人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

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[其の狼は、咆哮する―――…]



[ ――その身は一匹の『狼』 ]


[その両足は疾風になる四肢。
 草原を駆け抜け、鹿を追い詰める風の様に。

 その両腕は鋭利に光る犬歯。
 鹿を屠り、害敵の肉を噛み切る牙の様に]

[それが『狼』の戦い方。
 騎士達全てが一匹の『狼』として獲物を引き裂く、赤騎士団の猛威]


【人】 記者 イアン

[砦へと流れ込む不穏な風は、
ブラウンの髪を揺らして、何処へ往く。

二度、三度瞬いた その瞼の奥にある瞳は
彼が属する団を象徴する 色、

――…血のような赤に染まっていた。]

(5) 2011/06/29(Wed) 15時半頃

[……僕は『騎士』には成れない。
 何故なら、僕は『狼』だから。

 だから微かに心の底で感じる。
 『狼』の不思議な縁、或いは運命かも知れない。
 でも、まだ今は僕の心は覚悟を決めていない。
 決めれていない。

 『狼』が咆える時は、それでも直ぐ其処まで来ているのに**]


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/06/29(Wed) 15時半頃


[風がどんな想いを運ぼうとも、
狼の名を背負い、剣を交えれば、
どくりと高鳴る心臓は抑えられない。

血が身体全体に行き渡り、
瞳の奥が熱くなるのを感じた。]


…―――ッ!

[振り翳す剣は、狼の牙。]


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/06/29(Wed) 18時半頃


 ……公女さまにお目通りしたのは初めてですけど、
 お美しい方でしたねぇ。
 ご公務にも真面目でいらっしゃるし、
 ヤニクさんが尊敬するのも分かる気がします。

[のほほんと胸中に述べた。
 こうして遠くから声が聞こえるのを知ったのは、
 いつの事だったか。

 面と向かって会った時と違って、
 こちらの姿が見えない分気が楽だ、と彼は言うので、
 成程そういうものかと思い、今では便利に使っていた]



[鳴り響く咆哮に呼応する様に、其の雌の狼があげた咆哮は
 
                何処か悲しみに満ちたような咆哮で。]
 



[其の狼は、何処にその悲しみに満ちた牙を向けて良いのかわからずに。
ただ、悲しみの声をあげる。**]
    


【人】 記者 イアン

[横から攻撃を叩き落されると、一瞬、目を見開いて。
彼の肩が遠慮なく胸にぶつかってくれば、
その反動で身体は後ろへ倒れかけるが、
瞬時に足を後ろに引き、自身の体重を支えた。]

…ッだ、

[少しの対峙の後、感情のままに振り下ろされた彼の刃はスキだらけで。
受け流して間合いを詰めることも、
避け切って再び切りかかることも、出来た。
しかしそれをしなかったのは   ]

(26) 2011/06/29(Wed) 20時半頃


[  其の狼の、全てを受け止めるため。]
 


【人】 記者 イアン


[散らされる涙を、響く咆哮を。

より一層鋭い音を出して交わった剣から伝わるのは、
さまざまな感情が混ざり合った震え。]


―――…

[オスカーが持つより強い力で、その剣を薙ぎ払うと
呼吸を置かず、彼の頬を掠めるように牙を貫いた。

傷が出来たかどうかは分からないが、勝負あったことは明らかで。]



…馬鹿、何で 泣いてんだ。
   

(27) 2011/06/29(Wed) 20時半頃


俺たちに許されたのは、鳴くことだけだろ。
 


【人】 記者 イアン


[降ろされた牙は、地へと突き刺さり。

不穏な風だけが、ただそこを取り巻いていた**]
 

(28) 2011/06/29(Wed) 20時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/06/29(Wed) 20時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/06/29(Wed) 23時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/06/29(Wed) 23時頃


[食器を片付けていると、聞こえてきた声。]

 へぇ、お姫様に会ったのか。
 お元気そうだったか?

[先程直接会った時とは違って、嬉しそうなどこか羨ましそうな声で話し掛ける。

初めてこの声が聞こえた時、しかも相手がムパムピスだと知った時は驚いたが、姿――主に服装を見なくて会話出来るのは、逃げ出しそうになる衝動がない分、気が楽だった。
彼自身を嫌っているわけではない為、話しやすくたまにこうやって話すのは楽しいとも思っていた。]


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 00時半頃


 うーん……元気そう、とは言えない雰囲気でした。
 ここのような、前線近くの環境には、
 慣れてらっしゃらないと思いますし……
 ご公務も重なって、お疲れなのかも知れないですね。

[羨ましげなヤニクの声に、自分が見聞きしたことを伝える。
 赤騎士団長の後継について心配されていた事や、
 戦争が近いことに心を痛めていた様子など]

 ヤニクさんは、まだ公女さまにはお会いしていませんか。
 砦の中を視察していらしたようですから、
 いずれお会いする事もあるかと思いますよ。

[彼女が言っていた(ような気がした)
 会いたい、という言葉のことは、
 自分でもどう受け止めたらいいか分からず、心にしまう]



 あぁ、その通りだ―――…。

[目の前の同胞の囁きに、上手く働いていない頭のままに、本能で頷いた。]
 



 そうなのか?
 まぁ、もうすぐ戦が始まるのだろうから、仕方がないが。

[まだ直接公女の姿を見ていないため、ムパムピスの言葉に少し眉を顰める。]

 視察されている、か。
 直接お会いしたいが、話すのは無理だろうな……。

[普通に話していた様子の彼に、ぼそりと呟いた。

彼が伝えずにいることは、こうして話していても聞こえるはずはなく。
ただ、直接公女を見かけたときに、逃げ出さないようにしなければ、と考えていた。]


【人】 記者 イアン

…それ、

[地面に突き刺さる剣を抜こうとするオスカーの、
頬に伝う赤を指さして言う]

ちゃんと消毒してもらえよ。

[これでも心配はしているつもりで。
―――覚悟があるかと聞かれれば]


…覚悟ってなんだろうな。

[それは自然に出た言葉]

俺が「ある」って言ったら、
お前はそれを本当に信用すんのか?

(88) 2011/06/30(Thu) 01時半頃

 そうですよね……もうすぐ、というか、
 今日明日にでも、という気がして胸騒ぎがするんです。
 いえ、ただ、何となく。
 公女さまも、できれば安全な所に行かれた方が
 いいように思うんです。……気にしすぎでしょうか。

[話すのは無理か、と聞いて首を傾げたが、
 声だけなので仕種は伝わるわけなかった。
 頭の中だけの会話なのに体まで動くのは癖らしい]

 公女さまは、騎士団の皆さんにも、
 気さくにお声を掛けておいでのようでしたよ。

[暗に、ヤニクも言葉を交わす機会があるのでは、と伝える]


イアンは、フィリップに、オスカーとのやり取りを見られていたとは、知る由もなかった。

2011/06/30(Thu) 01時半頃


【人】 記者 イアン

[オスカーは、自分の問いかけには、何も答えなかった。
言葉の代わりに、緋色の視線をこちらに向けて。


その真意を理解すると、

静かに、口を開く]

(106) 2011/06/30(Thu) 02時頃



―――… 俺に、ついて来てくれるか?

  



 雰囲気的にはいつ始まってもおかしくないだろうな。
 ……お姫様の身が危なくなるってのは怖いが、そうならないように――守りたい。

[近くにいれば士気も高まる。しかし、危険もより近くになる。
そうならない内に戦が終われば良いが、と願う。

が、続いた言葉にピクリと固まる。
言葉を交わす機会があるかもしれないと暗に言われ、動揺した。]

 いや、ほら、なんだ。
 お前ももし神様とかに話し掛けられたら緊張するだろ。
 そんな感じだ。

[神様と比較するなどおかしいかもしれないが、上手い例えが出来なかった。]


[咳払いをひとつ、 その後]


…聞こえるか、ベネット。

お前が団長をやらないってんなら、俺がやる。
けど、俺一人じゃ駄目なんだ。


お前の力が、必要なんだ。


[お互いの、足りない部分を補い合えば―――]


副団長に、なって欲しい。



[目の前に佇む同胞の声には、しばらくの沈黙を。
墓地で言葉を交わしたもう一人の同胞が、何と返事をするのだろうかと。

息を殺す様に、耳をたてた。]
 


 やはり、そうなのですね。
 こう言ってしまうと重荷を載せてしまうようで、
 心苦しいのですが……

 頼りにしています。

[戦う力がないことは、時々恨めしかった。
 今更剣を取っても本当の足手纏いだろう、自分は。
 代わりに、騎士達が志を果たし、守るべきものを守れるよう、
 せめて祈りたいと思いを新たにする。

 一転、急に動揺する心の声にきょとりとして]

 神様にですか? それは確かに、そうかも……
 厳粛といいますか、畏まってしまう感じなんですねぇ。

[公女殿下を前に、カチコチに緊張するヤニクの姿を
 ついつい思い浮かべて、微笑ましかった**]


【人】 記者 イアン

[同胞に向けて放った咆哮は、その耳に、届いただろうか。

赤き瞳の奥には、青年の覚悟が宿っていて**]

(124) 2011/06/30(Thu) 02時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 03時頃



 重荷だなんて考えたことはないからな。
 守りたいと思うものがあるから騎士団に入ったんだ。
 それにお前はお前で、俺たちの分まで祈ってくれるんだろう?

[精神的に彼を頼っている者もいるだろう。
祈りは力になる。
それは彼から聞いたか、それともトラウマを埋め込んでくれた老神父が言っていたかは覚えてはいない。
しかし、それだけ伝えると。]

 ……笑っても良いが、誰にも言うなよ。

[少し拗ねたようにそう告げた。]



 何をやらないとダメなのか。
 そんな事位解ってるよ……。

[僕は、騎士団の人間だ。赤の狼だ。
 でも、僕はそれ以上に父さんの子で。
 それは、僕の様な適任はそう居ないと言う事]


[イアンに…。僕よりもずっと団長として適任に思えてしまう彼の存在に。
 甘えてしまっている]

 ……最低だ……僕……


[もし彼が今この騎士団に居なければ。
 僕以外に適任も居ない騎士団で、僕は言えなかったと思う。

 『泣き言』を]



僕たちに許されたのは、鳴く事だけなのに。
 


[『「弱さ」とは「恐れ」のヴェールに包まれる』。
 赤騎士団の僕ですら何度も聞いた、セドリック副団長の言葉をこんな時に思い出す]

 ……言わなかったのは…。
 …父さんが何も言わなかったのは…。

 僕の、僕達の事。
 信頼してくれていたからだと思うのに。

[それは、『弱さ』が無ければ、『恐れ』も無いと言う事。
 ―『恐れ』があると言う事そのものが、『弱さ』の証明だと言う事]


 ――くそっ……!

[見張り台の欄干はギリリ、と軋む。
 まるで弱い狼の鳴き声みたいに、軋む音が虚空に融ける]

 最低だ…。

[もう解っている。だから僕はそれを認める。
 何て事ない。
 僕はただ、その重責を恐れて居るだけだ]


[ 守りたい――! ]

[彼方の平原に揺れる、大きく蠢く獣の姿を前に。
 この砦を、この騎士団を、この場所を守りたいと心も体も叫んでるのに。

 ただ最後に、『弱さ』だけが振り切れない]


[朝を重ねる程に重く響いてくる、父親の偉大さ。
 比例する様に高まる、期待と言う団長の重責]

 僕が弱いから…!

[そんな時に、父さんを超える程の剣の腕を持っていた『彼』が居て。
 いっそ彼に全て任せてしまいたい。重責を受け止めきる自信がない。
 だから今も僕は…]


[父さんから、団長から、重責から、恐れから、弱さから――]

 逃げてる。

[一粒に零れた涙だけは、同胞に響いてしまったか]


[やがて狼の咆哮が。同胞の覚悟が響く]

 僕が副団長に……?
 僕の力が、必要なの……?

[その返答を待っているのは、彼一人だけでは無い。
 狼としての同胞皆が、その意志を確かめる様に耳を立てている]


僕は―― 副団長になるよ。


[同胞の言葉に、彼が団長に成ると言う言葉に。
 受け入れる僕自信を、不甲斐無いと自嘲してしまう。]

…これが今の 僕に出来る精一杯なんだ。

[お互いの足りない部分を補えば。
 ただ一人だけの物では無い重責なら。
 ―やっぱり、僕はイアンに甘えている…]



[それでも、翠の瞳に宿った青年の意志は。

 漸く覚悟を決めた、狼としての咆哮となった**]
 


 はい。それは、もちろん。

[騎士達が戦に赴く時は、彼らの武運を祈るのが役目だ。
 命尽きる者を看取ることもだが、今は脇によけて。
 守るために騎士になった、と言うヤニクの毅然さは、
 憧れのような感覚で受け止められた]

 ……大丈夫ですよ。もちろん他言無用ですとも。

[ヤニクさんは公女殿下を敬愛する余り、
 思わず逃げ出したくなるほど緊張してしまうそうです。
 ――仮に人に言っても、そう悪し様には思われない、
 寧ろ神父個人の感覚では好ましく思われる気もしたが、
 本人の意向のことなので頷いた**]


[びり、と肌を緊張させる様な不穏な空気を震わせる同胞の咆哮。
その咆哮を聞いた狼は、す、と緋色の眼を開いた。]



 お前を、主と認めよう。

 


[一瞬、涙が混じった同胞の叫びが聞こえた。
しかし、その後に響いた咆哮は確かに   ]


お前の覚悟、受け取った。


[これで、
誰にも文句は言わせない。]




[緋色が再び開けば、誓いの言葉が耳に届く。]


【人】 記者 イアン



――――…オスカレア・アンジェ。

それが、お前の本当の…

[誓いを、受け取るように。
自分の剣を、今度は頬を掠めるためじゃなく
膝まづいた"彼女"の肩を撫でるために、 すと切っ先を差し出した。]



…女だったとか、知らなかったっつの。

[しかし、張り付く表情は穏やかで。]

(148) 2011/06/30(Thu) 19時頃

【人】 記者 イアン

[その後、青年は赤騎士団参謀室へ行くだろう。
そこで参謀室長から告げられた言葉は以下の通り。


『赤騎士団団長 イアン・レッドフィールド

 赤騎士団副団長 べネット・ファーレンハイト

          ・   両名の就任を認定する』**]

(151) 2011/06/30(Thu) 19時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 19時半頃



お互い、腹は括れてるかな?

 


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 21時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 21時半頃


【人】 記者 イアン

― 夜前・砦裏 ―


…俺も、今知った。

[どこか満足そうに。
こちらの反応に興味がないような彼女をよそに、
口元が緩むのは抑えられない。

一方で、自分が団長の後を継ぐという事実が
重く圧し掛かっていたけれど。
覚悟は、揺らぐことはなかった。]

(163) 2011/06/30(Thu) 22時頃

【人】 記者 イアン


…オスカレア。

[これで、と言って砦へと引き返していく彼女の背に向けて
教えてもらったばかりの名を呼んで。]



ありがとう。

[その言葉は、届いただろうか。]

(164) 2011/06/30(Thu) 22時頃

【人】 記者 イアン

― 夜・赤騎士団参謀室前 ―

[カツ、     カツ―――


自分のものと混じって聞こえる靴音。
暗闇に目を凝らせば、同胞の姿がそこにはあり]


待ってようと思ってたけど
…今来たばっか。

[先程の咆哮を、確かめ合うように
翠とブラウンの視線が絡まって。]

(165) 2011/06/30(Thu) 22時頃


はは、 今更だな?
 


【人】 記者 イアン


―――… ああ。


[とん、と相手の胸を拳で軽く叩いた後
お互い参謀室の扉に向かい直した。]

(166) 2011/06/30(Thu) 22時頃

【人】 記者 イアン

― 赤騎士団執務室 ―

あー、ベネット。
そこの机に置いてある報告書まとめてくれっかー

[書類やら、報告書やらに目を通すのは>>7
普段から慣れていないため、大半を彼に任せることになってしまう。

その時、コンコンと扉を叩く音がして>>162
はきはきとした鋭い声が聞こえてくる。]

入ってくれ。

[促せば、その扉は開かれるだろうか。]

(169) 2011/06/30(Thu) 22時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 22時半頃


[ミーティングに参加する前。
彼がわざわざ言いふらす奴ではないと思ってはいたが、それでも口止めしたのは気恥ずかしさから。
他言無用と言っていたその返事に、安心したように息を吐いてその時はそのままその話題は続けなかったが。

そしてそのままミーティングに参加し、告げられた命令。]

 ……休眠命令が出た。
 明日にも本格的に戦が始まるだろうな。

 お前さんも休める内に休んでおけ。……始まったら、いつ休めるか分からないしな。

[自騎士団の参謀を探す前、ムパムピスにそう伝える。
彼が休めなくなる可能性、それは祈る以外のことで忙しくなってしまう可能性。
そんなことが無いようにと思いたいが、どうなるかはわからないのだ。]


【人】 記者 イアン

[現れた姿と、その祝福の言葉に
こちらも敬礼を返して感謝の言葉を述べた。

相手の敬礼が解かれて、個人的な挨拶が述べられると
ぶは、っと息を吐き出して]


…俺やっぱこういうのは向いてねーな。

[既に様になっているベネットの方を見て、
悔しがるようにぼそっと呟く。]

(176) 2011/06/30(Thu) 23時頃

― 夜:赤騎士団執務室 ―

 …俺、偵察に行ってくる。

[普段は任務以外の時には団長の傍を離れずいるが、今日ばかりはイアンとベネットが団長と副団長に任命されたばかりとあって。
ここに居ると煩わしそうだと、そっと部屋を抜け出した。]


[……ムパムピスに休息命令の知らせをもたらしたのは、
 他でもないヤニクの心の声だった]

 休眠命令……

[繰り返し述べた声は、茫然として響いたかも知れない]

 わ、分かりました。知らせて下さってありがとうございます。
 ……いよいよなんですね。

[覚悟していたつもりだが、臆病な自分にはやはり怖いもの。
 俄か緊張に喉を鳴らして、頷いた]


 ――あっ、オスカーさん。

[普段任務以外の時は、父親に……今はイアンの傍に着くオスカーだが、今晩ばかりはさすがに色々と煩わしそうだからか。
 偵察にと部屋を抜け出すオスカーを直前に呼び止めて]


 …気を付けて。

[特段理由も無かったが、その言葉だけ投げかけて]


【人】 記者 イアン

…そうだけど。

[ベネットの問いかけに、ぐ、と言葉を詰まらせて。
十数枚の報告書を、苦い顔をして受け取りながら]

おいおい、俺だって上に立って戦うのは初めてだぞ。

[言いつつも、その表情はどこか得意げだった。
ぎろりとした視線を向けられれば>>185
団長になる以前の時のように、さっと目を逸らして。]

ひーおっかねー…。
この戦いが終わったら、よろしくお願いしますよ。

[彼の口許が笑んでいたのには、気付かないままだったが
それでも雰囲気から、その穏やかさは伝わっただろう。]

(193) 2011/06/30(Thu) 23時半頃

[茫然としたような声の響きに、小さく息を吐く。
安心させるように、己自身に言い聞かせるように、呟いた。]

 お前の役割は、仲間の不安を少しでも和らげることなんだろ。
 不安がってたらダメだろうが。
 お前の不安は俺たちが、射落としてやる。

 その代わり、祈っていてくれ。俺たちの勝利を、さ。

[それは領主公女の願いとは逆のことだとは知らない。

ただ、純粋に勝利を望む。
それが、彼女たちを守ることだと信じているが為に。]


【人】 記者 イアン

ああー… うーん…

[置かれた書類の、文字の羅列や図と必死に戦っていて
ヴェスパタインの呟いた言葉は、聞こえなかっただろう。

それでもその風景は、現状の理想に見えたのは間違いなく。


彼が出て行くと言うのならば、引き留めはせず
再び敬礼を向けて見送った。]

(200) 2011/06/30(Thu) 23時半頃

[諭すような声に、はっとして]

 そ、そうですよね。私がふらふらしていたらいけません。
 ……ありがとうございます。

[揺るぎない声に接することは気を落ち着かせた。
 強張った肩を回して緊張を解く]

 ええ、分かっていますよ。
 ヤニクさんをはじめ、皆さんのご武運をお祈りします。

[言って、戦争を嘆いていた公女殿下の事を思い出した。
 とうとう今にも開戦という状況になり、
 彼女の心痛はいかばかりだろうかと]


[オスカーが席を立つのを見れば、何事かと目を向けるが
偵察に行くのだと分かれば]


…ちゃんと帰って来いよ。


[気をつけて、なんて言ってやらなかった。
彼女は自分の傍につくのが本来の役目であるはずだから、
それ以外の場所で何かあっては困る、とばかりに。]


【人】 記者 イアン

― 回想・赤騎士団参謀室 ―

[団長、副団長の任命において
公女自ら、言を落としにその姿を現した>>177]



[顔を合わせれば、表情が少しだけ、険しくなる。
団長など認めない>>0:138と言われていただけに
その口から本当に任命の言葉が出るのか、不安だった。
しかし、そんな不安をよそに、彼女の言葉は続けられる。

最後の一言が伝えられると]


――――…ありがとう、ございます。

[胸に手を当て、深く、頭を下げた。]

(208) 2011/06/30(Thu) 23時半頃

 ……見方解る?

[ヴェスパタインが部屋を辞した直後。
 唸りながら書類と戦っているイアンを見兼ねて、彼の元まで歩み寄って書類を覗き込む]

 ………つまり砦の配備には常に両騎士団から二つの隊が付いてる。
 後、この隊も予備兵力として砦に駐留。
 実質動かせるのは残りの隊、て意味だね。

[しかし図も文字の羅列も多少読み辛く記されて居て。
 他にも解らない所があれば、彼なりに丁寧に説明するか]


 俺は大丈夫だ。
 それよりもお前たちの方が頑張れだ。

[山積みになった書類をオスカーもまた、目にしていたから。]

 …頑張れベネット。

[果たして書類相手にイアンが戦力になるのかどうか、怪しいもんだと思いきり思っていた。]
 


[ベネットから声をかけられれば
眉間に皺をこれでもかと寄せた顔でそちらを向く。
説明を受ければ、あーあーと相槌なのか奇声なのか
分からないような声を上げて]

分かった、分かった、つまり
こっちはどーんと構えてるから、
こいつらがざーーっと行けば問題ないって事だな。

[人差し指でどんどん、と紙をつつきながら
ベネットの言葉を一つずつ理解していく。]

くっそ、簡潔に一枚にまとめてくれよな…

[今彼にとって倒すべきは、
敵国じゃなく、この山積みの書類なのだった。]



[オスカーが出ていく際に、何故自分への声援は無かったのか
疑問に思っていたが、彼がその意味を理解することはなかっただろう。

それからしばらくすれば、唸り声が執務室に響き渡っていた。]


 …――― 俺にも後でその書類見せろ。

[風にのって届いてくる主の声を聞き、暫く沈黙…、いや、唖然として。
戦場においても、オスカーはイアンの傍につき従い伝令や偵察、場合によっては戦闘もこなさなくてはならない。

彼だけに任せておくのはあまりにも不安だった。]


[―― トントン、と顔を指を書類に突き入れる様に次第に僕も説明しだす]


 ……イアン! ここ三千六百って書いてる!
 あぁもうまだ半分以上あるんだよ!?

[…何故僕だけに声援を送られたのか
 イアンの唸り声を音楽に、その意味は嫌と言う程理解した。

 ―この戦が終わった後、どうなるんだろう、と]



 ああ、お前が祈るのなら神様もきっと勝利を与えてくれるだろうな。
 期待してる。

[彼が何を考えているのかまでは伝わってこないが、それでも空気を明るくする為にそう言って笑う。]

 俺たちが前線に行っている間、お姫様のことも気にかけてくれ。


[間違いを指摘されると、その顔を一層歪ませて]


…げっ。

無理無理無理、これ朝までとか死ぬ。
何だ、参謀室長殿は俺を決戦の前に殺す気なのか?

[へらへらと皮肉を言ってみるが、
そんなもので現実は変わらない。
しばらくは睨みあいをしていたが、痺れを切らせば]


…ちっと外、出てくる。
ベネット副団長、少しの間よろしくな!

[わざとらしく副団長なんて呼んでみたりして。
半ばベネットに押しつけるように、書類を渡すと
きっと彼の制止の声も聞かず、執務室を飛び出した。]


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