人狼議事


8 DOREI品評会

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視点:


―― 舞台袖の個室 ――

こちらが恒例の、鍵になります。
商品が枷なしで暴れそうでしたら、
お客様の方で何なりご用意くださいネ。
勿論ご入用でしたら、こちらでも準備は致します。

[今回もやってきた主人にお決まりの文句で鍵を渡す。
品評会も、これで最後――。]


 奴隷として買ったのに、そこまで思われるのは主人冥利に尽きるのかしら。

[少し自棄にも聞こえる語調]

 ジェレミー様には、手紙を送るわ。
 今度お会いする時は、送ったカルヴィナの様子を楽しみにしていますって。
 ……でも書かないほうがいいのかしら?
 彼女の矜持を傷つけてしまいそうだもの。

[競り落として、誰かに贈る等、考えられなかった。欲しいから入札するのだ。
彼女の言葉は態度は、自分の方が主人であることをわからせればいい。

それを出来なかったのはどうしてだろうかと、思い、そして触れてくる腕に指を絡ませる]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 じゃあ、ちょっと失礼するよ。

[客席で、ゆっくりと立ち上がる。
 落札した者のみが、取る行動。

 ぐったりとしているツィーの上半身は椅子の上に乗せた侭、
 歩む先は、――舞台の袖の、小部屋。
 会場を去る際、No,7にもチラと笑み含む視線を向けるのは忘れなかった**]

(0) 2010/04/13(Tue) 00時半頃

― 舞台袖の部屋 ― 

[チャラリ、枷の鍵を貰って待機するのは、ツィーを買った時と、全く同じ。
 女が現れれば、口端に笑みを浮かべて]

 やぁ、No,5。
 此れからボクが君の主人だよ。

[無防備にアマゾネスのような女に鍵を差し込む男。
 僅かに、使用人の方に緊張が走って居たかもしれない。]


[そして、舞台上の狂宴が又始まったころ、又女は微笑みという名の仮面を被る。

舞台の上にはX型の装置。そして二人の奴隷。

戻ってきたヴェスパタインが、二人へと指示を出し始める――]

― →現在まで移動―


 意外かい?
 ―そんなに何も信用してない風に、見える?

[くすと笑みを張りつけた儘。
 カチリ、小さな音がして、彼女の枷は外れ足元へと落ちる。]


―客席―

[舞台上には、一人となった奴隷がいる。
買って欲しいと懇願していた少女]

 ねえイアン。
 最初はね? 彼女を貴方の相手に、と思っていたのよ。
 だからつがいで欲しかったの。

 二人奴隷なら、なんでもしてくれるもの。
 でも、……今は、――。

[指を絡める。視線は、舞台を見たまま。
その先は言葉にしない]


ランタン職人 ヴェスパタインは、長老の孫 マーゴを見た横目は、冷たくも嘲りは無く――*

2010/04/13(Tue) 01時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 01時頃


[何も無い、との言葉には笑みを深め、
 枷の音に視線を一度そちらへと向け、
 それから彼女を正面から陰鬱な伏し目がちで見る。]

 んーん。
 違わない、よ。
 君にとっては、そうだろうね。
 
[それから男は、無防備な背を晒して小部屋の扉を開ける。
 長く伸びる廊下は、控室から来る時に通った道。
 毛足の長い絨毯が、裸足の足を飲み込む。]


[そしてゆったりと振り返り]

 さて…
 ボクの部屋に、君に見せたいものがあるけれど。
 終わるまでは客席に居たいかい?

[自身の部屋に上がる階段と 会場の客席に続く扉と
 選択権をあげようと、笑みを向けた**]


[イアンが梱包を願い出ると、それを止める事はしなかった。
絶えず傍に置いておきたい、と思うほど恋情に身を任せたわけでもなかったし、傍に置いておくことで自身が弱くなってしまうのを止めたくもあったから。

それでも、二人にさせるのだと思うと僅かにつきりと痛む]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 01時半頃


―客席―
[名を呼ぶ甘い囁き。場所と立場を忘れてしまえばまるで恋人同士のように]

 つがいは、私だって無理だわ、もう。
 貴方に誰かを抱かせるなんてこと。

[あの二人の少女を抱かせた時は、平気だったはずなのに]

 それでも、あの子を買いたいと思う要素があったら買ってもいいかしら?
 なんて、許しを請うのは可笑しいわね。

 買うかどうかは、私が決めるわ。

[少しずつ常を取り戻していく]


[椅子のある場所へ又戻る。
舞台に向かう前届いた言葉>>+42が、思い出されて少し困ったような顔になった]

 それでも私はこの客席に残ったのだもの。
 最後に残った彼女をちゃんと見ておかなくてはならないわ。

[椅子に座る前に、両手でイアンの腰を抱くように触れる。
扇子は取り払われ、その逞しい胸板に頬を寄せる。
腕の中に来れば、取り戻した仮面もすぐに落ちた。
彼がどのような独占欲を持っているのだとしても、問題はなかった。
似たような思いが、自分の中にもある。

後は、手放さないよう、離れないよう策を考えるだけ。
間近で彼を見上げて。キスを強請るように艶のある*微笑を向けた*]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 08時半頃


[男は足音を立てず毛足の長い絨毯を踏み先へと進む。
 蜘蛛の巣の部屋の扉は開け放たれたまま。
 中には初老の執事然とした男がすぐに控えて居た。]


 ボクのタウティに紹介しようと思って。
 

[笑みと共に告げると、初老の男は部屋の奥へと向かった。
 幾枚もの薄布が揺れてまるで部屋の中に波が立つよう。

 暫くして、初老の男は戻ってくる。
 手にしているのは、太い縄。
 腰布一枚の屈強な男も3人、同じように縄を持って現れた。]


[音無き気配。
  艶やかな毛並みも美しい、黒き豹。]


 さぁNo,5――嗚呼、名前はどうしようか。
 No,2が言う「パトリシア」ってのが君の名前?
 問題なければそれで呼ぶけれど。

 …彼が、ボクの友達、タウティって言うんだ。
 特殊な育て方をしたから男にはただ懐くだけだけど…

 …――仲良くしてあげて欲しいなァ。


[柔らかな布を踏む前肢の先、尖った爪が光る。
 黒豹が一度口を開き赤い咥内を晒し吠える――声は、無い。]


[豹はゆっくりと歩みを進める。
 総重量100kgはあろうかというその美しい獣は、
 体をうねらせてパトリシアへと歩み寄る。
 其処が布の海でなくとも、足音がなることはないのだろう。

 初老の男と屈強な男達は、太い縄を豹から離す。
 猛禽類の瞳を、猛獣はじっと見詰め、機をうかがうかのよう。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[男は、No,5と数字をつけられた女を自分の客室へと連れて行く。
 だが、くたりとツィーが良く躾られた大型犬のよう椅子にしなだれかかる客席に戻るのは、すぐの事。
 どうやらNo,7の少女が休憩に舞台から降ろされたようだ、と気づくと、男は柳眉を央へと寄せた。]


 ええ、今この瞬間の顔を見たかったのに。
 中座したのは、もったいなかったかな。

 …――控え室まで行っても?

[腰の辺りで腕を組み、首を傾けて使用人に尋ねる。]

(13) 2010/04/13(Tue) 10時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ― 控え室 ―

[男は使用人の返事を聞く前に、既に歩き出して居て。
 ノックもせずに、控え室の扉を開いた。
 自身の背後に従えたツィーには、素肌の上に黒キツネの毛皮を纏わせて居る。
 
 部屋の中、スープやジュースに少女が手をつけていたかは判らない。ただ治療はされているのだろう、と思うのは、ツンと、ツィーの焦げた匂いと薔薇の匂いの隙間、鼻をつく消毒液の香りのせいで。

 少女は男が現れた事に、驚きを隠せただろうか。
 男は笑みを貼り付けた侭、扉に傾いだ体を預けるように凭れて]

 
 どうして落札されなかったか、判るかい?

[愉しげに問いを投げた。]

(14) 2010/04/13(Tue) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 君はひとつも言った事が出来なかったじゃない。
 勝手にイッちゃ駄目、も、火を消しちゃ駄目、も、落とさないように、も、ぜぇんぶ、護れなかったよね?
 それじゃあ君に、ptはかけられないよ。


[くすくす笑い。
 言いながら歩み寄る裸足の足取りはゆっくりで。
 少女の泣き腫らした赤い目と顔を、じっとりと眺め]


 後の2人は、昨日かけなかったところを見て君を買う気は無いんじゃない?
 まだptがあるのに、かけなかったものね。
 ――――言ってる意味、判るよね…――?

[そっと伸ばす白いほっそりとした手。
 薔薇色に色づき熱を持つ少女の頬を、そっと優しく撫でた。]

(15) 2010/04/13(Tue) 11時半頃

[男の客室 ゆっくりとパトリシアに近づく黒豹。
 室内に備え付けられたカメラは余すところ無くそれを写す。
  彼女が黒豹に犯されるのか、引き裂かれるのか、それとも――彼女が黒豹の首をへし折るのか。
  品評会が終わるのは後1,2時間後、それまでの期間に起きる事を何一つ漏らさないように。
  腰巻きひとつの男達は、命無き今は動かない。 

 開け放たれたままの扉。
 焚かれた香。
 鋭い爪と牙が、シャンデリアの薄布ごしの光に鈍く光った。

 豹はパトリシアを中心に円を描くようにして、じわりじわりと歩く。
 鼻息が布を揺らすと、連動して巣自体がゆらゆらと、揺れた。]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 12時半頃


 初見はお互い気に入ったようで、
 ボクも嬉しいよ。

[扉の際。
 パトリシアの言葉に、満足げに言葉を返した。
 横目でカメラがきっちり作動している事は、確認する。]


 彼、今発情期なんだよね。
 ――だから少し、気がたってるかも。

[香焚き染めた部屋の中
 喉だけで呻る獣の声は、音として空気を揺らさない。
 部屋の中、布にいくつも付着する血の匂いもまた、獣を高ぶらせて居るのは間違いなかった。]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 13時頃


[さっきまで抱かれていた身体。肌に触れれば熱は呼び覚まされる。
ここで求めることはしない。人前に肌を見せることそのものは、抵抗感は薄かったが、仮面の下を見せるのは戸惑われたから。

口づけて暫し。触れていた体を離し椅子に腰掛ける。
熱が上がってくるのがわかって、我慢できる内に離れたけれど。
その腕に手は*添えて*]


[タウティと呼ばれる獣は、ゆっくりと女を中心とした円をまわり、
 腕に布を巻きつける様子も見詰め。
 彼女の言葉を合図とするかのように、そのたわわな胸元目掛けて飛び掛るのは、凄まじいスピード。
 だがそれは女の腕によって阻まれる。
 鋭い牙が減り込むと、ギリギリと骨の軋む音。
 それでも喉元へと押されると、逆に獣はそれを引き千切る事が出来なくなる。
  
 猛禽類の瞳。
 間近で、じっと硝子のような眼球が見詰める。
 ぐるると喉を鳴らす音が、空気を震わさないのは
 声帯をとられている事がわかるだろう。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[男は、自分が袖の部屋に消えた後
 グロリアと少女が何を話したのかは知らない。
 少女がそこで想った事を、考えた事を、知らない。

 優しげに海草のような少女の髪を撫でようと手は伸びるけれど、
 少女はそれに対して警戒するか緊張を解くか
 どちらにしても男の行動を妨げる要因にはなるまい。]

 
 …ふふ。 
 

[わらう男の周りでは、香の匂いと性の匂い、
 薔薇と鉄、そして何か焼いた料理のような匂いが、した。]

(17) 2010/04/13(Tue) 14時頃

[女の声に、獣の牙を埋め込む力は僅かに緩む。
 瞳は逸らさず、逸らされず。
 獣の右の前肢が、少し浮いた。

 喉を鳴らす振動が、腕の骨に響く。]


 …――っふふ。

[男はそっと扉から離れた。
 まだ品評会は終わっていない。
 香焚く部屋から、タウティが自ら出ない事は確か。
 女の方が万が一逃げ出したとしても、屈強な男達が捕まえるだろう。

 獣は、未だ彼女の瞳を見詰めたまま
 瞬きも忘れたかのように、音無き呻りを続けている。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 控え室 ―

 …――舞台の上で、見られてる方が君はイイのかな。
 ひとつも、指示を守れないくらいだものね。

[優しく甘い、掠れた声。
 其れはNo,7の少女の頭の上からじわりと染み込ませるように
 その髪に口を埋めて囁いた。
 手は彼女の首の後ろ、そっと、項を這う。
 休ませて欲しい、といった少女の言葉を知らない男は、
 きっとそれを聞いていた所で、休ませる気など、皆無。]


 ――――イタイのは、好き?

[寄せた口唇、耳元に落とす囁き。
 手はそのまま彼女の背を降りて腰のラインを確かめるように。]

(18) 2010/04/13(Tue) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 控え室 ―

[男は少女の額に、頬に、口接けた。
 無理やり連れて来られ、拘束され。
 引き倒され、散らされて後ろまで拡張され、
 更に炙られ何度もイカされて、疲労困憊であろう少女に、
 優しく優しく、口唇で食むようなキス。
 瞼をそっと舐め、髪を撫でる手は優しく柔らかく――慈しむかのよう。]

 …このまま売れなければ、きっとこの眼も抉られちゃうね。
 この髪はきっと全部引っこ抜かれちゃうよ。
 嗚呼、可哀相にね。

[手や口唇とは裏腹に、言葉は細い針のように彼女に鋭く挿す。
 ゆっくりと、甘い声で、小さく。]
 

(19) 2010/04/13(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[耳朶を食み、息を吹き込む。
 瞳端の涙をそっと舌で掬い取る。
 少女の膝が崩れそうになっても腰を抱きとめる手も、
 何処までも何処までも、優しく。]


 好きな人も居たりした?
 優しいパパやママも居たりした?
 でももう、会えないね。

 ――ううん。
 生きてたら、会えるかもしれないね…?

[男は少女の精神を蝕む。
 体に限界が来ているなら、心を蹂躙しようと。
 優しい声で悪魔のように、現実と望む未来、望まぬ未来、
 地獄のような天国と天国のような地獄を想像させて行く。]

(20) 2010/04/13(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 疲れたの?
 でもあとひとふんばりしないとね?
 ラストスパート。終われば、楽になれるよ。

[品評会、最後のひとり。少女の枷は、未だ外れる事は無い。
 男はことさら「楽」という言葉を強調して、少女に囁いた。

 男は少女を抱くのと逆の手を伸ばしてツィーを抱き寄せる。
 抵抗しない彼女に、開いた口唇を合わせる。
 くちゅり、音が漏れ透明な糸が彼女の顎を伝いぽたりと鎖骨へと落ちる程の濃厚な接吻を、少女に見せ付けるようにして。]


 さ、舞台へ戻ろうね?

[同じ腕の中、枷の外された奴隷と枷の外れないままの奴隷。
 少女の腰を抱いたまま、男は舞台へと彼女を引き戻した。]

(21) 2010/04/13(Tue) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

  ― 舞台 ―

[舞台の上、色々なものがどけられた其処は簡素で。
 中央にひとつ、紅いビロードの布が被せられたキングサイズの寝台が置かれているだけだった。枕元に、幾つかの玩具は置かれているが。
 色々な匂いを逃がす為に回る換気扇の音がやけに大きく聞こえ、この非現実的な状況と不釣合いな程だった。]


 ツィー、そこに乗って。

[男は自身の奴隷を使い「検分」を行う心算らしく、白磁の肌に毛皮を纏う女を台に上げた。
 胸元には無残な蚯蚓腫れが赤く、左中指と薬指も歪んでいる。
 毛皮の下のその右肩には抉れた上から焼き鏝を当てたばかりの傷が、未だ焦げた匂いを漂わせる。]

(22) 2010/04/13(Tue) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[それでも従順に寝台に上がる女は、男の指示通り枕を背に足をM字に広げるだろう。開かれた中心には、赤い血と蜜と白が混じり、幾つも傷が刻まれている。
 男は連れてきた少女の背からそっと両肩に手を乗せ、後ろから耳元に囁きを落とす。]


 君がイケるのは判ったから、彼女をイカせてご覧。
 あれだけイケるのだからどうしたら良いかは判るよね。

[これまで陵辱されつくした少女に、逆をしてみろと。
 男は寝台の隅に座り其陶器の器と酒の瓶を所望すると、笑みを浮かべ自分で注ぐ。
 酒精漂う息を吐き飲み干すと、酒瓶は寝台の上。
 組んだ膝の上に頬杖を付き、二人の痴態を眺める態。]

(23) 2010/04/13(Tue) 15時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 15時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ツィーの恥じらいにそっと横に向けられた貌。
 彼女の視線はチラリとNo.7の少女へと向く。
 寝台に上がるとゆらりとその体が揺れたのは
 どうやらウォーターベッドのせいだろう。
 
 少女の背後、眺める男の手元にうねる白が
 使用人によって持って来られた事は、
 客席からは判るだろうけれどふたりには気づかれまい。

 それは少し前>>1:290、No,2の少女に酷く嫌がられたもの。
 だが男は未だ手元でそれをくるくると弄ぶだけで、
 何かしようとする素振りは、未だ、見せない。

 びっしりと覆う鱗は、白。
 手の中でチロリと見せた舌は、女の血と同じ位、真っ赤だった。]

(24) 2010/04/13(Tue) 16時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 16時半頃


― 蜘蛛の巣の客室 ―

[黒い獣は、女の左腕にがっちりと歯を食い込ませ、
 彼女の動きに合わせてじりじりと動く。
 それは機を伺うように、また睨み合うまま。

 鳴らぬ喉を震わせながら、彼女の猛禽の瞳に注視し過ぎたか、
 意外にもあっさりと横倒しにされ、首筋に噛み付かれ。

 ぐ、と首を前に押し出した時、猛る根が彼女の熱に包まれる。]


[犬歯を立てられる首筋。
 艶やかな黒の毛並みが波打ち、ふると震える。
 ぐん、と腰を押し出すが姿勢のせいでままならず。

 獣は彼女の腕から歯を引き抜くと、ぐいと前肢で彼女を押しのし掛かろうと力を込める。
 いくら飼い慣らされていようと、ただの雄の獣の動きで細かく揺れる腰は、引き抜くときには逆刺が彼女の内を傷付ける**]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 20時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 20時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 20時半頃


― 客室 ―

[黒い獣は、ただ自身の種保存の本能からか
 もしくはまた別の物か。
 人間の女にのしかかったまま、獣らしい動きで腰を何度も突き上げた。
 屈強な男と初老の男は、そんな一匹と一人から眼を離す事が出来ない様子で。

 獣の限界は、早い。
 ぎちぎちと締まる女の孔に穿ったものは、
 酷く青臭い匂いと共に動きを止める。
 声無き唸りは、女の中に響く。

 ずるずると引きだす赤い器官は、ザリザリと女の中を未だ傷付けつつ。
 荒い鼻息を、ついた。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ― 舞台 ― 

[男は舞台の寝台の上、少女の白い尻を撫でる。
 可愛らしい双子の丘が適度な弾力で指を跳ね返してくるのに
 眼を眇めて、喉を鳴らした。]

 恐怖に怯えるを楽しむのと、
 痛みにすら溺れるのと、どちらが、って言っていたね。
 ボクはどちらも好きだよ。
 ただ――その反応が、心からのものであれば、かな。

[くすくすと、笑む声はくぐもって。
 悪戯な指は少女の腿を擽る。]

(29) 2010/04/13(Tue) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 そう、上手だね。
 嗚呼ツィーはイっていいんだよ。

[男の手は、ツィーに向かう少女の尻をほっそりとした指で撫で背を昇り、肩に手を掛け、彼女の一挙一動を見詰めつつ、その感想にやわりと笑んだ。]


 美味しい?

[手の中の蛇を、彼女の背にひたりと触れさせる。
 腹の肉がぞわりと動き、少女の背の窪みで蠢く。
 男は彼女の表情を見逃すまいと、顔を覗きこむ。]

 …此れ、何かわかるかい?

(32) 2010/04/13(Tue) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ふふ、当ててごらん。
 ――とはいっても、すぐバレちゃうかな。


[そっと背に這わせた蛇は、ざらりとした感触を彼女に伝える。
 ゆらりと動き、肩へと進む。
 その隙にもう一匹、尻へと這わせつつ、
 顔を覗きこむ侭に、傾けた。
 さらりと墨色が揺れ、赤い寝台の上に零れ落ちる。

 白い蛇の尾が、彼女の脇からちらりと見えた。]

(34) 2010/04/13(Tue) 22時頃

 ふふ。
 入札――ちょとまってくれるかな。
 23:30だよね?


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[くすくすと笑いながら、蛇の身体を摘まんで彼女の肩へと乗せると、それはずるりと動き乳房の上を這って行く。
 彼女の悲鳴、それでも唇を離すまいとする様子に]

 …――ふふ、そう、そういう顔。
 その、心からの恐怖――焦り。
 そういう顔が、ボクは好きだよ。

[言って髪を撫でる。
 道化の声が、舞台へと響いた。]

(38) 2010/04/13(Tue) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、長老の孫 マーゴのコメカミ、浮いた汗を舌でねろりと掬う。

2010/04/13(Tue) 22時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ツィーが、甘やかな声をあげる。
 身を震わせた彼女は、

「…もっと激しくて構わないのよ?」

 と、彼女に囁いたようだった。]


 うん、上手だね。
 やっぱり君には――こういう才能、ありそう。

[くすくすと笑うと、蛇をまた彼女背へ増やし。
 汗を舐ぶると、舌舐めずりを、ひとつ。]

(41) 2010/04/13(Tue) 23時頃

[男は手の中、小さな通信機に囁くように、声を紡ぐ。]



 ――ptは少なければ少ないほど、金額が下がるの?


ですねぇ。
1ポイント1000ドルくらいだと考えていただければ


1ポイントで買われる人間は、1000ドルの価値ってことですネ。
最高額が三百万ドル、です。


 そう。
 ――じゃあ、入札しようかな。
 1pt、で。

[手の中の通信機に、小さく言った。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 そう、上手だね。
 ――ねェ、ボクに買われたい?


[甘い声で言いながら、満足げに笑み。
 男は手を伸ばしてツィーの毛皮を肩から落とす。
 其処に見えるのは、無残な傷とその上からの焼鏝の痕。]

(44) 2010/04/13(Tue) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、ツィーがマーゴの指を締めつけてイったのを、眼を眇めて見る。

2010/04/13(Tue) 23時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 23時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[くすくすと笑いながら、少女の細い肩を後ろから両手で掴む。
 耳元で笑みの声と共に、優しく食む耳朶。]

(47) 2010/04/13(Tue) 23時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/14(Wed) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 …――君にも、押してあげるね?

[少女の震える身体を後ろからそっと。
 支えるかのようにも見えるかもしれない。

 その言葉は、落札したのが男であるという証。]

(50) 2010/04/14(Wed) 00時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/14(Wed) 00時半頃


― 回想/舞台袖/個室 ―

[屈強な男の使用人を1人置いたのは、テッドに処置をしてる最中、志乃に寝首をかかれないとは言えないからだ。手元にはメスやカミソリといった凶器もある。]

……慎重と云って欲しいかな?

[ちりん、りん――と、異国の女から2つの鈴の音が聴こえ。
金の眼の青年の「卑怯」という評価に、ルーカスは肩を竦めて見せる。

使用人には、志乃を押さえるという目的も兼ねて、舞台と同じよう顎を青年に向けて固定させた。]

勃起させない方が、この後痛くないよ?

[青年を立たせたまま、下に穿いていた物を足首まで下げさせて、ルーカスは白絹の手袋を取り、片手にシェービングクリームを取りながら、優しく云う。
勃起させない方が、皮が余る分、メスや真珠を入れやすい=痛みは少なくてすむ。
じゅわり、泡が押し付けられる音が、青年の下肢に響いた。]


下手に動くと、大切なところ剃り落としてしまうかもしれないから
動かないようにね……―――

[そして、勃起しない方が……と謂いながらも、ルーカスの指先は、作業にかこつけて、まるで快楽を与えるように青年のペニスに触れた。
棒の上を剃る時は、押さえつけるように。
脇を剃る時は、自慰をするときのように輪を作り、根本から上に向かって擦りあげ、ぐっと横に倒す。手が滑った風を装い、何度も。

青年の其処は、反応したのだろうか。
どちらにしても、大の大人のそこが、小さな子のようにつるつるとしている……ある意味滑稽に見える様が出来あがった。]

さて、これからが本番だ。
椅子に腰かけなさい。

[志乃にしたのと同じく、青年の脚にある枷の錘を肘掛に置き、脚を開かせた。
まるで傅くように、ルーカスは青年の股間の間に、頭を寄せる。
煌めく銀の刃の先が、すっとペニスの表側、縦に3つ並べて傷をつけた。
裏に埋め込むと、勃起の際皮が張るので、埋めても抉れ出てしまう危険性が高い。故にヴェスパタインのドリルのように宝石が巻かれた其処を拝見することがあったなら、驚きを見せることだろう。]


一つ目は、これで終了。
後、2つだね。

[開けた傷の隙間に真珠を押し込み、灰青を金に合わせて微笑む。
2つ目、3つ目……3つ目を押し込んだ時に聴こえた声に、青年の股間を見詰める男の口角の角度はあがる。]

これで終了だ。
嗚呼、ちゃんと電話はさせてあげるよ。

―――私は今までちゃんと約束は守っているだろう?

[そして、縫いあげ、ペニスバンドを装着し終えると、つるりとしたペニスの上の肌をなで上げ、薄らと金の端滲んでいた雫を血濡れた指先で拭い、電話を許可した。]


― 回想/舞台袖/個室→客席 ―

[電話を許可すると、青年はさっそく家族へと電話をし始めた。
ソフィア――という名が聴こえた。
姉か妹か。おそらく姉妹の代わりに此処に来たのだろうという予測を、男はたてながら、青年の声を聴く。]


ん?なんだい?


[ふっと、灰青が、青年か電話かを、酷く気にしている様子の女の姿を捉える。
望みを謂うことを許可すると、彼女も家族に電話をしたいのだという。

手術用の手袋をはめることなく、血にまみれていた手を、使用人が運んだ湯で清めながら、ルーカスは少しばかり考える仕草を見せた。]


良いよ。その代わり、何か「代償」を貰おうか。
「代償」は、そうだね、少し考えさせてもらうけれど。

[先の見えない「代償」。けれど志乃はそれでも良いと云う。
最早、彼女にとってはどうなっても、あまり変わらないと思ってのことだったのだろうか。
青年の電話が終われば、異国の女も電話を手にとった。
漏れ聞こえる日本語―――ルーカスは、また買いあげたカンバスの背景を少し知る。]

まぁ、調べ上げれば直ぐにわかることだが…―――

[あえてそれをせずに置くべきか否か。
そんな愉しみを抱きながら、異国の女の電話が終われば客席へと、2人を伴って自称芸術家は戻るのだった。

その間も、まるで2人の揺れる心を体現するよう。
りぃん、りぃんと女につけた2つの鈴の音が鳴った。]


[交わされる口付けは何よりも甘く感じた。
絡まる舌も、奪われていく唾液も。身体に熱を齎して。

舞台に用意されたキングサイズのベッド。そこにツィーが乗って。そこにヴェスパタインに連れられてきたマーゴの姿もあった、

名を呼ぶ声。呼ばれるたびに、我慢したはずの熱が又沸き起こる。
腕に絡めた指に力が篭った]


― 回想/客席 ―

[志乃と金目の青年――テッドとの間に交わされる会話に、主人である男は口を挟まない。交わした名はいつか奪われると知ったなら、彼らはどう思うのだろうか。カンバスの背景を知ることと、名を奪うタイミングと――そんな仄暗い愉しみを考える。

テッドがヴェスパタインに対して非礼を働けば、謝罪をしようかと思うこともあったが、相手が愉しそうにしていれば、それもすることなく。
言葉にしなかった礼のように、No.5への競りには参加しなかった。
姉も参加しなかったことで、アマゾネスのような女を引き取りに、ヴェスパタインが席を立った。]




おや……―――


[姉が残された少女に話しかけるのを、弟は特に口を挟まず見守っていた時か、鈴の音が響いた。くずおれる志乃を支えるテッド。そして、戻ってきた姉が、買いあげた男の腰に手を回すのも、灰青の視界に入る。

舞台は暫くの間、休息の時間を取るようだった。

まるで、2人にも休息時間を与えるように、志乃を支えるテッドにルーカスは何を謂う訳でもなかった。逆にそれが彼の――主に下半身を苦しめることになったようであるが。

テッドとは対照的に、ルーカスは汗一つかかず。
汚物の匂いも無くなったことだしと、温かな紅茶を運ばせ、それを優雅に啜った。]


― 回想/客席 ―

[そして、始まる今宵のラストショー。
あえてかどうなのか。姉とその奴隷も、自分の奴隷2人に、男の灰青は向けられることはなく。ヴェスパタインが女2人を遊ぶ様を、常の微笑を湛えたまま見ていた。

今回も、やはりルーカスは競りに参加することはなく。
そして、一先ず今宵の舞台は幕を降ろしたのだった。]


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