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おいしい?
良かった。
[称賛には素直ににっこりと。]
好きな風味とか言ってくれれば、
それに合わせて何でも作ってあげるよ。
[昼営業はだらだらのんびり。しかし夜は割と、積極的に働くのだ。
ぐいぐい飲む青年に結構いける方なのかななんて勘違いをして、望まれればどんどん出す。どんどんと。
やってしまったと後悔するのは、きっと彼の瞼が下がり始めてから。
その辺りは昼と変わらぬ駄マスター気味であった。]
[鶏肉っぽいもの>>+86のリクエスト。
夜の食材で一番人間風味寄りなのはコカトリスの肉だ。
生きたコカトリスは石化能力が有るが、肉は安全でしかも美味]
ま、二人でつつけるぐらいの方がいーよな
[玉葱を薄切りにし、セイレーンの花でスパイシーに香り付けをしながら炒める。
薄切りにしたじゃがいもと混ぜ、グラタン皿に敷く。
食べやすい大きさに切ったコカトリスの肉を載せ、
その上に更に玉葱とじゃがいもを敷いて、層状に。
チーズを惜しげも無く振り掛け
フェニックスの羽を乾燥させ摩り下ろした調味料で味付けをする。
熱々のオーブンで、加熱。
完成したのは、グラタン風味のコカトリスのチーズ焼き。
味は、人間でも違和感なく食べられるようにしてある]
[少し厨房に余裕が出てきたので、配膳は自分で行う。
しゅるりと人間から蛇に姿を変えた。
全長3m程の黒蛇の頭の上に、器用にグラタン皿を乗せ
音もなく運んでいく]
よ、リツ、獏の旦那。
調子はどーだ?
[声だけ聞けば、調子のいい黒髪店員そのものである。
しかし、それと蛇が繋がるだろうか**]
了解、エスプレッソな
[店長からのリクエスト
吸血鬼の豆を使い、サイフォンでどろりと濃いものを抽出して。
そして、店長の元へ]
そうそう、ケイ
[蛇はちろっと舌を出した]
手無くてもヨユーだって、こんぐらい
アシカとかもやるじゃん?
[この反応は非常に素晴らしいものである。
まあ、あまり虐めすぎると獏からしっぺ返し食らうかもしれない
この程度にしておこう]
[蛇がぐるりととぐろを巻くと
黒い鱗が捲れるように、そこに立つのは黒いシェフコートの黒髪人間。
今までどおりの、人間のケイである]
ま、俺みたいなの――いっぱいいるよって事
正しい道案内は、獏の旦那にしてもらいな
闇は油断ならねえからな
別の奴に攫われねえように
[クスクスと笑う]
【人】 放蕩者 ホレーショー 酷い事も、 (137) 2015/08/08(Sat) 22時頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー[義務はない。普通に過ごせ。その言葉には首を縦に振って。 (138) 2015/08/08(Sat) 22時頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー なんっ、で、 (139) 2015/08/08(Sat) 22時頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー ――何時でも駆けつけるって、 (140) 2015/08/08(Sat) 22時頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー[それから、 (141) 2015/08/08(Sat) 22時頃 |
いやいや蛇にも鱗あるぜ?
翼も……ないことはない
[翼は練習中なので、今は無いだけである]
ま、こんな感じで
これからもうちの店、よろしく
[素晴らしい常連客になりそうだ。
獏の会計>>+99の申し出に、店長を示してそのまま下がった**]
【人】 放蕩者 ホレーショー ― 自分の店 ― (155) 2015/08/08(Sat) 23時半頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー[古い棚には経理やカクテルの本と、何やら得体のしれない品の数々。 (156) 2015/08/08(Sat) 23時半頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー[ただいまの挨拶をしたのは、両手に花を抱えながら。 (157) 2015/08/08(Sat) 23時半頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー[一人残った二階の自室。 (165) 2015/08/09(Sun) 00時頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー ― 暫くして、店舗スペース ― (175) 2015/08/09(Sun) 00時頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー[その注文>>180を受け取ったのは誰だったか。 (189) 2015/08/09(Sun) 00時半頃 |
金額、多いんだけど?
[困った様に笑んで、しかし彼が払うというのなら受け取ろう。
二人分の少し多い代金をレジに収めて、これじゃサービスにならないと少し肩をすくめる。
おぼつかない様子のリツを見て、ひっそりと獏に]
はは、わるい。
飲ませすぎた。
[そう耳打ちをしただろう。
すまんと言いつつも悪いと思っていないのは、見ての通り。
扉をくぐる二人の背を見送って、次回の来店も楽しみにしてますと、青年に振る舞う酒の種類を数えて。]
[昼間は店内で、飲んでもいないのにくだ巻いてるような居座りぶりだが、だからといって昼行灯なわけではない。
制服に身を包んでからは仕事モードのスイッチが、ぱきんと入る。
話の空気を読む、というのは、苦手なので。オレは誰かに話しかけられた時だけ話をするようにしている。
そうでない限りは、逐一伝票の確認をしたり、テーブルをセッティングしたりが主な仕事。
働き者のウェイタートレイルの仕事を、なるべく軽減しているとも言える。]
[リツが、吸血鬼コーヒーや、さざめく光の蝶や、獏の存在や蛇の姿形やコカトリスチーズ(これは正体を言っていなかったか)に一喜一憂するのを、時々横目で見ていた。
確かに順応力あるな、とは思うが、そうなってくると今度は芸のない自分はなおさら言い出しにくくなる。
だから、ほろ酔い加減ぐらいの様子を見かねて、ぽつりとだけ聞いた。]
……こわくないか。
[それに、頷き一つでも返るなら。
オレ自身のことは次の機会に話そう。これきりとは思っていない。獏に夢からぱっくり食われて、また手つなぎここの扉を叩くのが、簡単に想像できた。
それまでに、言い方を考えておこう。]
[帰るという頃、伝票をマスターに渡していきさつを見ていれば、会計はまるきりエフが持つらしい。
次はリツが払うというなら、次があるということだ。
天邪鬼らしく人の動きを読みながら、天邪鬼らしくなくその通りになることを期待して小さく笑った。
またのご来店をお待ちしております、なんて長くは言い切れないから、彼らが来た時と同じように一礼して見送る。]
【人】 放蕩者 ホレーショー はいはい、ただいま。 (199) 2015/08/09(Sun) 01時頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー んっ、?! (200) 2015/08/09(Sun) 01時頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー おめでとう。 (201) 2015/08/09(Sun) 01時頃 |
――少し前のこと>>+113――
そうか。
[ふわふわ定まっていない様子に、昼とはまた違う一面を見た気がしながら短く頷く。]
……ありがとう。
[自分が好きなこの店を、自分の居場所であるこの店を、いい店だと言ってくれることは、素直に嬉しかった。]
【人】 放蕩者 ホレーショー[差し出された写真>>188を覗きこんだのは、ヴェスパタインに呼ばれる少し前。 (211) 2015/08/09(Sun) 01時半頃 |
[ケイの本来の姿については正直、
初見はかなりのインパクトがある。
いきなりそっちでいくんだ?
と驚愕はしたが、これもサプライズの一種なのだろう。
心配も杞憂に終わり、
食事も酒も進んで、次第にほぐれていく様子に笑みを浮かべ。]
ありがとうございました
またの御越しを
[リツの方は随分酔っているようだが、
エフがいるなら帰路の心配も無用だろう。
空いた食器を片付けながら、
声だけで幸せそうな二人の背中を見送った。]
【人】 放蕩者 ホレーショー[あー怒ってる。絶対怒ってるな。 (216) 2015/08/09(Sun) 02時頃 |
【人】 放蕩者 ホレーショー 知ってると思ってたし。 (218) 2015/08/09(Sun) 02時頃 |
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