人狼議事


43 朱隠し

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視点:


【人】 手妻師 華月斎

……そう、だな。

[>>1:167男は曖昧に頷いた。
 ウトの両の手で包まれる一羽の蝶、
 力を混めればくしゃりとすぐに壊れる繊細な細工は、彼の指先に焔を燈しているようにも見えた]

いや、だってだな……

[からかわれると感じるウトの声音、戸惑いと共に頬が僅かな熱を持つ。
 唇を掠めた指先に、困惑はますます深く]

……その冗談は性質が悪い、な。

[笑う相手に、もう否定の言葉は無かった。
 はあ、と大げさなほどに大きく息を吐く]

(0) 2011/02/14(Mon) 04時頃

【人】 手妻師 華月斎

[陽は沈み、冷たい風を乗せ、夜が来る]

[ウトとはどれくらい共に過ごしていたか。
 舞う蝶を隠し、男の姿は神社へと上る石段の前にあった]


[――探す――
 と、男が言ったのだから。

 帰宅の途に付く一平太に先回りをし、
 ――見つけた――
 とだけは、*言っておこうと*]

(2) 2011/02/14(Mon) 06時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 06時頃


【人】 手妻師 華月斎

― 石段 ―

[藍染まる空見下ろす石段で、
 再び会った一平太>>8に微笑みかける]

では、今度は一平太が俺を探してくれ。
また明日、祭で会おう。

[すれ違う際に囁いて。
 横をするりと抜ければ、喧騒の中へと身を滑らせた]

(27) 2011/02/14(Mon) 12時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 12時半頃


[華月斎が、ウトと藤之助を似ていると思うのは
藤之助がウトを見てアヤカシとして育ったからか


生来人間らしくない気質だったからか]


俺はなに一つ嘘は吐いていないのにな?

都合良く考え過ぎるのも人間故か。


[大きく伸びをしてごろり]


【人】 手妻師 華月斎

[神の社の屋根の上。
 藤の香りに誘われるように、男の姿はいつの間にかその横に]

……探していた相手、惹かれた相手がアヤカシだと、
あの男は気付いたらしいな?

[声音は驚くわけでもなく、慰めるわけでも、非難するわけでもなく。
 ただ事実を淡々と述べる]

(34) 2011/02/14(Mon) 12時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[ひらりひらりと、橙色と紫の二羽の蝶が舞っている]

さあ、それは本人に直接聞いてみたらどうだ。

[寝転ぶ傍>>36に腰を下ろす。
 2人の性格は、まるで逆。
 それでも、だからこそか、藤乃助のことは不思議と嫌いにはなれなかった。
 相手はどう思っていたのか解らないが]

(39) 2011/02/14(Mon) 13時頃

【人】 手妻師 華月斎

――… 鏡?
そんなもので、俺たちのことが解るのか?

[>>38 言われ、視線の先にある鏡に気付く。
 下りる様子の無い藤乃助は、拗ねているようにも見えて、
 まるでこどものようだと笑う]

(44) 2011/02/14(Mon) 13時頃

[  はらり  、 はらり と  ]

[二色の蝶が、互いを追いかけるように遊んで]


[  ぱちん  ]

[指を慣らせば、空に融ける]


【人】 手妻師 華月斎

――… あれは。

[ふと、視線を供物台へと向けて、
 遠めに見えた、飴細工>>52]

俺は先に下りるぞ。

[藤乃助に、短くそれだけ告げて。
 間近で見たい。
 好奇心が、男を動かした]

(57) 2011/02/14(Mon) 14時頃

【人】 手妻師 華月斎

― 供物台の前 ―

[まだ供えた飴師の姿はあったか。
 男は捧げられた供物、梅の枝に近付いて]

……見事なものだ。

[じい、とそれに見入る]

(58) 2011/02/14(Mon) 14時頃

【人】 手妻師 華月斎

お前が作ったのか。
いいや、謙遜しなくて良い。

[照れ笑う表情>>61に眸を細めると、視線を枝へと戻す]

まるで本物の枝、いや、それよりも。
色付いた花弁が鮮やかで、蕾が今にも綻びそうで。

随分と手が込んでいるようだ。
全部、見たいのだが、構わないか?

[薄紙を退けたいと、作り手に問いかける]

(62) 2011/02/14(Mon) 14時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 14時半頃


【人】 手妻師 華月斎

いや、事実だ……
けれど、照れてしまうなら控えよう。
お前の師がどれほどに凄かったのか俺には解らないが、俺はお前の梅の枝を、素晴らしいと思う。

[それだけは告げて。
 飴師の了承に、嬉しそうに微笑んだ。
 そう、と触れる指先。アヤカシの指先は温度をこちらのものに伝えないだろう、薄紙を除けていく]

春……か。

[人の世界の春を、男は知らない。
 アヤカシの里のものとは、きっと違うのだろう。
 全体を見せた梅の枝、込められた願いに、僅かに目を伏せる]

(64) 2011/02/14(Mon) 15時頃

【人】 手妻師 華月斎

ふふ、そうか。
他にも取り得などいくつも在りそうに見えるが……ああ、お前の梅は、艶やかだ。

[光を通し、透き通る飴の紅。
 繊細な造りにまた、見入る。
 想いを込め作られた枝から、緑芽吹き花が舞う季節、それが感じられる、そんな気がする]

旅――まあ、そんなものか。
祭を見に来た。華月斎という。

屋台か……
残念だが俺は食べられない。だから、買うことも、無い。
それでも、寄っても構わない、だろうか?

[もっと見たい、と内から起こる好奇心に勝てず、尋ねる]

(67) 2011/02/14(Mon) 15時半頃

【人】 手妻師 華月斎

ありがとう、定吉。
勿論愉しんでいくつもりだ。折角の祭だからな。

[そっと丁寧に梅の枝を元に戻しながら、微笑む。
 熱に溶けることは無く、枝は以前のままに供物台へと納まった]

ああ、とても――残念だ。
きっと味わうこともできれば、もっと楽しめるのだろうに。
いいや、けれど、結局は食べられないままで困る事にもなりそうか。

[寄っても良いと屋台の主の許可を得れば、安堵の笑みを浮かべる。
 相手の解釈には任せるまま、それ以上を告げることは無い]

(69) 2011/02/14(Mon) 15時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[人の良さそうな笑みに、つられて笑う]

ああ、引き止めてしまってすまなかった。
風車だな、わかった、寄らせてもらうよ。

[屋台へと向かい歩き出す背を見送って、もう一度、供物台へと向き直る。
 近くには十二支の人形もあったか。
 台にのせられたそれらを柔らかな表情で見詰めていた]

(71) 2011/02/14(Mon) 16時頃

華月斎は、朧に、同じように会釈を返す*

2011/02/14(Mon) 16時半頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 16時半頃


[ 呼んだか、との言葉が昨夜聴こえた。]

 声だけが聴こえたけど…。

[アヤカシの里に続くこの境内。
 思う以上に声が伝わる久方ぶりの感覚に懐かしいような。

 声の主は僅かに聞き覚えがある。
 名を聞きそびれていたが。
 数日前に出逢ったアヤカシだ。

 春松の兄がアヤカシに攫われたとしたのなら
 それをしたのは声の主なのだろう、か。]


【人】 手妻師 華月斎

やあ、定吉、繁盛しているか?

[見つけた定吉の屋台、風車がからからと廻っていた。
 人混みにぶつからないようにと少し離れた位置に陣取って。
 目の前、飴師の手際に見入る]

――… ん?

[男は、体をすり抜けた違和感を感じる。>>72
 振り返り、目にしたのは、背姿。
 見覚えの無い着物と、斜めにつけた狐の面をしばる紐。]

……視界が悪かったのだろうか。


[立ち止まることなく去っていく相手に、"すり抜けた"と気付かれなかったのだろうと結論付けて、追う事などはなく。

 それが、誰であったかまでは、気付かない]

(77) 2011/02/14(Mon) 20時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 20時頃


【人】 手妻師 華月斎

[いくらか定吉と話をしたか、その後飴屋の屋台を離れた。
 特に行く当ても無く、ふらりと、いつものように人の合間を縫っていく]

――…

[人混みの中、ふと、思い出す先ほどの感触。

 体の内を、ぬるりとした柔らかな何かが斬る、
 不可思議な感覚。

 無意識のうちに眉根を寄せ、きつく拳を握り締めていた]

(88) 2011/02/14(Mon) 22時半頃

[今一度聞こえる声にもぞりと体を起こす]

ああ、俺が呼ばれたのかと思って返事をした。
何かあったのか?

その声は、ええと。勝丸?


 
 ……厄介だの。
 
 
[姿は消せども、呟きは残るだろう。]


じじ?

[屋根から下りようと思ったところで、呟きが聞こえて動きを止める]


 喰ろた心算が、喰らわれとった。
 
 ……そげんことが無いようにの。
 藤色よ。
 
 
[静かに、しかしどこか柔らかい調子で。
 告げる声も、やがて遠ざかるか。]


[飛び降りたところで聞こえた声に顔を上げ姿を探す。
目の前の一平太を置いてでも駆け出したいほどこのアヤカシが好きで慕い懐いていた、自分なりに]

じじ。

俺は退屈でなくなるのなら、俺自身がどうなっても構わないと思う。
喰らわれてでもいいから何かに夢中になりたい。
無論喰うほうが好きだが。

しかし、気をつける。

[どう気をつけるのかはさておき忠告は胸に抱きしめる]


【人】 手妻師 華月斎

[ゆるやかに歩を進める。
 気付けば、神社の端まで来てしまっていた。
 人の気配の殆ど無いその場所で、はあ、と息を吐き紅褐色の眸が冬の遠い空を見上げた。
 がし、と頭を掻いて、踵を返す]

(109) 2011/02/15(Tue) 00時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 00時頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 00時半頃


[よほど心変わりがなければ、一平太を攫ってしまうのが面白いなと思っている]


[但し、何かあるようならば直ぐに気は変わる]



[りん――…]
 


[風に混じるアヤカシの鈴。
 此れを付けたのは何時だったか。
 付けたのか付けられたのか、それすら思い出せないけれど。

 猫の鈴の様に、りんと響く鈴の音は、
 風に溶けるアヤカシの来訪を告げる]


[眼下で謂い合う子飼のアヤカシと、人の子とを。
 狐の面の下、赤い眸はつまらなそうに見やる]

 ……あまり苛めてやるなよ、藤。
 そなたがそれが良いと言うなら、俺は止めはしないが。

[少々呆れたように声をかけて、
 新たに現れた男を一瞥する]


…………直ぐに飽きてしまいそうだな。

[聞こえる鈴の音にフゥとため息をひとつ]

俺が欲しいのは一生遊べる――


[ふるりと体が震える]


――嗚呼。

[いつまでたっても慣れない、これが有る限り自分はとうに人間では無いと思い知る]


【人】 手妻師 華月斎

――… 鈴。

[耳に届いた音に、ふと、そちらを目指し歩いて行く。
 辿り付く、屋台の1つ]

ウト、何をしているんだ?

[赤い風車の前、狐面を見つければ声をかけた]

(165) 2011/02/15(Tue) 12時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 12時半頃


【人】 手妻師 華月斎

[しょんぼりと肩を落とすウト>>166に軽く笑うと]

……俺が作ってやろうか?

[店主の前、大きな声で言うのははばかられた。
 顔を耳元に寄せて、囁くように]

(167) 2011/02/15(Tue) 13時頃

【人】 手妻師 華月斎

[はしゃぎ喜ぶ様子>>168に、にかりと笑う]

では、人のあまりいない所へと行こうか。

赤だな、ああ、よく回る愛らしいの、だな。

[注文を聞きながら、境内の裏手か、屋根の上か、さてどこへと向かおうか、思案する]

(169) 2011/02/15(Tue) 13時頃

【人】 手妻師 華月斎

ああ、はいはい。

[袖を引きせがまれる、まるで幼い兄弟でも持ったような心持ちになる。

 人気の無い境内の裏手、僅かに湿る縁台に腰掛けて。
 懐から取り出した紅色の布を広げれば、]


[    ふわり    ]


[その上に、ウトの眸と近い、赤い色をした真四角の紙が、どこからとも無く現れる。
 いつの間にやら手に握っていた鋏でそれを切り
 いつの間にやら布の上にあった竹棒に織り込む赤を固定する]

(172) 2011/02/15(Tue) 13時頃

【人】 手妻師 華月斎

[それはまるで、手妻のように]

[瞬く間に、作り上げた風車に、ふう、と息を吹きかければ

 からり

 良く廻るそれを、ウトへと差し出した]

(173) 2011/02/15(Tue) 13時半頃

[まるで手妻のような]

[紙や道具を己の家から引き出した妖の術と
 男自身の手際の良さ]


 何ぞ、礼がしたい。
 欲しいもの等有るか?

 有るならば、取って来て見せようぞ。
 ものでも、人でも。

[くるくると回る風車越しに、覗き見るは狐の目。
 赤い眸に爛々と、灯が燈る]


【人】 手妻師 華月斎

[拍手には、笑みを浮かべて小さく頭を下げて]

喜んでもらえたなら、俺も嬉しい。

[道具を布の上に置いたまま、折りたたみ、小さく小さく何も包んでいない大きさに丸めると、再び懐へと仕舞い込む]

また何か作って欲しいものがあれば言ってくれてかまわない、
とは言っても、紙細工専門だがな。

(175) 2011/02/15(Tue) 13時半頃

欲しい、モノ、か。

[灯の灯る赤い眸を、じ、と見詰め返す。
 からからと廻る玩具が、その表情に込められたものを強くしている、気がした]

……無いな。

[しばらく考えて、呟くように答えた]


【人】 手妻師 華月斎

ああ、喜んで作ってやる。

良い奴、だろうか?俺は、そんなに面白いか?


[縁台に腰掛けたまま、軽く首を傾げて笑う。

 ひらり と、2人の間に、
 1羽の白い蝶が現れ出でて。羽ばたいて。

 風が止み、静かに成った赤い華の上で羽を休める]

(177) 2011/02/15(Tue) 14時頃

[返る答えに、拍子抜けした様に息を一つ吐く]

 ……そなたは欲がない。
 稀なアヤカシよの。まるでじぃのようじゃ。

[自らを枯れたと言う妖老――
 慶三郎を思い出し、つまらなそうにもう一度溜息を吐いた]


欲が無いわけではない。
欲しいものならば、無くは無いが……

それが何であるのか、俺にもわからないだけだ。

[つまらなそうな様子に、苦笑する]


 欲しいものが判らぬとは、
 ますます人の子のようじゃ。

[小声で呟き、やれやれと肩を竦める。
 もっと心の侭に生きればよいのに、と思いながら]





        [――…りん]


【人】 手妻師 華月斎

[純血のアヤカシに、人のようだと笑われて。男は曖昧な表情を浮かべた]


――…と、これは慶三郎殿。
いいえ、邪魔などでは。

今は、ウトに風車を作ったところで。

[持ち上げられた下駄には、災難でしたね、と同情を見せる]

(185) 2011/02/15(Tue) 14時頃

俺も、解っているんだ。まるで人のようだと。


では――…
ウトには、慶三郎殿にも、解るだろうか。

俺は、
俺が半端であると感じさせないものが欲しい。
半端である事を忘れさせてくれるものが欲しい。

それは、何であろうか――…

[それが、男の"孤独"。
 どちらにも完全には混じらない、
 半端者であるが故に抱える感情]


【人】 手妻師 華月斎

[男は、定吉に心配されているなどとは、全く思ってもいなかった。
 そも、彼の視線に気付いていなかったのだから当然なのかもしれないが]


ええ、良い色だ。
まるで、ウトの眸のようで。

[ウトの帯に差された赤い華と、それに映える白い蝶に、男も視線を向けた]

(191) 2011/02/15(Tue) 14時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 14時半頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 14時半頃


[忘れさせて呉れるもの、か。]
 
 
 ――――さて、な……
 
[曖昧に。
 それだけを返す。
 
 思うところはあるのやら、ないのやら。
 茫とした調子からは、計れぬだろうか。]


あれも、これも、みんな欲しいのはアヤカシらしいのか?

[欲に素直なのはそれとも人間らしいのか]


 何を持って半端と言うのか、俺には判らぬ。

[ふるり、首を振って応える。

 このアヤカシ似の中に在るのは、孤独と退屈を癒すものへの欲求のみで。
 斯様な悩みにはトンと縁がなかった]


[それぞれの答えを聞けば、複雑な表情の中にも笑みを浮かべて]

俺は、アヤカシでありながら、人のようだ。

半端なんだ。

藤乃助のように、人の子でありながらもアヤカシとなれるのならば。
俺も、人の子であれば、そうして貰えたのだろうか。

[そして半端である男も、同じようにアヤカシのようになれるのか、可能なのだろうか。

 誰か、知っているか。男は、知らない]


【人】 手妻師 華月斎

はは、ありがとうございます。

[器用だと褒められれば>>197、微笑んで。
 近付いてきた藤乃助>>194には、軽く手を上げて挨拶をする]

[男には、甘い香りの人間の気配に、気付くようなちからは無い]

(200) 2011/02/15(Tue) 15時頃

【人】 手妻師 華月斎

俺がウトに、風車を作って、な。
一寸、話をしていたんだ。

寂しい……そうだな、
藤乃助、お前は慶三郎殿にもウトにも、縁があったのだったか。

[詳しい事までは知らないか、曖昧に記憶を辿りながら]

(201) 2011/02/15(Tue) 15時頃

 ……お前さんは、お前さんで。
 
 ええと思っとるんだが、の。
 
 
[先刻とは違って。
 柔らかく、笑み掛けるように。
 
 どこか少し、寂しげでもあったろうか。]


【人】 手妻師 華月斎

ええ。

[慶三郎の目配り>>204に、頷いた。

 楽しそうなウトの様子>>202に、嬉しそうに眸を細める。
 掻き消える鈴の音を見送って>>203]

(207) 2011/02/15(Tue) 15時頃

俺は――… 俺、で?

[思わず鸚鵡返しに問いかけて。
 柔らかな微笑みに混じる寂しげな表情に、
 浮かぶのは僅かな困惑]


【人】 手妻師 華月斎

風車は、そう作るのが難しいものでもないんだ。

欲しいのであれば何か作ろう。
ああ、しかし、俺に出来るもので頼むぞ?

[藤乃助に強請られれば>>208、笑顔で承諾する。
 はらりと、好きだと謂ってくれた浅葱色の蝶が一羽、宙から滲むように現れ、藤乃助の周りを羽ばたいた]

……感謝、か。

[普段の藤乃助からは少し離れた言葉だなと、失礼な事を思ったりもして]

(211) 2011/02/15(Tue) 15時半頃

華月斎は、定吉が走り出す音に気付きそちらを向いたが、既に姿は遠く見えなくなった後

2011/02/15(Tue) 15時半頃


【人】 手妻師 華月斎

藤色の鳥……?
……ふむ。

[幾重にも折り畳んだ紙を重ねていく物にしようか、骨組みを竹や紐で作り上げたものにしようか、それとも――… 頭の中でいくつもの鳥を組み立てる。
 慶三郎に飴は要るか尋ねられれば>>214]

俺は――… …… 赤い、のが、いい。

[断ろうとした所に、藤乃助の言葉が聞こえ>>215
 真似るように、頼んでいた]

(216) 2011/02/15(Tue) 16時頃

【人】 手妻師 華月斎

――… 
俺がこれを、動かしているのだが。
謂っていなかったか?

[藤乃助の指先からするりと逃げて、また近付いて。
 くるりと廻るその先に誘われるように、浅葱色が舞う。
 それは、男の視線のままに]

鳥と共に、俺も欲しいのか?

[縁台に座り直し、からかうような問いかけを向ける]

(218) 2011/02/15(Tue) 17時頃

【人】 手妻師 華月斎

俺が作った、作り物の蝶だよ。
カラクリのように、手妻のように、操って見せているだけだ。

[男は指を差し出して、
 藤乃助の傍から離れた蝶が、そこに止まり、
 そして、アヤカシと同じように、風に溶ける]

それもいい、と返されるとはなあ。

[困った時に、何のとなしに、
 がり、と頭を掻く癖を出し]

本当に、欲しくなる、前に、か。

[笑い顔に、動くカラクリを付けられたら良いなと思案しながら。
 足音が同じように聞こえれば、意識をそちらへ向けた]

(223) 2011/02/15(Tue) 17時半頃

【人】 手妻師 華月斎

お前は、確か――… 勝丸の友達の。

[駆けてきた小さな姿>>221を見やる。
 どうしたのだろうと、言葉を待った]

(224) 2011/02/15(Tue) 17時半頃

【人】 手妻師 華月斎

作れるなら、出来るかもな?

[作る、その行動に、何かしらのちからがはたらいているのではないかと男は思っている。
 藤乃助>>226、彼は手先が器用だったか]

――… え

[睨みつける視線と、問う言葉。
 何と返すべきか、少し戸惑う。そこに新たにやってきた飴師]

……定吉さん。

(229) 2011/02/15(Tue) 18時頃

【人】 手妻師 華月斎

[藤乃助に謂われ>>230、そうだったのか、と呟いて、頭を掻いた。
 いつか知られるような気はしていたが、思っていたより早かったな、と、そんな感想を持つ]

定吉さんが……さっき?

[走り去るような物音を思い出せば、あ、と声を漏らす]

(232) 2011/02/15(Tue) 18時頃

【人】 手妻師 華月斎

もう少し、このまま遊んで居たかったのに。
……全部手妻だと謂ったら、信じてもらえるのだろうか?

[首を傾げて、尋ねる>>231]

(236) 2011/02/15(Tue) 18時半頃

【人】 手妻師 華月斎

かどわかしているつもりは、少なくとも俺には無いよ。
他の皆は知らないが。

俺自身は、誰かを連れて行くつもりもないし、この祭を楽しめればそれで良いと。
そう、思っている。

[春松の侮蔑>>233に、縁台に座ったまま。答える。
 これは、華月斎の本心。
 どう捉えられるかは解らないけれど]

(237) 2011/02/15(Tue) 18時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[定吉の様子>>239に、笑う]

はははっ、面白いな、定吉は。
……ああ、残念だ。
知られれば、きっと、同じように、遊んでは貰えないだろうから。

……その子のように。人の子は俺を、同じに扱ってくれないのだろう。

[春松>>242を、見詰める。
 新たな来訪者が来たのは、その頃か>>240
 問いかけた言葉は、短く]

――… いつ、知った?

(245) 2011/02/15(Tue) 18時半頃

[アヤカシに近づけないなら、せめて人に]

[夢幻でも、近付いていたかったのに]



そんなに欲しいなら、攫ってしまえばいいのに。


【人】 手妻師 華月斎

[春松が、すり抜ける。
 それを眺めながら]

ああ あの時の。
そうだな、そう謂えば。

……そんな着物だった。

[ちらりと、視線を一平太へと。
 喉の奥の笑い声>>248に眉を顰めた。
 言葉で尋ねる事も何もせず。
 一方的に隠れて確認したのかと。

 "友達"だと謂ったあの時の言葉が。

 ――… ただ、空しく]

(252) 2011/02/15(Tue) 19時頃

――… はは、俺が欲しいのは。

"俺"自身の価値だというのに。

[それを呉れるものだと、いうのに]



人の子を攫っても、"俺"は変わらない。

そうだろう、なあ――…?

[ならばいっそ、全てを忘れられればいいのに]


【人】 手妻師 華月斎

定吉――… ありがとう。

[怖くない、と首を振る>>251
 彼の中にどのような記憶があるのか、男は知らないけれど。
 強がりながらも肯定してくれる言葉に微笑んだ]

(254) 2011/02/15(Tue) 19時頃

華月斎は、定吉に向けた微笑は、優しく

2011/02/15(Tue) 19時頃


【人】 手妻師 華月斎

藤乃助、一平太の秘密の力、とはなんだ?

[言葉の中、気になる単語を同士に問いかける]

(255) 2011/02/15(Tue) 19時頃

【人】 手妻師 華月斎

[一平太の答え>>257に、ぴくりと指先が動く]

そんな事が、出来るのか。

ならば、例えば以前は人であった者に……あるいはアヤカシに、その力を使えば、
こちら側の――人の子に、成れるというのか?

[表情は真剣に]

(263) 2011/02/15(Tue) 19時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 19時半頃


[物悲しげな鈴の音。

りん、りん。

頭の中で、何かを思い出せというように響く。

りん。

きっとそれは、大切なことなのに。

――まだ、思い出せない]


人になりたいなんてなあ。

[人間からアヤカシに転じた自分には到底わからない話]


【人】 手妻師 華月斎

成る方法が、あるのならな。
……無いのだろう?

[一平太の言葉>>265を聞き、貌に浮かぶのは、寂しげな笑み]

だから、俺は。
知られずに、ただ、人として。
この祭を楽しめれば、それで良かったんだ。

[だがそれももう、叶わないのだろうと]

(268) 2011/02/15(Tue) 20時頃

正しくは――… 人になりたい、わけじゃあないがな。

どちらかに、成りたいんだ。

[独りきりは、嫌だ]

成れないなら。

[独りきりだと感じないように、成りたい]


   ――  ああ、寂しい  ――   


[ ――寂しい、 と 。

 意識  をすれば  するほどに

                孤独は   深く    なっていく]


            その穴を埋めたいから

             人の子を攫うんだ。
 

           何故それがいけないのだ。


【人】 手妻師 華月斎

何に、謝るんだ?
 何故、謝るんだ。

知って、どうしたかった。
 何故、知りたかったんだ?

[声は、掠れかけていたか。
 ぽつりぽつりと、疑問が続く。

 深く頭を下げた相手、地を見詰めているだろう場所に。
 朱色の蝶が ひらり と一羽、舞う。
 顔を上げるように、視線を上げるように、 ひらり と誘い舞い上がる]

(276) 2011/02/15(Tue) 20時半頃

 ―― 穴 を 、 埋める ――

[藤乃助の言葉に、赤褐色の眸が、揺れる]


[男は、人の子を攫う事を、肯定も否定もしていなかった。

 "神隠し"は、自分以外のアヤカシにとって必要な事のようだと薄ら感じていたし、
 そも、"神隠し"事態に、男には興味を惹かれなかったのだ]

[人の子を連れ去る事に興味を持てなかったのは、男のアヤカシらしくない部分で、
 興味が無い事には一切無頓着、それはアヤカシらしい男の一面だったのかもしれない]

[けれど]


【人】 手妻師 華月斎

どう、だろうか。
俺はそのあたりの事情には疎くてな……

[定吉の問い>>275の答えは、知らない。
 男が返したのは、簡素な言葉だった]


たった一人の肉親……

[幼げな春松の憔悴しきった様子に向けるのは、僅かにだけ、同情の貌]

(283) 2011/02/15(Tue) 21時頃

【人】 手妻師 華月斎

[一羽の蝶が、男の方へと飛び。
 一平太の視界の中、ちらりちらりと舞い踊る]

――… は、ぁ ?

[予想していなかった言葉>>284に、間の抜けた声]

(286) 2011/02/15(Tue) 21時頃

【人】 手妻師 華月斎

どうということ、あるだろう!?

通り抜けて気持ち悪くは無いのか?
人間ではないのだぞ、俺は!

な、何故だ?
"神隠し"だぞ?
あちらへと行けば、帰ってはこれないのだぞ?
いや、お前の力があれば帰れるのだったか?

[慌てふためく、思わず縁台から立ち上がる。
 蝶が ぱさり と今まで男の座っていた場所に、落ちた]

(288) 2011/02/15(Tue) 21時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 21時頃


【人】 手妻師 華月斎

つまり、一平太は、逃げたい、逃げたかった、のだな?
それは、今も、なのか?

……今、春松の感情を、見ても、あちらへ行きたいと?
アヤカシと同じになっても、良いと、思うのか?

(291) 2011/02/15(Tue) 21時頃

【人】 手妻師 華月斎

いや、独りだから良いとか、悪いとかじゃあ無いんだ。

[がしがしと頭を掻いて]

お前はあちらへと行けば、アヤカシになるのだぞ?

春松のように、アヤカシを恨む者は多い、だろう?
お前も、親族が連れて行かれたときには恨まなかったのか?
それに"なる"のだぞ? 解っているのか?

それにアヤカシとなれば――…
永い年月を生きる事になる。
俺とは……"半端者"で、人と同じ時を生きる俺とは、"違う"んだ。

(298) 2011/02/15(Tue) 21時半頃

【人】 手妻師 華月斎

そう――… "違う"んだ。

[自身で言った言葉に、動揺が冷める]

俺を疎んじる事が無いと言うのは、嬉しかった。ありがとう。だが……

俺は、お前を連れて行きたくは、無い。

毎年、祭の間に。
会える、話せる、人のように扱ってくれるならば、それが、いい。

(299) 2011/02/15(Tue) 21時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 22時頃


【人】 手妻師 華月斎

いや、聞きたいのは俺のほうなのだが……
逃げたいの、だろう?
それを叶えたくないと、俺は謂っているのだぞ。

[首の後ろに手を当てたまま]

ああ、これが俺の今の、望み、だろうな。

["なれないのならば"と、小さく呟いて。
 向けられた笑顔に、また、戸惑う]

(301) 2011/02/15(Tue) 22時頃


[りん――…]
 


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 22時頃


[風は言葉を運ぶ。
 人の子らの言葉も。藤之助や華月斎の言葉も]

 ……会って話をしたら、触れたくなる。
 俺たちが持ちえない温もりを持つそれらを、知りたくなる。


【人】 手妻師 華月斎

ああ、見に行く。
飴細工ができるのを見るのは楽しかったからな。

[定吉に頷く。
 アヤカシに好かれる腕、という所には首を傾げたが]

(303) 2011/02/15(Tue) 22時頃

[鳥居の上。
 面を外したアヤカシはくるくるまわる風車を、冷たく見降ろしながら]

 触れたいと思えば、欲しくなる。
 人の子を己が手で、花の様に咲かせたくなるものだ。

[くるりくるり。
 回る風車へ、そっと口接けを落として。

 まるで憐れむように、
 その赫い眸を縁取る長い睫毛を震わせた]


華月斎は、藤之助の姿を、見渡してみたが見つけられなかったか

2011/02/15(Tue) 22時頃


華月斎は、定吉が春松を追うのを、見送った

2011/02/15(Tue) 22時頃


【人】 手妻師 華月斎

[男は息を吐きながら、再び、縁台に腰掛ける。
 一羽の蝶は、上へ上へと、空に向かい飛び立ち、溶ける]

運命などという言葉、信じては居ないが……

[冗談のようでも言葉に滲んだ寂しさを感じれば、赤褐色の眸が一平太を見詰めた]

アヤカシになりたい、のか? 逃げたいだけでなく。

(306) 2011/02/15(Tue) 22時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 22時半頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 22時半頃


【人】 手妻師 華月斎

…… 触れ る?

[一平太の、途切れる声>>307に、少し、目を見開いた。

 立ち上がり、視線を逸らした一平太の前まで歩く。
 以前、手を伸ばした事を思い出しながら、同じように。今度は、途中、止まる事はなかった。

 ふわりと、通り過ぎないように頭を撫でる。
 風が触れるように感じるだろうか、優しく]

(310) 2011/02/15(Tue) 22時半頃

触れたい…………相手に触れたい?

[今までそう思って人を攫っただろうか。

――否、ただ隙間が埋まればとそれだけで]


【人】 手妻師 華月斎

……今のは、我侭、だったのか。
俺は、優しい、のか?

[笑うのとは対照的か、考えるような表情で]

そうだな、寒くなってきた。火にあたりたい。
一緒に行くことにするか。

(317) 2011/02/15(Tue) 23時頃

[寂しさは、いつしか消えていた]

[目の前の相手が友でいてくれると、
 人のように扱ってくれると、
 それだけを喜んでいた]


[   溝は 残った 儘なのに   **]


【人】 手妻師 華月斎

― 篝火 ―

[冷える一方の外気に、集まる人も多かったか。
 篝火の近くで、一平太とそこでしばらくの時間を過ごしただろう]

……なあ、一平太。
今晩は、お前の家に行ってみたい。

――…構わないか?

[ゆらめく焔に照らされて、橙色の貌が*問いかけた*]

(329) 2011/02/16(Wed) 00時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/16(Wed) 00時半頃


ウトは とても優しいな


 俺はああいう捨てられた子犬のようなものに弱いのだ。

 ……それに藤のしりぬぐいは俺の役目だろう?
 俺は藤の親みたいなものだからな。


俺も、子犬のように拾われたのか?

[くすぐったそうに返事をする、あれから随分時は過ぎたかもしれないが今でもまだ子供のまま]

親、の……そうだな。俺もウトは親だと思っているよ。
そのウトへ、もう一つ頼みたい。


俺はどうしても朧を気に入ってしまったから

“一緒に里に行きたい”んだ。


[擽ったそうな声に、ふ…と笑う。
 傍に居れば、その頭を撫でていただろうか]

 ……頼み?

[告げられた言葉に、訝しげに次の言葉を待って]

 ――それが藤の望みなら。
 今宵の門は、お前と其の人の子のために開こう。


[拾われた子犬は懐いて喉を鳴らし、擦り寄るだろう]

ありがとう、ウト。
俺が人間を攫うために祭りに降りるのはこれで最後になるだろう。

[不思議と確信する、胸に手を当て誓うようにそう告げる]


 ――見つけたのだな。
 永遠の小鳥。隙間を埋める存在を。

[面の下に浮かぶは、寂しげな笑み。
 だけど、それは声には出さず、然も祝福するように呟いて]

 大事にしてやれ。


/*
中発言失礼。
一応、▼藤▲朧で合わせているが構わぬか?
メモで伝えた方が良いだろうか。


/*

▼藤▲朧でお願いする。
一応、メモに転載も……自分で言うと恥ずか死しそうだ。

あ、でもじじから飴を受け取らないとな。


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/16(Wed) 02時頃


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