人狼議事


17 吸血鬼の城

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小悪党 ドナルド! 今日がお前の命日だ!


……っ……

[「喰わせたくないのならお前が喰うと良い」咬まれたときの言葉を思い出す。城主にドナルドを咬ませるのは確かに嫌だ。だけど、かといって友人を吸血鬼になどさせたくない――]


【人】 小悪党 ドナルド

>>6:210
[ベネットからも一歩歩み寄られ
後ずさりしかかる自身を叱咤する。
ベネットだ、目の前にいるのはベネットなのだ。

何故こわがるのだ。

怪我をしてるか聞かれても、答えられず首を何度も振った。
貧血のせいで振る度にクラクラして
思わず後方へと下がり扉にもたれかかる。]

(2) birdman 2010/06/25(Fri) 23時頃

 どうする、ベネット?
 ……そうだな

 お前が其の男にうまく血を分け与えられたなら
 イアンは逃がしてやっても良いが。


[唆す為の囁きは、酷く甘く]


……!?

[囁かれる、甘い誘惑。2人とも大切な友人で、どちらを選ぶこともできない。それに、約束など守るかどうかわからないではないか]

……それはつまり……ドナルドを眷族にしなければ、イアンさんも逃がすつもりはないと……そういうこと、ですか。

[漂ってくる甘い香りが 甘い 美味しそうな匂いが――喉が渇きを訴えている。ごく、と唾をのみこみ。そんなものでは渇きは癒えない]


 嗚呼、飲み込みの早い子だ。


[闇の底から湧く虚無
眷族の聲が其れを遮る。
城主は恐ろしくも妖しげな微笑を浮かべ、肯定を返す]


 お前のすべきことは一つ。
 ……わかるな、ベネット?

 ドナルドは永遠の生を得、イアンはここを無事に出る事が出来る。
 お前の望みどおりだろう?
 

[ドナルドは人としての生を失い
イアンとは恐らく二度と会う事も叶わなくなるだろうけれど]


[頭がぼーっとする。だけど眷族の、城主の声はしっかりと耳に届く]

……そんなの、僕の望みじゃ……――


[囁く声音は甘く
惑わせるように優しく語り掛ける]


 お前の望みは、二人無事でいきること
 ……そうではないか?


[まやかしと
何より傍で香る強い血の芳香
狂わせるに足る其れ等を前に、果たして何時まで我慢のきく事か]


【人】 小悪党 ドナルド

>>10
[友人は友人のままなのだ。何故怖れる。

思考とは裏腹に体は言うことを聞かない。
猫が獲物を食べる前に甘噛みするような、そんな仕草を思わせる友人の行動に]

…っぁ、
ベネット、やめろ
[友人の頭に手を起き、少し力を入れて。
噛みちぎった親指から以前血は流れていることに男は気付かず、その手を用いて距離をとろうと]

(15) birdman 2010/06/25(Fri) 23時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>18
[吐息が、首筋にかかる。
ただそれだけなのに生娘のように背筋がぞくりと反応する。顔が赤らむ。]

ふ、…ぁ?なんつっ
…!? がはっ げほ
[絞り出した声音は強い力で扉に押さえられ途切れる。
そして首筋に感じた痛みと、それに続く快楽。

意識が朦朧とするなかで、とうとう死ねるのだと誰かが嬉しそうに告げた。
よくよく聞いたら自分の声。
友が生きるために必要ならばこのまま死んでもいいかと男も思った。しかし]

(24) birdman 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>19
[薄まる片目の視界に映るのは泣きそうな表情で男の名を呼ぶ友人の姿。
そして再びの首筋に感触。

先ほどとは違う、何かが入り込んでくるような感触に声を上げて。
そして腕を持ち上げる。それだけのことなのに全体力を必要とする行程に、目指した友の頭に手を置くころには疲れ果てて。]

…ばか、なんで泣きそうなんだよ?
[そう言って最後に笑いかけると意識を手放した。
男が目覚めるのは、ほんの僅かな時間を置いてから]

(25) birdman 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>30

ん、……。
[近くで友人が待っていることも知らず
男は死んで、そして生きた。

指先がピクリと動き、数秒遅れて片目が開く。
眠たげな目をして上体を起こした。外見は全く変わりない姿のまま、ベネットをじっと見つめた。
かつて初めてあった時のような冷めた目で。]

誰だ、お前。

(34) birdman 2010/06/26(Sat) 00時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

birdman 2010/06/26(Sat) 01時頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>36

[煩わしげに首を振り立ち上がろうとしたが
失った血液はまだ完全には戻っておらず、失敗に終わる]

だから、誰って聞いてんだけど。

…ああ、ベネットか。合わせ鏡の間で血をいれた。
[だろ?と言いたげに顔をみて。
今の男の記憶は過去の吸血鬼の記憶が変わりに溢れていて。男自身の記憶は底の方に埋没している]

(38) birdman 2010/06/26(Sat) 01時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

birdman 2010/06/26(Sat) 01時頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>38
[混乱するベネットに、男も何を言っているんだと言いたげな表情をして。
しかし、何か面白いものだと判断して膝の上に肘をつきニヤニヤと眺める。それはいつもの人の悪い笑い。

気紛れに手を伸ばし、ベネットの銀髪を引っ張り口付けを落とす]

バケモノだなんだと楽しそうだな。
俺もバケモノだぜ、お前が血をくれたから。
[一層楽しそうに笑う]

(44) birdman 2010/06/26(Sat) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>46

[己の言葉が、目の前の同族の心を抉っている。
そんな事実が楽しいらしく男は笑みを深くする。

しかしそれも束の間、ベネットがしがみつき泣き始めると男に動揺が生じた。

さまよった挙げ句、手は頭をなで]
…っ
泣くなよ、俺にゃあどうにも出来ねーぞ。
ほら、ワインやるし3流レストラン仕込みの腕前を披露してやんよ。イアンも誘って、久しぶりに。あとお前にまだ見せてない新しい刺青も披露する。

これで元気になるか?
[そうして、何か言った覚えのないようなあるような事が口をついてでたと男は首を捻る。
それはドナルドの記憶が残っていることの証明]

(48) birdman 2010/06/26(Sat) 01時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

birdman 2010/06/26(Sat) 01時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>48

おお、泣き止んだ。泣かれるの苦手なんだよ、あんま泣かないでくれや。

[地下牢で。その言葉を聞けば]
…そんなこともあった気がする。
でも今はそれどころじゃねーだろ。イアンを逃がさな…

っ!

[城主の持つ雰囲気を感じて動きを止めた]

(52) birdman 2010/06/26(Sat) 02時頃

 ローズマリー


[妹と呼び愛でていた娘へかける聲
海の泡と消えてしまうのだろう、そんな予感を胸に抱きながら
名を呼ぶ]


 お前も――食事に来るが良い。
 よもや、彼女らを逃がそうなどとは、言うまいな?

 同族喰いは、避けたい所だが。


[嘗て白薔薇達に迫った選択と、似ている気がした。
万一ひとの娘を助けたいと思うなら
代わりにその身を差し出せと。
さて、その後の話はまた後ほど語る事としよう]


【人】 小悪党 ドナルド

>>53

[いずこからか現れた城主の姿。
吸血鬼となった身でさえもその存在感は桁違いで]

…覚えていてくれたとは。
コーエイの一言に尽きるな。

[それだけ言って抗うことはせず―否、吸血鬼の血が抗うことの無意味さを伝えているからこそ―城主の言葉にしたがう。]

(55) birdman 2010/06/26(Sat) 02時頃

 ――この世ならざる世界で――

[それは薔薇のかぐわしき香を漂わせ、
かつての薬売りが傍ら、
毒華のさいていようとも、躊躇うことなく歩み寄る。
白手袋を外せば、襟ぐり掴みあげて平手を一発、頬へ]


 ―――さて、あなたの為された所業の数々、

      どのように詫びていただきましょうか?




[ふと、気配を感じ、振り向くと、白薔薇。
 いや、白薔薇と呼ばれていた、かつての同胞というべきなのか。]

 セシル……

              ――?!

[そして、いきなり頬を張られ、しばし茫然と……。]

 ――……侘び?

[思い出すのは、なぜ、庇ったかと詰め寄られた記憶。]


[一度見遣れば、手袋をはめなおし]

ああ……
貴方はなにもわかってらっしゃらない。
何も知らずに、人をこれだけ好き勝手するとは対したものですね。

フロレスクの名で私を抉り、
血を吸った上に勝手に慰みを施して、
その上、私を勝手に生かした挙句、自分ばかりは自死も同然。
罪悪感の自己満足で亡くなられたのでしょう?

人を殺す罪と 人を生かす罪と 

ねえ、どちらが罪深いのでしょうね?




[茫然としたまま、彼の言い分を聞けば、段々と、表情は厳しいものになる。]

 ――……そんなつもりは……。
 生かす罪……だと?

[その言葉を聴いて、またしばし考え込む。]

 ――……君はやっぱり、死にたかったのか……?


[その問いかけに眇められていた眼差しを、
 投げやりに華やかなあの微笑みにかえれば]

 あなた、私の恥を暴かれておいて――
  今更そのようなことを問うのですか?

[白き薔薇は、その鈍感さに呆れたようなため息を]




[微笑みとため息に、目をそらす。
 彼がフロレスクとして、目覚めることをどこか期待していたのかもしれない。

 いや、その覚醒を男が見ることはなかったのだが…。]

 違う、恥を暴いたわけじゃ……。
 いや、でも、




               すまない。

[目は見ないまま]



[目をそらすのなら、その指先は頤へ]

 たとえ
 あなたがそんなつもではなくとも、なしたことは変わらない。

 
 それに
 だから、よいと……

 ―――吸血の快楽に浸された身の、私なら
 私にならなにをしてもよい、と思ったのでしょう?

[その双眸を青はどこまで追って]



[視線を感じて、チラと視線を戻す。
 貌を掴まれると、苦しげに呼気を整えようと…。]

 そんなことは……あのときは、自分は……

[そうあの時、吸血の魔族になったとき、
 自分からなかったもの、そしてあふれ出していたもの。
 それは、理性と、欲望と……。]

 ――……ッ

[認めざるえない感情にやはり目を伏せる。]

 そうだ、そうだな、
 自分は、君が………

            欲しかったんだ。

[最初に見た蒼穹、そして、フロレスクであるという事実。きっとその時から、彼には特別な感情があった。]



[目を伏せたそれからは、触れた手を離して、
 白薔薇は断罪者の如くそれを見下ろすように]


 ―――…なんて、罪深いこと。


 あなたはつまり、自分の欲望を魔の本性と挿げ替えて、
 己自身をも騙そうとしたのではありませんか。

[青はその眼差しを狭める]

 そのその事実から目を覆い、逃げたのでしょう?
 己の本心を認めたく、なくて。

[足元には広がるは、棘持つ白薔薇、漂う薔薇の香気]




[己さえも騙して、の言葉にはっとするけど、
 また眸を閉じて…]

 ――……

[否定はできず、でも肯定をできる強さもなく、
 ただうなだれた。]



[沈黙が返れども、
 白薔薇は容赦なく断罪の言葉を紡ぎ続ける]


 そして逃げ出したまま、命をも投げ出した。 
 あれはあなたが施したもの、なのでしょう?
 ――…責任でもとったつもりですか。


 さぞ、満足でしょうね。
 醜い己自身の欲望と向き合うことなく、綺麗に死ねたのですから。
 
 ――…あなた自身は、私にフロレスクたる汚辱と、
 己の浅ましさと、向き合うことを強いたというのに。




[白薔薇の呪うような言葉は止むことなく、
 逃げ道を塞ぐように己を責めてくる。

 否定はやはりできず…だからといってもう、為してしまった業にどう応えていいのかもわからない。]

 ――……そうだな。
 吸血鬼たる自分からも、逃げたかった。


[認めるといった口調で、深く深く息をついて、


 やっと、逃げてはいけないのだと、その眸に向き直った。]

 ――……で、君は私に何を?
 君の怒りをどうすればいい?

[じっと、乱れた髪の向こうから彼を見つめる。]



[揺らがぬ白薔薇とて裁く立場になどあろうはずがない。
 けれどその言の葉は止まず]

 己の欺瞞もお認めなさい。
 ――…本当に、救いがたいこと。


[しばらくして、その沈んだ色が向き直れば、
 向けられる問いに、ただ、問いを返して]


 赦されたいですか?
  ―――それとも、償いたいとでも?


[そして自らの言葉に微笑う。
後者もまた罪悪感よりの欺瞞に過ぎないだろう、と蔑むように]



[白薔薇は開放しないとでもいうように問いを問いで返して……。

 そして、赦されたいか、償いたいか、と訊いてくる。]

 赦されるのか?
 ましてや、償えるのか?

 君は私をどうしたい?
 私は君に何ができる?



 いや、きっと、何もできない。

 だが、一つ確かなことがある。

 これだけ言われてもなお、私は君を……救いたいとも思う。

[まさに欺瞞……。]



[それは噴き出すように笑って]

 ははッ っく……

    ――……ああ あぁ……

[白薔薇が胸の薔薇を手にすれば
 その棘持つ枝葉が、目の前の者を打たんと振り下ろされる]

 なんという傲慢、欺瞞。
 あなたの罪悪感に付き合えとでも?
 そんなものあなたの自己満足でしかないでしょう。

 だいいち、
 何も出来ない者がどのように私を救うというのですか?

[静かな怒りの滲む眼差しが、見据えて]



[笑う白薔薇、振り下ろされる白薔薇、
 それが貌を打って、目の下に引っかき傷を作った。
 じわり、と染み出す赤い色。
 瞬時は目を伏せたけど、それでもまた開いて……。]

 そうだ。
 自己満足で、欺瞞かもしれない。

[打ち下ろされた白薔薇を拾い上げる。]

 でも、放っておけない。

[白薔薇を眺め、その棘に指を押し当てる。
 指先は切れて、やはり赤いものが滲む。]

 薔薇は、棘が痛い。だけど、


                  美しい。



[染み出す赤に打ち捨てられた薔薇を男が拾う、
 清廉な純白を侵す1滴の あか ]

 ――それは、

        今度は私に――
        憐れみでも施すおつもりですか?



 あの、娘に与えたように。

[気高き白薔薇の棘が、
 男の指先を傷つけるをただ目を狭めて、見る]




 ――………。

[憐れみを施す……その言葉は、また心のやわらかいところに刺さる。

 どうすればいいのか  わからない。



 きっと、このまま抱きしめたとしても、
 彼は、なお、閉じこもるだけじゃないだろうか。]

 ――……君に与えられるものはあるのだろうか。
 いや、それを考えるのも欺瞞なのか?



[それでも白薔薇を打ち捨てない。**]




 沈黙は肯定なのでしょう。
 ―――実に愚かな偽善、ですこと。
 
 憐れみだけでも赦しがたいというのに、
 ましてや唯一ならざるものをこの私に――。
 
[気高き白薔薇は、
 その自尊心を害すことを、許さず]


 何故、私に与えたいなどというのです。
 ―――傲慢な。


[偽りを許さぬ、青はただ静か**]


[何を言っても、態度が崩れない。
 段々と、本当にどうしていいかわからなくなる。

 いっそ、放っておけばいいのか、と、思うけど、
 それだけができなくて……。


 なぜだ、と考えて……。
 またその姿を見て……。]

 ――……そうですね。
 君に何か与えてあげよう、とか、無理かもしれない。
 だけど……。

[そこまで言いつつ、言葉に詰まる。]



[与える、その言葉に眉根を顰め、
 迷うような沈黙と揺れる視線に、苛立ちをまた誘われる]



 理由も言えぬとは、
 つまらないこと―――己の意思もないのですか。

 はっきり仰いなさい。
 いまだ己の浅はかさを認めがたいのですか。

[白き薔薇は飽いたように眼差しを流す]




 ――…だから、憐れみとか、そういう気持ちじゃないんだ。

[そして、はっきり…といわれ、向き直り……。]

 憐れみじゃない、
 護ったのも、そして、君に、あんなことをしたのも。



 私は、君を……。


               愛してるから。



[白薔薇は重たげに、
その睫毛を瞬かせながらゆるやかに首を傾いだ]

 ――……ああ、

     ああ、なんて都合のよい言葉。


[男を覗き込む白薔薇の双眸は濡れて]

 あなたはただの欲望に、
 そのような名を付けるのですね。
    ―――よいでしょう、ならばそれが違う、と。


   証明して差し上げればよいのでしょう?


[両の腕は男の首に絡められて、薔薇は微笑む]




[白薔薇の手が首に絡んで…
 そうか、絞めるのかと思った。]

 ――…ただの、欲望じゃな  い。

[否定の言葉を絡みつく前に吐き出して……。
 そのまま、濡れた眸を見た。



 そう、
 瞬時に護ったのも、最初に欲しくなってしまったのも…もうそれしか理由が浮かばなかった。]



[絡んだ指先、一度だけ力が込められると
その指先は掠めるように這わせながら背へとまわされた]


 ――お黙りなさい。


[白き薔薇の口唇、口付けは甘く
 されど情欲を煽るみだらなもの――離れて、吐息を零せば]

[消えない憎悪、それはただ欲望に踊らされるを暴かれたが切欠――男自身はそれをごまかしているというのに。それは同属ゆえの嫌悪にも似て]

 
 ならば、あなたも貴方の言葉を証明なさい。

      ……私は貴方の浅ましい姿が見たいのです。


              [薔薇はその執着の名を知らず]




[その指先は首に食い込むが、すぐに離れ、悩ましげに身体をすべって…

 その指先を目が追った時、口唇が濡れる。]

 セシ……

[黙れといわれて、でも黙る意思の前にそれは塞がれて……目は一瞬見開かれる。]

 ――……

[そのまま、抵抗などするわけもなく……。]




[証明しろといわれて、目を細める。
 もう二度、戯れた躯。離れた口唇をまた追いかけて、押し当てた。]

 ――……

[沈黙は肯定。
 そういわれるまま、無言で……。




              欲望の牙を見せて…。**]


[不意に城主の聲が響きます。
呼ばれた名は私が人であった頃の響き。
私のローズ、と慈しんで呉れた名残は感じられません。
感傷的になっていた心が冷静になってゆくのを感じました]

私はドナルドの血を頂いたばかり。
今は渇きなどありません。

貴方はもう私に興味などないのでしょう?
貴方の寂しさ、私には埋められないのですよね。

愛しいお兄様……
私に時間と慈悲を与えて呉れてありがとう。
――…お別れ、です。

[客人の事には触れず、
必要とされなくなった私は幸せを願った魔性に
別れを告げたのでした]



[追いかける口唇が重なる、
それはかつての官能の記憶を呼び覚ます。
冷たい熱が甘く溶けて重なりゆけば、薔薇の香は漂う]


[布を噛んで押さえ、手袋を外す、
   その指先は男の胸元を弄り――触れたのは刻印
  がりと爪を立てる 欲望が迫る 目元だけで微笑えめば]


  ――――……ん、  ぁあ……



 [咥えた手袋は落ちる]


[白き薔薇はその執着の名を知らず、
されど男に標した刻印は決して消えることはない]



[甘美なる地獄に、救いがたき魂がふたつ 

  行為を愛と呼ぶ者 行為を欲と呼ぶ者

    薔薇の褥に、艶やかなため息は、零れる――**]


小悪党 ドナルドは、どなじろう…しまじろ○と似た雰囲気を感じる

birdman 2010/06/27(Sun) 21時半頃


小悪党 ドナルドは、ローズたんに尻尾……だと…?!

birdman 2010/06/27(Sun) 23時半頃


小悪党 ドナルドは、ベネッとんにもぎゅーぎゅー。

birdman 2010/06/27(Sun) 23時半頃


小悪党 ドナルドは、トーニャおかえり!すなねずみぎゅー!

birdman 2010/06/27(Sun) 23時半頃


小悪党 ドナルドは、グロリアおかえり!男前姉さんにもぎゅむ

birdman 2010/06/27(Sun) 23時半頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

birdman 2010/06/28(Mon) 00時半頃


 ――…何処へなりと、好きに行くが良い
 お前は……自由だ。


[低く暗い音
彼女の聲に漏らした音
興味が無いと
埋められぬと
其れは城主自身にもわからぬ事
答えは其れだけしか返せなかった]


 
 私の愛しいローズは――泡と消えた
 そう、思う事にしよう。
 お前の墓は作らぬ。


[ざわ、と風が森を騒がせる。
何時しか霧は弱く薄く
魔の結界はとけて消えた。
喰らってしまうぞと脅しにも屈する事の無かった彼女は
何処まで行くのだろう
もう人には戻れぬ其の姿で。
霧の先を見通す事は、出来ない]


 この黄昏の向こうは……別世界
 あの者とて、数十年か数百年もすれば戻ってくるだろう

 此処より先に
 ひとの住処には我等は立ち入れぬ。
 我等が城に、人が足を踏み入れられぬと同じように

 永遠を願うひとと、終幕を求める魔と
 決して双方が相容れることなど、無いのだ


 ベネット
 私の大事な息子よ

 外を眺めるのは、止めてしまえ。
 黄昏の色も周囲を再び閉ざす霧も
 我が力続く限り、永遠に変わる事など無いのだから


 この城にいる限りは
 お前を怯えさせている魔物狩人も
 獣たちも
 誰もお前を傷つけることは出来ぬ。


 ――そう、私以外には……な


【人】 小悪党 ドナルド

[宴の閉幕からどれぐらいの時間を経たのか――

ある日の晩、霧が漂う城から抜け出す影があった。
ワインボトルを片手に足取りは軽く。
来訪の時とは違い城門から出て行く男は
かつて街で暮らした記憶は薄く、
今では吸血鬼が積み重ねた記憶に捕らわれて生きる。
幾年にも蓄積された城主の孤独も。
永遠と比べるには余りにも短い期間、されど人外の生を受けてからずっと、女が胸に抱いていたらしい淡い想いも。


男の胸には耐え切れぬ程の重みを持って存在していた。]

(111) birdman 2010/06/28(Mon) 15時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[泣かれるのを嫌った男は何より負の感情を嫌う。
“死んだら終わり”だから生きてる内は面白おかしく。
その方針に乗っ取って城を出た。

―ここにいたら胸が詰まって腐っちまう。
悪戯な笑みを覗かせて、かつての友人いまや父とも言える存在に告げた。
戻ってくるとはいわなかった。しかし戻ることになるだろうと心のどこかで思う。]

(112) birdman 2010/06/28(Mon) 15時頃

【人】 小悪党 ドナルド





[それからの男の足取りは霧に消える。]

(113) birdman 2010/06/28(Mon) 15時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

―       ―

[外は酷い雨だった。
朝から降り続いた雨は未だ衰えることを知らず、石畳を叩いている。
酒場で歌い日銭を稼ぐ女は、客が来なけりゃ稼ぎにならないとばかりに
グラスを片手に窓から外を見やる。
軒先に誰かが駆け込んで来たのはちょうどその時だった。
見るからにずぶ濡れで体を震わせて水気を飛ばそうとしているが、なんの意味もないようだ。
思わず窓を開けて声を掛けた]

ちょっと、傘を忘れたの?
こんな寒いのに、風邪ひくじゃない。
ほら、入れたげるからはいんなよ。

(114) birdman 2010/06/28(Mon) 15時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[掛けた声に男が振り向いた時に、女は目の前の男の様子を初めて観察できた。
赤毛の隻眼の――]

「悪ぃな、助かるぜ」

[どうってことないから、ドアから入ってよ。と女は顎で示す。少なくともこれで退屈することはなさそうだ。

店に踏み入れた男はおどけた仕草で女の手の甲にキスを落とす。
女はその人の悪い笑みに思わず笑みを浮かべ―
男の目の中で赤く鈍く光るものに気付く機会を失った**]


「なあ、喉乾いたんだけど。」

(115) birdman 2010/06/28(Mon) 15時半頃

小悪党 ドナルドは、えろすなセシルンにタラシは転職のお墨付きをもらった!どなじろうはレベルが1上がった

birdman 2010/06/28(Mon) 15時半頃


――…私の望みは『自由』ではなかった。
けれど、後悔はしていません。

これは私が望んだ事だから。


[兄と慕った魔性の聲は女の耳には届かない。
それでも時折女は語り掛けるように独り言ちる]


ねぇ、お兄様――…
貴方の『望み』は叶いましたか……?
貴方は今、しあわせですか……?


小悪党 ドナルドは、ランタン職人 ヴェスパタインごっめん!間に入ってしまった!

birdman 2010/06/28(Mon) 22時頃



[薔薇は微笑った、男の愚かさに]

 ――嗚呼、  ああ……

    実に、実に愚かしいことですね。


  それが貴方の語る 愛 なのですか。


[声をあげて薔薇は哂えば]


  ―――欺瞞もここまで限度を越えれば、笑うしかありませんね。


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