人狼議事


65 In Vitro Veritas

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[カツンと響く、変な靴の音]

[時折響く、甲高い不快な声]

[その居場所は容易に知れた]

[落し物を探しているあの女]


――……ヨルを、返せ。

[その時コーダはまだ近くにいただろうか。
いたとして、聞こえただろうか。
今までに一度も聞いた事がないような。
酷く、冷えた、恐ろしい声色を]


[「何よ」と文句に開きかけた口に。
先ほど持ち出した……鋏を突き刺した。
ヨルと似てるけど似てない女の身体がビクンと跳ねて。
くぐもった汚らしい声で悲鳴をあげた]

うるさい……うるさい……うるさい!
お前のせいでヨルは帰ってこなかったんだ!
どうして!
ヨルは壊れてなかったのに!
お前のせいで壊されて!
捨てられたのか!

[悲痛な声で叫びながら。
言葉のたび、振り上げて、突き刺す。
女の柔らかな肉に、何度も何度も何度も何度も]


[真っ先に潰された喉は罵声も命乞いすらもさせなかった。
聞きたくない、もう聞きたくない。
ヨルとよく似た顔で、ヨルとよく似た声で。
ヨルを馬鹿にしたこいつの言葉なんか聞きたくない]

…………ヨル。

[もうピクリとも動かなくなった女の身体。
見開かれたままの瞳。
その周囲に、赤黒く染まった鋏を振り下ろす。
ぐりぐりと、ぐちゅぐちゅと肉を裂いて]

……おかえり。

[抉り出した眼球に微笑みかける。
いつもと同じ、優しい笑みを浮かべながら]


ニック!





[ヤニクといっしょに地下にきたか。それとも一人だったか。
 ともかく、そのときはヤニクと離れ、きっと彼は近くにいた。
 呼んだ声は、彼の耳には届いただろうか。]


 ――………ニッ………ク。


[彼の目には見える場所、だけど、ほかの者には視覚となる場所で。
 その穴だらけになった遺体を見ることとなるだろう。]





[ニックが取り出したその眼球。
 それは、あの頃のヨルの瞳の色を湛えている。]





   お前が、壊したのか?




[そう尋ねながら。**]


あいつのせいで、ヨルは壊されたんだ。

だったら今度は。

ヨルのために、あいつが壊されないと。


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/09/28(Wed) 12時頃


 ニック……。

[その言葉は、それまでのニックからは考えられないもの。
 だけれども、否定することはできない。


 あのモニタの中で、殺された自分と同じ存在は、
 壊れたかけたオリジナル、の犠牲になった。

 もし、オリジナルが死んでしまっていたら、

 壊されなかったかもしれないのに。
(そうなると、不要で処分されることなど知らない)]


【人】 さすらい人 ヤニク

─ 少し前 B1F転移装置前→B2F ─

 あー、動いてねーな。

[相手の顔も見ぬままにぶっきらぼうに答える。]

 非常口?
 なら、尚更下に行かねーとな。

[相手がついてくる来ないなどお構いなしに、階下へ向かう。

「手分けしましょう」
 そう言われた気がしたが、おそらくまともに聞いてなどいない。
 ただ、勝手に先行して歩いているので、結果的には二手に分かれる事になったかもしれないが。]

(20) 2011/09/28(Wed) 20時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/09/28(Wed) 20時頃




 ニック、お前が危ない……気がするんだ。


[そんなに優しい彼を、知っているから。]


【人】 さすらい人 ヤニク

─ 地下2階:廊下 ─

 あ"〜……ったく、胸糞悪ぃ!

[突然こんな場所に飛ばされて、あんな映像を見せられて。
 そのうえ、出口が見つからない。
 苛々は更に増し、矛先は、壁に貼られたままとなっていた色褪せたポスターや、錆びた消化器、枯れきった観葉植物の鉢に向けられた。

 やがて。
 手術室の前を通りかかった時。]

 ぅわっと……!
 なんだ!?

[出てきた女に驚いた。]

(30) 2011/09/28(Wed) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ……っと危ねぇな!

[舌打ちし、とりあえず数歩距離を開ける。]

 出口なら、俺も探してるトコ。

 あ〜、転移装置な。
 上のだったら動いてなかった。

 ところで、アンタ誰?

(35) 2011/09/28(Wed) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 あ〜、悪ぃ。
 多分アンタも見たと思うけど、あんなモン見せられた所為で、どうにも気が立っちまって。
 ったく、壊れたンならさっさと助けにこいってんだよな。
 俺、早く帰ってディスク見てーし。

[頭を掻きつつ適当に詫びる。
 移動するようであれば、自分には特にあてもなかったので、付いて行くことにして。]

 ……黒田フランシスカ?

 あ〜れ?
 フランシスカって、なんかで聞いた名前だな。偶然か?

(43) 2011/09/28(Wed) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 古ぃな。
 消化器とか、錆び付いちまってんの。

[眉根を寄せて振り返れば、蹴り飛ばされて転がったままのそれが見えるだろうか。]

 サロメ?

 ……って、あぁ!

[ぱんと大きく手を叩く。]

 そーだ!
 こないだ、演劇サークルの連中から聞いた名前だ!
 てことは、フランシスカって有名人なんだ。
 俺野球バカでさ、芸能人とかどーも疎いんだよね。
 わりわり。

[へらっと笑って謝るさまは、あまり申し訳なさそうには見えないが。
 ただ、彼女との会話で、若干ではあるが気持ちが和らいだ。]

(51) 2011/09/28(Wed) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ふーん、そんじゃ出られたら、俺、フランシスカのファンになってみよっかなー。
 なんて?

[そんな軽口を叩く余裕ができた頃に聞こえてきた、目前の彼女と同じ声。]

 手伝ってー、って、言ってたよな。
 なんか見つけたんじゃねーの?

 ま、とりあえず行ってみね?

(52) 2011/09/28(Wed) 21時半頃

[倉庫を出るとき、気が付かなかった。
 ニックがヨルの瞳を大事に持っていることを。

 気が付けば、それも、なんとか置いておくように説得したのに。]


【人】 さすらい人 ヤニク

 フランシスカ、結構色っぽいしねー。
 俺、野球も好きだけど、色っぽいおねーさんも大好き♪
 あーそうだ、俺は蛯江ヤニクっての。
 出られたら、まーヨロシクってーことで!

[これはあとで、演劇サークルの連中に自慢してやろう。
 まだ、危機感はその程度。]

 んじゃ、そーゆーことで。

[先に立って、声の方へ歩き出すが。
 近付くにつれ、嗅ぎ慣れないおかしな臭いが漂ってきて]

 なんだこれ。

(59) 2011/09/28(Wed) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 血?

[すんっと鼻を鳴らす。
 どこか厭な臭いであることは確かだが、本当に血の臭いだと確信できるほど、それを知っているわけではない。]

 ホントに血だったら、俺もあんまり行きたくねーなー。
 これ以上の厄介ごととか、マジ御免だし。

(65) 2011/09/28(Wed) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ……って、結局行くのな。
 つか行くしかねーか。

[溜息をつきつつ、角を曲がる。
 そこには、フランシスカにそっくりな女の姿があって。

 その周囲は赤くて。

 赤い中に、無惨な姿を晒しているもうひとりの女がいて。

 それは、自分のよく知る人物で。]

 雪織!!!?

(70) 2011/09/28(Wed) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 おいっ! 何だそれ! お前がやったのか!?

[フランシスカのクローン……16号に向かって怒鳴る。
 掴みかからなかったのは、理性というより、血が付くのが嫌だったから。]

 おい何だよ、こんなトコに飛ばされた上に殺人事件に巻き込まれるとか、今時B級ホラーでもねぇよ!!

(74) 2011/09/28(Wed) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ゴミって、手伝うって……何ワケのわかんねーこと言ってんだ!
 そいつは雪織ヨーランダっつって、俺の大学の同期!

[ゴミみたいな女だが……という言葉は呑み込んで。]

 んじゃ何か、アンタが殺したワケじゃねーのか。
 だったら、誰がやったってんだ?
 こん中に、殺人犯がいるって事か?

[ぐるっと見回す。
 騒ぎ立てたせいか、だいぶ人が集まってきているようだ。]

(92) 2011/09/28(Wed) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ……チッ!

[ベネディクトに窘められ、不快感露わに舌打ちする。
 だが、死体をそのままにしておくということに関しては、とりあえず同意を示し。]

 ま、そーだな。
 勝手に棄て血待って、死体遺棄だ証拠隠滅だなんて訴えられちゃ、たまったもんじゃねーし。

[雪織だったものを一瞥し、また舌打ちして]

 けどこいつんち、くだらねー権力持ってやがっから、娘が殺されたなんてなったら、どうなるか分かったモンじゃねーぞ。

(111) 2011/09/29(Thu) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 まぁ、正直言っちまうと、こんな女、どうなったって構やしねーんだけどな。

[ぼそっと呟く。
 他者を見下してばかりいる、高慢な女。
 極力関わらないようにしていたため、自分に矛先が向く事は少なかったが、それでも不快な存在であることにかわりはなかった。

 もし、ここに誰もいなかったなら。
 無惨な死体を前にして、ザマアミロと嗤っていたかもしれない。]

(135) 2011/09/29(Thu) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[死体にシーツが被されるのを見ると、やれやれと嘆息し]

 なー、いつまでこんな気味悪ィトコ居なきゃなんねーんだ?
 もうこれ以上、ここいたって仕方ねーだろ。
 そんなことより、誰か、出口とか見なかったのかよ。

 つか、そういえばニックどこ行った?

[その言葉二、深い意味は何もない。
 ただ「いないなー」という意味の言葉なのだが。]

(148) 2011/09/29(Thu) 01時頃

[掃除をするって、
 掃除をされる?

 掃除って?
 掃除は、綺麗にすること?

 綺麗にすることって、
 いったい……。]


【人】 さすらい人 ヤニク

 お、いた。

[セシルのクローンに示された方を見れば、自分によく似た姿があった。]

 何やってんだあいつ。
 気味悪くて近付けねーとか?

[へらっと笑って一瞥すると、セシル(オリジナル>>153)の方へ向き直り]

 なんだ、あんのかよ。
 つか、動かねーの?

 それじゃ意味ねーじゃねーか……。

(157) 2011/09/29(Thu) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 定員オーバー?

[ベネディクトの声に振り返る。]

 だったら、何人かずつ分けて載りゃいいだけじゃねーの?
 まー動いてればの話だけどさ。

 いいや、とりあえず行こうぜ。
 誰か知ってるヤツ案内してくれよ。

(159) 2011/09/29(Thu) 01時半頃

[心の中に、何か悲しい気持ちが積み重なっていく。
 ニックとは、違う、きっとさみしさの……。


 ニックがみんなを愛してくれる優しい人物とすれば、
 コーダは、それとは違う、利己的な人間だ。



 そう、最後に深く、たぶん「愛して」しまった27番を、
 今、思い出してしまって、



 その部分だけが狂ってきている。]





   ――……苦しい。



[ぽつり、呟いた掠れた言葉。]


【人】 さすらい人 ヤニク

 行く行く。
 とにかく俺は、早くこっから出て外の空気吸いてーの。

 あーそうだ、俺はヤニクな。
 蛯江ヤニク。

[その場にいた者達にとりあえず適当に名を名乗り、セシル(>>164)について行こうとするが。
 ふらっとシーツへ歩み寄った人影へ、意識が向いた。]

 あれ、岩瀬さん?
 じゃねーや、クローンの方か。

 そいつ、寝てんじゃなくて死んでんだから、揺さぶったって起きねーよ。

[指を差し、つらっと事実を告げる。]

(177) 2011/09/29(Thu) 02時頃

[赤毛に寄っていく、自分、のように思えた。
 それは、たぶん、自分  


                   だ。

 それならば、その人は、その人ではなくて、
 その人は、自分……のオリジナル、なの    だ。]

 ――……

[でも、そう、思っているのに、
             まだ、諦めきれない、想い。]


【人】 さすらい人 ヤニク

 あー、一応同期。 だった。
 すげーイヤな女。

[まあそれは知ってるだろうけどと、肩を竦め。
 岩瀬のクローンに、振り向かぬまま言葉を返す。]

 さーな。
 殺されてから目抉られたのか、目抉られたから死んだのかなんて知らねーよ。
 そんなモンは医者か警察か犯人に聞けよ。

(184) 2011/09/29(Thu) 02時頃

[ふと、芽生えたそれは、
 一つの指針を…………。

 そう、それは、ニックと同じような想い。
 あの映像のように、ニックや赤毛や壊される。
 そう、殺されるなんて…。]


 守るよ……。

[小さく、呟いた言葉は、赤毛には聞こえなかっただろうけど]


【人】 さすらい人 ヤニク

 そこまで知るか。

[岩瀬のクローン(>>189)には、ぶっきらぼうにそれだけ。
 
 映像は、心臓の手術だったから。
 ならば心臓を奪われたクローンが死ぬのは当然で。
 けれど片目だけならどうなのか。
 映像中、説明はあったのかもしれないが、そんなに真面目に見ていなかった……手術のインパクトが強すぎたため、記憶にはない。]

 まーな。
 死んでくれて清々したって思ってるヤツも、少なくねーんじゃねーの?

[自分もそのひとりなのだが。
 そこまでは言わず、雨宮の後について行く。]

 おいニック、行くぞ。

[ニックには、一応そう声をかけるが、ついてきても来なくても、さして気にはしないだろう。]

(195) 2011/09/29(Thu) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― コントロールルーム前 ―

[促され、室内へ入れば、そこに転移装置はあった。
 けれど作動はしていなかった。]

 ふぅん、枠におさまれば、ね。
 んでそれって何人なんだ?

[訊ねつつ、手に装置に歩み寄る。
 そこに、定員の書かれたプレートを見つけたが。

 文字は掠れて読みとれなかった**]

(197) 2011/09/29(Thu) 02時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/09/29(Thu) 02時半頃



[いわゆる、レンラクがとれない、
 そして、鉄壁は壊せない。



 だけど、人は、




                   簡単に壊せる。]





         [ニックがやったように]


         


コーダ。
僕は、皆を守るよ。
僕らは、クローンじゃない。
僕らは、僕らだ。
だから、壊されたりなんか、しない。

壊そうとするなら……こっちが先に、壊してやるんだ。

[囁かれる声はしかし凛として、決意の強さを示していた]


― 回想 ―


[その遺体の検死がはじまるとき、
 リーネの声が届いたような気がした。

 そして、ヨルの目の在処、



 ニックを見やっただろう。]




[そして、ニックが密に囁いてくる言葉に、瞬いた。]

 ニック……

[笑顔がよく似合うと思っていたその顔を見返しただろう。]

 お前は、強い……。

[クローンではないと、そういえる、そして、生きるためのみんなが生きるための方法を提示する彼が眩しかった。]


【人】 さすらい人 ヤニク

─ コントロールセンター ─

 旧型?
 うわーマジか。
 そしたら、他になんか見つけっかしねーと、全員脱出っての無理っぽいってことじゃん。

[言葉にあまり危機感がないのは、ごく自然に、思う事があったから。
 全員は無理としても、まあ半分くらいなら余裕だろうと。]

 まーそしたら、他のヤツらにもそのへん言っといた方がいいよなー。

(302) 2011/09/29(Thu) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 まあ、そうなんじゃね?

[ニックの呟きに、しれっと答える]

 だってなー、俺らいなかったら、お前ら生まれてなかったわけだし。
 俺らになんかあった時のために、お前らいるんだろ?

 ま実際、事故だなんだで即死しちまった人間のクローンがどうなったかなんて、俺にはワカンネーけどさ。

[それより、他の人達を捜そうと、コントロールルームを出ようとする。]

(307) 2011/09/29(Thu) 22時半頃

[これはいつの言葉だったか]

ねえ。
コーダは……誰かを、守る?
《その為に、誰かを、壊す?》


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/09/29(Thu) 23時頃


 守るよ。



 今一番、壊されそうなやつを。

 あいつの目を……。

[赤毛の目のこと、思い出す。]


 いまはな。


[それはまだ、牧野の話を聞く前の話]


[自分は、大きいヨルを壊した。
そしてヨルを取り戻した。
他の皆も、等しく大事で。
だから守る為に。
壊される前に。
壊すことは、厭わない]

[ただ、あの時壊すのに使った刃物は。
コーダが、どこかに仕舞ったから。
今度は、コーダがあれを使いたいのだろうかと。
そんなことを、考えて]


【人】 さすらい人 ヤニク

[自分の態度に、ニックはどんな反応を示したろうか。
 尤もそんな事、さして気にはしていないのだが。

 ひとまず、廊下を出ると、人の声のする方へ向かう。]

 おーい。
 転移装置、なんか旧式の、いっぺんにしか送れねーヤツなんだってさー。

[既に知っている者もいるだろうが、一応そう伝えておく。]

(320) 2011/09/29(Thu) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 どーやってって?
 そんなの、男と女がセックスして、妊娠してーに決まってんじゃん。
 何の為って、そりゃ、人生楽しむため?

 違うだろ。
 だってクローンっつったら、コピーだろ?
 ゲームで言うなら、残機? いや、何か違うか。

[そんな事をニックに話しながら。
 まず見つけたのは、フランシスカと、岩瀬と岩瀬のクローンだった。
 岩瀬のクローンが何かを懇願したり、困惑したりに見えたが、何の話をしているのかは聞こえなかった。]

 なー、そっちは何か見つかったりしてんのー?

[緩く手を振りながら近付いて行く。]

(335) 2011/09/30(Fri) 00時頃

[この先、クローンと呼ばれる自分たちの中で、
 一番最初に、あの映像のようになる者。

 やっぱりそれは赤毛だろうと思う。

 そして、移植できる人物もここにはいるらしい。
 しかもそういう場所、であるらしい、ここは。]

 赤毛のこと、守らなくちゃ…。


[赤毛は大きい、だから、オリジナルのその人も近寄ってはいないけれど、大きいのだろう。
 その人を壊すためにはどうすればいいだろう。

 ああ…。

 そういえば、聴いたことがある。
 クローンの中にもイタンシャがいたと。
 自分の身体を壊すペナルティ、犯すものがいたと。

 首にひもをつけて、ぶらさがったらしい。
 そしたら、動かなくなって…

 そんな年長者の話。]


― 一人になったとき ―

[映像を思い出す。
 そして、ニックの言葉も思い出す。

 そう、壊す前に、壊す、そんな気持ちがないといけない。



 オリジナルは、きっと、
 それでも、何かあれば、クローンが死ぬのはしょうがない、と思うような気もするから。]


【人】 さすらい人 ヤニク

 食料!
 あー、そういえば腹減ったー!

[ディバッグの中には、今日に限ってお菓子の類は何もなく。
 言われてみれば、やたら空腹な事に気が付いた。]

 ……あんま美味そうじゃねーな。
 つか、こんだけ?

[駆け寄って、食料を見てぼやく。]

 全員分は足りねーよなーコレ。

(357) 2011/09/30(Fri) 00時半頃



[なんてきれいなんだろうか。]


[ああ、なぜ]


[自分は、彼じゃないのか。そんな、そんなことを]


【人】 さすらい人 ヤニク

 そっすよねー。
 こんな量じゃ、ンな大人数で分けたらあっつー間すよね。

[それまでに助けが来るか、転移装置以外の脱出手段が見つかれば良いとしても。
 現状では、あまり期待できそうにない。]

 まぁ、だったら俺ら優先でいいんじゃないすか?
 クローンは、しゃーねーって事で。

(369) 2011/09/30(Fri) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 あー……。
 暴動起こされんのは厄介だよなぁ。

[フランシスカの言葉に、近くにいたニックをちらっとだけ見る。
 食料のある事を知っているクローンにだけ、少し分け与えたところで、それが他に漏れれば結局は揉め事になる。]

 なーニック。
 お前らさー、俺らのためにちーと我慢してくんね?

[悪びれもせず言ったところで、聞こえてきた音色。
 何の音だろうと耳を澄ました**]

(372) 2011/09/30(Fri) 01時半頃



[思ったことがある。
 それは、圧倒的な、差。

 ニックはああいってくれたけど、
 自分は、この音は壊せない、と思った。

 壊したい。とても壊したい。
 なぜ、自分はセシルではないのか、
 そう、




                    壊せない。
                    
それは、セシルのほうが優れているから。] 


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/09/30(Fri) 01時半頃


[自分は、もし、その音が失われるのであれば、
 壊されてもいい存在なのかもしれない。



 それは、本当に、





                  悲しすぎる劣等感。]





  ああ



[交錯する。]




  [羨望と嫉妬]




          





   
[それは、歪んでいく。]



[そう、こんな目に合うのは、
 こんなオリジナルに激しい劣等感を持つクローンは自分だけで十分だ。]





        [そう、規則正しい生活。
           何も知らずに仕事をして、

          そして、話して、食べて、眠って…。]


   






[それはとても幸せだった。]




   




(ニック

            自分も彼らを壊すよ


       そう、オリジナルを知ることは、


    クローンには絶望だ。)





        (心を壊される前に、


                 壊そう……。)


   


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ヤニク 解除する

処刑者 (6人)

ヤニク
19回 (3d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.125 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび