人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


[ある日、久しく会えなかった家族の悲鳴を聞いた。
 いつの間にか、耳は遠く微かな音まで捉えるように、
 脚は一息で飛ぶように速くなっていた。
 気付かぬ内に、男児の遊びを遠くで見ているだけの
 のろまな子供は姿を消している。]

 ――真、弓ちゃん。真弓ちゃん……?

[扉を叩く。ドアノブを掴んだが鍵が開くかどうか。
 微かに漏れ伝う紅の香が、寒気を際立てていた。]


[給仕が入った時のまま、
錠の降ろされてない扉は簡単に開く]

――……、明く ん ?

[血の洗礼を浴びて立ち尽くす。
ゆっくりと戸口を向いた双眸は緋色――、
不吉な月の色に変じてた。

そこにあるのが“家族”だと認識すれば、
大丈夫、と笑って見せようとして、表情は強張った。
そしてそのまま血の海の中に屑折れる]


[くずおれる真弓に駆け寄る。
 毛足の長い絨毯がびしゃりと音を立てた。

 全身真っ赤の体を支えようと手を伸ばして、
 どうしたら良いのか、と戸口を振り返った]

 ……真弓ちゃん……っ


……明くん、
わたし、だめだった……、

[明乃進に支えられ、
問いかけるような眼差しで見上げた。

――どうすればよかったのか。

戸口からはほどなく側仕えの者が訪れるだろう。
こんなことは主にとっては計算済みであろう、
すなわち餓えの反動はより強い衝動となること。

雛はその身を持って、ひとつ、学んだのだ]


[緋色の双眸は艶やかな翳りを含んで、泣いて見えた。
 自分が与えられる血に後ろめたさを覚えながら
 けれど、甘んじている間も、一人で耐えたのだろう。]

 ……僕は、真弓ちゃん、にも、生きてほしい。

 だから、ねえ。

 つらかったら、頼って――いいよ。
 家族なんだよ……?


サミュエルは、周との戦いに、まゆを寄せた。

2014/02/09(Sun) 17時頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

>>364
[九節鞭は、ゆっくりと孤を描く。
 それが早くなれば打撃の勢いは増す。
 もちろん、訓練は相手をやり込めることではない。
 目的は、攻撃を受けないこと、そして、相手を捕獲する動きだ。
 その訓練には周がよかった。

 だが、サミュエルからすれば、周の戦いは、
 少し、眉を寄せるものがある]

 ――……おい
 おまー、………。

[言いかけて、止める。
 それを人が言ってどうだというのだろう。
 代わりにというわけではないが、

 刀と鎖がぶつかった時、詰めた間合い、睨みつけていた眼光の光の色がふと、緩んだ]

 ――……周

(369) 2014/02/09(Sun) 17時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル





 あの時のこと、本当に知っでるのは、
 ごごでは、お前とおでだけだ。




[周に告げる言葉。
 そう、あの金色の吸血鬼、との死の数え鬼。
 その時にいたリーと零留は行方不明で]

(371) 2014/02/09(Sun) 17時半頃

サミュエルは、鎖を押して、周の刀から離れた。

2014/02/09(Sun) 17時半頃



明く、ん、

――……ごめん、ね……ごめん、

[震える口唇が、謝罪を紡ぐ。
何に謝っているのか、きっと自身もわかっていなかった。
たとえば彼の服を血で汚してしまった、
この時認識してたのはそのくらいだったけど。

でも、その言葉の本当の意味は、まだ 届いていた。

“家族”という言葉に、
双眸が滲むように揺らぐ。
それはいちばん大切なこと。

――血の穢れを落とすように、と、
側仕えが、引き剥がすようにその身を連れて行く。
明乃進から離されるのに、いや、と首を振っていた]


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 17時半頃


[豪奢な浴室、流れる湯を穢す赤。
まだなだらかな曲線にそって伝い落ちる。
もちあげた指、尖ったつま先、磨かれた氷のような爪。

鏡を見れば、別人の顔がある。

血の洗礼を浴びて、少女は変わる。
拒んでいた全てを受け入れるようになった。

学ぶことはもともと嫌いではなかった。
けれど知識、立ち居振る舞い、教養作法も
好悪など関係なく、ただひたすらに吸収するだけのものに過ぎなかった。]


[そして――、

憂いと憎悪と寂しさと恋しさと、
複雑な感情は割れた色硝子のように複雑な色を為し、
成長する少女に繊細な陰影をもたらす。

その緋色の瞳なくとも、
人外の者とわかるような冷たい美しさとして*]


[なのに今、真弓の手はひどく冷たい気がする。
 謝罪に首を振り、手の甲をさすっていると、
 彼女を連れて行こうと、後から人がやってきた]

 だめ。

[それを制する自分の声も、どこか冷たい気がした。]

 ……大丈夫、真弓ちゃん。
 いなくなったり、しないよ――大丈夫。

 だから、行って、おいで。

[しかし、家族に傾ける時には変わらず温かく。
 安心させようと、一度手を握って、湯に向かわせた]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[距離を引いて、九節鞭は頭上で回しながら、しゃがみ込む]

 ――……聞いておきたいことがある。
 周、おまー、なんのために戦ってる?

[下から見上げるように周に話しかける]

 お前、そのお上手な歩法も身にづけで
 そりゃ、強いだ。
 もちろん、おまーにはづよくなってもらわねぇどいけね。
 この部隊の誰よりもづよぐなっでもらうつもりではいるだ。

 けんど、
 おまー、

(382) 2014/02/09(Sun) 18時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル



 今、楽しそうにみえるのは気のだが?


[そして、返事は聞かず、周が言葉に詰まれば、その瞬間に姿を消す**]

(383) 2014/02/09(Sun) 18時頃

[給仕から血を差し出されることがなくなり、
 周囲に『動く血』が放たれるようになってから、
 一時、少年はぴたりと食事をやめた。

 狩りやすいと見なされ初めに与えられた子供達を、
 決して襲おうとはしなかったのだ。

 耐えて、耐えかねて、初めて意志で手に掛けたのは、
 いつだったか家族の陰口を叩いていた大人の男だ。
 卑怯にも足音を殺して後ろから襲った。

 初めて命を選んだその日、意外と呆気なくて
 誰にも何も言えなかった]


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 18時頃


[故に、己の周囲に大人が配されるのは早かった。
 体が変わった分、箍になるのは心の方で、
 敵意を向けて来る者の方が襲いやすかった。

 ――故に、己にとって『人間』は、
 己と家族に敵意を向けて来る者なのだと、

 少しずつ、少しずつ――

 染み込んで、そして上達は早かった。]


[やがて黒百合から本格的な訓練を受けるようになる。
 披露された怯える人間達に、眉を顰める少年は
 畏れ多くも、儀式を施した主に口を挟んだ]

 ……それは、――いやです、

 自分の罰、は、自分で…………っ!

[言うが遅いか、問答無用で刺し貫かれる少女に、
 今度こそ言葉を失った。
 強くかぶりを振る。

 嫌なら真面目にやることだと、真紅が笑っていた。]

 それなら、――お願いが、ありま、す。

 うまく、できたら…………外に出させてください。


サミュエルは、ミナカタは問いただしにくるだろうか?

2014/02/09(Sun) 18時半頃


[願いが興をそそったか不興を買ったか。

 いずれにしろ、手を変え品を変えて賜る洗礼を
 死にもの狂いで受け入れる以外に道はない。

 敷かれた道を斃れるまでゆくしかないのなら、
 それはただ、家族のためにゆきたい、とだけ]


[されど、柊。

 心の臓を服従に巣食われながら、

 鬼を刺す木は雪深く、息をひそめている**]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

>>337

[マユミから、リーとのことを聞かれたとき、
 さすがに、昔のスリ仲間だとはいうことができなかった。

 だから、なにか、こう、煮え切らない言い方で話題をそらそうとしたのは事実だ。
 すると、マユミはかえって拗ねてしまった。

 どうしようかとも思ったが、
 でも、自身のことだけならまだしも、リーのこともなにかバラしてしまうようで]

 ――……

[その時マユミは、それでも、素直に打ち明けるような親しさを求めていたことには気付かなかった。
 リーのことも理由。

 ただ、その過去を知られたくなかった、ということだけが真実だ]

(387) 2014/02/09(Sun) 18時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

 ――……

[少しずつ、噛み合わなくなる空気。
 そうなりたくなどないのに、それでも、マユミを女の子と意識してしまった時から、
 もう友達、という目だけでは見れない。

 謝ってきたマユミにも、なんだか素っ気ない態度をとってしまったのは、器用じゃないからだ**]

(388) 2014/02/09(Sun) 18時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

>>346

[孤児院で、はじめて作った野菜を出した時、
 反応はびっくりするものだった。
 白い視線はには心底驚いて、
 あの時、確かに目は泳いだ]

 そが……みんな野菜嫌いなんだな。

[その時はいたたまれなくなって、それぞれの子どもの皿をとると、鍋に戻しはじめる**]

(398) 2014/02/09(Sun) 19時頃

― それから ―

[金髪と黒髪によって僕らは新しい世界に迎え入れられたけど、
新しい世界の全てが僕らを歓迎したわけじゃなかった。

なんでこの人たちは怖い目で僕を見てくるの?]


……っ

[彼らは街の子達のように僕をからかう真似はしない。そっちの方がわかりやすいのに。

でも、彼らの中には僕が訊いたら答えてくれた人もいた。
僕らは“始祖様のお気に入り”だって。“選ばれた”んだって]

そんなの、どうでもいいじゃん……。

[僕はそう言った途端余計怖い顔で睨まれた。だから部屋に逃げ帰って泣いた]


[僕はただひとつのことを僕自身に化していた。


――決して誰かに助けを求めてはならない。


肌触りのいいベッドの中で泣くことはあっても、ここにいない誰かに助けてって言うのだけは我慢した。
ここに連れられてきゅうけつきになったにーさんやねーさんにも弱さは見せられなくって、
そういうのをずっと抱えたまま、僕は時を刻んでいった]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

― 養成所の庭 ―
>>395
[周に言い捨てたあと、庭に来ていた。
 そこには、本当にささやかな小さな小さな畑があった。
 育てたものを収穫して食べる。
 そんな当たり前のことを知らない子が多かった衝撃は忘れない]

 ――……トマト、甘く、できっがなぁ

[寒さに耐えながら、育つトマトは、その葉はぼろぼろで、とてもみすぼらしくみえる。
 必死に集めた栄養をその実に一心に注いでいるのだ。

 植物は、わかりやすかった。
 水やりをサボれば枯れる。日差しが強すぎれば枯れる。
 肥料をやりすぎても枯れる。

 実をつけるまでに気遣いをかけてかけて、やっと実るのだ]

(399) 2014/02/09(Sun) 19時半頃

サミュエルは、畑をいじっている。

2014/02/09(Sun) 19時半頃


[きんいろは手が届かないものの象徴と思っていた。
瞳の色が、綺麗なその色に。それが間近に、あって。

内心に押さえ込んでいた恐ろしさと絶望感で、かみ締めた唇は深く切れた]

…ありえないなんて……

[ありえないのだと言葉を続けようとして立てられた牙
その後、祝杯をあげるまでのことはよく覚えていない。
ただ、その瞬間発狂したように叫んだことはしっかり覚えている。

目の前にある杯を映す目は赤い。血を見て、喉がなったことに酷い嫌悪感と…]


サミュエルは、マユミとホリーのことは周に告げていない。

2014/02/09(Sun) 19時半頃


サミュエルは、ミナカタが探しにくれば、逃げるようなこともしない。

2014/02/09(Sun) 19時半頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

>>400

 そっが。
 でも、がんばっだがらって、成果が出るとは限らねぇだよ。

[周がやってきて後ろに立った。
 かけられた言葉に振り向かずに答える。

 ただ、そのあとの問いに答えるまでは、かなり沈黙が落ちた。
 でも、やっぱり振り向かない]

 ――……あん時、
 数え鬼で、おでは、孤児院に吸血鬼をつれでっだ。

 結果、吸血鬼が孤児院を囲んでおそっだんだ。

[ぼそりぼそりと]

 ――……あの時、おでは、
 もっと早くつがまっで、孤児院にたどり着く前に死んでおぐべきだっだかもしれね。

(402) 2014/02/09(Sun) 20時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル




 ――……なんて、言ったら、
 お前は、どう思うだ?



[ゆっくり振り向く]

(403) 2014/02/09(Sun) 20時頃

[その後、血を口にする過程は他の家族とそう変わらなかった。
拒絶して、もがき苦しんで、そして口にした赤は生臭い鉄の味。
そしてそこからこみ上げてくるものに吐いてはまた求めて、極限状態になった時、ついに「家畜」に手を出した。
端から見れば、まるで獣が人に襲い掛かったようにも見えたらしい。

その初めて牙を立てた家畜は…どことなく、「誰か」に似ていた]


[それから悟る。あぁ、もう「戻れない」のだと。
紅い血溜まりに映る自分は双子の弟そっくりだった

自分が離してしまった小さな手。その時の弟の顔が今でも責めてくるようで。
おいて逃げて、再会した時のサミィの顔。]

……。あぁ、ごめん……。ごめん、ね……。

[そこからぱきりと張り詰めていた自分の何かが壊れてしまった。
自分を苛んでいた彼はもういないのかもしれない。
自分は殺されない。なら、せめて果たせない約束であっても守らなければいけないのだと]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

>>405

 ほら、やっぱ、おまーは、あんぽんたんだ。

[馬鹿に言い返したわけではない。
 ただ、5年前から言うことが変わらない、周に、
 悲しげな眼を向けた]

 死ぬべきってなんだ?
 おまー、戦って死ぬつもりだろ?

 それがわかんだよ、おまーの戦いは

[静かに続けるが、それは怒りの言葉だ]

(406) 2014/02/09(Sun) 20時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:サミュエル 解除する

処刑者 (8人)

サミュエル
19回 (8d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.117 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび