202 月刊少女忍崎くん
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『やっぱ顔目当てだよね!? いっそお似合いだよ!!』
(144) 2014/11/15(Sat) 00時頃
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ちょっと早めに戻らないとまずいか…?
[代役の代役がいるとは知らずに 真面目な駿はそわそわと落ち着かない心持に。
引いた手も、白銀の笑み>>137に気付かないほどお化け屋敷が気になって。 たこ焼き屋の前の3人には声をかけずそのままお好み焼き屋の方へと。
その様子はまるで付き合いたて緊張感たっぷりのカップルのように見えたかもしれないなんて気づきもしない。]
おう。ん?大盛り?…意外に食べるんだな。
[なんて言いながらお好み焼き屋の前にたどり着けば手早く注文を。]
(145) 2014/11/15(Sat) 00時頃
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えっマジで? やったー いとこんすきなんだよなァ
[まさかおでんの具で一番好きなものがいとこん、というところで趣味が合うとは思っていなかった。>>133 食感もさることながら、結び目でしゃれた感じがあるのにいるのかいないのか解らない半透明の存在感。けれどおでんのつゆがしみこみ一番味が深くなる。その影の大物っぷりがヤンキー心を盛大にくすぐるのだ。 ふでっぽいと言われると、ああー?となるかもしれないが、今はその印象はない。
口元に運ぶとぱくっとタモツがたべた。とても自然な流れだった。
――が、一泊置いてタモツがシノザキに向けて何か言うのを不思議そうな表情で見た。 視線をシノザキへとうつすと、>>140]
(146) 2014/11/15(Sat) 00時頃
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[>>134 保が、はっとしてこちらを向くのに、通じ合えるものがある人間にしか理由が見えない笑みをふっ…ともらした。]
ああ。…大丈夫だ。
[ばっちり焼き付けたからな。の意味だが、 本人と保以外からどうみえたかは知れない。]
(147) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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ウワッ
[なんだかとてもガン見されている。 …いや、ガンをつけられている? 心の準備もなく急にその状況に出くわしたので、もうやめたつもりだったけどついつい。]
なんだよ…けんかうってんの?
[あァ?とガンをつけかえした。ついつい。 残念ながら、少女漫画にありがちな、照れ隠しなどでは100%なかった。]
(148) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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――… ああ…?
[もしかして?
自分がやりたかったとか、シノザキにやってもらいたかったとかいう、そういう…?
そういう?
すこし険のとれた視線で二人を見た。]
(149) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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[>>148 は。と意識を戻すと、今度は栗栖から 柄悪く睨みかえされていた。]
(!?)…?
[喧嘩を売っているのか。と、そういわれる理由がわからず 眉を寄せ──たせいで余計に自分まで怖い顔になっている。 という自覚は忍崎にはない。]
…… (喧嘩……?)
[そのまま栗栖の顔を凝視しかえすのは、 理由が本気でわからなかったためだ。 目の辺りに黒い影が入りそうな顔の栗栖と長身の忍崎の対峙に、う、うわっ と鉄板側向こうで声がした。]
(150) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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(じっと見るものではなかった…か?)
[事前の行動を思い返すに、見ていたことが悪かった。ということだろうか。とそう思い至る。]
(…… ……)
[そういえば、保はともかくとして 忘れていたが栗栖とて女子だ。 とてもそうは見えなかったが、恥ずかしい。とか見られていては やりにくい。とか、そういうことなのかもしれない。]
(151) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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……!
…………、
[とにかく自分が巻きこまれるのも回避したかったが この歩くインタビュー魔が関われば友人たちがもっとややこしいことになるだろう。 ととっさに引いた手がまだ繋がっているのに気づいて、何となくそっと離したのはたぶんお好み焼きを待つ間。]
(152) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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[考えている間に、表情の険が取れた>>149。]
(…ああ…)
[それは、(過激すぎではあるが)みないで!と強がろうとして、 強がりきれなかったように忍崎の目には見えた。]
いや……
[ふ。と、栗栖に向けた表情がゆるむ。]
(153) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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今のは俺が悪かった。 [言って、保と栗栖のほうから、 ふい。と体ごと横を向く。]
もう見ないから、続けててくれ。
[言って、たこ焼き屋台の前から、 移動しようと足を踏み出す。]
(154) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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やっぱり屋台ってお祭りーって感じがしますよね。
[代役の件を知らないため、なんだか落ち着かない様子を 浮かれた空気にあてられたものと解釈して、 手を引かれつつにこにこと話しかける。]
(155) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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お祭りの時は、特別なんです。
[意外と食べる、という榊原の感想にしれっと返しながらも、 視線は鉄板の上。]
だって、いっぱいあると幸せじゃないですかー。
[ちらっとたこ焼き屋の方へ視線をむければ、 ちょうど栗栖が保にお口あーんをしているところのようで。]
…やっぱり仲良しですよねぇ。[しみじみと呟いた。]
(156) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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あ、お好み焼きは私が持ちましょうか?
[買い物のどたばたで離れた手をひらひらさせながら主張した。 いずれにせよ、そのままちゃっかり後をついていくつもりで。]
(157) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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[柄の悪い二人のにらみ合いは鉄板の向こう側だけではなく通行人にもう、うわっ…という顔をされる。少しだけ道が避けられたように開いたのは気のせいではないと思う。
こちらが表情を緩めたら、向こうも表情を緩める。>>153 いや?なんだ、違うのか…?
と、思っていたら。さらっと引き下がられる。>>154]
(な なに…?)
(158) 2014/11/15(Sat) 01時頃
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(なんだ … !?)
[今までで一番解らない行動に見えた。 バッとタモツを振り返る。なんだか解っているような表情を浮かべている気がする。]
―――… シノザキって 時々わかんないわ… 続きっつってもあげるのは一個だけだし
[立ち去る後姿を眺めながら、ぷすっとたこやきにつまようじをさすと、もぐっと自分の口に入れる。もっぐもっぐ。]
(159) 2014/11/15(Sat) 01時頃
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……… … たべる?
[ぷすっとつまようじをさして。もういっこ。 もう一度タモツの方へと差し出した。
食べたにしろ、食べないにしろ、残りは自分で食べつつ、食べ終えた後、]
よーし タモツう このあとちょっとまわろーぜ
[ニッとした笑顔を向けた。]
いとこん買ってくれんだろ?
[そういえば、マドカは向こうで写真を撮っているんだったか。時間があればあとで礼でも言いに行くか*]
(160) 2014/11/15(Sat) 01時頃
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何かその特別ってのは、よく聞くな…。 スイーツも別腹なんだろ?
[しれっと返される言葉>>156に クラスの女子の会話や母の言い訳を思い出して鉄板をロックオンしている白銀に苦笑。]
んー?…仲良し、か?
[白銀につられてたこ焼き屋の方へ視線を向けた時には 女子にはよく怖いと遠巻きにされている真顔の忍崎>>140にガンつけている栗栖の姿>>148しか視界に入らなかったようで。 首を傾げた。]
(161) 2014/11/15(Sat) 01時頃
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ん。頼んだ。
[もうこの時には撒くのはすっかり諦めていて。 片手で持つには少し多い資材を眺めて頷き、お好み焼きを受け取ってもらう。
いくら白銀と言えど、この短い距離、お好み焼きくらい無事に持ち帰れるだろう。 何故か白銀はお好み焼きを頼まず。 おつかい用に頼んだお好み焼きが大盛りになって出てきて、箸が二膳ついてきたのには受け取っていない駿は気づいていなかった。*]
(162) 2014/11/15(Sat) 01時頃
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―お化け屋敷前廊下―
[そわそわしながら資材を抱えてお化け屋敷の前に戻れば 花園と氷見山の姿>>132が見えた。]
お疲れ。様です。 って2人知り合いだったのか。
[声をかけるも、接点が見当たらない2人を見比べる。 いや、花園は写真部でよく運動部を撮りに来ているし 氷見山先輩はよく運動部の助っ人もしていたか。と思い返しついでにいつぞやの試合>>1:5を思い出す。]
(163) 2014/11/15(Sat) 01時半頃
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[運動神経が飛びぬけていいというわけではなさそうなのに 何故、この先輩は助っ人にくるのだろうと常々の疑問が氷解した試合だった。
打撲をしつつ転倒をしつつも構わず走る氷見山先輩。 その勢いにつられて横の選手も 次々となんでもないようなハードルを倒していく。 平気そうなのは、常日頃から氷見山先輩に助っ人をお願いし ハードルを一緒に練習していた、うちの陸上部の先輩だけだ。 そしてその先輩は上位へと見事食い込んだ。 …なるほど。何と何は使いどころ。なんて心のなかで呟いたのは内緒である。 そして後日同じクラスの花園にハードルって意外と危険なんだね。なんて話しかけられれば、いやこの助っ人でいいのか?!なんて思ったこともあったななんて思い返せば、しみじみと。]
(164) 2014/11/15(Sat) 01時半頃
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花園は出番まだだったか? もしかして中入って、た?…盛り上がってたか?
[氷見山先輩と。と言うようにちらりと氷見山先輩へ視線を移す。 大丈夫だっただろうか。 気づけばそんな視線で見つめてしまっていたかもしれない。 花園にはそれを気づかれないように、言葉を変えて中の様子を尋ねる。]
(165) 2014/11/15(Sat) 01時半頃
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― 校庭にて ―
ん?
[ふっと人ごみの向こうに見知った姿。 色々と目立つ格好を皆しているけど、彼女もそれなりだったので目についた。 そういやその恰好可愛いなっていうの忘れてたな! 後で会えたら改めて言うか。
白銀と榊原の姿に、へえ。と思う。 逃げる様子もみられず、二人の表情が初々しいカップルのそれにみえたので、ふうん?となりながらも。 邪魔はすまいと*声はかけなかった*]
(166) 2014/11/15(Sat) 01時半頃
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って氷見山先輩今日もまた一段となんというか キラキラですね……。
[改めて氷見山の恰好に気づけば、そんな感想を。]
それクラスの衣装ですか?何やってるんでしたっけ。
[気になった所しか確認できていないパンフレットをめくりながら 氷見山から説明を受ければふんふん、と頷く。]
(167) 2014/11/15(Sat) 02時頃
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って、え…。あの、先輩。 今もお仕事中です?その俺も伝言頼んで、いいです、か!
[彼のクラスの出し物を理解すれば、 花園にちょっと先輩借りる、と断りを入れながらも ぐいぐいと袖を引っ張って白銀と花園から少し離れる。]
(168) 2014/11/15(Sat) 02時頃
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あ、あの。いや知らないかもしれないですけど。 もし先輩のクラスの誰かが彼女のことを知ってたらでいいんですが。 俺からって言わないでいいんです、が。
[まさか氷見山が伝えてもらいたい相手を知っているとは 知りもしない駿はそわそわと言葉を続け。]
(169) 2014/11/15(Sat) 02時頃
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- 屋台にて -
そうともいいますねぇ。
[スイーツは別腹。しれっと返しつつも、 榊原>>161の口から“スイーツ”という単語が出たことが なんだかおかしくて、顔が緩んでしまいそうになる。
アシスタントをしている時はもっとファンシーな単語を 口にしまくってるであろうことはもちろん夢にも思わず。]
(170) 2014/11/15(Sat) 02時頃
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[二人は仲良し、という指摘に納得がいかない様子の榊原に、 おや?とたこ焼き屋を振り返れば、栗栖がまた保に たこ焼きを差し出しているところで>>160]
はい、間違いないですよー!
[再び主張するも、落ち着かない様子の榊原に、 くどくどと解説するのは遠慮したのだった。]
(171) 2014/11/15(Sat) 02時頃
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好きです!
ってあの。文芸部の"早乙女スピカ先生"に伝えていただけたら。
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[そして、お好み焼き屋にて。]
粉鰹や青海苔も多めでお願いしますね。
あ、お箸は二膳で。
[にっこり笑顔でピースサインを売り子に向ける。
『リア充爆発しろ』という念がひとつや二つで なかったことに二人が気づかなかったのは幸か不幸か。]
(172) 2014/11/15(Sat) 02時頃
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