24 明日の夜明け
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[まだ、認められなくて。黙ったまま。
でも心の中では、彼女がそれを曲げないことは分かっている。
自分を想ってくれているから。
そしてフィリップを想っているから、ということも]
…………。
[もう少しだけ、時間は必要だった]
[掌をぎゅっと握って、祈る。
3回目ともなれば、そして、『力』を貰った今であれば。
今までよりも、早く作れるかもしれない。
39:40以上で1個、70以上で2個成功]
もうちょっと……!
[31:1以上で1個、31以上で2個成功]
[そっと、メアリーに話しかける]
わたし、メーちゃんのこと、許さないよ。
3時間くらい耐久で星の話をしてくれないと、許さないから。
……絶対に、生きて帰って。
フィリップくんと一緒に。お願い。
―― 命の実 ――
[その実は、大分大きくなった。光もはじめより随分強くなった]
[鼻のするどい人がいるなら、芳香も聞けるかもしれない]
[つまり、大分目立つように、なった]
(#2) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
/*
締め切りまであとちょっとです。
投票先申告おねがいします
(#3) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
[掌の中には、屋上で作った種がふたつ]
……メーちゃんは、今回はどうする?
出来れば早めに、怪我をしている人から、送り出したいけど。
[強制ではなくて、意見を求めるような口調で、問うた。
いつ自分に植えるつもりなのかは、予測できていなくて]
ありがとうございます。
[我侭を、受け入れてくれて]
……それはもう。
3時間でも、徹夜ででも。任せて下さい。
はい。分かりました。
先輩?……大好きですよ。
[そう言って、種を植えた]
……えっ!?
[もう、一つ植えてしまいました]
私は、私の我侭を通させてもらったので。
先輩の願う人、と思ってたんですけど……。
[ちょっと。いや大分、慌てた]
え、あれ? ごめんね、心の声が重なって……。
[慌てる声に、こちらまで慌てて返す]
メーちゃんがわたしに植えるの、今回だと思ってなくて。
誤解していたみたい。……駄目だな、わたし。
い、いえ!私が。ごめんなさい。
[あわあわしつつ]
もしも、もしも、どうしても駄目なら。
……取ってみます!
[取り外し可能かは分からないが。
少し漫才みたいだ、と思ってきた]
ふふ。何だかメーちゃんとこうして話せるの、嬉しい。
もとの世界に戻っても、このままだったりして。
[それはそれで大変な気もするが。
そこは気にせずに、久しぶりに楽しげな声で]
ううん、大丈夫。……ただ、ちょっと心配な人が、多いから。
ひとりはメーちゃんが自由に、お願い。わたしも、考えるね。
そうですね。
[つられて笑いつつ]
……分かりました。じゃ、先輩に。
[手を引っ込めた。そして]
先輩、もしも決まったら、教えてもらってもいいですか?
一応、その人に私の種もって思うんですけど。
……大丈夫、かな?
[首を傾げた]
/*
投票、全員揃いました。
早めのご協力ありがとうございました。
さて、サイモンは死亡フラグ頑張ってください。
(#4) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
[今度の変化は前の2回よりは随分ひっそりしていた]
[もし月を見上げている人がいたら、うっすらとぼんやりベールがかかるように静かに静かに世界の色が切り替わっていくのが分かるだろう]
[月が赤くなっても、『敵』は目に見える形では現れない]
[君たちの周囲にある様々な道具が、きらりと紅い光を反射した]
(#5) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
[プールサイドにとぐろを巻いているコースロープが、
皆の背後でしゅるしゅる伸びた]
[もし気付かなければ撒きついて、水の中に引きずり込もうとするだろう]
[そんな君たちの周りを、ビート板や浮き具が徐々に数を増やして飛び交う]
[理科室で選ばれなかった薬品たちが、瓶ごとそろそろ踊りだし、勝手に危険な調合をはじめるかもしれない]
[ビーカー、シリンダー、スタンドが、くるくる宙を飛び交って、人体模型が走り出すだろう]
[保健室。
包帯がしゅるしゅる伸びて、まとわりつこうとする。
シーツは、皆を茶巾包みにしようと頑張るだろう]
[そのほか、皆の体の大きさを越えないくらいの数々の道具が、さまざまな手段で皆に襲ってくるだろう]
(#6) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
[ただし、皆が自分の掌で直接触れているものは動かない。
それから、常に身につけているものも皆の支配下だ。
全てがすべて動くかもしれないし、ピンポイントで1つだけが襲うかもしれない]
[とにもかくにも。
今日の敵は、「ポルターガイスト」。様々な小道具たちだ]
[前回までと違うこと。
今回から「敵」のターゲットに、「命の実」も含まれる]
(#7) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
[掌の種を、見つめる。これが自分に埋められるなんて、と。
今からでもメアリーを説得したい自分も、いて]
ごめん、ごめんね、メーちゃん。
[どうしようもなくて、謝るしかなかった]
[さて、そんなことはともかく]
[もし、サイモンがどこかのタイミングで鏡を見たら]
[その鏡面には、あなたと、あなたの首を後ろから抱きつくように胸を押し付けている金髪ボインのお姉ちゃんが写っているかもしれない]
[鏡の外にはいないそのお姉ちゃんは、鏡越しにあなたと目が合えば、色っぽい流し目であなたの耳に囁く]
『ねえ、私、あなた気に入っちゃった。
帰りたい?
帰りたいなら、誰か殺しちゃいなよ。
そうしたら、私があなたを帰してあげる』
[もちろん、あなたは鏡を見ても見なくてもいいし、見たところでお姉さんを見なくてもいい]
[サイモン以外の人がこのような鏡のトラップにひっかかりたければ、それもまた、止めない]
(#8) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
/*
というわけで、今回の敵はポルター・ガイストです。
周囲の小道具が敵です。
といっても、すべての小道具を演出するのは死んじゃうので、適当でよいのです。セルフサービスでお楽しみください。
で、生命の実関係ですが。
生命の実は、大分大きくなってきたので今回から敵は積極的にその実を落とそうと狙ってきます。
村立てが、皆さんのロールを見ながら1日1〜数回[[omikuji]]を振ります。
<今日のレート>
大凶が出たら、生命の実は地面に落ちてptが半減します。
小凶が出たら、生命の実はptが-1d10されます。
なお、生命の実は今回から収穫可能です。
収穫すると、生命の実ptが固定で-10ptされますが、それ以降、村立てのomikujiの対象にはなりません。また、収穫後は生命の実の持ち主をメモに明記してください。その持ち主の振った生命の実ptしか加わりません。もちろん、任意のタイミングで他人に譲渡することが可能です
(#9) 2010/08/09(Mon) 00時頃
/*
さて、いろいろややこしくてすみません。
また何か質問がありましたらメールください。
(#10) 2010/08/09(Mon) 00時頃
何で、謝るんですか。
私の我侭なのに。
絶対、帰りますから。
自分を責めないで。悲しまないで下さい。
……大好きですよ。先輩。
[にこり微笑んで、再度気持ちを告げた]
メー、ちゃん。
[自分は、生きて帰るつもりなど、なかったのに]
ありがとう。
[そんなことをメアリーに言うことは、出来なくて]
わたしも、大好きだよ。
[ぽ〜ん]
[ぽーん]
[グラウンドの片隅で、ソフトボールやテニスボールが跳ねる]
[楽しそうに。はずむみたいに]
[小さなボールは、行きかって、伝説の樹へとぽんぽん転がっていこうとしている]
(#11) 2010/08/09(Mon) 20時頃
[ぽ〜ん]
[ぽ〜ん]
[ボールは樹の幹に当たって跳ね返る*小吉*]
(#12) 2010/08/09(Mon) 21時頃
メーちゃん、フィリップくんを連れて、逃げて。
わたしは死なないから。お願い。
[必死な心の声は、メアリーに届いてくれるか。そして]
わたし、種を植えに行けないかもしれない。
[自分の足を見る。このままでは、走ることは無理だろうと]
……ごめん。代わりに、誰かに、植えて欲しいんだ。
["誰か"。しかし、頭に直接響くゆえに、きっと想いは伝わって。
講堂の壇上で堂々と話す生徒会長が、にこにこと微笑む表情が、
そしてタキシードにうさみみを着けた光景が、浮かぶだろうか]
先輩!!大丈夫ですか!?
無事ですか!?
……『種』は、無事植えましたので。
安心して下さい。
大丈夫。大丈夫、だよ。
[そうして続けられた言葉に、どこか泣きそうな声で]
……ありがと、メーちゃん……。
[それだけを。自分の想いが届いたとは、気付かぬまま]
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