人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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視点:





          …… ?



[気配が 減った。]




――、ぁ


          な、  に



[――不意に、静寂のような おとが  ]



  見ててあげるね。君の事…
 
  ジェレミー=ジスカールくん



 [ やみ を 一滴の光のように銀色の糸が降りていく。

     影が持つ眼も 銀色 目玉は まだ3つだけ

              するり 糸を伝って くろの うみへ とぷん]




 声 きえちゃったね

 せっかく 鬼が 増えたのに いなくなっちゃった 




 居なく

           居なく?




 さきに いっちゃったのかな

 はやく いきたいな




『あ アハ  あははハ』

                 『減っちゃった ね』
 



 ああ、視えた 視えたの
 盗み聞きの子

 [彼の影に潜んだ黒壇の蜘蛛は、 
 闇の中、青い燐光をはねのように震わせて、妖しく誘う。

 振り返る彼の目に映る3つの銀色。

 ただ、それだけ。影が甘やかな死を与える前に、
 彼は聞いてはいけないものを聞いてしまった。
 
 それだけ]


 ねえ 盗み聞きの子のビー玉の色かわいいの


 

                      『ちがうか』
             『偶然増えた 鬼が』


『最初に戻った だけ。』




    『何? ……見えたんだ。』

[かわいい 色。]


                     『教えてよ。』





  ね、 ざんねん だ ね…
             さ み し い ね 






    『そうだね さみしいね。』


                      『だから』

                『寂しくないように、皆を送ろう』



              『送ろう』




  さくらの花みたいな いろ 
                   

               と   もうひとつ
          




    『さくら の 花……』

                『もう一つ?』


『何で、もう一つ あるのかな。』
               『もう一つの色は?』


[いってしまった]


       [いって、 しまった]

  [痺れた意識に、つたわるこえ]

        [――誰が、]  [――だれ が]


 
  ばら色も みえたかな

 
       いっしょに おちて いっちゃった …

 


 


      だれのビー玉だったんだろう



                 『ふふ、両方花の色なんだ。』

『一緒に、落ちて?』

                 [それが誰か 思い至らない。]



『あ ああ、そうか……』ジェレミー君、   聞いちゃったんだね。


[それを理解して 少しだけ、嘆息。]


                    『ま、いいか。』


『あんなに苦しいそうだったんだから、聞かなきゃいいのに。』



 いち に さん し…  ご


               5個も眼が 増えちゃった


 せんせいと 鬼の子2人 盗み聞きの子

 あとひとり、だれだろう…




『さあ、 ね。』

[誰のビー玉も、見ていないから。]




 うん いいか
 そのうち わかるし




  『ふふっ』

[実に 愉しそうな 声。]


            『ねぇ、覗き見する子が 解ったよ。』


 
   ああ、蒼 の

               いけない子 わかったんだ ね

      わるいこだあれ?
    


 
                       『そうそう』
   『キャロライナ あの子の瞳片方 蒼 だった。』



『ただ、ね。』

       『バーナバスが危ないって言うんだ。ケイトの手先だって。』

『手先なんかじゃ、ないのに、ね。』



  ……あの子の手先?

   [ ゆれる なみ 一度 ひいて また みちて ]
  
  うそつくなんて ほんとに 悪い子





『ね ひどいね 。色々、聞いてみようか。』




               『ねぇ』


『薔薇色 誰か   解っちゃったかも、知れない。』



  わかったの? ばら色 だあれ?


  ばらいろとさくらいろ
  おなじいろのふたりも

  一緒にいけるのうらやましいなあ…… 




『そうだね、一緒に行けたら 行けたから。』

                『ひとりじゃない よね。』

[さみしくないよね と、闇は優しげに言う。]


『ジェレミーと一緒にいっちゃったのは』
                『いっちゃったのは』
 



『いなくなっちゃった   のは』







                           『ピッパだ』



[もう  居ない。]



  ああ、あの子

      サイモンくんに 希望の色を教えて

                    そして 絶望させた あの子
                           




    きみの    も その子の せい ?                                         


[尋ねられて、闇 が冷える。]



         『なに が?』
 




   ……いたいのでしょう?

     





『い た い?』


[問われて これは いたいの か わからない。
 未練 も 後悔 も あったけれど。

 わからない。]


                    『そうなのかな。』
             『わからないや、ただ。』



『送りたい子 居なくなっちゃった。』

[もう 最後の 望みも ―― 。]



      ――そう、それは さみしい ね……


 [ 背後の影より白い腕が ]
               
           [ 闇色の少年の肩をそっと抱いて ] 


(いない)

 (いない) (もう、いない)

            ――…、   いない?

[届く声に、ぽつりと呟く。
ジェレミーは、ピッパと一緒に行ってしまったという。

分かる。
分かってしまう。
賑やかな声がいない。
気難しげな声がいない。
――が、    いない。]




   …、―― ……何処へ。


[少しだけ遠い声で*呟く*]



     『…… ん。』


                    あり がと。

[それは 小さな もう微かに残った      自身の*声*]




   [ 囁きは あえかに ] [ 腕と共に とけ消えた]                                                             


バーナバスさん。
このビー玉、あなたが持っていてください。
もし誰かにビー玉を見せろ、といわれたら。

代わりにこれを――…

[手をとって、握らせる。
その毛深さには少し驚いたかもしれない。]

――忘れないで、下さいね。
大事なこと、ですから。


用務員 バーナバスは、なぜか、ぼんやりしていた。(01)

2010/03/05(Fri) 08時頃


用務員 バーナバスは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 08時頃


【人】 用務員 バーナバス

― 用務室 ―

 あれ?いつのまにか、みんないないか。

[そして、グロリアも一度自分の手を取ると、
 そのまま、行ってしまう。]




[そのあと、自分の毛深い手をしばらくぼんやり見てた。**]

(49) 2010/03/05(Fri) 09時頃


 うう

[しばらくぼんやりしていた。
 急に頭がやっぱり鉛のようになってた。

 手にもらったビー玉はポケットにいれる。
 元あったのとかちん、とそれはぶつかった。**]




   ――どう、 なって る。

 


【人】 用務員 バーナバス

― 用務室 ―

[そして、何にも代わりのない用務室にぼんやり、どれくらい座っていただろうか。]


 ――……ん?あれ?


[窓が明るくなった気がする。
 なので、のろのろと窓を覗いた。
 目を丸くした。



 晴れてたから。]

(66) 2010/03/05(Fri) 11時頃


 晴れてる……。
 




――、…  ああ。


 



 ケイトが
      いる。

  いきてる。
 
[それは、適切な表現ではないかもしれないが]



 ケイトが?
 
 って生きてる?
 
 [うまく飲み込めない。]


……――此処は… 多分、

  ケイトが 居た「過去」 だ

[受け入れられる、受け入れようとするのは。
侵食されて、在った筈の常識が蝕まれているせいか。]

…外、でたら 分かる。
制服が…違う。



 過去  だと?

[窓から外の風景を見る。制服が



                    違う。]





             『あれ、空。』


『ああ、       そうなの。』


[過去。納得する。
 戻れたわけじゃない、この身体が 闇 に変わって居るのは変わらない。]




                『北棟     二階建てだったんだ。』


[図書室に居た筈なのに  いつの間にか 外 の 畑。]


[体の変化は 浸食は そのまま]

――… 3-Cの教室も、ない。

 



 へ
 二階なのか……。

[いろいろ見回るべきか。]


…、二階建て…

  …全然、違うな…


…俺、…ケイトとクラスメイト、みたいだ。

…「せんせ」見つかる、だろうか。


【人】 用務員 バーナバス

― 用務室→一階廊下へ ―

[とりあえず、晴れていることがわかった。
 驚いていると、頭に驚いている声が二人ばかり響いてきたか。]


 ええと、とにかくどうなってるのか確かめないと。


[部屋から出る時は一瞬怯えたが、あのエロい蔦はない。普通の…いや、廊下の色が微妙に違う。

 でも、普通の学校の風景だ。]

(70) 2010/03/05(Fri) 12時頃

【人】 用務員 バーナバス

 バーナバスさんッ

[ところが出ればすぐに声がかかる。
 みれば、誰だろう。大人だから、生徒じゃない……。何だか気の強そうなおばさん……。]

 二階の教室の窓が開かない箇所があるらしいんで、授業が始まる前に見に行ってくださいな。頼みましたよ。

 空気の入れ替えができないなんて、私には信じられないですからね。

[そして、おばさんは去っていってしまう。持っている教科書は数学だった。]

(71) 2010/03/05(Fri) 12時半頃

【人】 用務員 バーナバス

 あ?っていうか、ここでも用務員なのか?

[しかし、なぜか身体は反射的に返事をしてしまう。そして、雑巾とバケツを持って、ちゃっちゃっと二階へ。]

(74) 2010/03/05(Fri) 12時半頃

用務員 バーナバスは、生徒たちにはおはようございます、と言われて手は振りつつ…違和感。

2010/03/05(Fri) 12時半頃




『何でキミ、居るの。』
            『ああ、C組が無いって  そう言う事。』

 


【人】 用務員 バーナバス

― 南棟二階 →3−Bへ ―

[そして、二階に上ると、こっちこっちと女子生徒に手招きされる。
 向かうと、……]

 あれ?教室一個足りなくないか?え?

[そう思いつつ、導かれるのは3−Bの教室。]


 ――……ほえ


[入れば、そこにはセシル、フィリップ、そしてグロリアの姿が見えるか。]

(78) 2010/03/05(Fri) 12時半頃


 おう
 
[知り合いがいることに安堵した。]
 



…そういうこと。だ。

[困ったような顔。]

……、用務員は
用務員のままなのか…?

[同じようなことを考えていたとは知る由もない。]


[多分 他の人よりも違和感が薄いのは。
 大分闇に溶け始めて、順応しているからか。]

 『バーナバスは、ばかのままだよ ね。』


[憎まれ口の後。]


『せんせ ?』

             『用具室じゃ、無くて。そっちも、見つけるの。』
 


【人】 用務員 バーナバス

― 3−B ―

いや、窓が開かねぇって言われたんだ。

[フィリップの暇なの?の言葉に、そう返して、とりあえず、は開かないらしい窓に向かう。
 窓枠は見たことのあるものだったけど、ずうっと新しかった。

 そして、ごそごそと作業をはじめる。

 まるで、本来いる用務員のように。]

(85) 2010/03/05(Fri) 13時頃




   ばかだな


[同意した。
せんせ。「せんせ」――ケイトが呼んだ、]


  ――……どんなやつか
……すこし。気になっただけだ。

 それに、用具室何処か
 聞けるかも、しれない。



 ばかっていうなぁ
 
[でもいそいそ……]



[そして、ふと考える。
 さっき誰かに忘れないでっていわれた。]


[誰か、と思ってその姿を見れば思い出す。

 先生だ、先生に、ビー玉はこちらを出すこと…。
 そういわれたのを思い出した。]


【人】 用務員 バーナバス

[ふと作業しつつ、ツナギの右ポケットに手を入れる。
 そこにガラス球を確認した。
 そして、また手を抜いて……]

 よし、こんなもんかな、ほら、開いた開いた。

[窓が開閉自由になって、ミニ拍手が起こる。
 それにやーやー、と手を振りつつ、置いたバケツを拾い上げた。]

(90) 2010/03/05(Fri) 13時頃



          『そうだね、用具室の場所――』


[用務員を見た。]

『ねえ、鍵。取り替えちゃえば。』
          『って、無理かな、これ。』

『過去に戻った、って言うより……記憶、っぽい気もする。』


【人】 用務員 バーナバス


 2月25日?

[ふと、日付を言う声がして、そっちを一度振り向く。]

 そっか、2月25日か……。

[ふと見ると、ケイトが大人しく机に座っている。
 まるで別人のように見えたから、最初わからなかった。]

(92) 2010/03/05(Fri) 13時頃

――…。生徒も知っているものなのかな。

[用具室、と呟く。聞いてみる価値はありそうか。]

   …記憶。 だろう、かな。

ケイトに 気をつけろ、と謂ったが
……一笑に付された。

 あたりまえだな。
   知らないん、だから。


[何か確かめるようなバーナバスを見遣る。
そういえば少し、手の甲に体毛が多いような]


… …――どうした?



 ああ、それはいい手だ。頭いいな。
 やってみようか。

[鍵の場所など一緒だろうか。]



 どうしたって窓直してる。

[ボケていた。]




  …みればわかる。
   そうじゃなくて。


[視線で示す、手とか。]


『知らないのかな。“この”ケイトに聞いてみれば早い気もするけど。』

[彼女の記憶なら。]

『確信は無いよ、ただ、実際タイムスリップしたなら。』
      『僕を見て平気な人たちが居るとは思い難いね。』

[くすり、と自嘲う。]

『あ、あ、そうか。』

[一笑に付された、知らない。
 なら用具室もわかるか、どうか。
 バーナバスの体毛は、気に留まら ない。]

『それとも今なら、見取り図とか、残ってるのかな。』



 ああ、手……

[見た。
 人間の手…にしては、もう、かなりふさふさだった。]

 ……増えたな。

[ぼんやり]



 見取り図、というよりも見に行ったほうがよかろう。
 


…――
 そう、知らない可能性が、高くて。
…一応、聞いてみるか。

[緩やかに1つ瞬く。]

――…、…タイムスリップよりは
記憶の幻影、と謂ったほうが…
幾らか合点がいきそうだ。

[自嘲を見、少し眼を伏せて]

見取り図か。…学校案内とかに乗ってないのかな…


……――

  ……それが、異変か。お前の

[ふさふさと、けもののような手。
大丈夫かなど 聞けるはずもなく。]

…――

[小さくため息をついた]




…そうだな。学校散策、か?

 


【人】 用務員 バーナバス

[とりあえず、日誌にもあった用具室を探してみることにする。

 セシルやフィリップ、グロリアには軽く手を振って、また階下に向かった。
 用務室に鍵はあるだろう、きっと。]

 →用務室

(98) 2010/03/05(Fri) 13時半頃

[答えながら]
[気配が少ない]
[それに 気づいて]

[ディーンは メアリーは ]


[居ない]

[もう居ない]


[甘さに飲まれた虚ろな記憶の中で、交わされていた赤色会話がぼんやりと浮かんでは消える。]


【人】 用務員 バーナバス

― 南棟一階 ―

[一階に下りると、今度は別の生徒が駆け寄ってくる。]

 探しました!正面玄関に蛇がいるんです。追い払って!!

[は?蛇?
 そう聞き返す間もなく、引っ張られて、玄関まで連れていかれる。
 そこには結構なサイズの蛇が…とぐろを巻いていた。………。]

(100) 2010/03/05(Fri) 13時半頃


 なんか、お前が好きそうなのがいるな。

[蛇みて思い出すのが触手というのは、何かおおいに間違ってた。]


『まあ、知らないなら、知らないで。』
  『当たる相手を変えれば いいって、ことで。』

[例えば その“せんせ”とか。]

『……だよね。まあ、本当に彼女の記憶化は 保証出来ないけど。』

[学校の記憶かも痴れに、闇の記憶かもしれない。
 その辺は今答えが出ようもないので、横に置いた。]

        『そだね。』

見てまわる、それに賛成の意を見せる。]




  …どういう意味だ


[ろくでもない連想をされた気がして
声がとてもとげとげしい。]


[異変 言われて、バーナバスを見て。]

『ハゲそうにないね、よかったね。』

[軽口。
 戻れたら、元に、なんて希望はもう――抱きたくない。
 彼が去ってから。]


       『何が居たの。』

[答えが聞ければ笑いを噛み殺すか。
 仲間も ―― も 居なくなっても笑える  狂気。]


…、「せんせ」、を見つけたいが
先生 は いっぱいいる か。

……――、

[さてどうしたものか。]

…探るしかないな。
…体調不良で抜け出すか?

[ふと、言葉途切れ。
記憶を辿る。――5個も目が増えちゃった]

…、――
  ……―― 

[減っちゃったね]

……―― 、ぁ


…、
    ……、


 ……、  


    [――――  いない。]


…ああ、…そうか


           いなく、

    なった、 のか

おに、…ふたり





           『うん。』


『でも、向こうには皆居るし。』


[少なくとも彼は、自分が殺した。
 もう  戻れなかった から、と。
 闇 が覆う。]


              『よかったのかも ね。』


『クラスの人に、ケイトがそう呼んでる先生を訊く、とか。』

[どうかな、と。
 何となく直接本人に、聞き辛いと思うのは。]


『ン、そうだね。』

[体調不良で、と言う声に同意の気配。]



 いないのか?
 ディーンに、あの、子。

[蛇を見つつ……]





  もう君たち…
  仮病の相談は先生に聞こえないところでしなさい。



[携帯を閉じると 立ち上がる。]

『と言うわけで、行って来る。』
            『何か、北棟の一階に会議室があるんだってさ。』


『結構改装入ってるみたいだね、階も増えてるし。』




『仮病も病気だよ、センセ。』


[教室を出た所、これから逢う人物を思い出して。]

            『そうそう、これからキャロライナに逢って来る。』
『彼女、おっさんのビー玉が赤いって、言ってたよ。』

『良く、知ってるね。』

[正しくは黒の印なのだが、彼女が覗き見る範囲までは知らない。少なくとも、バーナバスのビー玉は、赤で合っている。]


【人】 用務員 バーナバス

― 正面玄関 ―

[蛇はさてどうしたもんかと思っていると、生徒たちはHRの時間なのか、去っていく。
 通りすがりの先生も頼みますよ、といなくなった。]

 じゃ、追い払うかね。

[玄関にあった箒を手にとって蛇に近寄ると、……唐突にそれは……。]

(112) 2010/03/05(Fri) 14時頃

皆、 いる……


  [みんな。ふたり。ピッパ。ジェレミー。
  きこえた、それから、――だれ]


 (鬼を連れて)


…――…、 わから、ない。
……そう、なんだろうか。





  ビー玉が赤い……
  キャロライナ……


…。……?

 

    先生?



[――様子がおかしい、と不思議そうに]



 あ
 


嗚呼、北棟――あそこ、古いんだな。
……二階建てだったなんて。


[立ち去る姿を、見送る。
矢張り体調不良といっておくべきだったか]


――キャロライナに?


     ――、…

赤、……


     [――“覗き見する、悪い子が居るよ”]


【人】 用務員 バーナバス


 [蛇が唐突に飛び掛って足に向かってきたけれど……。]

 ――……。

(116) 2010/03/05(Fri) 14時頃

[制止する担任。成り切っているのか。
 ともあれ。]

『セシル、フォロー頼む。』
        『って、何、……センセ?』


        [低い 短い 声。]

                   『?』



 あれ
 




…、――
  ……、――

[鬼は、 鬼 を、  見つけて]

 バーニィを《覗き見た》…の、か

[あの子の心《あお》を砕いた、
 その欠片が自分だとは知らない
 しらない、まだしらない。]


 …嗚呼、わかった。

[フォローと謂れ頷くが。]

……?バーニィ?


【人】 用務員 バーナバス

[蛇が足に来たので、よけようとしたけど、瞬時噛まれたような気がする。

 で、反射的に引っつかんで、



 ぼっきり……。



 まるで、狼みたいな手がそれをぐしゃぐしゃにした。]

(117) 2010/03/05(Fri) 14時頃

用務員 バーナバスは、帽子の奥に光る眼が赤い。

2010/03/05(Fri) 14時頃



 噛まれたんだけどなぁ。
 




『そうみたい、だね。』
            『おっさんを覗くなんて、いい趣味してる。』


[見た理由は知らない。
 一瞬だけ、あの放浪画家のクラスメイトが過ぎったが
 闇に塗りつぶされていく。

 そして あお が壊れたことも、知らない。]


…噛まれた?

   っ、なに

 してる …!

[この世界にもやはり異変があったのか、と]





          『? 何に。』

 


【人】 用務員 バーナバス

[嫌な音をたてて、蛇はゴムのおもちゃみたいになった。両手はとても大きくゴツく、そして、爪が鋭くなっている。]

 ――……あえ?

[そして、噛まれたと思った足を確かめる。
 ツナギの裾をめくる。
 出てきたのは剛毛レベルじゃない、毛……]

(121) 2010/03/05(Fri) 14時半頃


 いや、蛇
 
 大丈夫なんだけど。




 それより、
 俺、鏡見たほうがいいかもなぁ。

 [手もふさふさだった。]





  蛇にかまれた?
  それこそ保健室に、じゃなくて病院に、


[割と間の抜けた声に緊張感は感じられなかった。]

          『大丈夫なら、いいけど。』

[この世界で 噛まれたりしたら、どうなるのだろう。思いながら。]



『そだね、その無精ひげ、剃った方がいいよイロオトコ。』


[鏡を見たほうがと言う言葉に、軽口。
 身体の変質を気に留める様子はない。]


【人】 用務員 バーナバス


 あー

[同時に頭がまたぼんやりした。
 これがどういうことなのか。

 いや、簡単なことな気もする。

 生えてきているのは、ダークブラウンの……




 そう、身体は多分、まるで狼男のように……。]

(123) 2010/03/05(Fri) 14時半頃

用務員 バーナバスは、帽子を取ると、やっぱりそこもふさふさだった[11]

2010/03/05(Fri) 14時半頃



 無精ひげ……

 ああ、無精したから、こんなになったんかな。

[思考が……]


用務員 バーナバスは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 14時半頃


…  大丈夫

 なのか?…それ


……、

[病院に?出られるのか、出られるはずなく。]



 ああ、噛まれたけど、噛まれてないから……。

[それがどういう意味なのかと]
 




           『 …… ああ。』


[いつだか見た彼の剛毛。
 噛まれたのに、噛まれていない その言葉の意味を。]

――……

      『怪我がなくて、よかったね……?』

[闇 は、一瞬だけ揺らめいて、けれど。そう言った。]



 ああ、確かに痛くないなぁ。

[声もなお低く、響くような……]


【人】 用務員 バーナバス


 ああ、いかん、こんなことより、
 用具室をさがさんと……。

[そして、ゴムみたいな蛇をそのまま放って、用務室に戻っていく。]

(127) 2010/03/05(Fri) 14時半頃

用務員 バーナバスは、廊下を狼男が歩いていく…。**

2010/03/05(Fri) 15時頃


――、…

   …バーニィ…?

[おかしい。おかしい――なにか、おかしいのだけれども]




  …… …いたくない… 

  [ 低い声 ひびく ふるえる ]




         『どうしたの。』
                『…… いたいの?』


 




  だいじょう ぶ
  まだ、心配してくれるの…?

  [ やさしい子 ] 

  [ 気配は かすかに 微笑む ]
  


――、

   せんせい。





     『センセは、いつだって、心配だよ。』

       『あぶなっかしー、じゃない。』




  もう。
  ――…もう、先生にまたそんなこと、言って。


[少しだけ 冷たい 声音。]

『覗き見の子  鬼 が解るって言うよりも。』


          『赤 いのが わかるん だって。』


『それで、その人たちを説得して ケイトに協力しないようにしてもらって』


               『遊びを止めさせるんだって、さ。』




『…… 心配 だよ。』



[このまま 闇 に飲まれて消えてしまったら。
 貸す手も今は 闇 の向こうで。]


                おっさん、しっかり、してよね。


[セシルはまだ、大丈夫そうだと。]


――、…

      …、

  ――気にかけるのは 多分

…立場、…関係、ない。


  だから、 …、先生。

気にかけたら
…気にかけられておいて ください


[嗚呼。らしく、ないと 思う。
言葉が、聞こえる。覗き見の子。キャロライナ。
紅いのが、わかる。 どういうことなのか。]


…遊びを

   とめる


[その意味は。]

       ……――


 ――死、



[――しねってことですか、
と、叩きつけた言葉 が、]



  セシル君にまで言われちゃった。
  君、変わったね。



            ―――…ね、お願い、2人とも。
                     こわれないでね**                                          


――…、


  [変わった、  という 言葉に]
  [――― 沈黙が、]


       ……  わかりません


 いえ


   …、きっと、

(お節介が伝染ったんだ。)

  [――声にならない。]


―――

   ……、…


[こわれないでね]

  [こわれないで。――嗚呼]

[わからない。]

  [わからない。わからない。]





    [担任の声には ただ、微笑む、空気だけ。]
 


[死ね、と 言わずとも。
 思っているのか、と。]

『そうだね、仕方ない、仕方ないよね……。』

                『でも、見つけるのは 鬼 だから。』




『皆 みつけて 送ってあげよう。』


[   皆 を    そうすれば  さびしく ない から   ]


[闇から声が

   聞こえた。 聞こえ、]


 …――嗚呼、

     …… さみしくは


[おにさん、  こちら。  手の、]
[おに、 はんぱものの、  おに ]
[力のない、 鬼は どうして   ]

[かえるばしょなんか、 ない  のに]




  ……、   ――


[――ないのに。]





              『皆』  


            *『送ってあげよう』*


…、
   ……用具室は

 北棟にある、みたいだ。
 




   ……、チャールズ「せんせ」…

 



  ……彼女の夢の住人に、
  なっていてあげたかったけれど。

  そう、そうね。
  探さなくちゃ、早く…



  ……用具室は北棟、ね

              そしてあの せんせ……                 




   だって。

     この夢は

  2月25日《今日》

     終わる夢なんだ。


…――
    そう

  あれが

     「せんせ」  か


[せんせ  は  きらい]
[「せんせ」 は ――きらい。]



 ……――。






  ――…あの人と話、できるかしら。追ってみます。



――…、はい。
 お願いします。
 
 


【人】 用務員 バーナバス

― 用務室 ―
[鍵保管庫の位置は変わっていなかった。
 そして、そこにはちゃんと用具室の鍵があった。]

 ――………

[ただ、その前で男はぼんやりしている。
 ふと、窓を叩く音がして、振り返る。]

 どうした?

[そこには生徒達がにこにこしつつ、飴玉ちょーだーい、とねだってきた。
 ふと見ると、でかい飴がつまった瓶がある。]

 そしたら、草ちゃんと抜いとけよ?

[そんな台詞が出て、生徒達に飴玉を渡した。


       っていうか、これは誰だ?]

(175) 2010/03/05(Fri) 19時頃


 誰だ?


            [自分が誰だろう。]





  ……誰が、誰なの?                          



 ああ、


      俺が誰だろう?
 




…――?


   …バーニィ?


【人】 用務員 バーナバス

[ちょっと混乱する。
 自分だけど、自分じゃない誰かのようだ。

 まるで、この学校の用務員のようだ。]



 あれ?



[いや、それは正解じゃないか?]

(179) 2010/03/05(Fri) 19時頃

用務員 バーナバスは、ぼうっとしたまま、用務室に、いる。

2010/03/05(Fri) 19時頃





  バーナバスさん、しっかり。



 あ、はい、

[その声にちゃっかり反応する。]

 大丈夫です。覚えてます。

[姿勢を正した。]




  ……、もう。

  口だけだったら許しませんよ。



 いえ、大丈夫です。
 
[そこんところの回答は早かった。
     が、声は低く響くものになっている。]


【人】 用務員 バーナバス

― 用務室 ―

 はぁ……

[今わかること、
 用務室を探すこと、
 ケイトを探すこと、
 見せろといわれたらビー玉を見せること、


       を忘れないこと。]


 ――……


[ぶつぶつと狼男はそれらを繰り返している。]

(190) 2010/03/05(Fri) 19時半頃

用務員 バーナバスは、ぼんやりしたあと・・・ぐるる・・・と喉が鳴る。[12]

2010/03/05(Fri) 19時半頃


用務員 バーナバスは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 19時半頃





  ――……、こえ が 少し、
  ほんとうに、だいじょうぶ、ですか?



  …、――


[なにか、おかしいと 思うのだけれども。
形にならない。]





 ――いやらしい感じの人。
 絶対腹黒いわよ、タヌキだわ。

 [不機嫌そうな声がぶつぶつ]


【人】 用務員 バーナバス





  ――……肉が食いたい。


           [ぽつり]

(195) 2010/03/05(Fri) 20時頃


   ……、
  ……?

    件の「せんせ」 …ですか?



 お、俺は、いやらしいですが、
 嫌わないでください。

[盛大に勘違いしてます。]


【人】 用務員 バーナバス

 ってぇ、いかんいかん、探さなくちゃだ。

[そして、立ち上がると、びり…と何かが避ける。
 見ると、服が……


 服の中で腕が膨れ上がっている。
 触ると、硬い硬い、筋肉と皮………そして、剛毛………。]


 ――……ぐるるる

(200) 2010/03/05(Fri) 20時頃

【人】 用務員 バーナバス

[なぜか喉が酷く下品になった。自分で吃驚する。
 だけど、それもすぐに忘れた。]


[そして、用具室用具室と繰り返しながら、部屋を出る。
 そして、廊下から中庭を見た。そこにはキャロライナとミッシェルの姿があっただろうか。]

(204) 2010/03/05(Fri) 20時頃

……きたわ。

お手伝いしてほしい、ですって。



[――ぴくり  と反応するが、今はそれだけ]


【人】 用務員 バーナバス

― 南棟一階廊下から中庭を見つつ ―

あー、見覚えある連中だけど、




         誰だっけ?


          [明らかに症状は進んでいる。]

(210) 2010/03/05(Fri) 20時半頃

用務員 バーナバスは、理事長の孫 グロリアの顔と声だけは忘れたくない。(02)(

2010/03/05(Fri) 20時半頃


放課後、北棟の東階段下。
そこで待ち合わせだって。
隠れて待ち伏せでもする?


――って、そうそう。
セシル君とキャロライナさんが喧嘩したって、
あの子飛び込んできたわよ?どうしたの?**




――って、何言ってるんですか。
あなたの話じゃありませんってば、もう。


……ほんとうに、だいじょうぶ です か? 
 [ こえ には 不安の色が 滲んだ ]



 ――………

[大丈夫じゃ、なさそうだった。]


【人】 用務員 バーナバス

― 一階廊下→学食 ―

[そして、狼男は、そのままふらふら学食のほうへ移動する。
 入ると、恰幅のいい女性が、あら、今日は早いんですね、と笑いかけてくれた。
 こんなに毛むくじゃらなのに、いい人だと思った。(向こうからはただの用務員に見えてるなど知らない)]

 ――……ぐるるる

[そううなっただけなのに、はいよ、と何か定食が出されて、
 大人しく座る。

 箸を取ろうとしたら、折れたので、そのまま手づかみで食べた。]

(235) 2010/03/05(Fri) 21時半頃


 がうがう
 


用務員 バーナバスは、手づかみでべちゃべちゃ汚く食べている。がううううう

2010/03/05(Fri) 21時半頃


…狼って、もしかして…


【人】 用務員 バーナバス

― 学食→畑・北棟方面 ―

[飯を食べたけど、何だか足りなかった。
 だけど、恰幅のいい女性からは、ここまで、と追い出される。]

 ぐるるるる……

[そのまま、北棟方面を目指してユラリと歩きはじめる。帽子の奥の眼はすっかり赤く、服はところどころ裂け始めている中からでてくるのは、肉食動物のような肉付きの毛深い表面。]

 がうううう

[いつのまにか、顔も様変わりをはじめているだろうか。]

(242) 2010/03/05(Fri) 21時半頃

用務員 バーナバスは、中庭にいる連中には目もくれてない。

2010/03/05(Fri) 21時半頃



 いま、うなり声、みたいなの

 ――…バーナバスさん、だいじょうぶですか? 
 



 ぐるるるる   がるるるる
 




  ………!


な、ん


…バーニィ…!?


【人】 用務員 バーナバス

― 畑 ―

[畑につくと、しゃがみこんで植えてある苗を眺めている。
 やがて、間引きのような行動を取り始めながら、そのまま縦断していく感じ。]

 ぐるるるる
 ………うううううう

(254) 2010/03/05(Fri) 22時頃

用務員 バーナバスは、まるで帽子をかぶった狼男そのものだった。

2010/03/05(Fri) 22時半頃



 うううううう
     うううううう

          んがぁ……
 




バーニィ!!!


 





  バーナバスさん! 聞こえてますか!


【人】 用務員 バーナバス

― 畑 ―
>>257

[畑をかき分けながら、
 目的を果たそうと、
 もう、溶けた頭で、それでも…だったのだけど、
 行動はもう、生ける亡霊のようなものだったか。
 言葉も出ず、ただ、さまよい始める思考と身体。]


(俺は、誰だっけ……)


[自分がわからなくなった。だけど……
 飛び出してきたその女性のことは、

 どこかがまだ覚えていて、

 動きが止まる。]

(261) 2010/03/05(Fri) 22時半頃




  み、みんなついてきちゃった……
  セシルくん……

  [ おろおろしてます ]


【人】 用務員 バーナバス

 ―――……んがぁ

[丸い丸い背、帽子の奥の眼は赤く光る。]

(263) 2010/03/05(Fri) 22時半頃



      る……がる……


[グロリアの姿を見れば、ぴたりと動きは止まるけど。]



―ぇ、
            あ

  [死を、しってから、 間が]

  ……、こ、まりました。
     なんとか、正気には戻さない  と。




 そ、そうよね。
 正気に返ってもらわないと。

 ……まだ、まだ こわれてないよ ね……?


【人】 用務員 バーナバス

[恐れもなく近寄ってくる女性に、
 触れられた時はぐるると喉が鳴ったけど、

 それは、むしろ、威嚇ではなく]


 がるるる


[いつのまにかにふさふさと生えていたダークブラウンの尻尾が揺れる。]

(268) 2010/03/05(Fri) 22時半頃

用務員 バーナバスは、理事長の孫 グロリアにくるるるる・・・

2010/03/05(Fri) 23時頃



 うう

    うう


      うう


[ぼんやりと、 そら を眺めていた。
 たかい  たかい  あおい そら。

 光 が 闇 を作って。]



                 何やってんだよ   ばか。




[聴こえてきていた 唸り 声 に。]



 わ、

   わりぃ   こ


 だ   れ    だ?


バーニィ、


 [動揺のこる、声で]


 ……  しっかり、 しろ。


【人】 用務員 バーナバス

[そして、少し落ち着いただろうか。
 眼の色だけがすうっとアッシュグレイに戻る。]


 ―――………


[そして、撫でてくれるグロリアをじっと見つめて…]

(278) 2010/03/05(Fri) 23時頃


 お  に

        みつけて  るの


  だ   れだ?

[だって、この連中を護らなきゃだから]


[首を振るう、今まで 聞こえて来た情報を整理する。]


           『チャールズ せんせ か。』


[自分が 担任を呼ぶ 呼び方に似ている。
 日誌で見た内容。椅子の準備など遅くまでかかるはずもない。

    闇 は  さらに 濃く 。]




『送るかい? あの子。』
          『でも、ねえ。送るなら。』



                  僕がやるよ。


【人】 用務員 バーナバス

[でも、何か、不穏なことを言っている口調はわかったかもしれない。>>279>>280]

 ぐるるるるる……

[ふと、グロリアから視線を逸らし、ミッシェルに向かって威嚇をはじめた。]

(284) 2010/03/05(Fri) 23時頃


 がる………

        わりぃ   こ

    わりぃ    こ



    悪い子、…――


 [わるいこ。おにを、見つける悪い子。
 そう、なのか。どうだろう。
 勝手にしろ、と言葉を投げつけたあの、]


   …、お前が?


[送る、と謂われれば。そんな風に、問うて]


【人】 用務員 バーナバス

 どこ   だ     ぁ


[顔も伸びて、狼のそれに変わっていく……。]

(287) 2010/03/05(Fri) 23時頃

 
『そうだね、―― 悪くないとでも?』
           『僕らだって……好きで鬼になったんじゃないのに、
                     彼女たちは自分たちだけが被害者とでも言いたげで。』

[まるで悪者のように。
 冗談じゃない。]


『ゲームに乗りたくなきゃ死ねばいいじゃないか、
                 ラルフみたいに。』

『なのに鬼を探して 協力するなと言いながら』


                  『心の中では死ねって思ってるんだ。』



   おちついて、見つけたのは、
         
                  蒼、よ……              


 あ
          お


   あお



       あおが  わりぃ  こかぁ



『…… お互い様 さ。』


[だけど、でも。]

                   『俺はもうディーンを殺した。』

                  『簡単さ。』


[鬼が勝って。鬼が勝とう。
 戻れた時の為に。その時の為に。

 汚すことなんて、無い。]


用務員 バーナバスは、身を震わせると、服はまた引きちぎれ……。(01)

2010/03/05(Fri) 23時半頃




   ……ッ いいよ!!

              お前は、ばかに戻ること考えろよ!


[たのむから。]


用務員 バーナバスは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 23時半頃


【人】 用務員 バーナバス

[もう、すっかり獣と化した身体。
 グロリアから身を離すと両脚を地面につける。]


 ぐるるるるる


[そこにいるのは、もう人じゃなく、大きな、ダークブラウンの毛を持つ、狼。

 うなりとともに見える牙……
 そして、眼の色も赤く変わっていく……。]

(295) 2010/03/05(Fri) 23時半頃

嗚呼、……
   …――「ケイトの手先」呼ばわりだったか

           …、――

  …、――ケイト も  違うのに
           ……、酷い言い草だ な

[――でも自分は何も。半端に。力なく。]

  ……バーニィ、 …やめろ

…、 …戻ること、…考えろ…!




            『ケイト…… 似てるな、セシル。お前にさ。』


『お前になら、きっと……解るんだろうなあ。』


[似てる、と思った。
 自分にも、でも、きっと違う。
 過去に来て、彼女は人の中で笑っていた。
 だから――。]


【人】 用務員 バーナバス

[そう、もう獣と化した存在は、
 言葉の意味はわからない。

 ただ、そのものが自分を、



       いや、鬼を……どう思っているのか。


 反応に敏感に俊敏に……



             獣はミッシェルのほうへ、ゆっくり近づいてくる。]

(299) 2010/03/05(Fri) 23時半頃



          … …センセ。


[この男の鍵は恐らく彼女だから。]

『頼んだ。』



             『俺は、あのコ送りに行って来る。』

『異論、あるなら、聞くよ?』


『あ、セシル? セシルにはケイトを頼む。』


――似てる


   …――、…


[似てる。何処か、似ているのだと思う。

鬼、は

多かれ少なかれ、“彼女”に似たところがあるものと
“彼女”が強く、想うた欠片を持ったものが
選ばれたのでは、ないかと――]


【人】 用務員 バーナバス

―畑―

[グロリアやセシルの制止もその耳には届いてはいなかった。
 ただ、使命を感じて、
 己の使命を感じて、牙を剥く。]



[コイツラヲマモル
  オニダロウガナンダロウガ]

(307) 2010/03/05(Fri) 23時半頃

    …、さっき、先生の声で、
少し、おとなしくなった。


――、あの、キャロライナのところに、は
……ドナルド、が


[いるのでは、ないかと。そう。]


…、――   ケイト。


[走り去ってしまったままの彼女。
時間は迫るか。]




『ああ、 どうしようか。もうパメラは居ないしなあ。』

[彼らの事は知らないし、彼女の言ったあいつ、も彼のことだとは知らない。]

『…… それ なら』

[絶望の色濃い彼女は自ら消えるのでは。
 それなら、その男を   と 思って   闇 が止まる。]


[一瞬 弱まった 闇 は 反動のように、色濃さを増して戻る。]


『どうしようかな、呼び出せば来るかな。』

                   『力の事を話すなんて、信用されてるみたいだし?』

[くすり、くつり、歪んだ わらい。
 どうせ 傷つけるしか出来ない自分だ。

 その信頼は 必要ないよと 教えてあげようか、と。]


用務員 バーナバスは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 00時頃



  ……  、 っ、…

      [闇の声が聞こえた気がして、
             背が冷える。ドナルドは、

          駄目、だめだ、]

 [形《こえ》にならなければ 口にすることは、ないけれど]





 『…… どうしようか、誰にしよう。』

                   『別に僕は誰でも構わないよ。』


[鬼が勝てばいい。
 もう ケイトを見つけて、出来るだけ皆で、なんて浅はかな望みは 抱いてない。]


                 『……    ね。』


『バーナバス』、あんたの声が聴こえないよ。


[どうしたの。
 少し、少年のような声音は、困惑と不安の、色。]


【人】 用務員 バーナバス

[そのとき、ふと、また立ち止まる。
 でも、もうその歩みが二足になることはなく…四本の足を持つ生物であることは変わらない。]

 ぐるるるるるう、ガァッ

[そして、威嚇 威嚇 威嚇]

[ミッシェルに、オスカーに、マーゴに……。]

[鋭い牙の口をガァアアァッと開けて……。]

(317) 2010/03/06(Sat) 00時頃

用務員 バーナバスは、服が感zね

2010/03/06(Sat) 00時頃


用務員 バーナバスは、服から、ぽろりとガラス球が落ちる・・・

2010/03/06(Sat) 00時頃




   あお を   キャロライナさん を……

      [ ふるえる こえ ]

   あのこが きえれば もどってくれ る … ?


【人】 用務員 バーナバス

[落ちたガラス球は二個……]



[ひとつは透明な淡いピンク]




[ひとつは、血を固めたような……赤。
 曇りガラスのような触感のその中に、黒い星が不気味に広がる。]

(319) 2010/03/06(Sat) 00時頃



[覗かれたから?]

         ――バーニィ…

             [蒼が、  覗いたから?]

[震える声が、沁みるよう]


(あお  は  わりぃ こ)


【人】 用務員 バーナバス

[ふと、ひびく


 あおはのぞきみのわりぃこ


いや、ほんとうはべつのことばだったか



     いや、関係ない



  俺はあいつらをまもるから]

(321) 2010/03/06(Sat) 00時頃



『…… そうだね、あの子は。』

                 『バーナバスを』


             『ケイトの手先だなんて 言ってた。』


『悪者みたいに。』


[違うのに、違うのに。
 こんなに 闇 に囚われても 尚 優しいのに。

 護る って ばかな こと 言うくらい。]
 


【人】 用務員 バーナバス

[そして、また眸が紅く染まっていく……。]



[獣は、もう、人じゃない、から……。]

(325) 2010/03/06(Sat) 00時頃


  ばかやろう、


           もどって、 こい…!!


【人】 用務員 バーナバス

ガァアアアアアアゥゥゥゥゥ


[奇数:ミッシェル 偶数:オスカーに向かって、歩きだした。47]

(327) 2010/03/06(Sat) 00時頃

用務員 バーナバスは、鋭い牙に唾液をたらしながら、うなり声をあげてミッシェルに近寄っていく・・・。

2010/03/06(Sat) 00時頃



 だめ  いや  

     や め て                   


    どうして
            どうして

     どうして 


         あの子達は 行ってくれな い の ?



  鬼

                  だから?

 


[担任の、泣きそうな、声。]

『あのこ たち?』


            『センセを困らせてるのは、だぁれ?』

                    『だぁれ。』


[低く   冷たく  闇 が  訊いた。]


[その人の言葉には少し、理性なのか、
 何かが戻る。]





がぁあああああ

    向こうに    いけええええええ

  鬼   なんて

         なりたくてなったわけじゃねぇえ

     先生は

         だれよりも

       やさしいひとなんだぁあああああ





                 …… ッ   。

 


【人】 用務員 バーナバス

ガァァアアアアアアッ

[ミッシェルの傍までくると、その顔に向かって大きな口を上げて、咆哮をあげた。]

(337) 2010/03/06(Sat) 00時半頃



 むこ  うに


               いけええええ
 




 
   ……――!!!!



 




   鬼じゃない子 た ち … みんな                                                              



  わ た し ?
      
      ち が う  わた し だいじょう ぶ 

   だ か ら   い い の  

       あ な た も    ここ か ら    に げ    て                                


【人】 用務員 バーナバス

[赤い眼が、鋭い牙が、低く吼える声が、
 きっと、周りには狂った狼にしか見えなかったろう。


 鼻によるしわが、もう人間の顔を失った輪郭は、
 紅い紅い眼は、



 ………。]

(342) 2010/03/06(Sat) 00時半頃

[鬼じゃない みんなが。]



             『そう ……    そう。』


[鬼 だから  鬼 だから。 鬼、だからなのか。
 バーナバスの 慟哭(こえ) が 頭の中残響している。]





 おれはばかだけど、
 まもるんだぁぁあああああ




[それは先生を、フィリップを、セシルを]


【人】 用務員 バーナバス




[そして、一瞬時間が止まったかのようにも思えたのは、

 きっと同時にすべての刃物が己に刺さったから]



 

(345) 2010/03/06(Sat) 00時半頃

【人】 用務員 バーナバス



[そして、紅い紅い、あのビー玉のような鮮血が、それぞれから噴出す……。]



 

(346) 2010/03/06(Sat) 00時半頃




         …ぁ



 


【人】 用務員 バーナバス

ギャアアァアアアァアアアッン!!

(352) 2010/03/06(Sat) 00時半頃

【人】 用務員 バーナバス








[そして、狼はもんどり打って倒れる。]

(353) 2010/03/06(Sat) 00時半頃




    ………ゃ、ぁ ……





    [驚きに 満ちた 声。]


                   [何が、 問うことも、できない。]


【人】 用務員 バーナバス


[大きな身体から噴出す血の量は、勢いをなくしても流れつづける……。



 そのビー玉と同じ色、
 同じ色の池がどんどん広がって……



 獣の身体を濡らしていく……。]

(356) 2010/03/06(Sat) 00時半頃

ああ  ああ  ああ


              いでえええ
 




 いでええ

           いでええ


    いでええ


         ああ  ああ   はは


 いでえ  はは  はは


     はは  はは





               ぅ


         あ

                      ア゛

 や


【人】 用務員 バーナバス



[獣は即死はできずに、
 血が身体からなくなるショックに

 びくびく痙攣した。]

  

(361) 2010/03/06(Sat) 01時頃




  さみぃ


              つめてぇ


     くれぇ




            ああ





    ケイトもこうだったのかなァ



   







 あと、ばかで   ごめん   なァ




  


【人】 用務員 バーナバス



[そして、紅かった眼はすうっとまたグレイに戻って……]



  

(368) 2010/03/06(Sat) 01時頃



    ぁ

                  いや

        だ

いくな

               いやだ

 


【人】 用務員 バーナバス





[最後に泣いてる人を視た。]



 

(369) 2010/03/06(Sat) 01時頃





 かえれると  いいなァ





 







おめぇらが  好きなんだ





 








 で、せんせいが 大好きなんだ






 





            … … ば か     や





                           


用務員 バーナバスは、痙攣がやがて、とまる。

2010/03/06(Sat) 01時頃





         なんで



 




『ああ  ああ   どうして』


            『お前は誰も 送ってないのに 殺してないのに』



         [ただ、 鬼 と言うだけの理由。]





           ――   ッ…!!


 





 
  ……わたしも、あなたが好きです。


【人】 用務員 バーナバス





[最後はゆるい表情になっただろうか。]





 

(376) 2010/03/06(Sat) 01時頃

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