人狼議事


64 色取月の神隠し

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たまこ、が?

[仁右衛門を里へ導くよりも、少し前のこと。
辰次からの知らせに、驚いたような、困ったような声音を返す]

あれ、まあ。そんな風には見えなかったけどねえ。
簪の九十九神ってのも、ずっといたのかい?気づきゃあしなかった。

でも、あんたが見たんなら、そうなんだろうね。
あきのしんが言ってた、いるけどいない、ってのはそいつのことだろうさ。

あたしらがあやかしだって知ったら、あの子は、人間はどうするのかねえ。
――追い出されただの封じられただのって話は山ほど聞くし、バレたら無事に終わるとも思えないよ。

このままおとなしく正体を隠してるか、そう、いっそ――

皆、「お友達」になっちまえばいいのかね。


どうすっかね。

ま、本格的に対策立てられる前に、行動に移した方がいいのは確かだろうな。何をするにしろ。

俺としてはもう少し祭りを楽しみたい所だけどな。

[芙蓉に告げる。
まだ隠せたのは二人だけだ。**]

眼鏡先生は無事行けたみてえだけど、
志乃さんは体の具合、大丈夫か?


 うちは大丈夫ですよぅ?
 せやなぁ…ただじぃっとしてたら平気なんやけどね。
 無理に隠の音をこちらで聴かせたろ思うとぼぅっとしますんよ。

 簪の九十九神ですのん?
 うちも昨日たまこちゃんに逢うたときは
 気ぃつかへんかったんやけど
 龍っつぁんがそない言うなら間違いないやろね。

[妖しでも同種の気は受け止めやすい。それは九十九神たる自らがよく知っている。
けれど、昨日の彼女からは妖しの気は感じることができなかった。
ただ単に簪がその場になかったのか、それとも自身がそれだけ弱っていたのか……
正直今の自分では前者と言い切れないのが寂しくもあった]


 今やったら、龍っつぁんが言うような、
 みんなまとめて言うんも面白い思いますけどな。

 九十九の妖し纏ってるいうんやったら、たまこちゃんは理解してるんやろ?
 いっそ皆で遊びにおいで言うんもええかもやけど…嗚呼芙蓉さんの言う
 『お友達』いうんはそういうことやろか?


 せやけど、たまこちゃんらの近くに
 それが面白うない思うてる人もおるやもしれんね。
 それにこんだけ、ようけい人がおるいうても
 一片に大勢いなくなってもうたら
 流石に事が荒立つし、お祭りに水差すんは
 おもろないしねぇ。

 ゆっくりお連れするんがええ思いますんよ


うん、めがねは無事に送ってきたよ。
志乃は、あたしがついてるから、無茶はさせないさ。

ああ、そうともさ、辰次。
あたしらは、ただ祭りを楽しみたいだけだよねえ?

[小さく、笑い声]


そうだよ、志乃。
お友達になってさ、みいんな、あたしらの里へ、遊びにきてもらえばいいじゃないか。

[志乃の「ゆっくり」という提案には頷いた]

でも、そう……みんながみんな、うんと言うとは限らないからね。仲良くなれた子から、順々に、さあ。


 せやなぁ…
 うちらはお祭り楽しんで、
 気に入った子を別のお祭りにも連れて行ったろう
 思うてますんやろ?

 厄押しつけたろうとか思うえませんのやろ?
 喧々囂々しとうないいうんは、皆同じやろうしな。
 …みんなの近しいヒトが
 妖しどない思うてるか知りたいんやったら

 うちが出てってもええよぅ?

 その道沙耶には話しよう思うてるし
 センセにもお見せしたしね。

 センセも半妖やから、他の人に言うようなん
 ない思うけど、あそこのお屋敷
 センセ以外にヒトもおったしな。

 見た人おるかもしれんし。



 せやねん。せやねん
 お祭り終わって逢魔時も終わったら
 もうしばらくは仲良ぅなったヒトと遊ばれへんからね。

 こっちとあっちの時の移ろいやったら
 もう逢えへんやろうしね。

 連れていって
 帰る言うヒトは還してあげたらええんよ。

 雷門さんの子らやから、普通の子らより
 帰りやすぅはずやしな。

 せやから、永ぅお祭り楽しんで
 みんなええ子見つけてや。

 芙蓉さんはええ子おったん? 


人間にも見えるよう、姿をはっきりと現してたからなぁ、
あの簪。あそこまで現れられたら、誰でもわかる。

あやかしに成って一日とか言ってたから、まだ気配が小さくてわかり辛かったんかも。

[芙蓉と志乃に、慰めのような言葉を告げて。

…厄を押し付ける気はないけどな。
しかし、了承は別にいらんだろ。
嫌がったって自力じゃ戻れないんだ、その内諦めるしかない。

隠していくのはゆっくりでいいが、最終的には全員招いちまおうかな、って。正体ばれるのとか、色々考えてて途中で面倒になった。

[どうにも乱暴な意見である。]


そうだねえ……
めがねには、あんたの本当の姿見せたんだ?
でもあれは半妖だったから、人間がどう思うかのアテには、あんまりならないか。

やっぱり、まずはさやだろうね。


ん、あたし?
たまこはいい子だよね。ひなたも、さ。
ふたりとも、旨いもん作ってくれそうだし。

――たまこ、たまこかあ……。

[少し考え込む様子]


成ったばかり、かい。

[簪の話に、目を瞠った]

そりゃあ、辰次にしても志乃にしても、どっかで「成った」日があるんだろうけどね。
なかなか珍しいところに立ち会ったもんだ。

[面倒、と言うのには肩を竦め]

……ああ、ああ、あんたはやっぱりやんちゃだねえ。



一日? やや子なんやな。その簪
そしたら、うちが逢うた時はまだ眠っとんかもしれへんね。

龍っつぁんが気に入った子そうしたい言うんやったら、うちはええ思うよぅ?

そういう力強さも殿方の魅力いいますからねぇ。

せやけど、好きな子に嫌われんよにね。
向こうで口訊いてくれんとか寂しいやろ?

[中にはそういうのがいいとかいう、不思議なヒトもいたような気がするけれど……龍の子はそういう感じもなさそうだしねぇ……と。独りごちる]


逢魔が時の訪れも影響しているんだろう、多分な。

[一日前といえば、逢魔が時が始まったくらいの頃か。揚羽についての見解を述べた後。

……別に、好きな子ってわけじゃぁ……

[決まり悪そうな空気は伝わったか。
歯切れが悪く、ぼそぼそと呟いた**]


……ふうん?
そりゃあ、誰のことだか気になるねえ。

[いかにも面白がる気配、決まり悪げな辰次へ向ける]


女郎花の綺麗な折り方は、奴延鳥さんに訊いたらええ思いますよぅ?
龍っつぁん?

嗚呼、せやけど、気ぃつけんと奴延鳥さん……

[芙蓉のおもしろがる気にちょっと乗っかってみた。すぐさま『冗談やから怒ったら堪忍やよぅ』と付け加えて]


【人】 呉服問屋 藤之助

―祭り二日目・手妻師の小屋―

[>>2:146芙蓉に微睡む沙耶を委ねられ]

 何だい、己と沙耶の縁を取り持とうってのかい?
 ……って、どうやら、下らねェ与太を飛ばしてる場合じゃないな。

[男も志乃に異変が起きたらしいことに気付き
彼女の元に向かうという芙蓉に頷き掛けた]

 お志乃のこと、宜しくな。

[誰にも拠らず、ただ独り在り続けた鵺でも
無邪気な好意を向けてくる
琴古主の様子が気にかかるのだろうか?
僅かに曇った眉根に憂色が過ぎった。

――そうして、気もそぞろになっていた所為か、
沙耶が独り抜け出したことにも気付かない>>22]

(34) 2011/09/16(Fri) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[そうしてぼんやりと手妻を眺めるうちに
同胞の声が、些か面倒な事態が起きたと知らせる]
 
『たまこって、確か……あの団子屋の娘だろう?
 やっぱり此方と縁があるんだねぇ。
 
 しかも九十九憑きたぁ、驚いた』 

[成程、昨日菊屋で感じたあやかしの気配は
たまこの簪の九十九神とやらのものかと得心する。

まぁ、それは別に良い――けれど]

(36) 2011/09/16(Fri) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

『たまこが異能持ちなのは兎も角、だ。

 ゆりに一平太……だっけか?
 他の連中に余計なことを吹き込むってのは、どうにも感心しねぇな。

 ……人の子は独りきりなら、どうということもないが
 群れをなすと面倒だぜ』

[群れを成し、敵と決めたモノに向かう人の子の恐ろしさは
逢魔時に集ったあやかしの誰よりも、身に沁みて知っているから]

(37) 2011/09/16(Fri) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


『……あぁ、いっその事
 面倒が起きねェうちに、たまこの奴を喰らっちまうってのもアリかもなぁ』

[ぼそり呟いた]

(40) 2011/09/16(Fri) 22時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 22時半頃


【人】 呉服問屋 藤之助

『……芙蓉か。

 あぁ、聞こえてたよ。
 お志乃の身に何事もなかったのなら、それでいいさ。

 沙耶のことは、ちょっとばかし考え事をしてて
 抜け出されたことに気付けなかったからなぁ。
 此方こそ、済まなかったね』 

[>>43芙蓉の囁きを受け、無意識のうちに顰められた眉が緩む。
けれど、ぼそり呟いた言葉を物騒などと言われれば、再び眉根を寄せて]

『物騒なもんか。
 お前さんは、群れを為した人の子の厄介さを知らないのかい?
 そうなる前に、厄介の芽は摘んじまうが良いに決まっているさ』

(45) 2011/09/16(Fri) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[芙蓉に抗弁しかけて、此方を見遣る日向に気が付いたから
今度は意識して表情を緩め、何気なさを装う]

 ……やぁ、日向ちゃん。
 もう用事は済んだのかな?

[日向がいつの間にか手妻小屋から姿を消していた>>3:148ことを思い出し、何気なしに尋ねた]

(48) 2011/09/16(Fri) 23時頃

……ごめんよ。いろんな話を聞いちゃあいるんだけど、あたしは、本当には……知らない。
せいぜいが、猟師の罠で怪我をさせられたくらいさ。

そりゃ、人間よりも、皆が大事だよ。普段は互いに好き勝手やってる身だけど、仲間だもの。
あんたや皆を危ない目に遭わせるくらいなら、人を殺めても、攫ってもいいさ。


だから、だからさ、気を悪くしないでおくれよ。

[鵺の古傷、その奥底の恨みまでは、想像することしかできない。
それがわかっているから、しょんぼりと狐は答える]


 ……己がこうなっちまったのは、
 人の子如きに何が出来るものかと
 高を括っちまったせいもあったからなぁ。
 
 だから、二度と油断はしないと決めたのさ。  
 
[ぽつり呟いて]
 
 後な……お前さん、殺しや人喰いは不得手なんだろう?
 必要になれば、俺なり誰なり、向いた奴がやるだけのことだから
 無理をする必要はないよ。

[悄然とした様子の芙蓉を見て、向ける言葉は軟いものになる]  


【人】 呉服問屋 藤之助

『あぁ、無理には狩りをする気はないさ。
 人の子は……雉や野兎みたように、簡単には獲れないだろうしなぁ。

 ……第一、此処は辰サンらの縄張りだろう。
 それをわやにするような下手を打つ心算はないよ』

[そう、龍笛の言葉>>50に答えるが
場合によっては独断で狩りに動くだろう]

(59) 2011/09/16(Fri) 23時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

>>52 

 秋月の旦那のところに行ってたのか。
 けど、……神隠しのように居なくなったって、どういうことだい?

[不思議そうに、ぱちくりと瞬くが
不安げな様子の日向を安心させるような声音で告げる]

 あの旦那のことだ。

 気紛れで何処かに行っただけで
 夕飯時にでもなりゃあ、何事もなかったようにのそり帰ってくるだろ。

[そう言葉には零すけれど、秋月が戻ることなどない]

(63) 2011/09/16(Fri) 23時半頃

恥ずかしい話だけど……「狩り」はね、あんまり。
でもさ、やっぱり皆を護れなきゃね。

[いざとなれば独断するつもりとも知らず、鵺を仲間と見込んで言う]

うん、無理はしないよ。
だから、藤も、辰次も、くれぐれも気をつけて。
志乃には、無茶するなって、何度か言ったね。違う意味で、だけど。

あきのしんは……危なくなったら、逃げるんだよ。
あんたが何なのか、あたしよくわかってないんだけど、あんまり強そうには見えないからねえ。


【人】 呉服問屋 藤之助

[そう芙蓉に囁いて]

 ……そう言やぁ、たまこちゃんに手ぬぐいを借りっ放しで(>>3:56
 まだ礼も言ってなかったっけか。

 そうだな、己も行くとするよ。
 
[先に志乃や沙耶の元に行くという日向に
別れ際、声を掛ける]

 秋月の旦那のことは、心配だろうけど
 あんまり気に病まないようにな。

["秋月は、もう人の子の手の届かない隠世にいるのだから"、と心の裡で付け加えた] 

(71) 2011/09/17(Sat) 00時頃

『荒らすつもりはない』と言ったのはお前だ。
他のもんを巻き込まないよう、血の一滴、骨の欠片も残さないように頼むぜ?

[たまこが縁の薄い者だからか、藤に告げるのは淡々とした物言いだ。
度が過ぎなければ雷門も怒りはしないだろう。

でなくば、人を襲った獣や、獣を捕る人にいちいち罰が当たることになる。真意はわからないが、龍笛はそう解釈している。]


【人】 呉服問屋 藤之助

『そうだな……。
 己は少し、たまこに怪しまれてるやも知れんなぁ』

[菊屋でのたまことの邂逅を思い出す]
  
『何れ、この眼で確かめる必要があるか。
 ……よし、己も一緒に行くよ』

(73) 2011/09/17(Sat) 00時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 00時頃


そりゃぁ、全員に言えることだな。

いざとなったら、里へ帰れよ?
逃げるのは癪だが、あそこならまず、人の手は及ばねぇんだから。

俺は逃げるつもりはないが、気をつけるから平気だ。

[芙蓉の忠告にも、からりと笑うばかり。]


 分かってるさ。
 やるときは、朝顔のように――秋月の旦那のように
 きれいさっぱり現世から居なくなって貰うさ。

[鵺は龍笛のように雷門を知らないから
彼が内心思うように罰に関しては大して警戒していない]


――なぁ、明之進。

一平太、連れていきたいか?
連れてく順番はいつになるかわからんが、このまま別れたら、もう二度と会えなくなるからなぁ。

[次々に一平太から出される提案に、放置しておくと面倒そうだと判断する。]


【人】 呉服問屋 藤之助

 ……おみつちゃんが、そんなことを言ってたのかい。
 何だか心配になってきちまったなぁ。

[>>80秋月の女中から聞いたと、日向が刻んだ言葉に目を伏せる]

 己も秋月の旦那のところに世話になってるからね。
 
 もし、本当に旦那が見当たらないようなら
 勿論、探すのに手を貸すから、言ってくれな。 
 
[日向の確信めいた感覚めいた感覚も
ましてや、志乃を問い糺す心算でいることなど知らないから
事によっては自分に疑いが向く可能性に気付きもせず
親切な男を装ったまま、芙蓉と共にたまこの元へ向かう]

(92) 2011/09/17(Sat) 00時半頃

いっぺいた?

二度と会えないのやだな
遊びたいから

あそこにつれていって 驚かせたりしたい
友達だもん 一緒に行って 遊べるならいいのに

[辰次の問いかけには素直に応えた。]


みんな……
うち、沙耶を連れていくことにしたんよ?
沙耶 うちを預かってくれる言うてくれたから。
友になってくれる言うてくれたから。
一足先に向こうへ行こう思うんよぅ。

[沙耶は妖しの会話が聞こえるという。たまこの件のように禍根を生みたくない気持ちもあったけれど…初めて出来たヒトの友を奇異に晒したくもなく。ただ結果だけど伝えることにした]


そうだね、いざとなりゃ、逃げるが勝ちか。
あそこなら、そう、たとえ雷門だって手を出せやしない。

[辰次の提案に同意を向ける]

って、あんたは逃げないのかい。
全く、勇ましいのはいいけど、ほんと気をつけておくれよう。


[雷門をよく知らぬであろう同胞たちへは]

雷門……ここいらの山の神はね、そうそう細かいことじゃ目くじら立てやしないけど、村を護るように祀られてるからね。
何といっても神だし、あまり怒らせたくはないのさ。
たぶん、あれが本気になったら、あたしなんざ消し飛んじまうだろ。


そうか。うん、友だちとは遊びたいよなぁ。

[素直な明之進の言葉に、小さく笑って。]

一緒に行って、遊べるさ。
そのときには、一平太の案内してやりな。
驚かせたり笑わせたりすりゃいい。


へえ、あきのしん、随分と仲のいい友達ができたんだねえ。
いいさ、順番はわからないけど、里へ招こうじゃないか。

[素直な明之進の答えを微笑ましく聞きながら、辰次へ問う]

――その、一平太って子は、あんたから見てどうなんだい、辰次?


【人】 呉服問屋 藤之助

 ……どうした。

[>>86もじもじとする芙蓉をきょとんと見詰め、零れた頼りない言葉に、つい噴出す。
そして、たまこの不在を心配する言葉には]

 そりゃあ稼ぎ時だし、今頃、大忙しでいるだろうさ。

[などと答えながら、ひょこり、祭りの賑わいの中を歩いていくうちに
芙蓉が、男が朝からぶら提げていた籠に目を留めれば]

 あぁ、すっかり忘れてた。
 お前さんに貰った薬が、すごく塩梅が良くってさ。

 良い薬のお礼に、ほら――

[籠の口を開け中の鶉を見せ、土産だよ、と破顔する]

(98) 2011/09/17(Sat) 01時頃

 ……そっか、お志乃も帰るのか。
 良い相手を見つけたようで、何よりだよ。

[男の裡を微かに過ぎった寂しさは、言葉に滲んだか]


友と言ってくれたか……そうか、良かったなぁ。
お疲れ様、志乃さん。

今すぐはちっと無理だが、後で笛の音を送るから。

[沙耶を連れていくという志乃に、異論を挟む理由はなく。]


志乃――そうかい。

帰っちまうのは寂しいけど、預かってくれる相手が見つかって、安心したよ。
さやはいい子だ。
始めはあっちに驚くかも知れないけど、志乃がついてりゃ心配要らないよね。

あたしらが戻ったら、箏を聞かせておくれ。


うん、遊びたい

どうやったら驚くかな
頑張って考える

[芙蓉の言葉には]

一平太 面白いんだ
先生に太郎って呼ばれてたけど 一平太は一平太だよ


志乃も帰るんだね
そっか 疲れた?
帰ったら 元気になるかな

[志乃が具合悪そうだったことを思い出しながら呟いて]

迷子 ならないように気をつけてね


 明之進の兄さんも、お気に入りを見つけたのか。
 辰サンも意中の相手がいるようだし

[辰次が志乃や芙蓉に冷やかされていたのは
それとなく聞いていたから、にたり、意味ありげに笑う]

 ……案外、今回の逢魔時は呆気なく終わるのかもなぁ。

[そうすれば、芙蓉や辰次が懸念するような、雷門の怒りを買うこともないだろう]



こっちに永ぅいても、だんだん眠ぅなりますからねぇ。向こうなら九十九の縛りも緩ぅですから、もう少し自由にできる思いますんよぅ?

ほんまはうち、奴延鳥さんとお祭りみたい思うてましたのに…奴延鳥さん思うた以上の伊達様やったから、すれ違ったとき緊張しましたんよ。

せやけど、大妖のお姿も凛々しぅ思いましたんに、ヒトの成りされててもあないなええ男やったらうちまともにお顔拝見する自信ありませんですよぅ?

奴延鳥さんもええヒト見つけてくださいな?
太古の風情も知らぬ無作法者共から、ヒトもモノ知るようになってますから、きっといいヒト見つけられますよぅ?

せやけどが奴延鳥さんが気に入るんやったら、きっとえらい別嬪さん見つけてくるんやろうねぇ。複雑ですよぅ?

[彼の滲みを知って知らずか、名残惜しげに音を紡ぐ]


おにいさん?

[『明之進の兄さん』と聞くときょとんとした声をあげて]

おにいさんなのかなあ?
ふえるけどちがうなあ……

[変なところで悩む。]


…頭は悪くなさそうだ。
あやかしに対する対策、次々と考えてるからな。
あっさりと、俺らの存在を信じたし…

[言葉から、厄介な者だというのが伝わっただろうか。

根は悪い奴じゃなさそうだから、明之進の遊び相手にちょうどよさそうだな。あとそうだ、眼鏡先生の弟子とか言ってたっけか…


いちゅ……

[藤の言葉に絶句。

しかし、ここで言い返してもどつぼにはまりそうな予感があった為、沈黙を守る。]


 けしゃらんぱしゃらん……だっけか
 お前さんを元に増えるんなら、増えた
 けしゃらんぱしゃらんたちの、兄さんて事にしとけばいいさ。

 ……少なくとも、明の兄さんは
 毛玉たちの親父さんって風情じゃないしさ。

[男の言葉のせいで、変なところで悩む明之進に提案してみた]




 おおきに。隠世へ戻るとなぁ…現には干渉できんようにはなるけど、
 現の気は届く聞きましたんよ?

 折角うちと龍っつぁんの合奏楽しみにしてくれてたヒトもいたからね
 皆呼んで隠世で聴かせたい思いますんよ?

 龍っつぁんもはよぅあの子口説き落として連れてきてくれな。
 待ってますよぅ?


たろうでいっぺいた?
人間の名前、あたしにはまだよくわかんないよ……。

[諦めたように頭を振る
辰次の一平太評を注意深く聞いて]

そうかい。
会ったことはないけど、しっかりしてそうだねえ。

[明之進の手前、厄介そうだとはっきり言うことはしない]

めがねの弟子……じゃあ、いなくなったって知ったら、心配するだろうさ。
探したりも、するだろうねえ。



 芙蓉さんは、気ぃつこうていろいろしてくれて
 ほんまにありがとぅなぁ。

 うちが出てるときに、あないに長い時間持って貰ったこと初めてやったわ。
 ……少し恥ずかしぃ思いましたんよぅ?

 沙耶真っ直ぐな子やから、吃驚するかもやけど、すぐ分かってくれる思いますんよ。
 それに夕顔さんも朝ちゃんもセンセもおるからね。

 夕顔さんがきっと楽しいお祭り作ってくれてるやろし、
 向こうでならうちも気ぃよう跳ねられますから

 芙蓉さん来る頃にはこっちより楽しいお祭りできえてたらええなぁ
 思うてますんよ。

 うちが奏でますから、たんと踊ってくださいよぅ?


何にしても、あたしも一度会ってみたいねえ?
一平太にさ。
辰次の好きな子にも、ね。

藤のおめがねに叶うのは……

[志乃の言も受けて、じいっと、藤之助へ意識を集中し]

面食いなのかい、あんた?


確かに、親父って風情でもないけど、兄さんってのも……

[明之進をちらり]

うん、いいや。きっと、兄さんなんだろ。



 疲れは現におるからやからねぇ。
 向こうやったはよぅ動ける思いますんよ
 けしゃらんばしゃらんさんくらい速ぅないから
 おいかけっこはできへんけど

 迷子は……ヒトの道やないから
 大丈夫やと
 思います……よぅ?

[あんまり自信はないみたい]

 けしゃらんばしゃらんさんも友達連れておいでぇな。


ああ、そうだね。楽しみにしてる。
皆で、踊れるといい。

――楽しみにしてるよ。

[静かに言って、思い浮かべるように目を*閉じた*]


 お志乃みたいな別嬪にそこまで言ってもらえるなんざ
 己も果報者だよ。
 
 ……向うに帰すのが、つくづく惜しくなるな。

[あけっぴろげな好意を寄せる志乃に、韜晦するように笑う]

 沙耶みたいに淑やかな花を手折れるのなら、愛でるのもいいが、
 だが己と人の子の間に何が有ったか、お志乃は知ってるだろう。

 結局、あいつらとは獲るか獲られるかの関わりでしかないのさ。

[秋月は例外的に気に入ってはいたが
結局彼はあやかし混じりで、純然たる人の子ではない]


うん、向こうでなら沢山奏でられるだろ。
太鼓や笙もあるだろうし、聞かせてやりたいな。

なるべく早く行………

…………。

[志乃の前半の言葉にはにこやかだったが。
後半の言葉を聴いているうちに、また言葉が消えていく。

表情が見えたなら、口をへの字に結んでいる龍笛が見えたに違いない。

……わかった。


 己が面食いかって……?

[芙蓉の意識がじいっと集中されるのを感じる]
  
 そらぁ、そうさ。
 己だけじゃなくて、男は皆そうだろう?

 なぁ、辰サンだって、別嬪好みだろ?
 明の兄さんも――あぁ、きっと、綺麗な娘が良いに決まってるさ。

[悪気なく辰次に追撃の言の葉を向け、明之進にも火種を飛ばす]


古来より、生贄にされるのは綺麗で若い娘と決まっているよな。

昔から変わってないってこった。

[さりげない同意。
だから俺らは悪くないのだ。]


……何言わすんだ。


[自爆。]



 ほんまにお上手ですねぇ。

 そうやっていつとなく心そらなる恋を育てて
 富士の高嶺にかかる白雲のような気にさせるやろね?

 豊穣を運ぶ秋の風のように花を撫で
 微睡みの夢を残しますんやろ?

 奴延鳥さんに魅入られた子は切なぁに思いますよぅ?

 せやろうね。奴延鳥さんが負うたんはただの痕やないんはわかります
 永劫の輪廻を抜けて尚、癒えぬこともないんやろうね

[同じ千の刻を数えども、運命の歯車はヒトへの思いをこうまで隔てて至る。
妖しとしてと言わずとも、彼が負ったことを思えば、それ以上紡げる言葉も持てず。女は悲しくもあり……だからこそ手負いの羅刹を美しくも思えた]


【人】 呉服問屋 藤之助

 確かにあの団子は絶品だったなぁ。
 たまこを喰っちまったら、あれを口に出来なくなるのは残念だけど……仕方ないか。

[そんな剣呑なことを呟く男に、たまこの商売の邪魔になることを
芙蓉が懸念すれば、拍子抜けしたように苦笑を浮かべる]

 ……まぁ、今は未だ目立つわけにはいかないしな。
 程々に探りを入れられれば、それで良しだろうさ。

[男の古傷に薬が効いていることを
我がことのように目を輝かせて喜ばれ]

 そうだな、薬がなくなったら、また頼むよ。
 そのときは、また、芙蓉の食べたいモノを獲ってくるよ。

[薬の対価を約束した]

(113) 2011/09/17(Sat) 02時頃

 龍っつぁんは大胆やねぇ

[くすくすと鈴が揺れるような箏の音色がしばらく響く]


 ……本当になぁ。
 辰サンのお気に入りを見るのが愉しみになってきたよ。
 
[くすくうと笑う箏の音色を受けて、男もくつくつと笑う。

こんな同胞との交わりも悪くはないと思えるのは、
砕けて欠片となった男が、永き歳月に磨かれて丸く軟くなったからか――或いは志乃や芙蓉に絆されてのことか**]


藤之助は、たまこの元に、やがて、あやかしの影二つ訪れるだろう**

2011/09/17(Sat) 02時半頃


呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 02時半頃


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