140 【飛歓】星屑祭の街【RP】
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――――……ごめん。
謝んなきゃいけないことがある。
君の名前を、投票用紙に書いたんだ。
まさか実在する、しかもこの街に来てる人だったなんて
知らなくて…
恨んでくれても構わない。
もうすぐ僕もそっちへ行くから。
ごめん。
どうしてみんな、生きろって言うんだろう。
どうしてみんな、殺しちゃいけないって言うんだろう。
生きてなきゃいけないって、どうして?
僕は。僕は。
殺さなきゃ、生きられないのに。
[存在自体が人にとっての絶対悪だと言うのなら。
死ぬなと言われて、一体どこへ行けばいいのだろう?*]
救い、ね。……どうなんだろ?
[ぽつり、呟き。
そう言えば、どういうつもりだったのだろうと、考える。
食わねばそのうち死ぬのは確か。
死ぬ理由が特にないから、他人を食って生きてきた。
そのことに罪悪感を覚えたことも特になく。
むしろ、泣いて喚いて怖がる獲物の姿に、安堵さえ。
"死ぬのが怖い"。"死ぬのが嫌だ"。自分では、分からないから。
他人の感情に、死に際の悲鳴に、それを求めてきた]
[この男が何をしたいのか。
本当はきっと、何となく分かっている]
……遅かったんだろうなあ。
[自嘲気味に、漏らす、本音**]
[漸く静かになったと思えば、
今度は広場から泣き叫ぶ声が二つ。>>+31]
……うるさいって
[苛々と、呟けば]
[そうして道すがら、憮然とした顔で独りごつ]
くそ、何で僕こんなことやってんだ……。
あいつが余計なことするから悪いんだ、タキシード男め。
……やっぱもう少し踏んでやれば良かった……!!
[ぎり、と歯噛みして。
苛立ちはあの場で泣いていたキャロライナやジョージ、
果ては突然変死したらしいキャサリンにまでも向いたろうか。
憤りに燃える紅い瞳で、前を見据えて]
生きろって言うなら。
生きるって言うなら。
生きたいって言うなら。
少しは根性見せろよ、人間。
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