3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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いでええ
いでええ
いでええ
ああ ああ はは
いでえ はは はは
はは はは
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[異常な熱は帯びていても、拳自体は変化してはいない。 それだけに、受けた衝撃は大きく。 肩まで駆け上がる痛みに、顔を顰めた]
……っつ……。
[噴き上がるいろ。 転がったビー玉のいろ。
なんで。
浮かんだ言葉は打ち消した。 絶対の答えなんて、多分、どこにもないから。 そんな事を考えながら、後ろへ向けて、よろめくように数歩下がった]
(360) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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[後ろに、下がって。 左手は、無意識、ポケットのビー玉へ。
緑の先。 護りたいものを確かめるように。
護る。
その気持ちは。
同じって。
前に、聞いた?]
(363) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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[名を呼ぶ声>>364。 一つ瞬いたところに、背中にかかる重みと温もり]
……大丈夫。
[小さく呟く]
大丈夫、だから……オレ、は。
[いてくれるから、と。 零れるのは、小さなちいさな、呟き]
(372) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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『ああ ああ どうして』
『お前は誰も 送ってないのに 殺してないのに』
[ただ、 鬼 と言うだけの理由。]
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