人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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視点:


[毎年、冬になれば必ず風邪を引き込む体質で。
だから、今もそれと同じだと思っていた。

いつもの風邪と違うとわかるのは
いつの頃だろう**]


[――――籠の外に出て遊んでいた、一羽の鳥が。]


[甘く香る薔薇の呪いにかけられたのはいつの日か。]


[甘い蜜に目が眩み、群がったのが運の尽き。]


【人】 捜査官 ジェフ

[鳥がロバートを襲撃していた。
 この鳥の飼い主は一人しか居ない。]

 フィル!フィリップ!!!
 ロバート、大丈夫か。

[正直どうしたら良いか解らず、珍しくオロオロしている。]

(7) 2011/12/23(Fri) 00時半頃

[棘の呪いに蝕まれ、今宵も誰かを眠りに誘う。]


[薔薇の香りに思い出す。中庭の光景。
自分を見て、微笑んでいた少年。
ノックス自身には、触れあった記憶はないけれど。

知らぬ間に、寝顔を晒したことがあったよう。
談話室の一コマ。長い接吻。

銀の少年にとって、その行為はどんな意味があったのだろう。
ただ、乳白色に近い金の髪を持つ少年の裡に、
密やかに種は植え付けられていて……―――。]


[何処からともなく、聞こえる声は。]


[薔薇の棘に、魅了されし者の声。]


 なん……だろ……。

[さわりと胸がさざめいて、ポツリと裡で想う。
それは知らず、薔薇に連なった音となり、
誰かに聴こえてしまうのだろう。]


あれ、ノックス先輩今何か言いました?

[モリスは思わず振り返る。何が起こっているかは到底理解できずに。]


[ふらり。夜の帳が下りた頃、
空ろげな瞳の、青白い顔をした一人の生徒。
薔薇の一つを手にとって、そぅっとそれにキスを寄せる。

そこには今、誰もいない。
枯れかけた薔薇の一輪へ大事そうに指を這わせ、
まるで蜜を飲むようにまた、何度もキスを寄せ。

雲の切れ目から覗いた月が、呼び起こした花のそれ。生徒自身には、意識はないようで]


……足りない……

[精気を吸われたかのようにかれた花。
花弁の一枚を食みながら。

聞こえる声に、ぴくりと口元が歪む。
何か憑かれたような声はとてもか細くて]

……。誰。


[薔薇達を見る目は深い赤。
薔薇の記憶は、銀色の…長い髪の少年を脳裏に焼き付ける。
彼なら、精気を分けてくれるだろうか。
薔薇が枯れてしまう、その前に]

……。誰か……

[生きるためのものが。生まれるためのものが]

ホシイ……

[呟きは、風にのって消える**]


【人】 捜査官 ジェフ

 ……大丈夫そうか、ならよかった。

[気を取り直して、背筋を伸ばす。
 幸い眼鏡も無事そうだ。]

 ところでロバート。
 先ず先輩には敬語を使うように。
 一般的常識を身に纏わないと社会に出たときに恥を書くのはロバートのほうだという事を忘れるな。

 次に、食堂で食事をした後は食器を片付けろ。
 そのくらいの躾もされて居ないのかと思われたくないだろう。

[目を細めて、食堂から持ち出した案件を告げる。]

(23) 2011/12/23(Fri) 01時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[動揺していたからか、意識はセシルにまで回っておらず。
 姿を現したのに驚いた。

 なるほど、ロバートとは同じクラスは。
 関係は悪く無さそうだと感じた。

 鳥を回収し終えて逃げるフィリップには声をかけ損ねて。
 次に見つけたら籠に入れるよう注意しなければ。]

 その、数年の産まれの違いで立場が決まるのが学校という所だ。それが出来ないのなら適応能力の低さを疑われるだろうな。

[納得の行かない顔に、社会の理不尽さを告げる。
 世が世でないから、仕方ないだろう。
 我が侭な王子様だ。とてもこう、躾をし直したくなる。] 

 そのくらいも出来ないようなら、流石に私もどうかと思ったが。
 明日からはそうしてくれると寮母も喜ぶだろう。

(28) 2011/12/23(Fri) 02時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[良く見る類の、歓迎されない表情。恐らく誰からもこんなことを言われた事なんてないのだろうから。

 むすっと黙り込む様子に、何年か前のサイラスを思い出した。]
 
 次からは説教を受けないよう行動すれば良いだけだ。
 ロバートがそうあることを私は願うよ。

[確かロバートは、サイラスと同じ年のはずだ。
 それなのにあの態度。
 子供か?

 見上げて睨む顔が、どうしても微笑ましいものに見えてしまい。]

 ……くっ、ははは!

[思わず噴出して笑ってしまった。
 しかし。聞き逃さなかった。]

 先輩って付けないとロバートは一生私に勝てないぞ。

(31) 2011/12/23(Fri) 03時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 03時頃


【人】 捜査官 ジェフ

[思わぬツボに入って、肩を震わせる。
 本人を目の前に遠慮なんてない。]

 ……ふっ、ククク。

[できていない敬語も、不思議そうな顔も、生意気な態度も、ロバートの何もかもが無性に何かを揺さぶっている。
 とりあえずその髪を撫で回してやりたい衝動はなんとか堪えた。]

 出来るじゃないかロバート。
 その調子で、頼むよ。…………くくくっ。

[またこの可愛らしい会話ができるなら、いつでも立ち向かって来て欲しいと思った。
 漂う薔薇の香の影響でちょっと自分がおかしいのかもしれないが、未だ自覚は無い。**]

(34) 2011/12/23(Fri) 03時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 04時頃


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 04時半頃


「君に──…………」

[薔薇は、一言、風のようなささやきを零す。
それは、病気がちの少年が、ずっと想い、支えとしていたもの。
決して表には出ない、小さな小さなトゲのような感覚]


 ほぇっ!?

[裡で呟けば、裡に返るように聴こえる声。
それは、目の前のモリスの物である気がするけれど。
しかし、耳で聞いたのではない感覚に、
眼を見開いたのは食器が鳴る音と同時。]

 えー、えー……何これ。
 モリス?……と、あれ、もう一人声が……?

[風に消えそうな細い声。
耳を澄ますように立ちすくめば、
サイラスに関する動きには遅れてしまう。]


 んー……何か、欲しいの?

[消え行く声を微か拾って、そっと裡で返してみる。
それは、オスカーを止めた頃合い。

オスカーを抱き止めれたなら、
その温もりが心を落ち着かせたのか。
否、誰かを求めるという植えつけられた慾が、
この異常事態を受け入れさせたのだろうか。]


何、これ、だなんて…とんだご挨拶だね…。

[薔薇の園から囁く声は酔ったような甘いもの]

聞こえる?君達は……誰?
薔薇の声が、聞こえるのかい?


…うん。

[ほしいのかと聞かれれば肯定の意識が空気に乗って。
薔薇の香りが、そこに漂う]

枯れそう、なんだ。
君は…君達は、助けてくれる…?


 挨拶が欲しかったの?
 じゃあ、こんばんはー。

[返ってきた声に驚きつつも、暢気に挨拶を返す。
甘ったるい声に、ぞわっと背に走る感覚は、
覚えがないとは言わないけれど……。]

 誰って、俺はノックスだよ。
 高等部2年の。で、君は誰?
 それと、薔薇の声ってなに?

[必要ならばモリスの名も告げるが。
モリスは一発で判ったのに対し、
いつもツンケンとあしらわれているエリアスの甘い声音には、
気がつけなかったのは仕方ないこと。]


ありがとう。こんばんは。
名前…名前、なんだろう?

[ヤドカリのようなものなのだから、
自身に名前はないだろうけど]

体の名前は…エリアスっていうのかな?
君はノックス、ね。君、この子に相当嫌われてるみたいだね?

[くすくす。笑い声は花が零す香りのよう甘やかで]

薔薇が、ね。ちょっと悪戯をしたみたい。
なんで、君達なんだろうね?

[感染したとか、そういったことは一切口にしない。
ただ、自身は傷ついたカラダを癒したいだけだから、
他は正直どうでもよかった]


 名前が、判らない?

[きょとんとした音を響かせる。
その後、体の名前と言われれば、訳が判らないと、
音は響かせないが、とった間の長さで知らせて。
実のところ、その間は、ヴェスパタインの行為に驚いて
出来たものであったけれど。]

 身体はエリアスって、うーん?

[嫌われてるという言葉に、眉を八の字に下げるも、
それは相手には見えないこと。]

 確かに、エリアス本人だったら、
 こんなに和やかに話できないだろうけど。
 薔薇が悪戯?された記憶ないけどなぁ。

[さっぱり判らないと、お手上げ風。]


だって、呼ばれる必要、なかったもの。
薔薇は見目よければそれだけで。
それとも君が名前をくれる?

前からこの子のカラダに居るんだけど。
僕が体力貰ってるから、妙に病気がちみたいだ。

[薔薇は人を殺すつもりは毛頭ない。
悪い言い方なら、寄生虫のようなものだから]

薔薇が、ね。君達に棘を指したか…
刺された誰かが、君達に触れたか。

どうしてそうなってしまったか、知りたい?
僕も枯れそうだし、教えてあげなくもないよ

[くすくす]


もう一人…誰だか知らないけど…でもいいよ
もし知りたかったら、夜中にでも会おうか?
教えてあげる、からさ…

[くすくす。あぁ、そのときは一人でね。
逢引は見られるものではないでしょう?**]


 えーっと……ちょっとまってー。
 君がいるから、エリアスの調子が悪いの?
 だったら、他の所に行ってくれたらいいのに。

[一つ一つ与えられる情報を紐解くように呟く。]

 それで、名前は……
 話聴くとまるで君が薔薇みたいに聴こえるけど。
 そりゃ、必要ならあだ名つけるのはいいけどさ。

[ふっと想い浮かぶビジョンは、何色だったろう。
赤や蒼や白……ではなかった気がするけれど。]

 でもって、薔薇に刺されると声が聴こえるようになる?
 俺は薔薇に触れた記憶ないから、誰かから触れたのかなぁ。
 触られたというか、気がつかないうちに触った??


[うーんうーんと唸るうちに、教えてあげると甘い声。]

 今すぐに教えてくれればいいじゃないか。
 ケチだなぁ。

[教える方法が、逢引だとは知らず。
むぅっと唇を尖らした*]


ケチ?

[心外というように。そしてこれはノックスだけに聞こえるように囁く]

君が好きなことをしてくれればいいんだよ?

抱きしめるの、好きでしょう?
君が抱きしめてくれたら……

[秘密と言う花蜜を、そのくちびるに分けてあげる、と*]


え?つかさっきからノックス先輩誰と話してんの?

[モリスは顔をしかめると辺りを見回す。]

その声だと2年の……エリアス先輩っぽい感じっスけど。


えっ、薔薇が云々って何スか?
今日の帰りに、オレあの薔薇園で……いや、うん、いたのは確かっスけど。

[どうやら事態を把握出来ていない様子で。]


……薔薇は無粋な子ばかり、選んだねぇ……

[モリスの騒がしい声に、僅か眉をしかめるよう]

君でもいいよ、暖めてくれるなら。
薔薇の、木の下で……抱きしめて……くれる?*


ちょ、あんた誰だか知らねーけど何わかんねー事言ってんだよ!

[モリスが顔を赤らめたのは風邪を引いたせいなのか、それとも思い当たるふしがあったのか。]

し、知らねーよ、抱きしめるとかそんなの、バカじゃねーの……

[思い浮かべるのは、寮に帰る前に薔薇園で起こった出来事**]


[緩く首を傾げて、響く声にくすり、笑う]

薔薇は咲いてしまったからね。
君も、きっと気に入ってくれるよ。

[つ、と彼らのくちびるに指を這わせるような感覚を、薔薇の香とともに。

むせ返るような甘い香は人を酔わせるためのもの]

もう、君達は出れないんだよ。
すぐにわかるから。

少しだけ、夢を見るといいよ


薔薇は…随分と強く咲いてしまったみたいだね。
そんなに匂う?良い香りだと想うのだけど。

[エリアスの脳裏にはわからない声で彼らに声をかける。強い香りはエリアスの体には少々きつかった様子]

ねぇ、どうだろう。
君達にお願いでもして良いかしらん。


 んー……とりあえず、エリアスに会ってみようかなぁ。
 会って、吹っ飛ばされなかったら、中身違うんだろうし。

[助けて欲しいという言葉も気になるし。
好奇心は猫を……。
騒がしいには騒がしいけれど、モリスとは対照的か。
案外、割とあっさり頭に響く声には慣れた様子で返すのは、
人懐っこい性格故だろうか。]


 んー……結構匂うよー。
 香水の瓶ひっくり返したみたいにさ。

[すんすんっと犬のように鼻を鳴らして、
聴こえる声に答えていれば、返した相手らしきが眼の前に。]

 お願いって何?
 もしかして、動けないから運んでーとか?

[この状況で、エリアスが自分を頼ったら、
確かに異常事態だろうなぁと、思いながらのほほんっと。]


きてくれるのなら、カンゲイするよ。

寒いんだ。


あぁ、君が、ノックスだね。

[見た目と反して、緩やかな声音でといかける]


 うん、そうそう、俺、ノックス。

[うわー、本当にエリアスじゃないのかなー。
とは、流石に薔薇の声にも乗せないけれど。]


……何、言ってるの……

[エリアスの意識と混ざり合って。
まだエリアス自身は、この声に気付かない。
知らずにこの声を乗せていることにも]

苦しいんだ。のどが、痛くて。


 何って?

[何のことに対して言っているのか判らず、首を傾ぐ。]

 喉が痛い……喉飴食べる?

[手を差し伸ばしながら、提案一つ。
喉飴は、部屋にかえらないとないのだけれど。]


[支えられてかくりと一度、意識を飛ばしたようになったけれど、も]

……。飴より…こっちがいい。

[するりと見えぬように触れる彼のくちもと]

ねぇ…聞きたかったんでしょう?


 こっち?

[唇に触れられれば、少し驚いた顔をするけれど。
こっちが何を指すのか判ってないない少年は、
その後、見開いた眼を瞬かせる。]

 んー……こんな風になっちゃった理由は知りたいけど
 話せる状況だったりする?

[体調的にとは、暗に。
触れられた唇が、何故か熱くて。
ふっと、いつか、似たような感覚を夢で覚えたと思いだす。
あれは……いつ、だったろう。]


体調が悪いのは僕じゃないもの。
大丈夫だよ、今エリアスには眠ってもらったから。
マネするのも、簡単。

[青白い顔とは裏腹に、色を込めた声]

教えてあげる。その代り、あっためて。
君、抱きつくの好きでしょう?

[もう一度、ふわりと口元にふれて]

ここから少しだけ、君の精気をくれるかな?


 眠って貰ったって、エリアス大丈夫なの?

[艶やかな声に、ぞわりと背を走るもの。
触れられた唇が、熱くて……―――。]

 そりゃ、ぎゅってするのはスキンシップだから。
 でも……―――

[ようやっと彼が言いたいことが、なんとなく判る。
精気って?とか、色々思うことはあるが、
戦慄く唇は音を紡げない。

ぎゅっとするのと、キスは違う。
それでも、抗いがたい衝動は……オスカーの存在に
今はようやっと止められている。]


…ジャマ、入ったね。
しょうがない。じゃ、僕は今は眠ることにするよ。

キスもスキンシップでしょう?
僕とは…嫌?
だったら他の人にお願いするから。

でも、枯れそうなのは本当。
それに、僕は君のこと、嫌いじゃないよ。

[キスは後でね。そう、とてもとても甘く囁いて]


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 21時頃


[ソファの上で目覚めたのはエリアスその人。
けれど、瞳の艶のある色は変わらない。
誘うように、ノックスにむけてる瞳は胸裏の薔薇の精]

…ここの本、探してみたら?
ずっと昔にも…トゲはきっと、悪戯をしているよ。

[ずっと学校を見守ってきた薔薇の木。
トゲにつかまった生徒の記録が、きっとどこかにあるだろう

御伽噺のような物語は、きっと、甘やかで、ひそやかな蜜色のそれ]

本当は、ここで君と一緒にいたかったんだけど、ね。

[くすり]


【人】 捜査官 ジェフ

――廊下――

[部屋に戻ろうと廊下を歩いている。
 ふと、窓を見ると鏡のようなガラスに写る自分。
 髪の色は同じなのに、青くない瞳。

 眉を顰めた。もう、何年も同じ顔なのだ。慣れても良いはずなのに。]

 それにしても、薔薇が。

[香が強い気がする。眩暈のような、酩酊感。
 まるで、慣れない煙草を吸ったような。酒を飲んだような。

 真面目だとは言われていたけれど、人並みに悪さもしたことあるのでそれぐらいは知っているのだ。]

(123) 2011/12/23(Fri) 21時頃

ジェフは、窓の向こうに人の姿を見るだろうか。

2011/12/23(Fri) 21時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

[窓の向こう、知った姿が手を振っていたので振り替えす。
 こんな寒い雪の中で何をしているのだろう。

 少しだけ窓を開けて覗こうとして、濃厚な薔薇の香が廊下に広がった。
 思い切り其れを吸い込んでまたあの酩酊感。]

 …………ぅ、

[くらり、窓を閉めることなく頭を振って。
 顔を上げるとロバートの姿。

 身長に見合わない重そうなコート姿。何処かへ行くつもりだったのか。
 そんなことより、今は……薔薇の、香が。]

(133) 2011/12/23(Fri) 22時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[額に手を当て、立ちくらみのような眩暈をやり過ごす。
 こんなだから、窓から戻ったベネットへ注意できなかった。]

 外、何かあったのか?何でこんな時間に。
 寒かっただろう。

 ヴェス?

[説明を求める顔で、ベネットを見て。
 ロバートの方へも、気にするような視線を投げる。]

(139) 2011/12/23(Fri) 22時頃

 誰でも、いいんだ……?

[かけられる甘い声に、咎めるでなく零す音。
誘うような色に、そのまま囚われるように
ヒントを貰っても尚、オスカーに伸ばされる
指先の動きを見詰め続ける。

その続きを、本でなく知りたいというように。]


【人】 捜査官 ジェフ

 ベネットは平気か。
 俺にはなにか、こう。酔ったような感じがする。
 匂いが濃すぎる……?

[それでも、背筋を伸ばす。いつも通りの表情を作れるだろうか。
 服の下で、ずきりと、戯れに付けられた紅い痕が疼いた。どうしてこれが今、そんなことを考える余裕も無く。]

 風邪を引かなければ良いが。
 戻らないようなら、後で毛布を、持ってゆこう。

[あの後輩を一人にしないほうが良い、何故かそんなことを思った。]

(145) 2011/12/23(Fri) 22時半頃

…僕が思いを遂げても、眠ってしまうんだろうか…

[今は、エリアスとは別の意識の中で、
彼に投げかける]

なら、薔薇のトゲを受け入れた、君達とがいい、な。

[眠ってしまうこと。それはきっと開花という、想い遂げた花が散華する、決まりきった運命のこと]


あんまりこの子、からかっちゃだめだよ?
血圧あがっちゃうから。

[くすくす。お邪魔虫はいなくなったけど]

君はまだ、耐えられる方?
それとも、この子に触るのは、好きじゃない?


【人】 捜査官 ジェフ

[香に、少し身体が慣れてきただろうか。
 スン、と鼻を鳴らした。]

 乾燥には弱いから、敏感なのかもしれない。
 私も、ヴェスも。

[何故だろう、構ってしまうのは。
 良く解らないし、深く考えた事も無かったけれど。
 見上げてくる瞳を見て、しかし同年のベネットには同じような情は湧かない、と思う。]

 ノックスと、オスカー?
 さあ、私は見ていないな。

 廊下でも見て居ないし、私は先に食堂を出た、から。

(163) 2011/12/23(Fri) 23時頃

[揶揄っちゃ駄目と言われても、止まらないのがこの男。
しっかり揶揄って、顔を寄せるのは、耐えてる訳でなく、その逆。

エリアスはノックスのことを嫌っているが、
その逆はそうではなくて。
それでも、キスをしたいかと言われれば、
否というのは通常時では即答なのだけれど。

――……身に穿たれた棘は、
確実に欲望という名の根を張っていた。
それは、抗えないほど。]


【人】 捜査官 ジェフ

[似合っているとは言い難いコートのロバートが歩いてくる。
 嫌なら近づかなければ良いのに、態々向かってくるところがまた、この後輩の良いところだ。
 普段ならそう思えただろう。]

 そうか。ロバートにはこれは良い匂いか。
 それなら良い。

 酒では、私はこんな風にはならないよ。

[先ほどまで見せていた顔は作れなかった。
 弱った表情、とまでは行かないが。]

(173) 2011/12/23(Fri) 23時頃

[合わさる唇と唇。
そこからじわりと毒が染みいるように、広がる熱の感覚。

初めての筈なのに

             嗚呼、この感覚を知っていると思った。]


つーか、さっきから、何してん、スかぁ……

[廊下を歩いている時にも聞こえる、秘密の密会の様子が聞こえて。

ベッドの上で独り、呟く。]


…ゴチソーサマ。
君、なかなか下手だね。

[からかい半分に。
エリアスだってうまいわけないのだけども。
それでも薔薇は、少しその精気を吸い取ったよう]


うげ、なんかくる、しい……

[モリスは締め付けられるような苦しさに、ズボンのベルトを外す。]


 俺のファーストキスがぁああああああ!!!

[モリスに答える訳でないけれど、
薔薇の声ではしっかり叫んでいたとか。]

 下手ってしょうがないじゃんかーはぢめてなのにっ。
 俺は、やればできる子なんだよ!!!

[ちょっと打ちひしがれて、ピントの外れたことを言った。]


【人】 捜査官 ジェフ

[ベネットは二人を探しに向かう。人のこと言えないだろう、立派に心配性だと思うぞ。
 背中にはそう声はかけず心に仕舞った。]

 体調は、悪くない。
 で、ロバートは外へ出て何をしようとしていたのかな。
 この時間に外出する理由は無いだろう。

[これで、口調だけはすっかり元通りに聞こえるだろうか。]

(192) 2011/12/23(Fri) 23時半頃

だったら、やってみればよかったじゃない。
この子だって多分ファーストだよ?

[くすくす。幾分か元気になった薔薇の精はからかうことが仕事のように楽しそう]

君も混ざる?

[モリスの声には誘いの声]


ノッ、クス先輩……

[ノックスの声が聞こえるのは、幻聴なのか現実なのか。]

キスって、マジ、何やってんスかぁ……

[自分の意志とは裏腹に右手は自らの下半身へと伸びていく。]


オレも混ざれって、どうするつもりっスか……

[得体の知れない、誰かとノックスの行為。
モリス自身もはじめての行為でも無いのに体は熱を帯びていく。]


 違うんだよー、エリアスでエリアスじゃないのに
 俺の唇奪われたんだよぉ。

 って、混ざるって何?これ以上ナニする気?

[2人の会話に、プチパニックっぽく騒ぐ。
ナニっと言って、聴いて知っているあれやこれやの知識が、
ぼふんっと脳内で開花して、頬を赤らめた。]


なにって……動物でいうとこの、交尾?

[あっけらかんと言い放つ。
セレストに見られて、エリアスの精神がめっちゃ混乱してるのをよそに、物凄くしらじらしく口にした]

精気を貰うのはそれが一番なんだけど?

[取り付かれた相手が悪かった
多分エリアスがしらふにもどった時にこんなことを聞かされれば、卒倒したままぽしゃってもおかしくない]


オレは……マジでダメっスよ……

[モリスは呻くような声で呟く。]

オレみたいな、汚い人間、なんて、ダメっス……

[モリスは何かを振り払うかのように、汗ばんだ右手をベルトとズボンにかけると、もう一度ズボンとベルトを着け直す。]


汚い?そう。君は汚い人間なんだ?
どこがどう汚いのか、僕はわかんないけど?

…僕はそんなの、気にしないけど。

[薔薇は寒いだけ。傷を癒したいだけ。
薔薇に思いを寄せる人間に、汚いものなんてそうはみない。
花の美しさをたたえてくれる人たちだけ]

君達が薔薇を綺麗といってくれるように
薔薇からも君達は綺麗なんだよ?


【人】 捜査官 ジェフ

[ロバートのお陰で、調子が戻ってきた。
 大丈夫だ、もうあの香もそう濃くない。]

 私が可愛くても仕方ないだろう。おかしなことを言うな。
 散歩?こんな夜に、コートを着込んでか。
 出歩くなら見つからないようにもう少し努力したほうがいい。

[ふ、と鼻で笑った。]

(207) 2011/12/24(Sat) 00時頃

あれ?あの子、怒ってるのかしらん?

[セレストの様子に薔薇は首を傾げて呟いた]

かわいい子だね。あぁいう子からも、貰いたいなぁ。
さっきの小さな子も面白そうだし。

[悪気のない子供のような呟き]


 交尾って、なんだか響きに浪漫がないなぁ。

[ぽっと赤くなりながら、妙な所にこだわりを見せる。]

 うーん、薔薇ちゃんの望みは精気を得ること?
 枯れそうっていってたから、そうしたら枯れない
 ……のかな。

 でも、俺、愛の営みっていうくらいだから
 それは、恋愛として好きな人としたいなぁ。
 ちゅぅは、またしても、いいかもしれないかもしれないけど。

[モリスが汚いとかなんとか言っている裏で、
ぼそぼそもそもそ何か言っていたのは、
エリアスの保護者が来る前くらいの話。]


なんていうのか、知らないもの。
それに…今さっき知り合ったばかりの僕らに、
恋愛とかそんなもの、あると思う?
僕は君達も嫌いじゃないだけだよ。
薔薇を好いてくれる人は皆好き。

…人間は、交尾をなんていうの?


【人】 捜査官 ジェフ

 ほう、ロバートも面白い事を言う。
 しかしまだ口調が定まってないな。
 努力の跡は窺えるが簡単に揚げ足を取られたくないのならもう少しだ。

[肩を叩かれる、手を掴んで顔をぐいと寄せた。
 少し屈む格好、目の前にはくすんだ金の髪。]

 そうだな、“中庭以外”には出歩かない方が賢明だろう。ロバートも、な?

[何か隠しているのだろうか。
 こういう勘は悪くない。]

(219) 2011/12/24(Sat) 01時頃

……やべ。くるしい。

[級友を見た途端に、薔薇の香りが強くなって。

微かな声で、悲鳴を上げる。]


【人】 捜査官 ジェフ

[私の弟はこの色ではなかった。だから、大丈夫だ。

 手が逃れようと引かれて、余計に力を込めてしまった。
 抑え込んでいた凶暴な熱が、薔薇の香で加速する。]

 いいや、でも。悪戯前の顔は見覚えがあるからな。
 ロバートがしそうなら、私が見張って居ないとならないだろう?
 もし、無実ならそれこそ。一緒に居ても問題ないはずだが。

[尊大だった態度が急にしおらしくなる。
 淡い色の瞳を見つめる。距離が近すぎて、ヴェスの気配には気づかない。

 獲物を食らうように、口付けようとそのまま顔を寄せてゆく。]

(230) 2011/12/24(Sat) 01時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[生徒会執行部の中でもごく一部の役員のみの秘密倶楽部。会長のレオナルドは知っているのか居ないのか、少なくとも自分とは鉢合わせた事は無いが。

 これまでずっと、金髪の後輩だけを抱いてきた。

 まるで誰かの身代わりのように、しかし無意識に選んで。
 そのうちの一人に、冬休みですから、なんて言われて残されたそれ。
 薔薇の香を吸い込んでからじくじくと疼くのは何故だろう。]

(242) 2011/12/24(Sat) 02時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ならば、見張っていよう。

[涙が溢れそうなのが見える。いつもの王様のような態度は何処へ消えたのか。

 そのまま、瞳を閉じずに唇をあわせる寸前。
 強く押されて窓の方へ背を打ち付ける。]

 ッ、……。

 お前が、そんな色をしているから!

[反射的に言い返していた。
 でも、恋人でも弟でもないのは事実。

 ぼろぼろと涙を零す姿に、重なる姿。]

 じゃあ、どう扱えばいいんだ。お前は王様か。
 違うだろう、今は只の、子供だ。

(243) 2011/12/24(Sat) 02時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[あの時サイラスには、どうしたか。
 覚えていない。兄弟の思い出を全て白く塗りつぶしてしまいそうで、思い出したくない。

 今の自分はとても汚い。だから、帰省しなかったというのに。
 それが寮の中に、残っているなんて。]

 馬鹿にして私がこんな事出来るか。
 嫌がらせなら身体は張らないものだろう。

[じくじくと痛む痕が。薔薇の香が。怒りと興奮が。
 入り混じった感情で、反応をしていたかもしれない。

 だからこそ、この金髪の後輩を、無理にでも抱いてしまいたいと思った。]

 箱入りの王様はこれを見たこと無いなんて言わないよな。
 いけないのか。私だって男で、欲ぐらいある。

(249) 2011/12/24(Sat) 03時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 03時頃


【人】 捜査官 ジェフ

[私より沢山見たことがある?
 人が外面を信じるよりもずっと悪いことをしている自覚があるこの、私よりも。
 それは、大きな見栄を張ったのか、見るような何かがあるのか、とても引っかかって。]

 ……ロバートのことが、好き?
 そんなことは……

[無いと、即答出来なかった。
 自分でもわからない、しかし好きと言うほどのプラスな感情なのだろうか?これが。

 とても情けない顔になったのかもしれない。
 自分の気持ちや考え、行動に自信が持てない。
 こんな事ははじめてで、動揺した。]

(265) 2011/12/24(Sat) 09時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[ロバートが立ち去るの今度は阻止出来ず廊下に佇んだまま、見送る。

 暫くして、呪縛から溶けたように歩き出すと自室へ急ぐ。
 なんだこの気持ちは。]

 ……そんな筈は、無い。
 誰かに好意なんて。私が。

[ぐるぐると脳内ではロバートの言葉が。見つめた瞳が、近づいた時の熱が、忘れられそうにない。

 誰もいない部屋に戻ると、漸くそこでヴェスを思い出し自分の毛布を抱えて部屋を出た。
 まだ中庭に居るのなら、引っ張ってでも部屋に連れ戻ろうと姿を探して**]

(266) 2011/12/24(Sat) 09時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 09時頃


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 09時頃


[エリアス自身をよそに、薔薇はくすりと笑う]

いいねぇ…青春ってやつかな。
でも悪いことしちゃったみたい…

[別に人が憎いとか、そんな感情は欠片もなくて。
自分が見つめてきた生徒達が、皆かわいいだけのこと]

…ねぇ、君は…薔薇のトゲ、なんともないのかい?

[ノックスとの会話からは、モリスの心情までは汲み取れず]

薔薇のトゲは君に何もささやかない?


……やべ。やっぱり苦しいわ。

[サイラスに顔を覗きこまれた時。そして、その体でベッドに押し込まれた時。

明らかに胸が苦しくなった。]

もしかして、これって、オレ、サイラスの事を……


そ。よかったね、気がついて。
やっぱり、薔薇のトゲは悪戯好きだね。

大丈夫だよ。全然、変じゃない。
そういうものだから。

[薔薇の精は甘い声で囁いた]

…彼に、いうのかい?


あれ、その声は、薔薇の、主さんだっけ?

[モリスは細々とした声で呟く。]

ちょっと聞いてくださいよ。
やっぱりオレ、おかしいっス。サイラスの顔見てると、何か胸が詰まるっつーか、苦しいっつーか……


さ、サイラスに言うって、まさか、やっぱりこれってオレがサイラスの事す……

[モリスはいっそうベッドの上でのた打ちまわっている。]


ヌシってか…僕、ヨーセイってやつ。
庭に咲いてる薔薇の。
なんか今年は妙に調子よくて咲きそうになったのはいいんだけど…
吹雪でいろいろとね。

で?それは確か温泉でもお医者さんでも治せないってやつじゃないの?
棘はお手伝いしかしないからね?

苦しいなら…ゆるめないとね?
きっと彼も、何か苦しいはずだよ。


…そうなんじゃ、ない?

[棘が恋愛感情をもたらすのか、
棘はきっかけにしかならないのか。
そこまでは、人ではない薔薇にはわからない]

否定なんてしないよ。
この子だって…そういう人、いるみたいだし。


で、でも、オレはダメっス。
こういうの、初めてじゃないし、オレは汚い人間っスから。例え好きでも、サイラスとは釣り合わないっス……

[モリスは意気消沈した声で呟く。]


そんなの、僕が知る訳ないじゃないか。
自分で考えて決めなよ。
それとも、僕が似合わないといったら君は諦めるのかい?
諦めたのを人のせいにする?

僕はこの学校の生徒は皆好きだからね。
僕の花が原因でもなんでも、そんな「好き」って感情は、報われてほしいね。


――オレ、バイトで、そういう事した事あるんです。

[少し泣きそうな声でモリスは呟く。]


で?ソレを僕にいって、何ていってほしいの?

…君、もしそのサイラスって子が同じことしてたら、汚いって思うんだ?


最初は、ちょっとぎゅっとさせて、って事だったけど。
実は、帰ってくる前も、薔薇園でちょっと……


違う!サイラスはオレみたいにそんな汚いことはしない!

[直面してもいない相手に怒りをぶつける。]

サイラスはオレみたいに小遣い目当てでそんな事するヤツじゃない!
オレはともかく、アイツをバカにしないでください!

[モリスは少し興奮した様子で叫ぶ。]


そう。薔薇園で。…君の感覚で言ったら、
僕なんて汚く見えてしょうがないんだろうね。

[実際エリアス自身にそんな経験は勿論ないのだけども]

別にいいんじゃない?
僕にはわからないのは、本当なんだから。
君が後悔しなければいいと思うよ。


たとえばの話。
キミのことをサイラスが知らないように、サイラスのことを、キミはどれだけ知ってるのさ。

キミは…否定されたいの。それとも肯定されたいの?
僕に、どんな答えを求めてるのさ。


……肯定も、否定もしてもらう気はないっス。話を聞いてもらいたかった、だけではあるので。
ただ、どうしてこんな気持ちになってるのか、薔薇となんか関係あるのかは、知りたかったスけど。

[モリスは力強く言う。]


まだ、サイラスに関しては気持ちがまとまってないというか。
アイツの事、好きだけど、自分はアイツにそんな事出来る資格は無いって気持ちは、ありますから。

[モリスは少し間をおいて。]

でも、後悔はするなって言葉は、受け取らせて頂きます。
ありがとう。


そう。聞くだけなら、聞くよ。
でも、答えは求めないでほしい。

…キミは何か、負い目に生きてしまうタイプじゃないのかな。
…咲いた花も、後は散るだけだと、
咲いたことを後悔してるのかもしれない。

でも、いいじゃない。
咲かない花は花ではないもの。
過去のない人間なんて、いないでしょ?
僕は、過去は過去でいいと思うよ。

頑張りな。きっと棘は、後押しだけ。

キミやノックスが思いを遂げることができたら、
薔薇の棘は…

[感染する、とは言わない。
それで人が死ぬわけではないから。
問われても、そこだけはぼかして話をするだろう]


【人】 捜査官 ジェフ

[毛布を抱き締めて廊下を歩く。
 頭の中はまだ金髪がどこかに残っていて、しかし姿の見えない後輩の事も心配なのも本当で。

 誰かにすれ違ったかもしれないが、話したく無いから毛布で見えなかった所為にして中庭が見える所まで歩いた。]

 ……ヴェス、と。レオ。
 雪の中で、何をしている。

[低い声で、名前を呼ぶ。
 秘密の共有者、元生徒会長、何かと接点はあったレオナルド。二人が並んで居るなら、眉はしかめられて。
 サイラスはどこに居ただろうか。姿が見えたらますます表情は堅くなるが、こちらは少し意味が違うもの。]

(300) 2011/12/24(Sat) 12時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 レオ。外に……いや、お前まで風邪引かれたら困るから気をつけて行動するように。
 最後の冬休みを寝込んで過ごしたくないだろう?

[しかめられた眉がひょいと上がる。
 組み合わせが、何故か気になるもので、よからぬ事まで考えてしまいそうだ。

 持っていた毛布を、ヴェスへくるむようにかけて抱きしめようと広げ**]

 何故って、私の優先すべきはヴェスだからだ。
 サイラスが風邪を引いたら自宅へ強制送還しておこう。

(304) 2011/12/24(Sat) 13時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 13時頃


[セックスをどう伝えるか、悩んでいる間に
どうやらモリスの相談コーナーになっていたようで。

モリスの秘密を知って、どうしよーと、おろおろと
するものだから、会話に挟まることもなく。]

 えーちょっとまってー。
 モリスはともかく、
 俺には想い告げるような相手いないよー。

[言葉を発したのは、最後になって。
将来情熱をかけられるものを見つけること叶ってなく、
それは人に対しても未だ*]


あれ、ま。

[ヴェスパタインが逃げていくのに驚いた顔してみた]

…折角薔薇の棘のケガを、手当てしちゃ駄目じゃないか。
だから少し、怒ったのに。
嫉妬したのかと思ったのかな。

かわいい子だね。皆。


【人】 捜査官 ジェフ

[捕まえた筈の後輩に押しやられ逃げれられた。今日はこれで二度目だ。
 身体は冷えて居るはずなのに何故拒否をするのかと問おうとして。
 手を出せない。何のことだ。まさかさっきのを聞かれて……いた………?いや、私は直線何も言っていない。その上ヴェスは、金髪ではない。この上なく都合良い同室者。]

 っ〜〜〜くそ。
 レオ、ヴェスを捕まえたら必ず部屋に戻るよう念を押してくれたまえ。

[意味ありげな笑みを浮かべる元相棒、だからこいつは好かないのだ。
 恐らく好みから秘めた想いまで筒抜けになっているだろう。

 今ヴェスを追うのは得策ではないと判断し、物凄く渋い顔でサイラスを変わりに回収すべく中庭へ**]

(356) 2011/12/24(Sat) 17時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 17時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

[釈然としないものを抱えて歩いている。今ばかりはこの毛布が邪魔で仕方ない。

 中庭に出るとちらつく雪の寒さで震えた。さっさと弟を回収して室内に戻りたい。
 それになんだか、廊下より薔薇の香が強い気がする。また挙動不審になってはいけない。]

 サイラス?

[まだ弟はそこに居ただろうか。濃密な薔薇と、散った花びら。
 そして金髪。

 くらり、雪で滑るのとは違うものが足を動かした。]

(371) 2011/12/24(Sat) 20時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 20時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

――中庭――

[弟は雪と遊んでいた。

 幼い頃も、一人でこうして何かと遊んでいる事が多かった。それを連れ戻すのはいつも自分。
 何かは自分には見えることは無かったけれど、とても楽しそうな様子を見るのが好きだった。混ざれないのが、一緒に楽しめないのが悔しく思うほど。]

 ……サイラ、ス……

[ある程度年を重ねてからは、個として。兄弟として当たり前の距離を開けた。そうでもしないと、何かしてはいけないものが溢れそうで。
 いつからこんなものを身のうちに抱えるようになったのだろう。覚えていない。
 逃げるように寮に入ったのに、結局同じところに来る弟。愛しくてでも、近づき過ぎないように厳しくして。
 そんな兄をどう思っただろう。知りたくない。知りたい。]

 ………………。

[白と混じる金髪に魅入られて、雪の中をふらふらと歩み寄る。
 鍵をかけて仕舞いこんでいたものが、むき出しにされたみたいで冷たい雪が心に沁みこんできた。]

 サイラス。

(391) 2011/12/24(Sat) 22時頃

ジェフは、サイラスの金色に、誘われるように手を伸ばす。

2011/12/24(Sat) 22時頃


…カワイソウな子。

[諦めだけで今までを生きてたエリアスに、
あざ笑うような、哀れむような。
ただ、同情だけは寄せない薔薇の精]


…誰か……。

どうしたらいいの。
どうしたら、忘れられるんだろう。

[それはエリアスの呟き。
薔薇の精のそれではなくて。

悲しさだけが漂う気配]


【人】 捜査官 ジェフ

[向けられた笑みは、昔見たそれ。

 強張っていた顔をくしゃりと崩して、弟の隣へ雪の中。
 髪にかかる雪をはらうと、その肩へ毛布をかける。]

 寒くないか?まだ此処に居るなら、羽織ってろ。
 風邪引いたらカルヴィンも困るだろう。

[兄の顔を作る。でも、もう、どうしようもなくなって。

 毛布ごと抱きしめた。]

(412) 2011/12/24(Sat) 23時頃

えっ、エリアス先輩……?

[突然の呟きにモリスは動きが、止まる。]


…忘れたいだけなんだ。
ただ、辛い、だけ……

[シーツを握る手に力が入る。
ぽたぽたと涙だけが零れて。

答えの声に、違和感すら感じずに]

…もう、いやだ…。


[夢から目覚めさてた声は、2つ。
1つはベネットのもので、もうひとつはエリアスのもの。]

 うん?どーしたのー……

[寝ぼけた声が、モリスの後を追うように問う。]


【人】 捜査官 ジェフ

[腕で押されても、抱きしめる力は緩められなくて。]

 すまない、少しだけ。こうさせて欲しい。

 直ぐ戻すから。すまない。今だけ、は。

[いつの間にか大きくなった、それでもまだ小さい弟。
 毛布に顔を埋めて、震える声と肩を隠すように腕に力を込める。

 離したくない、ずっと自分だけのものにしてしまいたい。]

(422) 2011/12/24(Sat) 23時頃

ん〜?どうしたんだろうね、この子。

[答えを返すのは薔薇の精]

随分混乱してるみたいだけど?
君達なんか言ったの?


……っ。

[聞こえてくる嗚咽。
エリアスは何を忘れたくて、泣いているのだろう。

近くにエリアスの同室のセレストがいるだけに、複雑な悲鳴が洩れる。]


…キミ、誰かしらないけど。
バイトで、とか、言っていなかった?

[モリスが薔薇の精としていたやりとりはおぼろげだったけれど、夢の中できいたのだろうと。
この少年は一体いつこの声の異様さに気付くのだろう]

バイトなら…誰とでも、できる?
忘れさせて、くれる…?


……いいんスか。忘れちゃって。

[モリスは少し躊躇を見せると]

オレも忘れたいこと、あるし。
先輩がいいなら、『手伝いますよ』。忘れたいなら。

[セレストが放った自己責任という言葉が重くのしかかる。

それで、きっと、いい。

自分には負い目があるのだから。サイラスには綺麗なままでいてほしい。友達のまま、そのままで過ごせれば。
金で自分を売った、汚い自分にはきっと相応しくないのだから。]


……

お願い……


【人】 捜査官 ジェフ

[この腕で弟を抱きしめるのはいつぶりだろうか。
 その熱が、香りが、薔薇の香が混じって。
 肺に浸透する。]

 …………好き、だよ。
 お前が好きだ。

[ぼそぼそと、聞こえても聞こえなくても良い音量で溢れた物を言葉にする。]

(430) 2011/12/24(Sat) 23時半頃

 むにゃ……。

[未だ夢現。2人の会話は聴いているけれど、脳みそには届いていないようで。]


……どこまで行けばいーんすか?
さすがに場所は選んだほうがいいと思うんスけど。

[モリスは少し困った様子でエリアスに告げる]


…防音室。あそこなら、聞こえない。

[逢引も、それ以上のことも]


……わかりました。
今、たまたまカギが開いてたんで、中にいます。


【人】 捜査官 ジェフ

[受け取り方によっては、兄弟として。肉親としての言葉にもなるけれど。
 込める意味は……それ以上のもの。

 動く気配に顔を上げて抱き直そうと腕を緩める。
 見下ろした金の合間に見上げる瞳。]

 ……、――!

[青と、灰が交わって。
 吸い寄せられるように、そのまま顔を寄せる。]

(445) 2011/12/24(Sat) 23時半頃

キミが…モリス…?

[余りに悲しみすぎてうつろになった眼は
彼を見る。
戸惑うことなくその胸元にほほをよせて]

約束。忘れさせ、て……


オレがモリスですけど、ね。

[来るなりエリアスが胸元に飛び込んでくるのを見れば、その髪を優しく撫でて。]

別に、いいですよ。オレで良ければ。
一緒に、暖まりましょうか。


【人】 捜査官 ジェフ

[青が見えなくなっても、動作はとまらない。
 すっかり冷えていた唇へ触れる。
 熱を移すように、思いを伝えるように。

 もう雪の寒さも感じなくなってきた。
 それぐらい体が熱くて、甘美な熱が回りきっていた。

 何度も啄ばむ、まるで初々しい恋人同士のように。]

(452) 2011/12/25(Sun) 00時頃

つーか、何してもらいたいっスか?
バイトですから、ご要望とあらば、何でもするっスけど。

[エリアスの耳元でこっそりと囁く。]


…抱いてくれる?

[その声は、エリアスのものではなくて、
薔薇の精のものだとは気付かれまい。
元々枯れそうだった薔薇の木、求めるものは人の精気なのだ、と]


……わかりました。

[モリスは甘いにおいに惑わされたのか、エリアス本人であるかどうかはわからずに。

エリアスの壊れそうな体をぎゅっと抱き寄せる。]


【人】 捜査官 ジェフ

[他の誰ともこんなにした事は無かったのに、それは不思議と飽きることなく何度でもしたくて。
 そっと深く繋がりたくて、舌で唇を舐めた。

 愛しくて、壊したくなくて、壊したくて。
 涙が溢れた。]

(466) 2011/12/25(Sun) 00時半頃

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