人狼議事


119 【腐女子の】にゃこだまり【妄想です】

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視点:


サミュエル! 今日がお前の命日だ!


[互いの顔も定かではない暗闇で、幾つもの吐息が交わされる。
満ちる香りはまたたびのものだけではない。

気怠く熱引くウーの肌を舐めていたら、
まさに猫の子を扱うように、ウーの上に乗せられた。

抱き寄せられた耳に、鼓動が響く。]


 …。

  いつかは、漢と漢の関係になるんだよ。


[いつまでも仔のままではいない、という矜持。
でもそれは"今"ではないことも、示す。

逞しい胸板に頭と耳を擦りつけて、すこし喉を鳴らした。]


 
 保証してやる。
 おまえは、大物になる。


  オレの後ろをくれてやる。


[ほのかな温もり、口元に触れる和毛を意識すれば、また陶酔の波に攫われそうだ。]


 カル、 ここから脱出するぞ…!


[蒼痣の残る拳でどやしつけ、無理矢理、稽古モードに戻して魔窟の外を目指した。]


 ガマン……。 んっ……

[ゴロに顎を持ち上げられて、こくりと一つ頷いた。
 ゴロの眼差しはいつも通りだから、
 安心できるような、それが逆に怖いような気になる。

 青を伏せて、フランクに為されるがままになっていたけれど]

 ……っ、んんっ、 ―――準備?

 ひゃっ……!?
 な、なに。何するんだ……っ!?

[宛てられた熱に、背筋がひときわ大きく震えた。
 漸くフランクのしようとしていることを本能が悟り、
 けれど「まさか」と思う理性と常識が、
 理解することを妨げる。――要するに、パニック。]


 一人前の雄、なら。
 証明してみせろ、よ。

[押し倒されている形ではあるが全てを見られるこのポジションはなかなかに悪くない。

普段玩具のネズミばかり狩っている牙で肌を浅く傷付けられる刺激も。
何と言おうとも無防備には違いない、白く膨らんだ頬に触れ、瞳を自分と合わせようと。
性欲どころか感情の起伏も読みにくい猫がどんな瞳をしているのか見たかった。]

 ん、…………それ、で?

[既に兆している己自身を物慣れない掌に自ら押し付け擦り上げて
お前がしたいのは本当にそれだけなのか、と 淡く愉悦を浮かべた視線で問うよう。

叶うなら顎掴んだ手を引き、顔を寄せてしまおうか]


― 桜の木の近く ―

庭よりも向こう側に?

[サミュエルが行きたいと自発的に言い出したのは喜ばしいことではあるけれど、あの兄ですら怪我をしたような怖い場所に一匹で行けなんて言える筈もなく]

ちょっと冒険してみるか。
それとも一人で行くか。

[好奇心に溢れた視線を遮ってはいけないと思ったから前足を揃えてその場に座った]



 絶対だよ。約束だからね。


[ぐるぐる、と喉が鳴るのは、今度は嬉しさから。
後ろをくれてやる、がどういう意味か
―――なんてことは今は置いておく。]


 うん!

[稽古モードに戻ったウーに合わせて尻尾を一打ち。
身体に溜めたバネを全開にして飛び出せば、
ばふりと布団がめくれて、新鮮な風が吹き込んできた。]


 なぁに、って〜?
 だからぁ、気持ちいいことの……ほんばん〜?

[ゆるゆる、腰を揺らし、滑らせながら。
 トレイルの耳元に囁きかける。]

 ……こわかったらさぁ……やめるよぉ?
 こぅいうコトは、無理に、するモノじゃないからねぇ〜……。

[ぺろりと、耳の縁を舐めて]

 どうするぅ?
 続き、してい〜ぃ?


― 桜のベッドの上>>+2 ―

すまん…… これは、気持ちいいときに出る汁だ。
にゃふっ、あまり舐めなくても ッ。

[ぷるぷると耳を揺らしながら先に一人で達してしまったことを恥じて]

気持ちよかった、良すぎて……くせになりそうだ。
でも大人になるには俺がお返ししないとな。

[身体を起こしてサミュエルへと伸し掛かると唇で項や肩や胸などに触れてゆき]

俺のなめてて、興奮したか?

[確認するよう腹の下へとそっと手を伸ばした]


 ん………っ、

[耳元で囁きかける声があまりにいつも通りの緩さで、
 その様子が更にトレイルを混乱させる。
 けれど、気遣われているということだけは分かる]

 あのさ、…おっさ、

    ……フランク。

[名前を呼び顔を上げて――しかし見えるのはゴロの顔。
 まぶたを伏せて、深呼吸して。
 また一呼吸の後に口を開いた]


[頭のなか、駆け巡ったのはいくつかの葛藤だ。
 こわい。わからない。恥ずかしい。
 でも大人になりたい、知りたい。
 ここで逃げたら男がすたる。――とか、色々と。]

 ……いいよ。

[葛藤の末に、こくりと頷く]

 好きに、して。
 気持ちよく、してくれるん、だろ?

[甘える声でそう言って、
 熱触れる腰を、いっそう高く*突き出した*]


― 桜の木の近く>>+4 ―

わかった。サミュが大人になるためにこれも必要なことだ。
車の通る広い道には出ないことと、知らない猫がいたら挨拶をすること。

それだけは守ってほしい。

[座ったままじっとサミュエルを見つめてから擦り寄る頬にすりすりと己の匂いを擦り付けるように寄せて]


[本当はとても心配で一緒に行きたいと思ったけれど、それでは男扱いにはならないから]


[>>+5真剣な顔でサミュエルが話し終えるのを待ってから深く頷いた]

お前はもう子猫じゃない、大人だから俺は過保護にしない。
ただ、困ったら追いかけるから絶対に呼べよ?

後から、こっそりついて行くかもしれないし。

[口の周りの毛をペロペロと舐めて、それから首筋をあぐあぐと甘咬みして格好良くなったと頷く]


― 桜のベッドの上>>+7 ―

そうだけど、  ……俺がはずかしい。

[尻尾がこっそりぶわっとなっていたりして]

むずむずして、いつもはどうしてた?

[すっきりというか細い位の身体を指先で確認してから壊さないようにそっと優しく触れて、お返しとやわく握ってから手を動かし始める]


[膨らませた頬に触れられ、少し顔を上げられる。
視線が合い、ぱちと瞬いた瞳はいつも通り拗ねた色をしていて。そのくせ、灯された情欲がちらつく]

 しょーめー……

[むー、唸って、熱を持ったものを手に感じると、悔しさから布越しに指を這わせる。
余裕を崩したくてやっているのに、なんだか自ら奉仕しているような感覚に襲われて、頬に少し朱が差した]

 あ、  ……ふぁ、

[顔を引き寄せられ、思わず目を瞑る。
いつもの面倒見のいいお兄ちゃんはどこへやら、目をうすらと開けば愉快そうな顔とかち合った]

 ライは好きだけど、やっぱり意地悪だ

[別に意地悪だからって嫌いにはならないけど。
それでも一応苦情を口にして、ライジの唇をぺろりと舐める。
柔らかな唇を割って、おずおずと歯をなぞる]


― 桜の木の近く>>+8 ―

よし、男を上げるんだ。
今日は俺が、帰ってきた時に話を聞く番だな。

[何度も振り返るから何度も頷いて返すけれど決して立ち上がることはなく尻尾だけをぴんと立てて見送る]

行ってらっしゃいサミュエル。

[走って追いかけたいけれども我慢して*]


 ん〜……。

[まぁもしイヤがられたら、ゴロに付き合ってもらうのもいいかな〜とか、考えてたとかなかったとか。

 柔らかな頭の毛に鼻先を埋め、すんすんと嗅ぎながら。
 手と、腰は、ゆっくりと動かしたままで。]

 なぁに、トレイルぅ〜?

[暫くの間を愉しむように。
 トレイルの毛繕いをして。]

 ……うん、分かったぁ。


― 桜のベッドの上>>+9 ―

俺だけさきに気持ちよくなったから。
今度は一緒がいい。

[ちゅっちゅっと薄い身体になんども唇を落として肌を味わい]

今度から、我慢しなくてもいい。
暴れなくてもいい方法だってあるんだ。

[ゆるゆると指を動かしながらゆっくりと擦り始めると聞こえる声に自分がむずむずしそうで、ちゅっと胸にされたままお返ししようと唇を寄せると舐めはじめ]


 だぁいじょうぶ、だよぉ。
 ちょっとだけ、痛いけど……。

[はむっと、耳に緩く噛み付き]

 すぐ、気持ちよくなるからねぇ〜……。

[熱帯びた先端を、じったりと湿り気を帯びた蕾に宛い]

 息、吐いて。
 少し、力抜いてて、ねぇ……。

[慎重に、少しずつ拡げるように。
 トレイルの裡に熱を埋めていった**]


 雄、なんだろう。

[間近で見つめる中に、知らない猫がいる。
愉悦と倒錯と、欲情に瞳を細めて首を傾げれば唇はより深く交わって。
さっき首筋に立てられた犬歯に少し触れて、だけどそれだけで。]

 ……、ふ…………はぁ、

[もっと触れてもいいのだ、と、染まる頬を撫でている方ではない手で、誘い込んでは触れさせて。
きっともう臨戦状態の其処は直接触れれば手指も先走る欲で汚してしまうだろうけれど]

 ヴェラはいつもよりも可愛い、な。

[素直でないところも、拗ねている姿も面映いが、欲情に踊らされて素直な姿は雄としての本能まで擽る。
相手も一応雄ではあるのだがそれはそれ。
心も身体も愛らしくて、乱したくて。
押し込めた欲求が蘇りそうで、快楽でかき消そうとヴェラの手を使って扱かせ始めた。]


一緒。さっき俺もそうなってた。

[見てただろ?と言うこともないが指先だけでもう霰もない声にやりすぎてしまったかと少し緩めるがここまできたらやめる方が多分きつい筈で]

声、サミュのならもっと聞きたい。
俺にだけ聞かせて。

[左耳へと囁いてから先ほどされたようにと唇を徐々に下げてゆきへそをぺろんと舐めてから、熱へと舌を絡ませ**]


[フランクの声はいつも通りの緩さで、
 信じていいのか信じてはいけないのか
 未だ一抹の不安は残るが。
 言われるがままにしていれば、
 ぐいっっ  と「何か」が入ってきた]

 あ………  〜〜っっ!

[声にならない悲鳴。]

 ……った、ぁ、

 ふぁ――ッ、 …ん、ぁ!

[熱くて、痛くて、潰されそうだ。
 感じる圧迫感にぴんと伸びた背筋は逸らされて、
 目元からは思わず涙が溢れる。
 丁寧にされても未だ開き切らない蕾は、
 雄を潰さんばかりにぎゅうぎゅうと締め付けた。]


[毛を逆立てたまま真っ直ぐに伸びた尻尾は、
 フランクが奥に進めば進むほど、くたりと力を失っていく。
 そうして最後まで入りきってしまえば]

 ふ、ぁ………ッ、
 おっさん、ばか、 ぁ……ッ

[力ない抗議の声。
 痛いというよりも、怖くて、ヘン。
 ただ自身を落ち着かせようと、肩で荒々しく息をする]

 ………ッ。
 わかん、な、――あぁ、

[今何がどうなっているのか分からなくて、
 不安だらけの涙を*零す*]


 ん……

[深い口付けにふると睫毛を震わせて
誘い込まれるまま、粘着質な水音を響かせる。
自分のを思い出しながら、指を這わせ擦って]

 可愛くないもん

[第一、雄に可愛いは侮辱だ。

頬を膨らませるも、それも僅かな間。
熱を孕んだものを触るうちに、こちらもゆるゆると本能的な興奮を覚えて
自分のものを取り出すと、ライジの自身に擦るように当てて、共に扱く]

 は、ぁ

[ぐちゅりと卑猥な音が鼓膜を犯した。
滴る液が手を汚していく]


ー キッチンで ー

[我慢できない、って言われないならゴロ兄の出番はありません。
お行儀よく座ってたけど、トレイルの眦を湿らせて涙が零れたら、唇を寄せて雫を吸い取った。
額の短い被毛、くるんと巻いた髭も宥めるみたいに舐めては撫でる]

 大丈夫、ですよ
 ゆっくり息を吐きやしょう、ゆーっくり、吐いて
 力 抜くようにふーっとしてみなせぇ


[おっさんばかぁ、に同意しつつ、大丈夫大丈夫。
子守唄みたいな調子で鳴きながら涙を掬い取る]


そうだ、サミュと一緒。

[水を舐める仕草とはまた違う動きで舌を動かしながら下から上へと熱を舐め上げると先端をはむりと口内へ迎え入れて軽く吸い上げ。
聞こえるサミュエルの甘い声にぞくぞくと背中の毛が逆立つようなものが通ってふるりと全身が震える]

きもち、いい?
もっとヨくなるよう、……触るぞ。

[腰や内ももをするりと撫で始めるとサミュエルの表情を見上げつつ尻尾がゆらり]


[溢れた涙があたたかい舌に拭われて
 漸くそっとまぶたを開いた]

 ……?
 ぁっ、は、  ごろにー、ごろにぃ。

[痛いというよりは苦しくて。
 まるで子猫に戻ったみたいに、
 甘えた声で目の前の年嵩猫を呼ぶ。
 恐怖と混乱の中で、
 触れるゴロの舌だけが安心できる命綱だった]

 だいじょーぶ? ――…っく、
 ふーっ、 ふーッ、 ふーっ……

[言われたとおりに繰り返す。
 毛を逆立てたまま背を丸め、息を吐き出す*]


[耳をサミュエルの方へ向けて声を聞き洩らさんと欹てる]

サミュ、……サミュ。
だめじゃないんだ、これも大人のすること。

[ちゅっとリップ音をさせながら先端へキスをしてサミュエルの声が一番甘くなるところを念入りに舐める]

出して、俺にもサミュの味飲ませて。

[そこから先へも進みたいけれど、もう少し我慢]


[サミュエルが出したものを舌で受け止めてごくんと飲み干すと残りも全て舐めとって]

サミュ。サミュ、可愛い……

[名前を呼ばれて姿勢を上げると溢れる涙もぺろぺろと舐め、そのままこめかみや額や頬に触れるだけのキスを何度も落とす]

怖かったか?

[すりすり身を寄せながら薄い身体を抱き寄せて]


[止まらない涙を何度も何度も舌で舐め掬い震えが収まるまで抱きしめる腕には力をいれたままで]

驚かせたな、すまない。
でもサミュはおかしくなってない、これが大人の正しい反応だ。
へんじゃなかった……色っぽかった。

[くらくらしすぎて危うくのしかかって、怯えさせてしまいそうなことをしそうになったなんて]


ああ、子供にはこんなことできない。
サミュはもう大人だな。

[口づけは頬にも耳にもまぶたにも落として]

サミュのフェロモン(?)にくらくらした。

[確認してくる声はまだ子供みたいだけれどももう立派な大人で違いないと頷いて、唇に合わせてついばむようなキス。
抱きしめる腕に少し力を込めて同じ温度になるようにと触れあう場所をより増やして]


 こんなザマで、幾らもできるこたぁ残ってやせんが

[丁寧に、漆黒の毛並みをとかした]


 ジェームス、恩義のためにきっとこの兄は駆けつけてなんでもする、と思いなせぇ

[対等でないから嫌がるのかと、思って熱意をこめた]


― 桜のベッドの下 ―

[すりり、すりりと擦れ合う肌の温度に安堵すら感じて]

サミュからいいにおいがする、そんな感じだ。
いいにおいすぎてふらふら近づいてしまって、キスとか、したくなる。

[抱きしめられてくるると甘えた声で喉を響かせ]


その足で何をするって言うんだ。

[あんな怪我さえなければまだこの辺りのボスでいたのに]


俺が困っててもゴロに頼むことなんて無い。

[無理して来なくても自力でなんとか出来る筈だ]


俺がすると決めたことに恩義なんて感じなくていい。

[ゴロの中ではまだ俺は幼いままなのだろうか、もう随分前から俺は大人なのに]


……っ

めんぼくねぇ…

[しおん、と耳を伏せた]


[ふしーふしーと鼻息荒く耳を伏せる兄をてしてしてしてし、そのうち伸し掛かるようにふみふみ]


うなぁ…

[べしべしふみふみにじっと耐えている]

悪かった、ちょいとした気の迷いで…なぅ、うにぅ


[兄の身体の上にのしかかって首筋をあぐあぐするマウントポジション]

気の迷いで襲うのか、お前は。
相手が俺だったから良かったものの……

[とっくに許しているけれども耐える兄の顔をもっと見たくてあむあむ続行]


ごめんてぇ…

[ひーん、と弱い鳴き声]

ジェームスの尻尾がおいしそう、だ、から…っ


[昔はこの兄ももっと格好良かった筈なのにとあぐあぐしながら考えた]

美味しそうならなんでも襲う悪い兄だ。

[それでも懲りずに誘うように尻尾をぴるぴる]


 そりゃ、本能というものでございやすよ…

 ジェームスこそ、そうやってヒトを誘惑して、悪い弟


 は……、んっ……む、

[口付けの合間、零れる言葉は減り呼吸は荒く。
拙い愛撫がもどかしくもいやらしい。
頬から胸、胸から腹へ、時折爪を柔く立てながら手を滑り落としてゆき]

 ……は……ぁ、可愛い、だろう。
 これだけで満足できるなんて。

[ヴェラの頬がいつか破裂するのでは、と思いながら煽るのをやめられない。
腰を、脚を幾度か行き来した掌は先に互いの雄に触れていた手よりも下、伝った体液が到達しそうな其処へ。

犯してしまいたくて、擦り合わせていた自身は想像だけでまたこぷりと先走る。]

 なぁ…………ここ、に。挿れたい。

[囁いたのは懇願であり身勝手な欲求であり。
雄としての尊厳を折りたいと言っているに等しい。]


  〜ヨーランダのメモ〜

[実のところ、時折外には出ていた。
胸の裡、凶暴な衝動が堪えきれなくなる度にこっそりと抜け出しては自分の態度が気に喰わないと挑んでくる野良や飼い猫を降伏させて慰みの為の道具にして発散していたのだ。

日頃強い猫ほど中を掻き回すほどに甘い悲鳴を上げた。
鋭く手入れされた爪は地面を虚しく掻いて、しなやかな肢体を悦楽に震わせながら、一突き毎に淫らに腰を振るようになって。

中を汚す瞬間、快楽を隠しきれない甘い声で恨み言を叫ばれると尾の先まで性感が駆け抜けて堪らなかった。

犯した猫達は自分を避けるので二度と会うこともなかったから、春になるたびどこかで自分との行為を思い出して屈辱的な興奮に苛まれている猫がいることも知らないまま。]


[無理にねじ込むことはせず、ゆっくりと、少しずつ。]

 ん、きつぅい……ねぇ……。

 ……ぁ、痛ぁい……?
  ……じょ、ぶ……、かなぁ……?

[気を逸らさせようと、耳元にぬるい吐息をふきかけて、舐めて。
 締め付けが緩まると、また腰をすすめるが、それでもやはりまだきつい。]

 もぉ少ぉし……だから、ねぇ〜……。

 ……ん、ぅ……っ。

[最後の一押しは、少しだけ、グッと力を込めて]

 はいっ……たぁ〜……。


 ばぁか……ってぇ。
 ひどぃ、なぁ〜。

[荒々しく息をするトレイルの肩口に鼻先を埋め、首筋の毛をペロペロ舐めて、撫でてやる。]

 だって〜ぇ。
 トレイルが、さぁ〜……イイって、言ったん、だよぉ〜……?

[もしかしたら、耳元に、微かな笑い声が届くかもしれないが。]

  ん……。
 トレイル……きつぅ、い……よ。

[けれど、トレイルが慣れるまでは、殆ど動くことはせずに。]


本能ねえ。

兄の忍耐は、弟に煽られて誘われる程度なんだな。

[尻尾はゆらん、ゆらん]


[ゴロがトレイルをあやすのを、微笑ましげに見つめながら、逆立ったトレイルの毛を、ゆるりと舐めて、落ち着けてやる。]

 だぁいじょ……ぶ、だよ。
 ねぇ、ゴロぉ〜?

[同意を求めるように緩く笑いかけ]

 ね〜ぇ。
 ボクにもぉ〜……。

[キスをねだるように、舌を伸ばす。]


[おそらく、そう簡単に慣れるまでには至らないだろうけれど。
 それでもゆっくり、少しずつ、馴染んできてはいるだろうか。]

 ん、っ……きつ、ぅ……。
 ……っ、は…… トレイル……とっても、いい、よぉ。

[解すように腰を揺らす。
 耳に届く、堪えるような甘やかな声に、時折、自制が効かなくなりそうにもなるが]

 ………っ、ふ……ぅ。

[そのあたりを受け流す術は、心得ている。
 緩く大きく息を吸って、吐いて。
 かわりに、更なる快楽をトレイルへ与えようと、前に手を回し、雄に触れれば包み込むように握り]

 ……そろそろ、イイ、かなぁ〜……?

[促すように、扱く。]


ー キッチンの片隅 ー

[トレイルの苦しい吐息を導いて、躯を弛め圧迫感を和らげる呼吸法へ。
宥める間、無理に動こうとはしないらしいフランクを見て、ひくと耳を動かす]


 なぁんだって、あっしとフランクがキスを

[トレイルの綺麗な巻き毛の髪へ指を差し入れて撫でながら、上体を伸ばしてトレイル越しにフランクの顔へ鼻先を近づける。
じぃ、]


  フランク、もう我慢できねぇんで?

[緊張を少しずつほどいたトレイルへ、今度ははっきりした快楽を与えようとする動きを感じ取りくすっと笑った]


[そうして、手を離して二人から離れると、]


 お邪魔しやしたー

[いい感じに水気の乾いた体を確認したら、のすのす歩いてキッチンを出て行くことにした。
トルドヴィンがいない、と気付くまでもう少し**]


 ん〜……。
 だって、ねぇ〜……。

[近付いてきたゴロの鼻先を、困り顔でペロッと舐める。
 好き勝手にして良いのなら、話は別かもしれないが、なにせトレイルを気遣いながらの行為では、焦れて焦れて仕方がない。
 それに、あまり長引かせてしまっては、トレイルも保たないのではないだろうかと。]

 ん、っ、ん〜……。

[どうしようかなぁ……と考えながら、それでもまずは、トレイルの身を優先で。]


……トレイル?フランク?

[場違いすぎる声。]

何してる?

[質問する声はどこまでも無邪気。]


 ん〜……?

[耳に届いた場違いな声に、行為を中断させ、首を擡げる。]

 えぇ〜っとねぇ〜。
 オトナになる勉強、かなぁ〜?

[チアキにはまだ早いかなぁ、と、緩く首を傾げて。]


 …………

[チラッ。]

[顔を引っ込めた。
俺は何も見ていない。]


大人になる勉強?
……トレイル、苦しい?

[トレイルに近づいてって、ぺろりと顔舐めた。]

頑張って、トレイル!

[応援している。
かぷかぷと耳を甘がみして、舐めた。]


 苦しい……。
 ……かなぁ、はじめは、ねぇ。

[相変わらずの、緩ぅい笑みをチアキに向けて。
 また、ゆっくりと腰を揺らしはじめる。]

 ぅん……。
 そうやって、舐めてあげて。

[御褒美、というように、チアキの目元に舌を伸ばし、ぺろりと舐めて]

 いい子だねぇ、チアキ……。

 ん、っ。
 ……どう、トレイル……きもちい……?


― 桜のベッド>>+19 ―

いつでも?毎日でもか。

[それは嬉しいけれどと言う前に肌にサミュエルの跡がついてぶるっと震えた]


……次はもっと大人なのをしようか。

[サミュエルの無知さに付けこんで都合良く教えてしまおうと思う年長のずる賢さは知られたくないから、笑顔を見つめて少しだけ目を細めて返した**]


[トレイルの状態も心中も知る由もなく、言われるままにあちこちぺろぺろ舐めて。]

にゃ、褒められた。

[フランクに目元を舐められて、くすぐったそうに笑って。
トレイルの口元を最後に舐めてから。
探し猫がいないとライジから聞いたから、「またねー」と声かけて、キッチンから出ていった。→ 


― キッチン ―

[餌を求めてキッチンに入ったけれど、
キッチンには餌とは違う匂いが満ちていた。

餌皿の近くで折り重なるふたりを見つけて、
ほてりほてりと近づいていく。]

 トレイルとフランク?
 なにしてるの?

[すぐ側にいって、ふんふんと匂いを嗅いだ。]


[魂が少し漂っていたが、小走りに近づく足音が覚醒を促す。]

  ふ … 、 


[武(ウー)には珍しい、薄く儚い笑みを浮かべて、電話帳の陰で身構えた。]


 んっ、ふ……?

[今度は誰だろう。
 振り返れば、カルヴィンの顔がすぐ傍にあった。]

 ん〜……。
 なぁんだと、思ぅ〜?

[さほど驚く素振りは見せず。
 ゆっくりと首を傾け、カルヴィンの鼻先へ舌を伸ばした。]


 ん、……ぅ、ぁ―――

[正直、苦しくてきつくて、身体が暴れだす寸前だった。
 でもゴロがやさしく撫でてくれる。
 背後からフランクが褒めてくれる。
 甘やかされてほめられるのは、好きだ。]

 っは、 ……おっさん、ぁ、
 きもちぃ?

 俺、…ふ、ちゃんと、できてる…?

[息も絶え絶えにフランクの様子を伺う。
 目に見えない代わりに背後の息遣いが答えになって]

 ……んっ、ぁ、――!

[急に雄を握りこまれ、高く鳴く。]


[雄を握りこまれれば背後の痛みが一瞬緩む。
 そこに突きこまれれば、圧迫感が別の感覚に変わり始める。]

 ふ……ぅん……
 おっさ、ぁぁ、 分かんな、っ、ヘンだっ

[荒い息が甘い声に変わる―――
 ちょうどそんなときだっただろうか。
 新たなる乱入猫が現れたのは]

 ……っ、 チア…キ…っ!!
 見んな、ぁ、ばか、ばっか、――〜〜〜!!

[冗談じゃないこんな姿見られるなんて!
 ……という言葉は悲鳴になって消えた。
 ぶんぶん首を横に振って生理的に流れる涙、
 けれど拒絶は届かずに、無邪気にぺろりと舐められる]


[鼻先を舐められれば、ぷるると首を振る。
そのままぴっとりとふたり順便に鼻をくっつけて
ごあいさつ。]

 いいことしてるの?

 ―――トレイル、女になった?

[ふんふん、ともう一度匂いを嗅いで、
トレイルの様子をまんまるな目で見つめて、そう聞いた。]


 懲りない、な……この淫乱猫。

[近付いただけで何が起こっているのか、解ってしまう。
以前酩酊していた時もその豹変ぶりを一度見ていたからだ。

すっかり自我を失っているウーの姿を冷めた瞳でちらり。]

 男らしさが聞いて笑う。


[チアキに舐められた場所から、「気持ち良さ」が染みる。
 羞恥を覚えれば覚える度に身体は熱を上げていった]

 おっさ、 やぁ、ぁぁっ……
 やだ、くるし、 ……ぅあっ、

[甘い嬌声は止まらずに、
 やってきたカルヴィンにも聞かれる処となっただろう]


んー?

[ウーにしては珍しい顔に、ちょいっと首傾げた。
くるっとライジ振り返って、それでもう一回前を見る。]


 そ〜ぅ、イイコトぉ〜……。
 ……んっ、ふぁ。

 ……そぅかぁ〜……。

[蕩け気味な視線をカルヴィンへ向けて、緩く口元に笑みを浮かべ]

 カルヴィンは、さぁ……知って、るんだねぇ。

 ぅん。
 そうだ、よぉ〜。

 ねぇ、トレイルぅ〜……。

[ゆっくり、身を乗り出すようにして、トレイルの頬まで舌を伸ばせば、ぴちゃぴちゃと音を立て、舐め]

 いま、さぁ〜、ッはァ。

 どんな……気分かなぁ?


[ライジが冷めた視線を投げかけて言い放つ言葉に、普段に比べれば、ずっと気怠げな、それでいて加減のないスリーパーホールドを仕掛ける。]


[鼻先が触れて、カルヴィンと目が合う。
 年下猫にこんな姿見られるのはやっぱり恥ずかしくて、
 視線を逸らそうとするけれど]

 おんな………?

[そんなことちっとも頭の中に無かったから、
 こちらの目も一瞬まん丸になった。
 ふるふると力なく首を振る]

 ぁ、ちがっ、 ……ちがうっ、ふぁッ、

[―――が、声は甘く、否定は弱い。]


 ………ぁ、 ふぁ、 ぁ、

[覆い被さられると繋がりが深くなる。
 深くなれば深くなるほど「気持ちいい」ことが分かって、
 腰が誘うようにゆらゆらと揺れる。
 頬を舐められて、ぞわわと毛が逆立った。]

 きもち、ぁ、……

 でも分かんな、
 あたま、真っ白……なりそ、……んぅっ!

[どんな気分かだなんて、分からない。
 なにせ何もかもが初めての気分だから。]


んにゃっ!?

[何故ウーが、ライジにいきなり喧嘩をふっかけるのか、意味がわからなくておろおろ。]

や、やめてやめて!

[くるくるその場で回り。]


 チアキ。
 本当にコイ、

 ……、……!!

[こいつに任せていいのか、なんて心配して振り返った隙に首に腕が絡んだ。
如何に相手が理性を飛ばしているからといえ、少なくとも野良。
基本家で飼われている猫とは筋肉の質が違う。]

 こ、の!!

[仰け反り反撃を試みるがどうだろうか。
マタタビの香りが近すぎて頭が痛い。
巻き込まれて堪るものか、と血が滲む程に唇を噛む。]


[トレイルの嬌声や、フランクの蕩けた顔を見れば、
気持ちいいことしているくらいはわかる。
でも、オス同士で交尾までしちゃうのは、初めてだ。]

 それ、トレイル気持ちいいの?

[ふたりのまわりをぐるりと回って観察。
後ろの方から覗き込んでみたり。]

 うん。気持ちよさそう。

[トレイルの様子に、少し納得。]


 ねえ。
 ぼくも混ざっていい?

[ふっと臈長けた顔を覗かせて重なる二人の背後に寄ると、
フランクの尻尾の付け根に、そろり指を這わせた。]


[巻きつけた腕に感じるのは、仰け反り反撃を試みる相手の筋肉の動き。
菜食主義者的なサラリとした肌の感触。

悪くない、 いや、むしろ好ましい。]


 ライジ、 なぁ──

[呼びかけは、傍らでおろおろと周回するチアキの姿を見つけて小さな喘ぎに変わる。]


     …チア キ、   


[ライジの頑健な抵抗を崩すことはできず、縛めていた腕を解くと、自分の腕に爪をたてて壁を背に座り込む。]


[例えばそう、実兄であるゴロを滅茶苦茶にしたいなんて、ことを口走ってもいいのか]

なぁんて!
やっぱり、弟×兄よね、ねっ?

[ヨーランダさんは落ち着こう]


ライジ、ライジ、だいじょうぶ??

[ライジの傍らにしゃがみこんで、首の周りを心配そうに見ている。もしかしたら、さわったら痛いんじゃないかと思って、手も足も出ない。]

ウー、どうして、こんなことした??

[問う声は悲しそうだ。]


 雄(オトコ)とか、雌(オンナ)とか……ねぇ。
 考えなくたって、いいんだ、よぉ〜。

 ……ん、っ、ぅ?

[トレイルが、自ら腰を揺らすのを感じれば、元々ギリギリで堪えていた情欲を抑えきれるはずもなく]

 ………っ、は。
 良かった、ァ……。

 いいよ、ぉ、そのまま、真っ白に、して……

 ……?

[カルヴィンが後ろへ回るのを、視線だけで追って]

 え〜っと、ぉ……?
 いいけ、ど


―ライジと、夢現―

は、……ん、ぁっ

[爪が立てられる痛みも甘く、荒い息をつきながら快楽を求めていく。
もどかしさを感じさせてるとは知らないまま、雲の上を歩くような感覚に夢中になって

それでも耳に入った煽る声に無言で睨み、お返しとばかりに鈴口を爪で掠める。

後ろに手が回り、ぴくりと肩が跳ねた]


 ふ、  いれ……?

[知識としては知っているけども、唐突に言われたものだから少しだけきょとん。
すぐに理解して、目が泳いだ。
それって、ヴェラに女役やれってことだよね]

 や…、やだ

[だって、色々と、ぷらいどというものも一応。
懇願に近い音色にうー、と唸って]

 ヴェラ、雄だし、あと、ええと、

 ……絶対、痛いもん

[言いたいことは無限にあったけど、ともかく納得してくれそうな言葉を選ぶ。
今日は妙に意地悪だけども、いつも温厚な顔をみせるライジなら、これで引いてくれるだろうと。

ライジが外でどんなことをしてるか、なんて知らないから、そう思って
懇願の口調のくせに言ってる内容は酷く身勝手だとは、少しの間気が付かない]


 み、ゃ?!

[そろりと這わされた指の感触に、ぶわりと毛が逆立った。]

 カ、ルぅ〜?

 ん〜……。
 しょうがないなぁ、もぅ〜……。

[困ったように眉を寄せるが、声色と、どことなく浮かぶ笑みから、実際さほど困っていないだろうということは、伝わるか。]


 
 チアキ、
 ようやく会えた な。


[チアキの悲しげな声に、視線は伏せられる。]


 またたびの粉が、 身体中について…、 

  落としたいのに…、 舐めても舐めても、 際限がない。


[ライジを傷つけるつもりはなかったのだと詫びる。]


 
 こんなザマですまない ── が、

 チアキ、
 おまえと 話をしたく、て。  いいだろう か…?


 ライジも、そこに いて、くれると  嬉しい。


[耐えきれなくなった時の阻止役に、それと問題解消に手を貸してほしいと言外に含める。]


 ……っはぁ!!
 チアキ、大丈夫、だ。

[一先ずは開放されたようだ。
くるくるしているチアキに言うけれど、酸欠とマタタビの効果とで頭がクラクラする。
無様ではあるが肘と膝を着き深呼吸。]

 …………何、

[そんな最中でさえ、途中で消えた呼び掛けが気になって。
警戒しつつ、一応は堪えているらしいウーの、爪が出ている両手に指を絡めて外させようと]

 チアキ。
 ウーに色々教えてもらうんだった、な?

[そんな事も言っていたな、と。
チアキが頷くのを待つあいだ、ウーの脚の付け根に爪先を伸ばし擦り上げんと]


 なんでも…

[神妙な顔で、ジェームスの顔を覗き込んだ]





[ヨーランダさん、超高速でエンピツをくるくる回しながらメモ用紙を千切っては投げ千切っては投げ]


 ぁ、まっしろ ……だいじょーぶ?

[真っ白になることが正しいのか違うのか。
 分からないからこそ不安だったけれど、
 フランクの安心したような声にふわりと笑んだ]

 おっさ、いいなら、
 分かんな、…ぁ、真っ白、なりた―――っ!!

[――と。
 耳元の悲鳴にびくりと震える]

 ん、ん………ふぁあ?

[首を上げて背をねじろうとするものの無茶があった。
 背後で何が起こっているのかさっぱりだ。
 分かるのは、カルヴィンがフランクに何かしたらしいということぐらい。]


ま、またたび、怖いこともするんだ…

[とろんとするだけじゃないのかと。
一個知識が増えた。]

うん、話聞くよ、するよ。

[ライジの行動を見ながらも、こくこく頷いて。]


 フランクも、ここ気持ちいいの?

[発情しているか確かめるみたいに
尻尾の下に鼻を寄せて匂いを嗅ぐ。
フランツのと、押し広げられているトレイルのと、両方。

弾む二人の腰に合わせるのは大変だけれども、
フランツの尻尾を片手で持ち上げて、
窄まっている場所を舌でつついてみる。

自分の尻尾はといえば、
さわりさわりとトレイルの足の間に動かしていた。]


[言わずとも察して動いてくれるライジに、身を任せるも、与えられる刺激に息を乱す。]


  ンぁ…ッ、

        ま 、


[チアキの前では、と縋る眼差し。
構わないというなら、すぐにでも溺れてしまいそうな劣情が吹き荒れる。]


  ― ライジとヴェラのハウトゥードリーム(命名:ヨーランダ) ―

 く……ッ、ん

[望んだといえば望みはしたが、不意打ちの刺激を鈴口に受けて危うく吐精しそうになった。
ぐり、と根元から強く押し付けて自分も辛くなる反撃を試みる。]

 ……気持ちよくすればいい、んだな?

[行き着く先は勝手な解釈。
扱いていた互いの自身を戒めて、濡れた指を辿らせて。
唇が触れる距離、汗の滲む額をヴェラの額に軽く押し当て]

 ずっとじゃないならいい、だろう?

 …………一時でいい。俺の為に雌になれ。 ヴェラ。

[理性を繋ぐことも諦めて口の端を吊り上げた。
言うが早いか十分過ぎるほど濡れた指先を侵入させてしまおうと。
抵抗の色が見えれば戒めた自身をより強く締め上げる所存]


 ぅ、ん……なると、いいよ、ぉ〜……。

[絶頂を、解放を促すように、トレイルの裡を掻き回しながら]

 ……ン……っ。
 気持、ちぃ……。

[カルヴィンの舌先が窄まりに触れるたび、ぴくんと小さな反応を示す。
 尻尾は、カルヴィンの行為の妨げにならぬよう、促すように持ち上げられ、ゆらゆらと大きく揺れる。]


 ― 廊下 ―
 
[伸ばしたつま先は縋るような眼差しに止められた。
強い筈の猫のそんな貌は腹立たしいばかりで]

 ……選ぶ資格があると思うな、よ。

[やりにくい、と胡坐をかいてその内へとウーを抱え上げる。
ふわりと再び香る香りに惑わされそうになって顔を歪めたが目の前の淫乱猫よりはましだろう。
改めて指を絡めて両手を封じるのは忘れずに。]

 チアキ。
 こいつの体についたマタタビを舐めてやれるか。

[ウーの肩越し、チアキに首を傾げた。
背面に付着した分は不本意ながら自分が担当しよう、と]


ケンカしたくなんないように?
わかった!

[ライジに、素直にこくりと頷いて。
躊躇なくウーに近づくと、肩に手をかけて、体についたまたたび粉を舐め始める。またたびがない方が話しやすいかもしれないし。]

……………。

[首、胸とゆっくり舐めていくうちにまたたびを取り入れていき、瞳がぼやけてきているけれども、やめようとはせずに。]


 フランク、が 気持ちいい、と、嬉し い …

[動きに合わせて言葉が途切れる。
尾の付け根に唇をつけ、たっぷりの唾液を舌に絡め、
執拗に蕾の中央へ舌先を潜り込ませようと試みる。]

 ふたりが、いくとこ、 みたい、の。

[両手はどこに触れようかと二人のあいだを彷徨い、
やがては熱くなっているだろうトレイルの雄の場所に伸びた。

ゆっくりゆっくり揉みしだく。]


[ライジの示す治療法は堅実だ。
その経過が、どれほど心騒がすものであっても。]

  
  ぁふ…ッ


[胡座をかいたライジの膝に抱えられ、声は驚愕 ──と期待── にうわずる。
絡められた指は有無をいわせぬ拘束であり、 支え。]


―ハウトゥードリーム―

 ひっ、ぅ、ゃ

[自らで高めていたものに強く押し付けられ、びくりと腰を引きかける。
ぷらいどとやらで、踏みとどまったが]

 そ、じゃなくて、

[そりゃ痛いよりは痛くないほうがいいけど。
勝手な解釈に咄嗟に言い返そうとするが、頭が回らず口を意味なく開閉した。

根元を握られ、ふると太腿が震える。
汗ばんだ額と額が合わさり、囁かれる言葉は普段知っているライジとはかけ離れたもので]

 ライ、 あ゛っ、な、や、……ひ ぅ、

[口を開いた途端、後ろに割って入ってくる異物に驚きの声を漏らす。
充分に濡れていたせいか痛みはなかったが、それでも異物を受け入れたことのない中は強く指を締めつける]


[ライのためにと言われるとなんだか納得しそうになるが、やっぱり怖いし本能的に雄としての危機を感じた。
両手でライジの肩を押して逃れようとしたが、自身を締め上げられて思わず肩にしがみつくような形になった]

 や、ライ、くぁ、に、

[なんだかよくわからないけど変な感じがする。
後ろからの刺激はその程度。

今は、まだ]


[先の説明で、またたびを除去してほしいという件は伝わったはずだ。
ライジの指示のままに目の前に端座する幼気なチアキに、武(ウー)は掠れた声で願う。]


 全部、 舐めて…、


     ── して、欲しい。


[頷いて真摯な舌啜にかかるチアキの素直さを嬉しく思うも、その目の焦点が甘く潤んでくるのには胸が締めつけられる。]


 嬉し…… ?  ん……。

 ……んっ、ふ……ぁ
 ッ ……〜、ン。

[浅いところに与えられる刺激に、連なる腰の動きは、自然と不規則なものとなり、トレイルへ伝わるか。
 零れる吐息は先程までと比べものにならぬほどに甘く、ぴちゃぴちゃと、滴るほどの唾液で、トレイルの頬を濡らす。]


 いい子、だ。

[もっとも、子供がする領域のスキンシップではないのだが。]

 そう、もっと下……もっと強くしてもいい、ぞ。
 ウーも歓ぶ、だろう。

[ウーに毛繕いするチアキに同じような事を言った記憶がある。
雄一匹は流石に重いが、つられたように微かに熱を持つ下半身をウーの臀部に押し付けて腰を突き出させれば、
ウーが自らチアキの眼前に差し出しているように見えるだろうか。]

 あんな顔をしておいて、チアキにこんな事をさせる、んだな。
 淫乱。

[項に軽く牙を立て舐めながら罵ってみても、自分もマタタビを摂取する羽目になっているのでつらいものはつらい。]


[背後で何が起こっているのかわからない。
 わからないけれど、フランクの声がもっともっと近くなって]

 ……ぁ、 ぁんんんッ、

 わッ ―――!

[不規則な動きに身体中を掻き回される。
 カルヴィンとフランク、二人分の体重が伸し掛かり、
 深くまで抉る楔はより深く打ち込まれる。
 その上ぎゅっと雄を握られれば]

 だめ、あぁ、 やだ、ァ、真っ白なる、ッ……!

[もう耐え切れないとばかりに、何度も何度も首を振る。]


うん。してあげる、よう。

[へらっといつものように笑う。瞳は潤んできて、気分はまたいつかのようにぼやっとしているけれど。

舌は首、胸、腹と降りていき。]

ここ…?すごく気持ちよくなる、よね?
嬉しい…?

[もっと下だとライジに促されて。
柔らかな舌がそっと、敏感な場所へ触れていく。
きつく、と言われれば、先っぽをきゅっと吸う。]


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