人狼議事


1 とある結社の手記:6

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視点:


[「人狼宛」の手紙が来たと聞いたとき――――…、
心臓が止まるかもしれないと思うほど、ぞくりとした。



―――――もう、ばれたのかと思った]


―深夜・自室―

[そうでなくとも、薄々は感じていた。

あの、見慣れた村の夕焼けを見上げながら。
縁起が良いと言われている流れる雪雲を見つめながら。
少年は、ずっと考えていたのだ]


………きっと。

[きっと、生きて帰ることは出来ないのだろうと]


『…これほどまでに能力者が多いとは。
 最悪の憶測は、得てして最悪の現実を呼び寄せるものらしい。
 たかだか1日の観察では到底見分けが付かなかった。
 しかし彼等は間抜けなのか。私の前で能力を明かすなど。失笑を抑えられない。
 それとも…これは罠だろうか。

 まあいい。それはそうと…』



――――……嫌だ。


しにたく、ない。


[青白い顔で苦しげに呟くと、去っていく結社員の男の背を見送る。
一瞬少年の瞳に浮かぶのは、感情も何も篭っていない色]

あぁ。

「なんとか」しないと。


[そのまま顔を上げれば、
周囲を見渡す彼と目が合っただろうか。
強張ったままの表情で、それでも僅かに微笑んだ]


[囁きが聞こえる。
人狼の巣くう村があるという、酒の肴の噂話を聞いたのが十数年前。
やがてこの村に辿り着き、以来遠巻きに見守っていた異国の同族達。]

…恐れるな。恐れは悪魔を呼ぶ。

[諭すような、だが慰めるような囁き。
しかし継いだ言葉は苦々しい。一瞬目が合う。
慎重に、等分に見渡すはずの表情に鋭い光が宿った。]

結社を呼び込んだのは、お前か?
この村の民を襲うとはこらえ性のない…。


[ふいに頭に響く声。
自分以外の「声」を聞いたのは、本当に久しぶりで。
幼い頃の記憶に残っている、唯一の同属の正体は――…]


―――――……父さん?

[思わず此処にいるはずの無い父を呼び、
次いで青年の鋭い眼光に気づいてはっとする]

ヤニク、さん…。

[周りの者に悟られぬように、
視線はそれ以上合わせず俯いたまま。
けれど床をじっと見つめる瞳は、何度も何度も瞬いた]

貴方も、僕と、同じ………?


[この村に自分の他に人狼がいることを、
少年は今日のこの日まで知らなかった。
変死体の話を聞き、まさかとは思っていたが、
それが確信に至ったのはまさにこの瞬間]


僕、襲って、ないです。

[彼の疑問に答え、押し黙る。
つまるところ、この村には彼ら以外にも人狼がいて、
その者達が村民を襲撃したということなのだろう]

…………。

人を襲ったことも、ないです。

[人狼としては、あまりに情けない台詞。
相手はなんと思うだろうかと、呟かれる声は暗い]


[少年は生まれた頃から虚弱だった。
辛うじて人狼としての特性は備わっていたものの、
狩りをするほどの強さは無かったのだ。

そのことが父をどれほど落胆させたのか、
彼は身に染みて感じていた。
だから、何とか期待に応えようと頑張った。

認めてもらえれば、
また父と一緒に暮らせると、思っていたから]


でも、僕、大丈夫です。
絶対に足手纏いには、なりません。

[必死に、この村で始めて出会った「同属」へ告げる]


[年を経るに連れて、少年の人狼としての能力は
ゆっくりながらも覚醒してきた。
もっともそれと反比例するように、
今まで人間を食べてこなかったことの負荷が
体に掛かってきているのだが。

少年の体は年齢の割には小さい。
体調の不調も、多くなってきた。
これらの原因を、少年は本能のレベルで悟っていたのだ]


[襲った事がないと告白する声に、微妙な間を挟んで言葉を返した。]

……そうか。まあいい。
であれば我らは無実の虜囚。目には目を。歯には…歯を。

お前の言うとおり、座して待つ必要などない。
災いを転ぜよ…。お前は人狼なのだ。囁くだけが能ではないと証してみせろ。

[煽るような囁きに熱が纏う。
そして声の色が、唐突に優しさに似たものに変わった。]

カルヴィン。お前の父君には、世話になっている……

[昨日の、彼の肩を叩いた意味が伝わっただろうか。**]


『囁くだけが能では無いと、証してみせろ』

[その力強い言葉は、少年の心を揺さぶるには、十分過ぎた。
膝の上で握られた拳。それは怯えるだけではなく、
「生きる」のだと強い意思を帯びていき]


―――――……はい。

[真っ直ぐな声が返る。

続く彼の声の優しさに、その内容に、はっとするように息を呑み]

えっ。父さ……、父を、ご存知なんですか…?

[そうして思い出す。
昨日手紙の話をした折に、肩を叩いてくれたこと]



……ヤニクさん。
貴方は、沢山ご存知なんですよね。

父のことも。人狼《ぼくたち》のことも。


[一度小さく深呼吸して、続けるのは真剣な声]

お願いします。僕の、先生になってくれませんか?

僕は「人狼」として。
色んなことを知りたい。…学びたい。


…甘えるな。

[その突き放すような台詞とは裏腹に、いつもの愉快げな声で囁く。
少し間が空いた後、さして気負うふうでもない囁きが続いた。]

俺の国では…
人狼は珍しい存在だったが、決して特別な存在ではなかった。
父は人間だったが、数千人の奴隷を恣にしていた。
たまに俺や母が人を食らおうと、何ほどでもなかった。
父と俺が仕えたカリフは、俺に興味を示したが嫌悪はしなかった。

人狼などその程度のものだ。…我々は人狼だ。…だがそれだけだ。

[己の存在を、カルヴィンはどう思っているのか、思い巡らせて後を継ぐ。]

とは言え…
お前の父君は、この俺の述懐に酷く御立腹だった。
カルヴィン。お前の父君は誇り高い御方だ。お前は…どうかな。

[そう言って、苦笑気味に笑った。]


……うぐ。 すみません。

[突き放すような台詞に、小さく声を零す。
けれど彼の語調が柔らかかったことも手伝って、
めげずに何とかヤニクの続く言葉に耳を傾ける]

む。むむっ…。

[彼の語る世界は、文化の全く違う国のことだ。
本などでの知識もあまり多くは無く、
全てを理解するのはきっと難しかったけれど]

人を食べても、――…殺しても、
逮捕されない国、だったということですか?

でも、嫌悪、…怖がられなかったのは、
良いことなのかなと思います。

[此処ではきっと、そうはならない。
だから、隠して生活してきた]


[人狼が、どういうものなのか。
自分を人狼と知りつつも、人間と同じように
生活してきた少年にとって、それは難解な問いだ。

けれど話の中に父のことが出れば、どきりと心臓が鳴った]

父は自分が人狼であることに、誇りを持った方です。
とても高い理想を持った、強い人でした。

[だから相手の話に怒ったというエピソードには、酷く納得がいく。
自分について問われれば、暫くの間を置いて]

僕は、………。

僕は父さんのように、なりたい。

[けれどそれは少年の父親とは似ても似付かぬような、
どちらかと言えば無邪気な声]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/19(Fri) 21時頃


1人は偽物か。

[カルヴィンの無邪気そうな囁きに、まるで被せるように嬉しそうな囁き声。
いずれ彼の真摯な思索に答えるつもりでも、それでも目前のニュースに声は弾む]

俺が人狼なら…ふふふ。
人狼に都合の良い占い師とやらが居てくれれば、どれだけ有り難いことか。
そうだな…その手があったな…。


[―――勘違いとしか、思えなかった。

だって、人狼でもない彼らが嘘を吐く必要性を、
感じなかったから]


……ど、どういうことでしょうか…。


に、偽者……!?

[あっさりと答えを出した同属の囁きに、驚いた声を返す]

…………??


ええと、ええと……。
僕達に味方してくれる人がいるということ、ですか…?

[何処か声は呆然としている。
少年にとって、あまりに意外な展開だったからだろう]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/19(Fri) 21時半頃


言っただろう。
我々は人狼だ。だがそれだけだ。…人間以上でも、以下でもないのだ。

だからこそ…垣根など低いものだ。

[そう囁いた後、カルヴィンの疑問に心が引っかかる。]

味方。と確信するには尚早か。お前は…どう思う?


………垣根、ですか。

[暫く考え込んで何か言おうとした所で、続けられる問い。
きょとんと瞬いた後、ちらりともう一度メモを見上げる]

あぁ、そうか。
例えば偽者がいたとしても、その人の目的は、分らないですね…。
ただ、本当に嘘吐きさんなら、少なくとも僕達にとっては
悪くない展開ではないのかなと思います。

どの情報が本物なのか、他の人には分らなくなりますから。


【人】 小悪党 ドナルド

―― 回想:今朝 ――

 まったく、何だってんだ。

[ あまり良く眠れなかったというのに、朝から起こされ、呼びつけられれば、機嫌も悪くなるものだ。
 その上、”いつか一発殴ってやる”と思っている、サイモンの顔まで見せられては、不機嫌を隠せもしなくなる。
 だが、その話を聞き、二人が人狼を見分けられると名乗りでれば、矛先を収めて、皆を見回してから何やら考え込む。]

 ふん……冗談ごとじゃ済まねえってか。
 おい、サイモンよ。お前さんが一番危ねえんじゃねえのか?
 いけすかねえが、知った顔が狼に喰われちまうってのもいい気分じゃねえ。
 精々、気を付けろよ?

(96) 2010/02/19(Fri) 22時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ 真っ先に人狼など世迷い事だと言い出しそうな男が、しかし、真面目に受け取っている。
 いや、何も知らなかったなら、世迷い事だと決め付けたかも知れないが。
 険しい目付きでサイモンの背を見送る。だが、そこにあるのは、ただ気に食わない相手だからというものでもなかった。]

 ん? ベネットが言うのか。
 そりゃあ、何とかが何とかを笑うってやつじゃねえのか?
 
[フィリップをからかうベネット(>>79)に、更に茶々を入れる。]

 おっと、あぶねえ!
 アーチ、俺のは駄目だ。ベネットのを食え、ベネットのを。

[ そんなこんなと騒ぎながら食事を終えると、ごっそうさんと礼を言う。食器だけはキッチンに持って行くものの、そこから先は押し付けて、広間へと。]

(97) 2010/02/19(Fri) 22時頃

そうだな…。

奴等の意図が知れれば、この上ないが…。
俺とカルヴィン…この人数を言い当てたのはサイモンと、ウェーズリー…
サイラスは……

[カルヴィンの返答を当然のように受け入れながら、
囁きの口調は、独り言のような色彩を帯び始める。]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 広間 ――

[ ローズマリーが姿を現せば、面白くなさそうな顔をして、おざなりに手を振って見せる。
 次々とコルクボードに張られてゆく質問への答えを、目を細め眺める。
 そして、わざわざ大きな声で言うローズマリーの言葉(>>@12)を耳にして。]

 ……気にしてるんだな。

[ ”オバサン”と言ったアーチの声を思い出しながら、ぼそりと呟く。]

(112) 2010/02/19(Fri) 22時半頃

小悪党 ドナルドは、病人 キャサリンの様子をちらりと伺った。

2010/02/19(Fri) 22時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[ 昨日の一時のような具合の悪さはなさそうだな、と見て取る。視線が合う事があれば、ふいと顔を背けるだろう。]

 あ〜、ピッパ。
 あまり考えなくていい。
 というか、考えないでくれ。

[ ピッパの言葉(>>108)。
 過去を思い出し、背筋に冷たいものを覚える。
 ばあちゃんの料理をご馳走になった事もあった。ピッパが作った料理を試食させられた事も。
 二人が美味しそうに食べているのを、同じ料理を目の前にしながら愕然と眺めた事を思い出す。]

(123) 2010/02/19(Fri) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 おおっと、あぶねえ。

[ キャサリンの車椅子を回転させるヤニクにぶつかりそうになって、飛び退く。]

 おいおい、あんまり無茶させんなよ。
 また、なんだ。
 あれだ。

[ キャサリンが具合を悪くしたらどうする、とは素直に言葉にできず。
 それは、自分が原因となった昨日の事を思い出したばつの悪さからか。それとも…

 ヤニクが止めるのを見て、ふうと息を吐いて顔を背けた。]

(134) 2010/02/19(Fri) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ ローズマリーの視線を感じ、にやりと笑って肩をすくめてみせる。]

 気にするような歳にも見えねえがな?
 それとも、あれかね。女は見た目じゃ分からねえってやつか。

[ 結社員への反感から、ついつい余計な事を言う。
 もっとも、その反感の大部分はサイモンが形成したもので、ローズマリーへは八つ当たりだと言えなくもなかったのだが。]

(140) 2010/02/19(Fri) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ 笑いかけるピッパに、困ったような、笑いたいような、泣きたいような、何とも言えない表情を浮けべる。]

 ……程ほどにな。

[ ようやくそれだけを言うと、手を振り、二階へと向かうピッパを見送った。]

(141) 2010/02/19(Fri) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ キャサリンが咳き込むのを見て、サイラスの側に行くと、肘で突付いて、キャサリンの方を目で示す。
 つまり、どうにかしてやってくれとの催促だ。]

(148) 2010/02/19(Fri) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 ――うおっと!?

[ 椅子を巻き込みながら、盛大に倒れ込む。
 ぶつけた膝と腰に痛みが走った。何があったのかと見回せば、にやにやと笑みを浮かべて見下ろすヤニクが目に入った。]

(154) 2010/02/19(Fri) 23時半頃

わわっ……。
あんまりキャサリンさんに無理させちゃ、駄目ですよ…?

[戻る折にちらりと咳き込む彼女の姿が目に留まり、
おろおろと声を掛ける。
もっともキャサリンの顔は何処か楽しそうだったし、
そんなに心配は要らないと思っているのだけれど]

……うーん。
ローズマリーさんは、早く此処から出たい為に
嘘を付いている可能性もある、と言っていました。

結社の方がそう言うということは、
過去にそういった事例があったんじゃないかなと、思うのですが…。

[二人の性格上、それは違う気がします、と小さく付け足した]


【人】 小悪党 ドナルド

[ 肘をさすりながら立ち上がる。
 倒れた時の足元をさらわれた感触と、この笑いからして、ヤニクの仕業だろう。]

 何のつもりだよ?

[ 答えによっては、胸倉を掴んで文句をつけるだろう。]

(171) 2010/02/20(Sat) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 ……ふん。
 俺は、部屋に戻るぜ。

 ああ、ローズマリー。
 おじさんなんて呼ばれるのは確かにごめんだな。
 でも、あれだ。”まだ”若いって言い出したら、そろそろやばいんじゃねえか?

[ くくっと笑って、階段へと向かう。]

 ウェーズリーとサイラス。
 二人の占い師、か。きな臭くなってきやがったな。
 
 おい、ローズマリー。
 サイモンの野郎は一人でどっか行ったのか?
 間違いなく人狼がいるってんなら、一番やばいのはあいつじゃねえのか?

 と……人の心配してる場合でもねえか。

[ 肩を竦めて、二階へと階段を上っていった。**]

(172) 2010/02/20(Sat) 00時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/20(Sat) 00時頃


……ヤニクさん、聞きましたか?
サイラスさんは人狼と会ったことがあるみたいです。


うーん……。

[探るような丸い瞳をひっそりと薬屋へ向けて、
一度大きく瞬いた**]


ほう…。
だが残念ながら、俺はサイラスに疑われたことが一度も無いな。
飽きるほど会っているはずだが…。

[集会場の階段をのぼりながら、広間に居るカルヴィンの声を聞いた。
困惑と愉悦の混じり合った忍び笑いが囁きに漏れる。]

まあいい。
あの二人の真贋はもう少し様子を見よう。それよりも…
それよりも…居るだろう。本物の、俺達の敵が。


本物の、敵――――…。


[相手の言葉を繰り返し、長く息を吐く。

視線が流れた先は鉄格子の嵌められた窓の外。
頭に思い描くのは、此処にはいない結社員の男の姿]

………サイモン、さん。


[二日後までには戻ると言っていた結社の占い師の男。
当然結社の信頼は厚く、
彼に正体を見抜かれてしまえば、もはや―――]

…………。

[だから「その前に」と。

それは既に今朝の時点で、
去り行く男の背を見つめながら考えていたことで。
だって、僕は、……まだ、死にたくない、から…]

ヤニクさん。

ヤニクさんは人を食べたこと、あるんですよね。
どんな、気持ちだったんですか?

悲しい? それとも―――…何も、感じない?


お前は豚を食べるとき、悲しむのか?

[ことさらに素っ気ない声。
むしろ、それに続いた言葉の調子に答えはあったかもしれない。]

サイモンには死んで貰う。
これ以上、奴を野放しには出来ない。

もうじき夜が来る。丁度良い…。
カルヴィン。俺にとってもひさびさの獲物だがお前に譲ってやる。
どんな気分か知りたいか。…すぐに解るさ。


あまりピッパの料理に手を付けるなよ。
せっかくサイモンが帰ってきたとき、腹痛で動けないでは困るからな。

[そして、失笑のような笑い声が囁きに漏れた。]


…………。ふふっ。
ヤニクさんは、豚、食べないじゃないですか。

[きょとんとした間の後に、何処か楽しげな声が返る。
続く彼の声が響けば、静かにそれを受け止めて]

分りました。

…僕、が。

[最後は独り言のように。自分に、言い聞かせるように]


いや、いや、いや。
ピッパさんのディナーが振舞われることになったのは、
半分以上ヤニクさんの所為じゃないですか…!

[しかし夕食の話になれば、
とてもとても必死な様子で声を返す。
少しだけ、拗ねた調子で]

………あぁ…、もー…。

[はぁ、と混じる困ったような溜め息一つ]


それがどうした。

[重々しい声の後に抑えきれない笑いの衝動が続く。だが。]

さあ、お前も席に着け。
食事は人を観察する絶好の機会だ。…気を抜くな。


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/20(Sat) 19時半頃


観察する余裕があれば、良いのですが…。

[ピッパの料理の完成品までを確認したわけではない。
匂いはとても美味しそうだった気がするのだが。
しばし遠い目をした後、気を強く持つように緩く首を振り]


………が、頑張ります!

[少年は、半ば自棄気味に気合を入れた]


そう…。
…まずは食べることだ。

[低い、笑いを押し殺した囁き声。]


[―――食べなくては。

…本当に、食べなくては、いけないモノは………]


…………。

[しかしとにかく、今は目の前の現実《料理》と向き合おうと思った]




口をつけたら最後まで食せー♪
毒を食らわば皿まで食せー♪


[キッチンで聞こえてきていたお料理ソングが、
頭の中を駆け巡っていた]


よせ…。カルヴィン。

[悲愴な響きが、囁きの乗る。]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 部屋を出て、広間に ――

[ 階段を下りる途中、漂ってくる香り。
 こめかみを押さえ、沈痛な面持ちで首を振る。]

 引き返すか……

[ 呟いて、踵を返そうとした所で、誰かに発見されてしまう。
 暫し沈黙……そして、ついに観念して再び階段を下り始める。
 その足取りは、絞首台に向かう死刑囚のように重々しかった。
 実際、そんな気分であったのだが。
 テーブルに並べられた”豪勢”な食事を目にすれば、知らずに苦い物でも噛み潰したような、世にも情けない表情を浮かべる。

 そして、「成功だね!」と、ご機嫌のピッパを見る頃には、どこか悟りを開いた老人のような顔付きとなって、黙って席についたのだった。]

(285) 2010/02/20(Sat) 21時頃

僕、……強く、なれた……かな……。

[もぐもぐしながら、独り言のように零れた囁きは、
意図せず今際の言葉のようになっていたという]


……
サイモンは…失敗は許されない…俺が、代わるか?

[カルヴィンの苦悩が解らなかったわけではない。相手はピッパだ。
それでもなお、厳しい口調で囁く。突き放すように。]


……………。

[ヤニクからの囁きが聞こえれば、一瞬の間を置いて]


いえ。

―――…大丈夫です。問題、ありません。

[返る声は真っ直ぐで、真剣なもの。
きっぱりと言い切る様子は、少年なりの決意の表れだった]


【人】 小悪党 ドナルド

 うん……。
 少し、だな。少し。

 だって、まだ何とか喉を通りそうだ。

[ 自分のスープにもスプーンを立てながら、しんみりと呟く。]

 ヤニク、憎いぜ色男。
 これなら、肉が無くても腹に溜まるぜ。
 さあ、ご馳走になっとけ。

[ 爽やかな笑みを浮かべる。
 それは賢者のような笑みだった。]

(293) 2010/02/20(Sat) 21時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ そして、カルヴィンの背中をぽんと叩いて。
 カルヴィンが振り向くなら、笑みを浮かべて力強く頷くだろう。
 
 言葉は無く、ただ、死地を越え男となった少年を称えた。]

(295) 2010/02/20(Sat) 21時半頃

………たっ、ただ、少しだけ胃休めさせてください。

[再び暫くの間を置いて、苦笑気味に言葉が付け足される]


深夜までには、元に戻ると思いますから。

[如何してグラタンを食べて、胃の辺りがひりひりするのだろう。
ちょっとした恐怖体験であった]


ならば良い…。
これ以上、お前は巻き込まれるな。

[自身は巻き込まれていた。初めて囁きで見せる。情けなさそうな声。]


【人】 小悪党 ドナルド

[ 「みんなで食べると美味しいよね。」
 その言葉は、ドナルドの記憶を呼び覚ます。
 ピッパと婆ちゃん。招かれた食事。そこで必ず聞いた言葉。

 少年ドナルドは、精一杯の気遣いと意思で、自分を騙して頷いたのだった。]

 ……うん。
 皆で食べると美味しいんだ。

[ マーゴに向かい、どこか棒読みにそう言った。]、

(298) 2010/02/20(Sat) 21時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 ……いや、そこまで言ったら、もう引き返せないだろ。

[ キャサリンの言葉を聞けば、ぼそり、と呟く。
 余計な事と思いつつ。言葉にせずにおく事を我慢し切れなかった。]

(306) 2010/02/20(Sat) 22時頃

……分りました。

や、ヤニクさんも、どうかご無事で。

[初めて聞く相手の力ない囁き声に、
心配そうな声色で言葉を付け足した]


【人】 小悪党 ドナルド

[ いやに真面目な顔で、何も言わずヤニクの言葉を聞く。
 そして、スプーンを持ち上げれば、やはり皿も浮いた。

 テーブルを挟み、同じ姿勢で向き合うヤニクを真っ直ぐに見る。]


 ……無理。


[ 二音だけの返答は、確固たる意思と共に放たれた。]

(308) 2010/02/20(Sat) 22時頃

問題ない…。

[気を取り直したように傲然と言い放つ。
そしてまたカルヴィンが手を付けようとした料理を、鋭い眼光で制止しながら。]

今日の主演は…お前なのだ。


【人】 小悪党 ドナルド

[ キャサリンに目を向けて。]

 そこまで言えば、だ。
 普通のやつは気付く。いや、かなり鈍くても気付く。

 ……というか、な。
 たまには、正直に物を言っても良い。
 いや、言ってやってくれ。
 その方、ピッパのため、皆の健康のためだからよ……

[ 自分では言えないから、とは流石に言えなかった。]

(312) 2010/02/20(Sat) 22時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ そして、男になった少年に、敬礼を。
 何とかスープからスプーンを抜くと、強大な敵。グラタンに向かいスプーンを突き立てた。]

 ………………

[ そこから、言葉は無かった。]

(313) 2010/02/20(Sat) 22時頃

[鋭い眼差しで制されれば、大丈夫だと言うように緩く頷く。
他人が倒れるのを止める気はあっても、
これ以上自身が料理を口にすることは無い。

というか多分、もう食べようと思っても
食べることは出来なかった。色々な意味で]

今日の、主演……?

[続く相手の言葉に、不思議そうに呟いて]


僕が………。

[襲うことが出来たら。なれるだろうか。父のように。
―――……認めて、貰えるだろうか。人狼だと。
小さく、息を呑む]

はいっ。頑張ります。


【人】 小悪党 ドナルド

[ 猛烈な勢いでグラタンと、”スープ”を片付けた。
 経験上、それが一番ダメージの少ない方法だった。
 一気に平らげ、大きく息を吐いたところで……]

 ――なっ!?

 ば、馬鹿、やめろ!
 これ以上食ったら……ぐおほっ!!!

[ ヤニクからの奇襲。
 体力と気力を使い果たしていたため、抵抗も空しく「おかわり」をさせられる羽目となった。

 ヤニクの声に驚いて、こちらを見ているキャサリンを目にしながら、ごてりとテーブルに突っ伏した。]

(322) 2010/02/20(Sat) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ マーゴの言葉に、突っ伏したまま、かくかくと頷く。
 ゆっくりと……とてもゆっくりと、ようやく身を起こすと、
礼を言って水を受け取る。
 一息に飲み干した水は、命を吹き返してくれるかのようだった。]

 サンキュー、マーゴ。
 助かったぜ。
 
[ そしらぬ風のヤニクを恨みがましそうに睨みつけてから、ローズマリーと、そしてコルクボードへと目をやった。]

(341) 2010/02/20(Sat) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ ようやく人心地つくと、コルクボードに歩みよる、
 キャサリンの書いたメモへの返事は折り畳まれて添えられている。それを開く事はせず、二人の占い師――ウェーズリーとサイラスの張ったメモに目を向ける。見極めは村の者に任せるというローズマリーの返答。]

 ――どうしたもんかね。
 やつらは、この中に二人の人狼がいると言う。
 ウェーズリーとサイラスの両方が占い師だという事はなさそうだと言う。
 まあ、ぶっちゃけた話、それが本当だろうが、判断のしようもねえな。つまり、誰を調べれば良いかと聞かれても困るわけだ。

 ま、大体、皆そう思ってんだろうけどよ。

[ 言って、ふんと鼻を鳴らす。]

(361) 2010/02/20(Sat) 23時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ キャサリンが自分宛のメモを開く。
 ちらりと覗くが、しげしげと眺める真似はせずに、コルクボードに視線を戻す。

 その時、落ちるメモ。
 キャサリンとの間にはサイラスがいる。]

(364) 2010/02/20(Sat) 23時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 ――あ。

[ 手を差し出すが間に合わず、キャサリンが床に転げる。]

 おいおい、大丈夫かよ。

[ 近づくと、車椅子を立て直し、キャサリンに手を伸ばす。]
 

(382) 2010/02/21(Sun) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ 素っ気無い言葉にも、構わず手を貸そうとするが、しかし、」キャサリンは自力で車椅子へと座り直した。
 安堵と同時に、形容しがたい感情が込み上げる。その感情のせめぎ合いに、言葉を作れず立ちつくしていれば、通れないとの言葉を投げられる。]

 ……ほらよ。

[ 道を開け、どこか不機嫌そうに言った。
 傍から見れば、キャサリンに対し腹を立てているように見えるだろうか。
 だが、実際の所はそうではなかった。本当は、こんな言い方がしたい訳でもない。幾つかの感情が同時に湧き上がり、自分の中での、そのせめぎ合い答えの出ぬ事へのもどかしさへの憤りだった。

 もっとも、ドナルド自身、それを自覚してはいなかった。自分の感情を受け入れ自覚するには、まだ若すぎた。
 
 結局、それ以上何も言えず、ふいと背を向ける。]

(403) 2010/02/21(Sun) 00時半頃


――――…サイモンさんが来るのは、朝…。


[結社員の返事は確り耳に届いていたようで、
確認するように自分でも一度呟いた]


【人】 小悪党 ドナルド

 ふん、生まれつきだ。
 ほっとけ。

[ 人相が悪いとベネットに言われれば、自分が難しい顔をしている事にも気付き、苦笑いを浮かべて肩を竦めてみせる。
 向けられていた視線に、子供の頃からの付き合いだ。何か気付くところもあるのだろうか、などと思う。
 
 そのまま歩き出し、階段へと足を向ける。
 途中、サイラスに近づいて。]

 なあ、後でも明日でも良いんだけどよ。
 多分、キャサリンのやつ、どっか怪我でもしてっかも知れねえから、それとなく聞いてみてやってくれよ。

[ 頼むぜ、と言い残して、階段へと。
 キャサリンは大丈夫だと言ってはいたが、そういう顔でもなかったし、車椅子に座り直す時にも右手を庇っているようにも思えたのだ。]

(423) 2010/02/21(Sun) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ マーゴのごめんなさいという小さな声が、どうやら自分に向けられいるようだと気付く。]

 や、悪いのは、どっちかっていや、俺だろ。
 マーゴがごめんっていうこってもねえさ。

[ ぽんぽんと頭をなでた。]

(426) 2010/02/21(Sun) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ そして、階段を上り自室へと。
 どさりとベッドに身を投げ出して、大きなため息を吐く。
 天井を眺めながら、いつしか眠りへと落ちていった。**]

(428) 2010/02/21(Sun) 01時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/21(Sun) 01時頃


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