24 明日の夜明け
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―― 校舎3F⇒ ――
[しゅごー]
[消化栓の水圧は、思っていたよりすごかった。 弾き飛ばされそうな片腕を堪えて、階段近くの赤子を無理矢理廊下に押し込めば、防火扉を閉めて、下へ。2階も同様]
……キリ、ねぇよ!!
[おそろしきかな、倍々ゲーム。 赤子は次から次へとやってきて、分裂して、またやってくる]
[1階だけ開け放し、昇降口からグラウンドへとまろびでた]
(188) 2010/08/11(Wed) 22時半頃
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って、飛んだな、おい。
[ズリエルの一撃>>187ですっ飛んで行った赤ん坊に、思わずぼそりと]
って、感心してる場合じゃ、ねえっ!
[そんなところだけは、無邪気な赤ん坊に変わりないのか。 ボールにじゃれ付こうとするのに気づくと、思いっきり、その手を蹴り飛ばす。 {2}メートルほど飛んだそれは、{6}体ほど巻き込みながら、崩れ落ちた]
(189) 2010/08/11(Wed) 22時半頃
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そっか。バスケもやってたんだ。 スポーツしょうねん。
[と言っていたら、胸の辺りに昇ってきた]
……いった!!!!
[凄い握力で。咄嗟に、バットを縦にゴツリと一発。 脳髄天誅]
……はぁ。
[髪が切れて、ボブの長さになっていて良かったと思う。 引っ張られずに、済んだから]
(190) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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[そして、続けた]
そっか。テッド君はスポーツ得意でも。 一番大切なのは、写真だったんだね。
有名になったら、自慢しよーっと。
[ふふり。冗談めかして笑ってみた。 今まで焼き増ししてもらったあの写真、この写真。色々思い出して]
(191) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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わー。
[キラッ☆とでも効果音が付きそうな程、飛んだ>>187。そして]
おー。
[テッドが一気に6体飛ばすのを、見て]
私も!!負けない!!!
[再び飛び掛ってくるのが目に入って、えいやー!っと、素振り。 {5}体退ける。涙目]
(192) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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―― グラウンド 昇降口付近 ――
[伝説の樹を目指す、赤子たち。 校舎内の赤子は封じ込めたつもりだったのに]
[会議室の窓から、ぺしゃり、ぺしゃりと不気味な音がする。 次々と降って来る赤子たち。 その多くは、そのまま落下して、潰れて]
[でもその次の赤子は、その上に落ちる。 徐々に高くなる、赤子の山]
……は。
ほん、と、意味、ねぇ
(193) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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[フェンスによじ登っていると 最後に腕にかじりついていた赤ん坊が首に手を伸ばしてきた。]
やめ…くる っし
[小さな両手でリボンタイを持ち首を絞めてくる]
---っあ
[息が苦しくなって気が遠くなる。フェンスと握る手が緩みそうになる]
(194) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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[ぼろぼろで血だらけで、どんなに意識しても動かなくなってきた利き腕抱えた]
……バスケ、もっとしたかったなあ
[こんな時に、ふと思い出す遠い日常。 失ってしまっただろうものなのに、懐かしくて。 そういうときだけ、生きたいと思う。
もう、手に入りはしないだろうに]
[首を振って、走る。 樹の元へはいかない。近づくなといわれた。 下手に刺激して、あの危ない位置でのバランスを崩したくない]
……自主練組、なめんな、よ………
[自分の武器は、手の中のマスターキーだけ。 体育館前に走ると、地面に埋まった小さな扉開いた]
(195) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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[まとめて崩れても、押し寄せる勢いの変わらない様子に、さすがにちょっと疲れたかも知れない。けれど]
って、大丈夫か?
[バットの一閃>>190は見てはいたけれど、一応、問いかけて]
ああ。 ガキの頃にさ、すっげー綺麗な朝焼け見たことあって。 その時のいろを、切り取った写真、見て、さ。
なんつーか、オレもそれ、追いかけたくなったんだよ。
[冗談めかした笑み>>191に、軽く、肩を竦めて返す。 懐かしむように語るのは、多分、現状からの逃避もあるのだろうけど]
ま、有名になる前に、留年しないで卒業しないと、ってのがあんだけど、な。
[先を言葉で紡ぐ事で、今を諦めない。 そんな、自己暗示めいたものも、そこにはあった]
(196) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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―― グラウンド ――
[グラウンドのあちこちで、小さな杭がすくっと顔を出す]
[スプリンクラーが、作動した。水圧最大で。 そこかしこで、水が、地面から肩の高さ位まで跳ね上がる。 どこまで役にたつかなんか、知らないけど。 近づかないままできる、共闘]
(197) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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[それは、きっと。 準備されていた水が尽きるまで。 そんなに長い間ではなかっただろうが]
(198) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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うおっ……手は勘弁しやがれよッ、っと!
[ギターの命。腕めがけて飛び掛ってくる相手だけは、かなり真剣にかわして]
やるなァおい! 負けてられねーな……ドミノに挑戦ってかッ
[遠くまで飛ばそうと蹴ったのを改め、多くを巻き込むように蹴ろうとしてみる。 {6}体は巻き込めただろうか]
(199) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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[ぐらりとしてフェンス引っ掛けていた足がすべる
下をみてぎょっとする いつの間にかまた倍に増えていて屋上は赤ん坊で埋め尽くされている。お互いを踏み潰しながら泣き喚く赤ん坊もいた。]
…こんなかに落ちたら。
[ぞっとして意識を戻す。片方でフェンスを握り空いた方の手でポケットを探るとシャープペンが手に触れる。ぎゅっと握ると首をしめている赤ん坊の手を思いっきり刺す
ぎゃっ!
赤ん坊が凄い声をだしてリボンから手を離す。 どさり頭から床に落ちた]
(200) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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写真、か…… テッドが有名になったら俺らのジャケットのデザインでも頼むとすっかね! そのまえに――俺らがメジャーデビューしなきゃならねェけどよッ!
[みんなで無事に、帰って。 その言葉は、……なぜか言葉には出来なくて]
[夢のような話でも、語り合っていれば叶うこともあるかもしれないと。そう、信じて]
(201) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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って……なん、だ?
[唐突に、噴き上がる、水。 何が起きたかは、理解が及ばなかった、けれど]
スプリンクラー……? あっは、ありがてぇっ!
[水の勢いに触れた赤ん坊が崩れていく。 迫る数が減れば、それだけ守るには楽になる]
とにかく、しのがねぇと……月が変わるまで、持たせねぇと、な……!
(202) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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―― 伝説の樹 ――
[一体の赤ん坊が、いつのまにか裏から回っていて]
[きゃっきゃ笑いながらそっと実に手を伸ばす*中吉*]
(#12) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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[体育館の床に赤い血がながれる。 その血のなかで赤ん坊がこちらに手を伸ばしてひくひくと体を痙攣させている]
あっ……あ…
[コレは敵で 普通の赤ん坊ではない。 そう思ってもその光景は少女には耐えられる光景ではなくって]
ごめん…ごめんね
(203) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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―― 伝説の樹 ――
[迫っていた赤子は、バランスを崩して地面にべしゃりと潰れた]
(#13) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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ん。だいじょぶ。
[>>196こくりと頷いて]
そっか。朝焼けかー。綺麗だよね。 私も好きだな。
私はさ、奇跡みたいな、その瞬間だけ見られる空。好きだけど。 テッド君の写真、見て。 その一瞬を、残して。 見られなかった誰かに伝えられるのも、素敵だなって思ったよ。
[言いながら、素振り素振り]
(204) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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ふふ。 数学は、ソフィアが居るから大丈夫でしょ? もし厳しかったら、科学は任せてよ。
[言いながら、イタズラっぽく笑う]
(205) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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お、いいねぇ、それ。
[ジャケットのデザイン>>201、といわれ、にぃ、と笑う]
んでも、確かにデビューすんのが先、だな。
[メジャーデビュー。 その姿を見たい、と思った。 彼らの曲は何度も聴いているし自分でも好きだから。
……最初は聴かされたわけだが、それはそれ]
(206) 2010/08/11(Wed) 23時頃
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[水が爆ぜるようにして、赤子たちを追い払う。 今、こうしてあの連中を追い払えるだろうヤツは――きっと] ……アイツも、アイツなりにやってる……って、な
[小さく、口の中で押し殺して]
まー、まずは新しいギターを手に入れるところからなんだけどな! 金もねーってのに、困ったもんだ!
センス・オブ・チェリーブロッサムがメジャーに出て。 この国を、将来は世界を、世界中の人の心を動かすような曲を――オラァっ! かきたいからなァ!
(207) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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……スプリンクラー。 ……フィル?
[まだ、怒ってます。だけど]
ありがと。
[ぽそり呟いて、ふぅと一息つく。だけど。 手を少し休めて、気付いた。樹の後ろに回られていた事に]
……!!
[血の気がひいたけれど。 ポトリと落ちたのを見て、安堵のため息をついた]
(208) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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嫌だこっちみないで…
[涙をうかべる赤ん坊からむりやり目をひきはがす]
(209) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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[だいじょぶ、という返事>>204にほっとしつつ。 一瞬、死角になっている辺りから声が聞こえたような気がして振り返る>>#12]
……ん。こっちも大丈夫、か。
[実の無事を確認して、ほっと一息。もっとも、まだまだ気は抜けないが]
ん、確かにさ、その瞬間の凄さってのは……現物じゃないと、伝えきれないかもしれない。 でも、切り取って、残せるなら。 一つでも多く、残してぇな、ってさ。
[言いながら、少し、わらって]
(210) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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―― 体育館 ――
[やがて。 伝説の樹の近く。体育館の横の扉がガラリと開いて]
[体育館の暗闇から、ホイッスルの音がする]
[ピーッ! ピーッ! ピッピッ!]
[それは、もう体に染み付いてしまった、リズム。 体育の時間に毎回走らされるリズム。 赤子を呼ぶように。気をひくように、繰り返される]
[やがて、グラウンドから体育館の中へと入る赤子の流れが出来たなら]
[それから少しして響くのは大量のボールの弾む音。 そうして、何かが重く詰まったボール籠が、いくつか階段を転がり落ちる音]
[その音が終われば、いつのまにか音は全てやんでいて。 横の扉も閉められた**]
(211) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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あー……確かに、そーだけど。 それはそれで、財政破綻の危機があるよーな気がする。
[ソフィアがいるから、という言葉>>205。 当たり前のように紡がれたそれに、一瞬、きょとり、とするけれど]
ん、財政的に辛そうなら、頼む。 理数系は、敵だからな。
[それを問う言葉は、やっぱり出てこなかった]
(212) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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[頭では赤ん坊は化け物だと理解しているのに、目の前の赤ん坊はどうやっても普通の赤ん坊にしかみえず。みんなが赤ん坊を足蹴にするのをみているのも辛かった。 死ぬつもりはなかったが、今回の敵はどうしても戦える相手ではなかった…。 足手纏いになるよりはここで足止めすれば少しは役に立つを思っていた。]
下はどうなっているんだろう…ひとりでも逃していたら ここの扉をしめても無駄な事だったかもしれない
(213) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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鳥使い フィリップは、若者 テッドに話の続きを促した。
2010/08/11(Wed) 23時半頃
鳥使い フィリップは、小僧 カルヴィンに話の続きを促した。
2010/08/11(Wed) 23時半頃
始末屋 ズリエルは、鳥使い フィリップに話の続きを促した。
2010/08/11(Wed) 23時半頃
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あはは。やった。 私の友達、有名人がいっぱい。
[くすりと笑って>>207。そして]
じゃ、私は……!
[自分も何か言おうとしたけれど。 自分のステータスじゃ特に有名になれる様なものもないなぁ、と思って。 へにょりとして。だけど]
……よ、よし。 新星を発見するぞー!
[その場で適当言いました。 でも3人でこんな話をしてたら、何か元気になれる気がした]
(214) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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って、ギター調達からかよっ!
[>>207突っ込みながら、きゃっきゃ、と迫る群れに向けて、先に受け取った瓶を投げつける]
なら、いいバイトあるぜ? 一緒にやるか?
[にぃ、と笑って問いかける。 旅行の資金やら、個人器材購入のために、色々とバイトをしているのは知る人ぞ知る話]
(215) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
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