193 古参がゆるゆるRPする村
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あいつはね、グロリアみたいな金の髪で――頭がよくて、真面目なやつだったよ。性格は全然違うけど、そういうとこ少し似てるなって思ってた。
あいつは顔も悪くないけど、真面目すぎて避けられてるみたいなやつで。 四角四面ガチガチのやつでさ、でも、料理出来ないくせにぐちゃぐちゃのお弁当作ってきてくれたり、誕生日にプレゼントをし合ったり……なんていうか、普通の女の子だったんだなって、思った。
[思い出すだけ、つらいけど。 向き合うためにグロリアを呼んだから、少しずつ、少しずつ、話す。]
(164) 2014/09/13(Sat) 01時頃
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……はい。……そうですか。
[時折言葉を挟みながら、ぽつぽつと話す彼の話に耳を傾ける。]
(165) 2014/09/13(Sat) 01時頃
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そういう君は幸せ? 此処の仕事は楽しいかい?
[にこにこ笑う娘の話を興味ありそうに聞いた少女 同じ顔をした彼女は笑わないのか…]
(166) 2014/09/13(Sat) 01時頃
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正直、僕とあいつはつり合わない、真逆の性格なのにさ。 告白されたのは、僕で、フラレたのも、僕。
悲しい話だよねえ。
[あはは、と笑う顔には、苦さしかない。]
(167) 2014/09/13(Sat) 01時頃
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望さんのように素敵な方をフルなんて。
――…悲しい。話ですわね。
[笑顔は作らない。笑顔の下で、どれだけの葛藤があるのか、図り知る事すら出来ないから。 涙が一筋、頬を伝った。拭う事もせず、望の苦い笑顔を見詰める。]
(168) 2014/09/13(Sat) 01時頃
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天国かあ。 行けるのかな。
[割と人恨んじゃったりしたからなあ、とぼやきつつ。]
善行を積んだら、天国に行くとか。 悪行三昧なら、地獄とか。 そのどっちもした記憶ないから、わかんないんだよね。
だ、けどさー。弱いやつですごいやなんだけど。 あいつは天国に行ってほしいんだ。僕を忘れて、幸せになって、最後まで生きて向こうに行ってほしいっていうか。 そしたら、天国にいたら向こうで会っちゃうのかなーってのは、ちょっと思ってる。
(169) 2014/09/13(Sat) 01時頃
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天国に、行きたくないわけじゃないけど、迷ってる? そんな感じ、なんだよね。
いっそ地獄がいい、って思う気持ちも、なくはない、かな……
[遠く、波の打つ向こう側にこぼした。 素敵な方、なんて社交辞令が聞こえた気がして照れ笑いを作ろうとしたら、グロリアの頬に流れる一筋が見えて、慌ててひらひら、彼女の顔の前で手を振った。]
あ、ちょっと。泣かないでよ。 別にそんな、本気で悲しんでほしいとか、そんなんじゃないんだ。
(170) 2014/09/13(Sat) 01時頃
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[何か、娘とあったのだろうか。グロリアなら、きっと何か言えるのだろう。 だから、聞き出すか…もしくは、自然と話させるか、出来るだろう。 何を言えばいいかわからないから、自分からは聞けない]
…言いたいことは、言った方がいいんだろうけど。
[自分のことを話すことはあまりない。人に言うほど数奇な育ちでもないし、何より何を言えばいいか、人のことよりわからない]
あたし? 楽しい時もあるけど…あーいや、なんていうか。 あたしは、ここにずっといるわけじゃないんだ。 勉強のためとか、経験とか、そういう奴。
[もともと、というより今も娼婦だけれど、後ろめたいよりも説明が面倒で]
でも、前よりは笑おうと思わなくても笑ってると思うけどなあ。 あたし、ビンボーだったし、頭も言い訳じゃないから、 体売るくらいしか選択肢なくて。 でも、たまたまおか…えっと。 ある人に拾われて、そういう勉強とかさせてもらってるの。
(171) 2014/09/13(Sat) 01時頃
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――っふふ。
[涙を拭う]
本当に、その方とお会いしたく無いのね。 縁があるなら、会ってしまうかも、しれませんわね。
――望さんの、「還りたくない場所」とは、何処なのですか?
(172) 2014/09/13(Sat) 01時頃
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そうですね。私が重くなっても、仕方ありませんわね。
[失礼しました。と、頭を下げて、笑みを作る。]
(173) 2014/09/13(Sat) 01時頃
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ずっと僕のこと気にしてたの、知ってるから。 会ったらまた気に病ませちゃいそうでさ。
[見ていた。ずっと。 毎日手を合わせるのも、花を飾りに来るのも。 来なくなっても、見ていた。]
還りたくない場所――は、元いたとこ。かな。 場所、っていうようなとこじゃないんだけど。 僕の死んだ場所を、ずっと見下ろせるところ。 ここみたいに、自由に動けるとこじゃなくて、ずっとそこに、縛り付けられっぱなしで。 誰もが僕を忘れても、ずっと見続けるしかないんだ。毎朝、毎晩。
(174) 2014/09/13(Sat) 01時半頃
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[人の減ったカフェテリア。 メアリーにタルトとパフェを出せば、カウンターに腰かける。 騒動があったようだが、仕事場は離れられない。
いつものように、にこにこと座っている。**]
(175) 2014/09/13(Sat) 01時半頃
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そうか、少しづつでも笑う事が増えているなら良い事だ 選択肢―? 体を売るしか自分にもないから…と考えてるなら それは間違ってると思う。
[首を傾げて少女に話す]
そういった職業を卑下してるわけじゃないんだ。 ただ君は頭の悪い子じゃないと思うよ だって君はちゃんとここに努めてるし ほら、治療だってちゃんとできてる
看護婦の勉強をもっと頑張れば 独り立ちだってきっとできるよ
選択肢がないなんて… 君の世界は開いてるんだろ?
(176) 2014/09/13(Sat) 04時頃
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スティーブンは、やがて痛み止めの薬が効けばうつらうつら眠りへと**
2014/09/13(Sat) 04時頃
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あそこに戻るくらいなら――天国も、悪くはないな。 なんて、天国に失礼か。
[誰もが夢見る場所に対して、悪くはない、だなんて。 肩をすくめて、軽く笑う。]
そろそろ戻ろうか? ミルヒおねーさんに会う前に、メアリーに会わなきゃいけなくなったしさ。
[天国を選ぶわけではないけれど、少しでも考えたことがあるならとグロリアは言っていた。 考えないこともないから、話を聞くのもいいかもしれない。 グロリアから他に何か聞かれるようなら、答えつつ。 連れ立って療養院へ帰るつもりだ。帰るところまでがデートだと、一歩前をエスコート気分で行きながら。]
(177) 2014/09/13(Sat) 10時頃
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メアリーは、チョコレートパフェをもぐもぐ。
2014/09/13(Sat) 10時半頃
ノックスは、メアリーはどこにいるだろうかと考え巡らせつつ**
2014/09/13(Sat) 11時半頃
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―廊下―
[幽霊だろうと、ものに触れるならば怪我もできそうなものだ。 一つ首をひねって考えるのをやめた。 そもそもその存在が常軌を逸している。 考えても答えなど出る気がしない]
えっ。
[驚きの眼差しでドナルドの指先をみた。 ちらちら、火が揺れる。 それがふわりと自分の手に乗った]
うわっち!
[反射的に手を振り、火をかき消した。 手のひらを見つめるが、そこには火傷のあとがない。 感じた熱は気のせいだったのだろうか?]
(178) 2014/09/13(Sat) 11時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 12時半頃
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>>174それはどんなにか、辛い事だったでしょうね。
[人は二度死ぬと言う。命が消えた時と、人の記憶から消えた時。]
天国の方がまだ、まし。でも、良いじゃありませんか。 選ぶ理由に、貴賤はありませんもの。
はい。行きましょうか。 デートして頂いて、ありがとうございます。
[エスコートしてくれる彼の一歩後ろから、静かにサナトリウムに戻って行った。]
(179) 2014/09/13(Sat) 13時頃
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―廊下>>178―
ははッ
[愉快そうに笑う。 さてしかし、それは男にとって焔は焔 煙草に点けられる程度には熱のあるものだが 人を傷つけるには至らぬらしい。 それが抑止の力のせいか、医師の特性によるものかは分からない]
驚いたか? まア幽霊も居るんだ、この程度ならあるあるだろ
[唇の端を、上げて見せた。]
(180) 2014/09/13(Sat) 13時半頃
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[数度手を開いたり、閉じたりする。 ネバーランドの魔法は既にとけ、ただの人間に戻ったはずなのだが]
ええ。 ここは、不思議な病院ですし、ね。
[頷き、再び床へかがみこむ]
それは、生まれた頃からずっとできるのでしょうか? それとも、ここへきてから?
[破片にまみれたガムテープを新しいものに変えながら尋ねた]
(181) 2014/09/13(Sat) 14時頃
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― カフェテリア ―
うぅっ。
[チョコレートパフェを半分ほど食べたあたりで手が止まる。 アイスココアの後にこの甘甘コンボは思いの外…くる。 胸やけ一歩手前くらいで長いスプーンを置く。]
はーー。
[一緒に食べたいな。と、天井を仰ぎ見る。]
だめだめ、お仕事お仕事… なんたって、下っ端天使ですから。**
(182) 2014/09/13(Sat) 14時頃
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カフェテリアなう。
[チョコレートパフェの写真添付]
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無理するから……。
[スプーン運びの重いメアリーを見て、苦笑した。]
(183) 2014/09/13(Sat) 14時頃
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―廊下>>181―
まったくだ、妙な病院だぜ。
[折角なのでかがみこんで欠片をよりわける]
俺のいた「セカイ」で 「呼ばれ」て「目覚め」た。――ってェのが 多分当たってんだろうな。
病院で使えるのはほんの一部っぽいが。 「アラヤ」ってェ「別」のセカイ?ん?なんか違うが そういうセカイでなら本領発揮できたんだがな。 あっという間に消し炭だぜ。
[片付けは、少々乱雑である]
(184) 2014/09/13(Sat) 14時半頃
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そうですか……。 なんだか、似ています。
[ドナルドの手もあり、大方破片は取り除けたようだ]
私のいた島では、「呼ばれ」て「授けられ」た力がありました。 ある者は鳥に姿を変え、ある者は千里眼。 私は手を触れずにものを動かせました。 便利でしたよ。
[主に、人を驚かせたりおちょくったりするのに使っていたけれど]
島をでたら何もできなくなってしまいましたが。
[目視できる最後の一つを拾うと、チリトリにガムテープを丸めて放り込んだ]
……この病院にも「呼ばれ」て来たのかもしれませんね。 きっと、何か意味があって。
[無意識に胸元の指輪へ手をやった]
(185) 2014/09/13(Sat) 15時頃
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目の調子はその後どうですか? まだ痛むでしょうか。 どうにも、力不足でして――申し訳ありません。
[アラヤの存在を聞き、彼の傷については合点がいった。 不思議な力でできた傷には医術の力が及ばない。 ただ、ドナルドの生命力を高める手助けしかできないのが正直な所]
(186) 2014/09/13(Sat) 15時頃
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―廊下>>185― はん? オマエもなんか「あった」わけ?
[自身の「セカイ」とは違うだろう、 だが興味はある。一体どんなセカイなのだろう]
へエ、そりゃそれで面白ェな。 呼んだのはカミサマとか、アクマとか そういうのかい?
[ほー、とサイラス医師の手を見てからそれから顔を見る]
便利そうだ、派手さはないが応用が利きそうじゃァねえか。 ……ふゥん……意味、なァ……意味があって、か そうだな、まかり間違っても出会うことのなさそうなやつらが揃ってやがるぜ、ここは。
[ふと、動きに目を留める。胸元の指輪を指差した]
……“そいつ”はなんだ?
(187) 2014/09/13(Sat) 15時頃
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……まあ、それも慣れたんだけどね。 時間ってのはこんな僕にも割と残酷でさ。 だんだん、何も考えられなくなってくんだ。進んでるのに、時が止まるみたいに。
[忘れられることは、むしろそれほど絶望ではなかった。 空気になってしまえれば気が軽くなるんじゃないかと、親が花を置かなくなってから考えた。 忘れられていないことの方が、絶望に繋がることもある。]
(188) 2014/09/13(Sat) 15時頃
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僕にとってここは、紆余曲折あって絶望の先にあった希望みたいな場所で、ほんとは見ちゃいけない夢だってわかっても、こうして足掻くくらいには、居心地よくてさ。 でも、全部を思い出したら、終わっちゃうんだ。 何をどうすればいいかわかってるのに、最後の1ピースをはめてないジグソーパズルみたいに手を止めてる。
[海岸を歩きながら、一歩後ろのグロリアを見ずに、ぽつぽつと語る。 情けなくてあまり振り向きたくなかった。]
だからちょっとさ、はめる前に愚痴りたかったんだ。 あいつに似てるけど、全然あいつと違う君に。
(189) 2014/09/13(Sat) 15時頃
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たぶん。 ここは、闇が僕を飲み込む前に、僕の絶望をより深くするために連れてこられたんだ。三度目のさよならをさせるためにさ。
だけど、覚悟を決める時間をくれるなんて、案外優しい絶望だよね。
[最後はどうにか笑い話にできそうで、笑って振り向いた。 療養院はもう目の前にある。彼女も退院前にすることだってあるだろうし、僕もメアリーを探さなくちゃと、玄関先で別れた**]
(190) 2014/09/13(Sat) 15時頃
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あァ、目な。
平気だぜ、調子がいいってほどじゃないが。 痛むくらいで丁度いい。 「返して」もらわなきゃならねェしな。
[そう、存在を主張せよ。あの男との繋がりを。と。]
つぅわけで多分包帯の交換とかも なくていい。腐りゃしねエだろ
(191) 2014/09/13(Sat) 15時頃
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いえ――寂しがり屋の少年でした。 こっそり皆で島を出て行ったので、怒っているかもしれませんね。
[後で絵本を読めば、彼がどうなったか知る事ができるだろうか。 不思議な面々について口を開こうとした時、ドナルドの指が胸元をさした]
あぁ。これですか?
[シャツの中から鎖を取り出し、指輪の裏に刻まれた刻印を見せる]
(192) 2014/09/13(Sat) 16時頃
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