52 薔薇恋獄
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ユリシーズは、サイラスラスは、お仕事お疲れサマンサタバサ。
はまたん 2011/05/27(Fri) 12時半頃
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― 自室 ― [首が振られる感触。 おそらく、2人生き続ける限り、俺が、いや俺が……――と言い続けるのだろう。 けれど、それすらも2人だからできること。
そして、聴こえる 俺も の声も。
嗚呼、だから矢張り、罪悪感があっても繋がって生きて行きたいと思う。]
――……嗚呼、行こう。
[眦を舐められたなら、少し驚いた顔をするけれど。 返しに同じ位置に、唇を落とした。
笑う顔に、ぎこちなく頬を持ち上げながら、身も起こし、差し出す手。
楓馬を起こすために。 楓馬と繋がるために。
――……共に、歩いて生ける(行ける)ように。]
(181) mitsurou 2011/05/27(Fri) 13時頃
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ノックスは、黙れTシャツで画像検索かけるとヘタrばっかり引っ掛かってorz
siro 2011/05/27(Fri) 13時頃
ノックスは、はぐぺろされた。あわわ。
siro 2011/05/27(Fri) 13時頃
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―道也の部屋―
[あれから覚えた道也の弱い場所。 道也に知られた弱い場所。曝け出しあって、もうあまり知らない場所もないかもしれない。 一つだけを除いて]
道也となら、熟睡できるかなって。 うんどーしたあと。
[制服越しに尻を撫でる、ここだけは、まだ触れない方が良いのかと触らずにきていたけれど。 無性に今は欲しい気分]
ねー。こっち、してみる?
[お伺いの眼差し、手は尻から離れないどころか指を間にくいっと]
(182) meiji 2011/05/27(Fri) 13時頃
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―― 蛍紫の部屋 ――
[落とされる感触に、くすぐったげに、切なげに目を細め。 差し出された手を、迷い無く取る。
このぬくもりが、かえって痛い時があっても。 それでもこの手を離したら、今は歩くのさえ侭成らないから。
いつか。 逆に手を引けることを望みながらも、いまは]
ん。
[並んで歩こう。 二人で、歩こう。
帰りはきっと、あの日と同じ、3人で*]
(183) sayclear 2011/05/27(Fri) 13時頃
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ディーンは、ユリシー先輩酷過ぎるwwww
mitsurou 2011/05/27(Fri) 13時半頃
ユリシーズは、意外に低かった。
はまたん 2011/05/27(Fri) 13時半頃
ユリシーズは、ヨーランダに、休憩お疲れサマンサタバサ!
はまたん 2011/05/27(Fri) 13時半頃
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―自室―
うんどーはうんどーでもやらしい運動な。 いいよ。ウチ、実は全部屋防音。
[にひ、と笑っていくらでも声を上げていいと告げる。 別に家族の誰かが音楽をやっているわけではないのだけど、前の住人が音楽一家だったらしく、その関係で子ども部屋に至るまで完璧に防音構造になっているのだ。 …………じゃなければ兄貴たちがあんなに頻繁に女を連れ込めるはずもない。
尻ばっかり撫でられて、尻フェチめ、とにやり笑う。それは自分とて同じなのだからいいのだけど。 でも、なんか、やたら撫でられているような……?]
……っふぇ?
[指がくいっと先の行為を連想させるように動いて、思わず変な声が出た]
え、い、いいけど……。
[断る理由はない、ないけど。そうなるとは思ってなかったから、緊張でちょっと目が泳いだ]
(184) siro 2011/05/27(Fri) 13時半頃
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―道也の部屋―
連れ込みほーだい、兄弟揃ってやーらしー。
[むにむにと揉む、いつもされていることをそのままやりかえしてみる。 自分は年の割には経験がある方ではあったけれど、されるのには抵抗があるかもしれない]
俺だって、オトコノコよ? 道也がしてくれること、俺もしたい。
[逃げる視線、追いかけて頬に口付ける。 そのまま耳へぼそぼそと内緒話]
(185) meiji 2011/05/27(Fri) 14時頃
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ヴェスパタインは、うん、まっぱでも何の問題も……ノノ 行ってらっしゃいの方はいってらっしゃいませ。
sakanoka 2011/05/27(Fri) 14時頃
プリシラは、自動扉に、ぺちぺちした
k-karura 2011/05/27(Fri) 15時頃
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―それから―
[あの後、俺たちは一生徒から生存者に肩書きが変わった。 リポーターのインタビューは、少し暗い顔をして受験生なので、の一言でかわせても、クラスでの視線は避けられない。時折長い黒髪に目線を流しても、その顔は俯いて上がらないまま。柔い金の方も、以前と変わらず、ともいかないようだった。 つつかれるのに俺が乾いた返事しかしなければ、だいぶ変に構われることも減った。 夕輝も同じくだんまりだったなら、もしかすると最上に飛び火したか、触れるべきでないとの判断で誰も話さなくなったのだったか。 ともかくそのうち、かりそめの元通りは帰ってきた。]
(186) mmsk 2011/05/27(Fri) 15時半頃
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[部活にいく回数は、少し減った。とはいえ、夕輝がいる限りはできうる限り参加したが。 それでも、軽いゲームをやることが多くなった。 出会ってから日々積み重ねてきたカードは土砂に埋もれて失われたから。ケースに入れっぱなしだったので、出てくる可能性はあったのだろうが、見つかったとしても受け取るつもりもなかった。 あの中には思い出がつまりすぎている。]
[きっと土地を見る度、だれかの顔が過ぎる。 死霊を見る度、だれかの顔が過ぎる。 そんなんじゃあ、ゲームにならない。]
(187) mmsk 2011/05/27(Fri) 15時半頃
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[その日、少しだけ遅れて部活に向かった。 白い紙に架かる黒い虹の意味までは気づけなかったけれど。 黒髪に隠れそうな、黒い涙まではっきりとは見えなかったけれど。]
[後ろからそっと、近づいて。 その背に抱きつこうと、腕を伸ばす*]
(188) mmsk 2011/05/27(Fri) 15時半頃
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―自室―
……よく言われる。一番ひっでーのはさっきの兄貴だけどね。
[揉まれても別に柔らかくなるわけじゃないし、感じるというよりはくすぐったいだけだ。 けど、良数がする行為なんだから、それだけで気持ちよかったりもする]
……っん。
[耳元で囁かれると弱い。泳がせていた視線を戻して、こくりと頷いた。 それからいつもの良数の真似をして……誘うような、煽るようなキスをした]
(189) siro 2011/05/27(Fri) 16時頃
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―卒業式>>131―
[――あんな事故があっても、月日の流れは止まらない。 夏には部活を引退して(引退した後もたまに遊びに行っていたけど)受験勉強に追われることになった。 その結果、無事に?第一志望の大学に合格が決まってそのまま。 卒業式の日を、迎えた]
…………。
[卒業式も無事に終わって、最後のお喋りに賑やかな教室の中。 花束が飾られた机に、つ、と指を滑らせる。 卒業おめでとうというメッセージカードに、担任の名前]
ねいくん、
[この教室に来るのも今日が最後。この席に……彼の幻を見るのも今日が最後]
卒業おめでとう。
[滑らせた指が、机の端に達して、……離れた]
(190) siro 2011/05/27(Fri) 16時頃
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[――ブーッ、ブーッ]
……?
[メールの着信。誰からだろう、と開く。 送信者名に……息を呑んだ]
(191) siro 2011/05/27(Fri) 16時頃
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――……!
[教室を飛び出す。向かう先は、部室]
ねいくん……!!
[ガラ、と扉を開けて中を見回す。
『どうした、道さん』
って、あの日までと何も変わらない様子で、ダイスを弄りながら笑いかけてくれる]
…………っ……う……!! ううううっ……!!!
[――そんなはずはないって、自分が一番よくわかってるのに]
[誰もいない部室の中で、声をあげて泣いた*]
(192) siro 2011/05/27(Fri) 16時頃
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―卒業式―
[時は止まらなく、毎日が流れてもう卒業の日。 雀荘へ通う量も減り、その分道也と過ごした時間は増えたけれど受験生。二択だった進路先が三択になり、そうして目指す道へ歩き始める事が無事できたようだ。
教室を見回す、今日も石神井と蓮端はいつも通りだろう。 卒業式で泣きそうならからかうことも忘れない。きっとこれからも友達であることは変わらないだろうが、同じ教室で会うことも無い。
携帯がメールの着信を告げる。 ――無くした携帯から機種変更して新しいものにしてもう随分過ぎたけれど、データはそのまま移行していた。
思わぬ相手が表示される、息を呑んですぐ開封]
――ッ!
(193) meiji 2011/05/27(Fri) 17時半頃
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[内容に、堪えきれない涙が頬を伝う。 ゆっくりと席を立ち、喧騒の中を向かったのは誰も居ない屋上。
柵に凭れ掛かり、ポケットから未開封のタバコを取り出す。 それは織部が何故か持っていたものと同じいつも吸っていた銘柄。
鳴瀬先生から聞いた織部の行動、何を思ってその香りを纏っていたのか、もう聞くことはできないけれど。
カチリと火をつけ、深く吸い込む。 久しぶりの味、くらくらして目を閉じた]
60年したら、会いにいくよ。 そしたら、俺にも金髪天使紹介してくれ。
――――ありがとう。
[携帯を持つ手も声も震えていたし、何より酷い顔になってしまっていたが。
今日は「卒業式」だから気にしない*]
(194) meiji 2011/05/27(Fri) 17時半頃
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ドナルドは、|・)
rinne 2011/05/27(Fri) 17時半頃
ノックスは、それはせんせいたちがえろいかr?
siro 2011/05/27(Fri) 18時頃
ノックスは、卒業式良数をあとでめいっぱいむぎゅると決めた。
siro 2011/05/27(Fri) 18時頃
ディーンは、野口先輩に同意した。
mitsurou 2011/05/27(Fri) 18時頃
サイラスは、卒業式の後で道也にスンスンするだろう。
meiji 2011/05/27(Fri) 18時頃
ノックスは、たぶんお互いすんすん泣いてるよ…。
siro 2011/05/27(Fri) 18時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
nostal-GB 2011/05/27(Fri) 18時半頃
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―― if ――
………いいよ。最上は、我慢、しない。
[体のすぐ近くに感じられる体温と鼓動。 指先に絡む舌、自分の指の動きに呼応するような最上の表情。 漏れる息が速くなり、信じられないくらい熱が篭る]
―――ぅ…………ン
[深い口付け。もう夢中だった。先ほど彼が艶を見せた箇所を狙って、でも、まだそんなに上手くいかなくて。触れられた軌跡をたどるように、体中が熱くなる]
[最上の唾液で濡れた薬指、くるりと彼の肌の上で回した]
[徐々に表情はとろけて、離れた唇。最上が紡ぐ言の葉。 ぼうっとその動きを見て、頷いた。
――それから。 腰に感じる彼の熱。素肌に直接感じた彼の指先。 抵抗なんか、しやしない。彼の手が腰の横の一点に直接触れたとき、頭の中で何かが切れた音がした]
(195) khaldun 2011/05/27(Fri) 19時頃
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もがみ。……もがみ、もがみ。
[男同士だから、とか、ここから先はもう戻れない、とか。 未知のことに対する漠然とした不安とか。そんな理性の一線。 切れて、一つのことしか考えられなくなる]
[欲しい。欲しい、欲しい欲しい欲しい。 彼の耳元に口元寄せて、何度も名前を呼んだ。どこまで音になったかは分からない。耐えられないように自分の唇を彼の首筋に、頬に、肩に落として、ねだる。両手で自分も彼の素肌を求めながら、彼の身体を引き倒そうとした]
[辛うじて残った理性で、自分を下にするように。 経験はないが、知識だけはある。よりリスクがあるもの、普通じゃないほう、そっちを最上に押し付けるわけにはいかないから]
(196) khaldun 2011/05/27(Fri) 19時頃
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>>146
あぁ。
[なんの疑問も持たずにいたので、眼帯に唇を押し当てられ眼を瞬かせた。 す、と何事もなかったように離れる様子を少し呆然と見ていた。]
………あぁ。そん時はこっちもよろしく。
[こく、とやっとの事で頷く。 そして、自分の後方へとかけていく様子を眺める。]
…あぁ。 すぐ行く。
[促す声にそう答えて少しだけ、俯いて歩き出した。 赤くなった顔を見られないように。]
(197) rinne 2011/05/27(Fri) 19時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
nostal-GB 2011/05/27(Fri) 19時頃
セシルは、ごめん、ちょっとお絵かきに集中してた
nostal-GB 2011/05/27(Fri) 19時頃
道案内 ノックスは、メモを貼った。
siro 2011/05/27(Fri) 19時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
nostal-GB 2011/05/27(Fri) 19時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
khaldun 2011/05/27(Fri) 19時半頃
小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
rinne 2011/05/27(Fri) 20時頃
セシルは、とりあえず、レスかきにいってくる。(ふみさんぎゅうぎゅうしつつ
nostal-GB 2011/05/27(Fri) 20時頃
ノックスは、いけない先生たちだわ…… (*ノノ)
siro 2011/05/27(Fri) 20時頃
ノックスは、最近俺のラ神がやたらセシル引くな…(BOTにすらセシルって言われた
siro 2011/05/27(Fri) 20時半頃
セシルは、今回のテーマはガッツリ右です。もう、本当に、われながら・・・酷い。
nostal-GB 2011/05/27(Fri) 20時半頃
ディーンは、てつ先輩、大事なことだから3回言っただけですよね?(なでこ
mitsurou 2011/05/27(Fri) 20時半頃
ドナルドは、石神井センパイの頭を撫でた。
rinne 2011/05/27(Fri) 20時半頃
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― 或る夏の日 ― >>147 [夏休み、授業はないが、さまざまに仕事はある。 その中でも、あんまり点数のよろしくない生徒に補習という仕事もあった。 それは、基本的には1年担当なので、1年を受け持つのだけど、他の先生に用事があれば2年や3年も行う。
ついでに、あの合宿のことは忘れたかったけど、その後、ゲーム部が普通の学校生活に戻ったのは少し遅かったわけで…。 その分の補講もするようにとは言われていた。
まぁ、彼らが参加するか否かはわからない。 指定された時間に行くだけだ。]
――……ふぅ
[だけど、その日は動くのが億劫で。 それは、ええと、文がサッカー部の合宿についていく前日だったので、
あれやそれ。]
(198) nostal-GB 2011/05/27(Fri) 20時半頃
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>>148 『ふみさん、ついた? ああ、海、見えるんだ。いいな、海。 うん、一緒に行ってくれると嬉しいけど……。
行く前は、ちょっと
ああ、いやなんでもない。 (身体についてる痣が恥ずかしいなんて)
え? あ、……ふみさん、今週末まで大変だけど、がんばって。 』
[そんな会話をしてから、やっと、ベッドから抜け出した。*]
(199) nostal-GB 2011/05/27(Fri) 20時半頃
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― 夏休みの補講 ― [夏休みの補講。 といっても、1〜3年同時に同じ教室でみることになっていた。 それぞれの学年向けのプリントを配って、それぞれ、マンツーマンで教えていく。 別に成績の悪い生徒ではなく、なんらかの事情で、授業の単位が足りなくなる生徒向けのものだ。
その授業に、はたして甲斐はいただろうか?*]
(200) nostal-GB 2011/05/27(Fri) 21時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
nostal-GB 2011/05/27(Fri) 21時頃
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―― 遠い、いつか ――
[休みの日、三人で遊びに出かけた。 といっても子供3人でいける場所なんて本当に近所だったけれど。 それでも小さい僕たちにとってそれは遠出で、大冒険。 だから雨が降ってきたときはとてもがっかりしたのを覚えてる。 幸い通り雨だったらしく、すぐ止んで。 僕たちは三人で、いつもみたいに手を繋いで歩き出した。 そう、その時に。空に架かる七色の橋。 それはとてもとても綺麗で。 楓馬君はとってもはしゃいでいたし、蛍紫君も目がきらきらしてた。 また見たいねなんて言いながら。
いつまでもその時間が続くって信じて疑ってなかったんだ]
(201) ryusei 2011/05/27(Fri) 21時頃
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[夏休み、家族も含めて皆でキャンプに行ったのを覚えてる? 定番だとカレーを作ったけど、案の定しゃびしゃびになったよね。 キャンプで作るカレーはどうしてあんなに水っぽいんだろう。 でもとっても美味しかった。 夜はテントと寝袋にとってもはしゃいで、トランプをして遊んだね。 そういえば夏の風物詩の肝試しや怪談話。 なんでやらなかったのかようやくその理由が分かったよ。 結局途中で眠くなって寝ちゃって。最後まで起きてたのは誰だったっけ? 川の水はとても綺麗で冷たくて、夜更かしの疲れも忘れて皆ではしゃいだ。 その川で冷やしたスイカはすっごく美味しくて。 あれ、そういえば兄さんあの時お酒飲んでたけど。あの時ってまだ……まあ、いいか。 僕たちは勿論ジュース。行きにコンビニで買っただけの缶ジュース、だけど水に濡れたその缶にすごく特別な魅力を感じたのは僕だけかな。 沢山遊んで、あまりに楽しかったから、帰りたくないって我侭も言ったっけ。 でも帰りの車の中、三人して寝ちゃってた。 それでも別れる時にはちゃんと起きて。またね、バイバイって。
またね、がいつまでも続くって信じて疑ってなかったんだ]
(202) ryusei 2011/05/27(Fri) 21時頃
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[一度目の別れは三年前。 僕は家族を失った。 今までの人生を全部無くしたと思った。 でもそうじゃない。二人がいてくれた。僕にはまだ大事なものがある。 だから、そう。 親戚の家に引き取られて。 殴られて。 罵られて。 ……犯されて。 家族もいない。家も無い。こんな辛い思いしてなんで生きてるんだろうって。 何度も死にたいって思ったけど。 それでも僕が生きてこれたのは、二人のおかげ。 ありがとう]
(203) ryusei 2011/05/27(Fri) 21時頃
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[でも。 二度目の別れ。 楓馬君が消えて。 蛍紫君もいなくなって。
でも結局。 本当にいなくなったのは。
僕*]
(204) ryusei 2011/05/27(Fri) 21時頃
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プリシラは、おつかれーノックス[[who]]の背中にからこそり
k-karura 2011/05/27(Fri) 21時半頃
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―― ある日の部室>>188 ――
[ぼんやりと黒い虹を眺めていたところで、ふいに背中に力を受けた。]
っ……!
[驚いて、振り向こうとした。 振り向こうとして……結局、そのまま俯いた。 抱きついてきた腕の高さ、手の触れ方……。 目で見なくても、それが誰なのか、判ったから。
その腕の温もりに、少しだけ口許が緩んだ。]
(205) sakanoka 2011/05/27(Fri) 21時半頃
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[白い紙の上、自然に指が描いた弧の形。 暫く見詰めていれば、その形はいつかの空に架かった橋に。 その墨色は、昔の思い出と、今も抱えたままの暗さに見えた。
……でももう泣き虫じゃないし、へこんだりもしない。 だから、泣かない。 温もりに、心が緩んでも、それでも泣けない。]
………テツ。
[口許を緩ませたまま、ゆっくりと、振り向いた。 振り向いた側の右の頬に、墨の滴が伝っていた。 何か、口にした。けれど、声が霞んで何も伝えられなかった。
黙り込んだまま……制服のズボンのポケットに右手を入れて。 墨がべっとりと移ったキャンディの包みをそっと持ち上げた。]
…………。
[気づいたのはポケットから取り出した後、だった。]
(206) sakanoka 2011/05/27(Fri) 21時半頃
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ドナルドは、調音を、ぎゅー。
rinne 2011/05/27(Fri) 21時半頃
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― 或る夏の日 ―
[ジージーとアブラゼミの声が五月蠅い中、学校へ向かって歩く。若干、通常より3割増しで眉間に皺が寄っているのは、暑さの所為だけではない。]
補講か……―――。
[ぼそっと呟く声は低い。 今まで1度たりとて補講と名のつくものに出席したことはなかったのに。確かに、礼の件で日数が危うくはなりかけていた。それでも、自分が出て、同じクラスで同じ部員の楓馬が隣に居ないのは、迂闊にもあの後風邪をひいてしまった時期があったからか。]
―――……あっ。
[がらっと開けた指定された教室の扉。 監視の教師の姿が――……鳴瀬であることに気がついて、小さく息を飲んだ。どうにも、あれ以来、やはり少し間柄はぎこちなくなっている。視線があってもあわなくても、小さく会釈を向けて、席についた。
やがて配られるプリント。 そこまで難しいものでなければ、鳴瀬が回ってくるころには出来あがっているだろう。少し困った顔をして、採点される時を待っている。]
(207) mitsurou 2011/05/27(Fri) 21時半頃
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……んだよ、驚かねえとつまんね。
[まあ、そもそも後ろから近寄って抱きつきに来るような人間が、他にもいるとしたら問題あるので正体がすぐにバレるのはいいのだけれども。 しかし不意を付いたならもう少し動揺してほしい、と思う。]
何、どうした。
[呼ばれる名前。振り向いた顔に、伝う黒い涙。 もちろんそれが墨なことはすぐに分かったけれど、何故に、といった疑問は浮かぶ。 少し視線の上にある口元が、何かを言うように、動いて、けれど音を成さなくて。 何を言おうとしたのだろうと、先の疑問と合わせて怪訝な、不思議そうな瞳で見上げていれば、ポケットから出されるキャンディの包み(>>206)。 本能と言わんばかり視線が移ってしまうのは、許してほしいもの。]
……。
[じ、と黒くなったそれを、見つめている。]
(208) mmsk 2011/05/27(Fri) 22時頃
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―桜の…―
『一年生?』
[下足室の方向を上級生に教えて貰い、頭を下げた。 土橋の前を歩き、ただ前を向いて。 足音でついてくるのが分かるから。振り返らない。
クラス発表の掲示を見て、目を輝かせた]
本当に、クラスメイトになったね
[にこと木賊を*細めた*]
(209) k-karura 2011/05/27(Fri) 22時頃
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墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
ryusei 2011/05/27(Fri) 22時頃
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>>208 [びっくりしーませーんでした、とばかりのしれっとした顔でも、この時浮かべられたら面白かったのだろうけれど。 何故か、それも咄嗟にできなくて。 ただ、上手く明るくは振る舞えないままの、余計につまらない反応になってしまっていた。
振り向いてからも、おれはきっとそんな様子で……。 下から向けられた哲人の瞳の色に、また少し、目を伏せて。 けれどキャンディの方に視線が移れば、一先ず緩やかに身体を彼の正面に向けようと捻りながら]
……あの、さ。 これ、前、貰ったお菓子の、お礼。
[キャンディを胸の上の方まで持ち上げた。]
だったん、だけど……汚しちゃった、な。
(210) sakanoka 2011/05/27(Fri) 22時頃
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