人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[新しい世界は鳥かごの中みたいだ。エサは自分で取ってるけどそれだって籠の外から運ばれてきたんだし。

僕は彼らを本気でエサだなんて思ってない。絶対に。
だけど僕自身がどうしようもなく怖くなる時はあるんだ。


床に広がった血だまりに映る僕の顔が、笑みを浮かべているように見える時*]


[怯えさせぬように微笑んで、
白い手が“獲物”を捕らえる、模倣の狩りは簡単だった。
吸血鬼だとわかっているだろうに、人は外見に油断する。
餓えなければ、殺さぬように血を奪うことも出来た。

それは命を奪わぬ優しさだったのか、
あるいは制御の学習に過ぎなかったのか。
単純に亡骸が目の前に横たわるのが不愉快だったのかもしれない。

その時奪った命は青年のものくらいだ。
武器もち抵抗するものと、
自分の体に触れようとしたものと。

前者はともかく、
後者は最初の食事と同じように原型を留めなかった。
もう自分のしたことに悲鳴をあげることはなかった。
それは遠くで聞こえていたような気がしただけ]


[自分には約束があった。必ず生きて戻るという約束。
だから、今はそれだけが縋れる唯一のもので。

まずはやっと言葉を話せるようになったくらいの小さな子供を食った。次に、アヤくらいの女の子からマユミくらいの。
そして初めて自分の意思で武器をもって殺したのは柊くらいの少年から始まり、零瑠や直円くらいの少年と青年の狭間の人を殺した。

どんな形であれ生きるためにはコロサナイといけなかった。
いつしかそれが、いつも口にしていた四足の動物から人間になっただけなのだと認識し始めた

多分、それからは…「吸血鬼」として与えられた場に相応しい技量と知識を躊躇いもなく受け入れていった]


[家族の様子を訪ねて回ると、リカルダは決まって
 大丈夫だと主張して振る舞った。
 少しでも笑顔が増すように、時々手を握った。

 最後まで耐えた真弓は砕けてひかる氷になった。

 理依や直円を訪ねる事は出来ただろうか。

 零瑠が血を見て倒れなくなったと聞いて、
 少年は少しの安堵を抱いたけれど、
 彼自身は、それをどう思っているのか。]


[漆黒の少女から施される
戦闘訓練には理不尽なルールが付随した。

 特に理由も無く少女は殺された。
己が口唇を噛んだのは、明乃進が言葉を失って、
落胆したように頭をふったからだ。

――悲鳴はどこか遠くで聞こえ続けている。]


─ねぇ、マユミ。

[それは戦闘訓練が終わった頃のこと。殆ど喋らなくなった自身が、珍しく声をかけた]

マユミはいつも優しく殺すね。
それはなんで?情けとか、そういうもの?


[能面のような表情のまま訓練を終えれば、
理衣が話しかけてきた、ふと温度のようなものが戻る。
そこにいるのは“家族”だからだ]

……優しい?そうかしら。
悲鳴とか、これ以上、聞きたくないの。

[わずかに首をかしげて、一息に殺す理由を告げる]

でも、そうね、……可哀想ね。

[恐怖に震え屠られるために生きているというのは、憐れだと思う。表情はなにも動かぬまま、理衣を見つめる瞳は問うた意図を問い返すもの]


[そう言えば、この城に来てから初めて、
 少年は自分ひとりの部屋をもった。

 最初は四六時中を母と共にし、
 孤児院では近い年頃の子達と寝起きしていたから]

 ひとりだと、時々、暇だから、
 ……時々で良いから、遊びに来て、くれる?

[家族には、そうお願いしてみた。
 いつしか自然に、彼らには形見の事を打ち明けても良いと、
 もっと言うと、打ち明けておきたいと思うようになった。
 どこか、予感めいていた。]


[ある日、理依が真弓に声を掛ける。
 めっきり口数の減った彼が珍しいな、と思ったら、
 それは狩りの方法についての話題。

 けれどせっかく話をしているならと、
 歩み寄って耳を傾ける。


    − 初陣を前に −

[雛達は餌を啄む事を覚え、羽ばたきを覚え、武器を磨き、
狩りの方法を覚え育って行く。

ホリーの苛烈な教育は技術だけでなく、彼らの心にも
影響を及ぼしたかもしれなかった。
だが心が砕けようが、失おうが、変わろうが、どれも
始祖にとっては玩具の色や音が変わった程度。
雛達の苦悩を気分1つで掌で転がす様子は、確かに
彼らが始祖の『お気に入り』である事の証拠だった]

ホリー、どうだ?
そろそろ雛も初陣を飾れそうか?

[帝都守護部隊が動き出した報告は既に届いていた。
陸軍など紙の兵隊だが、守護部隊が絡むなら話は別。
派手に潰してやるのが面白いと、初陣の目標を告げた]


かわいそう?なんで。


[返された視線。その答えは明確だった]

だって食わなきゃ死ぬじゃないか。
俺、死なないって約束、したから。

[いつもその約束だけにすがって生きていた。
けれど、もうとうに約束をした主と…
どうして約束をしたのかは忘れていた。

ただ、誰かの為にマユミは守ってやらないといけない存在ということだけは頭の片隅にこびりついていたから。
だから、変わってしまった…いや、以前はどうだったか、もう忘れてしまったけど、目の前の彼女に問うた]

なんでかわいそうって思うの


ええ、お父様。
随分と育ってきましたわ……並みの吸血鬼ではもう叶わないぐらい。

[尤も、基礎を踏まえていれば元の能力値が段違いなのだ。
当然と言えば当然であった。]

初陣には私は同行しますが、お父様はどうされます?


[誰かが話している時、会話の狭間でじっとしている、
 これは昔から変わらない。

 何もして来ない人間が死ぬのは可哀想だけど、
 家族に悪意を向ける人間には当然の報いを降らせる。
 そういう事だと思っていた。]


……震えて、怯えながら、
生きているのは、憐れなことだと思うわ。

どこにも逃げ場なんて無いのに。

[怯えていた女のことなど、
もう忘れていたけれど、考えたことを口に出す。
けれどそれは本当に“人間”のことだった、だろうか。]

……約束は、大事ね。
だれとやくそくしたの?


[ 明乃進の言葉を聞いてから、
時々、思い出したように皆のもとに赴くようになった。
黙って話を聞いていることが多かったから、
沈黙ばかりが空間を満たすことになったかもしれない。

部屋の主がいなかった時には、
扉の前に鎮座しているのは、千代紙のふうせんうさぎ]


結構。

[ホリーの返答は当然返されるべき内容だった。
父の血を与えられ、あれだけ時間を掛けたのだ。
『お気に入り』に甘えて怠惰を貪るなら、最後に断末魔を
聞かせる位しか楽しみは無い]

私も雛達が喜んで獲物を狩る瞬間を祝ってやろう。
それにいかに家畜とは言え、地位のある連中だろう。
挨拶の1つもしてやろうではないか。

[組んだ足を解き、立ち上がる]

初陣だ。
呼べ。

[短い命を下すと、それぞれの世話係が眷属達を
召喚する為に城に散った]


それがそいつの運命なのさ。
逃げ場がないんじゃなくて逃げないだけじゃないのかい。

約束は…誰とだろう。忘れた。
大事だったのに。ね。

[そこで一度、ため息をついた。とても、深い]

ねぇマユミ。マユミは俺に勝てると思う?
柊も。

[さきほどから隣にいた柊にも不意に問いをなげた。
守ろうと思っていた少女はもういない。
朦朧とした記憶の向こうにあるのは
こうあってほしいと思っ手いた幻]


―ある日、自室にて―

 ……良い機会、だから、真弓ちゃんにも、見せるね。

[願いに応じて部屋を訪れてくれた真弓に告げて、
 厚いカーテンをぴったりと閉じて蝋燭を灯す。
 彫金の傘を被せると、部屋の陰影が深くなる。

 懐から手鏡を取り出した。
 裏面の花鳥図を指で撫でて、くるりと返す。

 包む巾着は新しい、やはり上質のものに替えられて、
 あの日、血に汚れた形見は引き出しの奥に仕舞っていた。

 蝋燭の光をあてて暗い壁に向ける。]


 ――きれい、でしょう?

 昔、隠れ切支丹が……お祈りをするために、
 こういう細工を、使ったそうだよ。

[それはただの鏡ではなく、鏡面のごく僅かな歪みによって、
 繊細な光の形をなすもの――

 柊、ではない。牡丹の紋様だった。

 それが意味するところを、今の持ち主は知らない。
 知る筈の誰かのやさしさだけが朧に、雪の下に在る。*]


[ その時は部屋にいた、
色とりどりの鶴がそこかしこに転がる部屋。
始祖の前へと召されれば、
少女はゆるりと頭をたれる。]

……お呼びだと、伺いました。

[白い洋装のスカートがふわりと、広がる。
戦場には適さぬだろう、服装だった。

けれどその左手の袖の下には、
緻密な銀の透かし細工の指甲套。
優美な装飾品は凶悪な尖った爪でもある]


― 回想

勿論。

あたし達だって、ずっと君達を閉じ込めておく訳では無いわ。
お父様に捧げる上質な家畜の狩りだってあるのだもの。

[そう言って、彼の問いに微笑む。]

今回がうまくいったらと言う約束はしないわ。
けど、成長すればいずれ外に出る時は来るわ。

それを楽しみにしていなさい。


[少し前のこと。
トルドヴィンから命じられたのはホリーの護衛。
彼女と話したのは何度あっただろう。
一度、聞いてみたかったことをといかけたことがある]

…ホリー。君はなんであの人を「おとうさま」って呼ぶの。
「おとうさま」は君を殺そうとしたり、しないの?

[戯れというにはもう昔の面影を残さない自分の問いに、
黒い彼女はどう答えただろう]


 理依君、に? ううん――

 僕は……難しい、んじゃ、ないかな。

[同じように苛烈な過程で練り上げられてきたものの、
 明之進と理依の間には血の壁がある。

 ……でも、練習なら。してみても、良いかな。

[案外、他の吸血鬼と組手するよりも良い練習かも知れない。

 最近は安定して勝てるようになっていた。
 始祖に献上するものの品定めにも同行させて貰えるよう
 黒百合に願い、少しずつ叶うようになって来ている。

 ――ここまで、五年かかった。


[召還の声があったとき、ぼんやりと本を爪繰っていた。
昔読んだことがあるようなないような。文字が絵に見えて頭に入らない。
また一つ、零れ落ちた記憶を惜しむ感情ももうない]

─参りました。

[けれどそのきんいろの前に、こうべは下げない。
それはいつものことだった。逆らえないと身を持ってしっている。
けれどいつもきんいろを見る目は睨みつけるような光すらあった]


― 回想

[理依の問いかけに微笑んで、
久しぶりに話す気がする理由を答えていた。]

いつからだったかしらね。
あたしは物心ついてから、お父様に会った事があったわ。
その時に「全ての吸血鬼の祖」と言われてね。
それで「お父様」と呼んだのよ。

[その呼び方をしたものは今まで居なかったのか。
周囲には随分と驚かれた気はする。

しかし、トルドヴィン自身がその呼び方を許した事でホリーには特に何も無かった。]

ま、君達でいうあだ名のようなものかしらね?
もう今更、他の呼び方も馴染まないし。


[まるで子供が親戚の相手を小さい頃に読んだ呼び名のまま呼んでいる様な。そんな理由を告げてから。

次の問いにはおかしそうに笑う。]

変わった質問ね。

あたしはお父様が大好きで、配下の吸血鬼の誰よりも強いし。
誰よりも役に立っているわ。

そんなあたしを殺す理由なんてどこにもないでしょう?


……うん。遊びに行く。
眠れない時、でもいい?

[きゅうけつきになってから、たくさん眠らなくてもよくなっていた。
本を読んでいる途中にあくびが出ることもなくなったし]

ねぇ、…手、握ってもいい?

[明にーさんは伸ばせば振れる距離にいるのに、僕はいちいち訊かなきゃ手も握れなくなってる。
きゅうけつきになってばかりの頃はずっとそうだった。

僕の笑う数は、確実に増えていると思う。
ふとした時に部屋で鏡を見つめると、赤い目をした僕はいつも意味ありげに笑っているんだ。
それが怖くてすぐに表情を消す。

“家族”と一緒にいる時、僕はふつーに笑えてるのかな]


[――まずやってきた2人、真弓と理依を見やる。

この5年で随分と印象が変わったようにも見える真弓と。
相変わらず敵対心は無くしていない理依。

尤も、ホリーが理依の行動を咎めたりする事も無いのだけれど。]


逃げたくても、
……逃げられないこともあるわ。

[声に感情はこもらない、
それはどこか遠くにあるのを感じている]

忘れてしまったら、約束した相手が、……可哀想。

[こんな言葉が何故零れたのか、わからない。
けれど機械的に告げられた言葉よりも、少し温度があった]

あなたと戦う理由が無いわ。

[問いかけには少し、不思議そうに返した]


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