158 雪の夜に
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……ねえ、
あなた言ってたわね。
まさか宿屋の女主人が、
あなた以外の人狼……、なんてことは、
ないわよね。
……どうだかな。
"声"もなしに連れて行かれた以上、俺には判断がつかない。
[あの女将はどことなく、強いて言うならイメージと違う、
と言う気はするものの、確証などありはしない。]
実際、今朝は静かだ。
[今日もまた無残な死体が出た、と言う事は、なさそうだ。]
だとしたら?
――気になっているだけよ。
本当に、あなた以外にも人狼がいるのかということが。
とても静かだから。
かも知れない、って言うだけの話だからな。
そりゃあ、いなくても不思議じゃない。
……もし女将さんが人狼だったら、
噂はもうちょっと違う感じになってそうだしな。
人狼を見分ける奴がいるらしいって、
今日は言われてるみたいじゃん。
人狼を見分ける者、
あなた、それが誰かとか、
……そんな話は耳にしたかしら?
[ぽつりと問いかけたのは、
どこか迷いのような逡巡の後だ]
いや、誰……とは、聞いてないな。いるらしいってだけ。
どういう見分け方なんだろうな?
[微かに弱さを含んだ声に返るのは、軽い調子ながら
裏にどこか真剣味を帯びる。
己がそれに引っ掛かっては堪ったものではない。]
本当にこの町にいるんだったら、今頃女将さんの正体も
伝わってるかも知れないが……
そっちの情報もなさそうだ。
……心当たりが増えたか?
[この町にはかつて人狼が居て、その正体を暴く者が居た。
それを知る者も、まだ生きていると。
言ったのは女自身だ。]
……、いいえ。
[今は老いた彼のことを、
囁きに乗せることをしなかったのは]
方法は知らないの。
ただ、教会の司祭様に、
そうだ、と告げられただけだから。
でももうその司祭様も生きてはいないわ。
そうか。
他の人間にも真似出来るような方法なんだったら、
当時の事を知っている人間がやろうとする可能性はあるよな。
[優しい人を明かそうとしない女の深層を、慮る事はない。]
[声が聞こえても人間は人間。
人間が人間の形をしたものに抱く情と、
人狼が人間に抱く情は違う――と、狼は己の経験で知る。]
もっとも、そんな簡単に真似出来るんだったら、
町の人間みんな、こぞってやる気がするけど。
そんな方法があったら、
人間は人狼を脅威に思うことも、
なくなるでしょうね。
……ただの人間にそんなことが出来るとは思えないわ。
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