人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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【人】 会計士 ディーン

― 中庭 ―

 おや、ルーカス?

[右眼しか見えない世界、距離感がまだつかめぬまま。
それだけが理由でなく、慎重に向かった先で、ここ2日程まともに喋った覚えがない相手に出くわす。ディーンが何をしようとしているかは、手に持った洗濯物でしれようか。]

 薔薇園に向かうのか……―――
 勧めはしないが。

[相手が向かう場所が識れたなら、渋面を作る。
言葉を落とす際に漏れる呼気は、薔薇の呪い受けた身故に、花薫って。
ディーンが他者の精を貪る気なくとも、他者にとっては、蒼薔薇のそれと変わりはしない。]

(143) 2010/09/08(Wed) 21時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/08(Wed) 21時頃


【人】 奏者 セシル

[そして、蒼薔薇に問う…。]

 ねぇ………さっき聴こえたよ。
 宿木ってそんなに、簡単に変われないんだろ?

 簡単に変われるのなら、もう、オレからはとっくに出て行っているよね……。

[その言葉に蒼薔薇は忌々しい舌打ちをする。
 ともかく、今は勘弁してやるとばかりに、裡に隠れ、反応しなくなる。]

 ――……

[考えていることがある。
 自分の中にいる蒼薔薇がすべての元凶なのであれば……


           それが滅べばいい。]

(144) 2010/09/08(Wed) 21時頃

フィリップは、身じろぎするかのように、微かに震えて。

2010/09/08(Wed) 21時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/08(Wed) 21時半頃


【人】 奏者 セシル

― 屋根裏部屋 ―

[そして、フィリップの服から落ちたビー玉をそのポケットに戻して…。フィリップになるべく何かを着せようとしている。



 ともかく、今は離れるつもりはない。
 むしろ、いろんな想いが入り混じって、




 俯いた。]

(145) 2010/09/08(Wed) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―屋根裏部屋―
[零れるのは情事の名残を思わせる掠れた甘い吐息。
薄ら開かれた翡翠はまだ虚ろに、夢を見てるかのようで。]

―――… ん、

[肌に触れられると、鼻に抜けた声。
緩く首を横に振るのはただそれだけのことに
甘さを身体が覚えてしまうから。

…… ふ、

泣いているかのような、笑ったかのような吐息。
目覚めてから初めて、翡翠がぼんやりとセシルを見て]

(146) 2010/09/08(Wed) 21時半頃

セシルは、先輩…と小さく呟いた…。

2010/09/08(Wed) 21時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

─ 薔薇園 ─

暑い日が続いてるのに、よくまあ萎れもせずに繁ってるなあ。

[感嘆とも呆れともつかぬ口調で、色とりどりの咲き誇る花々を見る。

ふと、足元に目を向ける。

幾ひらかの、赤い花弁。]

……自然に散ったって感じじゃないな、これ。

[一枚手にとって、しばらくじっと見つめて]

そういう事も出来るんだな……。

(147) 2010/09/08(Wed) 21時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[軽やかな足取りで廊下を駆ける。
まるで――そんな筈は無いのだが――交わった相手から活力を吸収しているかのように。]

(148) 2010/09/08(Wed) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[虚ろな翡翠は後輩にはどのように映ったか。
硝子の色と常の色、それともまた違う溶けた色。
刷り込まれた快楽に、新たな色を覚えて。]

―――… ……

…うご け…な ぃ…

[身体が、下半身が溶けてしまったかのようで。
ぽつりとそう囁いた。]

(149) 2010/09/08(Wed) 21時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/08(Wed) 21時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[濃厚な むせかえるような香り。

拾い上げた花弁を口にした。薄いそれに歯を立てると、ほのかに苦い。]

蒼薔薇は確か……。

[再び歩を進め始める。]

(150) 2010/09/08(Wed) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

>>149
 ああ、先輩……

[ごめんなさい、はとても小さく……。]

 動けない?
 じゃ、何か欲しいものがあったら持ってくるよ。
 もしくは移動したいなら、手伝う。

(151) 2010/09/08(Wed) 21時半頃

ルーカスは、ディーンの姿が視野に入ったような気がした。

2010/09/08(Wed) 21時半頃


ディーンは、ルーカスに、再度少し聲を大きくして「薔薇園に行くのはお勧めしないぞ?」と言葉を投げた。

2010/09/08(Wed) 22時頃


【人】 鳥使い フィリップ


―――……

[翡翠はセシルを見つめて何か謂いたげに。
声にはならず代わりにただ甘い吐息ばかりが零れて、

傷の残った掌が、何か握ろうと緩く開閉される。]

(152) 2010/09/08(Wed) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

──まあ、「蒼薔薇」が咲いてるわけはない、か。もし咲くなら、世紀の大ニュースだもんな。

[たどり着いたのは、花を付けていない一本の老木の前。]


[暫しそこに佇んだまま、じっと薔薇の木を見つめ


つ、と伸ばした手は、枝を掴み
そのまま折りとった。]

(153) 2010/09/08(Wed) 22時頃

ルーカスは、ディーンに、すみません、と会釈を一つ。

2010/09/08(Wed) 22時頃


【人】 奏者 セシル

>>152

 ああ、うん
 まだ、約束、叶えてないものね。

[何かを握ろうとするフィリップの手。それはビー玉を探しているのかな、と思った。

 フィリップの声が出ず、深い呼吸をする口唇。
 また、口付けたくなる。
 見蕩れてしまう。



 そう、ぼんやり、気がつけば見蕩れていて…。]

(154) 2010/09/08(Wed) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[折った枝から、荒々しい手つきで葉をむしり取る。
枝を握る手にも葉をもぎ取る手にも、幾つもの傷が付いているが、意に介する様子はなく。]
……この木を丸裸にするの、どれくらい時間がかかるんだろうな。

[温度の感じられない視線を、目の前の植物に向けた。]

(155) 2010/09/08(Wed) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[寮内はまるで無人であるかのようにひっそりと静まり返っている。

少し前であればディーンがいたシャワー室の前に来ると、ロビンは足を止める。
そぉっと窺うように中に歩を進めるが、既にそこは無人。
しかし、水脈(みお)の如く濃密な薔薇の香りの軌跡残り、確かにそこに薔薇の棘に呪われた者が居たと示していた。

ふと思いつき、着衣を無造作に脱ぎ捨ててシャワーブースに入る。
熱い湯を全身に浴びるのは、穢れを洗い落とす為ではない。羞恥でもない。
「何事も変わっておらぬように装わねばならない」という邪知がそうさせるだけだ。]

(156) 2010/09/08(Wed) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

― 中庭/薔薇園 ―

[ルーカスはかけた聲が聴こえないのか、薔薇園の中へとフラリと行ってしまう。ディーンは溜息を吐くと、洗濯物を終えたこともあり、彼の人の後をつける。
右眼だけの視界にも、ルーカスの奇異な行動は見てとれて。
相手の視界にきちりと入るような位置につけると]

 ―――……何をしているんだ?

[右眼の紫は薄い色でルーカスの手元にある手折られ葉をむしり取られて行く枝を見ながら、問いかけた。]

(157) 2010/09/08(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

…… て、

[深く、浅く呼気が零れる口許から声が零れて。
掌は緩く握られて動きを止める。
探し出せなかったものに、翡翠が潤んで]

… いて…

 …い て…よ…

[甘く乞うように繰り返してふるりと身体が震える。
見上げる姿は無意識に誘うかのような空気を醸しだしていた。]

(158) 2010/09/08(Wed) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[ルーカスが自らの枝を折ったことを蒼薔薇は感じている。]



(愚かな)


          (何を勘違いしている)


    (愚鈍な輩め)

(159) 2010/09/08(Wed) 22時頃

ディーンは、葉がむしり取られる度に、身体に倦怠感を覚えるのは、生気を吸い取られているからであろうか。

2010/09/08(Wed) 22時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

あ、ディーン先輩、ですか。

何を、か。そうですねえ、もしかしたら化け物退治になるかもしれない事、ですかね?



勝手な思い込みですけど。

[青空の下で、この所謂「書斎の人」という印象の上級生に会うのは珍しいように思う。]

(160) 2010/09/08(Wed) 22時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/08(Wed) 22時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 薔薇園 ―

 化け物退治、ね……―――
 私も、化け物のようなものか。

[ルーカスが葉をむしる度に、倦怠感に襲われるのは、蒼薔薇が失くした生気をディーンから補おうとするからだろう―――……酷い眩暈に襲われる。

ルーカスの答えに、言葉を返す最中に、ぐらりと傾ぐ身体。
それは、遠まわしに蒼薔薇の精が、ルーカスの行動を阻止しようとしているかのよう。]

(161) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[身支度を終えるまでは然程長くない。
まだ湿り気を帯びた髪から水滴が滴るのも構わずに、再び駆け出す。
今度は惑わされず、開ききって散りかけた薔薇の馨りを追おうと、最後に「その人物」を見かけた地点から順番に捜索を始める――]

(162) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

>>158

[フィリップは声もうまく出せないようだ。
 だから耳を傾けて、

 それが、今そこにいていいことを示しているのを確かめると、またぎゅうと抱きしめた。]

 ――……フィル先輩……
 ごめん、フィル先輩が、やっぱりオレ、大事…。

[そして、見上げてくる口唇に、やっぱり口唇を合わせたくて、顔を近づける。]

(163) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[廊下を抜け、人の気配のする空き部屋の前を通り過ぎ、そして、]

(164) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

セシルは、ふと、痛みを感じて、腕をみた。

2010/09/08(Wed) 22時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

はい?
「私も化け物」……って、それどういう


って、先輩?

[異な事を言うな、と思う間に、よろめくディーンを見て、慌ててそのそばに駆け寄った。]

(165) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

― 屋根裏部屋 ―

 ――……

[フィリップにまた口付けようとした時、腕に痛みを感じて、咄嗟に押さえる。]

 ――……ぁ?

[見れば、白いシャツの二の腕の部分に赤い染みがついた。]

(166) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

見つけた。


[次なる餌食を求めて彷徨い歩く赤毛の獣の姿を見出し、口の端を吊り上げた。]

(167) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

ルーカスは、ディーンを急いで引き起こした。

2010/09/08(Wed) 22時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[抱きしめられると直に触れる温かさに
掠れた吐息がまた零れて。]

―――…ん、 … ……

[セシルの声がちゃんと届いているのかもわからない。
ただ口付けられるのならば…其れを拒むことはなく。
甘い行為を―――…拒む、はずがなく。

伏せられた翡翠の中に宿るのは蒼の欠片。
長い、長く深い行為の中で陥落した身体は
目の前の彼を求めて、けれども目の前の彼ではなく]

…セシル…

[それは悦びの声、極上の甘さを教えてくれた
蒼い花の名前は 知らないから…そう、呼んで、

けれども口付けがないのなら、痛む声が聴こえたのなら。
ふと不安を抱いた時のように…翡翠が見つめた。]

(168) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

 ―――……はっ、ぁ

[傾いだ身体はそのまま地面にくずおれる。
呼吸を整える為に息を吐けば、傍に寄るルーカスには蝶を誘うような薔薇の匂いがすることだろう。]

 私は、蒼薔薇に呪われた身だからな。
 お前が、アレを傷つけると、どうやら生気を吸い取られるらしい。

 やれやれ、私だけなら佳いのだがね。
 おそらく、アレを傷つければ
 生命に危険あるものが私以外にも居そうだ。

[聲は聴けずとも、裡に巣くった薔薇の根は、同じ呪いを受けた物に繋がっている。
助け起こされながら、事情を説明した。]

(169) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

 ――……血?

[行為の最中、服は脱いではいなかった。
 だけど、今、違和を覚えて、白いシャツのボタンを外す……。




 その肌に、全身のところどころに、赤いポツリとした傷ができていた。


 それは、まるで、葉を引きちぎったあとのような。]

 ――……あ

[そして、その傷の一つ一つから、細く、血が流れはじめる。]

(170) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[蒼い茨の紋様は既に半身に拡がっているようだ。
外から見える部分だけでも、アイパッチの下から首筋に掛けて、侵食が進んでいる。
熟れた馨りは末枯れる薔薇のそれ。
酷く消耗しているように見えるのは、ドナルドの精気が吸われ尽くされる寸前であるからか、それともルーカスが本体である蒼薔薇の樹に損傷を負わせた所為か。]

(171) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

ロビンは、ドナルドにゆっくりと近付いてゆく。**

2010/09/08(Wed) 22時半頃


【人】 奏者 セシル

(フン 忌々しい)




        (これぐらいで、滅びるぐらいなら)



     (宿木を食って出る)

[蒼薔薇がセシルの中で、


               薄く嗤った。]

(172) 2010/09/08(Wed) 22時半頃

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