人狼議事


64 色取月の神隠し

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朝顔! 今日がお前の命日だ!


[朝、いつものように機微とした狐の気を感じれば]

 おはようさん。昨日はご苦労様やったんよぅ。
 二人は無事隠世に行ったようやねぇ。

 せや、朝から芙蓉さんは元気やなぁ。
 もう屋台出してますん?


――夕顔たちは、無事に行ったみたいだねえ。

さあて、あたしらはもう少し、人の祭りを楽しむとしようか。
先に帰ったあの子らに、土産も見繕わなきゃね。


おや、志乃かい?
商売の真似事ってのも、なかなか面白いもんだよ。
あんたは――どこで遊んでるのさ?


 うんうん。うち普段の芙蓉さん見てはおらんけど、
 薬師さんやってる芙蓉さんは輝いてる思いますよぅ?
 いきいきしてるんわかりますもん。

 うちは、今日センセの家お邪魔してるんよ。
 奴延鳥さんが『気ぃあうやも?』言うとったし
 センセは個人的に気にもなる人やったからねぇ。


 ああ、そうそう ヒトたちがなぁ
 逢魔時言うてたんよ。
 そないな言葉よぅ知っとったなぁと…

 そりゃ雷門さんの膝元やから、
 知ってるんはええんやろうけど
 なんやご加護“持ってる”人もいるようやしなぁ。
 横から突かれても愉しぅないいうか、
 人に変なことされんか心配やわ。

 けしゃらんばしゃらんさんとかちんまいしねぇ。


せんせ?そういや昨日、何か言ってたねえ。
せんせえもん?だっけ?

あんたも藤も気に入るようなら、連れて行っても面白いかねえ。

[狐の気配が示すのは、隠世の里へ続く道]

まだ、慌てて決めることもありゃしないか。
たくさん遊んでくるといい。
今日は眠くはないのかい?


――ん?

[「逢魔時」の音色を聞けば、目を細め]

ああ、ここいらの人間は、知ってるのもいるようだねえ。
でも、雷門の力の端っこ、人の身で持ってるってのは見たことが無い。

――あたしらの力が、いつもより強くなってるなら、あっちにも何かあるのかも知れないねえ。
気をつけるにこしたこたあないか。


けしゃらんばしゃらん……?

[知らぬ呼び名に、首傾げるが]

ああ、ちんまいって言ったら、あきのしんか。
うん、あの子はちょいと心配だねえ。

[犬に何度も手を出して、噛まれていたのを思い出す]

危ないとこへ近づいたり、悪いのに騙されなきゃいいけど。



 センセはジンエモン言うらしいんよ。
 せやなぁ…あの人興味あるやもしれんし、面白そうやったら連れて行ってあげてもええかもしれんねぇ。

 嗚呼、お薬ありがとなぁ。しばらくは効いてたんやけど
 眠気いうより、人混みに疲れてもずてね、
 沙耶達にえらい失態見せてしまうたわ。

 …んー今はそうでもないんやけど、そうはっきりもしてへんのよぅ。
 元々そない永う起きてられるんちゃうからなぁ
 眠気続くようやったら、また暫く本体に籠ってまう思うんよ。

 魂は隠世へも彷徨えるけれど、本体は現の身やからね
 寝てしもうてどこぞで朽ちる前に、ええ主様見つけられたら
 ええんやけどなぁ…

[眠いかと聞かれれば、少し淋しそうに…]



 あきのしん?
 そういう名やったんやねぇ。けしゃらんばしゃらんさん。

 センセのところの子とも仲ええみたいやし、
 龍っつぁんがだいたい側にもいてくれるからねぇ。
 急に襲われたり、酷い目に遭うこともない思ぅけどなぁ。

 芙蓉さんも気ぃつけてな。
 人間の中にはお狐さん狙う悪い人もおるからな。 


――そうなのかい。

[弦の音、寂しげに響くのへ眉を寄せた]

あたしじゃあ、主にはなってやれないしねえ。
……もし、どうしても起きてられなくなったらさ、せめて魂くらいは送っていくよ。
けど、できればいい弾き手をみつけなくちゃあね。

人に近づきすぎても、離れすぎても、いけない。
世の中ってのは、やっかいなもんだ。


ああ、辰次かい。ありゃあ、いい兄貴分だよ。
ちょくちょく悪戯が過ぎるけど、面倒見のいい奴さ。
「力」も強いし、何かのときにゃあ頼りになるよ。

あんたやあたしが狙われたら、どうかね、護ってくれるかね。

[苦笑の気配漂わせ]


そうだねえ、何かあったら呼んどくれ。
力になれるかどうかは、わからないけどさ。

――いい相手が見つかったら、教えておくれ**


先生のとこに、邪魔してる……?

[睡魔から完全に逃れられていない声が混ざる。

ほぉ……あいつ、家にあやかしを招いたのか……

[人為らざる者を家に招くという行為は、隠世との繋がり――入り口を作る切欠にも成りうる。とはいえ]

あいつを連れてったら、里がえらく騒がしくなりそうだなぁ……


おい。あまり当てにしすぎるなよ?

俺は一介の笛にしか過ぎないんだから。
鵺とかカマイタチとかと一緒にされても困る。

[芙蓉の言葉に、苦笑交じりの響き。
けれど守る行為そのものの否定はしなかった。]




 あらぁ、招く言うんやったら、うちより先に来とった妖しさんおるみたいやけど?
 たしか、けしゃらんばしゃらんさん一緒に荷物持っていかんかった?
 それに…奴延鳥さんやろか? この気

 そうやねぇ。今面白いもの見つけたし。
 『蜃』って知ってますん? うちは話しか知りませんけど。

 センセが興味持ってるみたいなんよ。
 せやから、常の国へ行ってみたい思うんやったら
 連れて行くんはええ思いますけどねぇ。

 騒がしい? 
 そういえば龍っつぁんを相手にしてるときのセンセは 
 えらく元気やったねぇ。

 でも、なんでやろうなぁ。
 うちと話してるセンセは妙にしおらしいんよ?
 不思議やね。


 ごめんなぁ。九十九の理で齢ならうちがみんな守らなあかんのになぁ。
 うち、お寝坊さんやから、そない強ぅなくてなぁ。

 せやなぁ。龍笛は勇ましい楽器やからね。
 『舞い立ち昇る龍』や称されて
 九郎義経さんやら立派なお武士さんが好んで吹いておったんよ。

 龍っつぁんが、やんちゃで逞しいんはきっといろいろ逞しい気貰ぅて育ったからや思います。
 もののふさん気風がええからね。

[聞こえてきた芙蓉と。辰次の会話にはちょっとだけ寂しそうに笑っていた]


 志乃君は本当に不思議なひとだな。

[山の神様に関する己が見解への反応。
父である妖怪、蜃に関する知識。

声ならぬ声で呟いて、ふと思う。]

 志乃君はもしや―――…


【人】 呉服問屋 藤之助

―祭り初日・屋台「菊屋」―

[>>2:141店を訪れたあやかしの男の気配に中られたのか、
団子屋の娘の眉が僅かに顰んだ。

(……なかなか勘の良いことだが、やはりこの娘、あやかしと縁があるのかねェ……?
 だが、今からそれでは、逢魔時の渦中には難儀するだろうなぁ)

――などと意地悪く娘の面を眺めれば
不意に娘の口元が綻び、男に向け手ぬぐいが差し出された]

(55) 2011/09/15(Thu) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 ――――……? ん……。 口?
 はて、な。

[娘の表情の目まぐるしい変わりように阿呆の様に瞬いて
指摘された口元に指先を伸ばせば
触れるは先刻口にした、カステイラのざらめ。

かつて、京を恐怖に陥れたあやかしも
時降れば喜劇的な存在になるらしい]

 ……いやぁ、これは失敬。

[手渡された清潔な手ぬぐいで口元を拭いながら
あやかしの男は心底愉快そうに笑った]

(56) 2011/09/15(Thu) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

>>2:146>>2:147
 
[娘の熱烈な団子の売り込みを
男は腕を組み真剣な面持ちで聞いている]

 ……なるほどなぁ、全てがお勧めというわけか。
 これでは、一つを選ぶなど、到底出来ないな。

[ふむん、と頷き]

 ……よし、此処はお姉さんの謂いを信じて、全部貰おうか。

[それこそが娘の思惑とも知らずに言い切って
みすぼらしい身形に似合わない
数珠繋ぎの銅銭をじゃらり、懐から引っ張り出した]

(57) 2011/09/15(Thu) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 確かに、これは……美味いな。

 もし、団子の味が口上ほどでもなかったら、
 あの娘、口直しに攫って喰ろうてやろうとも思ったが……。

[菊屋の屋台を離れ、道々団子を頬張りながら
物騒なことを独りごちれば
何処からともなく聞こえるは、龍笛の音>>2:157]

 ほぅ、九十九の……辰サンの音色か。
 どうやら、夕は無事に本懐を遂げたようだねェ。

 ……良かったなぁ。

[やがて、遠ざかる二つの影を送る龍笛の調べに箏の音が重なり>>1逢魔刻の始まりを奏でた*]

(58) 2011/09/15(Thu) 22時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/09/15(Thu) 22時半頃


【人】 呉服問屋 藤之助

―祭り二日目・秋月邸―

[同胞への手土産に、今日は鶉でも獲るかと森へ向かおうとすれば
廊下の途中で、女中に案内されてきた美しい娘とすれ違う]

 ……ほほぅ。旦那の邸は今日も千客万来だなぁ。
 いや、それにしても、これは予想以上の別嬪さんだ。

[男を見とめ、嬉しそうに目を瞠る琴古主>>12
口の端を吊り上げて見せた]

(75) 2011/09/15(Thu) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

―祭り二日目・神社広場―

 ……やあっと見つけた。

[鎮守の森で鶉を獲ったその足で、芙蓉の気配を辿り
男は軽業の演し物で賑わう場に姿を現す]

 芙蓉の薬が効いたみたいでさ、金創の痛みが大分良くなったよ。
 それで、礼って言っちゃあおかしいが、土産を持って来たんだがね……。

[数羽の鶉が入った籠を芙蓉に渡そうとして
連れのいることに気が付く]

 おや、今日は"お友達"連れかぁ。

[この娘が、お前さんが連れて帰りたいお相手かい?
――そう視線で尋ね、傍らの気品ある娘に穏やかに微笑み挨拶を向けた]

(85) 2011/09/15(Thu) 23時頃

 折れるばかりぞ女郎花 やろか?

 奴延鳥さんに折られた花盛の娘さん
 ようさんおりますんやろね。

 せやけど、おおきに。

[ 別嬪さんと言われてものっすごく嬉しそうな音色がちらりと流れる]


んー……あたしって言うより、志乃にね、どうかなって。
あの子の意向は、まだ聞いちゃいないから――とんだお節介かも知れないけどね。

[目の前の相手へ囁きを向ける。
隣の娘へ気取られぬよう]


【人】 呉服問屋 藤之助

 ま、動かないのは変わりはないが
 痛みが薄れただけども、大分マシってもんさ。

[芙蓉の本心からの笑みに、にこやかに微笑んで]

 随分、仲良さげに見えるが……違うのかい?

[お友達? と自身と連れの娘を交互に指し首を傾げる
芙蓉と鏡合わせのように、男も首を傾げるが
娘――浅井沙耶の名乗りに]

 あぁ、これはどうも。
 己は田中藤之助です。此方こそ宜しく。

[夕顔との会話で付けた名と、秋月が呼ぶ姓を合わせ
それらしい名を拵えた] 

(92) 2011/09/15(Thu) 23時頃

 ……さぁてねェ。
 己を謡った物語にはどう出ていたかなぁ。

[琴古主の揶揄に、人の悪い笑顔が浮かべ、答えた]


 ……なぁるほど。
 お志乃と沙耶が並べば、さぞかし絵になるだろうなぁ。

[芙蓉に素直に感心したように答える]


似合いだよねえ。

[藤之助の声に同意して]

藤、あんたは、誰かお目当ているのかい?
志乃の言ってた「せんせ」ってのは、どうだろうね?


【人】 呉服問屋 藤之助

>>93

 ……あぁ、この足かい?

 刀でばっさりやられちまったからねェ。
 まぁ、命まで獲られなかっただけでも、良しとするさ。

[その間の事情は告げず――尤も、告げられたものではなかったし
告げても沙耶が信じるとは思えないけれど]

 そうなのかい?
 十年来の友誼だって言われても、信じてしまいそうだがなぁ。

[「出会ったばかり」という言葉には、大仰に目を丸くしてみせた]

(97) 2011/09/15(Thu) 23時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

>>94

 へぇ、良かったじゃないか。

[沙耶と友達になった、と言う芙蓉に答えつつ
男の名乗りにまともに感心する様子には、苦笑する]

 そうだなぁ、世の中ってな
 不可思議なことに満ち溢れているもんさ。

[だから、己のような
正体不明で曖昧なあやかしだって存在できるのだ]

 御邪魔じゃなけりゃあ、ご同道したいけど
 良いのかい?

[芙蓉から手妻見物への誘いを受けたから、沙耶に尋ねた]

(98) 2011/09/15(Thu) 23時半頃

[芙蓉の問いに答えて]

 いや、己はまだ、見極めつかないねェ。
 確かに秋月の旦那は面白いお人だが。

 でもなぁ……ちょいと、色気がなぁ……。

[琴古主が耳にすれば、揶揄われそうなことを口走る]


[行くことは出来ても、帰って来れなければ意味がない。
それでは、今までと何も変わらない。
それでは、一方通行なのだ。
だからこそ、私は。]

 あやかしである君と、皆と。
 今とは別の道を探していけたら―――

[でも、それは己の勝手な願望に*他ならない*]


【人】 呉服問屋 藤之助

 あぁ、こんにちは。

[芙蓉や沙耶の知り合いらしき娘の挨拶に、小さく瞠目するが
すぐに表情を整え]

 娘さんは二人の知り合いかな?
  
[肯定の意が還れば、
言葉の無い娘にも自分の名を告げる]

(111) 2011/09/16(Fri) 00時頃

色気って、あんた、何する気だい。

[鵺の軽口へ、顔をしかめる]

せんせだか、じんえもんだか、あきづきのだんなだかが、どうだろうねえ、あたしらの里に来たがるのかねえ。


【人】 呉服問屋 藤之助

[>>103己の言葉に顔を顰める沙耶に頷きつつ]
 
 物騒か……。
 
 そうだねェ……だが物騒なのは
 "村の外"だけとは限らないんじゃないかなぁ。
 
[呟く男の眸の奥で、昏いものがざわり揺れるのに
彼女は気付いただろうか]

 ――――……いや、脅かす気はないんだ。すまないね。
 
[詫びつつ、沙耶の手妻に誘う手招きに応じて
ひょこり後をついて行く]

(115) 2011/09/16(Fri) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 へぇ、お嬢さんが雉を捌いたのか。
 何だか面倒を掛けちまったみたいだね。

 でも、芙蓉も随分喜んだみたいだし、大したもんだ。

[雉に纏わる芙蓉の嬉しげな言葉>>11を受けて
静かな少女――日向というらしい、に言葉を向けた]

(117) 2011/09/16(Fri) 00時頃

 ……何って、そりゃあ、なぁ。
 
[己の軽口に顔を顰めた芙蓉に、こりゃあ失礼、と笑った]

 いくら、秋月の旦那が風変わりでも……結局人の子だしなぁ
 さすがに己らの里に行きたいとは、思わないんじゃないか?

[もし秋月の事情を知っていれば、判断もまた違ったものとなるだろう]


おや、おや。

[藤之助と目を合わせた沙耶の、動揺した様子に苦笑して]

色気が欲しいんなら、さやにするかい?
さやとじんえもん、二人送っても大丈夫だろうけどね。

ねえ、志乃――?

[同胞の意思を探る気配は、琴古主へ届くだろうか]


[ちょっと眠そうな気が帰ってきた]

んーセンセなぁ半妖みたいなんよぅ?
誘ってみたんやけどなぁ……
センセ龍っつぁん時と違って、うちにはやけにしおらしいいうんか歯切れ悪ぅてねぇ。

行きたいとははっきり言うてくれんかったんよぅ


【人】 呉服問屋 藤之助

 あぁ、その字で構わないよ。

[男が気紛れと偶然により拵えた名に、日向により形が与えられる>>120

それは、人の子に『虎鶫の声で啼く得体の知れないもの』と呼ばれ
正体を知られぬまま、恐れられた大妖が
いつの間にか討伐譚や祭祀により"鵺"と名づけられ
枠を嵌められて、人の子の手の届く場に引き出された構図と似ていることに、男は未だ気付かない]

 日向ちゃんだね。此方こそ宜しく。
 ……なぁに、己も足萎えだ。不便を掛けるのは御互い様さ。

(131) 2011/09/16(Fri) 00時半頃

誘った言うくらいやから、センセにはうちの姿見せてもうたからなぁ。
ああ、別に嫌やとは思ってないみたいやし、連れてくんはええ思うんよぅ?

あのヒトも半妖やって見せてくれたから、ばらしたりはせん思うけど……

沙耶にはなぁ、うちちゃんと話してあげたい思うんやけど、あの子今どこにおるんやろ?


半妖……へえ。
人と、あやかしの間の、ね。

[この狐には珍しく、気配が堅くなった。が、すぐにいつもの調子に戻り]

いいじゃないか、面白そうだよ。
……沙耶?沙耶なら、あたしと藤と一緒にいるよ。
手妻師のとこ。


 あらぁ…一緒やったんやね。

 ねえ芙蓉さん
 どないしたらええ思う?

 センセと沙耶ちゃん送るんはええんやけど
 道に迷わんやろか?
 危ないなら、うちがどちらか連れて行こう
 思うてもおるんやけど、
 沙耶にはまだ話せてないし、

 センセはよぅわからんしなぁ。


【人】 呉服問屋 藤之助

 ……あぁ、近場に知り合いの山賤の集落があってね。
 そこから雉を分けて貰ったんだ。

[>>126男と雉を獲った人物が噛み合わない様子の沙耶に
しれっと嘘を吐いて]

 ほら、そろそろ、手妻師のお目見えのようだよ。

[首を傾げる沙耶を促した]

(134) 2011/09/16(Fri) 00時半頃

そうだねえ、「せんせ」は迷いやしない、と思うよ。
半分持った妖の血が、隠世の里に導くだろうさ。

志乃が一緒に行きたいんなら、それでもいいけど……
何にしても、沙耶とは話した方がいいだろうねえ。


 秋月の旦那が半妖ねェ……。

[志乃の言葉を耳にして、芙蓉と同じ呟きを零す]

 なら、旦那は己らの里に連れて行っても良いかも知れないが
 沙耶はお志乃の御手付きなんだろ?

 まぁ、ちょっぴりお裾分けを貰えたら、嬉しいけど
 彼女はお志乃の好きにすると良いさ。


また誰か連れて行くの?

[囁きにいきなり混じってみる。]

ねー。誰か神社に居た?
いるけどいないんだよ。

雷門さんじゃないよ、だれかいるんだよ。


【人】 呉服問屋 藤之助

[手妻師が色紙を蝶の形に切り抜けば
紙で出来た蝶は、あたかも本物の蝶のように
はらはらと舞い上がる]

 ……人の手妻も極めれば、己らの業に似るものだなぁ。

[紛い物の蝶を視線だけで追いながら、ぽつり呟いた**]

(142) 2011/09/16(Fri) 01時頃

ああ、あきのしん、今ね……
いるけどいない?
何だい、そりゃあ。



――志乃?

[こちらへ近づいてはいるらしい彼女の気配が、乱れている。
不安げな囁きを、向けた]


 神社かい?
 己には心当たりはないが、雷門さん以外の誰かなぁ……。

[明之進の問いに答えかけて、
芙蓉の不安げな様子に、志乃に異変が起きたことを知る**] 


呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 01時頃


せやなぁ…
奴延鳥さんや芙蓉さんもそう言ってくれるんやったら大丈夫やろか?

お、お手付……
そない言われるとなんか恥ずかしぅなってきますんよぅ?

そうやねぇ。話さんといやいや連れて行くんは、うちを貰ってくれんでも悲しいしねぇ。

お裾分け言うて…沙耶が決めることやからなぁ。
でも別嬪さんですやろ?
うちが男衆やったら放っておかん思いますんよぅ?



 んー? どないしたん?
 神社で誰かに逢うたん?
 危ないことしたらあかんよぅ?

 ちゃんとおしろい食べて
 元気にしとかなあかんよず?



 んー? 大丈夫やよぅ?
 逢魔時の力があるおかげでなぁ…

 心配せんでも、うちの足でそっち行くからね。

[全然大丈夫そうでもない声だったけれど、元気そうに気を送りかえしてみた]


[芙蓉の不安げな囁きを聞いて]

志乃、ぐあいわるいの?
おなか 減った?

[そう志乃に問いかけて]

神社はね、なにかいるけど
たまことゆりしかいなかったんだ ふしぎだねぇ

だいじょうぶ きのうにげきったから
もう捕まらないよ 元気だから。


大丈夫、には聞こえないねえ。

[ため息まじり、といった囁きを返し]

あたしがそっちに行くよ。
今、どの辺だい?



 んーん大丈夫やよ?
 お腹は…少し減ったかもしれへんなぁ。
 センセのとこで少しだけ戴いたけどなぁ。

 ほら、はしたない女や
 思われとぅなかったしなぁ。

 たまこちゃんとゆりちゃんが居て、
 他にだれかいたかもしれへんいうことやろか?

[流石によく意味がわからなくて頭をひねる]

 なんやどちらかに雷門さんのご加護とかあるんやもしれへんね。それで他にも見えたとかやろか?
 巫女さん言うくらいやからゆりさんやろか?



 え、ええわよぅ…
 そない気ぃ使ってもろうたら悪いやん

[と、最初はもじもじしていたが……]

 秋月さんお屋敷から三本目の角を曲がって少し行ったところの一本杉あたりにおるんよ。

[最後にはか細い声でそう応えた]


ま、気配を探ればみつかるかね。
無茶はしないでおくれよ。

[志乃へと呼びかけてから、明之進へ]

志乃はあたしが迎えに行くから、大丈夫。
神社の方も気になるけどねえ。


ん?
白粉なら、昨日仕入れたから持ってるけど……食べるって?誰が?


はぁい

[白粉、と聞いて声を上げた。]


わかったよ、ありがと。
あきづきさんのおやしきってのは……うん、誰か人間に聞こう。

[志乃の居場所を聞いて頷き]

ああ、気を遣うって言うかね、あたしもさやに、あんたのこと半端に喋っちまったからさ。
あんたを連れてきて、ちゃんと話してもらった方が助かるもんでさ。

[少し気まずそうに答えた]


そうだね、食べるとすりゃ、あんたしかいないか。
旨そうにゃ見えないけどねえ……

[はぁい、と答えた明之進に苦笑して]

ま、あやかしもいろいろさ。
あとであたしんとこへ来りゃ、分けてあげられるよ。


 無茶なんかしてへんよぅ?
 芙蓉さんも急がんでええからね。
 ゆっくりしてってよ。

 はよぅ連れて行きたいお友達探すんが大事やからねぇ。
 明君もやよぅ。元の姿で捕まらんようにねぇ。

 一平太さんとは仲良うしてますのん?
 他にええお友達できましたん?

[自分の身を案じてくれる仲間を余所に、その仲間の心配をする箏の音が暫くの間響いていた]**



 うぅん? 沙耶と仲良ぅなったん?
 ええ子やろ? 右も左もわからんうちを
 最初に町案内してくれたんよぅ?

 お月見にも連れて行ってくれたんよ。

 うちのこと話してくれたんやね。
 芙蓉さん優しいお狐さんやなぁ。
 おおきにな。


あとで白粉 貰いにいくね

[ちょっと嬉しそうに囁いて]

志乃も無茶したら駄目だよ
箏の糸切れちゃう

一平太は仲良しだよ。
ちかくにいるかなあ……今日まだ見てないんだ。


お友達、になったみたいだよ。
――可愛い子だよねえ。

[柔らかく呟く声は、僅かに、昏い]

ううん、何だか変にぼかそうとして、失敗してさ……
会ったときに泣かれちまったら、ごめんよ。

[優しい、と言われれば、困ったように]


――じんえもんを見送ってから、さやのところに行けるといいんだけど、ね。

[一本杉の下、志乃の傍らに佇んで。しばし、時を待つ**]


―回想:森でまどろみながら―

は?藤に……明まで?
入れ食いじゃねえか…「先生」の家、完全に“開かれた”なぁ。

[何だかなあ、そういうものを引き寄せやすい体質なんだろうか、などとその時は感想を抱いていたが。本当にあやかしと近いものであるのを知るのは、もう少し後のこと。

しおらしい…?はあ。

奴も男か……

[ぼそり。]


いいって、齢なんて関係ねえよ。
力がより強い奴が、他の奴を守ればいいんだし。

……ああ、そうだな。
武士は、嗜みとして龍笛を好んでた…な。
龍笛は男、筝は女が扱うのが普通だから…
志乃さんは女らしい気を貰ってたんじゃねえの。

だから、やんちゃでたくましい俺が、守る側で問題ないさ。

[少しだけ複雑な色が混ざったけれど、それを誤魔化すように笑う声を残した**


明ぃ?

とっつかまりそうになったとかさっき聞こえたが、大丈夫か?

神社にいるけどいないって、何だ?

[ふと気になって、囁きを飛ばす]


大丈夫、捕まってないよ。
逃げられた。

[得意げに逃げ切った武勇伝を語って]

神社ね、やっぱりいたよ。
すごくおっきい。

間違ってなかったよ、いたんだ。


うん、逃げ切ったか、偉いなぁ。

…おっきい、何?

よくわからんから、俺もそっちに行こう。
ああ、危険そうなら俺を待たずに逃げろよ。

[明之進にそちらへと向かう旨を告げた]


おっきいよ。
上から見てるんだ。

お腹から買えっていわれた。

[事実をそのまま伝えた。嘘なんてついてない。勘違いはしてるだろうが。]


――半妖なぁ。
たまぁに、いるよな。

[たとえば、狐や鶴。雪女。昔話でもよく語られている]

色気がない、というのは藤に同意だが、いいんじゃねえの。
志乃さん、無理はしないようにな。

[男なので、藤之助の言い分()はよくわかる。
心の底から同意できる。]


今から送るのは「先生」でいいとして…
面倒なのがいるみたいだぞ。

「たまこ」っていう姉さんが、俺らや人が消えた気配がわかるらしい。夕顔の正体をあやかしだってあてやがった。朝顔が隠れたのも気づいている。

[仲間たちに飛ばす声は、いつもよりも真面目な調子で。]

…ゆりさんや一平太も、信じそうだ。
たまこさん、簪の九十九神を連れてんだ。
彼女らの前に、その九十九が姿を現していた。


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