人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[飴玉を頬張る様に指を舐める雛
まさに親鳥の様に見つめていると、雛は囀りながら
牙を向けた]

たっぷりと呑むと良い。
お前の初めての食事だ。

[早々無いが肌を刺す牙と奪われる体液に昂揚してくる。
新しく生まれた同胞の存在に細胞の一片まで
喜んでいるようだった]

ようこそ、支配者の世界へ。

[どれだけ雛は啜っていたか。
満たされた様子を見せれば、その頭を撫でながら
身体を引き離す。
まだ雛達は残っている]


……直くん!

[寄りかかるリカルダを抱きしめながら、
 その諦めた宣言のような言葉を聞いた。
どうして、と眉根を寄せる。

死にたくない、という言葉、
もちろんその意味はわかる、けれど]

直くん……、直くんは、
みんなのためにえらくなりたかったんじゃ、なかったの……

[それは単純な自己保身に聞こえて、
だからそうだと信じていた彼の姿を問う。
土下座なんて、そんな姿を見たくなかったのだ]


[明之進の背の、傷口に沈まんとする指は止まっていた。

 自ら離せないのは、世界を変える為ではない。

 迷子にならないように。居なくならないように。
 安心出来るように。

 繋いだ手を、触れた指を離さないのは―――…
 零瑠にとっての『日常』だからだ。]


[とりあえずは……直円もいろいろあって
「仲間入り」を果たしたのであろう。ともかくも。]

はぁっ……はぁっ………えっ、何これ。
かか、身体が。身体が嘘のように滾っている!?

はっは!嘘みたい!これすごぃぃぃぃい!!
これが「第二の生」の幕開けなのか!?

[零瑠とは対照的に。身体能力が今までとは段違い、
あくまでも「人間」比で桁違いに良くなっていることに、
充実感を思わせる驚きを見せている。だが、やはり―]

ああ、僕も同じだ。僕も―……乾く!

[牙をのぞかせた。マユミの方を眺めながら。]

死んだら、偉くも何もないじゃあないかマユミくん。
逃れられないなら、「こっち」でのし上がればいい。
許し難いことだけど 僕は  「強く」 はないんだ…。


[そして次に牙を向けたのは幼子の目を隠す少女の背]

優しく気丈な振舞い。
そこの小賢しい雛とは違うお前が、あれよりもえらくなると良い。

[土下座をする雛の姿に声をあげる少女
そのまま抱きしめる様に右腕で捕えて、
最初の雛と同じように牙を立てた]


ん…ン――

[全身に始祖の血が巡る悦に、脳が焼かれそうだ。初めての食事は最高の食事でもあった。]

…ぷ、は ――――― ぁ

[頭を撫でる手に、肌から離れた唇が満足げに幸せそうに弧を描く。

 引き離されたことで牙が肉から抜かれた。
 
 夢中で求めていたせいで、赤子の様にトルドヴィンの肌と己の口元を、そして白の服の胸元を紅く汚して居たことに気付いたのは、二つ穴から新しい血が溢れて零れるのを見た後で。

 視界に入る紅色。
 同時に零瑠は意識を手離した。*]


[雛が牙を立てた首筋からは固まり切らぬまま血が流れ
力を注がれた少女を誘う]

お前が持ってきた水で癒えるかどうか試すと良い。

[雛を見れば、その喉の渇きを癒す方法は知れるだろう。
何より理性を越えた餓えが身体を動かす衝動となる。

衝動を止めた時に変わった己を自覚した少女は何を思うのか。

そして自分を守る様に傍にいてくれた姉の様な少女の変化を
間近で見る事になる少女もまた何を思うのだろうか。

嘆いても蔑んでも、辿る道は同じなのだが]


[離れた零瑠が始祖の吸血鬼に取り縋り、
 あれほど忌避した血を貪る様を見ているしか出来ず、
 直円とリカルダの心が折れる音も聞いた。

 真弓ちゃ……

[始祖が少女達の元に向かう。
 振り返って、もう動くだけの気力がなかった。

 傍らの家族は手を離さない。

 ……零瑠君。 とげだから、駄目だよ。

[自分で告げて、使途不明の笑みに涙が滲んだ。
 絵本で見た、笠や蓑に吹き付ける雪を払うように、
 小さく体を揺すった]


[切欠となった残る雛鳥に噛み付いても良かった。
だがあれはホリーと対峙していた1羽と縁がありそうだった。
それならば、もし再会する機会があるのなら。
ホリーと眷属として再会させてやろうと考えていた。

名を知らずとも本能で、鬼を祓う柊を避けたのかもしれなかった。
それと同時に、弱々しく見えるこの男と、
守られる幼子を前線に送りだしたかった。
火力としては不足に見える2人に無様に殺される家畜達は
見物だろう。

何処までも家畜からすれば、吸血鬼は悪趣味な思考しか
持ち得なかった]


[どうなるのかというリカルダの問いに、答えることはできなかった。出来なかった姿こそがもっとも雄弁な答えになったかもしれない。

 その優美な影に抗うことも出来なかった。
――リカルダを守らなければ、
思ったときにはもうその腕に捕らわれていた。
咄嗟にのけぞる様に逃げようとしてしまったのは、
その青く脈の浮かぶ喉首を簡単に差し出す結果になっただけ。

――喉の薄い皮膚の上を、黄金が擽っていく。
感じたのは冷たい熱、痛みよりも激しく鋭く貫かれるような、
仰ぎ見た天井、灰色の眼差しにうつるそれが曇る]

……いやっ、っ、 ぁ 、

[震えて、跳ねたからだが冷えていく。
流れ出していくものはなんだったのだろう]


[ぐずぐずと手の甲で涙を拭く。
 零瑠はやはり血を見た所為か倒れてしまった。
 手を伸ばしかけ、踏み止まる。触れてはいけない。]

 ……、……

[家族に手が届かないことが、
 この短い日にちで何度あっただろうか――]


[首を振る、いやいや、と幼子のするように。
冷え切った体が、沸き起こる衝動のままに、熱を求めている。

まず視覚が鮮明な緋色を捕らえた。
それから嗅覚が酩酊を伴う甘さを感じた。
ふるえる指は自ずと自らを捕らえるものの首筋をつたう、
緋色の一筋に触れようとする、指を握りこんで]

……いや……、

[試せばよいと口にする者に首を振る、
水ではないことは本能が伝える、どうすれば癒えるのかもわかる。
――そういう存在になりかけている。

急速にもたらされる乾きに呼吸が酷く浅くなる。
耐えなければいけないと思うのに、そのことしか考えられなくなる]


[零れた涙が頬をぬらす、
嗚咽交じりに喉が震えれば、尚乾く。

どうして縋るようにその黄金を見つめてしまうのだろう、
その一筋の緋色が酷く優しいものに思えてくる、
惧れも嫌悪も抱く必要などない気がしてくる。

――ちがう、

行動はけれど裏腹だった、
細い指はその緋色をなぞる、
また腕に巻かれたままの包帯まで伝い汚れた。

涙は止まらないのに、
うっとりと陶酔するように微笑んでしまう。
もたらされる高揚は、悲しいほどなのに]


[慈悲を請う様に縋りついて、口唇を寄せる。
差し出された小さな舌はその緋色の筋をなぞりあげた。
夢中になってその血を吸い上げたあと、残るものは――]





  [誕生日祝いに。花を――…。]


 


涙を零す程嬉しいのか?

[やはり嬉しくて意識を手放した雛鳥をちらり見遣ってから]

私の祝杯を受取るが良い。
そうやって喉を鳴らして獲物を屠れ。

[涙と嗚咽の意味を少女が望まぬ方に捻じ曲げ笑う。
悲しげに笑う少女を美しいと目を細め、雛と同じく落涙に
指を伸ばして拭ってやった]


[始祖による誕生日祝いは、零瑠に鮮血の花を齎した。

 次に目を覚ましたとき、鏡に映る瞳から革色が消えていた。
 腹が減っても用意されるのはパンでも白米でもなく、血。

 目前で人間の首から採取される様を見て、零瑠はまた気を失った。]

嫌だ!

[首を振り、頑なに食事を拒んだ時もあった。
 あんなに血がだめだったのに。
 今ではそれが『生きる』為に必要だなんて。]


さて、後はどうする。仲間達の餌にでもなるか?

[ホリーが直円を眷属に変えた事を確かめ、喉を潤した
少女が我に返った頃、残る3人に問い掛ける。
選択肢が無いのは判り切っているからこそ、余裕の体で
1つしかない道を選ぶのを待っていた**]


[直円を「仲間入り」させた後。
その落差に少しだけ苦笑を見せていた。

人の姿としては、こんな事はいくらでもあるのだろうけれど。]

……そうね、こちら側でのしあがるのを楽しみにしているわ。


[―――なら、死んだ方が良い!

 ……とは言えなかった。
 吸血鬼たちを、人間たちを見たら、そんなこと。]


刺だから駄目って、なに?
明に触ったら駄目なの?

……どうして、明は、前みたいに俺の頭を撫でなくなったんだ?

[新しく生まれ変わった日の事を、後日明之進に問うことは出来ただろうか。
 あの雨の日、傘は手離さなかったが、彼の手はそのままだった。気を失ってからの事を、見ていた子がこそりと教えてくれたのだ。]


 …………家族に

[悠然と投げかけられた声に、遅く反応した。
 傷ついた口の中に、気持ち悪い味がしている。

 永遠という言葉を聞いた時、
 ――斃れるまで敷かれた道をゆくだけの景色は
 脳裏に結ばれていたのだから]

 家族にさわれないのは、――いやです。

[そして、頭を垂れた。
 従属の証とは少し違う。体力の限界を超えたのだった。]


[ハンガーストライキも長くはもたない。
 そんな時は、家族に、あるいは始祖に頼る事になる。

 ゆるゆると時が流れていくうちに、
 流血で倒れる事は無くなった。**]


[涙を拭う指の感触に目を細める、
始祖――わが身を支配する絶対的なこの血の源、
漆黒の少女が彼女を父と呼ぶ理由がわかる。
己にとっても、新たなる父に相違なかった。

その指に安堵する、
その指に嫌悪する、

そして矛盾し相反する敬愛と憎悪とを、
少女は内に飼い続けることに、なる]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

― 周 ―

[周は来た時から、なにか威圧感があった。
 周りはすべて敵といったような空気があったように自分は思う。

 これを言ったら、周は怒るだろう。
 しかし、例えるならば、あれだ。

 猿山のサル…]

 ――……周、飯はちゃんどはやぐ来て、食え。
 それど、後片付け、手伝いやがれ。

[そんな周の威圧感になんとなく圧倒されている連中の中で、
 サミュエルがそれでも対等であろうとした理由はとくにない。
 ただ、猿山のサルボスみたいだなぁ、と思ったけれど、コイツはサルじゃない。そう思っただけだ。

 そんな自分や、リーに対して、周が襲撃をかけようとしていたことは知らない。
 かけられてたら、まず敵わないだろうから、それなりにまた見方は変わっていたかもしれないが]

(316) 2014/02/09(Sun) 07時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

― そして、5年後の養成所現在 ―

 このタコ。
 訓練すっぞ

[養成所同期で、やっぱり強いと感じるのは周だ。
 だから、訓練相手にはきっと引っ張りだこだろう。

 それは自分も同じくで、
 モッテモテの周に、差し向けるのは、先に邪悪な切っ先がついた九節鞭。]

 今日こそ縛ってやる。

[自身、背は高くなった。きっと周と変わらない。
 ただ、痩せぎすなことは認める。
 けれど、どれだけ訓練しても足りないことはない。

 ホリー・ニルヴァーナに届くまで*]

(317) 2014/02/09(Sun) 07時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

― 養成所、幾年か前 ―
>>308>>309>>310>>311

[キャロが発現していた時、
 すぐに状況がわかったのは、己もそれは体験していたからだ。
 だから、暴れだす身体、止めようがないのがわかっている]

 ――……キャロ、大丈夫だ。
 耐えろっ

[同室者の、家族のもがき苦しむ顔。
 それはやはりつらいものだったけれど]

(319) 2014/02/09(Sun) 07時半頃

[トルドヴィンの言葉を聞くと。
一度待つ体勢になっていた。

自分達から道を選ばせようとする父のやり方に、改めて感服するようにしながら。
残った3人のうち、誰をこちら側に引き込めと言われてもいつでも動けるようにはしていたのだった。]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[そして、苦しそうに伸ばした手をとって、キャロの寝台から彼を出すと、その身体が暴れることで傷つかないように抱きしめた]

 ――……少しの我慢だべ。
 大丈夫。お前は大丈夫だ。

[キャロは自失寸前だっただろう。
 よくわかるから、その手や口がもし、自身の身体をえぐっても、離すつもりはない。
 やがて、長い夜が明ける頃、

 きっと彼は成長したあとの安らかな眠りにつくだろう]

(320) 2014/02/09(Sun) 07時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 08時頃


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サミュエル
19回 (8d) 注目

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