人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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真弓。褒美は手に入ったか?

[消え逝くホリーの気配を感じながら、
代わりに力を増す真弓に問い掛けた。
彼女が真に望むモノを知らないまま、
新たに力を得た鬼を祝福する様に、声は柔らかい]


【人】 ろくでなし リー

[伸ばされた手を取ってその先、自分の首元に触れさせる。
縊られてもおかしくないような]

どうしていいのかわかったらとっくにそうしてる。
俺はお前に殺されたかったからずっとこうしてた。

…あぁ、そうだ。ホリーは死んだみたいだよ、サミィ。
ちょっと残念だった。お前がホリー殺しに来てれば
俺が代わりに死ねたのに。

(128) 2014/02/16(Sun) 11時半頃

【人】 ろくでなし リー

さぁ。

[大方判っているけれど、
今その名前を出すのは…少し憚られた。
それは一度は嫉妬した相手だから]

ばーか。ばーかばーかばーか。
俺たちは普通、そんなら前がかっこ悪いのー。

[戦場だと忘れそうな、昔と同じ言い合いだ。
自然、表情も昔のようになる
首根っことっつかまればあっけに取られるけれど、体勢と彼の言葉にそれこそきょとんとした]

…は?

(130) 2014/02/16(Sun) 12時頃

【人】 ろくでなし リー

[その目的がわかれば、暫しの躊躇する。
鳴ってしまう喉が憎らしい]

痛くて泣いてもしらないかんな。

[晒された場所に歯を立てる。欲は抑えられない。
それでも痛くないようにした…つもりでその血を飲んだ。背に回した手に力が篭る。

あぁ、ここにはやっぱり、大きな隔たりがある。
大事な人の血を飲む日が来るなんて。
悔しかったし悲しかったし…けれどその血は今までの何よりも旨かった]

(やっぱ…だめだなぁ……)

[一瞬、もし一緒に生きれたら、と頭に過ぎる。
けれどきんいろを裏切ることはできない。
何より、人と鬼は相容れない。
…彼はどうしたいのだろう。わからない、けれど]

(131) 2014/02/16(Sun) 12時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 13時頃


【人】 ろくでなし リー

うん、…美味しかった。

[預けられた体は一度ぎゅ、と抱きしめた。
もう言葉を交わすのもこれで最後だ。
最後の最後で昔のようなじゃれあいをするのも
このあとに控えていることを思えば悲しいことだ]

真弓も、お前も…ばかだなぁ…
俺は2人に幸せになってほしかったのに。
いつもそれだけ思って過ごしてたのに。

(136) 2014/02/16(Sun) 13時頃

【人】 ろくでなし リー

サミィ。あの時、置いていってごめんな。
…俺はお前のこと、もう家族とは思わない。
大事な友達だって、思う。


[体を抱きしめたまま、懺悔のようにつぶやく。
自分にとっての家族は後悔の象徴だ。
けれど、もう彼は自分の代わりにそれを背負ってしまうのだろう
だから最後は大事な友人だとだけ]

だからさ、お前は俺のこと忘れていいよ。
俺は死んでも忘れないでいるから。

[ずっと自分という存在に縛られませんように。

月明かりの下の白玉環は、そんな陳腐な一幕をあざ笑うように冷たく光る*]

(138) 2014/02/16(Sun) 13時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 17時半頃


[声無く潰された鬼に、他の吸血鬼達の悲鳴が届く>>+5
眷属と成り果てた鬼が錯乱したと、慄く聲に嗤った]

憎悪のままに狂ったか?
抗う姿が見えぬのが残念だが胸を焼く焔は見えているぞ。

[渇きを耐え、それでも獣は鬼と対峙する。
その意志を離れた場所からでも感じ取った]

成り立ての鬼に潰されるとは情けないな。

[元々人間技を越えた体術を持つ戦士。
始祖の加護を受けた以上、並みの鬼では太刀打ち出来る
訳も無く]


周、お前が殺すのは人間だ。
その手で、牙で、渇き癒えぬまま、人間を殺せ。

[何処まで呪縛が支配するか判らぬが、
その意志が貫き通す末を愉しむ様に、命を下した*]


― in the distant past ―

[多くの純血吸血鬼がそうであるように。
ホリーの出自は明らかでは無い。

ただ、以前は日本刀ではなく短剣を武器としていたと伝え聞く。
守護部隊とはまた別の製法で作られた対吸血鬼用の武器。
その銘の“ニルヴァーナ”がいつからかホリーのファミリーネームの様に言われるようになっていたのだった。]


[自身の愉しみに価値を見出し。
愉しめるのであればヒトを助け、同族を殺すことすらあった。

そんな彼女が、ある日……トルドヴィンの宮殿を訪れた。
見知らぬ吸血鬼など通せないと言う当時の配下を数名半殺しにしてみせて。
強引にトルドヴィンと面会したのはいつの事だったろうか。]

やっと逢えたわ。
貴方が始祖吸血鬼様?

[微笑んで、目の前の相手に語りかける。]


そうだったな。
だが私を殺すのに、その程度の血潮で足りると思うな。
鬼になると良い。
その手をもっと多くの人間の血で染め上げてな。

[呪詛の聲に更に滾る憎悪の聲>>+9
必死に均衡を、人間であろうと保とうとする周を
揺らす様に呪詛を重ねていった]


    ― in the distant past ―

[知らぬ気配が近付いているのは気付いていた。
その頃側に仕えていた吸血鬼達の自信を、
容易く見知らぬ鬼は崩して姿を見せた]

ようこそ、私の城へ。
歓待させて貰おう。

[部下が幾人か潰され掛けたと言うのに、
彼女を迎える表情に怒りも焦りも無く、ただの笑み]

久しぶりに部下達の顔色が変わる所を見れた。
礼を言おう。

[単純明快な理由を口に、彼女に拍手を贈るのだった**]


歓迎ですか、まあ嬉しい。

[そう言って微笑む。
その頃から黒のレースをふんだんに使った服の趣味は変わらない。

部下の顔色が変わるのを見て、礼を言うという風変わりな目の前の始祖を見つめて。それから周囲の吸血鬼を見回してから。]

では、立ち話もなんですし。
お茶でも出していただけます?

[人を喰ったような態度、それはこの頃から変わらなかった。]


【人】 ろくでなし リー

[サミィから投げられた言葉>>149
もう返すものはない。
思い出は十分だろう。
白月の環はチリンと涼やかな音を立てた。
彼の手の中の一対の鞭が命を持った頃]

終わりにしようか。
これがあのきんいろの楽しみっつーのが
気に入らないけどさ。

(154) 2014/02/16(Sun) 20時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 20時半頃


【人】 ろくでなし リー

[上からの切っ先を左の環で軌道をいなす。

身に着けた体術と武術はよけるというよりも
その軌道をいなすものだ。
環はその形状からいなし、左右を持ち直し攻撃することにとても有利だ。
体をねじり、下からの鞭を僅かな身のそらしでよけると
着地と同時に彼に向かい地をけった


腕に通した環は手首へ戻り
サミィとの間合いを一気につめてその刃を縦に凪ぐ。鞭を持つ手を狙い。

連撃になる鞭はさてどこまで追撃してくるか]

(156) 2014/02/16(Sun) 21時頃

[あくまでも抗おうとする魂の強さ。
その強さ故、苦悩が長引くと知っていた]

お前の敵は人間だ。
そして人間の敵は、お前だ。

[何度も何度も繰り返す同じ命令は
何処までも冷たく重い鎖の如く、周に絡んでいく]


【人】 ろくでなし リー

[蹴りはそのまま腹に当たる。
包帯からにじみ出た血が僅か跳ねた]

──……っ!

[傷口は小さいけれど深い。
一気にそれが開いてあがるうめき声。

そしいて乾坤圏は金だが、白玉環は玉だ。
軽いが衝撃への強度は著しく低い。
めきりと音が響いた。

環を手放し一瞬だけ背面で後ろへ飛び、
足で受け止めたそれをサミィへ蹴り投げた。
軌道は不規則故に読むことは難しいだろう。
もう一つ、彼の正面へ縦に飛ぶ圏。

薄い園故に正面からの当たり面積はほぼゼロだ]

(160) 2014/02/16(Sun) 21時半頃

   ― in the distant past ―

[黒のレースの衣装を纏った少女は、
人形の様なあどけなさと美しさがあった。
こんな小娘にと牙を剥く部下を制し]

なかなか遊びに来てくれる者もいなくてね。
退屈していたのだ。

気が利かなくてすまなかった。
お茶か。
これで良いか?

[恐れる事無く茶会を望む少女にから視線を外す事無く。
牙を剥いたばかりの吸血鬼の首を落し、微笑んだ]


【人】 ろくでなし リー

[不規則ゆえに白玉環の一つは手に戻らない。
もう一つ、足で蹴り飛ばした分はまたその手に収まったけれど。
環の射程範囲ぎりぎりの内で身をかわしたつもりだったが、鞭の切っ先が貫いたのは]

……、ぁ…っ、!

[胸の丁度真ん中。血が噴出した。
鞭に引きずられて体が地に落ちる]

(165) 2014/02/16(Sun) 21時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 22時頃


【人】 ろくでなし リー

ぐ…げ、ふ……。

[膝をついたまま、胸にささったその切っ先を手で掴む。抜こうとはしない。
代わりに脇腹から、口から。血がぼたぼたと零れおちた。
鞭の先を持つその手を見て]

あ〜あ……

[手に残ったもう一つの圏、苦し紛れのように、
けれど渾身の力を込めて彼に投げ放った。
勿論それは狙いをそれてどこかへと消え]

(168) 2014/02/16(Sun) 22時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 22時頃


【人】 ろくでなし リー

[駆け寄ってきたサミィに向ける顔はいつものにやりとしたもので。
言葉を発しようとしてもうまくいかない。血の泡が零れた]

あー…俺、さー…もしかしたら、さー…
真弓に妬いてたのかなー……

だって、さー…お前、真弓のこと、気にしてたじゃん。

俺の方が長く…一緒だったのになー…って…
でも……しょーがない、かー…って……

(170) 2014/02/16(Sun) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー

だからさー……

[言葉を続けようとして、口を噤む。
今更というように]

あー……。
早く、忘れろ、な。
俺、かっこ悪いから、覚えてたら…ぶんなぐ、る。

(171) 2014/02/16(Sun) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー

[後から聞こえるのは空気を切り裂く音]

……俺、さー………やっぱ…

お前、が……

[続けようとした言葉は空気に解けた。
風を斬る月白の環は狙いをはずしたのか、
それとも主の下へ戻ろうとしたのか

鈍い音とともに言葉のかわりに響いたのは
掻き抱かれた首が千切れた音*]

(174) 2014/02/16(Sun) 23時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 23時頃


残念、……です。

僕が、自由を得たところを、見せたいとは、…思っていましたが。

[期待に応えたかったとわずかなりとも思ってたのはきっと、抗いようがないくらい血に縛り付けられてたせい。
――だけど、本当の気持ちでは、あるんだ]


………、――――。

[やっぱり趣味の悪いお方ですね。
なんて、思っても言える状況じゃなかったから、僕はだんまりを決め込んでしまう]


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 23時頃


[首と胴体が離れる瞬間のこと]

──……ごめん。


[逃げてしまったこと
家族を家族として思い続けられなかったこと
あがくことすらできなかったこと
守ってあげられなかったこと

伝えきれない程に満ちるのは彼らへの謝罪と
どうか幸せになってほしいという小さな小さな……*]


――――…。

[僕はふと明にーさんの気配を探ろうとしてみる。
同じ“お姉様”から牙を立てられたんだから、“家族”の中ではわりと探りやすいのはわかってる。
直にーさんもそうだったけど……、それ以前に独特の存在感を持つようになってたからなあ]


…、え?


[何か、聞こえた?
数瞬、同じ声が聞こえないかって集中して、でも何も聞こえなくて]

……。


[ホリーが消えた地で、また消える眷属の気配を感じ取る]

それが答えか。

[最期まで抗い、消えて逝く気配に僅かに呆れた様に息を吐く。
これでは何の為にホリーの側に置いたのか]

恐らくお前らしいと答えるのだろうな。
他の者が口にするとすれば、な。

[彼の祈り等知る事も無い。
ただ、また1つ玩具が減った事に少しだけ不服そうに呟いた]


 ……――

 リッキィ……今、何か、言った?

[不意に感じたものが黒百合の声でない事は解っている。
 それくらい、己にとって主の死は鋭敏に感じ取れたが、
 リカルダの方はそれに気付いていたかどうか。

 しかし、だとしても、リカルダの声ではなかったようにも思う。]


何も、言ってないよ。

明にーさんこそ……、何か言わなかった?

[よくよく思い出してみたら、明にーさんの声とも違う気がするけれど]

あと、さ、“お姉様”が最期に言ってたこと……。どうなるのかな。

[口にしてしまえばより実感できた。本当に、消えてしまったんだ、って]


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