人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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視点:


【見】 若者 テッド

― 本邸・廊下 ―

―――…。

[相槌を打ち、問われると一つ瞬いて。]

身より溢れる威厳と風格。
見目麗しくとも、一目で花主とわかる程。

…しかし、少々我侭な面を持つようにも。

[一呼吸置いて、言い切った後。
微かに口角を上げて、ニっと笑った。]

兄弟子がいびられぬようにと願うばかりですよ。

(@0) 2010/08/05(Thu) 01時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 01時頃


【見】 若者 テッド

…褒めても何もでねえぞ。

[少し照れくさそうに、華月へと言葉を返し。]

――――さて?
俺の舞は気まぐれですから。

[機会があれば、と微笑んでみせる。
と、そこに飛んでくるは、後頭部への一撃。]

っで!
…何すんだよ、華月!

[先程までの態度は一変、いつもの姦しいものへと。
華月が挨拶するのを見て、漸くやって来た本郷に気付く。
何を言う訳でもなく、ただ視線を向けた。]

(@3) 2010/08/05(Thu) 01時半頃

良い機会だ。
お前が毒の花ならば、そのまま彼を誑かしてみては?


 …………………彼を?

[苦笑混じる]

 貴方の後では翳みかねる
 が
 ……戯れる程度なら。

 日は未だ高い


【見】 若者 テッド

んだよ、心配してやってんだろ。

[ぶす、と口を尖らせて。
目の前で繰り広げられる花主同士の遣り取りには、噴き出すより珍しいものを見るような目で見ていた。
華月が食堂へ行くと言えば、其方を見て。]

…俺も行く。
そういや起きてから何も食ってねえんだ。

[きゅる、と小さく腹が鳴った気がした。]

(@5) 2010/08/05(Thu) 02時頃

 しかし……

 死して満たされるとは
 坊主の言葉だけなのか、それとも

[納得がいかぬ風に呟き洩らす]


【見】 若者 テッド

[仲がいいと高嶺に評されると少しばかり虎鉄の顔が明るくなる。]

一時とは言え、苦楽を共にした仲ですから。
顔も知らぬ両親より、絆は固いと自負していますよ。

[琥珀を高嶺へと向け。
気まぐれに舞ってもらおうと薄く笑む相手には、クッと咽を鳴らした。]

…って、おわ、華月!
髪が、ぐしゃぐしゃに…!

[さっき整えたばかりだと、頭を撫でる華月に抗議する。
まだ湿り気のある髪は先程より乾いてはいたが、ひやりとした冷たさは依然変わらず。]

(@7) 2010/08/05(Thu) 02時半頃

【見】 若者 テッド

ったく。
んじゃ、早く食堂行こうぜ。
何か腹減ってんの思い出したら眩暈してきた…。

[ぼやきながら、華月を促し。]

……え。
華月、こいつんとこに茶持ってくのか。

[こいつ、が指すのは勿論本郷。
高嶺に対する態度とはえらい違いである。
ふぅん、と唸ってから、食堂へ向かう為に花主達へ一礼を。

頭を上げて踵を返す折。
琥珀は一度鉄色を捉えて。
ふい、と外すと虎鉄は歩き出した華月の後を*追った。*]

(@8) 2010/08/05(Thu) 02時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 02時半頃


 刷衛殿、面白い人物にあった。
 天満月 邦夜と言う花主
 人狼病を持つものと口付けると発作を起こすそうだ

 先程発作を起こしてるところにあってな
 ……豚狼に悪戯されて口付けられたのだと。

 獣がその者の力に気付き
 誑かされる前に、何とか協力させたいものだ


[知っている
知っていた
筈だった
行為の数々を、直接其の身に受けて
花は乱れ咲く]

 ……坊主、と謂うは
 皆、こうなのか……

[父親もと謂っていたな
そうぼやき
種を植え付ける事の出来なかった
彼の胸に顔を埋めた。
ぴちゃり、舐め遣る]

 これは、確かに
 喰いでがありそうだ**


[そして、ヨアヒムを確保し、大広間の控え室に放り込んだあと、イアンからの報告を聴く。]

 ほお……
 稀にそういう人物がいるとは聴いたが。

[そして、しばらく考え…。]

 邦夜さんには事情を話して協力してもらうのもいいかもしれんな。


 いや、でも、話すと、それはそれで危険か?
 
[邦夜とは少し、話をした。花祭ははじめてのはず…。もちろん、花と戯れるなども、そう経験はしていないだろう。]

 ともかく、彼はこちらの手中にしておきたい。
 そして、彼は花主だ。

[少し押し黙るが、その先意味はわかるだろう。自分とイアン、花主と花、傍にいやすいのはどちらかと。]

 仕事、として、彼を操れるか?


 何処まで話すかは…
 私も難しいところかと。

[刷衛の言葉には同意するように。
 ……続いた言葉、
 それは自身も現在考えていたこと]    

 媚を売った経験はないが
 なんとか、する。私も花だ。

[相手が花主としての経験が浅いのが救いか。
 先ほどの、振り返れば赤面ものの
 拙い媚を思い出すが……なんとかせねばならない]  


 ああ、じゃあ、頼むぞ?
 というか自信がないのか?




 じゃあ、練習台になってやってもいいぞ?
 ほら、媚売ってみろ。

[そしてすぐにそんな冗談を飛ばす。]


 ……しょうがないだろ!
 今まで私には必要なかった……
 けれど、今必要なのだ……頑張るさ……

[自信がないのかと突かれれば
 声が大きくなって……少しずつ声量が下がる。]


 …………

[声音が冗談を飛ばすものに変わっていることにも気づかず
 真剣にこう言う場合はどう媚を売るべきなのか
 眉を寄せて考えて]

 ……刷衛殿…お主に会いたいと、思うている……

[小さく呟いた]


[正確には息を吐いたというより、噴出した。]

 そ、そうそう、う、うまいじゃねぇか。
 背中につめたいのが走ったぜ。

[イアンの頑張った媚の言葉にそう感想を述べた。]

 不慣れな感じが実にそそる。
 さすが、花だな。

[世辞ではなく、本当だった。]

 よし、まだ何か言ってみろ。

[再度、けしかけてみる。]


 ……笑うなっ!滑稽なのは…己でもわかってはいるのだ…
 さすが花などと……

[聴こえた息遣い。どう考えても噴出された。
 やはり、拙いのだ。媚も一つの芸
 そして、青年はその芸を鍛えてこなかった。
 告げられた評価は、不慣れゆえのなんとやら]

 ――……本気で逢いたいのだ。刷衛殿以外に
 私に、頼る相手もない……だから……

[再度の声に、羞恥心を押さえ込む少しの間の後
 薄く、口を開いて。かすかな声が零した]


 おお


                   いい。

[ちょっとかなりよかったらしい。
 うっかり鼻を抑えた。]

 大丈夫だ。うん、今傍にいたら押し倒してた。
 問題ない。

[むしろ一人で部屋で拝んでいる。]

 よし、頑張れ。見守ってるぞ、というか、
 聴き守ってやるからな。

[よしよし、という声。]

 で、封鎖のための人員はもう呼んだか?
 


 ……本当か……っ

[今度は噴出すような息も、
 それによって不自然にどもる感もなく]

 床まで持ち込めるかはわからんが練習は生かす
 ……報告はするから、聴かんでいい

[聞き守ると言われて苦笑する。
 よしよしという声も相俟って
 どうにも子供扱いされている気配に戸惑いつつ
 仕事のことになれば深呼吸一つ]

 封鎖人員は昨晩の宴直後に
 次の宴目処によこすよう連絡してある
 そこは抜かりはないよ。

[先ほどのよどみは嘘のように
 凛とした声でこたえた]


 おう、頑張れ。
 まぁ、でも相手は新人だ。

 割り切る部分も大事にな?

[そして、手はずが整っていることを聴けば、うむ、と深く頷いた。]

 ――…いや、任せきりですまんな?
 頼りにしてるぞ。相棒。

 じゃ、俺もちらちら各自の様子を見る。





 そうそう、あえぎ声だけじゃ助けてほしいのか、房事に夢中なのかわからんので、助けて欲しいときはちゃんと名前を呼べよ。

[余計なことも言っておいた。**]


 ……そうだな。相手も力の為に利用されて
 溺れてしまうのでは…哀れか

[忠告に邦夜自身のことを考えるのが抜けていたのに気づく
 いかんな、と、ゆるく頭をかいて]

 ……私の仕事であり、私の復讐だ。
 気にするな……お互いうまくいくことを




 ……間違って情事の最中、
 刷衛殿の名を呼ばぬよう気をつけるよ
 駆けつけて、あれ?なんぞ?では、な

[仕事の話で落ち着いたのか、余計なことにも
 からりと笑って言い返した]


[私の復讐で仕事、には黙っておいた。
 この相棒はどうやら猪突猛進のようだ。


 復讐のための仕事……。


 イアンの目的がそうと決まっているのなら、
 自分はなんのためか。さてはて。**]


[そして、そんな恩を売ってまで、己の心を買おうとした男は…
 哀れこの手に引き裂かれ、産まれる子の肥やしにされたという。]


 ――望みはひとつ
 願いはひとつ――

 種植え付けて
 腐らせる
 この世の理
 
 幾年もいくねんも
 血を継いで
 肉を喰らい
 種を植える

 二つ心は要らぬ
 惑うては
 いのちとり


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 21時半頃


…一体。

[小さく呟いた。
それは無意識に]


【見】 若者 テッド

― 食堂 ―

だから、はぐっ…らいじょーふらっへ、んぐ。
あぐ…いっへんひゃん。

[食べ物を口に運ぶ手は動き続けるが、喋る口も止まらない。
行儀悪い事この上無いが、どんどん空になっていく皿を見るのは
中々面白い光景だったか。]

……っぷは。

つか、華月は食わなさすぎ。
相変わらず食が細ぇなあ。

[茶を飲んで指摘するのは相手の食事の量。
比べる基準は虎鉄となので、例え常人並だったとしても同じ言葉。
それからは昔話に花を咲かせ、食事を楽しんだ。
やがて華月は席を立ち、虎鉄はそれを見上げる。]

(@18) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【見】 若者 テッド

―――…ん。いってら。

[僅かな沈黙のあと、にっと笑って手を振って見送った。
厨房へ消える背中。
上げたままの手は指を畳んで机の上へと。
手にしていた箸を置くと、虎鉄は頬杖をついて、暫くその場に留まっていた。]

(@19) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【見】 若者 テッド

― 食堂→裏庭 ―

んー、食った食った。
…やっぱ、食った後は昼寝に限るよな。

[大方乾いた髪を革紐で一つにまとめると、んーと伸びをする。
廊下を歩いて向かうのは、庭。
どうやら、昼寝に使うのに良さそうな樹を物色するつもりらしい。]

…んあ?

[裏庭へと着けば、そこに見つけた人影>>288に眉を寄せて。]

―――何やってんだ?

[背後から声をかけた。]

(@20) 2010/08/05(Thu) 22時頃

 ――何、

[呟きは呆然と]


【見】 若者 テッド

……あのな。

[猿、と聞けばカチンときたようで口を曲げ。]

人の名前も覚えらんねえのかよ、この鳥頭!
虎鉄だ。こ・て・つ!猿じゃねえ!

[ズカズカ歩み寄って、鉄色を睨み上げた。]

(@21) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【見】 若者 テッド

なんつー、ヒネた…

[名を呼ばない理由を知り、少しばかり脱力した表情を見せたが。]

―――っだ!

[ぺんっ、と額が小気味良い音を立てると眉間に皺を寄せて額を押さえた。]

いって…お〜ま〜え〜な〜…どんっだけ自由なんだよ!
用も何も、こんなトコでぼーっと突っ立ってっから、何してんだって聞いたんだよ!
そうだよ、質問してんのは俺だっつの!

[不思議なペースに巻き込まれて忘れそうになっていたが、元々問いかけたのは己の方だった事を思い出したようだ。
額の痛みもあって、ぎゃーすかと捲し立てる。]

(@27) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【見】 若者 テッド

い゛っ―――〜〜〜…っの、やろ…ッ

[先程よりいい音が裏庭にこだまする。
虎鉄は額を押さえながら、上半身を丸めた。]

さっきから、人をぺんぺんぺんぺんと!
扇はそういう事に使うもんじゃねえだろが!扇に謝れ!

[涙が滲んだ瞳で睨み上げるが、謝れと言う先は虎鉄ではなく扇だった。
視線を何処かに投げる様を見れば、虎鉄も首を傾げ。]

……何だよ?

[同じように視線の先を見たが、其処にはただ木々が風に揺れるのみ。]

(@28) 2010/08/05(Thu) 23時頃

 すまん、ちょっと遅れるかもしれぬ。

[行かねばならぬが、動こうとしない花。
 仕方なく、小さくそれだけ囁いた。]


 ……?はい、わかりました……
 大丈夫です、やり遂げて見せます。
 舞い手の花なのですから。

[聞こえた声にきょとんと。その後淡く笑んで。
 ただ、通信が入ったついでに
 暫く口篭って…言うとおりにしてくれれば
 どうせばれること。意を決し話す]

 ……本郷殿に宴前に逃げるよう勧めました。
 彼は人を殺そうとしても殺せない人。
 多分獣ではないかと思いまして。

 けれど、職務違反です。
 この件のセンターからの罰は私が受けますので…
 御報告までに


【見】 若者 テッド

細けえ奴だな。
一回叩いたら、二回も三回も四回も大差ねえっつの。

それに…お前の持ち物かもしれねえけど、扇がそんな風に扱われるのを見るのは不愉快だ。

[フン、と鼻を鳴らす。
しかし「出る」と聞けば、口を一文字に結び。
ぎぎぎと首を固く動かした。]

ま…、……まじかよ…。

[知らぬが仏。
まさか自分自身に怖がっているなんて露ほども知らず。
出ませんように、成仏してください、などと拝んで。]

……何、お前も怖ぇの?

[少しばかり難しそうな表情の本郷を見上げた。]

(@29) 2010/08/05(Thu) 23時半頃

 何?



 そうか。

[職務違反、そういわれればそのとおりで…。]

 その件はのちに。
 本郷さんがそうでないのであれば、問題はなかろうて。

[早まるな、との意味あいもこめて、そう答えておく。]


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 23時半頃


 はい……勝手な行動申し訳ありません


 邦夜殿の力は
 怪しい人に使ってもらうべきなのでしょうか…
 それとも、人であって欲しい……と
 思う人に使うべきなのでしょうか…ね

[刷衛と邦夜、それ以外は誰が獣か、人か
 確信が持てないなか、そんなことをポツリとこぼした]


[相談を受け、それは怪しい奴に決まっている、と思いつつも、即答はせずに考える。]

 人間であってほしい…と思うというのは、どういうことかな。

[そう、あれだけチャールズに執心していたイアン。
 もしクロならば、どんな相手だろうと殺しそうないきおいだった。
 だが、



                 そうでない人物ができたか?]


 …例えば霞殿…旧友ですから…昔から知っていますし
 獣ではないと思いますが…
 それと、彼の花となった鳥、迦陵
 …霞殿と仲睦まじい様子でしたので迦陵が獣だと……
 霞殿が哀れです……
 それと、本郷殿…理由は先程の通りにロビンですね…
 まだ、ほんの童花ですから……
 ……ロビンはそうは言っても疑いも濃いので
 …まぁ、殺すべきなのでしょうが

[聞かれた質問に、具体的な人物名を聞かれているのかと
 名前を挙げていって
 それは刷衛の思うことと、重なるだろうか?]


 イアン……
 お前は人から騙されたことはないのか?

 クロは人間らしくないわけではない。
 人間らしいクロもいる。

 人間であってほしかった者がクロの場合はどうするのだ?


 ……騙されたことは確かに少ないです…
 昔も、今も。
 今までは殲滅が多かったので考えてませんでしたし…

[今までの仕事を思い出して、小さく首をひねった後
 続いた言葉には朗らかに笑いながら返した]

 ああ……その場合は…殺しますよ。当然です。


【見】 若者 テッド

…―――まあな。

[獲物、には考えた末にそっぽを向いてそれだけ短く返し。
また猿と呼ばれれば眉を寄せ。]

ほんっと、やな奴だなお前!
じゃあ、聞いてやるけど、その幸せな余裕が無い花主殿は何に頭を悩ませておいでで?

[虎鉄は腕を組んで、たっぷり嫌味を込めた口調で尋ねた。]

(@30) 2010/08/06(Fri) 00時頃

 そうか。



 ならば、効率のいいほうを選べ。

[笑い声には眉を寄せたが、見えるわけはもちろんない。]


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時頃


 効率、の、いいほうですか……んんんん…
 怪しいところ、ですかね。
 それか怪しいのは殺すってことにしてしまって
 まったく判断つかないところか…??
 

 あ、けれど先程の話だと
 騙されていることも考えると
 騙されそうなところのが良いのだろうか…

[眉を寄せているとも知らず
 夕飯を迷うような気楽さでそんな言葉を零して悩む]


【見】 若者 テッド

…んだよ。

[噴き出す声が聞こえると、ムスとした声を一言。]

は、冗談。
初対面の印象から最悪だな。
嫌味、嫌味、暴力、嫌味。
何処にいい所を見出せってんだよ。

[じと、と見上げ。]

―――…はぁ?

[唐突に切り出された話に豆鉄砲を食らったような顔で聞き返した。
相手が本邸へと歩み始めれば、ちらと樹を見た後、背を追った。]

……どうするって言われてもな。
時と場合によるだろ。

………お前、命でも狙われてんの?

(@32) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

 ……息詰まりそうだ
 宴を切り上げるは、駄目か

[次々に増える人に、うんざりと呟く]


 なかなか、可愛らしい花?だな
 なるほど、遅くなるといった理由も理解した

[くすくすっと笑いを零して]


 おう待たせたな。

[シンプルにそれだけ]


【見】 若者 テッド

笑っといて、何もはねえだろ。

―――…?諦める?

[何を?と眉を寄せたまま問いかける。
相手の言葉が何を指しているのか、わからないと言った様子。
そうして歩むうちに、程無くして大広間が見えた。]

なんだよ、今度は秘密かい。
あーはいはいはい。

…俺は…、俺なら多分逃げないな。
理由も解らず逃げるなんてヤだね。

[へ、と吐き捨てて。
同じように大広間の扉をくぐった。
昨日とは変わって、服装も髪も整えていない虎鉄は、華やかな祭りの席には少々異色だったか。
当人は気にせず、くあ、と欠伸をするだけだが。]

(@34) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

 大丈夫、まだ始まってもない

[狩の高揚からか、だいぶはしゃいだ様子で]


仕方ないだろう。
そういう場所だ。

今のうちに誰を喰うかぐらい考えて気を紛らわせたらいい。

[小さな嘆息。
面倒だと思っているのは自分もだった]


 今宵喰らうなら
 僧で良いと思うのに

[拗ねた声]


乾か。
何だ、二人とも随分執心だな。

[霞も自分好みだと推していた気がする]


  そうか、ならばよかった。

[セシルと明とロビンに囲まれているので、なお、何もそれ以上はいえないらしかった。]


 ええ、はじめますね。

[短い返しに、此方も短く台上で]


 いや、少し薄味なれど
 美味かった。
 
[思わず笑み零す]

 貴方は?
 喰らうなら誰を


【見】 若者 テッド

― 大広間 ―

……なんつー言い分だ。
我侭太郎かお前は。

ぜっっっってえ、ヤだね!

[与えられた回答に腕を組んで、口を曲げる。
琥珀が一度鉄色を見上げれば、鉄色はちらと動いて。
動いた先へ琥珀を動かす。]


―――…ッ

[其処に在った姿に、微かに身じろいだ。
ざわざわと押し寄せるは――――言い知れぬ不安。]

(@37) 2010/08/06(Fri) 01時頃

[その様子をじっと見ている。]


            ――…やりすぎだ。
            煽ってどうする。


薄味?

[何をどうして薄味になるのか、と思わず首を傾げたが]

…今のところはまだ、決めかねている。


…肉饅頭め、しくじりおって……。
[袖下、気取られぬようにきつく爪を立てる。
 彼と…己の囲い主の傘の下。
 今までは気づかれること無く血の宴を続けてきたというのに。

 イアンが無き主の仇を討とうと、そちらの手先になることくらいは想定しておくべきであったか。]


 ……やりすぎなものか…手緩い。
 仲間をはくまで痛めつけて当然


 その仲間が、尚、暴れるかもだ。
 しかし、やってしまったものは仕方がない。

[そして、この状況に対する各自の変化をみている。]


…だから、逃げろ、なのか。

[は、と。
短い言葉と共に零れた感情は何であったのか。
己にすらわからない]


 ……

[無言。
あるのは憤り混じる念だけ] 


【見】 若者 テッド

な…んだ?

[組んでいた腕を解き、片腕を胸に当てながら舞台上より告げられる話に耳を傾ける。
遅れて琥珀を舞台上に遣れば、は、と息が零れた。
目に飛び込んでくるあかいいろが、きもちわるい。]

……じんろ、う…病…?

[動悸と共に、耳鳴りがして。
ツキと痛んだ頭は、次第に痛みの重さを増していく。
額には微かに汗が滲み、虎鉄はガタと近くの椅子に寄りかかった。]

(@40) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

 暴れてくれれば痕跡が残る
 暴れてくれればより見つけやすい

 何が問題がある。


 それに巻き込まれて、死ぬ奴が出るかもしれぬ。




[お前の元主のようにとはいわなかった。]


 ……そうですね。
 けれど、そうでもして捕まえなければ
 羅患者は増え、よりいっそうの犠牲者が出ます。



 違いますか?


[しばし沈黙するが、目を一度伏せてから。]

 もう事態は転がりだした。


                見極めるのみだ。


 ええ、そうですね……
 私も観察はしますが
 話すので観察しきれません。
 ですので、観察本当によろしくお願いいたします


 私とて、無実の人間は殺したいわけじゃない


[先程散った赤い血か、それとも赤い月のせいか。
 体の芯に沸き立つ獣を、抱く手に力込めて押しとどめる。]

…堪え切れねば……全て喰い尽くすしかなかろう。
[苦しげに小さく漏らす言葉は届いてしまうか。]


 全員抹殺など
 涼しい顔で謂うて

 非人道的でないと?

 ようやる。

[怯えは半分が演技、半分は底から生じるもの。
けれど
嗚呼、ひとのにおいが、血のにおいが強い]


【見】 若者 テッド

『虎、…すまない。』

[酷く痛む頭。
耳鳴りに混じって、懐かしい声が聞こえる気がする。]

『……もう、お前と…。』

[それは深くに押し込めたはずの―――遠い記憶。]

……ッ

[寄りかかり、俯いたまま。
ぱた、と足に何かが落つ感触。
ハッと我に返れば、零れ落ちたのは雫。
琥珀より出でた雫は、はらはらと頬を伝っていた。]

(@42) 2010/08/06(Fri) 02時頃

……ああ。そうだな。

[堪えきれなければ。
総てを喰らって生き延びるまでの事。
従来と何一つ変わらないはずだ]

総て

[喰らうは狼憑きが故の定め]


【見】 若者 テッド

く、そ……また…ッ

[乱暴に、ごしと雫を腕で拭う。
頭はまだ痛んだまま、椅子に寄りかかっているのがやっと。
顔から腕を離さんとしたその折。

琥珀と黒椿が―――かち合う。

その瞬間、世界が冷え。
音が無くなったような錯覚を覚えた。]

(@43) 2010/08/06(Fri) 02時頃

 総て…………ならば
 順序も考え直す必要あるか

 如何しよう。


【見】 若者 テッド

――――…、は

[静寂を破ったのは、本郷の低い声。
動き出す世界に、己だけが取り残されている浮遊感。
目が、回る。]

な……んでも、ねえ …―――

[言い切る前に、真っ青になった虎鉄の身体がぐらりと傾いだ。
崩れ落ちる中で見るのは、歪んだ黒椿の微笑。
遠く、聞こえないはずの声が耳に届いた気がした。

『私と同じ。』  と。 ]

(@46) 2010/08/06(Fri) 02時頃

如何したものかな。

…イビセラ。
お前、乾についたのだったか。

[付き従っている様子は、視線で見てとれる。
数拍開けてから]

このまま転がせそうであれば、あれはしばらく見送ってもよいかも知れん。
代わりに、誰か。…食指が動きそうなところがあれば。

それか……推測だが、もう一人ぐらいセンターの人間はいそうだな。
そこをあえて食ってやるのも好いかも知れん。
あの花独りで根回ししたにしては、状況が綺麗にまとまり過ぎている。


 そう、いまは坊主の手に。



 ……センターの、イアンでは駄目なのか?

[小さく笑うは
幾らか平常が戻ってきた故に。
二人の仕草を視界隅捕らえ、からかい混じりにひとつ]

 根回しした相手
 検討もつかずして

 さて……如何したものか


【見】 若者 テッド

[此方を気遣う兄弟子の姿を見止める間も無く。
虎鉄はふっと意識を手放した。

崩れ落ちた虎鉄。
その肌に直接触れる事のあった者は居ただろうか。

もし触れたなら、気づく事だろう。

――――其処にあるはずのぬくもりが*無い事に。*]

(@48) 2010/08/06(Fri) 02時半頃

あれほどつけ上がったことをしてくれるのならば、
最後まで残して苦しむ姿を見るほうが楽しいだろう?

[淡々と告げる。
からかうような言葉など歯牙にもかけない]

…刷衛。もしくは、天満月

[ぽつりと一つ、名をあげた]

ひょっとして、と言う可能性でしかないが…
あの研師、幾らか反応が薄いように思う。


イアンと通じていそうなものか…

もしくは…
[この感情は嫉妬なのだろうか。自らも花を手にしていても尚。]

…高嶺が摘んだ花の、いずれかを。


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 02時半頃


刷衛、天満月
どちらも、反応の薄い点では……そうか。

[淡々と謂うに追いかけはしない。
名を呟き乍]

高嶺の摘んだ花ならば、華月を

[どちらかと謂われ、迷わず片方を選ぶ。
意図の説明は出来ず]


どちらも、何かを知っていると言うのは間違いないようにおもう。

[強く視線を向けていた刷衛。
多少の驚きはあれど、それにしては驚きがあとを引いていないよう見える天満月]


…高嶺の?

[その言葉は発想に無く]


 華月

[呟く]

 あれがいい。


 念のため
 邦夜が来る前に迦陵が私の部屋を訪ねました。
 そして直ぐ立ち去ったのですが
 ちょうど、入れ替わりに邦夜がやってきたので
 邦夜が私の部屋に来たことを
 迦陵は知っていると思って良いでしょう

 些細なことですが、報告までに


そういえば、もうひとつ…
[ふと思い出した、違和感。]

イアンが…天満月の御子息を、籠絡したい、と。

いや、おかしいか。通じておるなら取り入りたいとは。


籠絡…?

[己の居室へと戻るその途中、言葉に微かに訝しんだような返事になる。
天満月を。先程の言動と内容から照らし合わせるに]

…何らかの手駒にするつもりかも知れん。
だが、理由がわからない。
センターにとって都合のいいものだと言うことなのか?

[軽く首を捻る]


 籠絡かどうか
 ……取り入る何かが、かの人にあると?


…そういうことだろうな。
少し、病関係の書籍を探ってみるほうがいいだろう。

理由が転がっているかもしれない。


書籍なら、
広間を出て間も無くの部屋が書庫だった。

[記憶を辿る。
子供が隠れた暗い部屋]


書庫の場所なら…知らねばそこらの使用人に聞いておいたほうがいい。
くれぐれも…ここで通じていることを知られてはいけないよ。


わかっている。
…必要なら庭から回る。
あちらからなら書庫の位置もわかる。


 全く手間のかかる事
 ……センターの人間など、招くから。

[イアンは彼に招かれた
そう言っていた、昨夜の記憶。
溜息を洩らす]


 報告ごくろう。
 そして、大役、しかと見た。

 邦夜さんの動向は、任す。





 さて、怪しいのはどいつかねぇ。**


 舞うは花の務めですから……お言葉ありがとうございます。
 邦夜殿のお力は判断出来るのは一日一人、
 また、体調の関係等も考慮し判断の先は
 邦夜殿にお任せにするつもりです。


 ……傍目には動揺の少ない刷衛殿が
 怪しく映りましたよ?

[そう言って小さく笑って]
 ……疑われ過ぎる時は、
 名乗り出てくださいね。 ……投票は、絶対ですから、万が一な事態になったら
 私が貴方を殺める*ことに*


 このまま、ひとの気無ければ
 イアン……
 背後から襲って

 ……流石に無謀か

[ちらと視線流し、首を振る]


彼の人は、もののふの舞を得意とします。
目覚めたてのお前で…太刀打ちできるかどうかは。

[慎重に、と促す心の奥底には、やはり旧き友への想いも無いわけではない。]


 ――返り討ちが関の山か。

 坊主にも謂われた。
 喰らうなら報いを着せると

[溜息]


 居心地が、悪い
 視線で犯される気分だ。

[遠くを見遣り、眉を寄せる]


[今も必死でこらえているのは、このまま雛を喰らいたい想い。
 …今喰らえばきっと足が付く。それでは…]

いや、それを逆手に取れば…
花か主かを喰らってしまえば…


[彼を喰らうその日がくるなら
それは人食花散る日]

 ……?
 此処にあるは
 花か、主のみと


つがいの片方食らってしまえば、
もう片方が獣だと…


 ロビンと今話しておる
 ロビンもそなたを疑っており……月瀬が
 お前の傍にあるのを案じておるな。

 それと、どうも法泉殿はロビン曰く
 なにやら不思議な力がある、そうな。

 後、邦夜殿は夜光を確認すると言っておった

 いろいろ、錯綜してきたなぁ…


 いま、つがいと謂うなら
 私と、貴方と、……高嶺の


 片方と謂うても
 如何する


いや、研師と桜の猫も。

あのドラ猫が、彼奴には懐いて寝ておった。


 ああ、そうだった
 が
 研師の彼は、明之進と主がなにやらと

 ……桜の子、
 まだ違うだろう
 私になんの報告も無しに。


[内心は月瀬の傍に刷衛がおるなら
 ロビンと月瀬、ともに獣でなければ
 どちらも安全だろうとか
 こちら側の理由で思っていただけ、なのだが]


明之進など、おらぬよ。
[それはきっぱりと言い切る声音。]

何故ならあれは…去年喰われてしまったのだから。

あの研師を喰らってしまおうか。敵に回せば厄介であろうし。
[それは、夜屋根に潜む猫へと嫌疑をかけることにもなろうか。]


 今からロビンが月瀬を案じに
 月瀬のところへ向かう。
 お前が傍にいるようならば
 二人の様子、観察お願いしたい。

 私は本郷が私と話がしたいと
 大広間で声をかけられているので
 そちらへ向かう


 …………近頃の幽霊は、
 あれほど生者と区別つかぬもの?


 そう、彼でも良いが
 センターの彼が何やらきな臭い。
 私に目をつけて居るのかどうか


喰……?

[聞こえた声に軽く首を傾げる。
名簿に名前がない。
それは解っているのだから]


[喰らって腹へ納めてしまえば、分かれることもあるまいに。
 白いうなじが、紅さす頬が、あまりにやわらかそうにみえて。
 爪立てて裂いてしまえばと、思う心を押し込める。

 …腹の中では、その笑顔は見えぬ故。]


 そうか。まぁ、全身疑わしいからなぁ。

[そういうことには、よくあることだった。]



 ああ、投票か。
 しかし、投票制度を用いるなんて知らなかったぜ。
 
 するってぇと、お前に殺される…のはまだいいとして、俺の刃に殺されるのか。

 そりゃ自殺だな。

[考える。]


 …センターから聞いてません、でしたか?

[投票箱まで持たせて花を仕込んでいるのにと
 刷衛の言葉に首をかしげて]

 ……私が殺すことも厭うてください……
 でも、そうですね。自分で研いだ業が
 くびをおとすのは…ねぇ?

[なので、どうにかなさってくださいと、こぼして]


[ロビンとセシルの様子を…には承諾をする。]

 ああ、わかった。
 ロビンは、

 やっぱり、なのかね。


 ま、いい笑い話にはなりそうだが…。

[どこまでも能天気だった。]


 ……そういう様子なのですか……?

[本郷と話しているときに聞こえた言葉
 頬の痛みを抑えながら話す
 ……頬打つ音は聞こえたかもしれない]


 …血の絡まない笑い話のほうが
 私は良いです……


あいわかった。

[セシルとロビンの話を始終聞きながら、
 二人が去るのを一応見送るが。]

 しかし、お前のところも何か音したな?


 ………わかるぐらい露骨、だったのですかね…

 ああ、今、本郷になぜか殴られました……いたい…


 そうか。
 なんでか本郷の気持ちもわからないではないが…。



 そして、俺も表に出る。
 このスタイルなら、もう潜伏は無意味に思えた。

 お前からもそう皆に伝えてくれ。


[薄く聴こえる会話に、こりゃ大丈夫かいな、とか思いつつ…。]

 とりあえず、お前から殺されるのだけは避けておこう。


 ……はぁ…私はちっともわかりません


 それと、表に出ること、わかりました。
 そうですね、出れば食い殺されても
 自殺はなくなりますね


 自殺はいかんよなぁ。

[まるで人事である。]

 チャールズも云ってた。


 そうですね、自殺は………



 ……私の今の状態は……自殺、
 のようなもの、でしょうか…

[ぽつり、小さく零して]


 懺悔しにくるか?
 許すぞ?

[何いってるんだか。**]


 ………考えて、おきます

[教会はないからどうするのだろうと
 ちらりとおもいつつ]


 ――……あ、本郷殿に
 刷衛殿のこというの、忘れた…すまん*


…誰も、あの花を喰うことは許さない。
センターの首輪付きは、私の獲物だ。

[ぽつりと。
静かだが、はっきりとした声で呟く。

それは、馳走として見定めた狼の言葉]


 別に、構わぬが
 ……我が身が少し危うい
 
 獲物と謂うならあれの手綱、
 握っておいて欲しいもの。

 嗚呼、望みはひとつ
 願いはひとつ

 叶うなら


危うい?何を仕出かした。

[幾らか呆れ交じりに問いかける]

手綱を取るとは難しいな。
あれは別段、私の花というわけではないのでね。


 ……何も。
 ただ、食事を共に

 何やら視線でまさぐられているような
 妙な心持がした


[抱える不安は漠然と]


 ……若し、私が逝っても
 かの人は


 お前、
 実は俺を殺す気満々だろう。

[少々ドスの利いた声]


…まさぐられる?
お前、どんな会話をしたんだまったく。

[呆れたような声になったのは自分のせいではない。
最後に付け足すように聞こえた声に問いかける]

…かの人?


 普通だ

 った……と、思う。

[少し考える間があった]

 大事なものは、死したものだけ
 復讐に駆られた狗は
 誰で有ろうと、斬るらしい。

 戯れに、研師に疑いを向けてみたら
 本当なら恐ろしいと謂うくせに
 あまり疑って居ない風だった

 一人立ち向かおうと謂うのに
 放り出された。


 ……会話の最中、ずっと
 視線が痛かった


 ――いや、誰でも
 若し私が逝ったとして

 嘆くものは居るだろうかと


 すまん、すまん!!
 次に会う者からちゃんと伝える!!


 ――……お互いに生きような……
[そう言って朗らかにわらった]


思う…ね。
確かに、死んだ主は余程大切だったらしい。
我々の事を獣と呼びそのために死ぬことは厭わないようだったな。

[刷衛のけんについては、幾らか相槌を返し]

…それならばあの研ぎ師、喰ってもいいかも知れん。
本当に独りになった時に後悔させてやればよい。

…ああ、ひょっとしてお前、注視されるのが苦手なのか?

[視線が痛い。その言葉に推論を一つ立てて尋ねた。
自分は逆に視線をそらすことはほとんどしないのだけど]


…あの猫は塞ぐほどに歎いてくれるのではないか。
お前を詰られたあの反応を見ればそれぐらいは推測に容易い。

[そういえば引っ掻かれた傷があったなどと今更思い出す。
随分と控えめな事を言う花の声に男が帰すはそっけない言葉]

人として死ねば、歎くものはあるだろうよ。
狼として死ねば、喜ばれるやも知れん。
死んで歎く者などいないと思っていたほうが気は楽だ。
歎かれて、初めて、幸せだったと思えばいい。

私は、そう思っている。
自分が死ねば、喜ぶ人間は多かろうと。


 ……嗚呼。
 よほど嫌われている様子
 病あれど、人と同じく
 情もあると謂うに

[花開き
色を付け
情を知る

刷衛の事となると、眉を寄せ]


 その研ぎ師の、足音がする。
 注視は好かん
 もとより、この身も

 見透かされるのが、おそろしいと。


 寂しい

 ……この身が咲く前に
 冬の名残が
 未だ、強く根づいているのか

 人を嫌う癖に
 人に歎いて欲しいと思うのは。

[遠く視線映せば
冬の望む遠い峰と
表の情を望んだ坊主の姿
幾人か思い浮かぶのに
随分、欲を張ったと自嘲混ぜた]


あれの亡き主は、喰われたらしい。
酷く慕っていたのであれば、それは酷く憎かろうよ。
…お前にとっては、病なのだな。これは。

[それはぼんやりとした感想だった。
狼憑きを病と呼ぶ。
それは世の中でも同じことだが]

…あまり目立たないようにすることだな。
"ロビン"が振舞っていたように行動することも大事だろう。
目を欺くと言う意味では、だが。

見透かされると思うから怖いのだよ。
己の目は相手を黙する武器の一つ。
目は口ほどに物を語ると言うだろう。

上手く使えば有効に事が運ぶ。
人は、嘘をつくほど視線が泳ぐからな。


懼れは獣を弱くする。
自分の行動に迷いが出れば、それは隙になる。

…命獲りになるぞ。

[小さく息を吐いた]


 嗚呼、其れは憎かろう。

 何を今更
 私の存在そのものが、ロビンにとっては病魔

[小さく哂う]

 ロビンなら
 先ず、花主を持たぬ
 人に近づきもせず

 目は口ほどにものを言うが
 己の内を知られるのも、おそろしいと
 あれは口先で総てを拒絶していた

 ……難しい。


 解ってる
 否、解っていた

[溜息]


あれと話していると、我々をどれほど憎いと
思っているかが良く解る。
なかなか興味深い。

…病魔、ね。

[やはりそれは病であるらしい。
生まれてこのかた狼であることが
当然の生き方であった自分には、解らない感覚だった]

随分気難しい花だったのだな、お前は。
…それでは急に変れば怪しまれて当然というもの。


…。

理解しているなら、管理するんだな。
お前が斃れたとしても私は手は出さんぞ。
霞はどうかは知らんが…あれも己の欲に忠実。
お前を助ける気になるかどうか。

[自戒しろ、とばかりに告げて念をおした]


 ……本当に。


 ロビンをそうさせたのは、私の才
 技術だけの蕾が
 時折混じる病で色を為し

 噂が噂を呼んで
 押し潰されてしまったから。

 
 変わった理由は作ったが
 主が出来たと謂うだけでは、納得できぬ者も多いだろう


 己の始末は己でつける。
 ……構うことは無い

 私とて
 簡単に逝く心算も無い


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


…成程。

[押しつぶされる。
その間隔は己にはわからねど、言わんとする事は理解できた。
重圧、重責、過度の期待。
それらに押しつぶされて]

納得できぬ者がいるなら、納得させてみればいいだろう。
その、技術とやらで。自信は、ないわけではあるまい?


 さてに、
 ロビンはお前が俺のこと、ちゃんと教えてくれれば、と云ってるぞ?

 そして、どうも、ロビンとセシルは、一線超えたようだな。

[少し、深刻になる。]

 ロビンがそうでなければよいがな。


 人狼病の者の出生が
 薄ら暗いものになること、
 彼らは知っているのかねぇ。

[そう、それは病気なのだ。
 それにかかり、生命を得たとして、それが無事に産み落とされる確率はそう高くない。
 もし、誕生したとしても、それがまともであるかどうかはわからない。

 そして、もし、まともであったとしても…。]


 ああ、ロビンは随分
 刷衛殿のことを疑っておりました、から

[そのことでしょうね、と刷衛の言葉に頷いて]

 ……そうですか……二人とも、只の人ならいいのですが
 どちらかが獣で…孕ませる性の場合、
 厄介ごとが増えますね


[聞こえた言葉に、こくり、と頷く]

 ……けれど、あの病は…いえ、それ故か
 繁殖を欲する病
 例え知っていても、種の本能に従い
 孕み、孕ませようとする…


[それが、満月の晩に発症し、人殺しと化すとする。
 そうしないためには、

 その人物を存在しないことにするか、
 それとも、存在しても害のない者にするか。]



 ――……


 ………どうか、されましたか……?

[普段はいらないことまで話す刷衛の沈黙に
 通信機越し、緩く首をかしげた]


 ああ、そうだな。


[男は頷いて、そして、考える。
 なぜ、男が管理センターにいるのか。

 答えはそう難しくない。

 なぜなら、男は、そういう出生を持って生まれ、
 そうならぬよう、虚勢(管理)されたものだからだ。]


 うんにゃ。なんでもないさ。

[それでも、全くそういう欲がないわけではないが、
 それは従来のものをかなり希釈して衝動だろう。

 ゆえに、悩むこともあったが、

 男は幸せなことに、己の天職を見つけ、今に至る。]


【見】 若者 テッド

[はらはら はらはら。


舞い落つ 花弁。


あかいいろが ゆれる。


あかいろの向こうにあるものは。]

(@74) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【見】 若者 テッド

― 高嶺の部屋 ―

……―――っ!

[虎鉄は琥珀を見開くと、跳ねる勢いで身体を起こした。
ぐら、と世界が揺れて、片手で顔を覆う。
けれど、何かとても恐ろしい夢を見ていたような気がして。
目が覚めた事に少しばかりの安堵を覚えた。]

…こ、…こは…?

[目を瞑って一呼吸おいてから辺りを見回せば、馴染みの無い部屋。
思い返せば、大広間で倒れた事に思い当たる。
誰かが世話をしてくれたのだろう。
今此処に人気は無く、それが誰なのかはわからないが。
別の部屋に居るのだろうか?
虎鉄は床から出ると、ひたりと音も無く部屋の中を歩いた。]

(@75) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【見】 若者 テッド

―――…?

[人の姿を探して程無くして。
耳に届いたのは、微かな人の声と―――鈴の音。]

…鵠…? …かげ―――

[小さな声で思い当たる名を呼んで。
しかし歩む足は、ぴたりと止まった。

聞こえる声は近づくにつれて艶を増し。
聞こえる息遣いは甘く切ない。]

…っ、……

[思わず零れそうになった声を、寸での所で押し殺した。
聞いてはいけない。立ち去らなくては。
虎鉄はふらりと頼りない足取りながらも、やはりそこに音は無い。
部屋はしん、と静まり返ったまま。
蛻の床を残して、虎鉄は物音一つ立てずに部屋を去った。]

(@76) 2010/08/06(Fri) 22時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時頃


 ……なら、いいのですが……

[宴直前の連絡まで相棒の名さえ知らなかった青年は
 当然相棒の出生と管理処理までは知らされていない。
 ……復讐と獣への嫌悪から事前に相棒を知って、
 何らかの切欠でそれらを知ること内容にと言う
 センター側の配慮だったのかどうか……

 何も知らない青年はただ、言われた言葉に
 不思議そうにしながらもそう返した]


 いや、俺の顔はあらためて、酷いよなぁって話だ。

[今回の相棒が徹底して人狼病を憎み、それゆえの教鞭な姿勢をすること、やはり知ってはいなかった。
 チャールズのことは知ってはいたが、その花までは。

 なぜ、この組み合わせをセンターが選んだかは知らぬ。
 されど、男もわかっている。

 虚勢、不妊という処置をとれるのは、本当に幼少時のみ。覚醒し、その行いをしてしまった者は、病気といえども罪だ。

 その罰はたいていの場合、処刑となる。]


 …先日も思ったのですが
 随分顔、気にされますよね……

[突然顔の話しになって、ああ、誤魔化されたなと
 感じながらも、言いたくないのならしょうがないと
 顔を気にすることと、誤魔化されたこと
 二つに溜息一つ]

 ……そちらの様子はどうでしょうか?
 人手が必要なら向かいます


【見】 若者 テッド

― B棟廊下 ―

……。

[裸足のまま、ひたひたと歩く。
青白いままの顔は俯いて、影を背負ったまま、花主達の廊下を当ても無く進んだ。
その足取りは遅く、ゆったりと。
時折、庭を眺めたり、夜空へと琥珀を向けた。
同じ道を通るなら、後から部屋を出た華月と遭遇する事もあるだろうか。]

(@77) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

 ああ、顔か。

[とそのとき、すんごく深いため息をつかれた。
 つかれたんで、ふと、考える。]

 知ってるか?
 管理センターのスタッフで、
 たまにひでぇ顔の奴がいる。

 いや、顔だけじゃなく、体格が異様に太っていたり、痩せていたり。
 異常な鮫肌だったり、骨格が異様に太かったり。

 だからといってそれが病気なわけではない。

 ああ、あれだ。センター副長のギリアン
 あいつも片目がないしな。

[そんなヒント。
 そう、虚勢、不妊処理をさせたものはバランスが一時崩れる。
 結果、決して美形とはいえない容姿や身体つき、衰弱した部分が出るものもいる。]


 ……?ええ、存じておりますが…

[むしろ、センターに所属しているからこそ
 色んな顔があり、人がいるのを見ているからこそ
 同じようにセンター所属の刷衛がきにすることに
 首を傾げていたこともあり頷く]

 それぞれの、個性、ですよね?
 センターには……検査を含め足を運んでおりますので
 ギリアン殿も良く存じ上げております。
 ロミオ研究医殿も、あれで40代だとか伺っておりますし

[どうして突然そんなことを話しはじめたのか
 見当もつかず、ぽかん、と声を返した]


【見】 若者 テッド

―――…華月。

[窓の外を見ていた琥珀を、声がした方へ向ける。]

靴…?ああ…。

[忘れてた、とばかりの声を漏らす。
靴も履いていなければ、チャイナシャツの前も肌蹴たまま。
とても花とは思えないような格好である。]

(@78) 2010/08/06(Fri) 23時頃

 個性にしては、並ぶと、化け物展覧会だと思ったことはないか?

 というか、俺は実はヨアヒムを殺すな、と言った。
 それは、もしかすると、奴が孕んでいる可能性もみたからだ。

 本人は罪を犯しているが、
 もし、そこに繁殖の結果がでたとして、

 その子は罪を持っていると思うか?


 ……化け物博覧会などと……ギリアン殿に
 頭突きされて、ザック殿のメスで切り裂かれますよ?

[何と言う言い草だと、叱るような声を出して
 ただ、続く言葉には……まるまるとした豚狼
 確かにその可能性はなくはないと]

 …………

[理屈では、否だ。
 けれど、感情がそうと答えることを許せなくて
 青年は言葉が返せない]


[沈黙に言葉を続ける。]

 お前のやり方は、狼たるものを殺すためなら、そこら殲滅タイプだったかもしれん。
 実際、酷い事態であるならば、それは仕方ないこととして認められているしな。

 だが、すべてが死なずとも、狼ではない者が狼の子を孕むケース、逆に狼がそうでないものの子を孕むケースは経験しているだろう?

 その後彼らがどうなってるかは?

[知っているか?ときいてから、]


[無言でいたならば……言葉が続けられる。
 ……青年は何か、凄くいやな予感がして
 動悸が激しくなりつつあるのを自覚する。]

 ……しり、ません………

[かろうじて、それだけ絞りだした。
 これ以上、聞いてはいけない
 そう思いながらも手が強張って
 通信機器を外すことさえままならない]


【見】 若者 テッド

……っ

[肌蹴た胸元を指摘されると、視線を其処へ落として。
その折に、不意に手が伸びてくればびくと肩が揺れて、反射的にその手を弾いた。]

あ…、……

[ハッとして見上げる琥珀。
一瞬浮かべたのは申し訳無さそうな表情。]

悪い、…びっくりした。

―――…体温が、低い?

[微かに俯いて小さく呟くは謝罪。
そして眉を顰める華月の言葉に顔を上げると、虎鉄は不思議そうに首を傾いだ。]

(@81) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

 そうか。知らないか。
 そう、知れば、また心痛めるものもいるしな。

 今回、お前と俺を組ませたのは、そろそろお前も知っておくべきだからだろう。

 復讐として、どれほど殺した?
 それでも、まだ、終わらぬのだろう?



 だったら、知れ。
 そういう奴等は、管理センターで管理されている。

 人狼病から起きる繁殖行動を抑えるために、虚勢や不妊と言った手術をするんだ。
 結果、害の及ぶ人間ではなくなる、ただし、副作用として、身体のバランスが崩れ、さまざまな病気もちになたり、身体や顔のどこかを欠損していたりする。

 共通するのは酷い顔だ。


 ――……それは

[耳を塞ぎたい。けれどできない。
 出来ないままに言葉が流し込まれて。
 言葉の意味を理解したくないと、一度強く頭をふった]

 ―――………っ
 
[去勢と不妊][それ以外は獣の遺伝子を持つ]
[100年前はそうではなく排除だったではないか]
[―――………どうして]
[言葉は紡げず、ただ、通信機の先で
 青ざめた青年は床を凝視してた]


 ……腹が空いた

[種植え付けた身が
本能的に血肉を求めている。
きょろきょろと
獲物を探すような視線]


 今宵喰らうは
 研ぎ師也や?

 ……嗚呼


【見】 若者 テッド

……、…

[赤くなった手。
それを見詰める琥珀はやはり申し訳なさそうに。
しかし、ちろと舌でひと舐めする姿には少しばかり琥珀が丸くなった後、ぱっと視線を逸らした。
続く言葉の意味は、皆まで言われなくてもわかる。]

今のは、ホントびっくりしただけだから…。

でも……ごめ…ん、聞くつもりじゃ…なかった…。

[問いかけには否定を返すものの、それとは別に謝罪をひとつ。
素直に、情事を聞いてしまったと伝えた。]

冷たいって…、汗かいたからじゃねえの?
…そんな冷たいかな、俺……。

[シャツの前を止め終えて、己の手を触ってみるもよくわからないといった様子。]

(@83) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

 ――……。

[通信の声があきらかに動揺している。
 なので、あえて、黙っていたが。]

 ロビンが可能性が高いのだよな。
 ならば、俺はロビンに投票しよう。

 ロビンがもしそうなら、セシルは繁殖の繭にされたかもしれぬな。

[仕事だと割り切る形で話をする。]


 …………

[耳に声が届いて。身を竦ませ耳を塞ぐ]
[仕事の話に移っても動悸は治まらず
 なぜなら今話している  は  。
 そう ならば殺さなければ。
 けれど、  は  。]


【見】 若者 テッド

[眉尻を下げて謝る兄弟子に、ゆると頭を振る。]

謝られる事は何にもねえよ。
迷惑かけたのは俺だし…。
……高嶺殿にも、礼言わなきゃな。

[花の為の棟とは違う作り広い部屋。
そこには剪定された二つの花。
虎鉄が寝ていた部屋が誰の部屋なのか、答えに辿り着くのは簡単だった。]

―――…。

[それから、手を差し出されると一度兄弟子を見上げて。
そっと、その手に己の手を重ねた。
伝わるぬくもり。
暖かい、そう思うと同時に酷く胸が締め付けられる気がして眉を寄せた。
じわりじわりと伝わる熱は優しいはずなのに。]

(@85) 2010/08/07(Sat) 00時頃

[返事が返ってこない。
 やはり早かったのかと悟った。]

 一つ、付け加えよう。
 お前の主だったチャールズ。

 彼は命を大事にした。
 もちろん、この管理についても、知っている。

[だから、どうだったとまでは云わない。]


 あの人のことを語るな!!

 ………が……っ け……が………
 …………………っ

[咄嗟に怒鳴る。けれど続く言葉
 通信先を指す言葉。青年は声が出ない]
[言えない?][言いたくない?]

 …………っ

[2〜3度頭を強く振って。
 振るたびに畳みに、袴に雫が落ちる]


 そうか。悪かった。

[呂律もままならぬ様子に、さすがにもう名にも言えず。]


[そのまま、通信は切る。]






[思うのは、イアンの心が狼にならねばよい、と。]


 …………っ

[言葉が耳に脳に届くのを拒否するように
 何度も何度も頭を振る。]
[肯定しても、否定しても何かが壊れる]
[そして、どちらをと言う取捨選択が出てること
 それ自体もまた何かを壊していく。]
[だから、只ひたすら外界から逃避した]
[通信先の願いも知らぬまま……]


【見】 若者 テッド

…わかん…ね、…。

[確かにぬくもりは感じても、それが極端な差なのかどうか、虎鉄は測りかねている様子。
気分や痛みはどうかとの問いには暫く沈黙して。]

ずっと痛かったり苦しかったりはしねえけど…。
…主の事を思い出したり、…今こうやって手を合わせてると、胸が…苦しい。

[言って、ゆっくりと手を離す。
微かに琥珀を伏せる表情は常のそれと違って。
風が噴けば消えてしまいそうな儚さを纏っていたか。]

…それよか、華月。
それ、返しに行かなくていいのか?

[一度琥珀を伏せ、再度開いた時にはもうそこに儚さは無く。
それ、と兄弟子が片手に持つ茶器を指で示した。]

(@87) 2010/08/07(Sat) 01時頃

 ……すまぬ

[短い謝罪。
若し己が喰らうとすれば
法泉以外に無い。
短な間、毒孕む花は随分変わった

他の者が喰らうなら、其れを止めはしないけれど]


 今宵研ぎ師喰らうは、二人で。

 私はもう
 喰らう相手はひとつでいい**


[己が選んで喰らうのは、再び躰を重ねた夜に。
 幼き毒花が法師を喰らうとしても、力添えはすれども自ら喰おうとする気は無いか。]


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