人狼議事


289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村

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目が覚めたらお前が居て
お前が作った弁当を食べて
くだらねえ事言い合って

そんな日が一生続くわけ、ねえのにな。
………だって俺達は“男同士”だから。


[漏れたのは、僅かばかりの本音。

先程の幼馴染の言葉を重ねたあてつけと
女であるというだけで
簡単に俺からお前を奪っていく誰かに向けて。]



ずっと一緒に生きて来たのに
お前を幸せにするのは、
俺の知らない奴なのが許せなかった。

………けど、もう良いんだ。
お前のヒーローじゃない俺じゃ、
お前の傍で、お前を守る事なんか出来ねえから。

[隣を奪われたくない。

そんな感情が育てたものは、酷く歪で
恋人に囁くようなそれとは違うのだろう。
それでも、きっと、一言で伝えるのならばそれは]






お前が好きだから
誰よりも、何よりも大切だから


───…… だから、もう俺に近付くな。

 




[本当は、近くにいて欲しい。
誰よりも近くで、その笑顔を見ていたい。
俺が、俺の手で幸せにしたかった。

けど、それはもう俺の役目じゃない。
何処に居ようと、お前が笑顔でいてくれるのなら十分だと
自分に言い聞かせ、醜い心を押し殺しながら、そう告げた。

その時の男はきっと
いつかの日、痛む膝を隠して
平気だと、幼馴染に強がっていた時に似た顔をしていて。]




………なぁ、俺が言ったら、何でもするんだろ?

だったら早く
今日の事は忘れて家に帰れ。

俺が、お前の事 無理矢理奪っちまう前に。

[そうしてくれなきゃ
きっと、止められない。
間違っているのに、こんなにもお前が欲しい。]



…………稜、頼む。
お前を、傷付けたくねえから。

お前には、笑ってて、欲しいんだよ。


─────ッ……げほ、 ゴホ、ゴホッ ゴホッ!!!


[喋り過ぎたせいか、込み上げた咳の予感に
彼の顔を避けて、隣へ顔を埋めながら大きく咳き込んだ。

喉が焼ける痛みを感じながら、卑怯な事をしていると思う。
こんな自身を置いて、幼馴染が帰れる訳がないじゃないか。*]


【人】 採集人 ブローリン

[ざあざあ水を流しながら、こびりついて固くなる前に、鍋とお椀とを丁寧に洗う。
 水を切るためにひっくり返して、その間に適当なペットボトルをもうひとつ見繕った。
 ふたつ分の二倍ポカリ。さっきまでの消費を考えれば、たぶんこの量でも飲めてしまうんだろうから、風邪の渇きっていうのはやはりつらいものだと実体験を重ねてひとり頷いた。]

(93) 2018/12/01(Sat) 10時半頃

[方徳さんのもとに戻れば、作業を止めて横になっていた。]

……どうでした?

[すすいだペットボトルに水とポカリを入れて戻るまで5分少々。
 体温計が鳴るには充分な時間かと、結果を問いかける。

 素直に液晶が表示した数字を聞けば苦い表情をするしかないが、かといって眠れるか、回復するかは当人次第なので、あとは見守るくらいしかできない。
 食欲はあるそうだし、薬も飲めているあたりは、不幸中の幸いか。]


何か、他に僕が力になれそうなこと、あります?

[彼が眠ってしまう前に、思い切って聞いてみた。
 どうしたらいいやらわからず、思いつくことも尽きたが、本人はもしかしたら要求を抱えているかもしれないと*]


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2018/12/01(Sat) 10時半頃


[寝起きの身体で強引に引きずり込まれて
十数年の付き合いの幼馴染は、知らない姿になってしまった。
きっと、沢山言葉を向けなければ駄目だ
こんな風に関係を歪ませたくないと、伝えなければ。

────そう思ったけれど、
ひとつ、彼が息を吐いたのが合図。状況は変わる。
すくう動きはまるで遠慮しているよう。

呟かれた謝罪とその続きには、罪悪感が込められている。
それは、嫌がられて止めた行為と矛盾しない態度。

ふと思う、先程もそうだった。
触れられたのは、少しの間。手はもう伸びなかった。
ただ服の上から触ることが目的で押し倒したのでは無いだろう。
おれは腕も掴まず無抵抗にただ顔を隠していただけなのに。

ああ、そうか。そもそも────
今まで何もせず、ずっと遠ざけていたのだって。]



 柊真は、嬉しかった
    おれが、一番……?

[唇は拒む言葉を繰り返すのを止めて、柊真の言葉を拾い
内容を解釈し、辿々しく声にする。
動揺は困惑に塗り替わって、
今はそこに理解が広がり始めるようだった。

視覚と聴覚が、至近距離から
「ヒーローではない鳴海柊真」を捉え続ける。]

 っ……

[唇を噛み、表情が陰ったのは
自分で言った否定を、彼が口にした時。

傷つけてしまったような気がした。
そして、これはまるで柊真に拒まれた後
自分が感じていたことそのものだったから。]


[少しの胸の痛みを覚えている間にも、話は続く。
やはり、それもまた────許せなかったと言い切られた内容も
おれの抱えたものに、とてもよく似ている。
だから、直感的に過る焦燥
その続きを聞いてはならないような気がした。

けれど今更耳を塞ぐのは、あまりにも遅すぎて。]

 ……ああ、

[余すことなく、全てを聞き遂げてしまった。
吐いた息と零れた声は、嘆くような泣きたいような響きを持つ。

そんな顔で、あの時の君の姿で、……言わないでくれ。]


[ああ、柊真は変わらない。
こんな状況でも、結局ずっと相手の為に行動している。

それなのに何もかもが間違っている。
幼馴染を帰そうとする彼は
そうならなければ、きっと本当におれを……
傷つけたくないという気持ちが、切実に伝わってくる。

さっきよりもずっと胸が痛い。]

 ッ、柊真……!

[不意に幼馴染の身体が、動く。次いで傍らから聞こえる咳。
隣に顔が埋まることで、身体と身体はより近くなった。

大きい背に向けて、両手が伸びたのは思考より前の行動
そのまま抱き締めるように腕を回して。]


【人】 測量士 ティソ

[弱った身体を労るように、その背を撫で摩って。
何度も、何度でも。その動きを続ける。
もし嫌がられたとしても、止めることはせずに。

何より大切なものに、
漸くちゃんと触れることが出来た気がした。]

(94) 2018/12/01(Sat) 14時半頃


 もういいんだ。
 柊真はヒーローじゃなくても、いいんだよ。
 一人で抱えるくらいなら、傷つけてくれていいんだよ。

 ずっと気づかなくて、ごめんね。
 おれ、やっぱり自分ばかり助けられていたんだね。

[撫で続け、決して離さないまま
ぽつりぽつりと語り掛け始める。
身体に負担を掛ける程に伝えてくれた内容に、
思ったことを一つ一つ、声に変えてゆく。]




 ずっと、嫌われたんだと思ってた。
 でも、……それが何故なのか、聞くのは怖かった。
 直せるようなことじゃなかったら、
 もういいって、やり直すことも拒まれたら。
 そう想像すると、夢にまで出たんだ。

 ……あの日からずっと、辛かった。

[最後の一言は囁くように、か細く落ちる。

いい年をして情けないと、改めて思う。
そんな奴だからここまで追い詰めたのかもしれない。]



 おれ、行けないよ。
 柊真は今病人だからとか、そういうことじゃなくて。
 自分がされたくないことを、君に出来ない。

 柊真がいなくちゃ、ちゃんと笑えないよ。

[だから今は、向き合ってみようと思う。
────それがどれだけ間違っていても。]


【人】 測量士 ティソ

[おれが鳴海家に来ることを望んだのは、星夏さん。
その結果、数年間隠し通した柊真の秘密が露呈した。

血は繋がらず、今はまだ家族とは言えない相手でも
幼馴染の母親もまた、昔から大事な人の一人。
彼女は自分の息子がその幼馴染に何をしているか、
知る由もなく遠い場所にいる。

────ごめんなさいと、届かない言葉が心の内に落ちる。
その謝罪が意味するものは、
押さえ付けられてもいないのに、
未だ抵抗一つ見せずベッドに身体を沈めている理由は、

ここにいるのは加害者と被害者などではないということ。]

(95) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

【人】 測量士 ティソ




 ねえ、柊真……────

[その続きは、囁きとなってその耳元に]

(96) 2018/12/01(Sat) 14時半頃






 無理矢理じゃなければ、ここにいていいのかな。

 


【人】 測量士 ティソ

[なんて恥知らずな言葉なのだろうか。

床で冷えていた筈の身体が、じわじわと温度を上げてゆく
まるでこちらまで風邪を引いたみたいだった。]*

(97) 2018/12/01(Sat) 14時半頃



 するのは怖いけど、……柊真は怖くない。

 ヒーローじゃなくても、柊真はおれの一番大切な人だから。

[思考を声に出すことは、伝える他に自身の頭の整理にもなる。
どういう意味なのか、分からずに口にしているわけではないのだが。

今はその先を言わず、
自ら指摘していた問題から目を背ける狡さは、自覚している。]*


測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/12/01(Sat) 14時半頃


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

 
[吐いてる間周囲の音にまで注意できず、どこか音が遠かったのだが、やっと聞こえるようになってきた。
胃液混じりの胃の中身が逆流したことで喉がひりひりしている。喉に何か引っかかっている感じがして、何度か咳いた。

>>86 「開けるよ?」

トイレのドアの外から岩動の声がする。その前に何度か心配して声をかけてくれていたことには気づけていない。]

 え、たぶん、くさいし……

[詰まる洟をトイレットペーパーで拭きながら、情けなくもか細い鼻声で返事をした。ドア越しだし、聞き取れなくても仕方がない声だった。
背後ですぐにドアが開いた。]

(98) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

 

 うおお……


[驚いて肩を縮めた。
まだ整っていない息と、口の中の不味い味と、うっすらかいた汗とが鬱陶しい。

次いで肩に触れられる感触。目の前に人の顔が現れる。]

(99) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

 
[涙で潤んだ目。下を向いていたせいか、頭に軽く血がのぼったかのように顔が若干赤かった。
トイレに座り込んだ体に力は入らず、へとへとだ。腹筋だかなんだかわからないところが疲れている。

手で触ってわかるほど熱があるそうだから、そちら由来の力の入らなさなのかもしれないが。

濡れた睫毛を瞬いた。顔が近い。
ひどく心配させたらしいことは、相手の顔を見れば一目瞭然というやつだった。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[吐いたばかりで臭う気がして息を軽く止めた。トイレ中そんな臭いな気もするし、今更なのかもしれない。

吐いてへばっているところを見せてしまったし、なにせ臭うだろうし、それはまあ、当然気まずく思っている。>>87

驚いた声を聞いたら、わらけてきてしまった。]


 ヒッヒwwwッヒwwwwwww

 す、す、スフッwwwwwwすませんwwwwwwww
 でちゃったwwwwンヒwwwwwwwwww

[寄りかかられると、寒い便所で冷えた体に引っ付いたところが温かい。]

(100) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

[近すぎることを恥じらうように、少し目を伏せた。

臭いそうだからが6割、産まれてこのかた誰かと付き合ったこともないので、人間との接触にそもそも慣れていないからが4割という恥じらい具合だ。

腕を引っ張られて、驚いて、んく、と喉が鳴った。息をなるべくとめるのを諦めて、細く息を吐いた。
立てるかどうか返事する間もなく、腕は肩に担がれていて、腰に手を添えられる。少しそわそわした。

肩に乗った腕に力をこめるような形で、よたよたと立ち上がり、また小さく咳をした。

きっと一人でも立てたと思うけれど。多分一人でも歩けるとは思うけれど。せっかく焼いてもらった世話を無下にするのもなんだし、ついつい甘えたくなってしまう。] 


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[岩動に支えられて便所を出た。]

 おれ薬あんま飲まないんすけどwwww
 錠剤五億年ぶりに飲んだんすけど飲み損ねてえ
 ごくごく飲んだら水に腹パンされてえwww
 ドボッみたいなwww

[おかしくなったテンションに任せて陽気に喋っているが、すっかり体の重みを岩動に任せて、ふわふわする足元でよろよろ歩いた。

便所を出てすぐ、台所に立ち寄ってゲロ味のする口を濯いだ。鼻の奥に詰まった米をどうにかしたくてうがいもしてみたが、米は穴熊を決め込んでいる。つらい。]

(101) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

 

[流しのフチに手をついて、カップにいれた水を口に含んで濯ぐ。
水を吐き出した。
ねばつく唾液が唇からぷらりと糸をひいている。
それを隠すように手の甲で拭って、また一口。
小さな溜息をつきながら、何度か口を濯いで、冷えた手を洗った。

口を濯ぎ終わった後も、また岩動の肩に腕を回す。
今度は遠慮が薄く、へへ、と照れ笑いのようなものを浮かべた。]


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