162 絶望と後悔と懺悔と
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[わざとらしく空を仰ぎ、頭をひとしきり掻いて表情を隠し]
お前、名前は? ……そっちの二人もだ。 俺は周ってんだ。 [改めて、三人に名を尋ねる。 そうしてから、少女達を連れて孤児院に戻った。
粗暴な周が年少組と共に戻り、あまつさえ絢矢に"お兄ちゃん"などと呼ばれる姿に困惑した者もいただろう。 事情を問うような視線に、不快そうに眉根を寄せる。
――それは兎も角、この日以来 周の敵意や怒りの向かい方は少しづつ方向を変えていくことになる*]
(178) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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サミュエルは、>>122から、頭を出すとキャロの姿を眺め、でも、声は出せない。
2014/02/08(Sat) 19時頃
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…やめろ。
[周の自責>>170を制する言葉は、安吾の常のトーンよりずっと暗く鋭く、或いは彼を驚かせたかもしれない。 自分の口調の激しさに気付き、しまったと思う。
元の柔らかさを思い出しながら、周の握られた拳に手を置き話し続ける。]
周は、何も悪くねぇよ。 自分を責めるのはよせ。
…悔しかったら。家族を奪われたことが悔しいんなら。 ――強くなれ。もっと。 今よりも、もっと、ずっと。 おまえの護りたいもんを、護れるように。
教えてやる。…おまえが望むのなら。 強くなる方法を、俺が――俺達、守護部隊が。
[あぁ、自分は何を言っているのだろう。 それは、14の少年に告げるには、あまりに重い言葉。]
(179) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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[声を掛けられた家畜は大袈裟に身体を震わせて
少女を見つめて頭を下げる。
既に始祖のお気に入りの話は伝わっていた]
は、はい…何でしょう……私に何かご用でしょうか…。
[子供相手に怯えた様子を隠しもしない]
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― 養成所自室 ―
[同室のキャロが自身の手を見つめている。 それを少し眺めてから、窓をみる。 空はあの夜とは違い、穏やかだ。
火に、鮮血、そして、黒羽の少女。 ホリーとマユミは最後、なにを話していたか? そして、気を失いかけた時、聞こえたような気がするリーの声。>>101
それらは、朦朧とする意識の中できいていて、 もう、現実か夢かもよく、わからない]
(180) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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[感覚的な怖ろしさはない、
多分自分たちよりも、少し年嵩の女性だろう。
とはいえ、得体の知れぬ城の中だ、緊張は滲む]
あの……、
水がほしくて、厨房はどちらかご存知ありませんか?
兄弟が熱を出して、それで……。
[問いかけに応えは無い、ただ近づけばわかった。
覆われた首筋、精気のない眼差し、少しふらつくような足取り。
眉根を寄せた、この人は吸血鬼に血を差し出している人だ。
“家畜”という言葉の意味を知る]
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[ただ、確かなことがある。 吸血鬼を、
あのホリー・ニルヴァーナを孤児院に連れていってしまったのは、自分だ]
(181) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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[手が強く握り返される。
彼の中で曖昧なままにしておけなくなった問いに、
いくつか瞬きをして、眼鏡の目を見上げた。]
……ううん。
[直円の掌は、広くてしっかりとしている。]
[女には手を出すなと厳命が下っていた。
雛は殺すなと命令が下っていた。
自分と同じ人間で。
自分より遥かに子供で。
自分より薄汚れた存在なのに。
始祖のお気に入りの肩を掴んだ家畜の瞳は
酷くぎらついていた]
お前、どんな方法で化け物に取り入ったんだ。
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[昔話 サミィより遅れて孤児院へ入ってからのこと。 周に目を付けられていたとか、 入所後も暫く繰り返していたスリに、零瑠が難しそうな顔をしていたのも知っている。
皆に対して平等で、良く言えば特別は作らない感じで。 けれどサミィや彼に関わるものに対しては特に心を砕いていたことは傍目にもよくわかったはずだ]
(182) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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―回想・直円について―
[直円が穏和で、明之進もそうであったから、 活発に庭を駆けまわる子供達とは別に、 彼に遊んでもらう事も、他より多かった。
初めて昔話を読み聞かせてもらった時は、 冒頭から結末までぴっとりと傍にくっついて離れず、 微笑んでその声に聴き入っていたものだ。
ただし、『おしまい、おしまい。』と告げる声がして、 やや時間が経過してから、そのままの表情で 深く首を傾げたのだが。
――直円が初めて選んでくれたそれは、 聡明でない少年には難し過ぎたのだ。
以降、彼はもっとやさしい物語を選んでくれるようになった。 読書会に行くようになるまでは*]
(183) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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あ、……、
[ 少し遅れて返事があった。
どうしてか深く頭など下げられて、酷く困惑する。
しかもなんだか早口で、怯えているらしかった]
み、水でございますか……。
[『水』と言う単語に瞳は定まらず、右往左往するが。
意を決したように、首に巻いたスカーフをするりと外す]
どうかどうか…ほんの少しだけ…ほんの少しだけにして下さい…お願いしますお願いしますお願いします。
[ガタガタと震え、何かを乞いながらそれでも首筋を差し出す姿。
よく調教された家畜にとって、喉を潤す水とは他ならぬ
家畜自身の血液しかなかった]
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[ベッドの横の物入れの上、 綺麗に折りたたまれているのは、>>115マユミのスカーフだ。 発見されたとき、手に巻いてあったという。
今、その右手は身体に密着するように折り曲げられ、身体は縛られている。 他に受けた傷は腹。その奥から沸き上がってくる鈍い痛みは、残念ながら、痛み止めを飲んでいないと耐え切れない。
子どもであるから、治りは早いなどと言われてみても、 それよりも、救出されなかった面々を考えると、また目が熱くなってきた。
そう、聞かずとも、マユミとリーがいない、こと、 感じていたから]
(184) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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[今の少年に、自分の人生を選べと迫るのは酷だ。
だが、自分がこの部隊に志願したのはいつだったか。 それを思えば、彼にはこの選択をする自由があるとも言える。
――その先に待ち受けるモノを、告げるか否か。 恐らく問題は、そこだろう。
自分が当時、話に聞いていても実感できなかった事実を。 守護部隊の隊員として生きることの辛さを、覚悟を。
…復讐に生きる恐ろしさを。 自分らのやっていることは、吸血鬼と同じ人殺しであると、知ってしまったあの日の絶望を。
全ての元凶を叩く、それだけを目標にしていても。 あぁ、そこに立ちはだかるたくさんの壁役、 切り捨てねばならない命の、吸血鬼達の、その正体は――]*
(185) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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そう……か…。
[明之進の答えに、眼鏡の奥の瞳がやや綻んだ。
軽く彼の頭を撫でてやった。]
今は油断はならぬまでも、事態が逼迫しているということは
ないやもしれん。事実、僕らの待遇は不当に良きものだ。
明之進くん、熱があるのであれば、障ることもあろう。
ゆるりとご自愛なされよ。
………あぁ。
どうも僕たちは悪くはされていないようだよ。
安心はできないけど、熱があるなら少し休んでいるくらいなら
大丈夫……のような気がするよ。
[ふ、と口の端も綻ばせながら言い直した。]
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…冷静になってから、もう一度よく考えろ。 守護部隊の一員となることが、どういうことか。
急ぐことはないから。 ちゃんと、自分で考えて答えを出せ。
[周に、自分と同じモノになれと、そう強要してしまったような気がして。 その道を否定するように首を振って、彼の肩を一つ叩くと部屋を後にした。]*
(186) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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[安吾には、もしくは、あの時いたジャニスにはこう言っただろう]
――……ホリー・ニルヴァーナ それが、おでの標的です。
[吸血鬼の名前、 それが非常に強い純潔の吸血鬼であること、まだ知らない。 けれど、ホリーをみつければ、
きっと、孤児院のいなくなった面子は、みつかると、思ったから]
――……あいつを、おでは倒します。
[きっぱりと言い放つ。 そう、そのためなら、
なんでも、するのだと……*]
(187) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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え……ぁ……
[「取り入った」という言葉にとっさに返せず、
暫くは口を魚のようにぱくぱくさせるのみ。
やっと我に返って、つかまれた手から逃げるように体をひねり]
取り入ったって…どういう……ってか、はなせよ!
約束だっていってだけだろ!
[瞳の様子が緩んだのを見て取ると、
頭を撫でられるのをおとなしく受け入れる。
続く話に一度は首を傾げたものの、
言い直された二度目に、こくりと頷いた。]
うん……
[再び、そっと寝台に座る。
熱い手で巾着と手鏡を包み持って目を閉じた。
これで休んでいるつもりなのだ。
横になると背中が痛む気がしていた]
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―帝都・守護部隊養成所内、病室―
安吾兄――?
[>>179いつもの陽気な兄貴分のものとは思えない、暗く厳しい声音に床に落としていた視線を上げる。
強く握り締めた拳に手を置き、語りかける安吾の言葉は、 自分の弱さに心折れ、愚かさに後悔していた周に福音のように響いた]
本当に、強くなれるんだな。 ……俺も、安吾兄みたいに。
(188) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
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[――やる。
最初から答えは決まっていた。 例え、安吾に真実を打ち明けられていたとしても、決して意志は揺らがなかっただろう。
周を突き動かす衝動は、怒り。 仲間達を弄び、戯れに死を撒き散らしていった、あの鬼達を赦すことなど出来るはずもなかったから。
休んでから、ゆっくり答えを考えろと制する安吾に頷いて、今は静かに瞼を閉じた*]
(189) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
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[思えば、最近では「わかりやすく語ってやる」という作業自体
していなかった気もする。少し衒学的に過ぎたきらいがある。]
お兄さんたちに任せたまえよ。
(……処遇に関して、交渉の余地はありやなしや。)
[顎に手を当てて考え込む。]
― 始祖の城 ―
……ぁ、…おはよ――、
[僕は目を開けて最初に見えた誰かに挨拶をする。
だって起きたんだから挨拶しないと。おはようって。
――あれ、そもそも僕、いつ眠ったんだっけ。
眠ったならみんなにおやすみって挨拶したしされたはずなのに、
誰かの泣き叫んでるみたいな声だけがかすかに耳に残っていて]
あ、………っ!
[慌ててぎゅっと目を閉じて手で目隠しまでしたのに、
目の前に次々と怖かった光景が映し出される。
皆と一緒に逃げるつもりだったのに、逃げられなかった僕が味わった光景。
あれは遊びなんかじゃなかった。遊びなんかじゃ……
涼にーさんにも明にーさんにも、アヤにも。
遊びじゃなくって本気でああ言われるなんて思いもしなかったのに]
約束? 化け物相手に?
自分達だけ上手い事取り入りやがって。
どうせ誰か仲間でも差し出したんだろう。
俺の命だけは助けて下さいって。
卑怯者が!! 恥を知れ!
[まるで家畜自身の体験の様に決めつけ、罵る家畜は
既に正気を半分失いかけていたのかもしれない]
ただのガキの癖に!
[誰の気配も感じなくても監視の目は付いている。
命の危機があれば吸血鬼達は動くだろうが、それまでは
自分達も感じている苛立ちをぶつける様に。
雛が逃げ出せば家畜が追うのは止めるだろうが、
それまでは好奇の目で家畜と雛を見ているだろう*]
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― むかしのはなし ―
……逃げろー!
[勝った! 次の鬼はアヤだ!>>166 僕は自分から身体を動かす遊びはあんまりしない。その時だって、最初は漢字を書いていたいと首を横に振りかけたんだけど、 アヤとマドカの眼差しに負けて鬼ごっこの仲間に加わったんだ]
捕まるかっ! 孤児院の庭は僕の庭!
[なんて言ってみてもたいてい最初に捕まるのは僕だ。その時だってそう、だと思ってたんだけど]
(190) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
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マドカ…、はしゃぐのはいいけど、外はだめ。
[いつの間にかアヤはマドカを追いかけないで呼びかけてた。戻っておいでって。 見ればマドカの姿があるのは門の向こう]
……。
[これはアヤとふたりで門の外のマドカを捕まえるっていう、いつもと違う遊び……とか考えてる場合じゃない! アヤに「だいじょうぶ?」って訊いてから、えいっと二人で門の向こうに足を進めたんだ]
(191) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/08(Sat) 19時半頃
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[結局、いつもと違う遊びで済まないことが起きた。>>145
僕らは街の子達に囲まれて絡まれたところを助けてもらった]
なんで…?
[お礼を言わないといけないのに。でも、不思議だった。 人を殴ることは怖い人達のすることだと思ってたのに、さっき街の子達を殴ったこのにーさんは、ちっとも怖い人に見えないんだ。
アヤもきっと同じ気持ちなのかな。帰りにはすっかり懐いてるみたいだった。>>168]
よろしく、アマネにーさん。僕、……リカルダ。
[僕は歩きながらその人に右手を差し出した*]
(192) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
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[それから周や安吾と格闘技の勉強と称してやりあいっこをしたり ジャニスから文字を教わったり。 零瑠のように漢字を教えるまでには至らなかったけれど 歳不相応の本を読み込めるくらいにはなっていて。
何でもっと遊んだりしないのか。 若年寄みたいとは言われていたけれど]
俺はこれでいいの。若年寄ってのは直円兄にいってやれよ。
[そう。何かをして後悔するのなら、 何もしない方がいい。サミィが幸せならそれでいいやと。 離してしまった小さな手をずっと忘れられないまま]
大丈夫だよ。俺は皆大好きだからね。
[それは多分、アヤかリッキィあたりにいった言葉だったと思う]
(193) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
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― 孤児院でのはなし ―
[サミュエルが孤児院に入ったのは、いわゆる浮浪児狩り対策を国がうったときの話だ。 減る人口、そして、子どもは吸血鬼にとっても好物である。
だから、子ども対策に乗り出し、いわゆる浮浪児や、犯罪を犯す子どももきちんと矯正しようというものである。
もちろん、これは素晴らしい政策だともてはやされたが、実際、浮浪児の中で広まった噂は、何かしらの実験台にさせられるぞ、というものだった。
それが嘘か否か、ともかく、捕まったあと、孤児院に入れられたが、そこでの生活は非常に人間的なもので、 サミュエル自身、その穏やかさに最初は呆然としたものだ。
やがて、希望をいえば小さな畑をすることも許された。 そこで、野菜をほそぼそと作り始めると、他の子も寄ってきた。 話をするのは、やはり身の上話が多くなる。
びっくりしたのは、大半の子の悲惨な過去で、 サミュエルは、思う。ここで、自分はとても幸せなほうなのだと]
(194) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
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