139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】
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ただ、微かに……。
[濁りのようなものが、水に浮かんだ気がして。
気のせいだろうと、努めて考えないようにした]
双子 朝顔は、メモを貼った。
2013/08/13(Tue) 01時半頃
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―丘の上―
ふーん。 あの時と同じ…、全然進歩がないのね。ここは。
[大樹の幹に腰掛け。 情報収集から帰ってきた羽根蛇の頭を膝で撫でる。]
ん、御苦労さま。
…ウチ? 昨日も言ったでしょう。
特別、何もする気はないわ。 ここにも神力にも執着はないし。
大体、いくら祟り神が恐ろしいからって――まぁ、ウチは怖くないけど――大した理由もなく疑念だけで適当に誰かを堕としていくなんて…
やってること祟り神と同じじゃない。
(54) 2013/08/13(Tue) 13時半頃
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――――とんだ愚策ね。
(55) 2013/08/13(Tue) 13時半頃
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…爺達はそうでしょうけど、皆、そんなに神でありたいのかしら。
自分が神でありたいから、他神を堕とす。
[ふふ、と笑う。]
ニンゲンらしいわ。 というより、ニンゲンと一緒よね。
(56) 2013/08/13(Tue) 14時頃
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…この地を護る為の致し方ない犠牲、とでも言うんでしょうけどね。 だったら、率先して自ら堕ちるべきだわ。 雷門がそうだったのなら、少しは尊敬したんだけど。
[憑かれたように怯えて、醜態を晒して堕ちたと聞く。]
――残念、ね。
(57) 2013/08/13(Tue) 14時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2013/08/13(Tue) 15時頃
双子 朝顔は、メモを貼った。
2013/08/13(Tue) 15時頃
下界、か。
[じわり、と自らの水が濁り澱んでいくような錯覚を殺して]
――夜――
[黒い衣を頭から被って顔を隠し、脚絆を足に巻き付けた姿が、雷門の屋敷に現れる。
ごうごうと言う耳鳴りは、風の音が唸るのか、はたまた気のせいか。]
雷門よ
これは
『見せしめだ』
『祓われろ、貴様らも祓われろ』
……。
[手に握っているのは、鉄製の大振りの鋏。
左手で弱った雷門の体から何かを手繰り寄せる。
近くで見れば、蚕の糸のように見えるかも知れない。
黒い姿は黙したままで、神と高天原の縁の糸を、じょぎりと切った。]
『アラハバキ、まだ足りぬ』
『まだ古き神は山のようにおわす』
『驕る神を堕とせ』
アラハバキなど、忘れられて久しい神を
何故今さら起こすのだ。
私は忘れられてよかったと言うのに。
[深い疲労を声に滲ませて、憑いた祟り神に返す。
鋏を持つ手が震える。
じょぎり、じょぎり、じょぎり。
響く、鈍い色の音。]
/*
こんにちは祟り神です。
神と高天原の縁を切ることで神力を奪います。
ただ消えるのか、何かが残るのかは皆の描写に可能な限り対応するです。
雷門以外にも、他数人の縁を切っておいたことにしようと思いますが、いかがでしょうか。
*/
/*
わわ、こんばんは。うっかり狂人(桃陣営)です。
縁切り描写しびれました。他数人、了解です。
ご主人様に合わせて動くのが狂人の仕事ですので、
こちらのことはどうぞお気になさらず!ちょう楽しいです。
と言いつつ暴走してて申し訳ない。
走り出す方向が定まってなくてあれでそれで(震え声
ともかく、いっちゃんを守り隊。な、志乃なので。
もし「あれやってよ狂人」とかあればいつでも仰って下さい。
あと何か赤関連疑問があれば村建てと中継しますので、お任せあれ。
双子 朝顔は、メモを貼った。
2013/08/13(Tue) 20時頃
/*
ありがとう。しのちゃんかわいいね。
動いていただけるので助かります。
暴走しあいつつ楽しみましょう。
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―丘の上―
…珍しい。
[大樹の上、足をぶらぶらさせながら、遠くこちらへとやってくる水神を見遣る。>>117 朧がこのような場所に来ることは殆どない。 眼下の景色に感嘆を零すのを黙って眺め、声を掛けられれば。]
別に。 しいて言うなら、暇つぶしかな。 この子の話を聞いてた。
[膝でとぐろを巻く羽根蛇を視線で示す。 神格に拘らず、誰に対しても等しく接する朧に対しては少なからず好感を持っていた。]
君こそ、珍しいわね。
[こんな時に。 言外に告げるは騒動のこと。]
(124) 2013/08/13(Tue) 21時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2013/08/13(Tue) 21時頃
朝顔は、明之進の思いを内に抱える姿を思い浮かべ、小さく息を吐く。
2013/08/13(Tue) 21時頃
[祈りの声が聞こえた。
恨みをはらす黒衣の代わりに幸を願う音。]
君は、
私の行いを、『聞いて』しまうのか。
[伝達の神によって運ばれた赤黒い音に憑かれ、かつての荒神としての姿を思い出した黒衣は、ただ頭を抱えるしかなかった。]
すまない。
私は何も出来ない。ただ唆されるのみだ。
すまない……。
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[祟り神に多くが震える中、丘の上の風はゆるやかに流れる。]
大したことじゃないよ。
爺達の、進歩のない対策に呆れてただけ。
君も聞いたでしょう?
[水鏡に浮かべる札を袖から出せば、うんざりしたようにひらひらさせて。]
琴の、音神…志乃だっけ。 彼女の潔白は詠神が証明したらしいから、書かれないとして。
[詠神と、敢えて伏せる。 先の騒動。 月神のことは覚えている。 朧は知っているだろうが、誰に聞かれてもおかしくない場所である為の配慮であることは察せられよう。]
君はこれ、どうするつもり? ここに来て、何か見定められそう?
(141) 2013/08/13(Tue) 22時頃
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[軽い感じで尋ねて。]
というかウチにも一人、詠神の力を借りなくても、自信を持って言える潔白があるんだけどな。
[そんなことを言って。 羽根蛇の名前を聞かれれば。]
――――…しろ。
[ぽそりと。]
(142) 2013/08/13(Tue) 22時頃
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[袂から出された朧の札を一瞥して。]
――気分、か。
[空を見上げる。]
ウチは… 祟り神による堕天よりも、皆からの不信による堕天のほうが辛い気がする。 無実なのに、違うのに、信じて貰えず追放されるって、さ。
まぁ、これも本人次第だろうけどね。
(181) 2013/08/13(Tue) 23時半頃
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―――でも。 祟り神の穢れってなんなんだろう。
いや、神力が奪われるっていうのは知ってるけどさ。 んー、なんだろ。
[得体が知れない。 その恐怖が無いものを見せる。 そういったこともあるのではなかろうか。]
少なくともウチはそんなに恐れてはいない。 堕ちることも辛いこととは思ってない。
[告げて、気になることがあるとの言葉に視線を向けたが。 詠神の力を借りなくてもと口にした潔白にはやはり驚いたのか先にと促され。 その表情にくすりと笑みを浮かべながらも、断言する。]
(182) 2013/08/13(Tue) 23時半頃
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うん、言えるよ。自信を持って。
甚は… 伝達神の甚は、憑かれていない。
ウチは甚の師匠だ。 それくらい解る。
(184) 2013/08/13(Tue) 23時半頃
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――回想:夜、雷門邸――
[老神の新たな生へ向けて、祝いの言葉を送った直後だろうか。
何千もの羽虫が飛ぶような、歯痒く鈍い音の向こうから、
どこか呆然としたような声が聞こえてきたのは]
……謝ることなど、何もありませんわ
わたしは望んでここへ参りました
あなたは、望まずいらしたのでしょう
――だって、とても苦しそう
[届くのは互いの音ばかり。
それでも音は、他の何より正直だ]
先にも申し上げました。
音を拾ったわたしはせめて、あなたと共に。
天にあれど、地にあれど――
あなたの苦しみと共に、ありましょう。
(――……だから独りで泣かないで)
[救いになど、なれようはずもないけれど。
何を求めているかなど、知りようもないけれど。
孤独を恐れる音の神より、不協和音に*祈りを込めて*]
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