271 【突発ネタ推理村】狼哭館連続殺人事件
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[無論、使用人の中には猟銃が扱える者もいる。 雷門や自分にも、多少の嗜みはあった。 館内の部屋の中には獣の剥製や ライフル銃が飾られた部屋もあったりする]
お祖父様も嫌がるでしょうけど。 この場合、一番嫌がるのは狼でしょうねえ。
深入りをして、怒らせてしまわないようにね。 秘するを暴く者には災厄が、というのはよくある話。
[別れ際、ほんの少しだけ幼い頃のような口ぶりで]
(161) 2017/12/14(Thu) 21時半頃
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ええ、それじゃあ。 また。
[と、片手だけを振ってみせたのだった。 そうして、深く影の落ち始めた館内を階下へと]
→ 広間 ―
(162) 2017/12/14(Thu) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2017/12/14(Thu) 21時半頃
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― 本館・広間 ―
[館奥の階段から一階まで降りてくれば、 そこには吹き抜けの大広間がある。
廊下から大きな扉を開けて入ってきた場合、 正面には古めかしい大時計が鎮座している。
側面の壁には西洋の古そうな絵画。 絵画の脇にはこれまた西洋の甲冑と盾が置かれ、 その背後には剣が交差した状態で壁にかけられていた]
どうにも、会食って人数ではないし。 今回のパーティのメイン会場は食堂の方になるのかな。
[この日のために広間も綺麗に掃除は行き届いていたが。 恐らく、今回はこの場所に出番はないだろう]
(163) 2017/12/14(Thu) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2017/12/14(Thu) 22時頃
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言わなければ納得してもらえないでしょう。 それに、脅迫状の件については、多かれ少なかれ世間も知っていることですからね。
……まぁ、そうですね、ご本人に確認取っていただくのが、一番かと思いますよ。
[>>136この石動という男、ああ言えばこう言ってくる、じつに面倒くさい。 もしこの男が、何かしらの事件の鍵を握っているのだとしたら、今回の件はきわめて厄介になりそうだ。]
やれやれ……それは、どうも。
[>>142だがひとまず、この雨の中、追い出される羽目にはならずに済みそうだ。]
(164) 2017/12/14(Thu) 22時頃
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んー……――?
[広間の眺めに少し違和感を覚える。 掃除の際に何かを動かしたのだろうか。 あるいは、細かな調度品を入れ替えたか。
まあ、気にする事でもないだろうと。 さらりと流して。
少しだけ、人気もないし休憩していこうかと 普段人馴れしていない引き篭もりは足を止めたのだった*]
(165) 2017/12/14(Thu) 22時頃
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― 広間 ―
[ゆっくりと歩きながらキッチンに入って事情を説明し、 水を貰って粉薬をどうにか飲み込んだ。 口の中に広がる苦みは水だけでは拭いきれず、 渋面を隠そうと掌で口元を覆う。
古そうな絵画に、甲冑に、交差した剣はレプリカだろうか。 幼い頃、成金趣味な調度品に触れようとして、>>163 誰かにこっぴどく叱られた記憶が鮮明に残っている。
鮮明に、なのは怒られた時の恐怖だけで、 相手の顔を思い出せないのはそれだけ怖かったのだろう。 4つか5つだったから補強されているだけかもしれないが。]
(166) 2017/12/14(Thu) 22時頃
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……雨、止まないのかな。
[窓に壁に叩き付けられる雨風の音は酷く、 自然災害の檻にでも入れられた気分に陥った。
もし、この状況で急病人や重傷人が出たとしたら。 車を出しても辿り着くまで時間が掛かる上、 運転手が帰らぬ人になってしまう可能性だってある。
せめて電話があれば───…いや、同じことか。 ネガティブな考えを呼ぶ傷を摩りつつ、小さく首を横に振った。]*
(167) 2017/12/14(Thu) 22時頃
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いやしかし、だいぶひどい降りになってきましたね。 自分が到着したときは、まだ傘をさすかどうか微妙なくらいだったというのに。
[窓の外を見れば、打ち付けるような土砂降りだ。 雷も、今はハッキリと聞こえる、というか今また光った。]
あぁ、どうも。 ならお言葉に甘えて、アキダクトでも一杯、お願いしようかな。
[>>143真弓の促しを受け、俺は、壁際の椅子に掛けることにした。 こんな天気だ、焦っても仕方ない。 時の流れに身を任せ《アキダクト》……だ。*]
(168) 2017/12/14(Thu) 22時頃
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― 浴室 ―
[浴室は広くて清潔だったけど、薄暗くて怖い。 電気がないってなんて不便なんだろう。 シャワーは辛うじてあったけど温度調整なんて器用なものはない。 水とお湯を丁度いい具合に出して調整しろとかいうあれだ。]
あー…生き返る。
[身体を洗ってから湯船に浸かればそれはもう天国のようだった。 しかしまともな灯りのないここでは夜にゆっくりお風呂、というのは少し考えた方がいいかもしれない。 もし、誰かがこっそり近づいてきて後ろから刺されたとしても気付く前に殺されてしまうだろう。 なんていうのはミステリ小説の読みすぎだろうか*]
(169) 2017/12/14(Thu) 22時半頃
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おや、芽瑠。 出歩いて平気なのかい。
[年下の従弟の姿を認めれば、そう声を掛けた。 雨で傷が痛んだりはしないだろうか]
具合が悪ければ遠慮なくお休みよ。 それとも、こんな天気に独りの方が滅入るかな。
[壁際に幾つか並んだ椅子へと腰を下ろして、 ちらと窓の外に視線を流す*]
(170) 2017/12/14(Thu) 22時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2017/12/14(Thu) 22時半頃
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分かりました。では…先生にお伺いしてまいります。 石動さん、皆様も…もう少しすれば準備が整うかと思いますので、今しばしおくつろぎください。
[私はそう言って客間を後にし>>145>>146、先生の部屋へと向かいました。宝霊山さんがリクエストしていたアキダクト>>168については、使用人の誰かが運んでくださるでしょう。 別の招待客の方…>>147>>148と思しき方に目通りしたのはその途中でだったかと思います。]
……滝沢俊太郎さん、ですか。ええ、新居さんには日頃よりお世話になっておりますので、先生がお呼びになったと聞いております。ではそうですか、あなたが…
(171) 2017/12/14(Thu) 22時半頃
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[来客として招かれたこの方の風体に上から下まで軽く視線を辿らせます。アルバイトだと聞いていますから、確かにお世辞にも正装と呼べる服装ではありませんが、そこはそれというものでしょう。先生とて、何もブルジュ・ハリファの住人というわけでもないのですから]
ようこそ、歓迎いたします。私は先生の秘書を務めております白星真弓と申します。…ところで、台所にはどのようなご用件で?皆様、大体の方は客間にいらっしゃるようですからそちらにいらっしゃってはいかがでしょうか。その、廊下を向かって右のすぐ…突き当りの部屋です。
ウェルカムドリンクも、それに少しでしたらお茶菓子等も用意しておりますので、使用人の誰かに申し付けていただければと。 キャンディブッフェも考えてはいたのですけれどね。
[等と言いつつ、先ほどまでいた部屋の方を示しました。案内をしてから、当初の予定通り先生の自室へと向かいます。 その頃には、肝心のパーティの準備も晩餐室の方で随分整っていたでしょうか]
(172) 2017/12/14(Thu) 22時半頃
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[冠城雷門には何人かの娘や息子がいる。
一人は古美術商の元に嫁いだ娘。>>80 一人は駆け落ちの末、空の上へ旅立った娘。>>5 一人は、宮司を娶った大学教授の息子であり、自分の父だ。
姉を二人持っていたからか父はどこか気弱い風貌で、 息子の自分から見ても頼りない存在だった。 ただ、弟妹は得てして抜け目がないもので、 祖母によく似てたこの顔を昔から頻繁に利用されていた。
偏屈な祖父も芽瑠を前にすれば丸くなる、というのは親の妄言。 幼いながらに粗相をして怒られたらどうしようだとか、 事あるごとに預けられては家恋しさに幾度と涙した。]
(173) 2017/12/14(Thu) 22時半頃
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[夏休みの大半をこの薄暗い館で過ごすのは辛かったが、 6つ離れた従兄が話し相手になってくれて少しは救われたのだ。
従兄がここに住んでいる境遇を考えると複雑ではあるものの、 こうして気にかけてくれたり、何かと優しく。>>170 一人っ子なのも相俟って兄を慕うように甘えてしまう。]
傷はちょっとだけ痛むけど、平気。 今薬を飲んだし、部屋に閉じこもりすぎも悪いし。
……でもこれ、効く代わりに眠くなりやすいから、 居眠りしてたら起こしてくれると助かるかな。
[くしゃくしゃに丸めた紙の包装をポケットに捻じ込んで、 荒れている外を見て思うのは、従兄のペットのこと。]
ニコラス兄さん、蛇、大丈夫?
[お気に入りの真っ白な蛇がこの寒さで縮こまってないか。 そんな心配を口にし、時間がある時に触りたいとねだった。]*
(174) 2017/12/14(Thu) 22時半頃
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>>172白星さんだね、わかった、ありがと。 台所? あーえっとね、俺んちの店の肉を保管してるとこがどんなのか知りたかっただけ。ほらー、一応うちの商品だし。
[自身の想像では冷蔵庫を想定しているが。 まさか電気がとおってなさそうだと気付いていない。
首を手でぽんぽんと叩くしぐさ。 肉屋の仕事は力が要るので、案外腕は筋肉質である。]
(175) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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―冠城雷門自室―
先生。私です。入ってもよろしいでしょうか。
[古めかしい重厚なオーク材の扉をノックして、部屋に入ります。先生はいつも通り机に向かって書き物をしていらっしゃいましたが、私が入ってくると振り向かれました。 ただ、その表情はどうにも、集中していたとは思われず、むしろ余計な事を考えず済むようにあえて没頭を試みていた…というようにも思われましたが。]
失礼しました。3つほど用件がありましたので。 もう少しでパーティが始まりますので、食堂…晩餐室の方にお顔を見せていただければと。 それから、石動さんができれば先に先生に挨拶しておきたいと(>>146)仰っていましたが、如何なさいますか。
後は…そう。先生、宝霊山さんという方に招待状をお出しになったのですか。例のオレンジの百合の便箋の件で……?
(176) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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[先生は、先の2つの件については、パーティが始まれば降りていくと仰ったきりでした。 ただ、3つ目については…そう、肯定も否定もされませんでした。とするならば、あれはやはり何かの脅迫状だったのでしょうか]
……先生。もし何か不安な事があるのでしたら、どうか私にもご相談ください。 私は何かあれば、先生の恩義には必ず応えるつもりです。 私は、先生の…「食客」なのですから。 ……失礼します。
[薄暗い部屋の中、ランプで照らされた先生の背中の影が揺れているのは、私には少々頼りなく、また不穏を否応にも感じずにはいられませんでした。あるいは、ポォの小説でロデリック・アッシャーの館を初めて訪れた主人公は、このような面持ちだったのでしょうか。
それはともかく、客間に戻ったならまず、石動さんに先生はパーティが始まるまで降りてこられないご様子である事を伝えた事でしょう。]
(177) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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[従弟もまた幼い頃からしばしばこの館に滞在してきた。 けれど、あまりこの場所は好きではないのだろうと 薄々ながら勘付くところはある。 外の世界を知っていれば、当然でもあろう。
そして、祖父は何かとこの従弟に甘かった。 使用人が囁いたその理由というものを初めて聞いた時は、 暫く鏡を見る事が億劫になったというのはここだけの話]
そうかい。 嗚呼、うつらうつらしたければ気にせずお眠り。 一緒にいてあげるからさ。
(178) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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まーそっち行ってみるよ。 また後でー。
[と再度礼をいい、廊下を歩いて客間に向かう。]
しっかし、秘書ってテレビドラマでも良く見るけど、実物も綺麗な女の人なんだな。
参加者は大体客間っていってたっけ、あー、挨拶しといたほーがよさげなのか、名代ってやつなら。
エイギョウカツドウとかやったことねーしわかんね。 [廊下をきょろきょろ向きながら、独り言。]
(179) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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[ただ、部屋を出る前に先生が仰られた言葉…
『Pnakotic Manuscript』(>>16)を見ていないか?
その一言だけは、妙に引っかかったのですが。]
(180) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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[だが、当人はこうして甘えてくれるから。 それで良いじゃないか、と納得もしている。 親や容姿の事など気にしてもどうにもならないのだ]
芽瑠の耳にも届いてたか。 残念ながら、まだ見つかってなくてね。 あの子達は寒さに弱いから本当、心配してるんだけど。 こんな天気だし、ね……。
[そうして、他愛もないおねだりには、 雨が止んだら、また地下へ連れていってあげるさと これまた他愛もなく笑ってみせるのだった*]
(181) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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ー客間ー
うへー、高そ。
[客間に着けば、自分視点で高そうと思う椅子に座り。 使用人がなんか用意してくれるのなら。] お茶とー、お茶受けが欲しい。 種類?わかんね、お任せしまっす。
[と返す。紅茶の種類はさほどわからない。 の割には嗜好品に砂糖を使わない派。
そのあとは見回しながら室内の調度品をじろじろ見てたり。 大体の感想は、たかそーだなぁ。]
(182) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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[見たいテレビが見られない。 友達と遊んだりすることが出来ない。
たったそれだけのことと言えばそれまでだが、 掛け替えのない幼少期の夏休みは親の都合で潰されている。
孫に甘いのは親の都合の良い思い込みのようでいて、 使用人が噂する程の事実だとは本人だけが知らない。>>178]
ニコラス兄さんになら寝顔見られても良いけど、 お客さん、来たりするじゃないか。
もう僕は二十歳になったのに、 そんなはしたない真似出来ないよ。
[椅子に座る従兄を見下ろすのはなかなかない経験だが、 その角度を堪能した後は隣へ腰を下ろして、両手で頬を覆う。]
(183) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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……え? あの子、逃げ出しちゃったの?
[そこまでは知らなかったと驚いて口を開き、>>181 思い返してみれば、使用人の何人かは困った顔をしていた。 外に逃げたりしたら大変だが、探しに行くのはとても無理で。]
どこかに潜り込んでいればいいね。 雨が上がったら、僕も探すの手伝うよ。
[約束だね。と笑う従兄に小指を立てた手を近付けて、 子供っぽすぎることに気付くと手を引こうとした。]*
(184) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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[白星と石動が出て行ってからややして、使用人が、カクテルグラスを運んできた。 俺が注文したアキダクトだ。 カクテルグラスに注がれた、アプリコットとライムの香るそれを、雷鳴轟かせる暗雲を見つめながら傾ける。
─────と、また新たな客が現れたようだ。]
ん? ……うん?
[おっと、これは意外な人物と、意外なところで会ったものだ。]
あれ、お前、新居のところの俊太郎か? なんだこんな嵐の中、精肉の配達かー?
[新居には、うちの店も世話になっている。 彼のところから卸してもらうサラミや生ハムは、とても質がいいのだ。]
(185) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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そうか――わざわざすまないね、ありがとう。
[何杯目のコーヒーを飲み干したあとだろうか。 戻ってきた真弓(>>177)から祖父の動向を伝えられれば、苦笑して]
――それで、あちらの御仁については?
[とは、視線で、壁際でドリンクを飲む自称探偵の男(>>168)を]
……本当に脅迫状が届いていたというなら、 探偵よりはむしろ、警察の出番だろう――とは思うが。 おじい様はあのとおりの性格だから、仕方ない部分もあるが。
[嘆息しつつ]
(186) 2017/12/14(Thu) 23時頃
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[実際のところ、自分の想像以上にこの館は退屈なのだろう。 物心ついて大半の記憶がこの館のものであるから、 実のところ、その不自由さを理解しているとは言い難い]
確かに、それはそうだった。 まあ……うん、大丈夫、起こしてあげるよ。
そうだね、もう成人したんだもんな。 子供扱いは良くないな。
[しれっと人がいなければそのまま寝かせておく宣言をしつつ。 椅子から見上げた従弟の表情は確かに、 十分に大人と言えるものですまない、と苦笑する]
(187) 2017/12/14(Thu) 23時半頃
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[蛇の事については、嗚呼、そこまでは知らなかったのかと]
嗚呼、客もいるし急いで探させてはいたんだけど。 この雨の中、流石にそうもさせてはられないし、 今は一旦外の捜索は打ち切らせてる。
もし、館の中で見かけたら匿ってやってくれないかい。 無理に捕まえようとまではしなくて良いから。
雨が上がるまでに出てくれば一番だけど。 手伝ってくれるっていうなら、 雨上がりに外で気晴らしというのも悪くないね。
[差し出された小指に眦を緩めた。 引かれるままに手は差し出して*]
(188) 2017/12/14(Thu) 23時半頃
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>>185えれ、あ、宝霊山さんちのマスターじゃないですか。 いつも世話になってます。
[新居の店でご贔屓にしていただいているバーのマスターである。国産の肉類のみを扱うポリシーは、近辺に知られている。当然、加工品もだ。
店長がウリにしてる品質が自慢できるのは自分にもわかっていた。]
いや、ウチここんちにも卸してるんだけどそのツテなのか、店長に招待状とどいたんすよ。
(189) 2017/12/14(Thu) 23時半頃
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―客間―
いえ、お構いなく。生憎の雨ですし、先生もお年ですから、気分の優れない事もあるでしょう。パーティで挨拶はなさるでしょうが、早々に引き上げてしまわれるかもしれません。
遊戯室もありますし、皆様が滞在中に退屈なさる事はないかと思いますが… いえ、皆さんには極楽の入り口で念仏を売るようなものでしたね。
[客間に戻り、私はイスルギさんに>>186先生のご様子について伝えました。もっとも、自分よりも、冠城の類縁である招待客達の方が屋敷の中の事には詳しいのでしょうから、過ごし方について兎に角言うのは蛇足に違いなかったでしょうが。]
あちらというと…宝霊山さんの事ですね? 先生は、はっきりとは肯定も否定もなさいませんでしたが…… 何か思うところあって、あの方をお呼びになったのは間違いないと、私にはそう思われました。
もっとも、私が知っている限り、あの手紙は脅迫状とはっきり分かる類のものではありませんでしたが…
[オレンジの百合に先生が何かお感じになった事は間違いないのでしょうが、その正しい事については、今の私に知る術などはなかったのです。]
(190) 2017/12/14(Thu) 23時半頃
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