47 Gambit on board
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[さらに、零された言葉に、また虚を突かれた。]
……………羨ましい………?
[誰が。誰を?][ぽかんとした表情で
鳶色は薄灰色の瞳を見る。
獣人との混血、己をも焼く能力、後ろ盾もない身、
人を殺していくこと、
戦の中でしか生きるを見出せない。
別に不幸だとも思わぬが、人の羨望があるとも思えない。]
[しかも眼前の青年は、赤ではない国家紋章
名高い家柄、整った容貌、能力と会議でみせた誇り持つ心、と
欠けたるがないように、見える、のだけれど]
[虚を突いたには気付かない。
そもそも、言葉にするつもりも無かったのだ。
表情は、やはり変わらないのだが。バツが悪いのか、ついと視線を逸らせた。]
氷の力は、水が無ければ十二分の威力を発揮しません。
勿論、水上では殆ど敵は居ないと言って良い。それには誇りを持っています。
…ですが、水上に縫い止められているようなものでもありますので。
[戦場で死んだと言う、父親。その死に際も、水上では無く陸の上であったと言う。]
炎のように、場所がどこであれ敵を薙ぎ払えれば、とは。偶に。
それに…上背も、余りありませんし。
それなのに、覇気が無い、と。感じておりました。
先程の様子を見るに…単なる此方の思い込みだったな、と。
申し訳ありません。
[苛立ち、睨むようだった視線には恐らく気付かれて居ただろうと思い謝罪する。
混血だのなんだのと、そう言った事には何ら引っかからないらしく。
そも、戦場でしか生きられないというのなら。
軍人としてしか育てられていない、己だってそうだとも。
誇りはあれど。家柄も、容貌も。自身の気に留める所でなければ、益とは数えておらず。]
……バーンフィールド師団長。お聞きしたい事が、あります。
金のために軍に属している、と聞きました。本当ですか。
それと。
戦場は、必要だと思いますか。
[余計なことまで口走った気がして、話題を変えるように、半ば唐突に問う。ただ話題を変える為だけではなく、以前より胸中にあったものだったけれど。]
[口に上る言葉を静かに聞く。
水辺に縛られる。かわりに水辺での威力は絶大。]
………何かに、秀でれば、裏返した何かがある。
それは、どの能力も、同じ、とは。
[確かに己の能力の発動に、場の縛りは、ない。
けれど、水辺での威力は低く、乱戦、森の中、市街地で使えば
味方や、民も巻き込み、一度己が手を離れて暴走すれば
何もかも食い尽くす破壊の火と、なる。]
[上背も、その分見つかりやすいと言う欠点も持つ。]
[破棄の有無に関しては……謝罪も含めて
どう答えれば良いかわからず、ただ鳶色を槍に向けて]
[彼の内心で、それぞれの要素がどう考えられているかは知らぬまま
次いだ質問に、暫く薄灰をじっと見詰た。]
それは、事実であり
同時に、金銭だけでしたら、師団長は辞退、しました。
………割りに、あいません、から。
[肯定と、否定。混ざる返答を返して。
ただ、もう一つの質問には鳶色は地を見る。]
………私と、私の師団には………
[暫く、口を動かせず。
ただ、真撃な質問をそらすことも出来ず
ぽつりと、そう零した]
[団員達にはそうでって欲しくもない、
それ以外を見出して欲しいとも、思いながら
けれど、そうするには、彼らに戦以外の術と
戦以外の術を身につけるまでの余裕等
多くのものが足りないのも、知っているから]
そうですね。きっと、単なる無い物ねだりなのでしょう。
秀でたのみの能力なんて、そうそう無いと思いますし。
[ 勝手に苛立って、勝手に自分の中でそう自己解決していた。
自分勝手な心情の動きは、伝わる事は無いだろうけれど。どこかすっきりとした風で、言葉は落ちた。
謝罪に戸惑うような様子には、ただ伝えたかっただけであった青年は、首を傾げるだけであったが。]
金銭以外の面で。「割り」に会っています?
[何故、そこまで突っ込んで聞いているのか。
きっと、今の時期に必要になる気がするからだ。
そう、自身を解釈した。
二つ目の質問には、「そうですか」と小さく答える。彼の胸の内の思いなどには行きつけない。]
[闇宵の中、含むもののない、
声が耳に届き、イアンも頷く。
何事も、見方、使い方、考え方、なのだろう、と。
首を傾げる様子に、理由を言語化する
能力はなく、ただ眉をさげた。]
…………今、は。
[さらに、踏み込まれ、些か驚いた。
ただ、時期が時期だ。
己が会議で人に訪ねるように、
グレイシアも、何か、知りたいのかもしれない。
だから、素直に短い言葉で答えた]
――…そう、でしょうね。
こちらにも、なるべく気を遣うことにします。
[最初にキリシマを見た時に抱いた懸念。
改造を施す為には制御装置を切らなくてはいけない。
そして、制御を失えば機械を簡単に破壊してしまう。
また一つ増えた気を遣うべきことに再びの溜息。]
[そして、暫くの沈黙後。
言われた事に見えはしないだろうが、意外そうに蒼灰を瞬いて。]
たぶん、ボクの方が少しだけ年下、かな。
ボクも自分の正確な年齢は知らないけど。
いつも通りでいいなら助かる。
ボクも慣れない口調は疲れるから。
[ほっと今度は少しばかりの安堵の溜息を落とす。]
[向かい合うならわかるだろう。]
[鳶色の奥の焔と、はっきりと上がる口角に。]
[……相手の殺気無しに気がつけば
直ぐにそれは消え去る、が*]
そうですか。
[割に合っている。その内容まではわからずとも、会話が切られた事もあり、そこからは踏み込まなかった。
槍の舞うを眺めながら、ただ、黙って思案するように。]
――……。
[真正面から、焔が湖水に映り込む。
上がる口角は、話をしている最中とは全く別人のような顔。
鳥肌が立つ。
それは、恐怖や戦きでは無く寧ろ歓喜に近い。
軍に属し、戦線に立ってきた血が滾る感触。
湖水がすうと細められる。
じ、と。睨むような視線は、模擬と言うには鋭く。
ひやり、と辺りの空気が僅かに冷えた。]
[手紙の内容。
ミューズ湖で、小競り合いの発生した事。
多少敵は多かったが、南の国からではなく近隣の海賊の類いで、既に沈静化した事。
……けれどその際、兵が一人、死亡した事。
公の手立てを使った連絡。
それを管轄する者は、どこまで把握するものだろう。
目に耳に、する機会はあったかも知れない。]
バーンフィールド師団長。
もし、良ければ。
もう少し派手に模擬戦をしてみませんか。
ある意味、悪巧みとも言えますが。
国の。民の。部下の。
何より、自分の為に。
興味があれば、部屋にでも訪ねて来て下さい。
[返事は急ぎません、と。通信兵の去った後、再度振り返り、言い残した。]
[正面、射る薄灰を常の鳶色が受ける。]
[そこに、己がよく目にする恐怖も、慄きも
見られないのも、名ばかりではないと、わかる。]
[グレイシアの頬を伝う血液を凍らす冷気は
イアンにも届いており、
鍛錬し続け温まった身体に心地よいぐらい、だった。]
…………私は、模擬戦は……
[グレイシアが口にした言葉。
行わない、行う。ではなく
好悪だけを表そうと。短い言葉を落とす。
それに……]
………………
[何か、直感的に、警戒が走る言葉、だった。
大義名分になり得る要素がまぶされた言葉。
少なくても、先ほど、イアンに素直に答えさせた
その言葉とは違う気配を感じて。
その直感で感じたものを、
隠すべきか、隠さぬべきか瞬時考え
薄く、眉を寄せることで表した。
それ以上は、何か表出することはなく。
グレイシアの去りゆく背を鳶色はじっと見つめた。]
では、実戦の方が?
[寄せられた眉に、抑揚無く問う。
返事があろうとなかろうと、そのまま立ち去るだけであったろう。
模擬戦を、好まないと。言葉では聞いていたけれど、敢えてその言葉を使った。
警戒も、当然。
並べた言葉は本心であれ、詳細をごっそり省いておれば大義名分にしか聞こえなのだろう。
乗るか反るかもわからぬ相手。
今は、ただ気に留め置ければ良い、程度の声掛けの積りだった。]
[背に注がれる視線。気付けども、振り返る事は無かった。*]
[借りた手袋を手に取ったとき
持ち主のことを思い出す。
昨夜、最後にかけられた言葉には
警戒もあり、それに…………
…………ともかく、表情を変えることなく
薄灰を鳶色で見据えるに留まって。]
[何を、考えているのか、いないのか。
腹芸が得意とはとてもいえないイアンは
手袋の持ち主に関して嘆息しか出なかった*]
[ラミケシュの部屋で、ディーンとの会話を思い出しつつ、選定のことを考える。
どうやら2師団について、憂うことがあるようだ。
いずれにしろ、彼もまた、力が、この国の支えとあることはわかっているようにも思えた。
やはり、今、諸国に新帝として構えをさせられるのは、ローレンスではなくレドフォードではないだろうか、とあらためて。そして、今度あえば訊いてみるのもいい、と思っている。]
[だが、表面的には、やはり、4番も宣言していたが、ローレンスを推すものは多いであろう。
このまま、会議がだらりだらりと進むならば、そのまま、きっとサイモンが推すように進んでいくに違いない。]
――……サイモンか。
[表決をとるならば彼。報告もやはり彼がするであろう。
両殿下の支持が拮抗した場合も、サイモンがいれば、きっとそのままローレンスに流れることは間違いないように思えた。]
……ヴェスパタイン皇子に、仕えたい。
[瞑想するような姿勢で、思案する。
会議でも述べた、本心。
直接聞いた、取るべき道の具体性。
何より、戦場を共にした際の雄々しさ。
国を護りたいと、それも嘘ではない。
けれど。
強く率いて行こうと言うものに惹かれるのは、軍人の血か。]
現状、ランドルフ皇子が優勢か。
会議で説得をするのも良いけれど。
[…武力で、意思を通す。対戦により周辺諸国を抑えようとする姿勢をなぞるように。
和平を望むのであれば。
例えば、南の大国がそう言う姿勢に出たとして、跳ね除けられなければ、ならないのだろう。]
[模擬戦と、イアンに告げた気持ちは真実自身の思っている所でもあった。
自分如き、留められなければ和平への道を行くのは難しいだろう。
ある種、試すような。
傲慢にも思える心持ち。]
[意思を、通すには。
ランドルフ皇子を強く推す者が、邪魔だろうか。
その結論は、奇しくも第11師団長と似ているだろう事、気づく事は無い。]
[具体的な動きに関しては、どうすれば良いのか、暫し深く思案する。直ぐに動くのかどうか。それはまだ決めかねている心の内に、少し苛立ちながら。]
[考えている、サイモンをとりあえずは黙らせなければならないと。
そこから、話はまた始まる。
思考は、5番のものと似ていること、もちろん、まだ知ってはいないが、同じ思考ならばサイモンを抑える行為、その時が偶然に重なるかもしれない。
その場にもし、3番もいたならば、その意向も知ることができるか。]
ふと、首許に触れる。
ナユタの言葉で思いついたそれは、
こ ち ら 側 の送受信 だ け を 一 方 的 に 切る装置。
[ラミケシュのヴェス皇子を推す考えには、すぐに同意を示したくなるも、あえて、表情、発言には出さずにいる。]
……やっぱり"向いていない"。
[やはり無意識で零した通信。
それは、キリシマの作った新たな装置によって遮断されたのだろうか。]
― おそらくは会議がはじまる数時間前 ―
[そして、サイモンの自室前に影が一つ、たつだろう。
いや、それは、隠れたもう一つ、そして、それを見るもう一つもあったかもしれない。
いずれにせよ、サイモンが会議を進めるならば、ローレンスに決まる。それを阻止しようと動いたものだっただろう。]
[最初に立った人物は誰だったか。3番か5番か11番か。
おそらく15番はまだ動かなかっただろう。]
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