85 私達しか、居ませんでした。
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
[―――幸せそうな笑顔を見ると
―――それを壊して仕舞いたくなるのは
―――どうしてなんだろう]
おめでとう、ございます
[口の中でもう一度復唱して
繕った笑みの裏に、欲望を隠していた――]
良い夢になるか、悪い夢になるかは貴女次第。
快楽も苦痛もほんの一瞬… 長いのは余韻だけ。
貴女はどちらの表情が似合うかな? あたしはどっちでも大好きだから好きな方を選んでくれて構わないのよ。
あぁ
[嘆息に似た声色のといきを零し
帰路に見据えるは少し歳を重ねた女性の姿]
……エマ、さん
[ぼぅやりと思考回路の回転速度が落ちていく、堕ちていく、
そぅっと伸ばした手の、指先で、彼女の手首に触れていた]
[白に舞う、世界の中で
桜の様に緋色が散る。]
は、――
[壊したい、食べてしまいたい、
この心はもうずっと前から
狂って、くるって、クルッテ――]
[鞄の中にそっと仕舞った、ティッシュで包んだナイフ。
血の色がついていた。じわり、――滲む
あか。]
っ、―――
[カチカチと歯が震え鳴る。
殺したのは初めてではなくて、もう何度も何度も。
だけどいつも最後の勇気が持てなかった。
眼球を、取り出し、 たい]
だめ……
"瞳"が、私を本当に壊してしまうから
あら、残念。
またお会いしましょうね。眼鏡の貴女。
貴女の夢もわたしは見てみたい。狭間で迷う貴女はとても素敵。
その決断がどちらに転ぶのか・・・ 愉しみが増えそう。
[冷静に考えればわかることだ。
動揺するのは、たった今人を殺したから。
心臓がばくばくと鳴るのは、"犯人"だから。]
……わたしが、
もとめるものは
悦楽?
いいえ、ちがう。
もっともっと、本能的な、もの……。
[道行く人の囁く連続殺人事件。漏れ聞こえる被害者の名前。
エマ・・・?
時々聞こえてくる他人の声にあった名前。わたしと同じ赤い闇に沈んでしまった同類の声。]
殺したいほど好きだった? 憎んでいた?
それとも…。
[きっと彼女は辞められない。だって、わたしがそうだから。
ようやく見つけた同類。わたしを殺してくれるかな?
勿論殺す方だって構わない。赤い闇に落ちた何処の誰とも知れない犯人さん。
きっと貴女は他の人と違う夢を見ているのだろう。]
貴女の夢はどんな色?
誰でも、よかった
[低い声で、聞こえる声色に返答を。]
誰でも良かったの……
気づいたら、そこに彼女が居て、
私は、無意識に、手を出して―――
[ぐちゃり、と、ナイフを突き立てた感覚が忘れられない。
もう何度と繰り返していることなのに]
私の、夢? 色?
……白ければいいわね。
この白灰の様にどこまでも、
雪のように深く深く。
誰でも… そこは、わたしと同じ。
でも、貴女の夢は白なんだ。そこはわたしと違うかな。
殺すのは、愉しい? 辛い?
もし、そこに居たのがわたしだったら、わたしも貴女の手にかかっていたかしら。
[愉しげな声音はどちらになろうとも気にしないようにも聞こえる。]
街を白く染めるのが貴女の夢なのね。
人が住むのは邪魔? 街の人をすべて殺せば満足?
わたしは夢を売るのが仕事だから。貴女の夢がそれだというなら手伝ってあげるよ。
楽しいだとか、つらいだとか
ないの。
自分でも分からない間に、頭が真っ白になっている間に――
気づいたら、目の前に屍体があって
私がナイフを握っているわ。
[ゆらりと首を横に振る所作は伝わらないだろうが]
白に染めたいだとか消したいとか、そんなんじゃない
最低限で済むならそれでいい
私は皆の日常を壊したくなんか無いの
ただ―――私が一人で、白い世界に沈んでしまえたら
一層楽なのかもしれないわね。
[強がりだ。本当は一人は寂しい。
だけど、プライドが邪魔をする。]
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る