんな、そんなことを]
[思ったことがある。
それは、圧倒的な、差。
ニックはああいってくれたけど、
自分は、この音は壊せない、と思った。
壊したい。とても壊したい。
なぜ、自分はセシルではないのか、
そう、
壊せない。
それは、セシルのほうが優れているから。]
[自分は、もし、その音が失われるのであれば、
壊されてもいい存在なのかもしれない。
それは、本当に、
悲しすぎる劣等感。]
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[しばし、階上から聞こえてくるらしき旋律にぽかんとした後。]
なんだコレ、すげェ。
[音楽など知らないから、感想を述べる言葉は持たず、それでも何やら圧倒される気が、した。 誰が演奏しているかも知らないが、口を開けたままで、終わるまでそれを聴いていた。
それから、とりあえずは、非常食料を十四の小袋に分け終えて。]
そんで、コレをどうやって分けっか、だよなァ……。 つっても、我慢しろったって、腹ァ減るのはそういうワケにもいかねェだろ。
[蛯江のクローンの方を見やる。 持ちきれないため、黒田や蛯江にも持ってくれるように頼むと]
……ま、他のヤツらとも話し合おうぜ。
[誰かオリジナルの姿はないかと、きょろきょろ辺りを*見回した*]
(380) 2011/09/30(Fri) 02時頃
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[それは、歪んでいく。]
[そう、こんな目に合うのは、
こんなオリジナルに激しい劣等感を持つクローンは自分だけで十分だ。]
[そう、規則正しい生活。
何も知らずに仕事をして、
そして、話して、食べて、眠って…。]
(ニック
自分も彼らを壊すよ
そう、オリジナルを知ることは、
クローンには絶望だ。)
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