人狼議事


167 あの、春の日

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[付き合いが長すぎた。
幼馴染で、腐れ縁で、クラスメイト。
抱く感情はひとつではない。

ある時は、母親のような、
ある時は、姉のような、
ある時は、友達のような、
そのどれもが本物で、だからどうすればいいのか、戸惑うのだ]


[男のような言葉遣い。一人称の「僕」それは自然に身についた。
彼は女性が苦手だから。
男のように振舞えば、女性を感じさせなければ、彼は脅えることはない。
深く意識したこともない、それは呼吸をするように、当たり前にハルカに根付いた]


[女性が苦手な様子は、気になっている。
爪を噛む癖の次ぐらいに、改めてもらいたい。
だから彼が恋を覚えたなら、それはハルカにとって喜ばしいことだ。
頬を染めてジリヤに相対する姿。苦手克服の一歩。
ハルカの中の、母親のような感情が、姉のような感情が、友達のような感情が、確かにそれを喜んだ]


だから10年前の僕は、胸の痛みに気づかない振りをした。


[この感情に名前をつけることを恐れて。
彼に女性という警戒対象であると認識されることを恐れて。
彼にとっての、母親で、姉で、友達。
そんな存在であり続ける方を選んだ]


[腐れ縁という名の鎖が、いつまでも続くものではないことに気づけず。

だから――――ずっと、後悔している]


 
 ……、私のこと、苦手だったのでしょうか。

[つい、そう口にするのは過去を振り返るマユミ。]


[1年生だったあの日々、
その行動は幼さがはっきりと見て取れる。
だからある意味、この日々こそが後悔の塊でもある。

もっと自由に、もっと素直に、もっと明るく。
そう振舞えていたら、別の高校生活を送れていただろう。

けれど――]


[ぺらりとページをめくりながら、この場所ではないところの声を聞く]

マユミが苦手というわけではないのだよ。
シーシャが苦手なのは、女性という人間そのものだ。
……いや、程度の差はあれ、人間という生き物すべてが苦手なのかもしれない。

[ぺらり]

だから、気にすることはない。


[ポケットの中の封筒。
そしてこれから綴るであろう、――。


この先を知る自らの行動を、夢とはいえ、覆す。
本当に、できるのだろうか――?]


 
 ……、あ

[聞こえたハルカの声には、紙の擦れる音が混じる。
その言葉を聞いてふと、口元に笑みが浮かんだ。]

 私、シーシャ先輩のことって……
 言いませんでしたよ?

 当たり、ですけれどね。

[告げるのは10年前のマユミは言えなかった、そんな言葉。]


 
 ハルカ先輩はシーシャ先輩のこと、よくわかっていらっしゃいますよね。
 ああいう関係、いいなと思っていました。

[彼と彼女の間に、独特の空気感があった。
腐れ縁、そんな関係を男性と築くことができなかった自らには、とてもまぶしかったことを記憶している。]


マユミのことが苦手なんて人間は、シーシャくらいしか思いつかなかっただけだ。

[口調がやや言い訳がましくなってしまったのは、マユミの声が笑みを含んでいたからだ]

いい……?
いや、別に羨んでもらうようなことは何もない。

[続く言葉には、苦いものが混じる]

この世界が夢だと知っているマユミなら、知っているだろう?
10年後のシーシャがどんな風だったか、覚えているだろう?
結局僕は、シーシャになにもしてやれなかったのだよ。


[近しいと思っていた。
母のように、姉のように、友達のように。
しかし腐れ縁という名の鎖は、やがて途切れる日が来て。

爪を噛む癖も、女性に、そして人間に脅える様子も。
10年という時を越えて、シーシャは何も変わっていなかった。いやむしろ、悪化していたと言ってもいい。

ハルカには何もできなかった]


[だから、後悔している。
胸の痛みに気づかない振りをしたこと。
その感情に名前をつけることを恐れたこと。
女性という警戒対象であると認識されることを恐れたこと。
ハルカは逃げて、結局己を守ることを選んだのだ。

想いが通じるなんて思っていない。
けれど、あの時伝えていたなら、シーシャの中で何かが変わっていたかもしれない。
己が彼に、自信を与えることができたかもしれない。
そうしたら、もしかしたら10年後のシーシャの未来は、もっと違っていたかもしれないのに]

……なんてな。そう思うことも、うぬぼれだろうか。

[けれどもう、「やればよかった」という後悔はしたくない]


[やや渋く聞こえた声音に関して、
それ以上言及することはせず。
シーシャの印象については、少しばかり考え込み]

 ……ええ、確かに印象はあまり、変わっていませんでした。
 変わらずいらっしゃったんだなと、私は思っておりましたが……

[何もしてやれなかった。
その言葉の意味を、汲み取る。
何しろそれが、今の自らの職業でもあるのだから。]

 変えて、さしあげたかったのですね。

 ――あなたの、手で。

[その意味が、どんな感情からくるものなのか。
生徒に問題を出すときに、「あなたがたなら、どう考えますか」まずはそう問いかける。
自らもどう考えるか、既に答えは導けたけれど、それが正解かどうかはハルカに採点を求むことでしかわからない。

その採点を求むことを、自らは実行できない。]


 
 いいえ。
 ハルカ先輩は、お優しい方です。

[彼女の声にきっぱりと答え首を振る。
自らが導き出した、ハルカの中にあるだろう感情の名が正解でも不正解でも、それが後悔していることなのなら、こんなに優しい人はいない。そう思う。]

 ……成せますよ、必ず。
 そうですよね、先輩。

[それはまた自らに向けても。
声は彼女と、自らのものしか響かない。だから
せめて明るく、エールを**]


変えたかった……?

[マユミの言葉を反芻し、考える]

変えられたかもしれない。だが、僕はそうしなかった。
だから、後悔しているのだよ。
僕が行動しても、未来は同じかもしれない。
だが、僕はベストを尽くさなかった。

[母のような、姉のような、友達のような、ひとつではない感情。
その中で、己をさいなむ後悔の理由を探す]

変えたかった、というより。
僕にできることを、してやりたかっただけなのかもしれない。

[ベストを尽くして、それでも未来が変わらないなら、仕方ないと諦めることもできる]

結局、僕の原動力は、シーシャのためというより自分のためなのかもしれないな。


[けれどマユミは、きっぱりと優しいと言ってくれる。
こんなハルカのことを、優しいと]

……ありがとう。

[噛み締めるように、その言葉に感謝して]

ああ。
せっかく、こんな機会を得たんだ。
夢の中なんだ、きっとなんだってできる。

僕も、マユミも。
――――……未来を、変えよう。

[成功するかなんてわからない。
けれどせっかく得た奇跡のようなこの機会に。
ベストを、尽くそう**]


【人】 蟻塚崩し エルゴット

-裏庭-

…そう、ですよ ね…

[寮母がと言うフィリップにびくりとして、エルゴットは俯く。>>143]

[隠して飼っていたと言っても、外に出る時などはいつも連れていて、それは絵を描くなど独り、校庭で過ごす時も同様だった為、それを見かけた他生徒が寮母に伝え、事実はどうなのかと問いただされたりしていたから。
あの時、俯くばかりのエルゴットに助け舟を出してくれたのがハルカだった。
それ以来ずっと、隠れて小犬を飼うことに彼女は協力してくれている。]

[腕を組んで考えるフィリップに、連れて行くのを諦めかけたその時。
こっそりなら、と聞こえた声にエルゴットは顔をあげる。]

…ほんとう、ですか?

[震えながらも再度確認すれば、向けられる悪戯っぽい笑みに気付いて。
じんわりひろがる温かさに泣きそうになりながら、こくりとひとつ頷けば、彼の後ろ、あまり人に見つからないように注意しながら、エルゴットは食堂へと向かったのであった。]

(194) 2014/03/04(Tue) 20時半頃

【人】 蟻塚崩し エルゴット

―食堂―

[フィリップは、ただ離れたくないだけで深いことを何も考えていなかったエルゴットとは違っていた。
食堂で、小犬を抱えているだけでも相当マズいのに、注文など出来る筈もなかった彼女の代わりを申し出られれば、心底申し訳なさそうに眉根を下げつつも彼の提案に甘えようとして。]

私、ごめんなさい…
ありが――

[口にしかけた感謝の言葉は自分達を見つけたルームメイトの声によって遮られた。>>165]



(あ……)

[視線を向けた先、ジリヤに施された化粧にエルゴットは目を見張る。

ルームメイトを美しく彩る優しく繊細な色遣い。
それは、エルゴットがいつも眺めていた後輩の絵を思い起こさせて、まさか、その後輩の手によるものだとは思いもしない彼女は、ジリヤが顔を背けても、自らの視線を外すことが出来ず。]

(195) 2014/03/04(Tue) 20時半頃

【人】 蟻塚崩し エルゴット

[そうして暫くは時間が切り取られでもしたかのように動けずに居たエルゴットだったが、ハルカからの声掛けに漸く我に返れば>>170、瞬く彼女の様子に。]

う、うん……
その、大丈夫かなって…あの…

[申し訳なさから怯えたように瞳を揺らす。
けれど、離れたくないから、と正直に話すことも出来ず。
ただ、ずっと協力してくれていたハルカの気持ちを無にするような行為をしている自分に対する罪悪感に俯く。]


――――…ぬいぐるみに、見えないで、しょうか…


[ぽつり。零した台詞は誰が見てもトップクラスの成績を修めているとは到底思えないものだった。]

(198) 2014/03/04(Tue) 20時半頃

蟻塚崩し エルゴットは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 21時頃


エルゴットは、胸元、くうーんと何かを訴えるかのようにハルカを見つめる小犬を撫でる。

2014/03/04(Tue) 21時頃


【人】 蟻塚崩し エルゴット

う、うん…、ごめんなさい…

[ハルカの言うことはいちいち最もで、返す言葉もない。>>200
食堂とか、寮の中でも一番不味かろう。
エルゴットは感覚か何かが皆とズレているのかもしれない。
後数日で卒業する身の上、小犬に関しては無意識に多少はと大胆になっている部分も深層心理少なからずきっと。

ハルカの視線を追うようにカウンターを見遣れば。]

ご、ご飯食べるの、別の所にします…

[エルゴットも状況を改めて認識し直した。
ぬいぐるみ発言にハルカが眉を寄せるのには。]

やっぱり無理ありますよね―――
   

[しゅん。]

(203) 2014/03/04(Tue) 21時半頃

 
 ゴロウ先輩……やはり、眼鏡じゃなかったですよね。

[思わずまじまじと見つめてしまったのは、そのせい。]


―― 廊下で一人佇む間に ――

[未来を変えよう
そう言ったハルカの声に、とても励まされる。]

 私は、自分で行ったことをやり直したいだけなのです。
 本当に、我侭なことですし……

 ああ、でも、先輩にも、関係あることなのですよ?

[正確には、この寮に残っている生徒全てに関してだ。
ほんの些細のことだけれど、ずっと引っかかっていたこと。
忘れられていればいい、そう考えたけれどやはり、自らが忘れられないかぎり永久に何も解決しないこと。]

 ええ、変えてみましょう。
 それが夢に消えても、きっと……

[そこにもう後悔はないだろう。そう、思うのだ*]


【人】 蟻塚崩し エルゴット

[食べるのを別の所にしようと決めて、先程注文の代わりを申し出てくれたフィリップに視線を送れば、ジリヤと二人戯れているところが目に入り。193>>196]

―――…

[その何度も見てきた光景に、エルゴットは一歩後ずさり、ひとつ心の距離を置く。
目の前、ハルカが自分を気遣ってくれていることをその優しさを涙が出そうなくらいに嬉しく思うのに。>>205]

…処分…

(本当に、私はなんて愚かなのだろう。
いつまでもどこまでも、自分のことばかり。)

[ハルカの言葉にエルゴットは泣きそうになるのを抑える。]

でも、ハルカさんはお食事、済ませられたのでは…?
私は…、独りには慣れてます…、から。

[苦手な嘘。
だけど、どうか騙せるように。
ハルカを自分になんかに付き合わせてはいけない。]

(214) 2014/03/04(Tue) 22時半頃

【人】 蟻塚崩し エルゴット

[誰かに優しくされることがどれだけ嬉しいか知っていて。
それなのに、誰かが誰かと仲良くしている所を見るのが辛いと思う自分が居る。

込み上げる寂しさをどうすることも出来なくて。
世界に独り、取り残されているような錯覚。

誰にも必要とされない、必要とされるには足りない自分を思い知らされるよう。]

《くーん》

[小犬が心配そうに鼻を鳴らす。]

ルーカスさんは見かけませんでした…

[ハルカに応えて俯いた。]

(215) 2014/03/04(Tue) 22時半頃

【人】 蟻塚崩し エルゴット

親子丼…
沢山、食べられるのですね…

[心配無用と言うハルカにエルゴットは俯いたまま。>>219
視線は小犬をじっと見つめて。]

い、嫌って訳では…、

[そこだけは顔あげて否定して、また俯く。]

見かけたらお知らせしますね…

[ルーカスを探しに行くとグラスを片づけるハルカに声を掛け、今のフィリップには近づけないエルゴットは何もなければそのまま、食べ物を持たず小犬と共に食堂を後にしただろう。*]

(223) 2014/03/04(Tue) 23時頃

【人】 蟻塚崩し エルゴット

[食堂を出る時、フィリップと目があっただろうか。>>217
ごめん、と合図する彼にエルゴットはふるふると首を振って、そっと扉に手を掛けた。*]

(225) 2014/03/04(Tue) 23時頃

蟻塚崩し エルゴットは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 23時半頃


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