人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 09時頃


【人】 紐 ジェレミー

―― 体育館 ――

[あの笑い声は来たときと同じく唐突に消えた。
 その直後の周囲の喧騒にもう癖になったように奥歯をかみ締めて]

………は。
ははははははは。やった。乗せてやった、ぜ?

[目の前の死体は動かない。
 それへの怯えで目をそらしながらも、脱力したように笑った。
 腰が抜けかけたか、へたり込みそうになる足を叱咤しているところでヘクターの声]

……いいんじゃないの、惚れられても困るし。
ていうか、ヘクター、あんた酷い目にあったのか。
何された。

[2人称への違和感は、直後の呼びかけで上書きされる。
 聴覚からの思考力は、雑音にまぎれさせて、鈍い。
 ただ、足元の死体へ頓着してない様子に]

(686) 2010/02/28(Sun) 09時半頃

【人】 紐 ジェレミー

……なあ、見えてないの?

[疑ったのは、相手の視力ではなく自分の視力。
 幻聴と同じく幻覚なのではないかという怯え。直球で聞く]

(687) 2010/02/28(Sun) 09時半頃

紐 ジェレミーは、奏者 セシルに話の続きを促した。

2010/02/28(Sun) 09時半頃


【人】 紐 ジェレミー

―― 体育館 ――

[沈黙が帰ってくる。再び問いかけるよう視線を向けた]

あ、そこ。

[帰ってくる否定の言葉。けれど、指摘は一瞬遅く彼の足は死体の腕を踏んでいた。自分が踏まれたように、刹那顔をしかめる]

いや、それ人形じゃなく……

[サイモンの叫び声と、ケイトのあの不快な声が頭に響いてきたのはそんな時。けたたましい音に、反射的に空いてる手で耳をふさごうとして]

(691) 2010/02/28(Sun) 10時半頃

【人】 紐 ジェレミー

サイモン!?

[こちらに助けを求めてくる男の姿。
 彼もまた、目の前の死体にけつまずいて]

ちょ、大丈夫か。ケイト! よせ!!

[ぼこんぼこんと産まれ来る数々の死体。
 それらが出てくるたびに増え行くノイズ。
 高く、低く、それはまるでごく質の悪いハウリング音に囲まれているようで。くしゃりと顔をしかめた]

[笑う膝を叱咤して、そちらに駆け寄る。
 助けを求めてくるサイモンの腕を取ろうと手を伸ばし、
 ケイトに向かっていくヘクターに声をあげる]

おい、ヘクター! よせ!!

[焦りの声。けれど、目の前でサイモンの足が底なし沼に取られて……]

(693) 2010/02/28(Sun) 10時半頃

【人】 紐 ジェレミー

ちっ

[舌打ちして、スケッチブックを後ろに放り出す。
 ヘクターから一瞬遅れてサイモンの腕をつかもうと]

[けれど、闇に消え行くサイモンの指先と、自分の指先とが掠るか掠らないか]

[とぷん]

[そんな音がして、彼の断末魔が頭の中にねじ込まれてくる]

あ。
   あ、ああ。

[喉が開いて。目を見開いて。あえぐような声しか出ない]

[周囲の音は全部、全部無視して。
 愕然と、目の前に消えた級友の残滓を見つめた]

(697) 2010/02/28(Sun) 11時頃

【人】 紐 ジェレミー

[手を尽くしても、他者の魂が自分の目の前で飲み込まれる時]

………ふざけんなよ、死神が。

[それは、目に染みるほどのあの赤い赤い夕陽。
 ここにはないものなのに]

[低く唸って、目の前。
 はじめて見るケイトの姿をにらみつけた。
 とっさに握りこんだ拳は左。利き手の逆。床に叩きつける]

だから、遊んでやるって今言っただろ。

[通じたと思ったのに]

ヘクター!!

[ケイトへ向かう友人の名をただ呼んだ。
 彼まで失う恐怖を声に潜ませて。周囲の騒音に飲み込まれてなかなか動けない**]

(701) 2010/02/28(Sun) 11時頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 11時頃


皆わりと自由だよねぇ。

[聞こえてきた言葉に答えながら、
クスクスと笑う声に、呆れに近い響きが籠もって。]

気にしてないよ。
こっちはこっちで動いてないんだから。

[そろそろ動かなきゃ行けないな、とかちょっと思った。]

ん、対して変わってないよ。
ドナルドとキャロライナが戻ってきたくらいで。

[他はまだ保健室にはいないと言外に言って。]

…待ってるよ。


…… 護る?

[何、から。 誰 から?]


 …… な。 ケイトは見つけろって


でも、

黒い染み は ――   彼女は 何処なんだろう。



―保健室に着く少し前辺り―

こういう時は単独行動した奴から危ないのにねえ。

[声が笑ってしまっているので冗談とは分かるはず。]

キャロ、ちゃんと人と居られる様になったんだ。
……良かった。

[詳細は語らないものの、彼女は立ち直ってくれたのだと知る。]

先生達は……まだ戻って無いんだね。
一番頼りになるはずの人がこれじゃあ、ばらばらにもなるさ。

[そんな他愛も無い会話の後、姿を現しただろう。]




 あぁ…

                    [昂揚を抑えつけるようなため息]


[――…
   ケイト。

             ケイト。


      ――それは誰の  名前だったか]


   ――…、 …?


        [思考を途切れさせる、誰かの声。]


―保健室を出て直ぐ―

[ごぼごぼと水の中で何かが暴れるような音。
常とは違い届くのはその音だけ。

問いかけられてもしばらくはその音以外何も聞こえないだろう。]


紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 14時頃


【人】 紐 ジェレミー

―― 回想 体育館 ――

[ヘクターが、ケイトの腕をつかむ。
 その熱い声が腹に響いて、どうにかノイズを振り払った]

………寂しい?

[雑音の渦の中から、彼らの会話を拾い上げる。
 彼女が消え行く最後の瞬間]

死者も、生者も、本質的に一人だよ、ケイト

[そんな言葉は彼女達の耳に届いたか]

……ごめん。

[思わず出た言葉。きっとそれはヘクターの伝えたいこととは真逆だったから。そうして、肝心なときに動けなかったから、謝罪の言葉を紡いだ]

あんたまで飲み込まれなくて良かった。
やっぱりヘクターは熱い漢だな。

(771) 2010/02/28(Sun) 14時頃

――ケイト。

    ……ケイト。

               ――鬼も


   …ケイトを探す?


            ――何処に居る?


【人】 紐 ジェレミー

―― 回想 体育館 ――

…………サイモン。

[ケイトが消えれば、サイモンを飲み込んだ闇の穴も消えた。
 何の変哲もなくなった体育館の床を、そっと撫でる]

死んだのか。ごめんな。

[互いに学校へはあまり来なかったため、
 同級生と言ってもあまり話をしなかった相手]

……ん? ああ、そうか、気をつけて。

[購買に行くといったヘクターの背中を見送る。
 どこか彼の足元が安定していなかったのは、この出来事のせいかと勝手に思う]

―― 回想 終了 ――

(784) 2010/02/28(Sun) 14時半頃

【人】 紐 ジェレミー

―― 体育館 ――

[力なく、落としたスケッチブックを拾い上げる。
 体育館に転がる、制服を着た少女の死体]

……探す。ね。

どうせ物理的な話じゃないんだろ?

[がらんとした体育館を見回し、立ち尽くしては思考を回す]

(785) 2010/02/28(Sun) 14時半頃



  ふざけてる


           ―――ふざけてる


  鬼は、  鬼を、



           ――鬼。


【人】 紐 ジェレミー

―― 体育館 ⇒ 小ホール ――

かくれんぼ。見つけて欲しい、ね。
でも、そんなの暗い場所で引きこもって、巻き込むなよ。

俺は馬鹿だから、きっとあんたがどこにいるかなんてわからない。だから、出てこいよ。

あんたが出てきたくなるような絵を描いてやる。
その位の心も動かせないものしか作れないなら、きっと俺に価値はないのさ。

[呟く。多分、ケイトに通じなかったゲームの誘い。
 おいでよ、そこではなく、こっちへ。
 ここに来られないなら、ここではないどこか。
 美しい、光の場所へ]

[だから、スケッチブックを取り上げる。
 そのままコンテを走らせようとして………]

[近く。小ホールの方が爆発的に煩くなった]

(799) 2010/02/28(Sun) 15時頃




    ――  鬼は、……。



 


【人】 紐 ジェレミー

―― 小ホール ――

………今度は何だよ。

[少し慌てて立ち上がる。
 サイモンを見る前ならば、きっと耳をふさいで、無視して。
 でも、見てしまったから。本気だと知ったから]

[走った。
 ばたばたと足音高く駆けていき、入り口の扉に手をかける]

[がちゃん]

[扉は、大きな音がして、それでも鍵は開かない]

………誰かいるのか?

[いないといい。居ないはずだ。
 そう思いつつ、左手でガンガンノックしてみた]

(802) 2010/02/28(Sun) 15時頃

【人】 紐 ジェレミー

―― 小ホール ―― 

[中から物音が酷い。その合間、かすかな声が聞こえた気がした]

……誰かいるんだな!?

[かまってられない。両手で思い切り扉を引っ張る。
 けれど、そこは開かなくて。体当たりする。
 防音設備の整った、大きな扉、壊れる気配は微塵も無い]

くそっ。搬入に周る。

………頑張れ、ふんばれよ。
こっちは無理だ。聞こえるか?

いいか、よく聞け。

舞台だ、舞台上手!!
少しでもそっちに近いほうに行け!!

(810) 2010/02/28(Sun) 15時頃

【人】 紐 ジェレミー

[文化部棟から、搬入口へ回れたはずだ。
 あそこの扉は確か簡易錠]

いいか、上手奥だ! あそこの鍵は中から開けられる!!

[大声で中に怒鳴りこんで、最後に一発頑固な扉にけりを入れると全速力で半周周る。間に合え、間に合えと]

(811) 2010/02/28(Sun) 15時頃




    ――…、   鬼さん

                   …“こちら”


   …か


【人】 紐 ジェレミー

―― 小ホール 搬入付近 ――

[走りながら画材のナイフを抜いた。
 文化部棟入り口脇の非常設備ガラスを蹴り破る。
 中に入った消火器一つ抱えて搬入口へ]

………ここだ。

[演劇部の大道具材料だろうか、たまに付近に材木のかけらが転がっていて。ざっと避けると、そのまま扉を引きあけた]

………ぐ

[大量の死体。
 彼らは新たな侵入者にいっせいにぐりんと振り向いて。
 泣きたくなった]

くんなよ、こっちくんなよ!!

[消火器のホースを向け、舞台の真ん中に躍り出る]

(821) 2010/02/28(Sun) 15時半頃

【人】 紐 ジェレミー

どけ、こら!
俺は喧嘩なんてできねえんだよ!!

[消火器をめくらめっぽう振り回して亡者を避ける]

そこか? そこだな?

[ごす、と消火器の手ごたえに吐き気がする。
 右手に噛み付こうとするやつは蹴り飛ばして。
 目指すは、こちらを振り向かないで密集している一角]

誰かしらんが、息止めろ。

[ナイフを持った手でノズルを固定。思い切りレバーを引いた。
 そこに、先ほど助けられなかった級友がいるなんて気づかずに]

……っ!!

(826) 2010/02/28(Sun) 15時半頃



   ――っち、 ……

          …鬼を選んだんなら
 

    鬼に協力すればいいものを…!

 
[ケイト。――忌々しげに呟いた。]



[苛立つ

    迷う

           鬼になりきれない鬼

  鬼の中にひとり

           人の中にひとり

       ――異質存在。]




                    ( クスクスクスクス )


  ( クスクスクスクス )                                                 




  っ、… !

 


【人】 紐 ジェレミー

――ぇほっ、ぇほっ

[自分も少し吸い込んだのか。せきこみながら、右へ左へ。
 消火器向ければ、死体の群れは溶けて、離れて]

……ディーンっ!!

[亡者の下から現れたのは、ぐったりした級友。
 彼の唇が動いたのは見えた。
 けれど、そんなかすかな音は、サイモンの断末魔にまぎれて聞こえない。もっとも、それだって何を言っているのか、音の連なりにしか聞こえない]

[サイモンが彼にもぐりこむのか、それとも……
 そんな細かいことは頓着もせず、駆け寄れば消火器放って彼を抱え上げようと左手伸ばした]

しっかりしろ、大丈夫か!?
聞こえるか!

(840) 2010/02/28(Sun) 16時頃

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