人狼議事


206 【突発】『nave Di mare』U【薔薇村】

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 おや、それは嬉しいね。
 私も君のことは悪く無いと思っているよ。

[突飛なところもあるが話していられる、
 料理も上手いし、ただ薄い壁があるだけ。
 まだ撫でるところまでは距離を縮めていない。

 少しだけ手を伸ばしてみようかと、
 隣に並んで手元を覗きこんでみたり。]


 悪くないって、なん────

[なんだ、悪くないとは。
 むすっとしようとすれば、視線が手に向かっていて。
 咄嗟に腕を引っ込めてしまった。]

 なん、だ  よ

[俯いて、右腕を左手で覆い隠す。
 古い傷から、あたらしめの傷が覗く手首を。]


 良いというほど、知ってもいないからね。
 大人はそうやってずるい表現をするのさ。

[例えば休暇以外で会うとしたらどうだろうと考える。
 案外悪いものでもなさそうだから、
 やはりこの言い方は正解なのだろう。]

 ……んん。
 怪我でもしているかな。

[内科も外科もなんでもする身慣れば、
 そういう傷にも多少見覚えはある。
 調理中に出来たものかと思うけれど、
 だとすれば隠す理由はあまりないはずで。

 視線は顔の方へ。]

 痛いのが好きなら切るのは私は得意だよ。


あはは、やっぱバレましたー?
今なら最悪“冗談”で済ませることもできるかもって思ってたんだけどなぁ。

[「……嫌いになった?」なんて問いかけようとしたけれど、見上げる表情には嫌悪の感情はないように思えて]

[その後、彼の口から紡がれた言葉を意外に思いつつも、近づいてくるその唇に、このまま流されてもいいかと思えたけれど――]


ごめん、今は無理。

[抱き締めていた腕を離して、彼の唇に人差し指をくっ付ける。
もしかしたら、傷つけたかもしれないけれど、彼に伝わるように必死に言葉を紡ごうと]

……実は俺、今失恋中で、気持ちぐっちゃぐちゃでさ。
だから、本当は君のことどう思ってるのかも自分じゃ分からなくて、もしかしたら寂しさを紛らわせたいだけなのかもしれねーって思うと、軽はずみなことしちゃうのは躊躇するっていうか。

オスカーのこと大切にしたいって思うから、もうちょい考える時間が欲しいんだ。
このバカンスが終わるまでには、ちゃんと答え出すから。
……だめ、かな?

[これで彼との関係が終わるのなら、それはそれでいい。
利用するだけしておいてポイということを彼に対してしてしまう可能性があるのなら、そちらの方がマシだろうと]


 や、俺だって25だし…大人だし。

[子供じゃねぇぞ。
 反論はむすりと唇を尖らせて。]

 け   、が

[怒られる、嫌がられる。
 イタい奴だと後ろ指を指されて。
 そんな想像をしていたのに、かけられた言葉は全然違うもので

 少しの間、言葉もでなくて。
  おそるおそると、見上げてみる。]


 痛いのは、嫌いだ……痛い、から。

[刃物で切り裂かれる皮膚は痛い。
 わかっていて、この手首に刃をおしつけるけれど
 痛いのは、痛いから、嫌いだ。]

 怒らない、のか?
 変な医者……。

[手を見せようか、どうしようか。
 悩むほどに右手首を隠す左手に、力がこもる。]


 私よりも10以上違うなら、子供扱いしてしまうかな。

[そういう顔が幼く見せる原因でもあると思うのだよ。
 子供っぽいのが良いかどうかは、さておき。]


 治したければそうするけれど。
 メスで皮膚だけ切るのは案外むずかしいんだよね。

[筋まで切れてしまったら大変だし、なんて
 医者としては正しい反応ではないだろう。
 ただ、肌に刃物を入れる感触は嫌いではない。
 それを自分でしたくないからの、外科医である。]


 嫌なの?
 ちなみに痕を残さない自傷はね、

         ――爪のあいだに針を刺すといいよ。

 拷問でもするらしいからとびきり痛い、オススメ。

[眼鏡の奥で少し目を細める。]

 なんで私が怒るんだい。
 君がしたくてしてるんだ、そんな権利ない。

[これが家族だったり患者なら話はまた違ってくるけれど
 今のところ旅先で出会っただけの関係である。
 悩みとして相談されたらもう少しだけ真面目になるだろう。]


 10以上も違ぇの……センセーほんとにオッサンか。
 顔はちこーっとだけ若いっぽいのにな?

[顔を見ながら失礼極まりない台詞。]

 ……治せねぇだろ、これ。

[もう幾分と深い傷跡。
 治したい、消えるのならば消してしまいたい。
 そう思うけれど、傷を増やすことをやめられなくて。
 矛盾を抱えた右手首。]


 いっ、てえ!!
 想像するだけで痛ぇ、やめろって、痛いのは嫌いだ!

[考えただけで背中がぞわぞわした。
 鳥肌はたつわで、考えたくもない。]

 普通…怒るか、嫌がるか、嘲笑うかどれかだぞ。
 特に医者なら『命を粗末にするな』って。
 ほんと………へんなセンセー…。

[この眼鏡の奥は何を考えているんだろう。
 見上げて、覗いてやろうと顔を近付ける。]


 好きでやってるけど、好きでやってんじゃない。
 ストレスたまったら癖みたくなってて。

 ほんとはやめたい。
 けど、やめらんない。

 アホで、きもちわりーだろ。

[左手でさすりながら手首から手を離す。
 皮膚には痛々しい数の痕が見えるだろう。

 誰にも見せたくない傷を晒すのは、全裸をさらすのに少し似ている。
 なんで俺はこいつに、こんなもの見せているんだろう。]


 本当にも何もね。大人は労りなさい。

[顔は若い、というより学生時代からあまり変化がない。
 老け顔だ悪いか。お陰で年齢不詳だと言われる。
 流石に体力は衰えてきそうな頃だと思うけれども。]

 消せるよ?整形外科は私の専門ではないけれど。
 でもまたしたくなるだろうね。

[往々にしてそういうものなのだ。
 犯人は犯行現場へ帰る、ってね。]

 痛いだろうねえ。
 足指に物を落としたり脛を強かに打ち付けるよりもよほど。
 他にもごうも……おすすめの自傷方法あるけど聞く?

[なんて言えば大抵が引いてくれる。
 さらに近づいた顔に向けて笑顔を浮かべたら完璧だ。
 善良な医者とは程遠い表情になるが、知るのは彼だけ。]


 アホなのは否定しないよ。
 しかしどうせなら、
 傷跡で柄になるようにしたらいっそお洒落では?

[しょーもない提案もしてみた。
 実行したらアホだと思うけれど、実際居たのでなんとも言えない。
 それにリストカットぐらい珍しくもないのだ。

 傷だらけの手首へ、手を伸ばして。]


[唇を近づけたのは、勿論そのままキスするつもりでいたのだが]

…… っ。?

[寧ろ逆に止められた事に、瞳を丸くした。
傷つきはしない。でも流石に性急すぎて引かれたかと感じたが。
とつとつと必死に言葉を考えて紡ぐ真摯さに、別の意味で瞳を丸くして]


[慎重に真摯に対してくれているのは格好良いけど、言葉を必死に探してるそんな不器用な感じもあって。
くすくすと笑みが零れた、それも自分でもなかなか出さない形の笑い]

ありがとう。
考えてたよりも、その辺キッチリしてるんだね。

……昔、彼がいたんだけどさ。
その人は遠慮とかなかったから、なんか新鮮で。

[その昔も、大事にされてたのは大事にされてたけど。
チアキの様な、また別の形の大事にされ方は、経験した事の無い身には何処かこそばゆい]


それにしても、失恋中かぁ……。

もし僕なんかでよければ、相談に乗れるよ?
ひとりで抱えこむと、自分で思うより重くて苦しいし。

コレ、経験者としての助言だよ?

ほら、こういう所はチアキより大人かも。

[意外と硬く堅く、考え込みそうなチアキの雰囲気を解そうと
そんな冗談めかして、彼の表情を覗き込むに留めた]


……伊達なんだ。
外じゃ、人に素顔みられるの苦手でさ。


 んー、じゃあ肩揉みくらいなら?

[直接的な労りの方法。
 したことないから下手な気はするけど。]

 消せ っ… ───。

[消えるのか、この傷跡が消えるのかと一瞬すがり付きそうになった。
 でも、例え綺麗さっぱり消えたところで。
 不安になればどうせまた、新しく傷をつける。
 きっとこのセンセーの云う通りに。]

 いっ…た、いのは…ヤだっていったろ。
 オススメとか、ほんとに医者か?

[なんか狂気的なヤツなんかな…。
 引きゃしないが、痛いのは嫌なんだっつの。
 だって痛いだろ? 痛いじゃん。]


 否定しろよそこは、形式でも。

[アホに違いはないけども、だ。
 つうか模様刻むとかあり得ないだろ、どんだけアホなんだそれ。
 んなことするくらいなら、タトゥーでもいれるわ。

 手が伸びてくる。
 なんか切るのは好きだとか、オススメの自傷方法とか。
 もしかしたらこのまま、腕かっ切られて死ぬのかもしれない。]

 ……いっ、痛いの、は ヤだ、からな

[腕に触れる指先が何をするのかわからなくて怖い。
 けれど、逃げることもないまま。]


 料理人にそんなことさせられないなあ。

[美味しいおかずでも作ってくれればそれでいい。]

 綺麗にしてまた傷つけるのもいいけれどね。
 新雪を踏み荒らすような真似は、
 自分の庭だけでするものだから。

[怯える声は、なかなか心地いい。
 それでも期待も混じっているから、もっといい。

 ああ、――啼かないかなあ。]


 嘘は良くないよ、私は医者だからね。

[しょーもない適当なことは言うけれど。]

 嫌なら逃げないと、何でもされちゃう?

[伸ばした手、傷跡に触れる指。
 まだ新しい痕をなぞって、まだ逃げなければ
 爪を立てて軽く線を引く。]

 上から焼いてもいいよね。
 ……どう思う?

[ああでも痛いのはヤなんだっけ?残念。]


 料理人、ではねぇけどな。

[なりたかった。……なれなかった。
 少しだけ苦笑してしまっただろう。]

 あ、ほか。
 俺はこんなん…やめてぇんだってば…。

[それでもやめられなくて傷は増えていく。
 踏み固めた雪はガッチガチのスケートリンクのようだ。
 痛いことはしたくない。
 でも、腕を刃物が滑る。

 大抵一人で、独りの時だ。]


 つくべき嘘もあるだろ、余命とかなんとか。

[最近はズバッと患者本人に伝えることが多いんだろうか。]

 何でもは…ッ、───!

[捕まった腕は新しい傷跡をひっかかれ。
 薄く瘡蓋が剥げて、痛みと赤を呼び起こす。]

 い、ってえ、ばかやめろ…っ!

[いやだいやだと首を振る。
 焼くだなんてとんでもない、離せ変態。
 痛む腕を掴む手を振りほどこうとして。]


[うまい言葉が紡げている自信はない。
好意のない行為に溺れることはあっても、誰かを大切にしたいと思うのは、人生でこれが2度目。
言い慣れていないのだから、当然言い回しだって不自然なものとなる]

[それでも彼は笑ってくれた。
きちんと気持ちは伝わったようで内心安堵して]

まぁ、その辺に転がってるような男と一緒にするのは、ねぇ……。

[何の思い入れもないものならともかく、そこはキッチリさせるべきだろうと。

元彼の話をされると、そういう経験の意味では、自分は彼よりも子どもなのかもしれないと思う。
――幼い頃からずっと一緒にいた親友。好きになったのはいつからだったか忘れたけれど、あんなに恋焦がれたのは過去には彼一人だけ]

相談、ね。
まぁ、あんまし楽しい話じゃねーけど、オスカーさえよければー?


[素顔を見られるのが苦手、ということは有名人なのだろうか。
出版関係? ……いや、さすがにこんな可愛らしくの整った顔だし、年若い有名作家となるとさすがに覚えているだろうし。

ということは、――芸能関係者?
そういえば、双子の子役ユニットの一人は「Oscar」って名前だったっけ?
しばらく見てなかったけれど、これくらいに成長していても違和感はないだろう、と]

……へぇ。
俺なんかに見せちゃっていいのー? 後で後悔したって知らないよ?

[考え事のためしばらく無言だったし、きっと不審がっていると思うが、考え事を口にすることはなく。
違う可能性だって当然あるし、もし違わなかったとしても、口ぶりから事情はそう簡単ではなさそうだから、得策ではないだろう]

[ふいに手を伸ばすと、彼の目元にそっと触れる。
ふにふに。うん、気持ちいい]


叶わない恋ってのは知ってたつもりなんだけどねー、やっぱどっかで期待してたんだろうなー。
……初恋だったし?

[気づかぬうちに使う過去形。
――抱いていた想いは、そう遠くない未来のいつかに、きっと思い出へと昇華されていく]


別にいいの。
チアキ、僕が後悔する様な事する人じゃないからさ。

[相手の事なのに断言した。人を見る目に自信がある、と云う理由ではなく、チアキはそうだろう、とどちらかと云えば漠然とした確信が何故かあった。
若干、無言だったから、もしかして、と考えたが。
もし、色々素性を理解される事までを含めての、構わない、なのだから]

ちょっとチアキ、目、くすぐったいよ……。


初恋のモダモダかぁ……。
幼馴染だとか、昔から知ってた相手だったの?

益々、好きとか云えなくて、溜め込んじゃって…。

[思い出に昇華するか、暴走させるか。
だけど、チアキの声からは前を感じる。影で潜め続けた想いも、何時かはやがて…]


へぇ、そっか。

[ずいぶんと信頼されたのか、実はそうでもないのか。
ただ、特別扱いされているという感覚は、どこかくすぐったさを感じさせて]

だって、また眼鏡かけたらさわれねーじゃん。
だから、もうちょいだけー。

[ふにふにふにり]


ん。小さい頃からの知り合い。

あんま、関係を壊したりとかしたくなかったから、ずっと言えなくて……。

[いっそのこと、口に出して壊れてしまったのなら、こんな苦しい気持ちは味わわなかったかもしれないけれど、そこにはきっと別の痛みもあったはず]

[彼とつながった手に、無意識のうちに力がこもる]


……僕自身もね。正直。

やっぱり、何も言えずに諦めきれずに。
宙ぶらりんのまま我慢し続けると、最後には良い結果にならないと思う。
そこを理解はしてる。

[手に込められた力の強さに、未だ燻る感情を感じた気がする]

……僕の経験談から、ね。


まあ、実際には、僕の時には。

壊した側じゃなくて、壊された――……。
…………。

[途中で唐突に言葉を切り、ほんの微かだけ、表情が苦みをみせた]

あーー……。
ごめんチアキ、今のナシ。
いちおう、本人の名誉の為にも、黙ってあげる事だったから。

[後は察して?そう少しだけ寂寥を感じながら笑顔を浮かべるも。
数秒すれば元に戻る。
無理じゃなく、もう既に自分は、その「失恋」の整理はつけていたから]


 違うのかい? 
 でも今晩も、これからも楽しみにしてるしなあ。

[食べる前から心を掴まれている、と思う。
 患者と同僚以外でこんなに話すのも久しぶりで、
 絶妙な距離が丁度いいのかも、なんて。]

 でも止めるほど強い意思もない。
 だから否定はしないよ。
 それ込みで、君は君であろう。

[傷つけて興奮するタイプでもなさそうだ?
 そっちなら対処は簡単だと思うのだけど。

 いっそ見張る……のは現実的ではなかった。]


 余命こそ嘘はダメなところだ。
 命なんて健康でも限りある。

[言うほど重い現場にはいかないけれど、
 それは黙っておけば良い部分。]

 痛いよね。 ……ふふ。

[軽く引いただけでも、傷は開く。
 まだふさがったばかりだったのだろう、
 つまり切ったのもごく最近。

 逃げようと思えば振りほどけるくらいの力でしかないから
 抉られたくなければ一歩下がるだけで十分だ。]


 料理人には、なれなかった。

[なれなかったから、ワンシーズンだけでも。
 お遊びだと思われてもいい。
 客のために飯を作る、料理人になりたくて。
 無茶して借りた、海の家。]

 …………やめてぇんだよ。

[強い意思がないのは、本当にその通りだ。
 腕を切るのは捌け口だ。
 孤独を口にできない代わりの。]

 消せなくても……センセーなら、

[止めさせてくれるか、なんて。
 そんな方法あるわけがない。]


 限りある命、な。

[視線は一瞬、無数の傷をもつ手首に落ちる。
 掴まれて引っ掛かれた腕。]

 い、てえ!!

[一歩後ずさることはない。
 けれど腕を引っ掻くその手を振りほどいて
 傷だらけの腕を皮手袋の中にまた隠した。]


 痛ぇのは、きらいだ…!

[睨む。
 その顔は、天蓋のベッドが見せた夢の顔に似ているだろうか。]

 ……優しくしろ、ド変態。

[痛かった、痛いのはいやだ。
 むすっとした顔をして、徐フライパンとお玉へ手を伸ばした。]


 今からでもまだ、やり直せばいい。

[店舗で料理をするだけが、料理人ではない。
 ――と、言ってしまうとまるでプロポーズなので黙るが。]

 本当に止める気があるのなら。
 方法は無くは、無い。

 実行できるかどうかは、君次第だけどね。
 聞くかい?

[極端な話生活を管理されてしまえば手っ取り早い。
 それを望むようならば、手は貸せるだろう。]


[逃げた手は追いかけない。
 料理に血が混じるのは望んでは居ないことだし、
 余計な味付けになってしまえば大変なことだ。]

 好きだったら唯のマゾヒストだ。
 君がそうでなくて、良かったよ。

[またはマゾヒストの方が幸せだったのかもしれない。]

 次は優しくしよう。

[また近づいても逃げなければ。

 なにせむすっとした顔は、少々可愛らしい。]


 …………。

[やり直す。
 どういう風にとか、どうとか、そういう詳しいことまでは告げられなかったとしても。
 やり直せるんだろうか。
 だとしたらやり直したいとも思えて。]

 …………いい。
 いまは、いい。

 今度聞かせろ。

[『今度』。
 それは確実に次があるという、気持ちの現れ。]


[皮手袋をつけながら、ぎゅうぎゅうと手首を揉んだ。
 痛い、この痛みは嫌な痛みだ。
 確認するように、少しだけ、迷うように。]

 優しくしなきゃ、殴り飛ばす。

[なにをだとか、そういう突っ込みは自分の中でも出てこなかった。
 マゾなんかじゃない。
 痛いのは嫌いだって、云ったろう?]


 けど。

[むすっとした顔はセンセーから外されて。
 暗くなる窓の外を見ながら。]

 あんがと。

[やり直すなんて思いもしなかった。
 俺自身を否定してくれなかった。
 だから、ボソッとつげた。

 顔は恥ずかしくて向けられなかっただけだ。

 あんま誰かに感謝とかも、慣れないからな。]


 聞きたくなったら、かけておいで。

[携帯にでも、いっそ「走って」でも
 その時がきたら迷える若造を迎えてあげよう。

 とびきりの笑顔で、だ。]

 (案外近い今度かもね)

[それまではじっと待っていてあげる。
 餓死はしないはずだから、大丈夫。]


 仰せのままに。

 私も殴られるのは嫌だからねえ。

[そうそう、マゾヒストとは程遠い種類である。
 どちら共言わなくても痛がる顔を見ていたい方だ。
 無論悦んでいる顔でも良いのだけど。一応ね。]

 
 
 
   …………。うん。

[そっぽを向いたままの顔、
 正面から見たかったなあ。]


 忘れてなけりゃあな。

[なんだよ俺が掛ける側かよ。
 そういわれるとわざと、かけたくなくなるじゃねぇか。
 俺は案外あまのじゃくだぞ。

 かけるのも、「かける」のも
 俺が忘れてなけりゃあな。]

 (ぜったいかけねぇ)

[先に云うが、俺の意思はあんま強くない。]


 ふん。
 俺だって、殴んのなんかヤだよ。

[手首はどうにかなっても、指はどうこうしたくない。
 だって、料理作る手だし。
 殴って嬉しいとも、多分思わねぇし。]

 ………………。

[なんだその間。
 そわそわすんだろ、なんだよ全くこのオッサン。]


[その後、紡ぎ出された彼の経験談。
途中で、しかも思わず引き止めたくなるようなところで終わって、すこぶる精神衛生上の不衛生な気分を味わっていたけれど]

……ん。了解。
なかったことにはする。

[彼の微かな苦しげな表情は、あっという間に元の顔に。
――その様は見ていて、少しだけ面白くなかったけれど]


あ、さっきの話だけど。
なかったことにはできても、忘れることはできねーから。

[近づいた彼に、ぶっきらぼうに囁く]

[これ以上話さないのなら詮索はしない。
――けれど、その苦い思い出とやらを忘れられそうなくらい、幸せな未来で埋め尽くすことはできるだろう、と。

こんなことを思っている時点で、答えはもうすでに出ているようなもので]


 変わりたいと思った心が本物ならね。

[きっと忘れないだろう。

 とは言え先にかけるのは、多分ご飯作ってコール。]

 殴って気持ちいい側でなくても、安心したよ。

[簡単に負けてしまうだろう、
 そうなったら鎖で繋いでおくぐらいしか
 対処法が思いつかないし。

 ……うん?]


 ……ぉー。

[変わりたい、なんて大層なこと口にはできないから。
 代わりに見せるのは頷く動き。
 さて、俺がかけるのが先か。
 センセーがかけるのが先か。
 根比べはどっちが勝つかな。]

 優しい方がいいだろ。
 センセーも云ったじゃん、俺のこと…やさし、って。

[優しくなんかないけどな。
 でも、出来る限り優しくいたいとは思ってる。]


へっ……!?

えーと……うん。
わかっ、た……?

[ぶっきらぼうなその言葉に少し驚きながらも頷いていた。
思い出が苦かろうとも、そう、それが何時までも続く訳ではなくて]


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