3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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…… いない?
いなくなる。
いなくなったのは
ケイト?
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て、あ。
[問いへの返事>>507は廊下から聞こえ。 がじ、と頭を掻いた]
……声、引きつってる、引きつってる。
[届かない突っ込みをした後、スティーブンの方を振り返り]
……先生、自分で頼りにならないって言うのはどーなんですか……って!
[やっぱり突っ込みを入れながら。 壁に手をつく様子>>508に、そちらへ駆け寄る]
というか、先生も大丈夫なんですかっ!? もしかしなくても、動きっぱなしなんじゃ……。
(514) 2010/02/27(Sat) 23時頃
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あの子?
…… 居る、の。
ああ、それなら。
[少なくとも。]
……寂しく、ない、よね。
[繋がらない言葉。
それを繋げて。]
すぐそば?
いや、探すのは、
声か?
[そうじゃない気がした。見つけるのは……。]
|
[殴りつける音、それ自体よりも。 その行動に、思わず目を見開いた]
……耳が? 聞こえなくなってるとか、ですか?
[言葉の真意はそれだけでは伝わらず、問い返しながら。 歩き出すのに自然、ついて行く]
……なら、いいんですけどー。 オレたちに気、使いすぎて、自分ダウンするっていうのは、ナシですよー?
(526) 2010/02/27(Sat) 23時頃
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ひとりは こわい からね。
[呟くように、微笑うように。静かに。]
[そもそも。
そうしなければ。
―― いなくなる のは。]
…… いなくなったら。
[小さく、息をつく。]
『大丈夫。』
『これハ、仕方ナイの。』
『……誰も、悪クない。』
グゥルルゥ
[変な音を喉はたてる。]
[欲するものが与えられていない。]
[自身の中の自身でない部分が、暴れようと……]
ガァアアアア
[頭の中にノイズが広がる。 ]
|
─南棟3階廊下─
頭の中に、呻き声。 ……オレのとは、ちょっと、違うのかな。
[スティーブンの返事>>533に首を傾げる。 雑音的なものではないのだけれど。 この異変が始まってから、時折り聞こえるコエらしきものが一つ、あった。 それは、既にいないもののコエなのだけれど]
そういう問題じゃ、ないですよー。 先生に何かあったら、みんな心配しますよー。
[言うのと、マーゴが駆け戻ってくる>>532のは、どちらが先か]
(540) 2010/02/27(Sat) 23時半頃
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ひとり……ひとりもイヤ だが
こんなところにずうっといるのは……
ああ ああ あああああ
[仕方が無い
しかたが、ない。
人ではない片言の声が言う。]
…っ!?
[吼える。吼える。吼える声がする。]
どう、した
[呼びかける。]
[渇く……]
[だけど、言わず、息使いのみ……。]
はぁ……探さなくては……
ケイトを。
[そしたら、苦しくはない……はずと。]
……、 何処にいる。
……――お前に気をつけろと
――謂われた。
[知った声。確信を持って、問う。]
―― ケイト を?
[ 見つけ られたら。]
まさか。
[出てきた名前。
哂い声。]
―― 本当 に ……?
気をつけろ か。
まちがいじゃ ない。
いらない……。
[なぜか、その渇きがなくなれば、
別のものにもなるような気がしてきていて……。]
今は3階だ。
[傍にいる人もみて]
アンタも、俺には、気をつけろ。
…… 鬼は、 俺たち。
[黒い染み。ぼやけているけれど
確かに薄紫を侵す黒。]
……ケイト、を 見つけて?…嗚呼…
[鬼は、――鬼、なのに?]
[会話に眼を眇める。]
……注意しろッて、どう言う こと?
何 え。鬼って、ばれてんの?
――…
……なら俺にも気をつけるんだな。
……もう、 血、… を 飲んで、しまった。
[これは、意志の脆弱さの差か。]
…… 忠告は、ありがたく受け取るさ。
鬼
でも
ケイトをみつければ
[甘いことを思う。]
飲んだ………
ああ ああ ああ
[渇く]
[渇く]
ノマセ…………
あああああああああ
[ くろ は まどろむような微笑 を ]
はやく みつけ て ね
|
[大丈夫、という言葉>>547に、そですか、と頷く。 あまり意識させるのも、良くないだろう、と思ったから]
……て。 んじゃ、さっき玄関で様子おかしかったのも?
[マーゴがスティーブンに向けて打ち明ける言葉>>548。 ミッシェルは、この事を知っていて、それで色々と気にかけていたのか、と。 納得するのと、彼女に向き直られるのとは、どちらが先]
て、頼むって。 頼るのはいいけど、そーゆー頼り方ってどうなんだよ!
[とりあえず、突っ込みから先に飛ぶのは、性分か]
(555) 2010/02/27(Sat) 23時半頃
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っ、…しまっ…
[失言だった。]
――おい、…正気を保て。
……――…、だめだ。
[――自分は、堪えられずに啜ったというのに?]
[息遣いは荒い]
[帽子の向こうの目は血走っているか。]
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
[狼狽したのは、こちらの様子も兼ねて。]
―― ……ッ。
[ 何 を。 ]
[ いまさら。 ]
[ これから ―― を ―― するのに。 ]
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[全速力で駆け出す姿。
『嫌な思い出』のフラッシュバック。
ずきり、と。
唐突に、左の腕が痛んだ気がした]
あ、はい!
[追いますよ、という言葉に勢いよく頷き、駆け出そうとするものの。 スティーブンの様子に、一瞬、足を止めた]
……わかりました、先生も、無理しないでっ!
[けれど、追う事を促され、更に状態を把握した現状。 一人にするのは、やっぱり心配だったから。 マーゴを追って、走りだした]
(566) 2010/02/28(Sun) 00時頃
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